「パニック障害公表の横須賀市議、誰もが生きやすい世に」毎日新聞・社会面にフジノの記事が掲載されました

「ともに・2020バリアーゼロ社会へ」企画に賛同して、取材を受けました

毎日新聞社が『ともに・2020バリアーゼロ社会へ』という特集の連載を昨年からスタートしています。

毎日新聞「ともに・2020バリーゼロ社会へ」特集

毎日新聞「ともに・2020バリーゼロ社会へ」特集


昨年11月の終わり頃に

「バリアーゼロ社会の実現を目指す企画の中で、障がいのある人が地方議員として働いている姿を取り上げたい。身体障がいのある方についてはすでに取材が始まっている。精神障がいについてはぜひ藤野議員にお願いしたい」

という趣旨の依頼を毎日新聞から受けました。

かねてからフジノは、障がい当事者=議員の少なさ、特に

『精神障がい・知的障がい・発達障がい・難病のある当事者の方々が議員としてほぼゼロの現状』

に対して問題提起をしてきました。

障がいのある方々の『家族の立場』で政治家になっている人々はたくさんいますが、彼ら彼女らはあくまでも『家族の立場』を代表しているに過ぎません。

『家族』には『当事者』の想いを代弁できません。できたとしても、あくまでも『限定的な代弁』に過ぎません。

やはり本当に大切なことは『当事者』自身が生の声で、政治家として発言すること・行動することです。『当事者性』にはとても大きな意味があります。

そうした想いから、過去に出演したシンポジウムなどでも

「精神障がいのある当事者のみなさんに立候補してほしい。その時はフジノが全力で応援するので、政治家になってほしい」

と繰り返し訴えてきました。

15年間フジノが議員として働いてきた経験から、全国の人々に知ってほしいことはたくさんあります。

  • 議会・市役所・市民から受けてきた様々な差別と偏見の実態について
  • 市議として働くことと闘病との両立をいかに実現するか
  • 差別・偏見をする側だった人々がいかに理解してくれるようになったか
  • 病気や障がいの実態を知った上でもさらに差別・偏見を続ける人々の存在について

こうした現実を知った上でそれでも全国の障がい当事者の方々に、政治家として働いてほしい、という想いが強くあります。

そこで、今回の取材も受けることに決めました。

すでにツイッターなどでは発信してきましたが、昨年12月から3回の濃密な取材を受け(毎回数時間に及びました)、その後も細かな意見交換は10数回を超えました。

取材にあたったのは横須賀支局の田中義宏記者です。

精神疾患・精神障がいに対して深い理解のある誠実な方で、「田中さんが取材をしてくれるのならば依頼を受けよう」と感じました。

実際、田中記者との取材はとても有意義なものでした。

過去に無いくらい、取材は本当に長時間に及んだのですが、受けて良かったと感じています。田中記者には感謝の気持ちしかありません。



けさ、全国の毎日新聞の社会面3面に大きく掲載されました

こうした経緯のもと、ついにけさの毎日新聞の社会面3面に大きく掲載されました。

インターネット版の毎日新聞にも即日掲載されました。

2018年1月16日・毎日新聞・社会面より

2018年1月16日・毎日新聞・社会面より

ともに・2020バリアーゼロ社会へ

パニック障害公表の横須賀市議
誰もが生きやすい世に 恋人の死、心に刻み

神奈川県横須賀市でパニック障害などを抱えながら活動する市議が、年末年始もライフワークの自殺対策に取り組んでいた。

現在4期目で、精神保健福祉士の資格を持つ藤野英明さん(43)。

自ら精神障害があることを公表している議員の存在は、全国的にはほとんど知られていない。【田中義宏】

「人の数だけ悩みはある。あなたやあなたの大切な人からの相談をお待ちしています」。

昨年12月末の京急横須賀中央駅前。

藤野さんは、市が相談窓口「横須賀こころの電話」を年中無休で運営していることを知ってもらおうと、電話番号を大きく書いたボードを手に呼びかけた。

 クリスマスイブ前日から1月3日までの12日間、自殺対策の街頭活動を一人で12年間続けている。

年末には役所が仕事納めとなり、公的な支援機関が閉じてしまう上、世間がにぎやかな時季こそ、生きづらさや孤独感がより深まる人がいると感じているからだ。

小中学校では、いじめなどを受けて保健室で過ごすことが多かった。高校時代からの恋人が統合失調症を患い、彼女の力になりたいと大学では心理学を学んだ。

自身も、就職活動中にパニック障害を発症。電車に乗ったり、閉鎖された空間にいたりすると過呼吸などに襲われ、留年を余儀なくされた。

1998年に大学を卒業して大手映画会社に就職したが、入社3年目にハードな仕事のストレスからうつ病も発症した。2002年11月には、統合失調症から回復しかかっていたはずの彼女が、自ら命を絶った。

自殺をなくしたいと政治の道に進むことを決意し、会社を辞め03年4月に同市議選で初当選した。

この年の12月市議会で恋人を失ったことによる「自死遺族」であることを明かし、自殺予防の無料電話相談を設けるよう提案。翌04年に市は「こころの電話」を開設した。ここ数年は年間5000件近い相談が寄せられている。

藤野さんは今も治療を受けている。震えなどの症状に襲われることがあるため、本会議や委員会の日は医師の指示の下、平常時の数倍の薬を飲むという。

「世間は『精神障害があるから』と許してはくれない。当事者だと公開している僕がだらしなく思われたら、全ての精神障害者がだめだと思われかねない」。

そんな思いで、約15年間全ての本会議で質問に立ち続ける。

「精神疾患は誰にでも起こり得る。全国には、精神障害のある議員が他にもいるはず。カミングアウトできる議員が増えれば、誰もが生きやすい社会に変えられると信じている」

精神疾患、国民の3%

2017年版障害者白書によると、統合失調症やうつ病などの精神疾患で生活が制約されている精神障害者は、国民の約3.1%に相当する約392万4000人いるとされる。

社会進出を促そうと、企業などに一定の障害者雇用を義務づける障害者雇用促進法が13年に改正され、今年4月から身体、知的障害者に加えて精神障害者についても雇用義務対象となる。

