産科でも精神科でもケアが不十分な精神疾患のある妊婦さんを守る為に政治・行政がやるべきことを提案しました/教育福祉常任委員会

教育福祉常任委員会が開かれました

昨日は、『教育福祉常任委員会』が開催されました。

教育福祉常任委員会の開会前に

教育福祉常任委員会の開会前に


委員会では、

  • 市長から提出されている議案について質疑を行なって採決すること
  • 市民の方々から出された陳情・請願を審査し採決すること
  • 法律で定められた報告事項と市からの一般報告事項を聴取して質疑をすること

という流れで進行します。

教育福祉常任委員会・議事次第より

教育福祉常任委員会・議事次第より


そして最後には、教育福祉常任委員会が所管している3部1局(福祉部・健康部・こども育成部・教育委員会)に対して、何を質問しても良い『所管事項に対する質疑』という議事があります。



「所管事項に対する質疑」はフジノにとって「本会議での一般質問」と同じ重みがあります

毎議会、フジノにとって教育福祉常任委員会での『所管事項に対する質疑』は『本会議での一般質問』と同じ重みがあります。

施策の細かな点まで部長・課長らとしっかり質疑を重ねられるので、市長と本会議で質問するのとは違って、より専門的な内容を深く追及できるのです。

本会議の答弁者

  • 市長、教育長、上下水道局長
  • 副市長、各部局長


委員会の答弁者

  • 教育長、上下水道局長
  • 部長、課長

『所管事項に対する質疑』の持ち時間は、30分間与えられています。議員側が質問をする時間と行政側が答弁をする時間を合計したものです。

フジノにとって、この30分間は本当に毎回が真剣勝負です。



産科でも精神科でもケアが不十分な精神疾患のある妊婦さんを守る為にやるべきこと

今回の所管質疑では、大きく4つの質問をしました。

今日のブログではその中から1つ、『産科でも精神科でもケアが不十分な精神疾患のある妊婦さんを守る為に行なうべきこと』についての質疑をご紹介します。

フジノの質問

『精神疾患、精神障がいのある方々で妊娠をされた・出産をするという方々に対する相談窓口が欠けている』という問題に対して、保健所とこども育成部で協力して対応を行なうべきではないか、という観点から質問をします。
 
今お伝えしたとおりですが、精神疾患・精神障がいのある方々が妊娠をした際に、精神科のクリニックや精神科の病院からは、ただ即日、断薬、薬を止めることです。

断薬を求められて、おしまい。

産婦人科からは、「精神科のことはよく分からないから精神科に相談して下さい」と言われてしまう。

精神科クリニックや精神科病院に行って、そのこと(妊娠)をお伝えしても、実際みなさん御承知のとおりの3分治療の中では、妊娠のこと、断薬のこと、つらさのことに寄り添っていただけることはまずありません。

精神疾患そのもので御苦労されている方、そして本来であれば喜ぶべき妊娠を喜ぶことがなかなかできずに、断薬の苦しさや妊娠への不安から本当に多くの方々がお困りになっている。

例えばインターネットを調べると、そういう情報を当事者同士で、全然まちも違えば、制度も違う中で情報のやりとりをしているというのが散見されますが、組織的な支援あるいはネットワークを民間が行なっているといったことは聞いたことがありません。
 
そこで、こども育成部と健康部に伺います。
 
精神疾患、精神障がいのある方々の不安に寄り添い、妊娠継続につなげられるような相談支援に何らかの形で取り組んでいくべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。



こども健康課長の答弁

 
各健康福祉センターまたは『はぐくみかん』内にありますこども健康課窓口におきまして、妊娠されると母子手帳の交付を行ないます。

その時に、保健師が面接などを行ないまして、既往歴ですとか、今の体調ですとか、妊娠をしてうれしかったとかとまどったとか、そういったことをひととおりお聞きします。

その中で、病気等がありまして支援が必要な場合は、地区担当の保健師が継続して支援をさせていただいています。



フジノの質問

地区担当の保健師・助産師のお話は承知をしております。
 
例えば急な不安に襲われた時に、電話をかけたならば、開庁している時は担当して下さっている保健師・助産師が必ずお話を聞いて下さると思うのですが、そうでは無い時間帯に何らかの支援というのはあるものなのでしょうか。



こども青少年支援課長の答弁

 
こども青少年支援課のほうで24時間行なっております『子育てホットライン』がございます。

横須賀市子育てホットライン


この中で、直接その場ですぐお答えするということはなかなか難しい部分もございますが、いわゆる傾聴の部分、それから具体的な翌日以降の相談窓口の御紹介と医療機関の御紹介とか、そういったものは24時間の『ホットライン』の中で対応させてもらっております。



フジノの質問

すみません。医療機関にはすでにかかっておられるので、産科とはつながっていて、そして精神科ともつながっているから断薬を求められているということで御不安になる。

そして、妊娠継続に対して恐怖感があるということで、医療の御紹介をしていただく必要は無い訳です。

これは決して揚げ足をとった訳ではなくて、その時その時の不安に寄り添っていただく組織的な体制を取っていただきたい、ということを申し上げております。

市役所が開いている時間帯に関しては、地区担当の保健師・助産師が担当して下さる。

5時以降は『子育てホットライン』が、ある程度までは聞いて下さる。

そういうことでよろしいでしょうか。



こども青少年支援課長の答弁

 
『ホットライン』の対応の中で、御相談内容によりまして、具体に地区担当の保健師なり『健康福祉センター』につなげた方が良いという判断があれば、翌朝なりにそういったところにつなぐということもしておりますので、できる範囲でもって対応はさせてもらっております。



フジノの質問

その瞬間の不安に寄り添っていただけるのか、ということをお聞きしております。

繰り返しますが、揚げ足をとっているのではありません。

翌朝つなげるという話ではなくて、その場で今つらいという時にお話を聞いていただけるのか。

そもそも本来は民間の精神科クリニック、そして産婦人科にもっと産科医・助産師が居て下されば問題ないのですが、本市は助産師支援ももうやめましたし、産科医への補助金もやめてしまった。

市長は「充足されている」という発想のようなのですが僕は全然そう思っていなくて、現場はやはり忙しくて、精神疾患のある妊婦さんのことなどは相手をしてやれないというのが現状だということが僕は分かりました。
 
そんな中で、「民間ができないことは行政がやるべきだ」というのが僕の発想なのです。

ですから、開いている時間帯は地区担当が担当して下さって、お話を聞いて下さる。

5時以降は、その不安に『子育てホットライン』で寄り添っていただけるということでよろしいのですね?、とお聞きしました。きっとそういうことなのでしょう。

ならば、もう1点お願いをしたいのは、ぜひこのことを周知していただきたいということです。

どの御相談をお聞きしても、どこに相談していいかなどというのは分からない訳です。
 
新年度から横須賀市は、出産をした妊婦さんに対しては産後うつのケアのために、出産後も『産婦健診』を2回無料にしてケアを行ないます。

産婦健康診査

産婦健康診査


でも、そこの部分ではなくて、妊娠中から不安を感じておられる方、精神疾患が無くても不安を感じておられる方はたくさんいらっしゃると思うのです。

そこにアプローチする為に

「精神的な疾患や障がいのある方々の御不安もぜひお聞きします」とアナウンスをしていただきたいと思うのです。

いかがでしょうか。



こども青少年支援課長の答弁

 
答弁が不的確ですみません。
 
夜間の時間帯のいわゆる傾聴、相手の方の不安を和らげるという部分でのお話を伺うということは、当然のことでありますが、させてもらっております。

かなり長い時間お話が続くと。それで、結果的に気持ちが和らいだという内容の報告も上がっておりますので、そういったことは『ホットライン』の時間の中でさせてもらっております。



フジノの質問

傾聴はしていただいている、それから長い時間じっくり話も聞いているということだったのですが、精神疾患がある方、精神障がいのある方、例えばパニック障がいを持ちながら妊娠をしたという方はめちゃくちゃたくさんいる訳です。

でも、薬がのめなくなった、産婦人科に行くバスにも乗れなくなってしまった、タクシーで行くのも本当につらい、などという相談を含め、めちゃくちゃいっぱいある訳です。

でも、薬をのむことはできない。

また、うつ病の人も本当に多いですし、統合失調症で妊娠される方もたくさんいる。

赤ちゃんを守りたい。それは当然の思いだと思うのです。
 
民間のクリニックが全く対応できていない中で、横須賀市は地区担当の保健師・助産師がいる。そして、『子育てホットライン』がある。

これを「精神疾患・精神障がいのある妊婦さんの話も聞きますよ」とアナウンスをしてくれないか、と提案を申し上げているのですが、いかがでしょうか。



こども健康課長の答弁

 
おっしゃるとおり、実際に個別の支援をしていたにしても、その周知がしっかりしていなければ、相談に乗れるのだよ、話を聞けますよ、ということが伝わらないと、実際に精神障がいをお持ちの妊婦さんはとても不安なお気持ちになると思います。

私たちも、母子手帳交付のときには全ての方の既往歴等、それから病歴等を見て、精神疾患のパニック障がい等々がある方については、症状の重さ軽さに関係なく、一度は必ず連絡をとらせていただいて、「困っていることは無いですか」とか、「病院のほうとの関係はどうですか」といったことは確認させていただくようにしています。

その中で、やはり不安感が抜けない場合には継続的な支援もさせていただいています。
 
ただ、そうは申しましても、話を聞いた時々で、そういう情報が頭に残る場合もあれば、すっと消えてしまう場合もあると思います。

その辺はどんな形でお知らせをしたらいいのか、まだぱっとイメージで湧きませんが、例えば『すかりぶ』ですとかホームページですとか、またはチラシといったものでしょうか、何かその方のお手元や頭の中に残るようなお知らせを考えたいと思います。



フジノの質問

今は、本市が行なっていただきたいという取り組みについて申し上げました。
 
加えて、医師会などにこういった話があったということをお伝えしていただけないでしょうか。

精神科医会も産婦人科部会も忙しいのは十分承知していますが、精神障がいがあろうと発達障がいがあろうと、そこにいらっしゃるのは1人の人間で、妊婦さんであることに変わりは無いと思うのです。

そうした方々が健康な妊婦さん、経産婦さんの中に埋もれて、ないがしろにされるということはあってはならないと思うのです。ぜひきちんと、まずは病院でしっかりお声を聞いていただけるようにしていただけないか。
 
保健所やこども健康課ができることは、やはり傾聴しかないと思うのです。

本来は、病院がまずしっかり対応するべきだと思うのですが、そういった声を医師会などにお伝えしていただけないかと思うのです。

いかがでしょうか。



こども健康課長の答弁

 
実は、私どものほうでは年に1度『周産期連絡会』というものを行なっておりまして、横須賀市の妊婦さんたちが主に出産する市内の医療機関ですとか、近隣の産婦人科または『こども医療センター』などと、その年々のお産の現状ですとか、それから病院に来られる方の課題ですとか、地域との連携といったようなことを話し合う機会を設けています。

その中でやはり話題に出るのは、精神疾患を持った方のケアはとても難しいということをお聞きしますし、地域のほうでもすぐに対応するのでぜひ御連絡をくださいということもお伝えはしています。

ただ、なかなかそれがうまくいっていない方もいらっしゃるということもお聞きしましたので、また改めてお伝えをし、連携をお願いしていきたいと思います。

以上です。

フジノのまわりには、そして市民相談の中には、妊娠をしたい精神疾患のある方・精神疾患のある妊婦さんがたくさんいます。

妊娠中に精神科クリニックから断薬するように言われる、けれどもそれ以外の手段を何も教えてくれない。

時々まともなクリニックでは、妊娠に悪影響の無い漢方薬をすすめてくれたりするけれど、ほとんどのメンタルクリニックや精神科病院では何もしてくれない。

産婦人科では「精神的な問題はメンタルクリニックに相談してほしい」「精神科のクスリは赤ちゃんに悪影響だからすぐやめてほしい」としか言われない。

誰も相談にのってくれない。苦しくて仕方がない。

中には、流産・死産をしてしまった、という方がたくさんいらっしゃいます。

この現状を変える為にフジノは、行政の精神保健福祉部門と妊娠・出産・子育てに関わる部門とが連携をして、支援の必要な方に積極的にアプローチすべきだと考えています。

精神疾患・精神障がいのある方々が妊娠・出産・子育てをできるのが当たり前の社会にすることは、フジノの高校時代からの願いです。

これからもこのテーマをずっと追い続けていきます。

どうか市民のみなさまからのご意見もたくさんいただきたいと思います。よろしくお願いします。



「教育長の答弁は市民から罷免を求められても当然だ」と指摘されました/1万ベクレルを超えた養護学校の除染土問題を集中審査した教育福祉常任委員会(所管事務調査)をふりかえって

3.11から現在も被災地とつながり続けているジャーナリストたちは、驚いています

朝日新聞や読売新聞や毎日新聞などの全国紙で、横須賀を扱った記事が載るのは本当に小さなスペースです。

毎日1ページを割いてくれているのは、神奈川新聞だけです。

しかし地元紙・神奈川新聞でさえも、今この時期は、来月に行なわれる市長選挙の記事ばかり。

目の前で起こっている横須賀の大切な出来事を報じてもらえません。

市議会でどれだけ大切な議論をしても、まず取り上げてもらえません。本当に、残念です。

通年議会のもとで初めて委員会条例を活用して開いた教育福祉常任委員会、画期的でした。でも全紙から相手にされませんでした。

それでもフジノはこの教育福祉常任委員会をやって良かったと強く感じています。問題がたくさん明らかになったからです。

そして5月31日には、市長らに対してさらに問題を追及していきます。

もともと就職活動の際に新聞記者を目指していたフジノには、各メディアに内定していった友人たちがいます。

そして、福島取材を続けるフリーライター、被災地の取材を続けるジャーナリスト、震災後に福島支局に志願して異動した全国紙の記者など、フジノには今も『一次情報(現地の生の声)』を提供してくれる方々が何人もいます。

