4年目となる「多様な性、知っていますか?」パネル展示・図書コーナーの市内巡回がスタート!(2017年)/学校でのパネル展示、2校で実現しました

2014年から「性的な多様性を啓発するパネル展示・図書コーナー」巡回展示を開催してきました

横須賀市では『性的な多様性』を保障する為の取り組みをこれまでたくさん行なってきました。

その1つとして、2014年からパネル展示・図書コーナーの市内巡回を毎年行なっています。

開催年 開催場所
2014年(1年目) 1.市役所でのパネル展示
2.南図書館での図書コーナー設置
2015年(2年目) 1.市役所でのパネル展示
2.北図書館での図書コーナー設置
2016年(3年目) 1.西コミュニティセンター
2.中央図書館
3.生涯学習センター
4.市役所1階展示コーナー
5.衣笠コミュニティセンター

少しずつ開催場所を増やすとともに、毎年地域を変えて取り組みを行なってきました。



「学校でパネル展示を行なうべき」とのフジノの提案も実現しました

特に、昨年2016年の活動は素晴らしかったです。

パネル展示『多様な性、知っていますか?』開催をお知らせするポスターを、市内437カ所の広報掲示版に貼り出したのです。

市内437カ所の広報掲示版に貼り出したポスター

市内437カ所の広報掲示版に貼り出したポスター


市内を歩いていると、必ず町内に市役所の様々なお知らせを貼り出している掲示板があります。

この掲示板全てに『性的な多様性』についてのポスターが貼り出されたのです!

広く市民のみなさまに正確な情報を知っていただきたいと繰り返し訴えてきたフジノにとって、これは大変ありがたい取り組みでした。

さらに、フジノが市長への一般質問(2015年予算議会)でも強く訴えてきた

「学校においてパネル展示を行なうべきだ」

との提案も実現しました。

『市立横須賀総合高校』『武山中学校』の2校です。

横須賀総合高校でのパネル展示の様子

横須賀総合高校でのパネル展示の様子


特に、フジノの母校である武山中学校での実施はとても感慨深いです。

武山中学校でのパネル展示の様子

武山中学校でのパネル展示の様子


武山中学校でのパネル展示実施に至った理由はとても素晴らしいストーリーなので、ぜひまたの機会に詳しくお伝えしたいです。



今年の「性的な多様性を啓発するパネル展示・図書コーナー」開催のおしらせ

さて、今年2017年度は市内5カ所をツアーしていくことになりました。

下がプレスリリースです。

パネル・図書展示「多様な性、知っていますか?」について

性的マイノリティの人たちの多くは、性に対する偏見などから、苦しんだり悩んだりした経験があります。

そのことが、自殺の問題にも深く関係があると言われています。

お互いの性のあり方を認め合い、差別のない社会を目指すため、下記のとおりパネル展示および図書展示を行います。

なお、パネルの制作は、「いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」によるもので、東京都の「平成24年度地域自殺対策緊急強化補助事業」の助成を受けて作成されたものです。

日時 会場
11月8日(水)~15日(水)
9時30分~17時20分
(木・金曜日は19時20分まで)
※11月13日(月)休館日
北図書館1階
※図書展示を同時開催
11月17日(金)~23日(祝)
9時~21時
大津コミュニティセンター3階
11月29日(水)~12月6日(水)
10時~21時
横須賀モアーズシティ8階
12月13日(水)~20日(水)
9時~22時
生涯学習センター5階
1月15日(月)~19日(金)
8時30分~17時
市役所1階展示コーナー

という訳で、今日は最初の開催場所である北図書館を訪れて、実際の様子を観てきました。



北図書館では1階正面玄関を入ってすぐに展示してくれました

京急の追浜駅から徒歩10分ほどの所に北図書館はあります。

北図書館前にて

北図書館前にて


玄関の自動ドアを入ると、さっそく目の前に『企画コーナー』がありました!

「多様な性、知っていますか?」パネル展示・図書コーナー

「多様な性、知っていますか?」パネル展示・図書コーナー


司書のみなさんが『性的な多様性』に関してじっくりと選書してくれた本が並べられています。

図書コーナー(その1)

図書コーナー(その1)


横須賀市のSOGIに関する取り組みにいつもご協力いただいている日高庸晴先生(宝塚大学看護学部教授)と、サカイノビーさんによる、とても分かりやすいシリーズ本が目立つ所に置かれていました。

フジノは、サカイノビーさんがこの3冊をちょうど作っておられる時期に知りあいになりました。

その完成した本たちが今こうしてわがまちの企画展に置かれていることには感慨深いものがあります。

また、『少年写真新聞社』の活動はとても素晴らしく、全国の学校内に貼り出されている新聞を発行している会社なのですが、多様な性についても積極的にとりあげてくれています。

横須賀総合高校定時制における、『多様な性』への理解に関する授業の取材にも来て下さっています。

その『少年写真新聞社』と日高庸晴先生のタッグで出版された『セクシュアルマイノリティってなに? (ドキドキワクワク性教育)』も展示されていました。

さすが司書のみなさん。今回もナイス選書です。

図書コーナー(その2)

図書コーナー(その2)


選書をして下さった司書の方にお時間を頂いて、30分ほどその狙いを聴かせていただきました。

他の市立図書館と比べて、小中高校がすぐそばにあることから北図書館には児童生徒・先生も来館します。

「ぜひ先生に読んでいただきたいと思っています」

とおっしゃってくださいました。

また、『性的な多様性』への理解はもちろんのこと、全ての存在が共に生きる社会の実現を願っての選書であることがそのリストからも伝わってきました。

とても熱意をもって1冊1冊を選んで下さっています。

図書コーナー(その3)

図書コーナー(その3)


また、今年もフジノが未入手の本がありました。

『性的な多様性の保障』を重要政策に掲げるフジノですから、この分野に関する本はたいてい入手しています。

けれども今回でいえば、今年7月に出版されたばかりの『スカートはかなきゃダメですか? ジャージで学校 (世界をカエル―10代からの羅針盤)』はその存在を知りませんでした。

パラパラと読んでみたのですが、表紙からすると児童書のイメージですが、世界的に活躍するバレエダンサーの方の半生を通して多様な性の在り方を学べる良書!

こどもから大人までとても読みやすいと感じました。

毎年こうして司書の方の選書によって、新たな良書に出会えるのは本当にありがたいです。

図書コーナー(その4)

図書コーナー(その4)


今日は1時間ほどフジノは滞在していたのですが、パネル展示・図書コーナーの設置場所の良さもあってか、多くの人が実際に本を手に取って読んでいる姿を目にしました。

アンケートまで書いて下さる姿こそ見かけませんでしたが、こうして企画コーナーが入館してすぐの真正面という最も目につく場所に設置してあることは、啓発の為にはとても良いことではないかとフジノは考えています。

パネル(横須賀市からのよびかけ)

パネル(横須賀市からのよびかけ)


とても良い『パネル展示』『図書コーナー』になりました。

パネル展示・図書コーナーにぜひ足をお運び下さい!

パネル展示・図書コーナーにぜひ足をお運び下さい!

今年も尽力してくれた、市民部人権・男女共同参画課のみなさん、ありがとうございます。

ご協力いただいた北図書館のみなさん、ありがとうございました。

市民のみなさま、各会場のお近くにお立ち寄りの際は、ぜひご覧下さいね!



第18回図書館総合展が始まりました/国内最大の図書館フェア、国内外の素晴らしい取り組みを学ぶ絶好の機会です

国内最大の図書館関連イベントが今年もスタート!

「図書館は民主主義の砦」

というのがフジノの生涯変わらない立場です。

例えわがまちが財政危機になっても、あるいは安易な『ツタヤ図書館』化が全国で広がっていこうが、公共図書館を全力で守っていくことがフジノの使命だと信じています。

そんなフジノにとって、毎年秋に開かれる『図書館総合展』は国内外のベストプラクティスを学ぶことができる最高の機会です。

今年も11月8日~10日の3日間、パシフィコ横浜で開催されています。

図書館総合展のポスター

図書館総合展のポスター


このイベントは図書館や出版に関わる人であれば知らない人はいない、というものなのですね。

ぜひ図書館総合展の公式サイトもご覧になって下さいね。



唯一の短所、良いプログラムが同時刻に多数開催なのでたくさんあきらめねばならない

初日の今日フジノは午前と午後に1つずつ、2つの講座に参加しました。

会場のパシフィコ横浜にて

会場のパシフィコ横浜にて


下の画像は小さすぎて見えなくなってしまいましたが、今日開催されているプログラムの一覧です。

11月8日に開催されたプログラム

11月8日に開催されたプログラム


つまり、同時間帯に10個くらいのプログラムが同時進行で開催されているのです。

という訳で、事前申し込みの段階でどれに参加するか相当に悩んで「今現在の横須賀の問題に対応しているもの」「中長期的に横須賀に必要になってくるもの」などテーマを決めて選んでいます。

本当にたくさんの良いプログラムだらけなので、9割くらいはあきらめているような状況になってしまいます。



午後は4時間ぶっ続けの集中講義でクタクタですが充実しています

ところで今はこの『総合展』について記す気力がありません...。

集中講義「図書館政策」公立図書館の機能とその発揮の仕方

集中講義「図書館政策」公立図書館の機能とその発揮の仕方


午後に参加した4時間ぶっ続けの『集中講義「図書館政策」公立図書館の機能とその発揮の仕方』に参加した為です。

プログラム

  • 「公立図書館の機能とその発揮の仕方」
    宮脇 淳(北海道大学法学研究科教授)
  • 「新たな図書館機能の創造に向けて」
    佐藤達生(株式会社図書館総合研究所取締役)
  • 「サービス・プロバイダー型PFIが問いかけるもの」
    榊原康正(愛知県西尾市長)
  • 「地域文化創造への起点となる図書館条例」
    佐藤 篤(東京都墨田区議会議員)

【司会】南 学(東洋大学客員教授)



充実した内容ばかりだったので気持ちはたかぶっているのですが、いかんせん疲れが...。明日もあさっても朝からありますので、ブログに記すのはいつかまた。

外に出たら真っ暗でした。

外は真っ暗になっていました。冬ですね

外は真っ暗になっていました。冬ですね


ここでの学びは必ず横須賀の政策に活かします。

図書館は、民主主義の砦です。

こどもたちを貧困からも守りますし、自殺の犠牲を減らすことにも、あらゆるマイノリティの立場に追い込まれている人々も共に生きていかれる社会へと変えていくこともできる存在です。

公共図書館は、過小評価されています。

スタバでコーヒーを飲みながら過ごせるツタヤ図書館は、フジノの中では『一過性の流行』にしか受け止められません。

そんなものに流されずに、『王道』を歩みたいです。

(*何よりもツタヤ図書館は民主主義的に許せない問題が根底にあります)

フジノが願う『王道』とは、『図書館の自由に関する宣言』が理念ではなく当たり前のものとして実行されている、その理念も浸透しているまちにすることです。

そして、もっと本質的な意味で公共図書館の持つ可能性を広げて伸ばしていきたいです。

その上でも毎年こうして『図書館総合展』で学ぶことはとても大きな意義があります。

こちらは誰でも参加できますので、ご関心のある方は(平日開催ですが)明日あさってぜひ足を運んでみて下さいね!



庁内PT「これからの図書館の在り方検討プロジェクトチーム」による報告書、提出されず/社会教育委員会議

社会教育委員会議を傍聴しました

今日は『社会教育委員会議』でした。

社会教育委員会議の会場にて

社会教育委員会議の会場にて


先日の教育委員会定例会傍聴を書いたブログ記事に記したようにフジノは、図書館の在り方に関する本格的な議論が今日の『社会教育委員会議』からスタートすると考えていました。

「平成27年度第3回社会教育委員会議次第」より

「平成27年度第3回社会教育委員会議次第」より


しかし残念ながら、事務局側から報告書の提出はありませんでした。

先日の教育委員会定例会と同じ資料が配布されました(その他に3ページ、北下浦行政センターの図書室の表示の在り方の改善例が掲載されています)。

「庁内プロジェクトチームの議論はすでに終わりましたが、報告書のまとめの作業を行なっています。後日まとめたものを報告します」

とのこと。

教育委員会定例会での『経過報告』と全く同じ内容の説明がわずか5分程行なわれただけでした。



「報告」だけでなく「質疑」や「意見交換」も全く活発ではありませんでした

質疑応答ではわずか2人の委員からの意見があっただけでした。

中学校長である委員からは

「こどもがうちに帰って勉強できる環境もあれば、こどもが多かったり家族が多くて机に向かえない生徒もいます。私の学校ではボランティアの協力で昼休みに図書館を開放しています。図書館には、ゆったりと過ごせる中に学習空間も保障していただけるようにしてほしいです」

との意見がありました。

他の委員からは

「北下浦のサテライト型の図書室を今後も見守って下さい」

との意見がありました。

フジノからすると、『社会教育委員会』として活発な議論が意見交換があったとは全く言えない内容でした。

時計を観ていたのですが、スタートから6分20秒で図書館に関する議事は終わり、図書館長をはじめ図書館職員は退室していきました。



「図書館の在り方」を議論するならば市民の声を何故聴かない!

