コンボはあなたからの動画の投稿をお待ちしています!/「リカバリー全国フォーラム」の人気コーナー「トークライブ」のエッセンスをどこでも観られる「リカバリーTube」を作りました

「リカバリー全国フォーラム」で大人気の「トークライブ」をご自宅でも観られるようにしたい!

この記事は、特定NPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ)の理事の藤野英明として書いています。

毎夏に開催している『リカバリー全国フォーラム』にはたくさんのプログラムがあります。

その中でも、『トークライブ』がとても好評をいただいております。

閉会後のアンケートの集計データからも、とても愛していただいているのを実感しています。

ここ数年フジノは『トークライブ』の司会を務めているので本当に嬉しいです。ありがとうございます!

この3年間「トークライブ」の司会を務めております

この3年間「トークライブ」の司会を務めております


その魅力はフジノの司会ではありません。

ステージに立って話して下さるみなさんが最大の魅力なのです。

かつては精神障がいのある当事者が1000人もの観客の前でステージに立って、堂々と自らの体験を語る機会がありませんでした。

毎回、本当にたくさんの方々がステージにあがって、想いを語って下さいます。

「前の年の『トークライブ』を観て勇気づけられて今年は自分がステージに立つことにしました!」

とおっしゃる方もたくさん居ますし、閉会後のアンケートでも登壇したみなさんはすごいというコメントがたくさん書かれています。

勇気を与えてくれる、というコメントもたくさんあります。

けれども『リカバリー全国フォーラム』は、年1回しかありません。しかも会場に来た人しか観られません。

そこで

「何とかしてこの『トークライブ』のエッセンスをいつでも全国のどこからでも体験していただけないだろうか」

と考えました。

それが『リカバリーTube』です。

『リカバリー』+『YouTube』=『リカバリーTube』です(そのまんまでごめんなさい)。

『トークライブ』はステージでお話していただきますが、『リカバリーTube』は動画をコンボのホームページで配信します!

コンボのホームページで、いつでも、全国どこからでも、いろいろな人たちが語るリカバリーストーリーを動画で観ることができるようになりました。

コンボHPの「リカバリーTube」のコーナー

コンボHPの「リカバリーTube」のコーナー


『リカバリーTube』に掲載されている、フジノの動画をご紹介しますね。




これは昨年2017年夏の『リカバリー全国フォーラム2017』の会場に設置された『リカバリーTube』撮影ブースで撮影して頂きました。

「リカバリー全国2017」の特設スタジオ

「リカバリー全国2017」の特設スタジオ


原稿なしのぶっつけ本番で「2分間ぴったりでお願いします」と言われてドキドキしながらお話しました。

みなさまはスマホで撮影していただければ大丈夫ですよー

みなさまはスマホで撮影していただければ大丈夫ですよー


でも、見事に2分ぴったりで話せました!

こちらでは、フジノの他に5人の方々の動画も無料で公開されていますので、ぜひご覧下さいね。

他にもたくさんの方々の動画があります。

ただ、フジノも含めた5名分は無料で公開されていますが、その他の動画をご覧いただく為にはコンボの『賛助会員』になっていただく必要があります。

ぜひ賛助会員にもなって下さいね!



あなたからの動画をお待ちしています!コンボは動画を大募集中です

ここからが本題です。

ぜひあなたも『リカバリーTube』に動画を載せてみませんか?

コンボではあなたからの動画を心からお待ちしております。

動画のテーマは、『私のリカバリーストーリー』です。

動画の長さは、2分間です。

自撮りでOKです。

グループでの出演もOKです。

フジノみたくポツリポツリと語るも良し、歌声を披露して下さったりダンスやパフォーマンスなども大歓迎です。

それから『顔出しNG』『声だけの出演』『ニックネーム』でももちろんOKです!

『私のリカバリーストーリー』をアピールする内容であれば、あとはあなたのアイディアしだいで内容はおまかせいたします。

動画の投稿方法をはじめ、正式な募集要項はこちらをご覧くださいね。

それではお待ちしております!



プロフィール(2018年3月24日現在)

【一部更新しました:2018年3月24日現在の経歴に更新しました】

1.現在の肩書き

「フジノとは何をしている人間なのか?」と尋ねられたら「こういう仕事をしています」と答える順番に記してみました。




2.外部から依頼・選任されて、就任している役職など

マニフェスト大賞ベストHP賞を受賞




3.自分の意思で所属している学会・勉強会

政策を実現する為に必要な知識や情報を学ぶ為に、いくつかの学会や勉強会に参加しています。




4-1.これまでの経歴(初当選まで)

政治とは全くカンケーない人生を送ってきました。父は警察官、母はパートタイマー、親戚にも政治家は誰もいません。

幼い頃の夢は「映画監督になること」でした。

公立の小中高校に通い、映画撮影・陸上部・バンド活動とふつうの青春を送っていました。

1974年〜2002年
1974年4月8日 横須賀市追浜本町2丁目に生まれる(現在、43才)
1981年3月 白鳩幼稚園 卒園
1981年5月 市立夏島小学校に入学するが、5月に武山へ引越し
1987年3月 市立武山小学校 卒業
1990年3月 市立武山中学校 卒業
1993年3月 県立横須賀高校 卒業
1998年3月 早稲田大学・教育学部・教育学科・教育心理学専修(臨床心理学を専攻) 卒業
1993~98年 大学時代を通じて、都内のメンタルクリニックにて無給研修生としてデイケアで働かせていただく
1998年4月 東宝株式会社に入社
映画興行部、財務部(財務部資金課・財務課)にて丸5年間勤める

幼い頃からの夢だった映画の世界に入り、しかも日本映画界のトップである東宝に入社し、はたから見れば幸せな社会人生活を5年間、送っていました。

業界の花形である映画興行部での3年間は、まさにエキサイティングでした。週末ごとに国内外のトップスターを間近に見る、全国の映画館が東宝の動向を追っている。ドキドキする毎日、興行屋であり映画屋であることを誇りに感じました。

けれども29才の時、政治家に転職することになりました。



2003年
1月30日 政治家に転職する決心をする
2月5日  Yデッキにて街頭演説を始める
3月31日  東宝株式会社を退職する
4月20日 統一地方選挙に立候補
4月27日  市議会議員に初当選(45人中、第4位。4,967票)

立候補の相談に行った選挙管理委員会でも「選挙の1ヶ月前に立候補を決心しても遅すぎる。やめたほうがいい」と言われた無謀な立候補、泡沫扱いでした。

けれども、横須賀市民のみなさまに僕の想いと政策は、届きました。

政治家に転職して、最初の4年間。

2003年
5月 民生常任委員会(福祉・医療・環境・消防)に所属する
財団法人横須賀市健康福祉協会・理事に就任する
議会だより編集委員会にて『議会でゲンキ』を作成する
議会IT化運営協議会にオブザーバーとして参加する
2004年
4月 日本社会事業大学通信教育科(1年7ヶ月)の精神保健福祉士養成過程に合格、入学する
5月 民生常任委員会に再び所属する
議会IT化運営協議会に2年連続でオブザーバー参加する
2005年
5月 民生常任委員会に3年連続で所属する
10月31日 日本社会事業大学通信教育科・精神保健福祉士養成過程を卒業
2006年
3月31日 精神保健福祉士の国家試験に合格
5月 教育経済常任委員会(教育委員会・経済部・上下水道局)に所属する
6月30日  『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』の代表に就任する
9月15日  上智大学大学院・総合人間科学研究科・社会福祉学専攻(福祉政策・運営管理コース)に合格
2007年
4月3日 上智大学大学院・総合人間科学研究科・社会福祉学専攻(福祉政策・運営管理コース)に入学、福祉政策を専攻、地域社会政策の観点から自殺予防対策を研究する