そうした方々に、先日(5月22日)の教育福祉常任委員会でのフジノの質疑の動画をYouTubeにアップして、観てもらいました。

彼らはみな、とても驚いています。あまりにも教育委員会事務局の答弁がひどいからです。

「教育長の答弁は、こちら(福島)だったらすぐに市民から『罷免せよ』と署名活動が起こるレベルだ」

「被曝への意識があまりにも低すぎる。考えられない」

辛辣な言葉でいくつも指摘がなされました。

フジノも彼らと同じ意見です。

あらためて教育福祉常任委員会を文字起こししてみて、文字で読んでみて本当にそのひどさを再確認しました。

4月4日にデータを受け取っていながら1ヶ月も公表しなかった問題(視点その1)の質疑の全文です

5月22日の教育福祉常任委員会(1万ベクレル超が検出された養護学校の除染土問題に関する集中審査)では、フジノは4つの視点から質疑をしました。

その第1の視点は「4月4日にデータを受け取っていながら教育委員会事務局は何故1ヶ月も公表しなかったのか」という問題です。

この部分の質疑を文字起こししたものを掲載します。

ジャーナリストの方々が「これはひどい」と述べた答弁が、いくつも出てきます。ぜひご覧下さい。

加藤まさみち委員長

5月11日付で全議員配布された資料により、市立学校に埋設した除染土砂の放射能濃度の測定結果について質問を行ないます。

5月11日に教育長名義で発表された資料

5月11日に教育長名義で発表された資料


なお、今回が『通年議会』となって初めての所管事務調査となります。質問時間については、本日は制限を設けていないこととしますが、これを先例とは致しませんのでご承知おきください。

これより質問に入ります。ご質問のあります委員はご発言をどうぞ。はい、藤野委員。

フジノの質問

まず、はじめに委員長・副委員長をはじめ教育福祉常任委員会委員の皆さまに心から本日の開催を感謝したいと思います。誠にありがとうございます。

そして理事者の皆さまにもご出席いただきまして誠にありがとうございます。

本日は教育委員会の事務執行の在り方について調査をしたい。具体的には、先ほど委員長がおっしゃったように5月11日付で配布された、『市立学校に埋設した除染土砂の放射能濃度の測定結果について』この発表の経緯やその他の点について伺ってまいりたいと思います。

それでは質問に入ります。

まずこの資料の提供の在り方、市民への情報提供の在り方について伺いたいと思います。

具体的には、「議会の質疑を避けるために意図的に情報公開を遅れさせたのではないか」という疑念を、僕は抱かざるを得ませんでした。その観点から質問をします。

まずこの資料が配布されたのは5月11日です。

しかし、召集議会が開催された2017年5月10日にはすでに同僚議員2名が教育委員会事務局との間でこの結果について意見交換をした、という事実が耳に入りました。

特に養護学校の除染土からは、これまでの答弁とは異なり指定廃棄物の基準値である8000ベクレル/kg、これを超えるものは「無い」という答弁をいただいていたんですが、残念ながら答弁は虚偽であり、8000ベクレル/kgを超える測定結果が養護学校の除染土から出たという重大な事実も明らかになりました。

これだけ明らかな重大な事実が新たに明らかになっていたにも関わらず、召集議会が終わった翌11日になってから市議会に報告した。

この事実をもって僕はさきほど申し上げたように、意図的に「緊急質問などを避けるために情報公開を敢えて遅くしたのではないか」と疑念を持たざるを得ませんでした。

当然、召集議会前に報告されていれば僕は「緊急質問を行いたい」と議会運営委員会に申し出ていたはずです。そこで、質問をしてまいります。

まず質問の一番目です。この測定結果。全学校の測定結果が測定を業務委託した企業、分析担当の企業からいつ教育委員会に届いたのでしょうか?日付をお示しください。

学校管理課長の答弁

この測定結果ですが、すべての全学校の測定データが検査を委託した業者から届いたのは4月4日です。

フジノの質問

つまり、「5月11日の発表の1ヶ月以上前に測定結果は教育委員会の手元に届いていた」という事で間違いないですね。

学校管理課長の答弁

はい、発表の1か月前。4月4日に届いたのは間違いありません。

フジノの質問

これだけ重大なこと、そして新たな出来事が分かっていながら、何故、議会への報告、議会への報告というのはイコール市民への報告でもありますし同時にプレスリリースという形でメディアにも出されますから、何故1ヶ月以上も後になって発表したんでしょうか。

学校管理課長の答弁

それではこの発表の経緯ですが、そもそも「公表時期を操作したのではないか」ということなんですが、操作をしたということではありません。

その理由は2点ありますが、まず1点目ですが、下町浄化センター周辺の各町内会長、自治会長へ報告と説明をし、相談をさせていただきました。この手順につきましては、29年3月14日の教育福祉常任委員会の一般報告で報告させていただいた手順の通りでございます。

それで会長の相談をさせていただいたんですが、すべての会長に説明が終わったのが5月1日になります。

それともう1点ですが、濃度の測定の結果、養護学校で高い数値が検出されましたが、それまでは8000ベクレル/kgを超えるような値は出ないと考えておりましたが、結果として検出されました。

この為、町内会長への説明と並行して養護学校への報告を行い、いちばん心配をされる保護者の方への説明方法などを協議し、報道発表時に学校が対応できるような体制をとっておかなければならないというふうなことを考えて校長・教頭が在席している5月11日を公表日に選びました。以上です。

フジノの質問

ちょっと理解に苦しむ説明でした。

これまでの答弁と異なる、しかも非常に高濃度のベクレル数が出たにも関わらず、まず各町内会長への報告を優先した。そう受け止めました。

しかもそれは「議会に報告した手順にはかったから正しいんだ」というふうに聞こえました。

しかしその手順というのは、8000ベクレル/kg以下であるという前提で、その測定の結果を各町内会長の皆さんにお伝えするという手順であって、このような新たな重大な事実が起こった場合、各町内会長に報告するより前に、やるべきことがあったと思います。

ちょっと事実関係を確認したいんですが、各町内会長へ報告説明をした日付はいつになりますか。また、養護学校へ報告をした日付はいつになりますか。

学校管理課長の答弁

下町浄化センター周辺の町内会長への報告と説明は4月20日から28日にかけて5人の町内会長のほうに報告をしました。それと28日から5日にかけて再度報告をさせていただきました。

それと養護学校ですが、4月の28日になります。

フジノの質問

今の日程をまとめたものがあるんですが、ちょっとお見せしてもよろしいでしょうか。(フリップを提示する)

つまり、企業から4月4日にデータが届き、議会報告およびプレスリリースは5月11日。

地元町内会へは4月20日から28日に先んじて報告をしており、当事者である養護学校には28日に初めて報告をしている。

これ、優先順位、完全におかしくないですか?

これだけ高い値が出た当事者である養護学校より、地元町内会に優先してデータを出すっていうのは理解できないんですが、何故、当事者である養護学校ではなく、地元町内会に優先してデータを報告しに行ったんでしょうか。

学校管理課長の答弁

各町内会長及び養護学校の管理職の校長・教頭先生ですが当然日程等調整をしながらですね、この日程になった訳ですが、特段、町内会長を先にしなければいけないということではなく、日程調整した結果がそのような日にちになったと。養護学校へは4月27日になります。

フジノの質問

はっきりさせて下さい。先ほどは「4月28日に養護学校へ報告をした」と伺ったんですが、4月27日が正しいということですね。

学校管理課長の答弁

町内会長への報告と説明は4月20日から28日にかけてと4月28日と5月1日にかけての時期になります。それで養護学校は4月の27日に報告を行っております。

フジノの質問

養護学校への報告という意味を確認したいと思います。

4月4日にはもうデータは届いていた訳です。そして養護学校にこれだけ高い値が出てしまったということが分かった。

そこから何故23日間もおかなければいけないのか。

これだけの出来事である訳ですから、まず電話をして「このような結果が出てしまった」ということをいの一番にお伝えすべきだと思うんです。

日程調整しながらこの日に報告になったということなんですが、報告というのは何を指しているんでしょうか。

実際に体を教育委員会事務局の人が運んで養護学校の学校管理者らと調整をする、ということを指しているんでしょうか。

学校管理課長の答弁

日程調整はあくまでもその内容をお伝えしに行くという、まあ報告はその内容をお伝えしに行くということになります。

フジノの質問

そうするとやはり、当事者である養護学校に伝えたのは4月27日で、それよりも前に4月20日から地元町内会への説明を優先させた。これは学校当事者を軽視していませんか?

学校管理課長の答弁

いえ、軽視をしていたという訳ではございません。

フジノの質問

それでは何故、町内会を優先した結果になっているんですか。

学校管理課長の答弁

今回この養護学校の除染土砂に高い数値が出たというのは、先ほども申し上げました4月4日に結果は揃った、すべてに学校について揃ったということになります。

その後、そのものについてどのような対応をしなければいけないのか、教育委員会としては学校からそのような汚染された土砂、養護学校も含めてなんですが、そういうものを出していくことが出来ないのか。可能であれば教育委員会としては出したいという考え方があります。

それをするにあたりまして、単純に教育委員会の思いだけで高い数値が出たからお願いしますという単純な報告というのは当然、町内会長のほうへはできないと考えました。

ですからどうすべきかということをいろいろ考えた上でですね、養護学校のものもあわせて下町浄化センターのほうに置きたいということを、考え方としてまとめたうえで町内会長のほうに行きました。

ですから養護学校についても高い数値が出て引き取ってもらえなければ、移設してもらえなければ困るという話をその場でされるということについて「教育委員会としては養護学校の分を含めて移設をしたいと考えている」ということを伝えなければいけないと思いましたので、養護学校へお伝えする、報告するのは時期が少し遅くなったということです。

フジノの質問

いや、申し訳ないんですけれども、やっぱり『当事者軽視』の感はぬぐえないですね。

そもそも下町浄化センター。上下水道局の下町浄化センターの敷地内の海洋コンテナの中にはもっと高濃度の、すさまじい高濃度の放射性物質が数百個のコンテナに入れられていた。

その事実は地元町内会の皆さんも当然知っておられて、そしてそのことを受け入れて下さっていた。

それが搬出をされて空っぽになったから、だから「今こそ学校敷地内にある低線量の除染土を移設させてください」というのが今回の市民からの、そして我々からの要望であり、教育委員会は動いてくれた。
けれども、今回15,000ベクレル/kg出ましたけれども、それは正直なところ、これまで下町浄化センターのコンテナの中に保管されていたものとは、数十分の一、数百分の一の値に過ぎないんです。
しかも全体の量としても学校敷地内の除染土は全部合わせると7トンですが、そのうちの養護学校分だけであって、これで町内会長に何か動揺が起こるというのはそうそう考えづらい訳です。

4月4日に結果がわかってから、教育委員会の中で対応を協議していたと。当然、上下水道局、また市民安全部など市長部局とも協議をしたと思うんですけれども、具体的にはどの部局と協議をしたんでしょうか。

学校管理課長の答弁

協議をしたのは上下水道局だけです。

フジノの質問

そうすると、上下水道局には6月議会でこの経緯を改めて詳しくお聞きしたいというふうに思います。

しかし繰り返しになりますが、この問題は明らかにおかしな点がいくつもあります。

4月4日から一ヶ月以上経って発表されたこの資料のタイトル。『市立学校に埋設した除染土砂の放射能濃度の測定結果について』このタイトル自体がすでにおかしいです。

本来であれば、4月4日に養護学校の結果が出た。教育委員会の中で協議をするのに、この時期入学式などもあって皆さん忙しかったとは思うんですが、ことの重大さを考えれば、「8,000ベクレル/kgを超えるこれまで説明してきたこととは異なる高い数値の除染土砂が測定結果で出ました」というプレスリリースと議員向けの説明と、市民向けの説明がまず4月の上旬になされてしかるべきだったと思うんです。

地元町内会に説明をする。それは移設の為のことで大変重要なことです。

けれどもまず、当事者の皆さんに適切な情報を可能な限り早く出すのが当たり前のことだと思います。このタイトルは、まるで全学校のことだけが書いてあって、そしてしっかり読まなければ「8,000ベクレル/kgを超える」「今までの答弁は違った」ということがわからない訳です。

何故、養護学校だけの結果を早急に発表をしなかったのでしょうか?

全てをごちゃ混ぜにして43校のうちの1校というようなかたちで、しかも1ヶ月後に、わざわざ1ヶ月後に発表をしたんでしょうか。何ですぐに発表しなかったんですか。

教育長、震災当時、市民安全部長だったんですから情報提供の重要さは特にご承知ですよね。何でこんな1ヶ月も遅れる事務執行を認めたんですか。

教育長の答弁

3月14日の本常任委員会でも、手順についてはご説明をさせていただいているという前提に立ちましてこの調査そのものが移設を前提として調査をするということを昨年第3回定例会の藤野議員のご質問に答えて私は答弁をさせていただいております。

まずは「学校内にある」という状況よりは、下町浄化センターに置いてあるコンテナが、今は移設をできる状態になったという情報をいただきましたので、協議を始めて移設をしたい、と。その為の前提の調査であります。

それに従って手順を踏んだつもりでおります。

そしてこの結果、ふたつの検体を業者に委託をして調査をしました。

検体を採って直ちに元の状態に復元をして50㎝の覆土をしたあとの空間線量も測定をしております。

その結果、自然放射線量と大差の無い、人体に影響のない空間線量だということでありまして、この8,000ベクレル/kgを超えた養護学校の埋設土をそのまま放置をしたり、あるいは人体に触れさせるような状態にしたり、あるいは外部に搬出をしたということは全くありませんので、ほんの調査にかかる、ある特定の極めて短時間の間にだけその検体を採り出した訳です。

同じ状態で埋設に戻しました。

そのことが測定の結果8,000ベクレル/kgを超えてること。1校だけ超えたということを敢えてそれだけを取り出して市民に広報をする必要があるというふうには教育委員会、私は判断をいたしませんでしたので、段取りを踏んで事務を進めてきたつもりでおります。

フジノの質問

まことに残念な答弁だと受け止めます。

僕が「移設をして欲しい」と何度も提案をしてきました。

そしてその提案への答弁、その答弁の手順をもってやったんだと。だから8,000ベクレル/kgを超えるものが出たとしても手順通りにやったんだから発表する必要はないんだと。そのように聞こえて仕方がありません。

確かに調査は移設のための手順のひとつとして行われました。

けれどもこれまで市民に向けては「指定廃棄物の基準である8,000ベクレル/kgを超えるものは無い」というふうに説明をしてきた。市民にはそのように信じ込ませてきてしまった。

結果的に嘘をずっとお伝えをしていた。それを信じて市民の方々は生活をしていた訳です。

具体的には今回であれば養護学校の方、本当は養護学校以外にも問題にしたい学校がいくつもあるんですけれども。高い値が出ている学校、浦郷小やいろいろいくつも出ていますね。これ6年前の値に割り戻したら結構な値になる訳です。

それを新たな事態として発表しないというのは危機意識が余りに欠如しているとはお考えにはなりませんか。

教育長の答弁

まず移設を前提に埋設当時サンプルとして5つの学校、当時埋設時に空間線量がいちばん高かった順番に5つ選びました。

この5つで検査をしたベクレル数は8,000を超えておらなかったわけであります。

そこで移設を前提に残りの38校の全校を調査をするというお約束をさせていただいて、その時点で私どもとしては埋設当時高かった空間線量の5校から基準を超えるベクレル数が検出をされなかったということから、残りの38校でも基準のベクレル数を超える数値は検出される可能性はおそらくは無いだろうという判断をしたわけです。