もう本音を書きます。

正直なところ、フジノはとても深く失望しています。

それは今日の『社会教育委員会議』に対してではありません。

『庁内PT』の『経過報告』に対してです。

図書館の在り方検討プロジェクトチームで出された主な意見

図書館の在り方検討プロジェクトチームで出された主な意見


こんなレベルの議論に1年間もかけたなんて、理解できません。

この『経過報告』では、『教育委員会』も『社会教育委員会議』も質疑のしようがありません。

加えて、フジノが最も失望を感じている理由は『市民の声を全く聴いてこなかったこと』です。

図書館内部での議論に1年間、市役所全体での議論に1年間、合計2年間も費やしておきながら市民の声を聴く機会はゼロでした。

フジノは「図書館改革をするならば、市民の声こそ反映されねばならない」との想いから、2014年予算議会では『図書館協議会の設置』を提案しました。

2014年2月28日本会議

本市の公共図書館のあり方を検討する必要性について

吉田市長就任後、本市の図書館サービスは改善が重ねられてきました。

自宅でインターネットで予約をして、受け取りや返却をするのは図書館以外の場所、例えばコミュニティセンターやコンビニエンスストアなどでもできるようになりました。

横浜F・マリノスと児童図書館の絵本のコラボレーション、コミュニティセンターとのジャズ演奏のコラボレーション、課題解決コーナーの設置なども記憶に新しいところです。
 
ただ、これまでこうした1つ1つのサービス向上はなされてきましたが、しかし、公共図書館にはもっともっと大きな可能性があります。

3つの最重点施策である『子育て・教育環境の充実』『生涯現役社会の実現』『地域経済の活性化』に対しても公共図書館は大きく貢献してくれるはずです。

ここで1度しっかりと根本的な意味で本市の公共図書館のあり方を検討する必要があると僕は考えています。
 
1.本市の公共図書館のあり方を検討する必要性について、市長、教育長はどのようにお考えでしょうか。


2.また、そうした検討の場として図書館法第14条に規定されている『図書館協議会』を本市も立ち上げるべきではないでしょうか。

お答えください。

市長の答弁

本市の公共図書館のあり方を検討することについて御質問をいただきました。
 
現在の図書館については、改革が必要であると考えています。

これからの公共図書館は、市民や地域の抱えるさまざまな問題解決に結びつく情報を得られる施設であるべきだと捉えています。

また、開館日や開館時間の拡大等の利用しやすさという面でも、そのあり方を教育委員会には検討していただきたいと考えています。
 
次に『図書館協議会』について御質問をいただきました。
 
市立図書館を運営する上で、市民意見が反映・実現される仕組みは必要と考えていますので、『図書館協議会』に限定せず、改革の中で検討していただきたいと考えています。

教育長の答弁

本市の公共図書館のあり方を検討することについて御質問をいただきました。
 
横須賀市立図書館ではこれまで、図書の貸し出しをサービスの中心に置いて運営をしてまいりました。

現在は、市民の知的困り感を解消する施設として、中央、北、南の各図書館で課題解決コーナーを設置するなど、市民の役に立つ図書館を目指す取り組みを始めております。

今後は、市民の知的欲求を満足させるだけでなく、気軽に立ち寄れる魅力ある図書館づくりを目指して検討していきたいと考えています。
 
次に『図書館協議会』について御質問をいただきました。
 
現在、本市では『図書館協議会』を設置しておりませんが、各図書館の貸し出しカウンターや各館に設置している利用者の声の箱、電子メール等でいただいた御意見を図書館運営に反映するとともに、必要に応じて社会教育委員会議に報告し、御意見を伺っております。

市民意見が反映・実現される仕組みについても、市立図書館のあり方を検討していく中で、具体的な手法を考えていきたいと考えています。

要するに、フジノが提案した図書館法第14条に規定されている『図書館協議会』を設置する考えは、市長・教育長ともに「無い」という答弁です。

こうして市民の声を聴かないままに2015年も終わります。

次回の『社会教育委員会議』は予定では来年3月の開催となります。

つまり、図書館の在り方に関する議論も3月まで『放置』ということになります。



市民全体の議論は無いままに「ハード」としての図書館の将来は決まりました

しっかりした議論が進まない一方で、今年1月に市長が決定した『施設配置適正化計画』の中に『ハード』としての図書館の将来は決められています。

横須賀市施設配置適正化計画

横須賀市施設配置適正化計画


去年2015年10月6日〜11月5日の1ヶ月間、パブリックコメントが行なわれましたが、『図書館』についての意見はわずか3件。

フジノは、市民のみなさまはパブリックコメントがあったことさえ知らなかったのだと思います。

市民のみなさまを巻き込んだ議論が無いままに、『ハード』としての図書館の未来は決定されてしまいました。

図書館の移転・建て替え

図書館の移転・建て替え

  • 『児童図書館』は建て替え
  • 『中央図書館』は移転・建て替え

あなたはこんな決定を知っていましたか?

十分な議論も無く、市民も置いてきぼりのままで決められていって良いのですか?

フジノは絶対に間違っていると思います。

「図書館は民主主義の砦だ」と信じています。

今、誰も話題にしないのは、しっかりと横須賀市が市民のみなさまを巻き込んだ議論をしていないからです。

フジノは情報を出し続けます。

だから、どうか市民のみなさまも図書館について一緒に考えて下さい。どうかお願いします。

大切なモノは失なって初めてその価値に気づくことが多いものです。

けれども、在るべき公共図書館を失なってしまうことは、絶対にあってはならないことです。

絶対に。



庁内PT「これからの図書館の在り方検討プロジェクトチーム」の「経過報告」が行なわれました/教育委員会定例会(2015年12月)

教育委員会の定例会を傍聴しました

今月もフジノは『教育委員会定例会』を傍聴しました。

毎月ひとりで意地になって『STOP!傍聴者ゼロ』キャンペーンを繰り広げています。

教育委員会定例会の会場にて

教育委員会定例会の会場にて


さて、今日のフジノが注目していた中身は、報告事項『図書館の在り方検討プロジェクトチーム これまでの経過について』です。

平成27年12月教育委員会定例会議事日程より

平成27年12月教育委員会定例会議事日程より


このまちの図書館の在り方について、フジノはずっと『提案』と『監視』を続けてきました。

『監視』というネガティブな単語にはギョッとしてしまいますよね。

でも、このまちでは厳しく監視をし続けなければ公共図書館の役割が損なわれてしまう可能性があります。

あの『TSUTAYA図書館』を造った佐賀武雄市の樋渡元市長と、吉田雄人市長は大の仲良しです。




吉田市長自身も『TSUTAYA図書館』導入に前向きな姿勢の答弁をしたこともあります。

また、吉田チルドレンの市議会議員の中には『TSTUTAYA図書館』導入を市議会でたびたび提案してきた経緯があります。

だから、『監視』が必要なのです。

フジノは絶対にこのまちの公共図書館を『TSUTAYA図書館』にはさせません!



庁内PT「これからの図書館の在り方検討プロジェクトチーム」経過報告がありました

さて、本題に戻ります。

2014年度1年間をかけて、まず図書館の内部に検討会が作られて議論が進められました。

2015年度は、さらに市役所全体でプロジェクトチームが立ち上げられて、さらに議論が行なわれました。

フジノはその経過を確認すべく9月議会でも委員会で質疑を行ないました。

今日はさらにその後の動きについて経過報告がありました。

資料を以下に全文紹介します。

図書館の在り方検討プロジェクトチーム これまでの経過について

  1. プロジェクトチーム立ち上げまでの経過

    H26年
    4月17日
    『これからの図書館の在り方検討会』を発足(図書館)
    H27年
    3月18日
    計18回(うち3回は分科会)開催し、基本コンセプトを検討し、それを基に報告書を作成
    4月24日 教育委員会定例会にて『これからの図書館の在り方検討(報告書)』を報告
    9月1日 庁内関係部局で課題を洗い出すことを目的とした『これからの図書館の在り方プロジェクトチーム』の発足

  2. プロジェクトチーム会議での主な意見

    ① 図書館の基本サービスについて

    • 図書館の目指す指標を来館者数や貸出冊数だけで測ることよりも、市民に対し、どれだけ高い満足度を提供できるのかという視点が必要である。
    • 図書館職員及びコミュニティセンターや生涯学習センター図書室職員のレファレンススキルを高め、「役に立つ図書館」を目指すことが必要である。



    ② 郷土資料について

    • 市の郷土資料のデータベース化を進め、問い合わせ窓口を一本化するとともに、市立博物館との連携を図る必要がある。
    • 学校教育との関連については、郷土資料を図書館のホームページからダウンロードできるようにすると良い。


    ③ 児童サービスについて

    • 図書館やコミセン図書室に行けば、子どもとゆったりと過ごせるという「居場所」づくりを重視し、読み聞かせの場として定着させる必要がある。
    • 図書館に関心のない保護者が子どもを図書館に連れて来るとは考えられないので、保護者への啓発を図る必要がある。


    ④ その他

    • 高齢化社会に対応した取り組みが必要である。

  3. プロジェクトチーム会議の流れ
    第1回
    9月1日
    経過説明、在り方検討(報告書)の説明
    第2回
    10月7日
    PT進行管理、国の指針の説明、基本コンセプト1~2について
    第3回
    11月6日
    基本コンセプト3~6について
    第4回
    11月24日
    図書館の在り方PT報告書について①
    第5回
    12月10日
    図書館の在り方PT報告書について②

※『図書館の在り方PT報告書』については、社会教育委員会議及び教育委員会定例会で、報告いたします。

中央図書館長からこの報告が行なわれた後に質疑応答となりました。

青木教育長をのぞく4人の教育委員全員が質問を行ないました。けれども、深い議論にはなりませんでした。しかたがありません。

何故ならば、率直なところ、上のような報告を受けても肝心な『PTによる議論の結果』が出されていない以上、詳細な質疑をできるはずが無いからです。

まずは本格的な議論スタートは、12月下旬に開催される『社会教育委員会会議』です!

今後もこのまちの図書館を守りより良いものにしていく為に、詳しく情報を発信していきますからね。



2015年9月29日・教育福祉常任委員会(決算審査)/「図書館の在り方の館内検討チームでの議論の結果」に関する質疑

「図書館の在り方の館内検討チームでの議論の結果」に関する質疑

フジノの質問

図書館についてです。

残念ながら、『事務概要』にも『決算書』にも特に記載がなかったのですが、当初予算案が提出された時に交わした質疑から改めて伺います。
 

横須賀市教育振興基本計画 第2期実施計画(2014~2017)

横須賀市教育振興基本計画
第2期実施計画(2014~2017)


『教育振興基本計画第2期実施計画』において、平成26年度図書館は今後の図書館のあり方についても検討していきますとの記述があり、具体的には

「平成26成年度は、まず『庁内検討』をスタートする」

との答弁を当時受けました。

この『庁内検討』が平成26年度どの程度開催され、どのような結論なり中間報告が得られたのか、お聞かせ下さい。



中央図書館長の答弁

これからの図書館のあり方の検討につきましては、平成26年度に図書館内に検討会を設けまして、県内・県外の図書館の視察等も含めまして、1年間にわたり討議を行なってまいりました。

そのまとまったものを今年4月の教育委員会定例会のほうで報告をさせていただきました。

そして、今年度、平成27年度は役所内の『検討プロジェクトチーム』を立ち上げまして、現在協議中でございます。



フジノの質問

すみません。大変申し訳ないのですが、その定例会で報告されたものをチェックしていないが為にこのような質問になってしまったのですが、どのような報告がなされたのか、概要を御説明いただきたいのですが、いかがでしょうか。



中央図書館長の答弁

 
4月に教育委員会の定例会で報告しました内容としましては、これからの図書館のあり方の基本的なコンセプトを4つほど出しまして、それに対する具体的な方向性ということで報告をさせていただきました。

1つずつ説明いたしますと、まず図書館としての基本となるサービスを充実させること。

2つ目としまして、郷土資料の提供に係る情報拠点とするということを2つ目の項目といたしました。

3つ目としまして、子どもたちに読書の楽しさを知ってもらい、生涯にわたる読書習慣につながる児童サービスの展開ということで3つ目の項目として挙げさせていただきました。
 
そして、これからの図書館のあり方を実践し、より質の高いサービスを継続的に提供するための人材、組織づくりについて最後、4つ目のポイントとして挙げさせてもらいました。



フジノの質問

コンセプト4つとも大変共感のできる、良いものになったのだろうなと思います。

後で報告もしっかりと読ませていただきたいと思います。

1点確認だけしたいのですが、これまでも過去の中央図書館長と質疑を繰り返してきたのですが、

「世間で一過性の流行でつくられているような佐賀県の『TSUTAYA図書館』のような、今たくさんの問題が噴出していて、横須賀市はああいう方向に絶対に図書館を進めてはいけない」

と感じているのですが、今回の報告の中では、そういう話は基本コンセプトの4つの中には当てはまる話はないと思っているのですが、そういう受けとめ方でよろしいでしょうか。



中央図書館長の答弁

一番最後に申し上げました、これからの図書館のあり方を実現するための人材、組織づくりというところに、今、委員お話のありました指定管理等、運営のあり方も中に入ってくると考えております。



フジノの質問

指定管理そのものはあり得べき選択肢だと思うのです。

本当に長年の経験を持っている株式会社図書館流通センターのようなところが指定管理を行なっていくとか、そういう話が具体に出てくれば議論もできると思うのですが、単純にカフェを併設すればいいとか、資本が大きい会社とくっつけば蔵書数が増えるといったような安直な考え方は、この議論の中では報告されていないということでよろしいでしょうか。



中央図書館長の答弁

 
まだ、そこの中身までは議論は進んでおりません。



もしも保育士がいる図書館だったら〜保育サービスと図書館サービスのコラボは、子育てを変えるか?/第16回図書館総合展へ

国内最大の図書館の祭典「図書館総合展」へ行ってきました!

今日は、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜へ向かいました。

『第16回図書館総合展』に参加する為です。

第16回図書館総合展ホームページより

第16回図書館総合展ホームページより


図書館業界だけでなく、出版業界、行政、教育委員会、博物館・美術館関係、大学、学会など、紙の本であれ、電子書籍であれ、とにかく本に関わりのあるありとあらゆる分野が関わっています。

そして、ブースの出展数やフォーラム開催数も、回を重ねるごとに記録を更新するなど、実質的に国内最大の図書館の祭典と言えると思います。

本来であれば、昨日もフジノは参加予定だったのですが…

昨日は横須賀上空を戦闘機が飛来して市民のみなさまが不安を抱えておられるのに、横須賀市が公式発表を何もしないのでフジノがその対応に追われてしまい、参加できなかったのです。

本当に良いフォーラムだったのに参加できず、とても悔しかったです。

第16回図書館総合展・会場にて

第16回図書館総合展・会場にて


でも、今日は意地で来ました!

100の出展ブース、60のポスターセッション、学ぶことだらけでした

14時までに横須賀に戻らねばならないのですが、とにかく朝いちばんで到着しました。

図書館総合展には約100の出展があります

図書館総合展には約100の出展があります


すさまじい数の出展ブースを可能な限りたくさん見学して、解説もいろいろなことを聴かせていただきました。

とにかく広すぎて、全体像を捉える写真が撮れませんでした

とにかく広すぎて、全体像を捉える写真が撮れませんでした


2年前のオープン以来、フジノが好きな下北沢の本屋『B&B』も出展していました!