4-2.これまでの経歴(2期目)

政治家に転職した最大の目的であった『自殺対策基本法』成立を実現できた為、1期かぎりで退職するつもりでした。

もともと大学時代に、恩師から大学院進学を薦められていたのですが、家計の事情で断念していました。それでも社会人になって9年間、学費をコツコツと貯めてきました。

政治家1期目の終わりに改めて大学院を受験し、無事に合格。地域社会政策としての自殺対策を研究しながら、精神保健福祉士として自殺へと追い込まれる方々を減らす為に働いていくことを決めていました。

けれども、多くの方からの「もう1度立候補してほしい」との声をいただき、2期目も立候補することになりました。

2007年
4月22日  市議会議員(2期目)に当選(63名中、第2位。6,901票)
5月 民生常任委員会に所属する(通算4年目)
2008年
5月 教育経済常任委員会(教育委員会・経済部・上下水道局を所管する)に所属する(通算2年目)
2009年
2月 『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』の代表を辞任する
3月 『市議会だより編集委員会』に就任
5月 教育経済常任委員会(教育委員会・経済部・上下水道局)に所属する(通算3年目)
『議会IT化運営協議会』にオブザーバーとして3度目の参加
6月30日 学費の支払いが不可能となり、上智大学大学院を自主退学する
11月6日 第4回マニフェスト大賞(ベストホームページ部門)を受賞しました
2010年
2月 第6回リリー賞の選考委員会に任命される。選考に関わらせていただきました
5月 民生常任委員会(健康福祉部・こども育成部・消防局・環境部を担当)に所属する(通算5年目)
『議会IT化運営協議会』に4度目のオブザーバー参加
6月 NPO地域精神保健福祉機構の理事に就任
7月 横須賀市民生委員推薦会下町地区準備会委員に委嘱される
2011年
2月 第7回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました




4-3.これまでの経歴(3期目)

東日本大震災が起こました。

「こんな非常事態に、選挙なんかやってる場合じゃないのに」という強い怒りがありました。けれども同時にそれは「たくさんの困っている方々の為にもっと政治がやるべきことがある」という強い想いとなり、3度目の出馬を決意しました。

2011年
4月25日 市議会議員(3期目)に当選(61名中、第2位。6,457票)
5月12日 教育福祉常任委員会(旧・民生常任委員会)に所属する(通算6年目)

財団法人横須賀市健康福祉協会・理事に就任

『議会報告会等準備会』委員に就任

6月 『脱原発社会を考える議員連盟』の事務局長に就任
2012年
1月 第8回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました
5月 教育福祉常任委員会に所属する(通算7年目)

議会IT化運営協議会に5度目のオブザーバー参加

横須賀市民生委員推薦会・委員に就任

6月 NPO地域精神保健福祉機構の理事に再任
2013年
1月 第9回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました
5月 教育福祉常任委員会に所属(通算8年目)

議会IT化運営協議会に6度目のオブザーバー参加

横須賀市スポーツ推進審議会委員に就任

6月 民生委員推薦会下町地区準備会委員に就任

「市政功労者」と「全国市議会議長会在職10年表彰」を辞退(過去、辞退をしたのは木村正孝氏とフジノの2人のみ)

2014年
1月 第10回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました
5月 生活環境常任委員会(市民安全部・市民部・資源循環部・上下水道局・消防局を所管)に所属

議会IT化運営協議会に7度目のオブザーバー参加

6月 NPO法人地域精神保健福祉機構の理事に再任される
2015年
1月 第11回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました




4-4.これまでの経歴(4期目)

2015年
4月 市議会議員に当選(4期目)
5月 教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属

議会IT化運営協議会に8度目のオブザーバー参加

2016年
1月 第12回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました
4月 日本福祉大学(通信教育学部)福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科入学
5月 教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属

議会IT化運営協議会に9度目のオブザーバー参加

社会福祉審議会・委員に就任

6月 民生委員推薦会下町地区準備会委員に就任
2017年
1月 (仮称)政策検討会議等準備会にオブザーバーとして参加


第13回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。
5月 教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属

政策検討会議にオブザーバーとして参加

議会ICT化運営協議会に10度目のオブザーバー参加

横須賀市民生委員推薦会・委員に2度目の就任

8月 ごみ屋敷対策検討協議会に所属
2018年
1月 第14回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される
2月 FM戦略プラン審査特別委員会の委員に就任
がん対策検討協議会にオブザーバー参加
3月 日本福祉大学 通信教育部 福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科 卒業(福祉経営学学士取得)



そして、現在に至っています。



5.政党・会派には一切所属していません

どんな政党とも会派とも全くカンケーの無い、無所属です。

2008年11月12日をもって、横須賀市議会議員の中でフジノたった1人だけが無所属・無会派となりました。残りの40名はみんな、どこかの政党か、会派に所属しています)

フジノには後援会もありません。

どんな組織からも『推薦』などは受けていません。

職業として政治家をやりたいのではなく、このまちを変えるという「目的」を実現する1つの「手段」として政治家に転職をしました。

2006年4月25日のシンポジウムでのフジノ

パネリストとして招かれたシンポジウム(2006年4月25日)「あなたにとって政治とは?」と尋ねられて「目的を実現するための、ただの手段です」と改めて断言しました。

*市民のみなさんに対して政治家が伝えるべきことはあくまでも「政策」「このまちの未来」「活動の実績」「政治とお金」などだと僕は考えています。

*どこの大学を出たとか、どこの地域で暮らしているとか、家族が何人だとか、趣味は何だ、とか、そういった情報は政治家を選ぶ上での情報ではあるべきでない、そう固く信じています。

つまり、「同じ高校/大学の卒業だから応援しよう」とか「育った地元が同じだから投票しよう」ということはまちがっているからです。

投票はあくまでも政策に基づいて行うべきだとフジノは信じています。

年齢の若さなども政治家を選ぶ根拠では無い、と僕は信じています。

あなたが毎日の暮らしの中で感じているおかしい、もっとこうすればこのまちは良くなるのに、という想いと同じ想いを持った政策を訴えている人こそがあなたに必要な政治家だと僕は思います。

そんな政治家で在りつづけられる様にいつも全力で働き続けていきます。




profile2013fujino

おまけ

フジノの声を聴くことができます。ここをクリック!(2007年予算議会での演説です。全文はこちらです)