ただ、人材サービス会社エン・ジャパンが昨年9~10月にインターネットを通じて実施した調査では、精神障害者の雇用義務化について48%の企業が「知らない」と回答。

理解が十分に広がっていない現状がうかがえる。

見出しや、記事の内容に、いくつかの異論はあります。

例えば、「もっとフジノ以外にも精神疾患・精神障がい当事者の方々に立候補をしてほしい」というような想いは、記してもらえませんでした。

また、記事を読んだという方からたくさんのメールや留守電がすぐにたくさん届いたのですが、その中には

「今回、パニック障がいをカミングアウトしてえらい」

というような内容が数件ありました。

違います。この記事の為に今日初めて公表したのではありません。

もともと大学で心理学を専攻したフジノは、卒論の内容も「いかにして精神障がいに対する差別・偏見・スティグマを無くすか」でした。障がいに対する差別を心の底から憎んでいます。

差別・偏見・スティグマを憎んでいるフジノは、自分の障がいを隠す理由がありません。

オープンにしていることで様々な機会に社会的に不利になることは理解していますが、差別する側に加担したくありません。

だから、自分が発症してから一度も隠したことはありません。

会社員時代にも、選挙に立候補した時にも、病気はフルオープンでした。

このブログの長年の読者の方々であれば、フジノがうつ病やパニック障がいの苦しみについて何度も何度も書いてあるのを読んでおられますよね。

ただ、もともと文字数が限られている新聞というメディアですから、依頼を受けた時点ではじめから世間に誤解を受けざるをえないことは覚悟していました。

(※世の中のみなさまは、ムリにカミングアウトしたりする必要など全くありません!フジノは「強制的にカミングアウトすることはあってはならない」という立場です)

ともかく、フジノはもっともっと多くの当事者の方々に政治の話に出てきてほしいです。

心の底から、ずっと待ってきました。これからも待ち続けます。

障がい当事者のみなさん、政治の世界に来て下さい。



年末年始の12日間、みなさまご協力ありがとうございました/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18

本日夜をもって「ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18」を終えました

昨年12月23日にスタートして本日1月3日まで行なってきた『ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18』。

今夜の活動をもって、終了いたしました。

1月3日のひとり自殺対策街頭キャンペーン

1月3日のひとり自殺対策街頭キャンペーン


最終日の今夜も、温かい励ましのお言葉をたくさん頂きました。

初日にお声がけいただいた方から

「今日までずっとやっていたの!?」

と驚かれました。

最終日ということでたくさんのねぎらいのお言葉をいただいて、とても感謝しております。

スーパームーンの翌日もきれいな月でした

スーパームーンの翌日もきれいな月でした

ワイデッキ周辺の店舗・お住まいのみなさま、年末年始にマイクでお騒がせしたことをお詫び申し上げます。

また、お話を聴いて下さったみなさま、連日フジノにお声がけ下さったたくさんの方々、本当にありがとうございました。

12日間、寒くてつらい夜ばかりでしたが、最後まで1度もコートも着ずにカイロを着けることもありませんでした。

今期も苦情はやはりゼロ件でした。

みなさまのご協力に心から感謝をしております。

そして誰よりも、『横須賀こころの電話』相談員のみなさま、年末年始もありがとうございました!

年中無休での相談業務、本当におつかれさまです。



「御用納め」が終わり、明日からは市役所・福祉事務所・保健所・社会福祉協議会などがオープンします

ようやく『御用納め』が終わり、1月4日朝からはあらゆる相談機関がオープンします。

市役所のあらゆる部局、福祉事務所、保健所、そして社会福祉協議会などの相談窓口が再び通常通りの活動を再開します。

フジノが街頭でじかに受けた多くのご相談は、明日1月4日からオープンする市役所の各部局とともにさっそく動いていきたいと思います。



市民のみなさま、これからもどうかご協力をお願いします

実は、こうした街頭キャンペーンは普及啓発・宣伝のいち取り組みにすぎません。

自殺対策には毎日の細かな取り組みこそが最も大切です。

街頭に立つのはここまで。

フジノはこれからもいつもどおり全力を尽くして取り組んでいきます。

そして、改めて市民のみなさまにお願い致します。

これからもどうかあなたの力を貸して下さい。

命を守る為には政治・行政の力だけでは足りません。あなたのご協力が不可欠です。

どうかこれからもご協力をよろしくお願いいたします!



元旦もオープンしている「横須賀こころの電話」を知ってもらえるよう呼びかけ続けました/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18

お酒がらみの転倒や暴力が多い1日でした

新年になりました。

といっても、フジノにとっては数時間前と変わらない日常が続いているだけです。

年が明けてすぐに相談の電話をもらったり、相談をお聴きに向かったりして、昨晩からあまり寝る時間の無いまま、終日仕事で元旦は過ぎていきました。

このブログをお酒を飲みながら読んでいる方がおられたら新年の楽しい気持ちに水を差すようで申し訳なく感じるのですが、

「アルコールには百害あって一利なしだなあ」

という気持ちを強く感じさせられた1日でもありました。

人々にアルコールが入っているせいか、相談の内容はDVや暴力に関する内容が多かったです。

駅ビルのエレベーターの中では、目の前で女性が殴られる場面にも遭遇しました。

アルコールが入っていようがいまいが、他人に暴力をふるうことは絶対あってはなりません。こどもの前で暴力をふるう場面を見せることも絶対にダメです。

強い怒りを感じました。

また、市内を移動していても、年齢に関係なく明らかにアルコールの入っている人が路上で転倒するのに何度も遭遇して、とても心配になりました。

そのたびにまわりの人の手を借りて起こして、しばらくつきそって安否確認をするのですがろれつが回らなかったり要領を得なかったり。怪我の有無を確認してその場を離れるまで15〜30分くらい。