その判断に、43分の1校、誤りがあったと言われればその通りであります。

そのことをもって移設が前に進まないということを私としては懸念をしたという部分もございまして、現在の段取りで事務を進めさせていただいたものでございます。

フジノの質問

くりかえしますが、「全校の移設を実現したい」という気持ちはよくわかります。

しかし、今まで説明してきたこととは前提が違うものが1校で出た。

当然残りの42校はそのまま進めていくとしても、まずこの1校において前提とは違う新たな事実が分かった。それは伝えるべき新たな情報です。

それを伝えない。

それは傲慢だと思いますよ。

教育委員会として「8,000ベクレル/kg以下だ」というふうに想定をして、そして測定をしてみた。

しかし、測定をした結果、違う数値が出た。高い数値が出た。

これは普通に考えれば即、情報公開をするべきものだと僕は考えています。

そして地元町内会に説明する前に、当事者である養護学校に4月の4日にデータが分かったならば即日、連絡をする。そして対応を協議する。

その後に地元町内会あるいはすぐに市議会、市民にも報告をすべきだったと思います。

この観点については次で最後なんですが、4月4日にこのような事態が判明していながら、何故、議会への報告が5月11日になったんでしょうか。

1か月以上空いていますよね。何で5月11日まで我々に報告しなかったんでしょうか。

学校管理課長の答弁

5月の報道発表及び全議員への情報提供が5月11日になった理由ですが、冒頭にも藤野委員からご質問がありました通り、まず今後の対応を当然検討しました。教育委員会の考えをまとめるということもあります。

その内容を町内会長にお伝えをし、町内会のほうの対応を相談させていただいたというのが先ほどの1点目です。

それと高い数値が検出されたということでやはり同じように、どのような対応をすべきか養護学校も含めてその対応、発表のタイミングとあわせてのその対応を様々な問い合わせが多分あろうかと思いましたので、学校側も対応ができるような体制を整える日程として5月の11日になった、ということです。

フジノの質問

それではやっぱり説明になっていないと思うんですね。5月1日に町内会まわりが終わっている。町内会まわりをする前に養護学校にまず伝えるべきだったというのが僕の考えです。

そして一刻も早く新たな事実なので、地元町内会以前に、全ての市民の皆さま、そして議会に報告をすべきだったと思っています。

ゴールデンウイークを挟んだから11日というふうに収めたいんだと思うんですけれども、4月4日から1か月間あって、協議をして、そして4月20日にはもう町内会に行っているということは協議はもう19日には終わっていたと思われるんです。

4月19日の時点でどうして議会に報告をしようというふうに考えなかったんでしょうか。

学校管理課長の答弁

さきほども申し上げた通り、3月14日の教育福祉常任委員会の中でその結果が出ましたらまずは町内会長のほうに報告ご相談をさせていただこうというふうに考えておりました。

その手順でやりましたので、議会への情報提供というのは遅くなってしまいました。

敢えて遅らせたとか、そういうことは考えておりませんでした。

フジノの質問

これはあまりにも硬直化した事務執行の在り方だと思います。

繰り返しになりますが、移設の為の手順として測定を行なった。しかし今まで言ってきた数値とは違う数値が出た。新たな事態が起こった。

新たな事態が起こったにも関わらず、これまでの手順通りに進めていって、そして報告も遅くなった。

これを「受け入れろ」というのは市議会には無理ですよ。

少なくとも僕は絶対に受け入れられません。

情報提供の在り方、たるんでるんじゃないですか。

言葉は悪いですけれども、学校が軽視されている。

そして市議会イコール市民ですから、市民も軽視されている。

移設をしないと藤野がしつこく議会で、あるいは小室議員が議会でしつこく追及する。そのことだけが頭にあって、移設をまず一番に考えて、もちろん移設の背景には子どもたち保護者の皆さんを安心させたいというのがお気持ちとしてあるのも承知しているんですが、新たな事態に対して対応できていない。全く対応できていない。

そして協議が整った後も町内会への報告を優先して養護学校よりも先に行っている。

そして議会には1ヶ月以上経ってから報告をしている。

報告の在り方、本当に僕は硬直化していて新たな事態に対応できていなくて、情報提供の在り方も間違っていると思います。

それから11日になった理由というのも合理性がわかりません。何故5月10日より前に報告できなかったんですか?

学校管理課長の答弁

先ほどから何度も答弁をしておりますが、4月の20日以降ですね、町内会長等にご報告をする。養護学校へご報告をする。その後の対応を含めてご相談をさせていただくということをしておりましたので、報道発表をできた日、全議員に配布できた日が最短でも5月11日だったということで、あえて遅らせたということではございません。

フジノの質問

関係全町内会に、5月1日に報告が終わってるんです。

そしてこれはあまり申し上げたくなかったんですけれども、関係議員には5月10日に事前に説明を終えているんです。1日に全町内会回り終わって10日に同僚議員に事前に話をしている。

この9日間の間に報告できたじゃないですか。

何でそれをしなかったんですか。その説明にはなっていないと思うんです。

学校管理課長の答弁

5月の1日に町内会長のほうには報告は終わりました。

それで今後の動き方というか対応方法もまず一度お話しをさせていただき、当然その町内会長へのご報告・説明に併せて養護学校ともお話しをしました。

その時に報道発表の時期、全議員への情報提供というのも当然、お話しをしました。

ゴールデンウイークがあけた翌週、8日からの週になるんですが、8日の週につきましては、養護学校のほうで管理職が揃う日が11日でした。それ以前に報道発表を行なうなどをしますと、当然保護者からの問い合わせ等があった時に養護学校のほうでは「管理職が揃っていないと対応ができない」というようなお話しもありましたし、やはり問い合わせについては可能な限り万全な体制で対応したいと考えておりましたので、11日になったということです。

フジノの質問

今まで僕ちょっと答弁を聞いて勘違いをしていたんですけれど、やっぱり皆さんも「大問題だ」と認識してた訳ですね。

「大問題だ」と認識していたから、養護学校の管理職が集まっていないと電話が殺到した時に対応できない。だから11日に発表したってことですよね。

「大問題だ」って分かっていたら、4月4日にやはりやはり企業からデータが届いた。そして上下水道局と対応を協議した。4月19日に分かった。その直後に養護学校に協議を申し入れて対応を検討し、そしてその直後に市議会、そして市民の皆さまに情報提供をすべきだったですよ。

「重要だ」ってやっぱりわかってたんじゃないですか。わかっていたけれどもやはり一か月間情報を寝かせていた。教育委員会の判断で寝かせていたとしか受け止められません。

たいへん僕はこの問題については「問題だ」というふうに思っています。

文字ばかりで、ごめんなさい。

でも、じっくり読んでいただきたかったのです。

市民のみなさまには、前提となる情報が少なすぎてこの質疑応答がよく分からないかもしれません。

けれども、6年前からずっとこのまちで被曝の不安と恐怖と闘ってきた、多くの保護者の方々は分かって下さるはずです。

教育委員会事務局は、信じられないほど6年前と比べて危機意識が薄くなりました。

そして答弁も、めちゃくちゃです。

ジャーナリストの友人やフリーライターの方々は「こんな答弁が明らかになれば、市民から罷免を求める署名活動が起こるレベルだ」と言います。

6年前、こどもたちを被曝から守る為に、給食食材の事前・事後の放射線量の測定を全国で初めてスタートさせた、全国から視察がたくさん訪れた、横須賀市教育委員会の姿は、もうありません。

「横須賀市民生委員推薦会」委員にフジノは就任します/教育福祉常任委員会協議会(その1)

教育福祉常任委員会のもろもろを決める「協議会」を開きました

今日は、『教育福祉常任委員会協議会』が開かれました。

教育福祉常任委員会協議会・議事次第より

教育福祉常任委員会協議会・議事次第より


新たなメンバーで新年度の教育福祉常任委員会を運営していく上で必要なもろもろの事柄を決める為です。

今日のプログラムは2つ。

本日のプログラム

  1. 各種委員の互選

  2. 所管事務調査(市内の視察と市外の視察)

です。

今日のブログでは、『各種委員の互選』について報告いたします。



フジノは「横須賀市民生委員推薦会」委員に就任します

『各種委員の互選』とは何か、をご説明しますね。

横須賀市のいくつかの『審議会』の委員に「横須賀市議会からメンバーを出してほしい」と市から要請を受けています。

かつては外郭団体の理事にも、毎年、市議会からメンバーが選ばれていました。

(フジノもかつて横須賀市健康福祉協会という外郭団体の理事に就任したことがあります。例えば、2004年2011年など。外郭団体を内側から改革するのはすごくやりがいがありました)

横須賀市議会では、こうした市の審議会に「市議会からメンバーを出すのはやめよう」という改革を進めてきました。

何故ならば、明らかに利益相反です。

『理事』として決定した事柄に『市議』として同一人物が質疑をするのは、おかしいですよね。

議会改革を進めている横須賀市議会なので、ほとんどの審議会へのメンバー出しを廃止しました。

今ではあくまでも法令などで定めがあるものだけ、市議会からメンバーを送り出しています。これを『各種委員の互選』と呼んでいます。

さて、本日のくじ引きの結果、

  • 社会福祉審議会の委員=鈴木真智子委員

  • 横須賀市民生委員推薦会の委員=フジノ

と決まりました。

フジノにとって、『民生委員推薦会』委員に就任することは偶然とは思えません。

地域福祉の為に欠かすことのできない存在である、民生委員・児童委員。しかし残念ながら成り手がおらず、欠員が続いています。

さらに、立候補や推薦によって候補者が決まっても、手続きが煩雑なことや就任の機会が少ないことから、欠員の時期が長期化する傾向がありました。

そこで、昨年度はこの課題を少しでも解決に近づける為に、フジノは『社会福祉審議会』の委員として『手続きの省略可』に関わりました。

「民生委員・児童委員」の候補者が委嘱される(就任する)までの流れ

「民生委員・児童委員」の候補者が委嘱される(就任する)までの流れ


また、欠員となっている地区に新たな候補者が決まったら、すぐにその方に就任していただける(=厚生労働大臣に委嘱される)ようになりました。

この2つの改革によって、新年度(今年です!)から新たなしくみで民生委員・児童委員をスピーディーに選べるようになったのです。

フジノは昨年度、社会福祉審議会の立場でしくみを改革しました。

そして今年度は、改革後の新しい流れで民生委員・児童委員の候補者の方々を実際に推薦する立場となりました。

とても大きなやりがいを感じています。

全力で『民生委員推薦部会』の委員として職責を果たします!



2017年度も教育福祉常任委員会に所属することが決定しました/いのちを守る為に、この身を捧げる覚悟で働きます

今日の本会議で正式に「教育福祉常任委員会」に就任しました

1週間前のブログ記事で、2017年度もフジノは教育福祉常任委員会に所属することが内々に決定した、と記しました。

これはあくまでも無会派に割りふられた委員会ポストを、無会派の4名でうちうちに話し合いをしただけです。

実際には、今日の本会議で全議員の了解を得て初めて『正式決定』となります。

そして本会議で、正式に決定となりました。

4常任委員会それぞれの就任者リスト

4常任委員会それぞれの就任者リスト


4つの常任委員会それぞれの『就任者リスト』は上の通りです。



悩みに悩んだ末に家族の言葉に背中を押されました

『社会保障』のフジノ
『福祉政策』のフジノ
『医療政策』のフジノ
『健康政策』のフジノ
『教育』のフジノ

と、あえて14年間自ら名乗り続けてきました。

実際に、自殺対策だけでなく、高齢者保健医療福祉、こども家庭福祉、あらゆる分野で成果を上げて、横須賀の政策を引っ張ってきた自負もあります。

ずっと教育福祉常任委員会に所属してきたことに対して、こころない人々から『族議員』と誹謗中傷を受けたこともあります。

それでもあえて教育福祉常任委員会にフジノがこだわってきたのは、「政治家になった目的以外のことは一切やりたくない」という強い想いからです。

いのちを守りたくて、好きな仕事(会社)を辞めて、市議会議員に転職しました。

今でこそなんとなくベテランのように思われていますが、初立候補の時のフジノは単なる茶髪のあんちゃんで泡沫候補でした。誰もが「フジノは落選する」と言いました。

全てを捨てて、この仕事に転職しました。

だから、「いのちを守る、その目的だけの為に一直線で生きていきたい」、そう思って生きてきました。

他の3つの常任委員会も市民のみなさまの暮らしに直結しています。すごく大切です。

ただ、他の3つの常任委員会で扱っている事柄の大半が、フジノが『人生を捧げると決めた事柄』とは、『距離』があります。回り道をしている時間は僕にはありませんでした。

本会議終了後、4つの常任委員会が開かれました

本会議終了後、4つの常任委員会が開かれました


けれども2017年度は、教育福祉常任委員会を離れようと思っていました。

実は、フジノはとても体調を崩しています。

今年の予算議会での委員会最終日(2017年3月14日)、政治家人生で初めて委員会を欠席しました。丸一日、自分がいないままに教育福祉常任委員会が始まって、終わりました。ショックでした。

これまではひどいめまいがして委員会をいったん退室しても、控室で休んですぐに戻るなど、どんなことがあっても出席し続けてきました。

けれども、丸一日初めて委員会を休まざるを得ない状況に追い込まれて、ハッキリ自覚させられました。自分の体も心も限界に近付いているのだと。

1月から家族がバタバタと体調を崩していき、入退院を繰り返すようになりました。

家族が入院した経験を持つ方でなければ分からないと思いますが、仕事をしながら家族の入院のサポートをすることはとても大変です。

市内のひとりの入院でも大変なのに、バラバラのまちに暮らす家族がそれぞれにピンチに陥っていました。

もちろん、フジノは全力で仕事を続けながら、家族を守る為に奔走しました。

そして、時間も、体力も、お金も、少しずつ失われていきました。

そんな中、昨年から決めていた自分自身の手術を4月に行ないました。

残念ながら予後が悪くて、喉の炎症がきっかけで、その手術跡から雑菌が入ってしまいました。

手術は成功したのですが別の病気になってしまい、「声を出してはいけない」と言われて、毎日たくさんの薬をのまねばならなくなりました。

(そうはいっても、街頭で大声を出さなければならないのも僕の仕事のひとつですから、全く治りません。つらいです)