「人生を変える賞」=「リリー賞」。全国から92件ものご応募ありがとうございました!/第14回リリー賞の選考作業が進んでいます

「リリー賞」14回目を迎えました

今年度も『精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)』の募集が行なわれました。

第14回リリー賞募集のおしらせ

第14回リリー賞募集のおしらせ


『リリー賞』は、精神保健福祉の世界に関わりのある方々にはとてもなじみ深い歴史のある賞です。

フジノは『人生を変える賞』と呼んでいます。

第6回からフジノは選考委員に就任しました。

まさか将来自分が選考委員メンバーに加わることになるとは、かつてのフジノは夢にも思いませんでした。

ご存知ないみなさまにもぜひ知っていただきたいのですが、このような趣旨で設立されたものです。

設立主旨

  • 困難な状況を克服して社会参加を果たされた精神障がいの方々の中から、特に優れた活動をなさっている方を表彰し支援します。また支援者部門では、支援者の方、グループ・団体も表彰します。
  • この賞をとおして、精神保健福祉に貢献されている方々の姿を社会に広く紹介することで医療と社会の環境整備や充実に寄与し、精神障がい(特に統合失調症)に関する理解を深める一助となることを目的にしています。

応募の資格などは以下の通りです。

応募資格

  • 当事者部門
    精神障がい者の社会参加や自立を進める活動を、1年以上にわたって行なっている方、グループ・団体。
  • 支援者部門
    精神障がい者の社会参加、自立を支援する活動を、1年以上にわたって行なっている方、グループ、団体。


選考基準

選考基準
選考基準

応募期間

2017年9月1日〜12月31日

表 彰

  • 各部門2組の個人またはグループ
  • 表彰状・副賞授与
    ・当事者部門 100万円
    ・支援者部門 50万円
  • 表彰式
    ・3月23日13時〜 東京国際フォーラム


主催

認定非営利活動法人地域精神保健福祉機構

共催

日本イーライリリー株式会社

後援

日本精神保健福祉連盟、全国精神保健福祉連絡協議会、全国精神保健福祉相談員会、日本精神科看護協会、日本精神保健福祉士協会、精神科作業療法協会、日本うつ病センター、全国精神障害者社会福祉事業者ネットワーク、日本精神神経科診療所協会、全国精神障害者地域生活支援協議会、全国精神障害者就労支援事業所連合会、全国精神保健福祉会連合会、全国精神障害者団体連合会、日本精神保健福祉事業連合




一次選考を終えた20候補が選考委員メンバーに届きました

昨年末に締め切られたのですが、応募は92件もありました。

たくさんのご応募をありがとうございます!

さて、事務局では年末年始を返上して、92件の一次選考を行ないました。

そして、当事者部門・支援者部門それぞれに10候補ずつ、合計20候補をまず選びました。

1月19日、フジノのもとに、この20候補の資料が送られてきました。

ついに一次選考をくぐりぬけた20候補の資料が送られてきました

ついに一次選考をくぐりぬけた20候補の資料が送られてきました


応募して下さったみなさまの想い、確かに受け止めました。

ずっしりと重い資料が届くたびに、毎年とても身が引き締まります。

フジノは、人生そのものだと受け止めて毎回読み込んでいます。

一次選考の結果、20候補が選ばれました

一次選考の結果、20候補が選ばれました


フジノたち選考委員メンバーは1週間かけて採点を行ないます。今まさにじっくり読み込んで、何度も何度も読み返して、採点をしているところです。

ただ、この採点はあくまでも基準をもとにして点数化しただけです。

最終的には、1月28日に行なわれる『選考会』の場で選考委員メンバーで議論して決定します。



昨年の受賞者のみなさんをご紹介します

ちなみに、昨年(第13回)に受賞したみなさんは、こちらです。

●当事者部門 副賞100万円

  • 北海道 NPO法人 精神障害者回復者クラブすみれ会
    精神障がいの当事者のみで運営する日本初の共同作業所を30年間運営。ピアスタッフの草分け
    (詳しくはこちら

  • 大阪府 一般社団法人 UnBalance (アンバランス)
    発達障がいの当事者によるピアサポートグループとしてユニークで多面的な活動を展開
    (詳しくはこちら



●支援者部門 副賞50万円

  • 福島県 会津若松市立川南小学校
    精神障がい者の福祉事業所と18年間にわたり交流、子どもたちの啓発と当事者の地域参加を応援
    (詳しくはこちら

  • 大阪府 高槻精神障害者スポーツクラブ (愛称: WEARE ウィアー)
    精神障がいの当事者によるフットサル、バレーボールチームを結成、スポーツを通じた社会参加を支援
    (詳しくはこちら

何度も何度も読み返して採点をして、選考会で議論を重ねた上での決定でした。

どの受賞者の方々のことも、とても印象に残っています。

さて、今回はどなたが受賞するのでしょうか。

決定は、1月28日。

発表(プレスリリース)は、2月23日。

豪華なプレゼンターをお招きしての表彰式は、3月23日です。

どうかお楽しみに!



「パニック障害公表の横須賀市議、誰もが生きやすい世に」毎日新聞・社会面にフジノの記事が掲載されました

「ともに・2020バリアーゼロ社会へ」企画に賛同して、取材を受けました

毎日新聞社が『ともに・2020バリアーゼロ社会へ』という特集の連載を昨年からスタートしています。

毎日新聞「ともに・2020バリーゼロ社会へ」特集

毎日新聞「ともに・2020バリーゼロ社会へ」特集


昨年11月の終わり頃に

「バリアーゼロ社会の実現を目指す企画の中で、障がいのある人が地方議員として働いている姿を取り上げたい。身体障がいのある方についてはすでに取材が始まっている。精神障がいについてはぜひ藤野議員にお願いしたい」

という趣旨の依頼を毎日新聞から受けました。

かねてからフジノは、障がい当事者=議員の少なさ、特に

『精神障がい・知的障がい・発達障がい・難病のある当事者の方々が議員としてほぼゼロの現状』

に対して問題提起をしてきました。

障がいのある方々の『家族の立場』で政治家になっている人々はたくさんいますが、彼ら彼女らはあくまでも『家族の立場』を代表しているに過ぎません。

『家族』には『当事者』の想いを代弁できません。できたとしても、あくまでも『限定的な代弁』に過ぎません。

やはり本当に大切なことは『当事者』自身が生の声で、政治家として発言すること・行動することです。『当事者性』にはとても大きな意味があります。

そうした想いから、過去に出演したシンポジウムなどでも

「精神障がいのある当事者のみなさんに立候補してほしい。その時はフジノが全力で応援するので、政治家になってほしい」

と繰り返し訴えてきました。

15年間フジノが議員として働いてきた経験から、全国の人々に知ってほしいことはたくさんあります。

  • 議会・市役所・市民から受けてきた様々な差別と偏見の実態について
  • 市議として働くことと闘病との両立をいかに実現するか
  • 差別・偏見をする側だった人々がいかに理解してくれるようになったか
  • 病気や障がいの実態を知った上でもさらに差別・偏見を続ける人々の存在について