お昼から夜まで、何人もこの繰り返し・・・。

ふだんお酒を飲まない方は適量が分からなかったり、ムリに飲まされたり、あるいは年末年始で忘年会・新年会が多くていつもより量が増えてしまうのかもしれません。

とにかくお酒での事故や事件がこれ以上起こらないようにと祈るばかりです。



元日も「横須賀こころの電話」はオープンしていること、「匿名でOK」なことをお伝えしました

さて、そんな1日を過ごして、夜にはワイデッキに向かい、恒例の『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』に立ちました。

ワイデッキにて

ワイデッキにて


昨日の大晦日から年が変わる瞬間も、今日の元旦も朝から『横須賀こころの電話』はオープンしています。

相談員のみなさんは、電話の前で相談を待っています。

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯


警察・消防・救急・医療・介護・障がい福祉・自衛隊など、あらゆるセーフティネットが年末年始も交代制勤務で365日の安心・安全を守ってくれています。

『横須賀こころの電話』もまさにセーフティネットの1つだと思います。

昨年12月23日からこの『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』をスタートさせてから、「(横須賀こころの電話の存在を)教えて下さってありがとうございます」という内容のメールを何通も頂きました。

僕自身が初当選後すぐに市議会で提案してこの『横須賀こころの電話』の設立が決まり、今に至っている訳なのですが、改めてこの存在の重要性を痛感しています。

365日年中無休で相談できる存在は絶対に必要不可欠です。

そして、匿名で相談できることはすごく重要です。

座間9遺体事件を受けて全国でいろいろな取り組みが行なわれていますが、ある県では中学生たちに話し合いをさせました。

昨年暮れの新聞報道によれば、検討結果の提言の1つに「悩みはSNSに書き込む前に身近な人に相談しよう」というような内容が記されているとのことでした。

朝日新聞2017年12月3日記事より

朝日新聞2017年12月3日記事より


残念ですが、この提言は完全に的外れで現実には役に立たないと思います。

人々は、家族や友達に相談できない/しづらい事がたくさんあります。家族や友達だからこそ、相談なんてできないのです。

SNSに書くのは、匿名で本音を記せるから。だからドロドロした部分まで率直に書ける訳です。

そもそも家族や友達に相談できるならば、はじめからSNSに書いたりなんてしない。中学生たちなりに全力で考えたのだと思いますが、こうした検討を中学生たちにやらせた教育委員会の意図を疑問に感じます。

『横須賀こころの電話』にはまだSNS相談は無くて、電話だけ。

若い世代のみなさんにはとても電話をかけることはハードルが高いかもしれません。

けれども、家族や友達や身近な人に話せないことこそ、どうか電話をかけていただけたら・・・と心から願っています。

ワイデッキを駅ビルから見下ろした光景

ワイデッキを駅ビルから見下ろした光景


本日もたくさんの方々から温かいお声がけをいただきました。ありがとうございます。

明日だけは『街頭キャンペーン』を休んで、持ち場である横須賀を離れて市外の越年闘争に行ってきたいと思います。



大晦日もたくさんの励ましの声をいただきました。どうかみなさま良いお年を!/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18

大晦日の「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」へ

毎年恒例の、12月23日スタートの『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』。

大晦日の今夜もいつもどおり街頭に立ちました。

大晦日の「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」

大晦日の「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」


例年ですと、12月31日は足早に自宅に帰る方々やカウントダウンイベントに向かう方々がほとんどで、フジノの前に足を止める方はまずいません。

けれども今夜は、横須賀に帰省中の後輩がこどもを連れて会いに来てくれたり、カフェトーク参加者の方が足を運んで下さったり、

フジノを見つけるなり近づいてきて

「フジノくん、毎晩ありがとう!」

と一言だけ、大きな声で励まして立ち去っていくという方もいらっしゃいました。

その他にも何人も声をかけて下さり、とてもありがたく感じました。

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯


けれども、フジノの役割はあくまでも『横須賀こころの電話』の宣伝役に過ぎません。

温かい励ましのお言葉をたくさん頂いておいて恐縮なのですが、本来であれば、そのたくさんの温かなお言葉は『横須賀こころの電話』の相談員のみなさまにこそ、ふさわしいと思います。

どうかみなさま、フジノの姿を見かけたら『横須賀こころの電話』の相談員のみなさまのことを思い出していただけないでしょうか。

今夜も、世間の人々がヴェルニー公園でカウントダウンイベントを楽しんでいる瞬間も、こたつに入って年越しそばを食べながら紅白を観ている瞬間も、相談員の方々は電話がかかってくるのを待って下さっています。

そんな相談員のみなさまの活動にこそ、激励の言葉が届きますように。

今夜も街頭キャンペーンでフジノにお声がけくださったみなさま、ありがとうございました。



どうかみなさま、良いお年を

この1年間、あなたの暮らしはいかがだったでしょうか?