ブックとビールで「B&B」です

ブックとビールで「B&B」です


ライブを観る為に今でも下北沢に行くのですが、ちょっと時間がある時は必ず立ち読みに寄っています(笑)

ポスターセッション(62もあります)も観るだけではなく、お話をどんどん伺いました。

ポスターセッションの1つ、「中津川市の新図書館建設中止について」は考えさせられました

ポスターセッションの1つ、「中津川市の新図書館建設中止について」は考えさせられました


特に、中津川市の新図書館建設事業の中止をめぐって市長リコールがなされるなどのまち全体の大きな出来事があったのは、初めて知りました(中津川市のサイトにも経緯が出ていますので、ぜひご覧下さい)。

フォーラム「もしも保育士がいる図書館だったら?」に参加しました

数あるフォーラム(シンポジウムみたいなものです)の中から、今日は1つだけ、事前申し込みしておいたものに参加できました。

参加したフォーラムはこちらです。

圧倒的な、大人気でした。

会場は超満員、立ち見もぎっしりでした。

「もしも保育士がいる図書館だったら」会場は超満員でお立ち見多数

「もしも保育士がいる図書館だったら」会場は超満員でお立ち見多数


公式サイトから引用すると、内容はこんな感じです。

未来をひらく子どもたちのために何よりも笑顔を大切にしたい、と総合保育サービスの会社を創業し、横浜市を中心に事業を展開する株式会社明日香、津川ハル子氏。

現、海老名市立図書館長であるTRC会長の谷一文子氏。

また、保育現場の問題、課題に直面する横浜市こども青少年局よりゲストをお迎えして、図書館サービスと育児、保育サービスとの親和性を論じ、図書館の新たな可能性を探っていく。

子育て経験を経て、いま、まさに社会で活躍する女性たちの熱い論議が図書館を変えるか?!

司会:原田浩子さん(株式会社明日香・代表取締役社長)

パネリスト:

お話の内容は、タイトルのとおりでした。期待していた内容がバッチリ聴くことができました。

フジノがこのフォーラムに参加を決めた3つの理由

フジノが参加を決めた理由は3つあります。

  1. 『公共図書館』にはもっと大きな可能性があると信じているけれど、特に、児童図書館を持つ横須賀市は、『保育』と『図書館』がもっとコラボできるはず。

    建て替えの話もあるけれど、今すぐにでも実現できるサービスがきっとあるはずです。

    その『お手本』になるお話が聴ければ、と期待したから。

  2. 横須賀市立児童図書館(横須賀中央駅前にあります)

    横須賀市立児童図書館(横須賀中央駅前にあります)

  3. 吉田市長が新たに発表した『施設配置適正化計画』の中に「児童図書館の建て替え」が記されています。現在の建物は、フジノと同じ40才。老朽化しています。

    やがて行なう建て替えにあたっては、単にハード面だけでなくソフト面の在り方をしっかり検討しなければならないとフジノは考えています。

    図書館の在り方について提案しつづけてきた政治家としてフジノは、責任をもって今後の『新しい児童図書館の在り方』を議論していく為にも、1つでも多くの事例を学びたかったからです。

  4. 「横須賀市施設配置適正化計画」より

    「横須賀市施設配置適正化計画」より

  5. 市立図書館を民営化する動きが全国で流行しており、横須賀市議会でも「TSUTAYA図書館みたいにすべき」と主張する議員もいるような現状があります(フジノは絶対に反対です)。

    今回のパネリストのおひとりは、海老名市立図書館の館長である谷一文子さんです。谷一さんは今まさに全国から本当に注目されている方です。

    実は、海老名市立図書館は今年4月1日に『指定管理』に移行したばかりです。しかも単なる指定管理者ではなく、TSUTAYA図書館の運営元である『CCC』と、長年わが国の図書館運営に深く携わってきた『株式会社図書館流通センター(TRC)』がタッグを組んで共同で運営を行なうのです。

    CCCとTRCの共同プレスリリースより

    CCCとTRCの共同プレスリリースより

    谷一さんはその企業の1つである『TRC』の会長でいらっしゃいます。その手腕に、まさに全国から注目が集まっているのです。

    「谷一会長があえて館長に就任した以上、単なる『TSUTAYA図書館』にはさせないはず」

    とフジノもとても注目しています。

    つい先日、横須賀市立図書館内に設置されている検討チームも海老名市立図書館には視察にお邪魔しました。

    そんな谷一さんのお話をじかにどうしてもお聴きしたかったのです。

こうして、参加したフォーラムでした。

海老名市立図書館長・谷一文子さんとお会いすることができました

フォーラム終了後、谷一さんとお話することができました。

谷一文子さん(海老名市立図書館館長)とフジノ

谷一文子さん(海老名市立図書館館長)とフジノ


率直に、横須賀市立図書館の状況や児童図書館の状況もお話ししました。

また、フジノが提案して立ち上がった図書館内部の検討チームが、先日、海老名市立図書館を視察させて頂いたこともお話しました。

そして何よりも、今後の海老名市立図書館の動向をとても注目していること、特に『CCC』主体の単なる『TSUTAYA図書館』になってしまうのではないことを期待しています、とお伝えしました。

大変お忙しい方なのに、フジノのお話をじっくり聴いて下さいました。とてもありがたい機会でした。

こうして、図書館総合展での数時間はあっという間に過ぎてしまいました。

けれどもフジノとしては怒涛のごとく観まくり聴きまくり語りあいまくった数時間でした。

横須賀での今後の図書館の在り方の検討に役立つ学びがいくつもありました。

この図書館総合展は、毎年開催されていて、どなたでも参加できる催しです。

ぜひ来年はあなたも参加してみてくださいね!

後日追記:Youtubeで当日の様子が観られます

なんと、Youtubeでいくつかのフォーラムが観られることになりました。

ぜひご覧になって下さい。

『図書館をまんなかに考える地域図書館の挑戦』

『大学図書館の選書と地域連携』

『今こそ始めよう、郷土資料のデジタル公開』

図書館内の検討チームによって「市立図書館の在り方」が議論されています/教育委員会定例会にて初めて「経過報告」が行われました

この数年間、フジノは「横須賀の市立図書館の在るべき姿」を自己定義するよう図書館に求めてきました

前任の永妻教育長の在任中から、フジノは数年間にわたって『図書館の在り方』について繰り返し質疑を重ねてきました。

「全国的に『指定管理を導入せよ』という流行があって、それに横須賀の市立図書館も流されてしまうのではないか?」

「佐賀武雄市の『TSUTAYA図書館』のような間違った改革は、絶対に横須賀でやってはダメだ!」

そして、

「公共図書館の在るべき姿として、横須賀の市立図書館はこのままで良いのかをしっかり検討していくべきではないか?」

と提案し続けてきたのです。

横須賀市立中央図書館

横須賀市立中央図書館


このフジノの提案に対して、ついに今日、図書館からしっかりとした反応が帰ってきました!

今年度(2014年度)は、市立4図書館から各2名ずつで構成される検討チームを立ちあげ、毎月1〜2回ずつ議論を重ねてきたとのことです。

この検討の途中経過が、本日の教育委員会定例会の場で、初めて報告されました。



「市立図書館の在り方の検討について」の経過報告がありました

教育委員会定例会の場で、中央図書館長から以下のとおり報告がなされました。

市立図書館の在り方検討について

  1. 検討の背景

    (1)社会環境の変化や市民ニーズの多様化により、これまでの貸出し・閲覧を中心としたサービスだけでなく、市民の課題解決に図書館資料を活用していく新たなサービスが求められます。

    (2)他都市においても、これからの図書館の在り方について検討し、先進的な取り組みを行なっている自治体もあります。

    (3)本紙図書館においても、サービス向上のご意見が多く寄せられています。

  2. 現在の検討体制

    本市においても、今後の図書館の在るべき姿を検討する為に平成26年4月に図書館内の検討チームを発足し、5月以降、毎月1〜2回の検討を行なっています。また必要に応じて事例研究・調査を行なっています。

    • 4月〜7月 基本コンセプトの検討等
    • 8月 現状の取り組みと問題点の洗い出し
    • 9月 先進図書館視察

  3. 今後の進め方

    平成27年度は、関係部局職員で構成する『庁内検討会』を発足し、全庁的な意見を取り入れて、まとめた報告書を教育委員会へ提出します。

こうした議論をしっかりと行なって、公共図書館としての横須賀市立図書館の在り方を自ら定義できるようになることこそ、フジノが求めてきたことです。

フジノからは、中央図書館長に「今後もこまめに経過報告をぜひ行なって下さい」と重ねて提案を行ないました。

今後も図書館内部の検討チームの議論をフジノは見守っていきたいです。



フジノがこれまで行なってきた図書館の在り方に関する質疑の一部を紹介します

せっかくの機会ですので、フジノがこれまで『市立図書館の在り方』に関して行なってきた質疑をご紹介します。

かなりの量があったので全ては掲載しきれないのですが、ぜひご覧いただければありがたいです。

まず、2010年3月の委員会質疑です。

2010年3月15日・教育経済常任委員会

フジノの質問

続いて、『レファレンス』について再度僕からもお聞きしたいのですが、図書館のレファレンス機能を充実させていくというのは、図書館関係の学会でも本市は「新しい取り組みを始める」というので非常に期待されていると思うのです。

実際、そういう声もいろいろなところからお聞きするのですが、ついに動き始めたと思ったら、実は先進地の人たちと研修を2回行なうのみにとどまってしまった。

これではあまり『レファレンス改革』というか、充実の未来像は余り見えてこないのですが、今後どんなふうにしていかれる予定なのでしょうか。

中央図書館長の答弁

 
とりあえず平成22年度はそういう予算がついておりますが、そういうことを主体にして、そこから得られたものを平成23年度以降に反映できるものを反映していきたい。

ただ、実態としては司書の専門性、長い経験から来るものがレファレンスに生きるというのはわかり切ったことですので、そういう意味では人のあり方も考えていかなければならないことだと考えております。

フジノの質問

すでに他の委員からも同じ提案がありましたが、経験豊かな司書の方を育成していく為にも増員はどこかで考えるべきではないかと思うのです。

かつ、図書館長と質疑をした時に「指定管理者導入も検討せねばならない」という話をされていたのですが、むしろ逆で、「プロパーの職員を増員していく方がレファレンス機能の充実ということにつながるのではないか」と考えるのですが、市長はその辺をどうお考えなのかわかりませんが、図書館長はどうお考えでしょうか。

中央図書館長の答弁

 
指定管理にしていくと、指定管理業者のほうが司書資格のある人、人件費等を抑えるという傾向がございますので、指定管理に向かっていくこととレファレンスを充実するということには矛盾していくのだろうということは考えております。

フジノの質問

 
ぜひ、その御意見を市長にも伝えていただきたいと思います。

上の質疑の通り、フジノは「公共図書館に対するコストカットの為の安易な指定管理の導入」には強く反対しています。

2012年にも、「財政危機でも公立図書館は絶対に守らなければならない」という立場から、教育長に対して質疑を行ないました。

次にご紹介するのは、2013年の委員会質疑です。

2013年10月2日・教育福祉常任委員会

フジノの質問

これも必ずあわせて出てくる議論だと思うのですが、「直営を維持するのか」ということや、「指定管理を導入していくのか」とか、そういった運営形態についての検討も、この話題になると必ず出ると思います。

かつては(教育委員会の中で図書館の在り方に関して)研究をされて、報告書も作成していただいたかと思うのですが、その時代の変化の中で指定管理についてもある程度定着をしてきて、その中で平成24年度というのは、あり方については何らかの検討は行ったのでしょうか。

中央図書館長の答弁

 
平成24年度につきましては、今課題としております『市民の役に立つ図書館を目指して』ということで、現行体制で何がどこまでできるかということを、平成25年度もそうなのですが、模索している最中です。

運営形態のことについては、今できる限りマックスのことができたところで、次の運営形態のことを考えていくと、具体的に話し合ってはいませんが、そういうような今進み方を図書館運営としてはしております。
 
「今後どういうふうになっていくか」というのは、本当にまだ未知数ですので、またいろいろな図書館の情報や、それからいろいろな研究集会など出まして、いろいろ横須賀市に何がいいのか、どんな図書館がいいのかということも含めて検討していかなくてはならないと思っております。

フジノの質問

ぜひ継続をして検討していっていただきたいと思います。

2010年に委員会質疑を行なった後、残念ながら、その後なかなか動きが見えてきませんでした。

内部での検討が続けられていることは、フジノとしては承知していました。

しかし、しっかりと市民のみなさまにお伝えできるような形にはなっていない状況が続いていました。

そこで2013年、改めてあえて同じ趣旨の質疑を行なったのでした。

2013年12月には、続投が当然視されていた永妻教育長を再任せず交代させるという吉田市長の動きがありました。

そこで、新しい教育長となる青木氏(には就任前に直接の質疑はできない為に吉田市長を介して)の『公共図書館に対する考え方』をフジノは質すこととなりました。

それがこちらの質疑(2013年12月議会での一般質問)です。

さらに、青木教育長が就任した後には、改めて今年3月の一般質問において、『横須賀市立図書館の在り方』を検討するよう、市長・教育長に提案しました。

2014年予算議会での市長への質問

フジノの質問

(4)3つの最重点施策に資する本市の公共図書館のあり方を検討する必要性について。
吉田市長就任後、本市の図書館サービスは改善が重ねられてきました。

自宅でインターネットで予約をして、受け取りや返却をするのは図書館以外の場所、例えばコミュニティセンターやコンビニエンスストアなどでもできるようになりました。横浜F・マリノスと児童図書館の絵本のコラボレーション、コミュニティセンターとのジャズ演奏のコラボレーション、課題解決コーナーの設置なども記憶に新しいところです。