こうした現実を知った上でそれでも全国の障がい当事者の方々に、政治家として働いてほしい、という想いが強くあります。

そこで、今回の取材も受けることに決めました。

すでにツイッターなどでは発信してきましたが、昨年12月から3回の濃密な取材を受け(毎回数時間に及びました)、その後も細かな意見交換は10数回を超えました。

取材にあたったのは横須賀支局の田中義宏記者です。

精神疾患・精神障がいに対して深い理解のある誠実な方で、「田中さんが取材をしてくれるのならば依頼を受けよう」と感じました。

実際、田中記者との取材はとても有意義なものでした。

過去に無いくらい、取材は本当に長時間に及んだのですが、受けて良かったと感じています。田中記者には感謝の気持ちしかありません。



けさ、全国の毎日新聞の社会面3面に大きく掲載されました

こうした経緯のもと、ついにけさの毎日新聞の社会面3面に大きく掲載されました。

インターネット版の毎日新聞にも即日掲載されました。

2018年1月16日・毎日新聞・社会面より

2018年1月16日・毎日新聞・社会面より

ともに・2020バリアーゼロ社会へ

パニック障害公表の横須賀市議
誰もが生きやすい世に 恋人の死、心に刻み

神奈川県横須賀市でパニック障害などを抱えながら活動する市議が、年末年始もライフワークの自殺対策に取り組んでいた。

現在4期目で、精神保健福祉士の資格を持つ藤野英明さん(43)。

自ら精神障害があることを公表している議員の存在は、全国的にはほとんど知られていない。【田中義宏】

「人の数だけ悩みはある。あなたやあなたの大切な人からの相談をお待ちしています」。

昨年12月末の京急横須賀中央駅前。

藤野さんは、市が相談窓口「横須賀こころの電話」を年中無休で運営していることを知ってもらおうと、電話番号を大きく書いたボードを手に呼びかけた。

 クリスマスイブ前日から1月3日までの12日間、自殺対策の街頭活動を一人で12年間続けている。

年末には役所が仕事納めとなり、公的な支援機関が閉じてしまう上、世間がにぎやかな時季こそ、生きづらさや孤独感がより深まる人がいると感じているからだ。

小中学校では、いじめなどを受けて保健室で過ごすことが多かった。高校時代からの恋人が統合失調症を患い、彼女の力になりたいと大学では心理学を学んだ。

自身も、就職活動中にパニック障害を発症。電車に乗ったり、閉鎖された空間にいたりすると過呼吸などに襲われ、留年を余儀なくされた。

1998年に大学を卒業して大手映画会社に就職したが、入社3年目にハードな仕事のストレスからうつ病も発症した。2002年11月には、統合失調症から回復しかかっていたはずの彼女が、自ら命を絶った。

自殺をなくしたいと政治の道に進むことを決意し、会社を辞め03年4月に同市議選で初当選した。

この年の12月市議会で恋人を失ったことによる「自死遺族」であることを明かし、自殺予防の無料電話相談を設けるよう提案。翌04年に市は「こころの電話」を開設した。ここ数年は年間5000件近い相談が寄せられている。

藤野さんは今も治療を受けている。震えなどの症状に襲われることがあるため、本会議や委員会の日は医師の指示の下、平常時の数倍の薬を飲むという。

「世間は『精神障害があるから』と許してはくれない。当事者だと公開している僕がだらしなく思われたら、全ての精神障害者がだめだと思われかねない」。

そんな思いで、約15年間全ての本会議で質問に立ち続ける。

「精神疾患は誰にでも起こり得る。全国には、精神障害のある議員が他にもいるはず。カミングアウトできる議員が増えれば、誰もが生きやすい社会に変えられると信じている」

精神疾患、国民の3%

2017年版障害者白書によると、統合失調症やうつ病などの精神疾患で生活が制約されている精神障害者は、国民の約3.1%に相当する約392万4000人いるとされる。

社会進出を促そうと、企業などに一定の障害者雇用を義務づける障害者雇用促進法が13年に改正され、今年4月から身体、知的障害者に加えて精神障害者についても雇用義務対象となる。

ただ、人材サービス会社エン・ジャパンが昨年9~10月にインターネットを通じて実施した調査では、精神障害者の雇用義務化について48%の企業が「知らない」と回答。

理解が十分に広がっていない現状がうかがえる。

見出しや、記事の内容に、いくつかの異論はあります。

例えば、「もっとフジノ以外にも精神疾患・精神障がい当事者の方々に立候補をしてほしい」というような想いは、記してもらえませんでした。

また、記事を読んだという方からたくさんのメールや留守電がすぐにたくさん届いたのですが、その中には

「今回、パニック障がいをカミングアウトしてえらい」

というような内容が数件ありました。

違います。この記事の為に今日初めて公表したのではありません。

もともと大学で心理学を専攻したフジノは、卒論の内容も「いかにして精神障がいに対する差別・偏見・スティグマを無くすか」でした。障がいに対する差別を心の底から憎んでいます。

差別・偏見・スティグマを憎んでいるフジノは、自分の障がいを隠す理由がありません。

オープンにしていることで様々な機会に社会的に不利になることは理解していますが、差別する側に加担したくありません。

だから、自分が発症してから一度も隠したことはありません。

会社員時代にも、選挙に立候補した時にも、病気はフルオープンでした。

このブログの長年の読者の方々であれば、フジノがうつ病やパニック障がいの苦しみについて何度も何度も書いてあるのを読んでおられますよね。

ただ、もともと文字数が限られている新聞というメディアですから、依頼を受けた時点ではじめから世間に誤解を受けざるをえないことは覚悟していました。

(※世の中のみなさまは、ムリにカミングアウトしたりする必要など全くありません!フジノは「強制的にカミングアウトすることはあってはならない」という立場です)

ともかく、フジノはもっともっと多くの当事者の方々に政治の話に出てきてほしいです。

心の底から、ずっと待ってきました。これからも待ち続けます。

障がい当事者のみなさん、政治の世界に来て下さい。



関東学院大学・KGUかながわ学(政治)でフジノがゲストスピーカーとしてお話しました!/横須賀市議会と関東学院大学の包括的パートナーシップ協定に基いて、聴講に行ってきました

横須賀市議会と関東学院大学は「包括的パートナーシップ協定」を結んでいます

『関東学院大学』と横須賀市議会は、2016年3月31日に包括的パートナーシップ協定を締結しました。

包括的パートナーシップ協定について(2016年3月のプレスリリースより)