フジノの仕事は、もしもあなたが今日ハッピーであるならば、明日もハッピーであるように働くことです。

もしもあなたが今日とても苦しかったりつらかったならば、明日は少しでもその苦しさやつらさを減らせるように働くことです。

あなたの暮らしはこの1年間、いかがだったでしょうか。

フジノ個人は、大切な家族と親族を立て続けに亡くして、本当に悲しくつらい1年間でした。

そうした姿を可能な限り世間には見せずに、予算議会から市長選挙、上地新市長のもとでの9月議会、12月議会、議会の内外で必死に働きました。

たくさんの人々のご相談に耳を傾けること、相談さえできないくらい追い込まれている方のもとへアウトリーチして声にならない声に耳を傾けること、全身全霊をかけて取り組んできました。

2018年という新たな年がやってくる。

それは単に暦の上の話で、今日の続きが明日であり、現実の厳しさが年が変わっただけで消えてなくなる訳ではありません。

それでも、暦というものは先人の素晴らしい発明だと思います。

人々は新しい年がやってくることによって、心理的に新たな気持ちで毎日の暮らしに向きあうことができます。

フジノはどんなに厳しい時代であっても、根拠をもって『希望』を語り続けてきました。

横須賀が停滞した8年間がようやく終わり、いくら必死に働いても行政が動こうとしない不毛な日々が終わりました。

上地新市長のもとでフジノは社会保障・社会福祉の為に身を粉にして働き、市職員のみなさんもそれに一生懸命応えてくれています。

今、横須賀は大きく変わり始めています。

ただその変化はまだ、市議会や市役所の中に居なければ実感できないことと思います。

市民のみなさまおひとりおひとりに、その変化が実感をともなって生活の良い変化として感じていただけるように、来年はさらに全力を尽くしていきたいです。

どうか全てのみなさまが屋根のある部屋で暮らせますように。

どうか全てのみなさまが栄養のある食事をできれば1日3回は食べられますように。

そして、生きづらい社会をのりこえられるように、人々がお互いに寛容になって手をとりあえるようになりますように。

この祈りを現実のものとする為に、フジノがこれからも全力で働き続けられますように。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。



年内最後の土曜夜、強風の中お声がけありがとうございました/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18

今年も残すところ、あと2日ですね

今年も残すところ、あと2日。2017年最後の土曜日でした。

年末ということに加えて土曜の夜ということもあり、人通りがとても多い横浜銀行前にて『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を行ないました。

ひとり自殺対策街頭キャンペーン

ひとり自殺対策街頭キャンペーン


とても強い風が吹いていましたが、通りがかった何人もの方々が声をかけて下さいました。

「何を訴えているの?」

「市役所や保健所などの相談機関は『御用納め』で閉じてしまっているのですが、この『横須賀こころの電話』は年末年始もご相談を受けている、ということをお伝えしています」

「相談員の人たちはえらいね。年越しも?」

「そうなんです。みんながカウントダウンのイベントで楽しんでいる瞬間も、かかってくる電話を受けています」

「それはありがたいね」

「はい、本当にありがたいです」

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯


精神障がいのある方々への福祉サービス事業所で働く方が『仕事納め』で帰りがけに通りがかって声をかけてくれました。『横須賀こころの電話』の存在は、良い意味での頓服薬のような存在ですよね、とお話しました。

市職員の方が「おつかれさまです」とねぎらいの言葉をかけてくれました。

幼いお子さんづれのお母さんがたがベビーカーに乗っているお子さんたちとハイタッチをさせてくれました。

今年知り合いになったプロの写真家の方が

「ワイデッキに行ったらフジノくんがいなかったけれど、風にのって声が聴こえてきて探してみたらここだったんだね」

とカメラを構えて、写真を撮ってくれました。ありがとうございます。

毎年ながら若い人たちも冷やかしながら声をかけてくるのですが、ちょっと会話をすると、この『横須賀こころの電話』の大切さを理解してくれます。

かつてはメモを取る人が多かったのですが、看板に書いた電話番号をスマホのカメラで撮影する人がほとんどですね。時代の変化を感じます。

ひとり自殺対策街頭キャンペーンにて

ひとり自殺対策街頭キャンペーンにて


今夜は寒かったせいか、いろいろな方々が励ましの言葉をかけて下さいました。ありがとうございます。

まもなく大晦日。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎え下さいね。



市役所は御用納めでも「横須賀こころの電話」は年中無休です。全国の相談先リストもご覧下さい/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18

御用納めでも「横須賀こころの電話」はオープンしています!

本日12月28日から、官公庁は『御用納め』。全国一斉に、役所が年末年始のお休みに入ってしまいます。

「横須賀こころの電話」は365日年中無休です

「横須賀こころの電話」は365日年中無休です


けれども、『横須賀こころの電話』は年中無休でみなさまからのご相談をお待ちしております。

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯


フジノも例年通り年末年始も働いています。

ひとり自殺対策街頭キャンペーン

ひとり自殺対策街頭キャンペーン


もちろん今までどおり、市議として全ての忘年会・賀詞交歓会などには一切出ていません。

フジノの居場所は、そうした場所ではありません。今この瞬間に苦しんでいる人の傍らに居ることだと信じています。

今夜の『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』にもたくさんの方がいらして下さいました。

いろいろな想いをもって、数時間かけてわざわざ会いに来て下さった方。

御用納めとなった官公庁からフジノの活動を励ましに来て下さった公務員の方。

ここには記せないのですが、いろいろな方がご自身の身の上を語りに来てくださったり、逆にフジノの活動を応援していると声をかけに来て下さいました。

心から感謝しています。ありがとうございます。



年末年始も活動をしている取り組みをご紹介します

今年も、年末年始も活動を続けている全国各地の取り組みを今年もご紹介します(もやい理事長の大西連さん、ありがとうございます!)。

お困りの時はぜひ連絡を取って下さいね。お願いします!