ただ、これまでこうした一つ一つのサービス向上はなされてきましたが、しかし、公共図書館にはもっともっと大きな可能性があります。

3つの最重点施策である子育て・教育環境の充実、生涯現役社会の実現、地域経済の活性化に対しても公共図書館は大きく貢献してくれるはずです。
 
ここで一度しっかりと根本的な意味で本市の公共図書館のあり方を検討する必要があると私は考えています。
 
1、本市の公共図書館のあり方を検討する必要性について、市長、教育長はどのようにお考えでしょうか。

2、また、そうした検討の場として図書館法第14条に規定されている『図書館協議会』を本市も立ち上げるべきではないでしょうか、お答えください。



市長の答弁

次に、本市の公共図書館のあり方を検討することについて御質問をいただきました。
 
現在の図書館については、改革が必要であると考えています。

これからの公共図書館は、市民や地域の抱えるさまざまな問題解決に結びつく情報を得られる施設であるべきだと捉えています。また、開館日や開館時間の拡大等の利用しやすさという面でも、そのあり方を教育委員会には検討していただきたいと考えています。

次に、『図書館協議会』について御質問をいただきました。
 
市立図書館を運営する上で、市民意見が反映、実現される仕組みは必要と考えていますので、図書館協議会に限定せず、改革の中で検討していただきたいと考えています。



教育長の答弁

次に、本市の公共図書館のあり方を検討することについて御質問をいただきました。
 
横須賀市立図書館ではこれまで、図書の貸し出しをサービスの中心に置いて運営をしてまいりました。現在は、市民の知的困り感を解消する施設として、中央、北、南の各図書館で課題解決コーナーを設置するなど、市民の役に立つ図書館を目指す取り組みを始めております。
 
今後は、市民の知的欲求を満足させるだけでなく、気軽に立ち寄れる魅力ある図書館づくりを目指して検討していきたいと考えています。
 
次に、『図書館協議会』について御質問をいただきました。
 
現在、本市では、図書館協議会を設置しておりませんが、各図書館の貸し出しカウンターや各館に設置している利用者の声の箱、電子メール等でいただいた御意見を図書館運営に反映するとともに、必要に応じて社会教育委員会議に報告し、御意見を伺っております。
 
市民意見が反映、実現される仕組みについても、市立図書館のあり方を検討していく中で、具体的な手法を考えていきたいと考えています。

本会議の後、さらに教育福祉常任委員会の場で、中央図書館長とも質疑を行ないました。

2014年3月12日・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

 
続いて、図書館の改革について伺います。
 
これも市長、教育長と質疑させていただいたことです。市長の御答弁では、「現在の図書館については改革が必要であると考えています」と。教育長も同様の御答弁いただきました。
 
実際『計画』のほうを見ると、93、94ページにおいて、一番上のレファレンスと情報提供の充実の中にも、今後の図書館のあり方についても検討していきますとありました。
 
ただ、予算書を見ても、そういう改革の取り組みをどのようなスケジュールで行っていくのか、まず、平成26年度はどうやっていくのかというのが見えてきません。

どのような取り組みをこれから行っていくのでしょうか。

中央図書館長の答弁

今、御質問のありました図書館の今後のあり方検討でございますが、平成26年度予算の中には事業として予算化はされておりません。
 
まず、平成26年度については庁内検討から始めていきたいと思っています。
 
予算説明資料の方は、93ページ、94ページ、レファレンスの関係については95ページの上段(3)の⑦のほうにレファレンス関係経費がございます。
 
もう一度申し上げますが、あり方検討のほうについては、特に予算化はしないで、平成26年度については庁内検討から始めていきたいとは考えております。



フジノの質問

 
まず、庁内検討を平成26年度行って、その後のスケジュールというのは、まだ具体化していないということでしょうか。



中央図書館長の答弁

公共図書館サービスについては、横須賀市だけでなく今過渡期と言われておりまして、いろいろ自治体の事情によっても一様にはならないというところがございますので、まず、庁内検討でどの程度詰めていけるか、それがどういうふうに表に出るかというところは、庁内検討の行方を見てから平成27年度以降は決めていきたいと思っております。



フジノの質問

市民意見が反映される仕組みについてなのですが、本会議では『図書館協議会』を例に出して取り上げました。

図書館法の中に規定されているのでわかりやすいというふうな形で提案をしたのですが、形式にはこだわりませんので、市民意見がきちんと反映される仕組みが必要だと考えています。

教育長の御答弁の中では、貸し出しカウンターや各館に設置している利用者の声の箱を電子メール等でいただいた意見を図書館運営に反映させている。それから必要に応じて社会教育委員会議に報告し意見を伺っているということでした。

ただ、これだと『短期的』で、「このサービスをこうしてほしい」という話で終わりになることが多いと思うのです。いただく御意見といっても。

そうではなくて、「これからの少子超高齢社会の中で、生涯現役社会の中で、公共図書館のあるべき姿はどういうものなのか」ということについて市民の皆さんの御意見を伺っていっていただきたいと思っているのです。
 
これまでも僕は、議会で『TSUTAYA図書館』のことを例に出して、単純な一過性のことだけを考えれば、建てれば人気が出てお客さんの数が増えてくると思うのです。

でも、それは珍しい時期はあるかもしれないけれども、それが何カ所かできれば、すぐに物珍しさは去っていって、結局ハコだけができて、無意味な図書館とは言えないような『カフェ貸し館屋』ができてしまう、というふうに受けとめています。

もっと『長期的』な、「これから時代が変わっていく中での公共図書館はどうあるべきか」ということを市民の皆さんと積極的に議論していっていただきたいと思っているのです。

そういう意味では、教育長が御答弁いただいたことよりも、「もっと議論や意見交換する場をつくってほしい」という意味で質問させていただいたのですが、こういった認識については、どのように受けとめられるでしょうか。



中央図書館長の答弁

 
現在の市民の意見を聞く仕組みについて、本会議では教育長が答弁されたと私も思っております。
 
今後の図書館の将来について、どういうふうに運営していくのか、サービスはどうしていくのかということについては、あり方を検討する中で、どういう仕組みが一番今の時代に合っているのかというのもあわせて検討していきたいと思っております。

このように、約5年にわたって議論を続けてきた結果、今日ついに教育委員会での『経過報告』に至った訳です。

フジノとしては、大変嬉しく感じています。



図書館は民主主義の砦だとフジノは信じています

『図書館は民主主義の砦』だとフジノは固く信じています。

ただ単に、図書の貸出業務だけでは、市民・市議会・市長(行政)からの様々な意見や批判に応えることはできません。

自らの姿を自らしっかり定義できない図書館には、様々な意見やあらゆる批判などの『声』があがるでしょう。

実際、『TSUTAYA図書館』を念頭に置いたような『安易な改革の提案』が市議会側から出されたりもしています。

フジノは、大切な『公共図書館』をそうした流行に流されるようなことは絶対にさせません。

全力で守るべきものは守っていきます。

しかしその前に、まず図書館自らがしっかりと「われわれ横須賀市立図書館はこのような姿を目指して日々努力を続けている」とハッキリと自らを定義できねばなりません。

公共図書館としての自らの姿を明確に宣言すべきなのです。

自らのアイデンティティーを明確にすれば、安易な提案やニセモノの改革に流されることは決して無いからです。

その上で、市民・市議会・市長(行政)との対話を行なっていってほしいのです。

図書館の司書をはじめとするスタッフのみなさんは、十分な人数も確保されておらず、日常業務がとても多く、ほとんど忙殺されている現状があります。

それでも、公共図書館の意義と意味を改めて深く考えぬいて、そして図書館の持つ重みを自覚してほしいのです。

フジノは、図書館のみなさんのことを、こころから応援しています。



2014年予算議会・個人質問

藤野英明です。よろしくお願いします。

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1.大雪による災害への対策について

この2月、2週連続で大雪が東日本を襲いました。

横須賀中央駅前

横須賀中央駅前


幸いなことに本市では死者こそ出ませんでしたが、怪我・建物の損壊・停電・道路や交通機関のマヒ・帰宅困難など、市民のみなさまの暮らしに大きな影響が出ました。

もしも降雪が数日に及んでいたら、また地震など他の災害も同時に起きていたとしたら、より深刻な事態に陥っていた可能性があります。

日常的に積雪がある地域では、雪への対策を『地域防災計画』に盛り込んでいますが、現在、本市では「雪害」は盛り込んでいません。

横須賀市地域防災計画

横須賀市地域防災計画


その為、首都圏では数十年ぶりと言われた今回の大雪には手探りで対応していくしか無かった側面もあります。

大切なことは、その体験をもとに「学んでいくこと」です。

そしてその学びを「次に活かしていくこと」で被害を減らすことができるはずです。

そこで市長に伺います。

【質問1】
1.今回の大雪において、本市は十分な対応を取れたのでしょうか。

【質問2】
2.本市は、今後どのような取り組みが必要だと考えていますか。

お答え下さい。



2.市長施政方針と新年度予算案における最重点施策について

「最重点施策1.子育て・教育環境の充実」について

施政方針と「都市イメージ創造発信アクションプラン」の説明を聴いて、本市の『イメージ』を『プロモーション』によって変えたいという強い意気込みは理解しました。

けれども、僕が感じたことは、『イメージの改善』よりも、まず『現実の改善』に力を入れるべきではないか、という違和感でした。



交通の利便性への認識と、現実的な改善の必要性について

最も違和感が強かったのは『交通アクセス』についてです。

市長は、各種のアンケート結果から結婚・子育て世代が重視しているのは通勤のしやすさなどであり、本市の『交通の利便性』を民間事業者とも効果的にプロモーションしていく、と述べました。

けれども僕は「市外への交通の利便性は高い」とはどうしても考えることができません。

市内の交通アクセスも悪い。陸の孤島と化した今回の大雪でも多くの市民の方々がそれを再確認させられたはずです。

市民病院小児科の入院診療廃止とうわまち病院への集約に対して西地区の子育て世帯が感じている不安は、交通アクセスの悪さによる所も大きいです。

そこで市長に伺います。

【質問3】
求められている取り組みは『プロモーション』ではなく、長年の課題である本市の『交通アクセスの悪さ』を現実的に改善することではないでしょうか。

お答え下さい。



こども政策アドバイザーの位置づけ等について

子育て・教育政策などへの助言や本市の子育て環境や取り組みなどを、著名で発信力の高い方にブログなどで発信して頂くという『こども政策アドバイザー』の設置が新たに提案されました。

「平成26年度予算の概要」より

「平成26年度予算の概要」より


けれども、この必要性が今ひとつ僕には理解できません。

【質問4】
その位置づけは『最重点施策1.子育て・教育環境の充実』では無く、『最重点施策3.地域経済の活性化』に置かれていました。あえてここに位置づけた理由は何故でしょうか。

【質問5】 
また、アドバイザーはどのように募集し、どのような権限を持つのでしょうか。

具体的にどういった方の就任を考えているのでしょうか。

お答え下さい。


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「学ぶ機会の保障」の必要性について

「全国学力テストの正答率で全国平均を必ず上回るという強い意気込みをもって、学力向上に取り組んでまいります」

という市長の所信に僕は賛同します。

『貧困の連鎖』を断ち切る上で、『教育』こそ最大の手段です。

しかし、現状では、『横須賀の教育』を受けても『横須賀のこどもたち』は平均点も取れるようにはなれない。

もちろん、そのような結果が生まれる背景には『貧困や低所得、家庭力の弱さ』があります。

それでも、今の『横須賀の教育』では児童生徒の学力を高めることには成功していないのが現実で、これは『定住促進』以前の大きな問題であり、改善すべきです。

ただし、全市の平均的な学力の底上げの為にはさらに2つの観点が必要だと僕は考えています。

第1に『世帯の所得に左右されず学べること』、第2に『良い生活習慣が確立できること』です。

この2つの観点から質問します。

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世帯の所得に左右されずに学べる機会の保障について

本市は、貧困・低所得世帯にあるこどもたちの学ぶ機会を保障することに全力で取り組むべきだと僕は考えています。

本市には、経済的な理由によって就学困難な高校生への『横須賀市奨学金』があります。

成績や内申点などの条件が無く、返済の必要がない給付型で、厳しい立場にある生徒にとって非常に大切な学資金です。

他市には見られない、『学ぶ機会の保障』という本市の姿勢を示すシンボリックな事業である為、その在り方を議論したいと思います。

これは今まで対象がわずか180名と限定されていて、生活保護基準を1倍とすると、0.34倍という所得が極めて低い世帯までしかカバーできていませんでした。

これを新年度予算案では、新たに対象を20名増やす方針が示されました。

大変に良いことなのですが、2点疑問があります。

【質問6】
1.この拡大によって生活保護基準の何倍までカバーできるようになるのでしょうか。

【質問7】
2.何故、「20名の増加」と設定したのでしょうか。

お答え下さい。



小中学校の準要保護世帯への就学援助の削減について

今回の奨学金の対象拡大を僕が手放しで喜べない理由は、同時に、小中学生の就学援助の削減も行われたからです。

奨学金の対象を20人増やすのに必要な予算は240万円。この財源を、就学援助を削ることで捻出しました。

就学援助とは、経済的に厳しい小中学生への補助です。

横須賀市では、生活保護基準の1.3〜1.5倍にあたる『準要保護世帯』に対して補助をしているのですが、この就学援助のうち、学用品費を半額にカットします。

小中学生の低所得世帯への補助をカットして、高校生の低所得世帯への奨学金に回したのです。

【質問8】
これこそ、昨年12月議会で僕が指摘した「部局内ペイ・アズ・ユー・ゴー原則」の最も悪い例ではないでしょうか。

市長の認識をお聞かせ下さい。

また、学用品費の半額カットによって360万円の財源が捻出できたのですから、本来ならば、奨学金の対象を30人まで拡大できました。

しかし、20人にとどめたことによって『低所得世帯への支援』を総額として削減したのです。

こうした対応は絶対にやるべきではありません。

【質問9】
市長、これは撤回すべきではないでしょうか。

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お答え下さい。



スクールソーシャルワーカーの増員の必要性について

こどもたちを本来守るべき存在であり安心できる居場所のはずの『家庭の力』が低下しています。

そこで本市では児童生徒だけでなく、家庭の課題や複雑な問題に対応する為にスクールソーシャルワーカーを活用してきました。

僕は、現状ではわずか3名分しか予算措置されていないスクールソーシャルワーカーを増やして全市に配置する必要があると訴えてきました。

【質問10】
教育委員会では関係者にヒアリングも行なってスクールソーシャルワーカーを増員する予算要求を行なったはずですが、新年度予算案では現状維持にとどまっています。