関東学院大学と横須賀市議会は、地域社会における課題の解決や地域の持続的発展などを目的に、包括的パートナーシップ協定を締結します。

本協定締結にあたり、両者の代表者が出席する協定の調印式を、3月31日(木)に横須賀市役所で開催します。

『横須賀市議会』では、2010年に『横須賀市議会基本条例』を制定し、議会の政策立案、政策提言等の強化に努めています。

本協定の締結をきっかけに、関東学院大学の人的・知的資源を活用した政策の立案に取り組みます。

具体的には、2016年度中に議員や大学関係者などで構成する政策などを研究する検討の場を設置する予定です。

また、議員が関東学院大学の講義を聴講することなども計画しています。

『関東学院大学』では地域社会との連携した教育・研究を展開しています。

2017年度からは法学部で地域創生学科をスタートさせる予定で、今回の協定締結により学生が各議員の事務所などインターンシップに参加する機会などを設けます。

また、関東学院大学の教員による議員研修会の開催なども計画中です。

なお、神奈川県内の地方議会が大学と同様の協定を締結するのは、今回が初めてです。

すでに取り組みは少しずつ軌道に乗っています。

例えば、横須賀市議会の議員研修会の講師を、関東学院大学の学長が勤めて下さったこともあります。

また、関東学院大学の学生さんがインターンとして横須賀市議会に来て下さいました。この夏にはフジノが所属する『ごみ屋敷対策検討協議会』にも出席して、感想を述べてくれたこともありました。



「KGUかながわ学(政治)」を2017年度後期は受講します

フジノ自身も、もっと『包括的パートナーシップ協定』を利用して自らの政策立案能力を高めることに活かしたいという想いがありました。

そこで、2017年度後期は関東学院大学で講義を受けることにしました。

横須賀市議会に提供して下さっている『KGUかながわ学』という講座が合計9科目あります。

  • KGUかながわ学(政治)
  • KGUかながわ学(スポーツ)
  • KGUかながわ学(歴史・文化)
  • KGUかながわ学(自然)
  • KGUかながわ学(健康)
  • KGUかながわ学(地域安全)
  • KGUかながわ学(行政)
  • KGUかながわ学(経済)
  • KGUかながわ学(地域づくり)

この9科目の中から、もっとも関心があり実用性の高い『KGUかながわ学(政治)』を聴講することに決めました。

シラバスより

科目のテーマ及び概要
本科目では、地方創生が叫ばれる中において、本学が立地する神奈川県内の地方政治について事例検証し、生きた政治・行政を体感し、地方における政策決定過程を考察することを試みる。

なお、本科目では地方政治の政策コンテストである『マニフェスト大賞』受賞経験がある県内地方議員、首長などの協力を得て、リレー講演を中心に展開する。

科目の到達目標
本科目では、地方創生時代における地方政治に関する理論と実践を学び、これを接合することで、あるべき地方の政策決定過程を考察、模索できる力を身につける。

また、自らの地域における課題とその解決方法を講義の参考に考察し、併せて自治体トップマネジメント、政策決定マネジメントを感じ、経営感覚も養う。

15回の講義のうち、県内地方議員の事例7つ(ゲストスピーカー7名)と県外議員の事例1つ(ゲストスピーカーは県外の地方議員)を予定していて、さらに首長や県内政治・行政に大きな影響を与える立場の方のゲスト出演も予定されています。

議員も単なる議員ではなくて、フジノもかつて在籍していた『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』が主催している『マニフェスト大賞』において、実際にマニフェスト受賞した、優秀な実践活動をされている方々に限定してお招きするのです。

フジノのような政党に所属していない無所属の議員は、他の議員とノウハウなどを共有する機会がまずありません。それがこの講義では、県内他都市と県外の議員のみなさんの政策実現プロセスの事例を1時間半フルに(しかも半年間)学べる訳で、とても実践的です。

しかも、講師を務めるのは横浜市会議員のくさま剛さん(自民党)です。

フジノはくさまさんが政治家に転職する前から面識があるのですが、とても優秀な方です。前職は、『マニフェスト研究所』におられました。

現職の政治家が大学の講師になるケースというのは全国的にもかなり珍しいのですが、出石副学長のご指名とお聴きしています。確かにくさまさんは講師として政治を語るには最適な方だと思います。

以上のように、カリキュラム・講師ともに半年間をかけるにふさわしい講義だと感じて、申込をさせていただきました。



追浜生まれのフジノにとって金沢八景は懐かしくてたまらない大好きな場所

本日9月25日(月)が第1回の講義でしたので、京浜急行金沢八景駅に向かいました。その後、徒歩10分くらいで到着です。

八景からの近道で観られる風景

八景からの近道で観られる風景


関東学院大学に向かう道のりはフジノにとって、懐かしく心穏やかな気持ちになる景色ばかりでした。

平潟湾につながる川から眺めた関東学院大学

平潟湾につながる川から眺めた関東学院大学


フジノは横浜市との市境である追浜本町2丁目33番地で生まれ育ったので、関東学院大学金沢八景キャンパスのあたりは、とてもなじみある地域です。

小1まで育った生家と関東学院大学はめちゃくちゃ近くです

小1まで育った生家と関東学院大学はめちゃくちゃ近くです


内川橋、平潟湾、八景駅周辺、大好きです。よく走り回っていました。釣りもしました。懐かしい景色でした。



関東学院大学に到着。美しいキャンパスです

初日ということもあって、関東学院大学側に御礼もお伝えする為に教務課を訪れたり、広いキャンパスなので教室のある場所を事前に確認したくて、1時間前に到着しました。

関東学院大学に到着しました

関東学院大学に到着しました


だいぶ建物が改築されたのか、幼い頃のイメージよりもめちゃくちゃ美しいキャンパスでした。キャンパスをぐるりと歩いてみました。

関東学院大学正門を入ってすぐ。左側が教務課などのある建物です

関東学院大学正門を入ってすぐ。左側が教務課などのある建物です


包括的パートナーシップ協定のおかげで、横須賀市議会議員には関東学院大学の図書館の入館証も渡されており、膨大な蔵書を閲覧するだけでなく、貸していただくこともできます。

議員も使わせていただける図書館

議員も使わせていただける図書館


教会は参拝自由なので立ち寄らせていただいたのですが、ちょうどパイプオルガンの練習をしている方が居て、荘厳な演奏を聴かせて頂きました。

ミッションスクールなのでチャペルが有ります

ミッションスクールなのでチャペルが有ります


朝ごはんを食べる時間が無かったので、学生食堂(カフェテリア)で朝・昼を兼ねて食事を摂りました。

学生食堂のメニューの一部

学生食堂のメニューの一部


やはり安さとボリュームは、学生さんには魅力ですよね。フジノが頼んだ『関学風スタミナ丼』は430円。並盛りでも食べきれないくらいでした。

関学風スタミナ丼

関学風スタミナ丼


さて、講義に向かいます!