■全国
よりそいホットライン 24時間365日の何でも電話相談

一般社団法人 社会的包摂サポートセンター

TEL 0120-279-338

被災三県(宮城、岩手、福島)は、TEL 0120-279-226

■札幌
夜回り(調理パンや飲み物の配付あり)

12月30日(土)、1月6日(土) 18時~21時

札幌市中心部 (札幌駅周辺からすすきの周辺までの市街地)

北海道の労働と福祉を考える会

TEL 090-7515-8393

■仙台
食事提供・相談会ほか

12月29日~1月3日(各日9時半~10時)

みやぎNPOプラザ前

仙台夜回りグループ

TEL 050-5539-6789

■埼玉
電話相談・メール相談 (炊出し・医療支援・居所提供の情報提供、場合によっては同行支援)

フードバンクとの連携による食糧提供(宅配便により全国へ発送可能)

NPO 法人サマリア事務局

TEL 070-5080-3068

■千葉・市川
巡回パトロール

12月29日(金)19時30分~21時30分、1月3日(水)19時30分~21時30分

千葉県市川市内

NPO法人ガンバの会 TEL 047-704-9915

■東京・池袋
炊き出し、医療生活相談

12月30日(土)~1月2日(火)(炊き出しは18時から、医療生活相談は1月1日を除き実施しいずれも17時から)

東池袋中央公園

特定非営利活動法人TENOHASI

TEL 090-1611-1970

■東京・新宿
訪問健康相談

12月29日(金)~1月3日(水)17時~24時

新宿駅周辺ほか

新宿連絡会医療班

Eメール homelessmedical@yahoo.co.jp 12月31日(日)のみ17時~21時

■東京・山谷
共同炊事、パトロール、集団野営ほか

12月29日昼~1月4日朝

城北労働福祉センター(台東区日本堤2-2-11)前

山谷越年越冬闘争実行委員会

詳細はこちら。

■東京・渋谷
共同炊事、パトロール、集団野営ほか

12月28日~1月4日

美竹公園(渋谷区渋谷1丁目18-24)

渋谷越年越冬闘争委員会

TEL 080-2520-5487

■横浜
炊き出し、パトロール、各種相談ほか

12月28~1月4日

寿公園 (横浜市中区寿町3-9-4) ほか

寿越冬闘争実行委員会

TEL/FAX 045-641-5599

詳細なスケジュールはこちら。

■名古屋
炊き出し、巡回(昼まわり、夜まわり)、各種相談ほか

12月28日(木)夜 ~1月4日(木)

大津橋小園内 外堀通り(テニスコート西側)(名古屋市中区丸の内三の丸2-7)

第43回名古屋越冬実行委員会

TEL 090-8188-6775 (12月28日夜~1月4日)

■大阪・釜ヶ崎
炊き出し、人民パトロール、集団野営ほか

12月28日(木)~1月4日(木)朝

三角公園、社会医療センター前ほか

第48回釜ヶ崎越冬闘争実行委員会

06-6632-4273

詳細はこちら。

■神戸
炊き出し、各種相談ほか

12月28日(木)~1月5日(金)10時~15時30分

東遊園地(神戸市中央区加納町6丁目) 神戸市役所南端

越年越冬実行委員会

TEL 078-271-7248(神戸の冬を支える会)

■岡山
炊き出し、生活相談ほか

12月28日(木)~1月3日(水)15時~19時

安楽亭(岡山市北区奥田本町2-6) (岡山大学病院前)

特定非営利活動法人

岡山・ホームレシ支援きずな

TEL 086-221-2822  TEL 090-8358-2741

■北九州
炊出し、各種相談

12月28日(木)19時30分~21時、1月3日(水)13時30分~17時、1月5日(金)19時30分~21時

勝山公園子ども広場 (福岡県北九州市小倉北区城内4)

NPO 法人抱樸(ほうぼく)

TEL 093-883-7708

TEL 093-571-1304(巡回相談)

■熊本
炊き出し(年越し蕎麦)、炊出し(お雑煮)

12月31日(日)12時~14時、1月3日(水)12時~14時

熊本市中央区呉服町2-28-2 ULD ビル1階

NPO 法人くまもと支援の会

TEL 096-312-3322

■鹿児島
おにぎり配り、越冬炊き出しほか

おにぎり配りは12月28日(木)、1月4日(木)、の17時~甲突川左岸緑地にて。

越冬炊き出しは、12月31日~1月1日の12~14時、教育会館2階大会議室 (鹿児島市山下町4-18)にて。

NPO法人かごしまホームレス生活者支えあう会事務局

TEL 080-4275-0371

ぜひボランティア希望の方々もご連絡してみて下さいね。

人手だけでなく、衣服などのモノの支援、カンパなどのお金の支援、いろいろな形でのサポートが必要とされています。

どうかみなさまご協力お願いします!



昨年より自殺の犠牲者が大きく増えている現実が明らかになりました。深くお詫び申し上げます/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18

横須賀の自殺による犠牲者数が昨年よりも急増しています

毎月、警察庁が発表する『自殺による犠牲者数の速報』をフジノは調べています。

昨年よりも遅れて最新のデータが公表されて、『2017年11月末現在の横須賀の自殺による犠牲者数』が判明しました。

残念ながら前年比12名の増加となりました。

すでに昨年1年間の犠牲者数を上回ってしまっています。

警察庁自殺統計

2016 2017
1〜11月の累計(速報値) 51人 63人
1年間の犠牲者総数(確定値) 57人 ?人

全国的には減少している中で(1〜11月累計の対前年比マイナス2.8%)、とても残念です。

いち市議に過ぎませんが、フジノはゼロから横須賀の自殺対策を今まで進めてきた訳で、実質的な責任者なのだと自覚しています。

自殺の原因はあらゆる経済社会的な複合的要因によるとはいえ、このような結果となったことはフジノの責任だと受け止めています。フジノの力不足によるものです。

統計的に有意差は無いとしてもフジノの目標はひとりでも犠牲者を減らすことですから、痛恨の極みです)