市長は何故増員配置を認めなかったのでしょうか。

お答え下さい。



「生活習慣の改善」の必要性について

全市の平均的な学力の底上げの為に、僕が第2に必要だと考えるのは「生活習慣の改善」です。

学力は、食事・睡眠・運動などの生活習慣と極めて深い相関関係にあるからです。

一方、本市の現状はというと『児童生徒体力・運動能力生活習慣等の調査結果』によれば、本市の児童生徒の生活習慣は悪化しています。

また、児童生徒健康・体力向上推進委員会担当部会の報告によると、本市の小中学校の児童生徒は、新体力テストにおいて全国平均と比較して危機的な状況にあります。

生活習慣や体力・運動能力を改善していくことは一見無関係に見えますが、実は、学ぶ姿勢や学ぶ意欲を高めることにつながっています。

【質問11】
したがって、学力の向上を目指すならば、生活習慣の改善の取り組みが極めて重要ですが、市長・教育長はどのような取り組みを行なっていくのでしょうか。

お答え下さい。



新教育長としての所信について

新年度予算案で市長が提唱している「教育環境の充実」には、教育委員会事務局トップである教育長のリーダーシップが欠かせません。

昨年第4回定例会において、青木さんの教育委員選任議案が提出された際、僕は、学校教育・社会教育について17の質問を行ないました。

その答弁は、市長が行なわざるをえず、青木教育長のお考えは間接的に伺わざるを得ませんでした。

そこで青木教育長がどのようなお考えで教育行政を進めていくのか改めてお尋ねします。

【質問12】
現在、教育長に就任された青木教育長ご自身のお考えは、この時の市長答弁と全く同じでしょうか。

もしも市長答弁とは異なる点や改めて追加したい点があれば、この際ぜひご答弁ください。


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「最重点施策2.生涯現役社会の実現」について


特定健診・保健指導を強化する新体制について

新たに保健事業に取り組む為に、福祉部健康保険課に保健師らを増員するとともに保健所健診センターで保健指導をスタートします。

この新体制について、4点伺います。

【質問13】
健康保険課の新体制に何故「管理栄養士」を加えなかったのでしょうか。

お答え下さい。



平日夜間・土日のコール・リコールの必要性について

健診の受診率をアップさせるには、地道なコール・リコールの取り組みしかありません。

つまり、受診勧奨を行なうと共に、実際に医療機関での受診に至ったかどうかの確認を行なう取り組みです。

そして、コール・リコールは「平日夜間」や「土日」の電話や訪問による取り組みも必要です。平日夕方までで土日は休み、という訳にはいきません。

【質問14】
健康保険課の新体制では、平日夜間・土日のコール・リコールも実施していくのでしょうか。

お答え下さい。



市内医療機関および保健所健診センターでの特定健診・特定保健指導を、土日も実施する必要性について

同じく、特定健診の受診率を高める取り組みとして、土日も受診可能とすべきです。

【質問15】
現在、土日も受診可能な医療機関は多くありません。新たに土日も実施して頂けるように市内医療機関に要請すべきではないでしょうか。

【質問16】
また、新たに特定保健指導をスタートする保健所健診センターは、土日もオープンして特定健診・特定保健指導を実施すべきではないでしょうか。

お答え下さい。



生涯現役社会の実現の為に「全ての年齢」で保健政策に取り組む必要性について

人の運動・体力能力は20代まで向上した後、ゆっくりと低下していき、高齢になると急激に低下します。

中高年になってから生活習慣病予防に、高齢期になってから介護予防に取り組んでも、そもそも児童期に培われた運動・体力能力がベースですから、それ以上の改善は難しいです。

さらに、児童期においても生活習慣病予備軍は存在していますので、早期からの支援が重要です。

したがって、いかに児童期にベースとなる運動・体力能力の成長と良い生活習慣を確立させられるかが生涯を通じて大切となります。



全ての年齢を対象にした健康な生活習慣の確立を支援する取り組みの必要性について

先ほど質問2(1)ウで述べたように、本市の小中学生の運動・体力能力は全国平均と比べてかなり低い状況にあります。

ヘルスアップ尼崎戦略事業

ヘルスアップ尼崎戦略事業


先進的な事例として全国に知られる兵庫県尼崎市の「ヘルスアップ尼崎戦略事業」では、十代から健診に取り組んでいます。こうした取り組みに学ぶべきです。

【質問17】
生涯現役社会を実現する為には、本市でも児童期から高齢期まで全ての年齢において、健康な生活習慣の確立を支援する取り組みが必要ではないでしょうか。

お答え下さい。



実施計画の「生涯現役プロジェクト関連事業」に教育委員会とこども育成部の位置づけと役割を明記する必要性について

健康意識の醸成と行動化は全世代が行なうべきことです。

しかし、『実施計画(案)』の『生涯現役プロジェクト関連事業』には全庁的な取り組みの必要性はうたわれているものの、教育委員会とこども育成部がどう取り組むのかが明記されていません。

「実施計画(案)」より

「実施計画(案)」より


地域での取り組みを進めていくラジオ体操とウォーキングへの参加も、全世代に働きかける必要があります。

【質問18】
そこで、『実施計画(案)』の『生涯現役プロジェクト関連事業』には、教育委員会とこども育成部の位置づけと役割を明記すべきではないでしょうか。

お答え下さい。



「最重点施策3.地域経済の活性化」について

4月からの消費税増税は『地域経済の活性化』を進める上で不安要因であるとともに市民のみなさまの暮らしにダメージを与えうるものです。

そこで、3点伺います。

増税によって所得の低い方々への負担の影響を抑える為に臨時福祉給付金・子育て世帯臨時特例給付金が支給されます。

しかし、その対象となる方々は自ら申請手続きを取らねばなりません。

【質問19】
1.まずは徹底的な周知が必要ですが、どのように対応していくのでしょうか。

【質問20】
2.この給付金によって市民生活への影響が十分に抑えられているか、定期的に調査をすべきではないでしょうか。


【質問21】
3.調査の結果、必要に応じて「簡素な給付措置」以外の取り組みも柔軟に取り組むべきだと思いますが、市長の考えをお聞かせ下さい。


フジノの後ろ姿



3つの最重点施策に資する、本市の「公共図書館の在り方」を検討する必要性について

吉田市長就任後、本市の図書館サービスは改善が重ねられてきました。

横須賀市立中央図書館

横須賀市立中央図書館


自宅でインターネットで予約をして、受け取りや返却をするのは図書館以外の場所、例えばコミュニティセンターやコンビニエンスストアなどでもできるようになりました。

横浜Fマリノスと児童図書館の絵本のコラボレーション、コミュニティセンターとのジャズ演奏のコラボレーション、課題解決コーナーの設置なども記憶に新しいところです。

これまでこうした1つ1つのサービス向上はなされてきましたが、しかし、公共図書館にはもっと大きな可能性があります。

3つの最重点施策である『子育て・教育環境の充実』『生涯現役社会の実現』『地域経済の活性化』に対しても、公共図書館は大きく貢献してくれるはずです。

ここで1度しっかりと根本的な意味で『本市の公共図書館の在り方』を検討する必要があると僕は考えています。

【質問22】
1.本市の公共図書館の在り方を検討する必要性について市長・教育長はどのようにお考えでしょうか。

【質問23】
2.また、そうした検討の場として、図書館法第14条に規定されている『図書館協議会』を本市も立ち上げるべきではないでしょうか。

「図書館法」より

「図書館法」より


お答え下さい。



市長の答弁

御質問いただき、ありがとうございました。
 
まず、大雪への本市の対策について、十分な対応がとれたのかという御質問をいただきました。
 
【答弁1】
今回の2月8日、14日と2回にわたる大雪では、交通機関の麻痺とそれに伴って帰宅が困難になった方々、着雪による停電、倒木などが発生しましたが、幸い、これらの影響によって亡くなられた方や重篤な傷病者は発生しませんでした。

【答弁2】
次に、今後どのような取り組みが必要と考えているかという質問ですが、帰宅困難者への対応については、2月8日の大雪の際は、積極的にはできませんでした。

その為、2月14日の大雪の際には、その前日から主要駅周辺の施設、具体的には斎場に帰宅困難者が発生した場合の受け入れのお願いをしたところです。
 
今後は、このような対応をいつでも確実に行えるように体制を整えていきたいと考えています。




次に、交通の利便性への認識と現実的な改善の必要性について御質問をいただきました。

【答弁3】
市民アンケートでは、『本市の魅力』として「交通の利便性が高い」と感じている人が多い状況にあります。

一方で、市内の公共交通機関を初め交通環境において、解決を図らなければならないさまざまな課題があるということは十分認識をしています。今後は、市内の交通アクセスの改善に向けても努力をしていきたいと思います。




次に、新たに設置する『子ども政策アドバイザー』の位置づけについて御質問をいただきました。

【答弁4・5】
子ども政策アドバイザーを地域経済の活性化の中に位置づけた理由は、定住政策の視点に立ったことによるものです。子ども政策アドバイザーには、子育て・教育政策に精通し、知名度が高く、発信力の強い方を選任したいと考えています。

次に、世帯の所得に左右されず学べる機会の保障について御質問をいただきました。

【答弁6・7】
来年度、奨学金の定員を200名に増員した場合、最上位の認定者は生活保護基準の0.5倍を超える見込みです。また、昨年度の状況では、最上位の認定者は生活保護基準の0.34まで下がっていました。そのため、少しでも定員を拡充し、高校生に対する就学上の援助を充実する必要があると考えたからです。




次に、小・中学校の準要保護世帯への就学援助費の削減について御質問をいただきました。
 
【答弁8・9】
このたびの奨学金の拡充については、認定者の生活困窮度が非常に高く、定員を増員することが本市の子育て支援の充実を図る観点から適切であると考えたからです。また、就学援助費の削減については、経済的に比較的余裕がある家庭の援助額の見直しを行い、就学支援の公平性を図ったものです。したがいまして、御指摘の例には該当しないと考えています。




次に、スクールソーシャルワーカーの増員の必要性について御質問をいただきました。

【答弁10】 
スクールソーシャルワーカーの必要性については十分認識をしています。

中学校23校に配置されているスクールカウンセラーに合わせ、平成25年度からは小学校4校にも市費でスクールカウンセラーを配置しました。それぞれの学校では、教員や相談員とともに、家庭や関係機関と連携をして、個別のケースに対応しています。

今後は、小学校スクールカウンセラーとともに、スクールソーシャルワーカーの適正配置について検討してまいります。




次に、教育環境の充実における生活習慣の改善の必要性について御質問をいただきました。
 
【答弁11】
一般的に、規則正しい生活習慣を身につけている子どもは体力や学力も高いことが明らかになっています。早寝早起きができて、朝食をしっかり食べて、勉強にも遊びにも一生懸命になれる、そんな活力あふれる横須賀の子どもたちを育むことが大事であると考えていますので、教育委員会と連携しながら取り組みを進めてまいります。




次に、新教育長としての所信については、教育長から答弁をいたします。



 
次に、健康保険課の新体制に管理栄養士を配置する必要性について御質問をいただきました。

【答弁13】
生活習慣病予防の保健指導には、食事指導、運動指導が必要なことは認識していますが、指導に当たっては、必要に応じて福祉部や健康部に配置されている管理栄養士と連携することができる為、まずは保健師5人で取り組んでいきたいと考えています。

今後、取り組み結果を検証する際に、管理栄養士の配置の必要性についても検討していきたいと考えています。




次に、健康保険課の新体制における平日夜間、土日のコール・リコールの取り組みの必要性について御質問をいただきました。

【答弁14】
特定健康診査の受診率を向上させるため、はがき・電話・訪問による受診勧奨に取り組んでいくことを考えています。その中で、平日昼間に電話や訪問で勧奨できない受診対象者には、平日夜間、土日の個別勧奨、再勧奨を実施してまいります。




次に、市内医療機関及び保健所健診センターでの特定健診を土日も受診する必要性について御質問をいただきました。
 
【答弁15・16】
特定健診を土日に行う実施医療機関については調査をしていますので、まずはその結果を受診券を送付する際に同封する医療機関一覧に記載するとともに、ホームページにも掲載し、周知を図ってまいります。

土日に対応できる医療機関の拡大については、その調査の結果をもとに検討してまいります。




次に、全ての年齢を対象にした健康な生活習慣の確立を支援する取り組みについて御質問をいただきました。
 
【答弁17】
児童期から健康な生活習慣を身につけていただくことは大変重要なことであると認識をしています。

健康診断や健康診査は、児童期から高齢期まで実施されていますが、疾病予備軍と言われる人たちへの対応についてはまだまだ工夫が必要と考えています。

健康な生活習慣を身につけていただくための保健指導のあり方は、先進都市の例なども参考にしながら、今後とも研究してまいりたいと考えています。




次に、生涯現役プロジェクト関連事業において、教育委員会と子ども育成部の位置づけと役割を明記する必要性について御質問をいただきました。

【答弁18】
生涯現役プロジェクト関連事業の目的は、健康管理を行う人の裾野を大きく広げていくことです。したがいまして、必要に応じてプロジェクトチームに子ども育成部や教育委員会も加えていきたいと考えています。




次に、臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金の給付対象者に対する徹底的な周知について御質問をいただきました。
 
【答弁19】
市民全体に対しては、広報よこすか及び本市のホームページで制度の周知を図ります。また、給付対象者については、個別に周知を図ってまいります。周知の時期については、子育て世帯臨時特例給付金は6月から、臨時福祉給付金は7月から実施をする予定です。




次に、簡素な給付措置によって市民生活への影響が十分に抑えられているか、定期的な調査をすべきではないかという御質問をいただきました。
 
【答弁20】
単年度で終わる国の給付制度による市民生活への影響について、市として独自の調査をする考えはありません。




次に、簡素な給付措置以外の取り組みにも柔軟に取り組むことについて御質問をいただきました。
 
【答弁21】
消費税が引き上げられたことについての市民生活への影響緩和については、本市の責務として臨時福祉給付金及び子育て臨時特例給付金の申請率、給付率を高めることが重要であると考えています。




次に、本市の公共図書館のあり方を検討することについて御質問をいただきました。
 
【答弁22】
現在の図書館については、改革が必要であると考えています。

これからの公共図書館は、市民や地域の抱えるさまざまな問題解決に結びつく情報を得られる施設であるべきだと捉えています。また、開館日や開館時間の拡大等の利用しやすさという面でも、そのあり方を教育委員会には検討していただきたいと考えています。