教室は160人の満員!みなさん、本当にまじめな姿勢で受講していました

15時からの講義開始ですが、フジノは20分前には教室に到着しました。

フジノが講義を受けた校舎

フジノが講義を受けた校舎


続々と集まっている学生のみなさんの空気感を感じたくて(大学の気風?)早めに着座していました。聴こえてくる会話に耳を傾けたり。

みんなとてもまじめで良い学生だなあという印象を一番に受けました。

後期初の授業ということもあって「けっこう難しそうだね」「単位とれるかな」という話題や、日常のアルバイト先での出来事や下宿でのことなどなど。

何事にもすごく一生懸命に向き合っている感じがして、気持ちが良かったです。

受講する教室に到着しました

受講する教室に到着しました


講義が始まる前に、講師であるくさま剛先生(横浜市会議員)に挨拶する為に教壇に向かいました。

古くからの知人との超久しぶりとなる再会なので、固く握手。

(いつもながらフジノはツイッターやブログではその活動を追いかけていましたが、ずっとリアルではお会いしていませんでした)

こちらからは、ブログなどから知る横浜市会での活動についてお話したり、つい先日にくさまさんの選挙区の国会議員が離党をしてしまい大変な時期であることをねぎらったり。

すると、くさま先生から

「フジノさん、授業中に前に出てお話をしてくれませんか?今日は初回ということもあり、イントロダクションは30分ほどで終わります。その後はゲストとしてフジノさんにお話してほしいんです」

というリクエストを受けました。

僕は苦笑いをしながら(出たくない!話したくない!聴講に来たのであってゲストスピーカーじゃない!)も、古くからの知人の頼みは断れないよなあと曖昧な返事をして、とりあえず席に戻りました。

座席は教室の真ん中の真ん中。

教室は満員でした。受講リストは160名だそうで、人気講義なのですね。

レジュメとアンケート

レジュメとアンケート


とにかく学生さんたちの中にふつうに混ざって講義を受けました。



本当に教壇に呼び出されて、1時間ほどゲストスピーカーとしてお話をしました

こうして30分ほどが過ぎた頃、くさま先生が突然にこう切り出しました。

「実は今日、みなさんの中に現役の市議会議員がひとり来ています。横須賀市の議員さんです。横須賀市議会と関東学院大学は包括的パートナーシップ協定を結んでいるので、大学で授業が受けられるんです」

「その方も実は『マニフェスト大賞』を受賞していますので、せっかくですので今日残りの時間はその方のお話を伺うことにしましょう」

「フジノさん、どこにいらっしゃいますか?」

その瞬間、160人分の目がフジノに注がれました。

「それではフジノさん、壇上にいらしてください」

あれはリップサービスではなくて、本当にゲストスピーカーをやるのか。。。これから半年間、聴講に通うのに参ったな。

なんて考えながらも、くさま先生の為、すくっと立ち上がって教壇へと向かいました。

くさま先生が2人の関係性を話してくださり(フジノが受賞した時のマニフェスト大賞の選考にくさまさんが関わっていて、当時のフジノブログが怒りに満ち満ちていて激しかったこととか)、フジノも簡単な自己紹介をしました。

はじめのうちはインタビューをされる形で、政治家になった理由や、政治家としてメインで取り組んでいる政策などのお話をしました。

講義の最中に、壇上にて自撮りw

講義の最中に、壇上にて自撮りw


ひととおりのインタビュー形式でのやりとりが終わると、フジノが進めてきた政策について自由にお話をさせていただくことになりました。

ゲストスピーカーとして講義をする藤野英明

ゲストスピーカーとして講義をするフジノ


特に、学生のみなさんは18〜22歳がメインで受講しておられるとのことだったので、

  • この青年期に深いかかわりのある統合失調症(好発期といって発症しやすい年齢がちょうど思春期〜青年期)
  • 精神疾患・精神障がいの先に起こりうる自殺と、フジノが横須賀で進めてきた自殺対策
  • やはりこの青年期に自らの性的指向・性自認をハッキリ意識することから、性的な多様性についての正確な情報と横須賀で進めてきたSOGIに関する取り組み

についてお話させていただきました。

160人の真剣なまなざしがフジノに強く注がれているのを感じました。

160人の真剣なまなざしを感じながら、お話しました

160人の真剣なまなざしを感じながら、お話しました


「初めて政治家を観る」という方ばかりだったので、物珍しさもあったかとは思います。

けれども、とにかくみなさんの聴く姿勢が素晴らしくて、熱意を感じました。

熱意をもって聴いて下さる方々に対しては、語る側もよりいっそうの熱意をもって応えたくなるものです。全力でお話をしました。

昔は講演依頼を受けるとなんとなく認められた気がして、受けていました。県内外のいろいろなところで講演をしました(秋田、静岡、東京、横浜などなど)。

けれども数年前からずっとフジノは講演依頼を頂いても、全てお断りしています。

フジノの仕事は『議会』で政策を訴えて議論をしていくことであって、もう全てやめようと決めたのです。

だから、今日のゲストスピーカーは古くからの知人の為にあくまでも特別に(しかも満員の教室で「前に来て」と言われているのに断れないので)受けました。

人生はあらゆる機会において『一期一会』な訳ですけれど、こうしてお会いできた学生のみなさんの心のどこかに今日話した事柄(精神疾患・精神障がい、自殺対策、性的な多様性)が少しで良いから残ってくれたらいいなと願っています。

講義が終わった後、学生さんが話しかけてきてくれました。

フジノは自分の病気を隠していませんので持病を持ち服薬をしながら政治家をしていることもお話したのですが、その学生さんも内部疾患があることをお話してくれました。

人の数だけ苦労はあると思うのですが、若くて多感な時期は特に「何故自分だけこんな目に遭わねばならないのだろう」という気持ちになる時もあろうかと思います。

けれども、病気と共に暮らしながらも、僕もその学生さんも生きのびていかれるといいなあと感じました。



くさま先生、関東学院大学教務課さん、学生のみなさん、ありがとうございました

こうして1時間半の講義が終わりました。

帰りも教務課へ寄って、お礼に伺いました。

市議会との窓口になって下さっている係長に、とにかく学生さんたちが好印象だったことをお伝えして、聴講に来たのに何故かゲストスピーカーを引き受けたことをお話しつつ(これから半年も学生さんたちと一緒に講義を受けるのにやりづらくなってしまいましたと愚痴)、改めて強く感謝の気持ちを申し上げました。

包括的パートナーシップ協定の締結は、横須賀市議会と関東学院大学の両者にとって大きなメリットがあることを体感しつつあります。

議会での政策形成に大学と手を組むのはもちろんのこと、横須賀のまちでのフィールドワークに関東学院大学の学生さんたちがかなり乗り出してくれています。たびたびニュースで報じられるように、商店街や空き家のリノベーションをゼミで取り組んでくれたりもしています。

いきなりのゲストスピーカーではありましたが、今まで実物の政治家を観たり会話したことが無かった10代後半〜20代前半の若者に、

「政治家が本気で命がけで働けば、命を守ることができる」

という想いをしっかりとお伝えすることができて本当に良かったです。

学生のみなさんは、横須賀・横浜の学生はほとんどおらず(両市を足して1割もいませんでした)、卒業後はそれぞれの地元に帰っていくのかもしれません。

やがて自らのまちの課題に直面した時に、大学で学んだことを思い出して、実践に自らが取り組むという選択肢があることを思い出してほしいです。

僕は大学時代に自分がこんなふうに29〜43歳まで政治家をやらねばならない人生になるとは思いもしませんでした。

それこそ卒業後に東宝に入社できた訳ですから、もっと楽しい、夢のある、ふつうの人生をふつうのいち私人として生きていくはずでした。

けれども、何があるか分からないのもまた人生です。

たくさんの大切な人を失っていき、苦しみや悲しみにも向き合わねばならないのも人生の真実の1つです。

その時に、ただ悲しみのどん底でもがきつづけるのか。あるいは、自分と同じ想いをする人をこれ以上増やしたくないと願って、立ち上がるのか。

いろいろな人生の選択肢がこれから無限に学生のみなさんには広がっていると思います。

どうかその無限の可能性を封じこめずに、むしろ広げていってほしいなと願っています。

長い長いブログになってしまいました。

聴講の機会を与えて下さった関東学院大学さん、そして許可して下さった横須賀市議会に、心から感謝を申し上げます。

くさま先生、いきなりのゲストスピーカーはつらかったですが、聴講ありがとうございます。これから半年間よろしくお願いします。

そして、学生のみなさん、お話を聴いて下さってありがとうございました。みなさんの熱意に心を打たれました。これから半年間、机を並べさせていただきますのでよろしくお願いします。