自殺の犠牲になった方々、自死遺族のみなさま、このような結果を招いたことを心から深くお詫び申し上げます。

この悲しみは、言葉では言い表せません。本当に残念でならず、とても悲しく、悔しいです。

責任を取る唯一の方法は、さらに取り組みを進めて犠牲者を限りなくゼロへ減らしていくことしか無いと常に感じています。



自殺対策に取り組む仲間が増えていくことを強く願っています

公表された統計に打ちひしがれた1日でしたが、とにかく今日も『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』に立ちました。

イルミネーションで飾られたツリーの前で

イルミネーションで飾られたツリーの前で


ややもすると自責の念がこみあげてきて、マイクで語りかける声も沈みがちになりそうでした。

そんな時、初老の男性がフジノの話を聴きながら熱心にノートを取って下さっている姿が目に入りました。

演説が一段落した時に、思い切って話しかけてみました。

NPOで活動をしている70代の方で、来年から若者の自殺対策に取り組もうと考えているので、まさにフジノの言葉に関心を持ったとのことでした。

「横浜と他県に拠点をもつNPOなので、横須賀の若者の為にはならないのですが・・・」

とおっしゃるその方に

「いいえ、そんなことはありません!自殺対策に取り組む関係者そのものの数が少ないので、どこのまちであっても取り組んで下さることはありがたくてたまりません」

とお伝えしました。

15分ほど意見交換をして、別れました。

(広い意味で)自殺対策の同志というか、仲間になって下さる方の存在に、とても励まされました。

絶対に負けていられない、と感じました。



そして、どんなことがあってもフジノ自身も最後まで取り組んでいきます

フジノは自分自身が自死遺族なので、大切な人を喪う悲しみがどこまでも長く続くことを知っています。

そしてこのまちの自殺対策に責任を持つ政治家なので、犠牲を防げなかったことによってたくさんの方々がその長く続く苦しみを生きねばならないことを自らの責任として痛感しています。

けれども、自分が立ち止まってしまえば、再び対策がおろそかになってしまう可能性があります。

いつ自分が政治家でなくなっても(落選したり突然に死んでしまったとしても)大丈夫なように、いろいろな形で行政が取り組まねばならない仕組みを作ってきました。

わがまちの行政の最重要計画である『基本計画』にも自殺対策を明記しましたし、市民の健康政策の取り組みを定めた『横須賀市健康増進計画』には犠牲者数を減らす数値目標が明記されています。

さらに、来年2018年度には、自殺対策に特化した『横須賀市自殺対策計画(仮称)』が策定されます。

形式的には、フジノが今いなくなっても横須賀市の行政は自殺対策をやめることは無いでしょう。

けれども、やはり圧倒的な熱量で「自らが責任を持って絶対に取り組みを前進させる」という決意と覚悟がある人間がいなければ、財政危機のまちで票にもならない政策が形式的なものにとどまってしまう可能性はいくらでもあります。

人々の悲しみを背負って、『計画』に魂を吹き込む人間が必要です。

だから、絶対に自分は逃げないと決めました。

世間が必要としなくなるその時まで、フジノはひたすら取り組みを進めていきます。

ワイデッキ下の広場でのひとり自殺対策街頭キャンペーン

ワイデッキ下の広場でのひとり自殺対策街頭キャンペーン


今年も残りわずかですが、絶対に最後まで新たな犠牲者を生まないという決意をもって、今日も明日も取り組んでいきます。




(※今日の画像は通りかかった知人が撮影してくれました。初めて自分自身が演説をしている後ろ姿を観ました)



ずっとからんでくる酔っぱらいからたくさんの人に守ってもらったクリスマスでした。ありがとうございます/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18

初めて通行人の方々に守ってもらいました(感激です)