次に、『図書館協議会』について御質問をいただきました。

【答弁23】
市立図書館を運営する上で、市民意見が反映、実現される仕組みは必要と考えていますので、図書館協議会に限定せず、改革の中で検討していただきたいと考えています。

私からは以上です。



教育長の答弁

私にいただいた質問のうち、まず、教育環境の充実における生活習慣の改善の必要性についてお答えいたします。

【質問11への答弁】
学力の向上を考えるときに、生活習慣の改善は必要不可欠です。

昨年度実施した学力向上シンポジウムにおいても、県立保健福祉大学の教授にパネリストとして御協力いただき、教員や保護者に対して、生活習慣改善の大切さを訴えていただいたり、子どもたちの体力向上を目指して設置している児童生徒健康・体力向上推進委員会でも、生活習慣改善の取り組みは最重要課題として位置づけています。

今後は、『学力向上推進委員会』と『児童生徒健康・体力向上推進委員会』の連携も視野に入れながら取り組んでいくことも検討してまいります。




【質問12への答弁】
次に、私の新教育長としての所信について御質問をいただきました。
 
昨年の第4回市議会定例会本会議での藤野議員からの質問に吉田市長が答弁した内容に対して、私もそのように取り組んでいく所存であり、異なる部分はございませんが、

1点、17番目の質問で、市長は私に取り組んでほしい課題を7点述べられておりますが、私としては1点追加し、学校への学童保育開設の促進を加えて重点的な課題として取り組みたいと考えています。

本市の教育行政はさまざまな課題を抱えていますが、子どもたちに最善の教育環境と機会を提供することが私の最大の使命と考えていますので、それに向けて努力していきたいと考えております。




【質問22への答弁】
次に、本市の公共図書館のあり方を検討することについて御質問をいただきました。
 
横須賀市立図書館ではこれまで、図書の貸し出しをサービスの中心に置いて運営をしてまいりました。

現在は、市民の知的困り感を解消する施設として、中央、北、南の各図書館で課題解決コーナーを設置するなど、市民の役に立つ図書館を目指す取り組みを始めております。
 
今後は、市民の知的欲求を満足させるだけでなく、気軽に立ち寄れる魅力ある図書館づくりを目指して検討していきたいと考えています。




【質問23への答弁】
次に、『図書館協議会』について御質問をいただきました。
 
現在、本市では『図書館協議会』を設置しておりませんが、各図書館の貸し出しカウンターや各館に設置している利用者の声の箱、電子メール等でいただいた御意見を図書館運営に反映するとともに、必要に応じて社会教育委員会議に報告し、御意見を伺っております。
 
市民意見が反映、実現される仕組みについても、市立図書館のあり方を検討していく中で、具体的な手法を考えていきたいと考えています。
 
私からは以上でございます。



フジノの再質問

市長、教育長、御答弁ありがとうございました。

代表質問、4日間聞いていて、初日、2日目ぐらいは市長が丁寧過ぎる答弁を行って、議会からは「長過ぎるぞ」とやじが飛ぶぐらいで。

僕は市議会に対して、市民の皆様に対して、しつこいぐらい丁寧に説明していく市長の姿勢というのは、非常に好ましく感じていたわけですけれども、残念ながら、僕に対しての答弁は何を言っているのかわからないぐらい早口で、具体策についてはほとんど語られないままで、質問時間20分に対して答弁も14分ぐらいと、非常に残念な露骨な姿勢が見てとれて、非常にがっかりしたというのをまず感想として申し上げたいと思います。

前回の議会でも申し上げましたが、我々は敵対関係にはありません。選挙のことを引きずっておられるのかもしれませんが、そういう姿勢は改めていただきたいというふうに指摘したいと思います。
 
まず、大雪による災害への対策についてです。
 
これは2月8日に大雪が降って、その直後の週明けに市民安全部危機管理課長と意見交換をして、本当に数十年ぶりの大雪だったので手探りでやるしかないことも多かった。

一生懸命市民安全部の皆さん、消防局の皆さん、そして市職員の皆さんには頑張っていただきました。
 
その結果、2月14日以降の大雪に対しては、市役所、そして市長の情報発信もかなり的確にできていたのではないかというふうに思います。
 
そのような中で、数点、再質問したいと思います。
 
まず、質問の1で申し上げたとおり、本市には『地域防災計画』に雪害への対応は現在明記しておらず、他編を準用することになっております。

この点については、雪害も今後明記していくということでよろしいのでしょうか。

市長からの答弁

『地域防災計画』に位置づけていきたい、と思っています。

フジノの再質問

『地域防災計画』に明記していくに当たって、ぜひ公共交通機関との情報提供及び市の情報発信のあり方について協議をしていただきたいと思います。

市長も市民安全部も、そして僕も感じたことの中には、公共交通機関、鉄道、バス、タクシー、情報が刻々と変わる、そして公式に認めていただいた情報しかお出しできないので、市としても、市民安全部としても、我々議員としても、きちんと情報がお出しできない。

ただ、ツイッター上を見ると、現場にいる方からは刻々と情報が入ってきていて、市は本当はいろいろな情報を持っているけれども、公式な情報ではないから出せないということで非常にもどかしい思いがありました。

鉄道・バスは、1市町の問題ではなくて、沿線全域の問題であり、バスの運行区域全体にかかわるものです。

ですから、雪害に当たって、これはひいては災害全般の連絡体制の構築にも当たるのですが、県や市内他町沿線区域の自治体と調整をして、公共交通機関事業者からの情報提供のあり方、そしてそういった情報をどのように市が出していいのか、そういうことも防災計画の中で協議して、マニュアルとして記していただきたいというふうに思いますが、御検討いただけるでしょうか。

市長からの答弁

地域防災計画に位置づけていきたいと思っています。

フジノの再質問

『地域防災計画』に明記していくに当たって、ぜひ公共交通機関との情報提供及び市の情報発信のあり方について協議をしていただきたいと思います。

市長も市民安全部も、そして私も感じたことの中には、公共交通機関、鉄道、バス、タクシー、情報が刻々と変わる、そして公式に認めていただいた情報しかお出しできないので、市としても、市民安全部としても、我々議員としても、きちんと情報がお出しできない。

ただ、ツイッター上を見ると、現場にいる方からは刻々と情報が入ってきていて、市は本当はいろいろな情報を持っているけれども、公式な情報ではないから出せないということで非常にもどかしい思いがありました。
 
鉄道、バスは、1市町の問題ではなくて、沿線全域の問題であり、バスの運行区域全体に関わるものです。

ですから、雪害に当たって、これはひいては災害全般の連絡体制の構築にも当たるのですが、県や市内他町沿線区域の自治体と調整をして、公共交通機関事業者からの情報提供のあり方、そしてそういった情報をどのように市が出していいのか。

そういうことも防災計画の中で協議して、マニュアルとして記していただきたいというふうに思いますが、御検討いただけるでしょうか。

市長からの答弁

具体的な手続まで定める位置づけにはなっていないと思いますけれども、そういった体制の整備については取り組んでいきたいと思っています。

フジノの再質問

ありがとうございます。

そして、今回の雪害に対して、震災の教訓がなかなか生かされなかったと思ったのが、企業で仕事を終えた方々の早帰り、あるいは宿泊をさせるという措置が企業側には余り見られなかったということです。

これは市民の皆様がお勤めの会社というのが都内であったり、川崎であったり、横浜であったりと、非常に広域にわたりますので、なかなか企業の皆さんに「こういうときは早帰りをしてください、あるいは無理に帰らせないで宿泊をしてください」というのを呼びかけるのは、1市町村ではやはり難しいことなのですが、

震災の教訓を考えるならば、雪だといって決して甘く見ずに、やはり宿泊させる、無理に帰らせないというような方向性がもっとあってもよかったのではないか。

それが帰宅困難者を今回生んだのではないかというふうに思っているのですが、そういった呼びかけなども再度検討していただきたいと思うのですがいかがでしょうか。

市長からの答弁

市内企業には、帰宅困難者への対応として、そういった働きかけをしていますので、雪の状況の中でもそういう呼びかけはできると思います。

フジノの再質問

ありがとうございます。
 
当然市内の企業に対しては、市長はそうした働きかけを行ったと思います。

ただ、本市の場合、やはり市外からお帰りになる会社員の皆さんが多いと思いますので、近隣市町とも連携しながら、改めて今の取り組みを広げてほしいと思いますが、いかがですか。

市長からの答弁

なかなか近隣市町と連携してというのが、どこまで横須賀市民が勤めに出ているかということにもなりますので、基本的には市民の皆さんへの啓発というのに取り組んでいきたいと思っています。

フジノの再質問

それからもう1点、企業のことで非常に気になったのが、東日本大震災の後、企業が災害の中でもビジネスを継続していかれるようにしようという『BCP』を策定しようというお話が割と広がったと思います。

ただ、それから3年経って、私が個人的に知っているのは、市内企業でいうと、『BCP』を策定しているのは1社のみしかなかったです。
 
市長はこういった取り組みに力を入れている企業の存在を把握しておられるかどうか、その点、これに関連して伺いたいと思います。

市民安全部長からの答弁

今の『BCP』の計画の有無については承知してございませんが、商工会議所等といろいろお話はしてございます。

フジノの再質問

これは通告に直接書いていないことで、大変恐縮だったのですが、やはりそういった企業の姿勢というのが求められると思うのです。

把握にも努めていただきたいですし、企業側にも策定していただくように、ぜひ奨励していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

市民安全部長からの答弁

今後確認をさせていただきたいと思います。

フジノの再質問

続いて、都市イメージ、そしてプロモーションについて、再度質問していきます。
 
『都市イメージ創造発信アクションプラン』を拝見したのですが、ここで書かれている分析というのは、横須賀中央駅から都内は何分、横浜は何分というモデルなのです。

しかし、実際に今度完成するザ・タワーに暮らす人ならば、駅まで少し歩いて横須賀中央駅から横浜まで30分、品川まで50分で済むかもしれないのですけれども、実際には市内で人口が微増しているのは西地区、これから西地区にもっと多くの方に来てもらえると思います。あるいは、西地区でなくても、市内で開発が進んでいる地域に人々は暮らしていただくわけです。

そうすると、実際には横須賀中央駅まで移動するのに、まずバスで何分もかかってしまう。

これは市長、都市計画に規定されている道路の取り組みをきちんと行っていくという話もありましたが、そういう部分をきちんと加速させていかなければ、ここで書かれているような交通の利便性などというのは絵にかいた餅で、駅からは近いかもしれないけれども、駅に行くまでという生活の移動の部分がうそになってしまう。

僕は父に連れられ、三十数年前、武山に来たわけですが、追浜と比べると、バスの定時制交通は悪いですし、雨が降れば横須賀中央に来るのに50分以上かかるというような。

確かに横須賀中央駅からは横浜に出やすいです。でも、通勤のしやすさという意味では、それは不動産会社に市が提示されたようないいお話ばかりではなかったという思いがあります。

そのようなことも含めて、とにかくまず、市内交通の利便性を改善しなければ、市外へ通勤するのも難しいというふうな思いがあります。こういうことの認識に対して、市長はどのようにお考えですか。

市長からの答弁

西地区も含めて、鉄道駅が周辺にないところに住んでいる方にとっては、バスなども使わなければいけなくて、駅から駅というのとドアからドアという意味ではかなり時間がかかるというのはおっしゃるとおりですので、交通機関の今後の利便性の向上には今後も努めてまいりたいと思っています。

フジノの再質問

その際に、ぜひ民間事業者に御協力をさらに求めていただきたいと思うのです。

バスが、時間がかかるといっても、何分かかるのかわかるだけで、人の心理的な待ち時間へのいらいらというのは薄くなる。

市長も横浜などに行かれること、あるいは市外、他県へ行ったことがあると思うのですけれども、バスとバス停が無線でつながっていて、前のバス停を出たのかどうかだけでもわかったり、あるいはあと何分ぐらいで来そうだということがわかる。

こういうような交通事業者の取り組みも奨励する、あるいは市がサポートする、そういうことを行うことであっても、かなり市民の方々の実際の交通アクセスへの不便さ以外に心理的な負担感というのは減っていくと思うのです。そういった試みを一つずつやっていくことが、よりよい成果につながっていくのではないかと思いますがいかがでしょうか。

市長からの答弁

渋滞緩和の取り組み等、京急バスとは一緒にやってきている経緯もありますので、今後も定時制の確保や便数の増便等、いろいろお願いをしながら、よく調整をしていきたいというふうに思います。

フジノの再質問

続いて、『こども政策アドバイザー』等の位置づけ等についてです。
 
これはほとんど答弁が聞き取れなかったので、再度、同じ答弁で結構です、お願いいたします。

市長からの答弁

地域経済の活性化というところに位置づけたのは、定住促進の施策の中に位置づけたからです。

フジノの再質問

「Aの理由は何ですか。」「Aだからです。」という答弁に当たると思います。

定住政策に位置づけた、だから地域経済の活性化のところに置いた。

そうではなくて、『こども政策アドバイザー』がこういう働きをし、こういう機能を持っているから、具体的に子育て・教育環境の充実に置くよりは地域経済の活性化に置くほうがふさわしいというような、もう少し説明があるべきかと思うのですが、いかがですか。

市長からの答弁

『このこども政策アドバイザー』の方には、子育て世代の定住に向けてさまざまな政策提言や発信作業というものを担っていただきたいと思っていますので、定住政策を位置づけてある地域経済の活性化の中に位置づけてあります。

フジノの再質問

それから、『こども政策アドバイザー』をどのように募集して、どのような権限を持つのか、具体的にどういった方の就任を考えているのかという点についても、再度お答えください。

市長からの答弁

現在、この『こども政策アドバイザー』の就任を想定している方々ですが、基本的には子ども関連の実践の場で取り組んでいる方々で、男性1名、女性1名、そして幼児教育分野の学識経験者の方を男性ですが1名、今考えています。

フジノの再質問

位置づけがいま一つ理解できないのですけれども、その方々は誰にアドバイスをするのか。

それから、こども育成部、教育委員会のように、子ども政策にまさに取り組んでいる方々に対してはどのような権限を持つのか。位置づけをもう少し教えてください。

市長からの答弁

この『こども政策アドバイザー』の方々には、基本的には庁内関連部局で検討チームを設置していく予定です。その検討チームへのアドバイスが1つ。
 
そしてもう一つは、横須賀の魅力に関する懇話会を市内事業者、特にメディア関係者や不動産事業者、公共交通機関の関係者の方々と開催をする予定ですが、こういった方々が共通の認識を持つための講演なども現在検討しています。