関係者のみなさま、ありがとうございました。



2017年9月議会・所信表明への個人質問

藤野英明です。よろしくお願いします。

所信表明への質問をする藤野英明

1.横須賀復活の為に行政、議会、市民の皆様が一丸となって全員野球で取り組む必要がある、と訴える上地市長に、任期の始まりに明確に伝えて頂きたいことについて

「横須賀復活」の取り組みを進めていく為に、所信表明のタイミングを捉えてぜひ全ての市民のみなさまと議会に対して、上地市長から明確に伝えて頂きたいことがあります。

まず、市民のみなさまに対して伝えて頂きたいことです。

市長選挙において、上地候補は複数の政党の推薦を受けました。

そのことを、対立する陣営は、

「上地候補が当選すれば政党の言いなりになる」

と批判してきました。こうした批判は選挙での常とう手段に過ぎないのですが、この機会にあえて伺います。

【質問1】
上地市長は推薦を受けた政党の為に働く市長なのでしょうか。

それとも40万人の横須賀市民の為に働く市長なのでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)


さて、過去数年にわたり、前市長を大音量で糾弾する街宣車が市役所周辺をはじめ市内各地で活動してきました。

市長選挙の際、一部の人々はこの街宣車による活動とその団体を意図的に上地候補と結びつけて語り、攻撃材料にしてきました。

このデマを真に受けてしまった市民も残念ながら実際におられます。

【質問2】
もとより当該団体や街宣車による活動と上地市長は全く無関係であること、関係づけは事実無根の誹謗中傷であることを、この際、市民のみなさまに明言して下さい。


(→市長の答弁へ)


所信表明への質問をする藤野英明


さて、今回の市長選挙では3人が立候補し、市民の方々はそれぞれの信念に基づいて市長にしたいと考える候補をそれぞれに全力で応援しました。

選挙から2カ月半が経った今でも、当然ながら感情的にわだかまりのある方々もおられます。

けれどもこれからは、選挙によって分断された異なる立場の市民の方々にも、今までのあらゆる感情をのりこえて全員野球に参加して頂かねばなりません。

【質問3】
他の2候補を応援した市民の方々の想いを、上地市長はどう受け止めておられるのでしょうか。

お聞かせ下さい。


(→市長の答弁へ)


【質問4】 
また、他候補を応援した市民の方々に対して、ぜひ『融和』を呼びかけて頂きたいのですが、いかがでしょうか。


(→市長の答弁へ)


今回の市長選挙の投票率は46.1%にとどまりました。

投票に足を運ばなかった有権者は、残念ですが、過半数にのぼります。

【質問5】
上地市長はこの現実をどう受け止めておられるのでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)


『横須賀復活』の為には、棄権した過半数を超える有権者を含む全ての市民のみなさまに、このまちの主役であるとの当事者意識を持っていただき、これからの取り組みにぜひ参画していただく必要があります。

【質問6】
そこで上地市長は、今回棄権した多くの方々にどのように呼びかけていくのでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)


続いて、市議会に対して伝えて頂きたいことです。

前市長と市議会との信頼関係は、最終的に完全に崩壊していました。

その理由は数多くありましたが、1つには議会との議論を軽視する姿勢がありました。

ディベート技術を用いて質問内容に真正面から答えず、本会議や委員会の貴重な質問時間が空疎な答弁で消えていくことが僕は本当に残念でなりませんでした。

上地市長には議会との信頼関係をぜひ取り戻して頂きたいので、あえて以下の3点を伺います。
 
【質問7】
第1に、上地市長は、議会での質問には真正面から答弁し、常に建設的な議論を行なう姿勢を貫いていただけるでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)


前市長は、質問をする会派や個人によってあまりにも短く答弁したり、露骨に態度を変えることがありました。

【質問8】
そこで第2に、上地市長は、質問者によって答弁や態度を変えるようなことはしない、と宣言していただけますか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)


前市長は、質問や提案に対して前向きなニュアンスに聴こえる答弁をしながらも、実際は各部局へ何の指示も出していないことも多かったです。

その為、後日部局を訪れて、ひとつひとつの答弁への実際の対応を全て検証していかねばならず、「市長答弁とは何なのか」「ただのその場しのぎなのか」と、結果的に議会での市長答弁そのものを全く信頼できなくなりました。

【質問9】
そこで第3に、上地市長は、議会での自らの答弁に責任をもって、必ず各部局に対して答弁に沿った指示を出していただけますか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)

2.市長就任から2か月、市議時代には知ることができなかった本市の克服すべき課題の多さと大きさについて

就任から2か月、市民、関係団体、県、国との意見交換を重ね、庁内各部局とのヒアリングを行なった結果、克服すべき課題の多さと大きさを認識した、と上地市長は述べました。

市議時代の上地市長は、常にこのまちの現状に危機感を持って問題提起をしてこられたものの、市議の立場では行政内部の全ての情報にはアクセスできないのも事実です。

そこで伺います。

【質問10】
市長職に就任して、初めて知った克服すべき課題の多さと大きさとは具体的にはどのようなことでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)

3.基本姿勢として忠恕を市職員に求めるのであれば、借金減らしの為に行なわれてきた過度な退職者不補充と新卒採用の減少をやめ、市民に必要な行政サービスを提供できる十分な職員数の確保を行なう必要性について

かつて本市役所には個人にも組織にも良き風土がありました。

政策立案能力の高さから『スーパー公務員』として全国に知られたり、国の新制度の創設の際には地方自治体の代表として招聘されたり、先進的な政策の文献を出版する職員も多くいらっしゃいました。