フジノが最近はいつもマスクをしているのをみなさんご覧になったと思います。

「これ以上、菌が入ったらダメだから」というドクターからの強い指示を受けているからなのです。

この11年、どんなことがあっても休まなかったカフェトークも、お休みさせてもらっています。

こうして迎えた、年度がわりとともに行なわれる常任委員会のメンバーチェンジ。

4つの常任委員会の中で、最も分量が多く、審議の時間も多く、したがって準備の量もすさまじく多いのが教育福祉常任委員会です。

「今の自分では、満足いく質の高い仕事ができないかもしれない」

「自分以外の方が教育福祉常任委員会に所属なさった方が、市民のみなさまの利益になるかもしれない」

「市民の為に大切なことに変わりは無いのだから、少し心身を休める為にも、負担がやや少ない他の委員会に所属しても良いのではないか」

こうした想いが何度も去来しました。

しかし、そんな僕に家族が言ったのです。

「私たちの入院で英明に迷惑をかけているけれど、この苦しい日々を体験している今こそ、あなたは苦しい想いをしている市民の気持ちが誰よりも理解できるはず。だから、あえて教育福祉常任委員会になるべきじゃないの?」

と。

なんて酷な言葉だ、と思いました。

僕はあなたたちを守る為に、時間の作れないこの仕事を辞めてでもケアに全力を尽くそうと悩んでいる時なのに。

教育福祉常任委員会に所属すれば、きっと僕は全力を尽くすだろう。

そうしたら、あなたたちの為に動く時間はますます減ってしまうのに。

確かに、大切な元恋人が命を失った時、僕は全力で自殺対策を作った。

確かに、父が12年間植物状態で入院していた時、僕はこのまちの高齢者保健医療福祉を変えようと全身全霊をかけた。

いくつもの、家族の悲しみ、つらさ、そしてそれに接した時の自分の胸の痛みは、政治家としての僕を強く突き動かしてきた。

けれど...。

結局、家族の言葉が僕の背中を押しました。

僕は、あえて最も過酷な教育福祉常任委員会に所属することを決意しました。

僕の家族が苦しんでいるように、多くの市民の方々が苦しんでいることを僕は知っています。

通院や入院の現場で、たくさんの声を僕は聴いてきたし、目の前でたくさんの涙をみつめてきました。

僕のことを「市議だ」と気づいた方々は僕が家族のお見舞い中であっても、その想いをぶつけてきます。それはとても苦しいことです。自分のことで精いっぱいなのに、さらに他の方の想いも背負うことは。

しかし、僕はプライベートとパブリックを使い分けることができません。

例え、市議だと気づかれなくとも、闘病中の方々の姿を目の当たりにするたびに、帰るところが無い方の為にMSWさんが必死に駆け回っている姿をみるたびに、親御さんのお見舞いに来た他県のこどもたちがどうすることもできなくて嘆いている姿をみるたびに、僕の頭は政治家として必死に解決策を考えています。

もはや、逃げている場合では無い、と分かりました。

もしかしたら僕は今年、途中で倒れてしまうかもしれません。複数の家族のケアと、仕事とを両立できないかもしれません。

そもそも僕自身が精神疾患もちで、他の健康な方々と比較して圧倒的に心身が弱いという前提もあります(根性だけは負けないけれど)。

それでも、いのちを守る為に、死に物狂いで働いてみせようと決めました。

初当選以来、いつだって気を緩めたことはありません。

まわりが言うほど「族議員」でもなければ、ベテランといっても年数が増えただけです。

社会保障・社会福祉にはいつも新たな課題が現れるので、いつだって初心者マークで新たな課題について文献を読み漁り、生の声を聴かせていただく為に走り回っているのです。

保健医療福祉、教育、目の前に起こる出来事は全てが『個別』で『新しい出来事』で、パターン化できません。

だから僕は、いつも1年目なのです。市議会議員15年目のキャリアで14回目の教育福祉常任委員会への所属ですが、いつだっていつも1年目なのです。

いつになってもベテランになんかなれる分野ではありません。だから、新人のまま必死に働いているのです。

本会議を休憩し、4常任委員会が初めて開催され、新メンバーで初の教育福祉常任委員会が開かれました

本会議を休憩し、4常任委員会が初めて開催され、新メンバーで初の教育福祉常任委員会が開かれました


いろいろなことを記しましたが、とにかく僕は、2017年度も教育福祉常任委員会に所属しました。

家族の言葉に背中を押されて。

その家族のいのちが失われるかもしれないにもかかわらず。

とてもつらい職業に就いたな、と改めて思います。

けれども就いた以上は、全身全霊をかけて働きます。



2017年度もフジノは「教育福祉常任委員会」に就任します/「政策検討会議」「議会ICT化運営協議会」にも参加します

「議会運営委員会」が開かれました

昨日の『議会運営委員会』では、例年どおりに人事についての話し合いが行われました。

具体的には、下の内容について話し合いが行なわれました。

2017年5月10日・議会運営委員会・審査事項

  1. 『常任委員』の配分と正副委員長職の割り当てについて

  2. 『議会運営委員』の配分と正副委員長職の選出について


  3.  

  4. 『政策検討会議』委員の選出について

  5. 『広報広聴会議』委員の選出について

  6. 『議会ICT化運営協議会』委員の選出について

5月10日に開催予定の『召集議会』の場で、正式な決定となります。



5月の「召集議会」であらゆる組織のメンバーが新たに決まります

市議会には、様々な組織があります。

『よこすか市議会なるほどガイド「議会でゲンキ!」』P21より

『よこすか市議会なるほどガイド「議会でゲンキ!」』P21より


議会のあらゆることを議論して決めていく『議会運営委員会』。

市役所の幅広い仕事を網羅する為に4つの分野に分けて議論していく『常任委員会』(総務・都市整備・生活環境・教育福祉)。

常任委員会とは別に、特別な市政のテーマを集中的に期限を区切って議論していく『特別委員会』

横須賀市議会が一丸となって取り組むべき政策のロードマップを作り、行政とは異なる視点で条例を作成し、議会主導で様々な課題を研究・調査・議論していく『政策検討会議』

市民のみなさまの声に広く耳を傾けるとともに、議会からも『議会だより』やツイッターなどで積極的に発信していく『広報広聴会議』

全国に先駆けて議会改革を進めてきた横須賀市議会の改革のエンジンである『議会制度検討会議』

つい先日も議会運営委員会のインターネット中継をスタートしましたが、『横須賀市議会ICT化計画』に基づいて議会のICT化を推進していく為の『議会ICT化運営協議会』

5月10日の『召集議会』では、こうした組織の新たな人事が決まります。

つまり、『市議会の人事異動』です。



フジノは2017年度も「教育福祉常任委員会」で働きます

無会派は、現在4名です。

青木哲正議員、上地克明議員、小室たかえ議員、そしてフジノ。

無会派には、4つの常任委員会(総務・都市整備・生活環境・教育福祉)が1つずつ割り当てられました。

誰がどの委員会に所属するかは話し合いで決まります。

フジノは議員生活14年のうち、合計13年間にわたって一貫して保健・医療・福祉・教育を担当する常任委員会に所属してきました。

2014年の生活環境常任委員会での1年間を除いて、自殺対策・障がい福祉・保健医療福祉などフジノが政治家に転職した想いを実現する上で、最も近道である政策分野の委員会に所属してきました。

『旧・民生常任委員会』と『旧・教育経済常任委員会』が2011年に再編されて、『教育福祉常任委員会』になりました。

市役所組織で言えば、健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会の4部局が所管となります。

フジノは2017年度も『教育福祉常任委員会』で働きます。

正式には5月10日に決定となりますが、無会派のメンバーで話し合って決まりました。

15年目も、今までどおり、全身全霊をかけて働いていきます。

また、『政策検討会議』と『議会ICT化運営協議会』の2つにもフジノは参加します。

横須賀市議会の良き伝統として、会派に属さない議員にもオブザーバー参加が認められています。オブザーバーという名前ではあるものの、実際は正式な委員と同じく議論に加わり、何かを決定する際にもその意思を尊重していただいています。

(他のまちの議会では会派に入っていないと一切の議論に加われないところもありますが、横須賀市議会では大きく異なります)

『政策検討会議』は昨年フジノが所属していた『政策検討会議等準備会』が十分な議論を終えて合意を得られたことから『準備会』ではなく、正式な会議へと発展したものです。

板橋議長による「政策中心の横須賀市議会を進めていこう」という強い想いのもと、横須賀市議会の政策ロードマップを策定し、政策中心の横須賀市議会のアクセルを強く踏んでいく役割が求められている会議です。

これからも全力を尽くしていきます。



不育症の専門医が市内ゼロの現状を変える為に、市立2病院への不育症専門医の配置・養成を提案しました/教育福祉常任委員会(2017年予算議会)

こども育成部の予算審査をしました

本日も予算審査の為に委員会が開かれました。

教育福祉常任委員会(こども育成部の予算審査)に臨む藤野英明

教育福祉常任委員会(こども育成部の予算審査)に臨むフジノ


いくつもの質疑や提案をフジノは行ないましたが、今日のブログでは『不育症への支援の拡大』の為に行なった提案を取り上げます。

あなたは『不育症』をご存知でしょうか?

「厚生労働省研究班・不育症とは?」より

「厚生労働省研究班・不育症とは?」より


妊娠を経験した女性の4.2%が流産を繰り返す『不育症』であるとの調査結果を厚生労働省研究班が公表しています。

けれども、『不育症』は治療をすれば85%もの方々が無事に出産に至ることも明らかになっています。

不育症は治療をすれば85%の方が無事に出産できます

不育症は治療をすれば85%の方が無事に出産できます


問題は、わが国で『不育症』の存在がほとんど知られていないこと、また治療の専門家が圧倒的に足りないことです。

「厚生労働省研究班・研究者リンク」より

「厚生労働省研究班・研究者リンク」より


フジノにとって『不育症への支援』は重要なライフワークの1つです。

2011年9月議会、横須賀市議会で初めてフジノが不育症への支援を提案しました。

それをきっかけに翌2012年度から、神奈川県内で初めて横須賀市は『不育症』の治療費への助成をスタートしたのです。

2013年度予算説明資料より

2013年度予算説明資料より


けれども、市民のみなさまにその制度はほとんど知られておらず、初年度の利用実績は延3件だけでした。

「事務概要(2012年度分)」より

「事務概要(2012年度分)」より


もっともっと多くの方々に不育症の存在を知っていただき、補助制度を利用して金銭の心配をせずに治療を受けて、赤ちゃんと出会えることを願ってやみません。

そこでフジノは、当事者のみなさまの団体である『不育症そだってねっと』のみなさまにヒアリングをさせていただきながら、制度の改善を提案し続けてきました。

さきの市議会議員選挙(2015年)でも、せっかくマイクを使って市内で演説をできる機会なので、市民のみなさまに『不育症』の存在と治療をすれば85%もの方々が赤ちゃんに出会えることをひたすら啓発してまわりました。




再選後はさっそく様々な提案をしてまいりました。

もちろん、今日のこども育成部の新年度予算案を審査する委員会でも、新たな提案を行ないました。

こうした思い入れのあるテーマなのです。



市立2病院へ不育症専門医を配置または養成するよう指定管理者に要請すべき

新たな提案は、横須賀市が持っている公立病院(市民病院・うわまち病院)に不育症の専門医を配置することです。

実は、不育症の専門治療機関(指定医療機関と呼んでいます)が横須賀市内にはありません。

最も近いのが、わが国の不育症治療のリーダーである杉先生が開業しておられる『杉ウィメンズクリニック』(新横浜)です。

市立2病院は現在、民間の地域医療振興協会に指定管理に出しています。

その契約期間がまもなく終わり、新たな契約更新がやってきます。

そこで、新たな契約の際には不育症専門医を配置する・養成することを明記すべきだ、と提案をしたのです。

フジノの質問

まずは、『不育症』及び『不妊症』の治療費助成事業に関して伺います。
 
ここ数年来、なかなか件数が伸びないという話の1つに、「本市の中には指定医療機関が無いことが原因ではないか」という話し合いがありました。
 
そこで、市の医師会などとも相談をしながら、開設あるいは誘致の話し合いをしている、とのことでした。
 
平成29年度はどのような方向になりそうなのか、お聞かせください。

こども健康課長の答弁

 
 なかなか良い報告ができなくて大変申し訳ないのですけれども、今のところ市内の医師会、産婦人科医会などとの御相談の中では、まだ「うちで」というようなお話はいただいておりません。

そして、不妊・不育の世界というのが医療の中でももっと専門的というか、コアなところもありますので、そこを熱心にやっていらっしゃる大学病院ですとか、それからそこをサポートしている民間の事業所やNPOというのがあるのですけれども、今年度から妊活のイベントをしていく中で、そういう方たちとも連携をとっていく必要があるだろうということで、一応顔つなぎとか、御相談はさせていただいています。

その方たちも、今横須賀市で専門のクリニック、医療機関が無いので、困っているのだということをそれぞれのまた大学病院のほうとかにも、先生方にもお話をしてくださるというようなことは、内々でというか、打診というか、御相談の段階なのですけれども、させていただいています。

また平成29年度は、そういう大学病院の先生方等にも御挨拶に伺って、いろいろ情報をいただこうかと思っているところです。

フジノの質問

様々な取り組みをありがとうございます。
 
もう1点伺いたいのは、まず医師会に相談をしていただいたことは大変ありがたいと思うのですが、本市には公立病院が2病院あります。

しかもそのうちのうわまち病院は小児医療のセンターまで設置をしていて、拠点として位置づけられている。

周産期に関してはうわまち病院は大変充実している、と思います。
 
医師会に相談をする前に、まず本市の公立病院の指定管理者である地域医療振興協会に、本市として正式に設置、あるいは医師、専門家の養成を依頼すべきではないかと考えるのですが、その点はいかがでしょうか。

こども健康課長の答弁

おっしゃるとおりだと思います。
 
実は、健康部の方には御相談に伺っていまして、例えばうわまち病院に設置する場合に、どんな部屋が必要だとか、どんな人員が必要だとかというようなところの資料をお渡ししているところです。

なかなか市として、正式な形で進んでなくて、申し訳ないのですけれども、そこもあわせて御相談していければとは思っています。

フジノの質問

実は、健康部との質疑でも話したのですが、公立病院2病院の指定管理者の選考が新年度行われます。
 
その際に、仕様書、協定書にこういった事柄もぜひ要望をして書いていただき、そして新しい指定管理者の方には、不妊・不育症治療もやっていただけるところに手を挙げていただく。

そういう形が必要なのではないかと思っていますので、ぜひ健康部ともいろいろ話し合いをして、この取り組みが本市の中でできるように進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

こども健康課長の答弁

うわまち病院の指定管理のスケジュール等を、私の方で把握していませんので、はっきりとここでお答えができなくて、申し訳ないのですけれども、相談はしていきたいと思います。