フジノの再質問

僕がこの政策を理解できないのは、やはり子どもの政策に取り組んでいる現場のこども育成部の職員の皆さんや教育委員会の方々のほうが実際に取り組みや良さも知っていると思うのです。

そこに屋上屋をかけるような状態で、一体どのような方が来られるのかもイメージがつかないのですけれども、その方々が何らかの役職につくのかもよくわかりませんが、そしてその発言がどのような重みを持つのかもよくわからないまま、この就任の予算を認めるというのは、なかなかしづらいのです。
 
どのような方がいらっしゃるのですか。尾木ママか何かがいらっしゃるのですか。

市長からの答弁

もう少し具体名を申し上げますと、現在、子育て環境の充実に取り組んでいる方2名のうち、1名は駒崎弘樹様、こちらは病後児保育に関するNPО法人フローレンスの代表理事を務めていらっしゃいます。

もう1方が小室淑恵様、株式会社ワーク・ライフバランスという会社の代表をやっていらっしゃって、家庭の充実が仕事の充実につながるといった観点で仕事をしていらっしゃる方です。
 
また、幼児教育の分野の学識経験者の方は開一夫様、この方は東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の教授の方で、日本赤ちゃん学会常任理事を務められている方で、学識的な立場から御意見をぜひいただきたいと思っています。

フジノの再質問

皆さん有名な方で、中には個人的な知人もいたりして、お名前そのものに反対ということではないのですけれども、部局との位置づけ、それからプロジェクトチーム、それから横須賀の魅力に関する懇話会との位置づけ、この方々の役職はどういった存在に当たるのでしょうか。

市長からの答弁

地方自治法の中では専門員の位置づけになります。

そして、先ほど答弁したとおり、庁内関連部局の中で検討チームを立ち上げる予定ですので、その中での議論等に対して、専門的な見地からアドバイスをいただきたいと思っています。

フジノの再質問

『都市イメージ創造発信アクションプラン』の1つではあるのですけれども、具体的な有名人を活用するのではなくて、このプランの中で実際の政策をより発信していくという形では足りないのでしょうか。

この方々が発信することでなければ、今、こども育成部や教育委員会、さらには経済部がいろいろな形で都市イメージ向上のために頑張っていただいている、政策推進部が頑張っていただいている。

この市が持っているノウハウでは足りない部分をこの方々が補ってくれるというような、何か特筆すべきものがあるのでしょうか。

市長からの答弁

イメージを発信していくために、政策も充実していかなければいけないわけですが、基本的にはこれを切り離してまず考える必要があると思っています。イメージの発信に資する政策もあれば、そうではない政策も当然存在しています。
 
ただ、それをしっかりと見きわめて発信作業をしていくことというのは、こういった専門的な見地からアドバイスをぜひいただきたいと思っています。
 
また、都市イメージの創造発信に資するような政策として、新たにこういうのがあったらいいのではないかというような議論も当然出てこようかと思います。

もちろん現場や予算等の制約もありますけれども、そういった専門的な見地、あるいは発信という見地からいただく御意見というのも大切にしていきたいと考えています。

フジノの再質問

では、次の質問に移ります。学ぶ機会の保障の必要性についてです。
 
まず高校の奨学金について伺いたいと思います。
 
これは20名対象を拡大することで、0.5倍までは何とか対応できるのではないかということでした。

これは何倍であればいいかという話は、なかなか判断が難しい、できる限り多くしてあげたい。

それから、教育委員会の奨学金ですから、本来、貧困・低所得世帯には福祉政策で対応すべきというのが基本ですから、その両方の兼ね合いを考えなければならない。ただ、横須賀市の教育の機会を保障するという姿勢を示すシンボリックな事業だというふうに私は考えているのです。

そのような中、20名に限定した合理的な説明や根拠というのがどうしてもわからない、先ほどの説明を伺っても。もう少し納得できる説明をしていただけないでしょうか。

市長からの答弁

これまで生活保護基準と照らし合わせますと、0.34倍という状況だったのを、一つの数字ではありますが、0.5倍以上まで持っていく数字ということで20名増ということです。

フジノの再質問

その0.5倍に持っていきたいという根拠はどういうところにあったのでしょうか。

市長からの答弁

少しでも上に伸ばしていきたいというところです。

フジノの再質問

トートロジーに陥ってしまいますが、少しでも増加したいという気持ちは同じです。

それがなぜ0.5倍なのかという説明になっていないと思うのです。

財政的な判断があったのか、あるいは一度に給付型を増額すると後年度の負担が大きくなる、これも財政的な理由ですけれども、もう少し具体的な、査定を行ったときの判断基準があるはずです。

なぜ20名というふうに判断をしたのか、その点の御説明をお願いします。

市長からの答弁

60人から180人に一度上げた時点がありましたが、そのときも基本的には生活保護基準0.5という数字をとっていましたので、今回もその0.5という数字に一つ準拠いたしました。

フジノの再質問

そのときはなぜ0.5を基準にしたのですか。

市長からの答弁

これは正直少しでもふやしたい中で、やはり財政的な背景を少し踏まえながら、0.5という数字を一つ目安に持っているということです。

フジノの再質問

教育長、伺わせてください。

社会福祉協議会で2年間勤務された後に教育長になられました。

毎年、就学の時期になると、貧困・低所得世帯の方が社会福祉協議会に来られて、生活福祉資金貸付、特に就学支度金が必要だという方々の姿を生で見てきたと思うのです。

そのような方が教育長になられて、とても期待しているのです。
 
この給付型の奨学金について、その必要性を青木教育長はどのようにお感じになっていますか。

教育長からの答弁

議員から、私が社会福祉協議会当時のお話がありましたので、お答えさせていただければ。
 
社会福祉協議会で行っている事業は貸し付けでございます。卒業後にお返しいただく。

今ここで横須賀市教育委員会が高校生に支給しておりますのは、いわゆる支給でございますし、返さなくていいわけですので、それは多ければ多いほどいいということにはなろうかと思いますけれども、どこかで基準を設けない限り、やはり厳しいものがあると思います。

フジノの再質問

青木教育長には奨学金の意義をどのようにお感じになっているかということをお聞きしたので、改めてその質問に答えてください。

教育長からの答弁

学びたい意欲を持っている人に経済的な理由で学ぶ機会を奪うことがないようにという保障だと思っております。

フジノの再質問

全くそのとおりです。

学びたいという意欲がある子どもがいて、そしてその成績のいかんを問わず、学びたいのだという子に対して、横須賀市は利息を取らず給付するのです。

しかも、1万円の月額ですけれども、消費税が4月に増税になるから、1万円は実質的には目減りします。8,000円ぐらいの価値しか持たないかもしれません。

そのような中で、この給付対象を広げる、あるいは金額を増加するというのは非常に大事ではないですか。

横須賀市の姿勢を、教育委員会の姿勢を示す本当に大事な政策ではないですか。

これがいくら否定はされても、どう見てもベイ・アズ・ユー・ゴーです。市長の過去の答弁を見ると、枠はつけてはいないけれども、同じ部局内、前年度の予算の中で収まるようにという予算編成要領は出している。

これはもう市長がベイ・アズ・ユー・ゴーをかけていないと言ったとしても、部局は委縮しています。

だから、小・中学生の就学援助を、学用品費を精査したといって半額カットして、そのカットした金額をもってようやく奨学金の対象を拡大できるというふうに、やっと教育委員会が知恵を絞って出したわけです。

でも、市長は同じときに答弁していますけれども、優先事業についてはベイ・アズ・ユー・ゴー、市長の言い方では違いますけれども、それにとらわれずに優先的に予算を配分しなさいというふうに、当時、市長は答弁しておられます。
 
今の青木教育長のお考えでいけば、これはもっと対象を拡大したとしてもよかったはず。

しかも、就学援助の学用品費を半額にカットしていて、実際には360万円のお金が浮いたのですから、本来20人ではなくて30人に拡大できたではないですか。

これを0.5にこだわって、もし人数が、今は就学援助の見込みが2%という形で推移していますけれども、来年もっとふえてしまったとしたら、では来年は対象を0.5に合わせて250人、300人と広げてくれるのですか。0.5が必ず基準としてキープできる基準なのですか。

そういうところがすごく曖昧な上に、財政規律ということを低所得の世帯にまで網をかけていることに物すごく怒りを感じます。それで子育て・教育環境の充実などと言えるのですか。
 
その点についてお2人はどうお考えか、市長、教育長、お答えください。

市長の答弁

財政が大変厳しいという中で、プロセスの話がありましたので、財政査定の話をさせていただきますが、財政部による財政の査定というのは大変厳しいものがあります。

実際、今回、この奨学金増額をしないという査定でした。

けれども、これについては、やはり市の奨学金制度の趣旨ということを考えたときに、人数をふやすということをやるべきだというのを私が予算措置をさせていただきました。
 
そういう中で、ぎりぎりの予算査定をしている中での結果というふうに受けとめていただきたいと思います。

教育長からの答弁

私が就任をして各課のレクチャーを受けました際に、この就学援助等奨学金の増員については、それぞれ説明を受けました。

私の判断では、ベイ・アズ・ユー・ゴーになっているというような理解はいたしませんでした。

フジノの再質問

財政が厳しい折、予算査定はぎりぎりの折衝で、市長の言葉で本来は対象を拡大しないものを拡大することができたというふうに、少し自慢気に聞こえたところなのですけれども、イメージづくりに4,000万円かけるのなら、貧困・低所得世帯の子どもに4,000万円かけるほうがよほど横須賀市のイメージはよくなりませんか。僕はそういう判断をします。
 
財政が厳しい折、重点施策に投資していくのですから、イメージ向上も当然大事です。

でも、今暮らしている人で、しかも意欲がある人たち、頑張って学校に行きたいと言っている人たち、そういう人たちを学校に行かせるためのもちろん福祉施策もあって、それから個人としての奨学金もあって、学校が出す奨学金もあって。

でも、横須賀市の奨学金は給付型で、しかも無利子なのです。

ほかの奨学金などと違って社会に出た後に借金を20年間背負う必要がないのです。

横須賀市の最重要施策といってもおかしくないのです。それがなぜ240万円しかアップできなくて、しかも片や就学援助を360万円カットしていて、なぜ就学援助でカットした分ぐらいまで引き上げられないのか。その点の市長の子育て環境、教育環境の充実にかける思いが問われているのだと思うのですけれども、いかがなのですか。

まず、就学援助のカットは撤回して、それから20人しか対象をふやさないというのはもっと拡大すべきなのではないですか。

市長からの答弁

これ以上は繰り返しの答弁になりますが、基本的には財政が厳しい中、査定を経て予算案を提案している中で、こうした奨学金制度の趣旨というのを鑑みて増員という形で提案させていただいているところです。

教育長からの答弁

平成26年度に対しましては、それぞれ20名の増、それで0.5の基準、かつて定めた基準に到達をしているということと、就学援助の基準1.5を1.3と引き下げたことについては、私が事務方の説明をそれなりに理解しましたし、ある程度裕福な方がいましたので、この基準を下げたということに対しては、私は理解をしております。



フジノの再質問

青木教育長は、今回、実際には予算に手を突っ込めなかったと思うのです。前永妻教育長が予算をほとんどつくっていかれた。

就任されてからまだ1カ月で議会答弁に立たなければならない辛い立場だと思います。
 
もし青木教育長が予算をゼロから査定していたらば、就学援助の学用品費のカットを行いましたか。



教育長からの答弁

私は職員からのレクチャーを受ける中で予算編成、現在の予算を議会に提出していく説明の中で、1.3になったことについては理解をいたしました。



フジノの再質問

横須賀市では今回、学用品費を2分に1にカットしていますが、川崎市においては新市長が当選し、むしろ就学援助の対象を拡大する方向にあります。

横須賀市は学用品費のほかにあと6種類あるのですけれども、川崎市の場合は、中学生の部活動費も対象に加えることにした。

横須賀の場合は、宿泊を伴うような遠征については就学援助が出ているのですけれども、子どもたちが経済環境、家庭の所得に左右されずに部活動ができる、そういったことが子どもの健やかな育ちには必要だということで、川崎市は拡大していく方針です。
 
そういった他のまちの状況もぜひ調査していただきたいと思うのですが、青木教育長、いかがですか。



教育長からの答弁

就学援助全般について、他市町村の状況などもこれからは調査して検討してまいります。



フジノの再質問

それでは、スクールソーシャルワーカーについて伺いたいと思います。
 
スクールソーシャルワーカー、予算としてはいじめ対策の費目で配置されているのですが、青木教育長に伺います。

スクールソーシャルワーカーの必要性はいじめ対策だけではないですよね。



教育長からの答弁

スクールソーシャルワーカーについては、かなり家庭の深いところまで入っていって問題の解決に当たるという役割をお願いしておりますので、いじめにとらわれず不登校の場合なども場合によってはお願いすることはあると思います。

フジノの再質問

支援教育推進プラン、新しいプランを見ても、それから『教育振興基本計画第2次実施計画』を見ても、スクールソーシャルワーカーの必要性というのは、いじめ対策以外にもかなり盛り込まれています。

先ほど市長の答弁では、今後、教育委員会とも連携しながら、その適正配置については検討していくということでしたが、適正配置というよりは子どもたちの課題、家庭の課題を解決するには増員配置が必要ではないか、そういう方向でぜひ御検討いただきたいと思いますが、いかがですか。



市長からの答弁

学校関係に配置している職員は多数いますので、そういった他の資格を持った職員等とどうやって連携をしていくのか、そういったあり方も含めて考えるべきだと思っています。



フジノの再質問

最後に、消費税増税による影響の緩和措置について伺います。
 
簡素な給付措置については、個別に申請を促す取り組みもしていただけるということで、大変ありがたいと思います。
 
ただ、増税をした後、簡素な給付措置というのは、あくまでも暫定的な措置ですから、その後、賃上げが追いついてこなければ市民の暮らしというのは厳しいものがあると思うのです。

そういったことを市は調査して、その状況を国にぶつけていくというようなことも私は必要だと思っているのです。ぜひそうした取り組みを行っていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。