今日はクリスマスですが、例年どおり『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』に立ちました。

クリスマスのひとり自殺対策街頭キャンペーン

クリスマスのひとり自殺対策街頭キャンペーン


初めて立候補した2003年以来、フジノは街頭に立っていると必ずいろいろな人々からからまれます。

初選挙の時からして汐入駅前で胸ぐらをつかまれて、たくさんの聴衆が集まってしまいました。

それ以来、これまで15年間あらゆる機会に暴言を浴びせられたり物を投げられたりしてきました。

もともと負けん気が強いせいで、からまれたからといって絶対に引かない性格です。

フジノは無所属ですし後援会もありませんし、街頭にも必ずひとりきりで経ちます。

年1回くらいは友人が街頭演説の場に偶然いあわせることもありますが、基本的には僕のことは放置です。

何故ならば友人達は厳しくて、「からまれても対処できるくらいでなければ政治家として失格だ」という考えだからです。

そんな訳でフジノは、からまれても誰かに助けてもらったという体験が1度もありません。

「自分で何とかするもの」といつも考えてきました。

今夜はクリスマスでしたし、ワイデッキの上には明らかにほろ酔い以上のアルコールが入っている人がいました。

ずっと罵詈雑言を投げつけられて、それが30分くらい続きました。

いつもどおり無視して続けていたのですが、さすがに30分以上からまれていると街頭キャンペーンの意味が無くなってしまうなあと少し悩んでいました。

すると、ひとりの女性が近づいてきてフジノに

「今、交番に言ってきたから。負けないで!」

と声をかけて下さいました。

その少し後に、男性がフジノに近づいてきて、ちょっとおどけた感じで

「GO!GO!フジノ!負けるなフジノ!」

と声をかけて下さいました。

その後も複数の方々が「下の交番でおまわりさんに伝えてきたから。もうすぐ来てくれるから」と声をかけてくれました。

さらには、からんでくる酔っぱらいの方に対して通行人の方から

「この人の話を聴きたいんだから少し黙ってろよ!」

と声があがりました。

感激しました(涙)。

はじめに記したとおりで、フジノは常にひとりきりで街角に立ってきました。誰かに味方をしてもらった経験というものがありません。

それが

「この人の話を聴きたいんだから」

と、から見続ける酔っぱらいを止めようとしてくれる方が現れるとは・・・

クリスマスの夜、アルコールをたくさんのんで、日頃のうっぷんを政治家にぶつけて気晴らしをする人がいることなんて、容易に想像できます。

生きていれば嫌なことは日々たくさんあります。お酒でまぎらわす、権力者に文句を言う、それはふつうの人のふつうによくある行動です。

だから、フジノは耐えるしか無い。

いつもそう思って、生きてきました。

それが、今夜はこんなふうにたくさんの人達が助けてくれるなんて、15年間で初めての体験でした。

『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』の報告の趣旨からは離れますが、今夜のブログはそんな人々の温かさに感謝をお伝えしたくて記しました。

助けて下さったみなさま、ありがとうございます。

メリークリスマス。



クリスマスイブのワイデッキ、イルミネーションの華やかさとは裏腹にたくさんの悩みや生きづらさのご相談を受けました/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18

クリスマスイブの今夜も『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を行ないました

12月24日、クリスマスイブ。

毎年のことですが、聖夜のハッピーな雰囲気とは真逆の『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を今夜も行ないました。

クリスマスイブのワイデッキにて

クリスマスイブのワイデッキにて


昨日(土曜日)もそうでしたが、幸せそうに手をつないだカップルや、ケーキやオードブルを持って家路に向かう親子がたくさん歩いていきました。

ほとんどの人々は、メガフォンで語りかけるフジノの前を素通りしていきます。

みんなとても幸せそうで、フジノの言葉なんて全く耳に入っていないように見えます。

でも、「それで良いのだ」といつも思っています。今、ハッピーであるある方々については、どうか明日もハッピーであることを心から祈ってやみません。

フジノの言葉は、必要とする人たち(誰かに悩みを聴いてほしいと感じておられたり『生きづらさ』を感じておられる人たち)にだけ届いてくれれば、それで十分だと思っています。



「この声は確かに必要とする人のもとへ届いている」と感じています

10年以上前、この取り組みを始めてすぐの頃には、ひとつの悩みがありました。

「フジノの言葉を必要としているほとんどの人達はきっとワイデッキなんて通らないのではないか。悩んでいて、孤独で、ネットカフェや自宅にひとりきりで過ごしているのではないか。

だから、フジノがワイデッキでいくら声をはりあげたとしても届くことは無いのではないか、全く無意味ではないのか」

そんなふうに葛藤したことがあります。

けれども、毎年活動を続けてきた中でその迷いも消えました。

確かにフジノの声は、必要な人のもとにも届いていることが分かったからです。

クリスマスイブもワイデッキに立ちました

クリスマスイブもワイデッキに立ちました


今夜もそう感じることがありました。

フジノのそばに近づいてきて、そっとスマートフォンや携帯電話のカメラで『横須賀こころの電話』の電話番号が書いてあるボードを撮影する人が何人もいらっしゃるのです。

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯


中にはわざわざ「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねて下さる方もおられるので、「もちろんです」と答えると、そこから会話が始まることがしばしばあります。

「うちの子は学校でいじめに遭っていて、苦しんで自殺してしまうくらいなら学校に行かなくていいと伝えて、今は不登校なんです」

「私は離婚していて小学生の娘がいるんですが、仕事とパートをかけもちして3ヶ所で働いてるんですが、生活が厳しくて・・・」

「残業代を1円もつけてくれないのにあまりにも長く働かされるので、労働基準監督署に助けてもらおうと電話したのに、何も変わらない。逆に、会社でハブにされてる」

そしてご自身が電話をかけて相談を聴いてもらいたいとおっしゃる方もいれば、不登校のおこさんに電話番号を教えてあげるのだという方もいらっしゃいます。

つまり、始めの頃にフジノが悩んでいたような「ワイデッキでいくら叫んでも必要な人には届かない」なんてことは、全くありません。

確実に届いていることを感じることばかりです。

今夜も街頭にはいろいろな人々がおられました。人の数だけ人生があって、同じ人生は決してありません。

どうか全ての人々が屋根のある暖かい部屋のもとで過ごせますように。

空腹のまま寝つけない、『生きづらさ』で眠れない、そんな方々がどうかゼロになりますように。

聖夜であるならば、どうかこの祈りが届きますように。

ハッピーメリークリスマス。



毎年恒例の「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」スタートしました。某全国紙が取材と撮影に来てくれました。/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2017-18

座間9遺体事件、「生きづらさ」、いろんな想いを抱えて今年もスタートしました

毎年12月23日から翌年1月3日まで、フジノは『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を市内各地で行なっています。

今年もスタートしました。

毎年恒例のクリスマスイブイブからの「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」

毎年恒例のクリスマスイブイブからの「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」


と言いつつも、年中いつも仕事に追われているフジノには日付の感覚が全くありません。

街中に輝くイルミネーションとワイデッキで待ち合わせをしているたくさんの人達の姿を観て、ようやく12月の第4週なのだと少し感じました。

フジノが今日から街頭に立ち始めたように、全国のNPOや市民団体の仲間たちが年末年始に備えて炊き出しの準備を一生懸命進めているとの連絡をもらっています。

それらを読むにつけても

「今年も時間を作って僕も『越年闘争』のボランティアに行きたい」

と感じます。

ただ、フジノの持ち場はまず『このまち』です。

特に今年は、10月末に発覚した座間9遺体事件をはじめ、人々が感じている「生きづらさ」に対して、改めていろいろな想いをフジノも感じた年でした。

まず、このまちで自殺対策に全力を尽くしていく。おひとりおひとりのご相談にじっくりと向き合っていく。

その上で、もしも可能であれば、渋谷や山谷の越年(越冬)闘争のボランティアに行けたら、と思っています。



横須賀こころの電話は365日年中無休です

毎年のことですが、改めて『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』について説明しますね。

12月29日から市役所は御用納めに入ってしまい、三が日が明けるまで、あらゆる相談支援業務が機能しなくなってしまいます。

今年はあと4日間しか市役所はオープンしません。

横須賀市HPより(一部フジノが文字などを加えています)