フジノの質問

ぜひ把握してください。
 
平成29年度中に公立2病院の指定管理が終わります。

そして、平成30年度からは新しい指定管理者になる訳ですが、そのための選考が平成29年度中に行なわれてしまうのです。

ですから、ぜひ両部で検討していただきたいと思います。

部長、ぜひ健康部と協議をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

こども育成部長の答弁

 
何ができるのかというところもございますので、情報収集に努めながら、健康部とは連携していき、考えていきたいと思います。

フジノの質問

本市が持っている公立病院であって、本市があくまでも指定管理に出しているわけです。
 
この後の質疑でも1点伺いたいと思っているのですけれども、現・指定管理者の事情をあまりにも健康部はそんたくし過ぎているところがあると感じています。

ですから、本市のこども育成部としてはどういったニーズがあると感じているのかを健康部に強く伝えていただきたい、と思います。

何ができるか分からない、では無くて、こども育成部としてのニーズを健康部に伝えて、健康部にはそのような仕様書を募集に関しては出してほしいと伝えていただきたいのですが、いかがでしょうか。

こども健康課長の答弁

 
こども育成部としてのニーズを整理して、健康部には伝えていきたいと思います。

2017年は大きなチャンスの年です。

周産期医療に力を入れているうわまち病院ですが、妊娠中から産後のケアだけではなく、不妊・不育への取り組みを充実させるチャンスです。

こども育成部と健康部にはぜひこの提案を実現してほしいです。

そして、ひとりでも多くの方に治療を受けていただいて、新たな生命との出会いが叶うことを願ってやみません。



特別養護老人ホームの待機者を減らす為には、特別養護老人ホームを新たに増やすべきではない/教育福祉常任委員会・2016年9月議会

本日は「福祉部」の決算審査を行ないました

9月議会の前半戦(補正予算の審査)が終わり、後半戦(決算審査)に入りました。

決算審査を前に

決算審査を前に


前回の健康部に続いて、本日の決算審査は福祉部でした。



「待機者数を減らす為には、新たに特別養護老人ホームを建設してはいけない」との持論を改めて主張しました

福祉部から、『特別養護老人ホーム』の待機者数が1,762名(内要介護度3以上1,054名)であるという説明がありました。

待機者数の問題に対して、多くの委員が質問で取り上げました。

論調としては「新たな特別養護老人ホームを建設すべきではないか」という声が多かったです。

しかし、フジノはかねてからの主張である「待機者を減らす為には特別養護老人ホームを新たに作ってはならない」=「もっと他にやるべきことがある」を改めて訴えました。

2016年9月29日・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

『都市部』と『福祉部』に高齢者の住まいのあり方について、定期的に意見交換をしていただいています。

平成27年度も意見交換を続けていただいたと思うのですが、その成果というのは、どうだったのでしょうか。
 
『地域包括ケア』の実現の為には『高齢者の住まいと住まいのあり方』について、『都市部』と『福祉部』が定期的に意見交換していくべきではないかという提案をさせていただいて、実際に意見交換をしていただいているというふうに聞いています。

その1年間の意見交換の成果というのは、あるのでしょうか。

福祉総務課長の答弁

 
『高齢者保健福祉計画』を策定する時に必要がありまして、集中的に『都市部』と意見交換を持ちました。

その後、課題もお互いに確認し、「また継続してこういった会合を持ちましょう」ということで、一区切りをしておりますけれども、平成27年度につきましては、具体的に意見交換などの場を設けることはありませんでした。

フジノの質問

特に具体的にお聞きしたいのは、『特定施設入居者生活介護』の一つに当たる、本市における『サービスつき高齢者向け住宅』の数の少なさについてです。

先ほど来、『特別養護老人ホーム』の待機者数のお話が出ています。

でも、僕は介護が必要になってから住みかえをする『リロケーションダメージ』、今まで住み慣れた所から施設に移されることによって、さらに認知症が進んだり、要介護度が上がったりということで、あまり良いことではないと考えています。
 
早目の住みかえの方が必要であって、自分の意思で住みかえを早目に行なうことが必要だと思います。
 
そんな中で、国土交通省と厚生労働省がつくったのが『サービスつき高齢者向け住宅』ですが、本市の場合、直近まで入れても『はなことば衣笠』『住まいるclass久里浜』『ミモザ久里浜はまゆう苑』『住まいるClass池上』『ローズハイツ』、合計で189戸。

大体1戸、お一人かお二人なので、約200人と受けとめているのですが、これは大変少ないと思うのです。
 
この現状をどのようにお考えか、お聞かせください。

介護保険課長の答弁

 
介護つきの『サービスつき高齢者住宅』ということで、現在有料老人ホームも介護つきも、同じ一くくり、有料老人ホームという扱いで考えておりますけれども、ベッド数で言いますと、介護つきが1,335ベッド、それから『サービスつき高齢者住宅』のベッド数が33ベッドございます。

ですので、7年前はほとんど700しかございませんでしたので、かなり増えているので、全体からいえば、ある程度は満たされてきているのかなというふうに思っております。

フジノの質問

『サービスつき高齢者向け住宅』の中には、有料老人ホームとの大きな違いがあって、敷金、礼金の事前の支払いが無い。

それから、「可能な限り低廉な価格で入れるように設定をしなさい」ということで、国民年金世帯であっても、『サービスつき高齢者向け住宅』であれば入れる可能性があると。

一方で、高いところもありますけれども、そうした事業所を積極的に誘致する取り組みというのが必要ではないかと思います。
 
先ほどから、『特別養護老人ホーム』の待機数に対して、議会側としては『特別養護老人ホーム』を新たに検討すべきではないかというお話も出ているのですが、本市は実際にはつくらない、特別養護老人ホームは新設はしないのだと、もしやるとしても増床か、移転増床しかないのだというふうに、お決めになったはずです。
 
そこで、対応できるのは有料老人ホームか、『サービスつき高齢者向け住宅』しか無いというふうに思うのですが、有料老人ホームの価格が高い現状がある中で、『サービスつき高齢者向け住宅』をもっと積極的に誘致していく必要があるのではないかと思うのです。

700戸だった7年前に比べて、1,370になったということで増えたということなのですけれども、待機者を吸収するには、全く至ってはいないと思うのですね。
 
それから、早目の住みかえの必要性も考えると、もっと積極的な取り組みが必要だと思うのですが、いかがでしょうか。

介護保険課長の答弁

 
『サービスつき高齢者住宅』、また有料老人ホーム、価格の差がかなりあるというお話ですが、近ごろはいろいろあり、有料老人ホームも敷金もなく、かなり低廉な価格のところもふえております。

そういう意味で言えば、有料老人ホームがふえること、それから『サービスつき高齢者住宅』が共に増えることが一番だと思います。

『サービスつき高齢者住宅』を施策として増やすということの御質問だと思うのですけれども、『サービスつき高齢者住宅』については、国の補助もかなり手厚くございますので、相談を受けた時にはそういう制度を御案内しながら、また土地等の相談を受けた時は、その辺の案内もしながら、進めていきたいと思っております。

フジノの質問

繰り返しになってしまうのですが、横須賀市の老朽化した住宅に住んでおられる多くの高齢者の方々、山の奥のほうに住んでおられる高齢者の方々に、早目に平地に降りてきていただく。
 
当然、その受け皿になるのは、見守りがある『サービスつき高齢者向け住宅』であるべきだというふうに受けとめています。

相談を受けたら、補助のあり方などを御案内するというのではなくて、『サービスつき高齢者向け住宅』を積極的に誘致するような取り組みも検討すべきではないかというふうに思うのです。

『健康部』と意見交換をしていても、『健康部』は地域包括ケアの取り組み、在宅医療の取り組みで、全国に知られるようなってきたけれども、住まいと住まいのあり方についてだけは「空白になっています」と正直におっしゃるわけです。

どちらかというと、かねてその部分は都市部と福祉部で協議もしていただきましたし、福祉部が積極的に取り組むことではないかというふうに思うのですが、そのあたりの問題意識というのは、共有できるものでしょうか。

福祉部長の答弁

この問題は、かねてからの藤野委員の御指摘があったところと思うのです。

7期の『高齢者保健福祉計画』『介護保険事業計画』については、来年度(2017年度)本格的に議論していくところだと思います。

高齢者にかかわる住まいの問題というのは、当然ながら非常に重要な課題となってくると思いますので、来年議論を進めていく中で、ポイントとなるような部分であると思いますので、その辺認識しながら、都市部とも連携を密にしながら、取り組んでいきたいと思います。

前・介護保険課長と、現在の介護保険課長、そして福祉部長から答弁を受けました。

来年2017年度から作りはじめる『第7期介護保険事業計画』『高齢者保健福祉計画』を、フジノはしっかり注目していかねばならないと改めて感じました。

待機者がいるから施設を作れば良い、というのは、もう終わりにすべきです。

特別養護老人ホームを新たに作ってはならない。

その費用をもっと他の取り組みに充てるべきだとフジノは訴えてきました。



フジノが提案する3つの待機者を減らす方法

特別養護老人ホームの待機者数を減らす為には、逆説的ですが、もう特別養護老人ホームを新たに建設してはならない、とフジノはかねてから訴えています。

これから2025年までの間に早急に行なうべきだとフジノが考えていることは、次の3つです。

  1. 『地域包括ケア』を実現し、住み慣れた自宅に医師・看護師・理学療法士・薬剤師・ホームヘルパーらが訪問する体制の構築
    ようやく『地域包括ケア』について世間でも少しずつ知られてきました。

    住み慣れた自宅でいつまでも暮らしていかれるように、政治・行政は一刻も早く、医師・看護師・薬剤師・歯科医師・理学療法士などの医療関係者とホームヘルパーなどの介護関係者がどんどん訪問によって対応する体制づくりをする必要があります。


  2. 『自らの意思』による『早めの住み替え』
    横須賀特有の車が入れない数百段の階段の上にある住宅(谷戸)などにお住まいの方は、なるべく若いうちに、自らの意思と選択によって、生活がしやすい平地へ早めの住み替えをすることが大切だとフジノは考えています。

    若い頃はどれだけ階段があってもへっちゃらだった方も、加齢とともに買い物をするのも医者にかかるのも本当に大変になってしまいます。

    そして、山の上の住まいの資産価値は目減りしていく一方です。

    できるだけ早い時期に自らの意思で住み替えをする。そういう社会風土になるように、行政としても取り組んでいくべきだと考えています。


  3. 早めの住み替え先として、民間活力による高齢者向けの住まいを積極的な誘致
    これが今日の質疑で取り上げた、『サービス付き高齢者向け住宅』です。

    低廉な家賃で、24時間の見守りサービスがついた高齢者向けの住まいを民間企業によって積極的に本市に建設していただくことが大切です。

もちろん他にもやるべきことはたくさんあります。

そもそもフジノが行なっている健康政策(保健)は、要介護にならない・生活習慣病にならない為の取り組みです。待機者になる前の、予防の取り組みです。

目の前の課題に対して、対症療法的な対応ではもうムリなのです。

できるだけデータに基いて、可能な限り早い段階からあらゆる取り組みを進めていく必要があります。

これからもそうした抜本的な対策を提案し続けていきます。



民生委員・児童委員の慢性的な欠員を改善する為に「欠員の随時推薦にともなう審査の見直し」を議論していきます/社会福祉審議会委員に正式に就任しました

本日正式に「社会福祉審議会」委員の辞令を受けました

5月の臨時議会で、フジノは社会福祉審議会の委員に就任することが決まっていました。

そして今日開かれた『社会福祉審議会』全体会の場で、正式に横須賀市長から就任の辞令を受けました。

社会福祉審議会委員への辞令書

社会福祉審議会委員への辞令書


さて、この『社会福祉審議会』なのですが、いくつかの『分科会』に分かれています。

フジノは『民生委員審査専門分科会』に配属されました。



フジノは「民生委員審査専門分科会」に配属されました

この専門分科会では、厚生労働大臣に委嘱される民生委員・児童委員の候補者を審査するのがメインの仕事です。

しかし今年度はもう1つ、大切な改革を議論していくのが大きなテーマです。

民生委員審査専門分科会の会場にて

民生委員審査専門分科会の会場にて


民生委員・児童委員という制度は、来年100周年を迎えます。

長く続いてきた伝統ある地域福祉の取り組みであると同時に、長く続いてきた結果として『制度疲労』が起こっています。

それは、『全国で欠員が慢性的に増えていること』です。

諮問書

諮問書


そこで、この社会福祉審議会ではこの問題を少しでも解決に向けて議論していきます。

やや固い言葉で書くと『欠員の随時推薦にともなう審査の見直し』です。

現状では、手続きが複雑すぎます。

また、欠員が出ている地区に新たに候補者が見つかっても、就任できる機会(厚生労働大臣からの委嘱を受ける機会)が限られています。

したがいまして、議論の方向性としては2つ考えられます。

第1に、複雑な手続きを一部でも省略することです。

第2に、国の仕組みの改正を活用して、就任できる機会を増やすことです。

これからしっかりと議論して、より良い方向性に前進させていきたいです。がんばります!