市長からの答弁

この国の制度は単年度で終わる制度ですから、それの効果を調べて国にぶつけるということは、調査コスト等を考えて、余り実効性がないのではないかと思っていますので、現在はそういったことを行う考えはありません。



フジノの再質問

最後になりますが、効果を調べるというよりは、貧困世帯や低所得世帯がさらに苦しめられないように、ぜひ市としては見守っていただきたいというふうに思います。



後日追記:神奈川新聞が報じてくれました

フジノの質疑を翌日の神奈川新聞が報じてくれました。

2014年3月1日・神奈川新聞より

2014年3月1日・神奈川新聞より


以下に、該当部分を引用します。

市長はまた、2週連続で東日本を襲った大雪を受け、『地域防災計画』で対象とする災害に『雪害』を位置づける方針を明らかにした。

具体的には、交通機関との連携強化や帰宅困難者対策を盛り込む見通し。

藤野英明氏(無会派)の質問への答弁。




財政危機でも公立図書館は守らなければいけない/ましてやTSUTAYA図書館化は絶対反対

公立図書館が「直営」をやめていく傾向に

海老名市立図書館が『直営』をやめて『指定管理者制度』を導入する、という記事が昨日の神奈川新聞に掲載されました。

2013年7月27日・神奈川新聞より

2013年7月27日・神奈川新聞より


すでに6月14日の海老名市議会で、指定管理者制度を導入する為の図書館条例の改正が可決されていました。

2003年6月の地方自治法改正によって指定管理者制度が導入されてから10年。

公務員の司書による直営型の図書館から、民間企業へのアウトソーシングの流れは加速しています。

神奈川県内の状況を調べてみました。

2012年4月1日現在、県内の公共図書館のうち、業務の一部・管理運営業務に民間委託を導入しているもの。

  • 86館中24館
  • 27.9%

すでに4分の1を超えていました。

図書館名 委託内容 委託先
横浜中央図書館 司書補助業務、書誌作成業務
横浜市山内図書館 指定管理者 ㈱有隣堂
横浜市都筑図書館 司書補助業務(カウンター、物流など)
横浜市戸塚図書館 司書補助業務(カウンター、物流など)
川崎市立川崎図書館外 6 窓口業務外
相模原市立相模大野図書館外 1 窓口業務外
藤沢市辻堂市民図書館 NPO 市民の図書館ふじさわ
小田原市立図書館外 1 窓口業務外
秦野市立図書館 窓口業務
厚木市立中央図書館 窓口業務外
大和市立図書館 窓口業務外
伊勢原市立図書館 窓口業務外
海老名市立中央図書館外 1 窓口業務外
綾瀬市立図書館 指定管理者 ㈱有隣堂
葉山町立図書館 その他
大磯町立図書館 本館窓口 業務委託 を終了
H24.4.1 から臨時職員雇用
により本館・分館業務実施
ふるさと再生活用基金
㈱有隣堂

このような公共図書館の現状は、主に市町村の財政の悪化が原因で引き起こされています。

フジノは、公共図書館の『公設民営化』には反対です。

特に、

佐賀県武雄市長が行なったTSUTAYA図書館のような取り組みは、絶対に導入してはならない



という立場です。

全国をみてみると、長年にわたって図書館ボランティアを続けてきた地域住民の方々が立ち上げたNPOが指定管理を受けているなど、成功している事例も中にはありました。

さらに、あえて直営を選択して成功している事例もあります。

「指定管理者制度の導入には極めて慎重であるべきだ」とフジノは考えています。



財政悪化の影響で図書館がピンチに

直営を維持している図書館でも、財政悪化の影響がハッキリとあらわれてきました。

2013年5月3日付・神奈川新聞より

2013年5月3日付・神奈川新聞より

お隣の三浦市では、図書館のオープンしている時間を短くしたり、購入する図書の予算を減らしたりして対応しています。



そして、横須賀の状況は?

このような状況が取り巻く中で、横須賀市はどのような方針なのか。

昨年9月議会で、フジノは教育長と質疑を交わしました。

2012年9月16日・決算審査(教育委員会事務局)

フジノの質問

教育長にぜひ伺いたいのです。

今回決算を見てみて、『社会教育施設』であるということで、基本的には料金を取らないものが教育委員会の施設には複数あります。

図書館にしても博物館にしても、基本的には無料でお使いいただく。

ただ、単純に収支で見たらば、『収入』というものがあり得ないわけですから、ひたすら持ち出しになっていくわけです。

そうすると、例えば図書館について言えば、『TSUTAYA』と一緒に運営していこうというようなまちが出てきたりしてくる。

「指定管理者を図書館に導入していこう」というような話が出てくるわけです。

僕は、民間企業が個人情報を収集できるような形で図書館に参入するというのは、間違っているという立場です。

しかし反論するにしても、きちんと調査した上で反論が述べれなければならない、と思います。

(略)

そういった調査や議論というのはタブー視しないで、あらかじめ行なう必要があると思うのです。

それが上下水道局は16年間にわたって一切できなかった。

でも、議論自体はしておいてほしい、と思うのですね。

そんな意味で、平成23年度決算を見て、社会教育施設といえども税金の持ち出しだけでいいのか、そういった議論というのはなされたのでしょうか。

そしてこれから行なっていく予定はあるのでしょうか。

教育長の答弁

今、例に挙げられました博物館、あるいは図書館でございますけれども、

図書館につきましては、数年前から館の中で館長を中心に今後の運営のあり方、そして今の図書館の今後のあり方という部分では、内部で検討し、報告書としてまとめてもらって、私も一緒に話も聞いております。

いくつか今おっしゃっていただいたような課題もありますので、それも承知しているつもりです。

そういう中で、改めて今後将来を見据えた中で、よりどういう方向に進めていくかというのは、必要なことでありますので、検討を休むことなく、いろいろタイミングをつかみながら、早目、早目の改革が必要であれば、それは手を打っていきたいと思っております。

(略)

そういうことですので、先ほどからいろいろ御指摘いただいてますけれども、これまでの概念にとらわれることなく、いろいろな方面から、視点から検討は進めたいと思っております。

(質疑応答の引用は以上です)

教育長の答弁によると、横須賀においても数年前から館長を中心に内部で検討はスタートしている、報告書がまとめられている、ということでした。

市長選挙が終わり、これから新たな『実施計画』『財政基本計画』『行政改革プラン』が策定されます。

こうした計画策定の中で、市立図書館への指定管理者制度導入が記されることが無いように、引き続きフジノは訴えていきます。

特に、いくら財政難になろうとも、個人情報を民間企業に譲り渡すような間違った方向に進めてはならない、と考えています。

何故なら、図書館こそ『民主主義』の砦だと信じているからです。

点字図書館の「廃止」「民営化」の問題と同じです。

なかなか知られていない課題ですが、これからも機会を捉えて市民のみなさまにお伝えしていきます。



点字図書館の「廃止」「民間委託」に絶対反対!/点字図書館フェスティバルへ

点字図書館を「廃止」「民間委託」なんてさせない!

今日は、汐入の総合福祉会館へ向かいました。

会場の総合福祉会館

会場の総合福祉会館


『「やさしさ広がれ」ふれあいフェスティバル』に参加しました。

補助犬

補助犬が今年も来てくれました


1993年6月4日、横須賀市は『福祉都市宣言』を行ないました。

それをきっかけに翌1994年からこのフェスティバルが開催されました。

「車いすに乗ってみよう」のコーナー

「車いすに乗ってみよう」のコーナー


早くも今年で18回目となりました。

車いす体験をするおこさん

車いす体験をするおこさん


楽しみながら福祉について考え、行動していくことが目的です。

やさしさ広がれ、ふれあいフェスティバル

やさしさ広がれ、ふれあいフェスティバル


市民協働型のお祭りで、50種類以上のイベントが行なわれます。

02event1
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昨年に続いて、今年も青空に恵まれました。

晴れた空

晴れた空


実は、同じ建物の中で『点字図書館フェスティバル』も同時に開催されています。

みなさまは『点字図書館』をご存知ですか?

点字図書館は、情報アクセスの発信センターとして、とても大切な存在です。

かつて『点字図書館』は平坂上に位置していた『横須賀市障がい者福祉センター』にありました。

総合福祉会館へ移転して、『点字図書館フェスティバル』も2008年からこちらで開催されるようになりました。

会場入口に立つフジノ

会場入口に立つフジノ


今日は『点字図書館フェスティバル』に参加しておられるみなさまにお話を伺うことが、フジノのメインの目的でした。

点字図書館の利用者の方々、ボランティアの方々、関係者のみなさまに、改めて生の声を聴かせて頂きたくて、お邪魔しました。

点字図書館フェスティバルも同日開催です

点字図書館フェスティバルも同日開催です


過去11年にわたって繰り返し何度も記してきましたが、

点字図書館は、視覚障がいのある方々にとって重要な存在であるだけでなく、障がいの有無を問わずに全ての人々にとって不可欠の存在です。

点字体験

点字体験もできます


今、図書館を取り巻く状況は、危機的です。

公立図書館を『民間委託(指定管理)』してしまう動きが加速しています。

さらに、点字図書館についても『廃止』したり『民間委託』してしまうという動きもあります。

まず、以前から記してきた通り、フジノは図書館の『民間委託』には絶対に反対です。

ましてや、点字図書館を『廃止』することも『民間委託』することも、絶対に反対です。

吉田市長のもとで横須賀市も点字図書館を『廃止』する、という噂が飛び交っています。

けれども絶対にフジノはそんな過ちを許しません。

まもなく今月末には横須賀市長選挙が行なわれますが、『図書館の在り方』も大きな争点だとフジノは考えています。

たくさんのボランティアの方々の献身的な支援によって長年にわたって運営されてきた、横須賀市の点字図書館。

絶対に『廃止』なんてさせません。

雄人よ、僕たちは「談合」なのか?

吉田市長の盟友は、僕たちを「談合」だと中傷している

5月14日、吉田市長はご自身のTwitterとFacebookに、こう書き込みました。

吉田市長がFacebookとTwitterで「ぜひご覧下さい」と宣伝した、樋渡市長の発言

吉田市長がFacebookとTwitterで「ぜひご覧下さい」と宣伝した、樋渡市長の発言


佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長。

佐賀県武雄市ホームページ「市長の部屋」より、テレビ番組「新報道2001」に出演する樋渡市長

佐賀県武雄市ホームページ「市長の部屋」より、テレビ番組「新報道2001」に出演する樋渡市長


公立図書館をTSUTAYA(CCC)に運営委託したことが全国的な話題を呼んだこともあり、有名な市長です。

(ちなみに、フジノは図書館の民間委託にずっと前から反対してきました)

吉田市長と樋渡市長は仲が良く、かねてから『選挙』戦略についてのイベントに一緒に参加したり、民間団体が主催したイベントに参加したりして、『首長ネットワーク』を立ちあげたりしています。

2012年9月6日、吉田市長ブログより。樋渡市長、吉田市長らの「首長ネットワーク」立ちあげ

2012年9月6日、吉田市長ブログより。樋渡市長、吉田市長らの「首長ネットワーク」立ちあげ


この樋渡市長が雄人を応援するメッセージとして、このようにFacebookに書きました。

樋渡啓祐市長のFacebookページでの吉田市長を応援するメッセージ

樋渡啓祐市長のFacebookページでの吉田市長を応援するメッセージ

横須賀市長選。6月30日が投開票日。

私は、吉田雄人市長(現職)を応援します。

なにせ、横須賀市は、前の副市長が対抗馬。

市議会主要会派は、すべて、この前副市長を応援するようですね。

また、小泉進次郎さんが、選対本部長とのこと。

これって何なの?

談合相乗り、国会議員が特定候補を支える。

僕は、吉田さんのやってきたことは高く評価しているし、日本の市長の中では十指に入る傑物。

そういう吉田さんを応援したい。

また、選挙の構図が僕と全く似ていてね。

僕の場合、最も激しかった2回目の選挙では、当時の与党民主党(絶頂期でした)が、原口一博総務大臣(この人選挙制度の所管大臣ですよ)を武雄市に何度も送り込むなど、そりゃ、もの凄かった。

最近では、山中光茂さんが再選した松阪市長選。これも酷かった。

与野党、業界団体、市役所全て、対立候補の応援。

が、山中さんも僕も実績を訴えて、勝ちました。

現職が再度選挙に臨むときは、実績で判断されるべきだと思います。

吉田さん、頑張れ!

吉田市長がこの発言を喜んで紹介しているということは、吉田市長も同じ考えということだと思います。

こういうやり方は、完全に間違っています。

フジノは強く抗議します。

吉田市長と樋渡市長に反論します

雄人よ。

広川さとみさんを応援している僕たちは『談合』なのか?

立場が別れても、ネガティブ・キャンペーンはせずに『政策論争』をしようと約束したじゃないか。

雄人よ。

自分だけが『正義』で、自分とは違う意見は『抵抗勢力』だと決め付けるような劇場型の政治は、もうやめるべきだ。

もしも雄人が市長に再選されたとしても、そんな市長に市議会は絶対についていかない。

他人の口を借りて僕たちを攻撃するようなやり方も、間違いだ。

樋渡市長へ

樋渡市長。

あなたは広川さとみさんの何を知っているのでしょうか?

こころから広川さんの政策に共感して応援している僕たちを『談合』と決めつける根拠は何ですか?

樋渡市長。

あなたが『談合』と決めつけるのであれば、僕と広川さんとの間にどんな密約があって、どんな利益が与えられるというのでしょうか?

具体的な『根拠』を示して下さい。

その『根拠』が無いならば、発言を撤回して下さい。

市民のみなさまへ

こういう『ネガティブ・キャンペーン』ではなく、『政策論争』によって、このまちの未来を決めるべきです。

41万人の暮らすまちのリーダーを決めるのは、政策であるべきです。

どうか、劇場型の政治や、イメージ戦略重視の選挙戦術に惑わされないで下さい。

本物の政治とは、こんなやり方とは正反対のものです。

追記(2013年6月7日)

吉田市長と樋渡市長のこうしたネガティブキャンペーン、そして「談合」という誹謗中傷について、真意の説明と撤回を求める一般質問を行ないました。

質疑はこちらに掲載してありますので、ご覧下さい。