横須賀市HPより(一部フジノが文字などを加えています)


フジノはこれが悔しくてなりません。

命を守る為の他のあらゆる職種は、年末年始であってもいつもどおりに動いています。

警察・消防・救急・自衛隊をはじめ、医療・介護・障がい福祉サービスはもちろんのこと、電車・バス・タクシーなど公共交通機関、そして民間のサービス業のみなさんも働いています。

この国はもっと働いている人々がお休みを取るべきだとは思います。

けれども、命を守るあらゆる職種はみんなシフト勤務でまわしている訳です。命を守らねばならない責任があるからです。

それなのに市役所や保健所が年末年始に休みを取らねばならないことがフジノには理解できません。

何故ならば、御用納めに入ったからといって、市民のみなさまのお困りごとやお悩みごとが消えて無くなる訳では無いからです。

一方、市役所が閉じてしまっていても、『横須賀こころの電話』だけはいつもどおりオープンしています。

横須賀こころの電話のオープン時間

横須賀こころの電話のオープン時間


だから自殺対策をメインの政策に掲げるフジノは

「市役所が例え御用納めに入ってしまっても、365日年中無休で市民のみなさまの相談をお聴きしている電話があるんです。

もしもあなたやあなたの大切な人にもしも困っていることや悩んでいることがあれば、どうかお電話をかけて下さい」

と、お伝えする責任があります。

人々の孤独感がより深まるこの季節に、365日年中無休の『横須賀こころの電話』の存在をひとりでも多くの方に知ってもらう必要があるのです。

その為、毎年12月23日〜1月3日は市内各駅やワイデッキでこうして『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を行なうことにしているのです。



今夜は、某全国紙が取材と写真撮影に来てくれました

先週から、フジノは某全国紙の取材を受けています。2日間で合計7時間ものインタビューを受けました。

そして今夜も、『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』の初日ということで記者の方が取材に来てくれたのですが、さらに本社写真部からカメラマンの方が撮影に来てくれました。

自分が有名になることに全く関心はありませんが、記事化されることを通して自殺対策の取り組みがもっともっと多くの人々に知られることを心から願っています。

ワイデッキにて

ワイデッキにて


ワイデッキを通る人々は今年もみなさんとても優しくて

「寒い中おつかれさま」

「今年もがんばってるね」

と声をかけて下さり、温かい飲み物を手渡そうとしてくれたりしました。

(ごめんなさい、フジノは全てお返ししました。フジノは政治家として無料で物をもらうことはできないのでお断りをしております。ご気分を害されたと思うのですが、本当にお気持ちだけですごくありがたいのです。)

でも、本当にがんばって下さっているのは、『横須賀こころの電話』の相談員として今この瞬間も電話を受けて下さっているみなさんです。

フジノはあくまでも『宣伝マン』に過ぎません。

もちろんワイデッキではフジノもご相談をじかにお聴きしていますし、その後の市役所の相談窓口へおつなぎもしています。

けれども、やはりこの『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』の本当の主役は『横須賀こころの電話』の相談員のみなさんだとフジノは考えています。

フジノにかけて下さる温かいお言葉は、相談員のみなさんにこそふさわしいのです。

手渡そうとしてくれる缶コーヒーを断ったり、励ましのお言葉に対して「いえ、僕なんかよりも相談員のみなさんの方が何倍も大変なんです」と、いちいち反応するフジノは市民のみなさまには「あまのじゃく」にしか映っていないと思うのです。

けれども、心の底からそう考えているのです。

市民のみなさま、ワイデッキを通行中にフジノの演説に耳を傾けて下さるみなさま、毎年本当にありがとうございます。

どうか、365日年中無休で活動を続けている『横須賀こころの電話』のことを、どうか知って下さい。

そして、お困りごとやお悩みごとがあれば、どうかお電話をかけてくださいませんか。

どうぞよろしくお願いいたします。



上地vs進次郎、ユーモア対決!笑い声あふれる「マイク納め」でした。上地克明・横須賀市長候補@事務所前での最後のマイク/市長選挙最終日

市長選挙最終日19時50分

公職選挙法では、マイク(拡声器)を使っての選挙運動は20時までと決まっています。

そこで、20時で演説を終えることを選挙用語で『マイク納め』と呼んでいます。

(23時59分までは拡声器以外の活動はOKなので、候補者の多くが活動をラストまで行ないます)

さて、その上地克明・横須賀市長候補のマイク納めの動画を公開します。




フジノが昔からずっと知っているユーモアあふれる上地さんがやっと動画でお見せできます。選挙中の演説動画はどうしてもかたくるしい内容が多かったです。

けれども、事務所前でスタッフのみなさまに対して行なったマイク納めは『いつもの上地節』、笑い声があふれる演説となりました。

上地克明さん、市長選挙最終日最後の演説

上地克明さん、市長選挙最終日最後の演説


20時を過ぎてからはマイクを使えないので、上地さんの後に、小泉進次郎代議士もお話をしたのですが、こちらも明るく楽しいスピーチで、スタッフ・ボランティア一同、大いに笑いながら聞き入ってしまいました。

内輪に向けての演説でしたが、ぜひともみなさまにご覧いただきたく、録画を公開いたします!

上地さんと進次郎さんのユーモア対決をぜひご覧下さいね。