ついに「自殺対策連絡会」の新メンバーとして「自死遺族」が正式に委員に加わりました/13年越しのフジノの提案、実現しました

歴史的な前進、横須賀市の「自殺対策連絡会」の新たな正式な委員として「自死遺族」が加わりました

午後から『自殺対策連絡会』が開かれました。

横須賀市自殺対策連絡会の会場にて

横須賀市自殺対策連絡会の会場にて


フジノにとって、今回の『自殺対策連絡会』は大きな意味を持つ場でした。

何故ならば、13年前からずっと提案し続けてきたことがついに今日から実現したからです。

それは、横須賀市の自殺対策の司令塔である『自殺対策連絡会』の委員に、正式に『自死遺族』が新たに委員として加わったのです。

横須賀市自殺対策連絡会・議事次第

横須賀市自殺対策連絡会・議事次第

沢田市長、蒲谷市長、吉田市長と、3代にわたって提案を粘り強く続けてきました。

そもそも『自殺対策連絡会』の前身である『自殺対策連絡協議会』自体がフジノの提案で設立されたものです。

沢田市長時代から提案し、蒲谷市長がその提案を受け入れました。

横須賀市による『自殺対策連絡協議会』の設置は、都道府県・政令指定都市以外での設置は、全国で初めてのことでした。

それは全国的にも大きな成果で、当時はメディアでも大々的に報じられたものでした。

けれども、そのメンバー構成はフジノが目指したものとはかなり異なりました。

特に残念だったのが、相談機関側だけをメンバーにしたことです。

フジノは「自死遺族を委員に加えなければダメだ」ということを、設立前からずっと訴え続けてきました。

その3代の市長との質疑を以下にご紹介します。



沢田市長への提案

フジノが政治家に転職した理由は、自殺を無くしたいからです。

初当選直後から現在まで13年間にわたって政治家として働いてきましたが、全ての本会議・委員会で必ず質疑という形で政策を提案してきました。

フジノが初当選をした時の市長は、沢田市長でした。

2003年12月8日・12月議会・市長への質疑

フジノの質問

横須賀市がより積極的に自殺予防を進めていくには、総合的な自殺予防ネットワークづくりが必要だと僕は考えております。

これは僕の試案なのですが、市長をトップに、『自殺予防対策本部』を設置いたします。市役所内部は、健康福祉部を初め7部の連携を行ないます。

市役所の外部は、神奈川県警、県労働局、商工会議所、市医師会の協力を要請し、また民間の相談機関、社会福祉協議会、遺族会、NPOなどの協力も得ていくのです。自殺の現場に最も近いのは、神奈川県警と消防局の救急と、そしていのちの電話です。

また、中小企業の経営者にとって、商工会議所や労働局の存在はとても身近です。かかりつけの内科医に、よりメンタルヘルスに関心を持ってもらうには、医師会の協力も欠かすことができません。
 
このような形で公式なネットワークをつくり、自殺予防という目的のもとで情報を共有し、対策をともに練り、危機介入時には速やかな連携をとれるようにすることが、自殺予防対策の上でより有効ではないでしょうか。

この提案について市長はどのようにお考えでしょうか。

市長の答弁

「市で『自殺対策本部』を設立し、関係機関とともに総合的なネットワーク体制をつくるべき」との御提案がありました。

『自殺対策本部』の設置は考えておりません。

必要に応じての関係機関の間のネットワークを進めていきたいと思います。

フジノの再質問

総合的なネットワークは必要がない、というお答えでした。

しかしながら、実感として感じている思いとしては、もし何か精神的な問題を抱えたときに、保健所を念頭に置く人間が果たして何人いるでしょうか。

メンタルクリニックや、あるいはカウンセラーという存在を考えることはあっても、保健所の相談窓口、あるいはその電話番号を意識することができる人が果たして何人いるでしょうか。

その意味で、私は、打って出るべきであるというふうに質問でその思いを話させていただきました。

ぜひ打って出るという体制、打って出るという姿勢を保健所にはとっていただきたいと思っております。

当時は沢田市長が頑固だった訳でも何でも無く、全国的に自殺対策そのものが存在していない時代でした。

フジノは、私人としてはNPO法人自殺対策支援センターライフリンクの一員として、公人としては市議会議員として、国に自殺対策基本法を新たに策定するように訴えました(2006年に自殺対策基本法は成立しました)。

フジノの私案である『自殺対策本部』は、沢田市長に「考えておりません」と一蹴されました。

けれども絶対に必要だとフジノは考えていました。

このはじめの提案から、そもそも「メンバーにも自死遺族会が入るべきだ」と訴えました。



蒲谷市長への提案

沢田市長の後継者として立候補したのが、蒲谷副市長でした。

当選した蒲谷市長に対して、フジノは『自殺対策基本法』に位置付けられた『自殺連絡協議会』(かつてのフジノの『自殺対策本部』と同じ発想です)を提案し続けました。

すると蒲谷市長はその提案を受け入れて、法律で設置が義務付けられた都道府県・政令指定都市を除いて、全国で初めて横須賀市が『自殺対策連絡協議会』の設置を決定しました。

これは蒲谷市長による大英断でした。

けれども、メンバーに自死遺族を入れるべきだというフジノの提案までは、受け入れてもらえませんでした。

2006年9月28日・決算議会・市長への質疑

フジノの質問

2、自殺予防総合対策のさらなる積極的な推進のために。

(1)年内に設置予定の『自殺対策連絡協議会』のあり方について。

すでに新聞報道で明らかですが、『自殺対策連絡協議会』を都道府県・政令市を除く自治体としては全国で本市が初めて設置する方針とのこと、市長の英断を高く評価いたします。

さて、全国が注目する本市の取り組みの実際のあり方について質問します。
 
第1に、メンバーの人選についてです。

自殺に追い込まれる心理、社会的な要因は複雑で、それらを医療、保健、福祉、教育、労働、経済など、官民問わずあらゆる分野の方々の参加によって、実態把握、分析及び総合的な対策を打ち出していくネットワークがこの『協議会』です。

したがって、メンバーは実態に詳しく、熱意にあふれた者であるべきです。

例えば、長く多重債務問題の解決の相談に乗ってきた方や自死遺族御本人などの参加も不可欠です。

そこで、市長に伺います。メンバーはどのような人選を行う予定でしょうか。

市長の答弁

 『(仮称)自殺対策連絡協議会』のあり方について、メンバーをどのような人選にするのか、(略)等についてお尋ねでございます。

本市の『健康増進計画』である『よこすか元気アップ21』では、自殺者数の減少を掲げており、その目標に向けて、この『協議会』を年内には設立したいと考えております。

協議会の構成でありますが、官民を問わず幅広く関係機関に入ってもらうように調整中であります。

(略)

フジノはしつこく提案を繰り返しました。

2006年11月29日・12月議会・市長への質疑

フジノの質問

4、実態に即した自殺予防総合対策の推進のために。

本市が12月から開催予定の『(仮称)自殺対策連絡協議会』のメンバーについて伺います。

事前に健康福祉部長に伺った際には「遺族の方々はメンバーとして予定していない」とのことでした。

他の自治体では『分かち合いの場』を定期的に持つなど、団体として活動している遺族の方々にメンバーとして参加してもらっています。

確かに本市には、僕の知る限りではそういった団体として活動していらっしゃる自死遺族の方々はいらっしゃいません。

しかし、これは本市に限らず全国的に非常に少ないのが現状です。

僕自身も3年前から本市で遺族の分かち合いの場をつくろうと活動してきました。

けれども、大きな悲しみの中を生きながら、何とか毎日を暮らすことに精いっぱいの中で、団体として何かの活動を行なっていくということは本当に難しいものがあります。

しかし、団体は存在しなくとも、行政や関係機関だけでなく、当事者である遺族の方々の生の声が反映されてこそ、充実した自殺予防対策につながるのではないでしょうか。

そこでまず、メンバーに自死遺族の方々が入るのかどうか、この点についてお答えください。

もし加わらないのであれば、その理由についても具体的にお答えください。
 
仮に第1回の協議会に遺族がメンバーとならなくとも、自死遺族が置かれている状況への理解を深め、実態に即した遺族ケアを行うためには、遺族の生の声を聞く機会を必ず設けるべきだと思いますが、市長の考えをお聞かせください。

市長の答弁

仮称でありますが、『自殺対策連絡協議会』のメンバーに自死遺族は加わるのか、また遺族支援を行うために遺族の生の声を聞く機会を設けるべきという点の御質問です。

『(仮称)横須賀市自殺対策連絡協議会』には法の趣旨に沿って労働基準監督署、横須賀商工会議所、医療機関の代表や学識者など幅広い関係機関に入ってもらい、その中で必要な対策、連携を協議してまいりますが、まずは行政上の課題や連携について取り組んでいくということから、この中には自死遺族を代表とした方のメンバーの参加は考えておりません。

自死遺族の生の声を聞くことに関して、現在自死遺族の悲しみ相談については、いつでも保健所等で受けられるようにしているところでございます。

自死遺族を含め、自殺に関する行為については、できるだけ集め、それを『自殺対策連絡協議会』へも報告していきたい、このように考えております。

フジノの再質問

再質問ですが、『自殺対策連絡協議会』に自死遺族を入れるべきではないかという点については、「まずは行政課題としての自殺予防対策をやっていきたい。保健所で遺族の生の声を聞く機会を設けており、これを『協議会』へ報告していきたい」というふうにお答えになりました。

しかし、やはり生の声を今後も聞いていただきたいのです。
 
何故ならば、遺族の声、遺族の状況というのは、ほとんど理解されていない状況があります。

遺族ケアというのは重要な三次予防の一つです。遺族の方が自殺に陥るというケースが非常に多くあります。

個人的な話を公の場で語るのは非常に問題を感じることではありますが、自分自身が政治家に立候補したきっかけというのをお話しすれば、非常に大切な存在を自殺によって亡くしたことがきっかけであります。

それを今年の6月1日に全国紙で発表してから、遺族である自分に対して非常に多くの誹謗中傷が舞い込んできております。「大切な人一人守れないのかよ」というような誹謗中傷が毎日のようにやってくるわけです。

加えて本当に信じられない現象ですが、亡くなってからもう4年もたつのに、命日のある11月になると本当に息をするのも苦しくなるというような出来事が起こる訳です(命日反応)。
 
自死遺族の身に何が起こっているのかというのは、保健所の相談員の方を通して『協議会』に上げるというようなことでは伝わり切らないものがあるのです。

確かに横須賀には遺族の団体はありません。

けれども、遺族の生の声を聞くのだということをぜひ確約をしていただきたい。

行政課題をまずやるというのは、オーケーです。やってください。

けれども、今後、遺族の生の声を聞くということをぜひ市長に確約していただきたいと思います。

この点についていかがお考えか、これを再質問としたいと思います。

市長の再答弁

『自殺対策連絡協議会』のメンバーについては、先ほどお答えしたとおりです。

まずは行政上の課題や連携について取り組んでいくということで、自死遺族のメンバーの参加は考えておりません。

おっしゃるとおり、市内にNPO等の団体がないわけで、いろいろな原因による自死遺族のお立場を、どういう方から聞いたらいいかということに非常に難しい点がございます。

そのような団体がたとえば設立された時には、これからつくる『協議会』の中でも参加していただくような方法もあるかもしれません。

その場合にはそういうことで検討させていただきます。

フジノの再質問

最後に1つだけ市長に質問をいたしたいと思います。
 
「『自殺対策連絡協議会』に遺族を入れるべきではないか」という質問を2回繰り返して、御答弁はかなり踏み込んでお答えをいただきました。

何らかの遺族による団体ができたときには、メンバーになる可能性も否定はしない、と。大きな前進かなと思います。
 
ただ、先ほど言葉が足りなくて伝わり切らなかったかもしれないのですが、僕が申し上げたかったのは、仮に団体ができなかったり、あるいは現状で団体がない中で、行政課題について取り組んでいくということなのですけれども、ぜひとも『協議会』の場に、言い方をかえますが、参考人のような形で、何らかの形で遺族を呼んでその声を、生の声を聞く場を持ってほしい。

それがいつになるかわからないとしても、ぜひ確約をしていただきたいという質問を第1回目の質問からさせていただきました。

これについて市長の御意見、御答弁をいただいて、僕の今回の質問を終わりにしたいと思います。

市長の再答弁

『自殺対策連絡協議会』に自死遺族のメンバーを加えるなり、あるいはオブザーバーなりという形で参加させることについて、今私に「確約しろ」と言われますと、残念ながら否定的な回答になります。

さっきもお話ししたように、生の声は今いつでも保健所等で受けられる体制を整えております。

ぜひそこに訴えて話をしてほしいと思います。

そして必要に応じて『協議会』へ報告もいたしますし、また、先ほど申し上げたように、そういう全体の団体ができるようなことがあれば、そういう方のメンバーとしての参加も検討させていただく、こういうことでございます。

なかなか前向きな答弁は得られませんでした。

2006年12月に初めての会合が開催されて、フジノの考えはむしろ確信に変わりました。

だからこそ、フジノは諦めませんでした。

2007年3月5日・予算議会・市長への質疑

フジノの質問

(2)『自殺対策連絡協議会』の今後のあり方について。
 昨年12月、本市は全国に先駆けて『自殺対策連絡協議会』を設置しました。

ここから先は結果を出していくために、やれることは今すぐすべてやるという強い姿勢を打ち出していくべきです。そこで、6点にわたって質問します。

(第1から第4、略)

第5に、自死遺族の方々及び未遂者の方の声を聞く場を積極的に設けていくべきではないか。

要綱の第5条2項に、必要に応じて委員以外の意見を聞くことを認めています。

これを活用して、実態に即した取り組みに近づけるために、積極的に自死遺族の方々及び未遂者の方の声を聞く場を設けていくべきではないでしょうか。
 
(第6、略)

市長のお考えをお聞かせください。

健康部長の答弁

自死遺族などの声を聞く場を『協議会』の中に設けるべきではないかについてです。
 
昨年12月に開催しました第1回協議会において、自死遺族を講師とした講演会の開催について合意を得ておりますので、開催に向けて準備を進めてまいります。

この後、2009年、吉田市長へと市長が交代します。



吉田市長への提案

これまではあえて毎年繰り返し提案をしてきたフジノですが、戦略を変えました。

『自殺対策連絡協議会』が少しずつ軌道に乗ってきたこともあり、闇雲に繰り返し提案を続けるのではなく、必ず事業を3年もしくは5年ごとに見直すという行政の在り方をもとに、『見直し案』として提案を行ないました。

2012年3月1日・予算議会・市長への質疑

フジノの質問

 (2)『自殺対策連絡協議会』のあり方を見直すべきではないか。
 
関係機関の連携強化と対策の協議を目的とする『自殺対策連絡協議会』は、設立から丸5年が経過しましたが、より効果の高い対策を推進するためにあり方を見直すべきです。

(ア、略)

イ、『協議会』に以下の新たなメンバーを加えるべきではないか。
①自死遺族。

「GKB47宣言!」というキャッチコピー問題などは、自死遺族の声を全く聞こうとしないために起こったものです。

善意であるはずの自殺対策が持つ副作用について、自死遺族の声に耳を傾けるべきです。

(②以降、略)

市長の答弁

『自殺対策連絡協議会』のあり方について御質問をいただきました。

(アへの答弁、略)

次に、『協議会』に新たなメンバーを加えるべきではないかという御提案をいただきました。
 
現在の『自殺対策連絡協議会』は、相談機関等を中心としたメンバーで構成しています。

御提案いただきました方々をメンバーに加えることについては、どのような方々にかかわっていただくことが効果的な自殺対策につながるか検討していきたいと考えています。

フジノの再質問

『自殺対策連絡協議会』の新たなメンバーの配置について、どのような方を選任するのが効果が高いか検討する、という御答弁をいただきました。

5年くらい前でしょうか、『自殺対策連絡協議会』を設立する時に、当時の蒲谷市長にも御遺族を入れていただきたいですとかいろいろ提案したのですけれども、当時は提案したものの、具体的に浮かぶ最適な方というのが浮かびませんでした。

自死遺族の社会的立場が非常に厳しかったこともあり、とても顔を出して委員として出席するなど誰もできない、という状況でした。
 
ただ、それからかなり大きく社会状況が変わりまして、「新たな段階に自殺対策は来た」と申し上げたとおりで、横須賀の御遺族の方が全国の団体でファシリテーターをやるまでに回復されたり、また報道関係でも、例えば地元紙である神奈川新聞は常に自殺対策について追い続けてくれる。『自殺対策元年』と呼ばれた2006年には全紙が報道するような中で、どんどんブームとともに消え去っていた中でも、一生懸命報道してくれている方がいる。

(中略)

ですから、ぜひそういった方々を保健所や自殺対策連絡協議会のメンバーにヒアリングなどをして、対象になれるような方がいるのかどうかも研究の過程で一度ぜひ御検討いただきたいと思うのです。その点についてはいかがでしょうか。

市長の答弁

今回御提案いただきました新たなメンバーについては、今までの『自殺対策連絡協議会』は、基本は相談を受ける機関の方々という形で、市の職員も含めて入っている訳ですが、どういった方に入っていただくのが一番いいのか。

特に内容についても御提案いただきました。

ケースの内容によっては、こういう方に来ていただくとか、そういった考え方もあるかもしれませんので、ぜひいろいろな方に御意見を聞いて、新たなメンバーを加えた実りある『自殺対策連絡協議会』にしていきたいと思っています。

ここで初めて前向きな答弁が出ました。初めての質問から丸十年が経っていました。

メンバー構成については、他にフジノが提案した職種はかなり実現して正式に委員となってきていました。

けれども、自死遺族を正式に委員に就任させることに関してだけは、毎年ゼロ回答でした。

2013年3月5日・予算議会・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

 『自殺対策連絡協議会』について伺います。
 
今回、新たな委員として弁護士、司法書士の方々などを加えていただきました。

かねてから、こちらの『協議会』は『支援をする側』を委員として選任している、というお話でした。

僕としては、自死遺族の方々など実際に体験したことのある方々もぜひ加えていただきたい。

それによっていろいろな意味でのそごがなくなったり、支援活動に実感がこもっていくのではないか、ということを申し上げてまいりました。
 
今回、委員の任期が終わって、新たなメンバーになるわけですが、自死遺族の方々や未遂者の方々を加えるというのはやはり難しいと判断されたのでしょうか。

保健所健康づくり課長の答弁

今の時点では、市民の方が相談に来るような、そういった施設や個人やそういう方を中心に委員を選任させていただいております。

また、それ以外のジャンルについてはまた引き続き検討させていただきたいと思います。

フジノの質問

国の『自殺総合対策推進会議』のメンバーにも御遺族が入っておられますし、それから『かながわ自殺対策会議』のメンバーにも自死遺族の方が入っておられる。

横須賀市の『自殺対策連絡協議会』にメンバーとして加えて不都合が生じるということは決して無いと思うのです。

ぜひまたこの点については御検討いただければと思います。

国・県の自殺対策の会議には、すでに自死遺族が当然のこととして委員に就任しています。

国・県がやっているのに何故わがまちではできないのか、その矛盾やおかしさを問題提起する形の質疑へとシフトしました。

さらに、『自殺対策連絡協議会』にも少しずつマンネリ化が起こっていることをフジノは感じていました。

そこで、より効果的な対策を打ち出すという観点から、改めて自死遺族を委員とすべきだという提案も行なっていきました。

2014年3月4日・予算議会・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

『自殺対策連絡会』の構成メンバーについて伺います。

かねてから新たな職種、具体的にはメディア関係の方、それから、自死遺族の方などを加えていただけないかと提案をしてきました。

2014年度の『連絡会』というのは、そういった構成メンバーの変更というのはあるのでしょうか。

保健所健康づくり課長の答弁

特に今年度と比べて追加は考えておりません。

フジノの質問

できれば『自殺対策連絡会』の場に諮っていただけないかと思うのです。

例えば同じ健康部の中の『在宅療養連携会議』では、「この場で求められるメンバー、新たに必要だと思うことがありますか」と皆さんに諮って、例えば「グループホーム関係者が必要だ」ということになれば、「では皆さんの同意が得られたら増やしていきましょう」というような形で柔軟に取り組んでおられる。
 
自殺対策に話を戻すと、神奈川県の『自殺対策会議』を見ても、やはりメディア関係の方の存在というのはものすごく大きいですね。

実際の報道がすぐに変わるかというのはともかく、やはりそういう方に参加していただくというのはすごく重要だと思うのです。
 
最近でも市内で高齢のお母様が病気で亡くなった後、息子さんが自殺をした、そういう報道が流れ、しかもこの報道を載せることで誰に得になるのだろう。ただおもしろみとして載せているとしか思えない。

そこにWHOのメディアガイドラインのような、自殺だけが選択肢として残されていたのでは無いのだよ、というようなガイダンスなんていうのは一切無い。つまり、「病気の親を抱えている40代の息子は、追い込まれたら自殺するのだな」という選択肢を世間に示しているようにしか思えない。

そういう報道の無遠慮さというのを、自分たちが出しているということをメディアも自覚していないのだと思うのです。
 
そういう意味で、『自殺対策連絡会』の場で、本当に困難事例を検証していったりして、ああいう場というのは他に無いと思うのです。そこにメディアの方に参加していただいて、それで自分の会社に持って帰っていただくという、すごく大事な取り組みだと思うのですが、御検討いただけないでしょうか。

保健所健康づくり課長の答弁

 
今までメンバーを選ぶ1つの視点というのですか、それは市民が訪れるような相談機関、相談機関の長の人たちに集まっていただくといった視点で、直接市民と接する方々をお呼びしていたというのが現実問題としてございます。

かねてから御提案のあった、自死遺族の代表の方ですとか、メディアの方というのは、また少しその視点とは違う視点になりますので、その辺は今までの視点で進めてまいりましたが、また見直すことも必要だと思いますので、御意見を参考にしたいと思います。

上の質問をするまでに、自殺対策を所管する課長は3人交代していました。時の流れは早いものです。

人事異動によって、新たな方が課長に昇進されました。

市長の答弁を書くのは、実際のところ、まずは課長です。そこに市長が副市長や部局長らと協議をした末に、筆を入れていきます。

2015年予算議会、ここでの質疑でついに決定的な答弁が述べられました。

2015年3月2日・予算議会・市長への質疑

フジノの質問

(4)自殺に追い込まれる犠牲者をさらに減少すべく、指令塔である自殺対策連絡会のメンバーを大きく変更する必要性について。
2006年にスタートした『自殺対策連絡協議会』は、2013年に名称を『自殺対策連絡会』に変更しましたが、委員構成はあくまでも支援を提供する側だけにとどめられ、変更は全くありません。

本市の犠牲者数を10年間で約2割程度減少することには成功したものの、犠牲者70人台から80人台の壁を打ち破るためには、新たな対策が必要です。
 
これまでも提案してきましたが、実質的な指令塔であるこの『連絡会』のあり方をまず変えねばなりません。

支援を提供する側に限定した現在の委員構成を変えて、新たに当事者、支援を受ける側も委員とすべきです。

県、政令指定都市の自殺対策の会議にはこうしたメンバーが参加していますし、本市が僕の提案をかたくなに許否し続ける理由はありません。

特に自死遺族の方々やいわゆるサバイバーの方々を加えるべきではないでしょうか。

また、当然ながら公募委員として市民も入れるべきではないでしょうか。
 
(以下、略)

市長の答弁

『自殺対策連絡会』のメンバーを変更する必要性について御質問をいただきました。

 『自殺対策連絡会』は市内の関係機関が連携を強化し、現状や課題を踏まえ、自殺対策の情報を共有するため、年に2回開催しています。

今後は遺族や自殺未遂者の方などの話を聞く場を設けることを考えていきます。

フジノはこの答弁を受けて、質問を止めることにしました。自死遺族を委員にする、という確信が得られたからです。

市長の答弁は絶対です。行政はその答弁を命令として受け止めて、実際に動き出します。

答弁をもとに行政は具体的な検討に入ります。人選、依頼、いろいろな作業が行なわれていきます。

こうして1年3ヶ月が経ちました。

それが今日の『自殺対策連絡会』です。



やはり提案は間違っていなかった。これからさらに自殺対策を進めていきます

委員に就任して下さったのは、全国自死遺族総合支援センターの鈴木副代表です。

横須賀市自殺対策連絡会・構成員名簿

横須賀市自殺対策連絡会・構成員名簿


実は、『かながわ自殺対策会議』(神奈川県の自殺対策連絡協議会』です)の委員にも就任して下さっています。

まさに適任な方が就任して下さいました。

今日の会議でも、さっそくいくつもの発言を行なって下さいました。

こうした自死遺族による生の声は、これまでの『横須賀市自殺対策連絡会』には無かったものです。他の委員にもとても刺激を与えることになるはずです。

まさに13年越しのフジノの提案は間違っていなかったことが分かりました。

国の『自殺対策官民連携協働会議』や神奈川県の『かながわ自殺対策会議』を欠かさず傍聴し続けてきたフジノですが、それらの場でも自死遺族の声は軽んじられているとフジノは感じています。

けれども、横須賀市では絶対にそんなことは許しません。フジノが絶対に許しません。

このまちの自殺対策をさらに進めていく為に、ご遺族の声を積極的に取り組みに反映させていくのがフジノの使命です。

自死遺族は単にケアされる存在ではありません。

とてつもなく大きな悲しみや痛みをもとに、同じ苦しみを他の人には2度と経験させたくないという強い想いを持っています。

その声は、必ず自殺対策を前に進めていきます。



あらゆる人種差別の防止と多文化共生に向けた本市のさらなる取り組みの必要性について/市長への一般質問の発言通告書(その2)

前の記事から続いています)

発言通告書の2問目を報告します

1問目は『ヘイトスピーチ対策』でしたが、2問目はヘイトスピーチ以外の包括的な外国籍市民の人権を守る為の取り組みについて質問をします。

2 あらゆる人種差別の防止と多文化共生に向けた本市のさらなる取り組みの必要性について



国際海の手文化都市を標榜する本市は、あらゆる差別の防止にとどまらず、積極的に外国籍市民の人権を守る取り組みを行なってきた。

2007年に『横須賀市人権都市宣言』を行ない、宣言の理念を確実に進めていくために2009年に定めた『人権施策推進指針』においても、外国籍市民に関する取り組みを明記した。

人権施策推進指針中の「分野別課題解決への基本的方向」より

人権施策推進指針中の「分野別課題解決への基本的方向」より


2012年には『人権施策推進会議』が外国籍市民の人権を年間テーマとして取り上げて本市のこれまでの取り組みをチェックしたが、おおむね高い評価だった。

「報告書」の評価

「報告書」の評価


一方で、私はまだ取り組みが不十分だと感じている。

例えば『人権施策推進指針』で外国籍市民に対する9つの取り組みが掲げられたが、「外国籍市民の意見を伺います」との取り組みについて言えば、『外国籍県民かながわ会議』のように広く当事者に参加を呼びかけて意見を定期的に聞く機会はいまだ設けられていない。

神奈川県ホームページ「外国籍県民かながわ会議の概要」より

神奈川県ホームページ「外国籍県民かながわ会議の概要」より


また、「外国籍の子どもたちの就学を支援します」も取り組みの1つだが、今年3月の予算決算常任委員会教育福祉分科会において、学齢期の外国籍児童が全員就学していることを把握しているかとの私の質問に、教育委員会は、公立学校に在籍していない外国籍児童については就学の有無を調査していないと答弁した。

横須賀市も把握していないことが判明

横須賀市も把握していないことが判明


学齢期の児童は国籍を問わず教育の機会が保障されねばならず、国際人権規約に照らせば、調査がなされていないことそのものが問題である。

先進的な取り組みを多々実施してきたとされる本市だが、「差別や偏見を持たずそれぞれが認め合う多文化共生のまちづくり」の実現のためにはさらなる取り組みが必要だ。

  1. あらゆる人種差別の防止と多文化共生に向けた本市のさらなる取り組みの必要性について、市長はどのようにお考えか。

  2. 現在の取り組みで不十分な点はどのようなことか、また今後さらに取り組むべきことは何だとお考えか。

残りの質問は次の記事に続きます。



発言意思通告を行ないました。まもなく開催される6月議会でもフジノは市長への一般質問を行ないます/2016年6月議会から一般質問の内容のルールが変わります

「発言意思通告」を正式に行ないました

横須賀市議会では、一般質問を行なうにあたっては2つの事前届け出(発言意思の通告、発言通告書の提出)が必要なルールになっています。

議会運営委員会申し合わせ事項

9-2 一般質問の実施要領
(1)通告時期

  • 本会議の前に行なわれる事前議運(議会運営委員会)の1日前までに、議会事務局に一般質問を行なうことを届け出る
  • 一般質問を行なう本会議の3日前の午前10時までに『発言通告書』を提出する

フジノは本日、議会事務局に対して『発言意思通告』を正式に行ないました。

6月議会でもフジノは市長に対して一般質問を行ないます!



6月議会から一般質問のルールが変わります

実は、この6月議会から一般質問のルールが一部、改善されました。

これまでは『議会運営委員会申し合わせ事項』というルールによって、このように定められていました。

「議会運営委員会申し合わせ事項」9-2(3)一般質問の内容について

「議会運営委員会申し合わせ事項」9-2(3)一般質問の内容について


自分が所属している常任委員会にかかわる内容の質問は、今まで本会議で一般質問が認められませんでした。

例えば、フジノの場合は『教育福祉常任委員会』の所属ですから下の4つの部局に関する一般質問は許可されませんでした。

健康部
健康総務課
(1) 保健衛生施策の企画及び調整に関すること。
(2) 火葬場及び墓地(公園墓地を除く。)の管理に関すること。
(3) 保健所の存する庁舎の管理に関すること。
(4) 健康増進センター(駐車場に限る。)の管理に関すること。
(5) 健康部所管事業場職員安全衛生委員会に関すること。
(6) 部内の事務事業の調整及び連絡に関すること。
(7) 他課の主管に属しない事務に関すること。


地域医療推進課
(1) 地域医療施策に関すること。
(2) 市立病院に関すること。
(3) 在宅療養に係る医療と介護の連携推進に関すること。
(4) 救急医療対策に関すること。
(5) 市民病院の小児医療、救急医療、周産期医療及び緩和医療に関すること。
(6) いのちの基金の管理に関すること。
(7) 救急医療センターに関すること。
(8) 市立看護専門学校に関すること。


健康安全科学センター
(1) 感染症の微生物学的試験検査に関すること。
(2) 臨床検査に関すること。
(3) 食品、家庭用品等の試験検査に関すること。
(4) 大気、水質、廃棄物等の試験検査に関すること。
(5) その他必要な試験検査に関すること。
(6) 前各号に規定する検査に係る調査研究に関すること。
福祉部
福祉総務課
(1) 福祉施策の企画及び調整に関すること。
(2) 福祉ボランティア活動の推進に関すること。
(3) 民生委員・児童委員に関すること。
(4) 社会福祉施設(他課の主管に属するものを除く。)の運営の助成に関すること。
(5) 福祉統計に関すること。
(6) 福祉基金の管理に関すること。
(7) 社会福祉事業団及び社会福祉協議会に関すること。
(8) 総合福祉会館の管理に関すること。
(9) 部内の事務事業の調整及び連絡に関すること。
(10) 他課の主管に属しない事務に関すること。


指導監査課
(1) 社会福祉法人の設立等の認可等及び指導監査に関すること。
(2) 社会福祉施設等(他部の主管に属するものを除く。)の指導監査に関すること。
(3) 介護保険サービス事業者等の指定等、指導及び監査等に関すること。
(4) 介護保険サービス事業者等との連絡に関すること。
(5) 有料老人ホームの届出及び指導監査に関すること。
(6) 障害福祉サービス事業者等の指定等、指導及び監査等に関すること。
(7) 障害福祉サービス事業者等との連絡に関すること。


障害福祉課
(1) 障害者計画及び障害福祉計画に関すること。
(2) 身体障害者、知的障害者及び精神障害者の福祉施策に関すること。
(3) 障害者福祉に係る相談、各種申請受付及びサービスの決定に関すること。
(4) 障害者虐待防止に関すること。
(5) 重度障害者等に対する福祉手当の支給に関すること。
(6) 身体障害者手帳の交付に関すること。
(7) 療育手帳の申請の受付に関すること。
(8) 精神障害者保健福祉手帳の申請の受付に関すること。
(9) 自立支援医療(精神通院医療に限る。)の申請の受付に関すること。
(10) 自立支援医療(更生医療に限る。)及び療養介護医療の支給認定に関すること。
(11) 重度障害者の医療費の助成に関すること。
(12) 身体障害者及び知的障害者の措置費負担金に関すること。
(13) 障害者団体等の指導育成に関すること。
(14) 障害者団体等との連絡に関すること。
(15) 障害者の就労相談の支援に関すること。
(16) 障害者福祉施設及び関係機関との連絡に関すること。
(17) 社会福祉施設(障害者に係る施設に限る。)の建設の調整に関すること。
(18) 社会福祉施設(障害者に係る施設に限る。)の運営の助成に関すること。
(19) 横須賀市点字図書館の管理に関すること。
(20) 福祉援護センター第1かがみ田苑及び福祉援護センター第2かがみ田苑に関すること。


生活福祉課
(1) 生活保護法(昭和25年法律第144号)の関連事務に関すること。
(2) 生活保護法に基づく指定医療機関及び指定介護機関の指定及び個別指導に関すること。
(3) 社会福祉施設(生活保護に係る施設に限る。)の運営の助成に関すること。
(4) 行旅病人及び行旅死亡人に関すること。
(5) 生活困窮者自立支援法(平成25年法律第105号)の関連事務に関すること。


高齢福祉課
(1) 高齢者保健福祉の調査及び計画に関すること。
(2) 高齢者健康福祉の総合相談に関すること。
(3) 地域包括支援センターに関すること。
(4) 介護予防・日常生活支援総合事業(他部の主管に属するものを除く。)に関すること。
(5) 機能訓練及び訪問指導に関すること。
(6) 精神保健福祉(認知症対策に限る。)に関すること。
(7) 高齢者虐待防止に関すること。
(8) 要援護高齢者の入所措置及び老人措置費負担金に関すること。
(9) 在宅の要援護高齢者に関すること。
(10) ひとり暮らし高齢者及び高齢者世帯に関すること。
(11) 在宅高齢者の生活支援のためのネットワークづくりに関すること。
(12) 高齢者の生きがいづくりに関すること。
(13) 高齢者団体の育成に関すること。
(14) 老人福祉法(昭和38年法律第133号)による各種届出等(有料老人ホームの届出を除く。)に関すること。
(15) 社会福祉施設(高齢者に係る施設に限る。)の運営の助成に関すること。
(16) 老人福祉施設及び関係機関との連絡に関すること。
(17) 市立老人デイサービスセンター、老人福祉センター及び老人憩いの家に関すること。


介護保険課
(1) 介護保険事業の調査及び計画に関すること。
(2) 介護保険の被保険者の要介護認定及び要支援認定に関すること。
(3) 介護保険の保険給付に関すること。
(4) 介護保険の被保険者の資格に関すること。
(5) 介護保険被保険者証に関すること。
(6) 介護保険料(第1号被保険者)に関すること。
(7) 社会福祉施設(高齢者に係る施設に限る。)、介護老人保健施設及び有料老人ホームの建設の調整に関すること。
(8) 介護保険給付費準備基金の管理に関すること。
(9) 健康福祉財団に関すること。


健康保険課
(1) 国民健康保険事業の調査及び計画に関すること。
(2) 国民健康保険の保険給付に関すること。
(3) 国民健康保険の被保険者の資格に関すること。
(4) 国民健康保険被保険者証に関すること。
(5) 国民健康保険料に関すること。
(6) 後期高齢者医療制度に関すること。
(7) 国民健康保険の被保険者の保健に関すること。
こども育成部
こども育成総務課
(1) 子育て支援施策及び青少年施策に関すること。
(2) 青少年及び青少年団体の育成に関すること。
(3) 青少年の地域活動の推進に関すること。
(4) 青少年施設に関すること。
(5) 青少年育成団体との連絡に関すること。
(6) 青少年の家(青少年会館に限る。)との連絡に関すること。
(7) はぐくみかんの管理に関すること。
(8) こども育成部所管事業場職員安全衛生委員会に関すること。
(9) 子育て基金の管理に関すること。
(10) 部内の事務事業の調整及び連絡に関すること。
(11) 他課の主管に属しない事務に関すること。


こども青少年支援課
(1) 要保護児童対策に関すること。
(2) 障害児支援等の企画に関すること。
(3) 母子生活支援施設及び助産施設に関すること。
(4) 子育ての相談及び支援に関すること。
(5) 障害児支援の相談に関すること。
(6) こども及び青少年の相談に関すること。
(7) 女性のための相談(ドメスティックバイオレンス等の相談に限る。)に関すること。
(8) 青少年の健全育成及び非行防止に関すること。
(9) 療育相談センターに関すること。


こども青少年給付課
(1) ひとり親家庭等の支援に関すること。
(2) 児童手当、児童扶養手当及び特別児童扶養手当に関すること。
(3) 児童等の医療費に関すること。


こども健康課
(1) 母子保健(親子支援を含む。)に関すること。
(2) 児童の予防接種に関すること。
(3) 助産師の支援に関すること。
(4) 妊娠から出産前までの助成に関すること。
(5) 健康福祉センターの管理に関すること。
(6) 保健師の活動全般の総括に関すること。


保育運営課
(1) 市立保育園の管理に関すること。
(2) 家庭的保育事業に関すること。
(3) 子育て支援センターの管理に関すること。
(4) ファミリー・サポート・センターの管理に関すること。
(5) 市立保育園の再編及び整備に関すること。


教育・保育支援課
(1) 子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号)の支給認定に関すること。
(2) 教育・保育施設等入園の支援に関すること。
(3) 保育料に関すること。
(4) 放課後児童健全育成に関すること。
(5) 私立学校(幼稚園に限る。)の助成に関すること。
(6) 就園の奨励及び援助に関すること。
(7) 乳幼児健康支援デイサービスセンターに関すること。


こども施設指導監査課
(1) 児童福祉施設等の認可等及び指導監督に関すること。
(2) 特定教育・保育施設及び地域型保育事業者の確認等、指導及び監査等に関すること。
(3) 障害児通所支援事業者等の指定等、指導及び監査等に関すること。
(4) 児童扶助費等に関すること。
(5) 里親の登録に関すること。
(6) 児童相談所との連絡に関すること。
(7) 児童福祉施設等との連絡に関すること。
(8) 特定教育・保育施設等との連絡に関すること。
教育委員会
総務課
(1) 教育政策の方針に関すること。
(2) 教育施策の調整に関すること。
(3) 学校建設の長期計画の策定に関すること。
(4) 教育委員会の秘書及び会議に関すること。
(5) 教育委員会の規則及び訓令等の審査並びに公布令達に関すること。
(6) 事務局及び教育機関(以下「事務局等」という。)の組織に関すること。
(7) 学校職員以外の職員の任免、給与その他人事に関すること。
(8) 特別職員(学校関係職員を除く。)に関すること。
(9) 学校の設置及び廃止に関すること。
(10) 儀式及び表彰に関すること。
(11) 教育統計及び調査に関すること。
(12) 通学区域に関すること。
(13) 広報及び教育行政に関する相談に関すること。
(14) 文書事務の総括に関すること。
(15) 公印の管理に関すること。
(16) 事務局等の予算執行の調整に関すること。
(17) 予算経理手続きに関すること。
(18) 学校事務用品及び教材教具の調達等に関すること。
(19) 学校備品の整備に関すること。
(20) よこすか教育ネットワークの管理運営に関すること。
(21) 他の執行機関等との連絡に関すること。
(22) 他部間及び部内の事務事業の調整及び連絡に関すること。
(23) 他部及び部内の他課の主管に属しない事務に関すること。


生涯学習課
(1) 生涯学習の調査及び計画に関すること。
(2) 生涯学習に係る情報の収集及び提供に関すること。
(3) 生涯学習の啓発及び普及に関すること。
(4) 文化財の保護と活用に関すること。
(5) 成人教育に関すること。
(6) 人権教育及び人権啓発の推進に関すること。
(7) 学校施設(体育施設を除く。)の開放に関すること。
(8) 社会教育関係団体及び文化財関係団体の指導育成に関すること。
(9) 生涯学習財団に関すること。
(10) 図書館、博物館及び美術館との連絡に関すること。
(11) 万代会館及び婦人会館の管理に関すること。
(12) 生涯学習センターに関すること。
(13) 万代基金の管理に関すること。


教職員課
(1) 学級編制並びに学校職員の定数及び配置に関すること。
(2) 学校職員の人事に関すること。
(3) 学校職員の免許状に関すること。
(4) 学校職員の研修に関すること。
(5) 学校職員の健康管理に関すること。
(6) 学校職員の福利厚生に関すること。
(7) 学校医等の公務災害補償に関すること。
(8) 学校職員団体との交渉に関すること。
(9) 学校職員安全衛生委員会に関すること。


学校管理課
(1) 学校施設の建設計画に関すること。
(2) 学校用地の確保に関すること。
(3) 学校施設の整備計画に関すること。
(4) 学校財産の管理に関すること。
(5) 学校施設の維持管理に関すること。
(6) 学校施設の営繕工事に関すること。


教育指導課
(1) 教育課程(特別支援教育、学校保健及び学校体育を除く)の指導助言に関すること。
(2) 児童生徒の学習指導及び進路指導に関すること。
(3) 学校運営の調整に関すること。
(4) 学校における人権教育に関すること。
(5) 校外行事及び教材選定(学校体育を除く。)の承認に関すること。
(6) 教育課程(学校体育を除く。)の研究委託に関すること。
(7) 教科用図書に関すること。
(8) 学則に関すること。
(9) 授業料、保育料等に関すること。
(10) 市立高等学校生徒及び市立幼稚園園児の募集に関すること。
(11) 通学路に関すること。
(12) 学校評議員に関すること。
(13) 教育研究所との連絡に関すること。
(14) 部内の事務事業の調整及び連絡に関すること。
(15) 部内の他課の主管に属しない事務に関すること。


支援教育課
(1) 支援教育に係る総合調整に関すること。
(2) 学齢児童生徒の就学に関すること。
(3) 幼児、児童及び生徒の入学、転学及び退学手続きに関すること。
(4) 特別支援教育の教育課程の指導助言に関すること。
(5) 児童指導及び生徒指導に関すること。
(6) 学校及び学級経営の支援に関すること。
(7) 教育相談に関すること。
(8) 外国籍児童生徒等の支援に関すること。
(9) 就学の奨励及び援助に関すること。
(10) 奨学金の支給に関すること。
(11) 私立学校(幼稚園を除く。)の助成に関すること。
(12) 交通遺児奨学基金の管理に関すること。


学校保健課
(1) 児童生徒の健康管理に関すること。
(2) 学校の環境衛生に関すること。
(3) 学校保健の教育課程の指導助言に関すること。
(4) 独立行政法人日本スポーツ振興センターとの連絡に関すること。
(5) 学校災害の見舞金に関すること。
(6) 学校給食に関すること。
(7) 学校給食物資の調達に関すること。
(8) 横須賀市学校給食会の指導育成に関すること。


スポーツ課
(1) 体力の向上に関すること。
(2) 学校体育の教育課程の指導助言に関すること。
(3) 学校体育の校外行事及び教材選定の承認に関すること。
(4) 学校体育の研究委託に関すること。
(5) 学校水泳プールの運営に関すること。
(6) 学校体育団体及びスポーツ団体等の育成に関すること。
(7) 学校施設(体育施設に限る。)の開放に関すること。
(8) 体育会館に関すること。
(9) 生涯スポーツの普及及び振興に関すること。
(10) 競技者及びスポーツ愛好者への活動支援に関すること。
(11) スポーツ関係表彰に関すること。
(12) スポーツ基金の管理に関すること。

ほとんどがフジノのメイン政策が入っている部局です(笑)

フジノはこれらに関する一般質問ができませんでした。

ということで、これまでフジノは本会議での一般質問では毎回あえて『この4部局にかかわること以外の内容』を選んで、市長らに対して質問を行なってきたのです。

ただ、今までこのルールで困ったことがあるかといえば、ありません。

横須賀市には問題が山積みなので、社会保障・社会福祉・教育に関わること以外でもたくさん質問したいことだらけでした。

あえて得意分野では無い政策を学んでは、年4回、メインの政策以外の分野の政策提言をしていく良い機会でもありました。

そんな中、『議会制度検討会』が5月18日に開催されました。

議会制度検討会とは

議会制度検討会とは


この場で、下のとおり改正されました。

一般質問での所属委員会所管事項にかかる質問の遠慮規定の削除について

議会運営委員会申し合わせ事項の9-2(3)における「また、議員は、所属常任委員会所管事項に関する一般質問は遠慮する(予算決算常任委員会及び複数の常任委員会に関係するものは除く)。」部分を削除する。

つまり、所属する常任委員会の内容の質問も行なって良いことになったのです。

ここ数年間の横須賀市議会の議会改革の流れは速くてとても良いです。

『遠慮規定の廃止』は議会が自らの手足を縛るようなものでしたが、この改革によって議員はより柔軟で多角的な質問が可能になると思います。とても良い改革だと思います。

今回フジノはさっそくこの改革を受けて、教育福祉常任委員会と他の委員会にまたがる内容の質問を行なおうと考えています。