また、組織風土の良き例を挙げれば、旧・長寿社会課には、

「顔の見える関係を築くべく、全ての施設やサービス事業所を訪れて自分の名刺を置いてこい」

と現場回りの重要性を先輩は後輩に伝えてきました。公務員らしかぬ、民間企業の営業職のような良き伝統です。

しかし、借金返済を最優先にした前市長のもとで、退職者不補充と新卒採用の絞り込みが徹底され続けました。

人件費カットは借金を減らす上で最も簡単な方法ですが、大きな弊害をもたらします。

その結果、市の借金だけは減りましたが、職員は目の前の大量の仕事をこなすだけで精一杯になり、『スーパー公務員』と呼ばれるような存在は消えました。

良き風土の例として挙げた旧・長寿社会課の教えですが、現在の介護保険課や高齢福祉課に尋ねると、今も覚えている係長クラスはいるのですが、

「業務量の多さから部下に伝えても実行は不可能だ」

と述べました。

市民ニーズの複雑多様化の現実を前に、福祉部をはじめ多くの部局で業務量の増加に比して、職員数が足りず、本市役所の良き風土も失われつつあります。

そんな中、上地市長は機会があるごとに、各部局に対して市民からの相談には思いやりをもって親身にお聴きするよう指示をしておられるとのことです。

けれども、もともと多くの職員は思いやりをもって市民と向き合ってきましたし、今もそうしています。

この状況でさらに「忠恕」の心を「今以上に持て」となれば、むしろ多くの真面目な職員が潰れてしまうのではないかと僕は危惧しています。

【質問11】 
そこで、まずは、増大する一方の業務量に応じた適切な職員数を確保する方針へ切り替えて頂きたいのです。

それは同時に、本市役所に存在していた良き伝統と風土を取り戻すことにもなると僕は考えています。

上地市長はいかがお考えか、お聞かせ下さい。


(→市長の答弁へ)


所信表明への質問をする藤野英明

4.所信表明で述べられた横須賀復活の為の3つの構想及び4つの復活計画と、市議時代及び選挙中に訴えていた政策との関係について

所信表明で本市の方針として正式に語られた3つの構想や4つの計画は、市議時代から上地市長が一貫して訴えてきた事柄がほとんどです。

これらが市議時代の考えと同じなのか否か、いまだ明確では無い為、数点、伺います。

まず、横須賀復活の為の3つの構想についてです。

『音楽・スポーツ・エンターテイメント都市構想』ですが、選挙中から現在に至るまでハコモノ作りと誤解しておられる市民の方がいらっしゃいます。

3月28日に出馬表明の記者会見を行ないましたが、それを報じた新聞各紙に『アミューズメントパーク建設』と掲載されたこと、それを選挙中に対立陣営が

「新たなハコモノ作りだ」

と批判し続けました。

その為、選挙中には「ハコモノ作りなのか」と僕たちに尋ねる市民がいらっしいました。

そのたびに僕は音楽を例に挙げて、こんなお話をしてきました。

これはハコモノ政策ではありません。

音楽だけでなく、そもそも人間には誰もが、絵を描いたり、小説やブログを書いたり、『表現したいという欲求』があります。

その欲求をかなえられることは『自己肯定感』を高める効果があるのです。

まちなかにいつも音楽が流れている。

聴く方も演奏する方もともに楽しさを感じられる、そんなまちに変えていきたいのです。

高校時代には僕もバンドをやっていてギターで路上ライブをしていた時期もありますが、かつて横須賀は、プロ・アマチュアを問わずミュージシャンの方々から『日本一、路上ライブがやりやすいまち』だと言われてきました。

東京都ではわざわざ路上パフォーマンスできる場所を決めて許可制で提供したりしていますが、横須賀は違います。

警察もわざわざ注意しませんし、通行人のみなさんも、基本的に音楽やパフォーマンスに対して寛容な街でした。

その為、僕の知人に、世界的に評価されている和太鼓奏者が居るのですが、世界ツアーの合間に日本で暮らす場所としてどこが良いかと考えて、拠点である新潟からあえて横須賀に引っ越してきました。

そして、駅前や商店街などで演奏を聴いてもらっています。

ただ、ご存じない方も多いのですが、音楽に関わっている立場からすると、実は、残念ながら今の横須賀は以前のようにはライブができにくいまちになってしまったんです。

例えば、若手バンドマンたちがうみかぜ公園を借りて大規模な無料野外フェス『横須賀HOBOフェスティバル』を毎年開催していて10回以上、続いていました。

けれども会場を貸してもらえなくなってしまい、途絶えてしまいました。

また上地候補ご自身が、関東全域からすさまじい来客数があり、今では伝説となっている野外フェス『横須賀音開き』を14年前の夏にプロデュースしました。

しかしその後は誰も、同じようなイベントを開催できていません。

この数年間の横須賀は、閉塞感で窮屈な重い空気を感じます。

こうした空気を変える為にも、『演奏したい人たち』の為には自己表現をしたいという率直な想いを叶えたい、また、『市民のみなさまや市外の方々』には横須賀のまちに出ればいつでも路上ライブや野外フェスを楽しめる、そんな想いを叶えられる自由なまちに政治・行政で変えていくのが上地候補の構想です。

今すぐ税収が増えるような効果がある政策ではありません。

しかし長期的には、人々の自己肯定感を高める効果がありますし、『音楽のまち』として再び全国に知られることで、自由な文化の明るい空気に包まれた横須賀には必ずたくさんの人が集まるようになっていくと僕は考えています。

このように申し上げてきました。

ただこれはあくまでも選挙中に僕の立場で申し上げてきたことに過ぎません。

【質問12】 
そこで、市長就任後の上地市長ご自身のお言葉で『音楽・スポーツ・エンターテイメント都市構想』とは具体的にどのような施策が為されることなのかを、改めて市民のみなさまにご説明いただけないでしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問13】
また、本構想には何らかの新たな施設建設が含まれるのか、ぜひ明確にお答え下さい。


(→市長の答弁へ)


本会議で質問をする藤野英明


次に『谷戸再生構想』についてです。

『谷戸再生』と言えば『谷戸公社の設立』が市議時代の上地市長の持論として、多くの議員に記憶されています。

本市が新たに『谷戸公社』を立ち上げ、計画を作り、土地・家屋の寄附を受けたり買い取った上で、整備開拓を行なっていく手法を提唱しておられました。

そこで伺います。

【質問14】
「谷戸再生構想」は市議時代と同じ手法をお考えでしょうか。

あるいは、市長就任後の現在は新たに別の手法をお考えなのでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)


次に、横須賀復活の4つの計画のうち、その3『子どもの教育の復活』について伺います。

上地市長は所信表明において、このように述べました。

「全国平均を下回っている本市小中学生の学力向上を重要課題と認識し更なる取り組みを進める」と。

僕は前市長と全く変わらない表現だった為、率直にショックを受けました。

何故ならば、市議時代の上地市長と僕は、

「前市長による学力向上の様々な取り組みはそもそもこどもに向き合う前提が間違っている」

と意見交換を重ねてきたからです。

つまり、

「こどもたちにはまず衣食住が満たされて安全で安心できる環境が提供されなければ、そもそも学習意欲を持てないのが当たり前だ」

と語り合ってきました。

ひとり親家庭やこどもの貧困問題に強い関心を持ってこられた上地市長ですから、本市には様々な事情で生活習慣の確立も難しいこどもも多い現実を共有してきました。

だからこそ、

「こどもたちに心身の健康と安全で安心して生活できる環境を政治と行政が確保することこそが優先課題なのだ。それから初めて学力や体力の向上がありうる」

そう、2人でいくども話してきました。

選挙中に前市長の取り組みとの違いを尋ねられた際にも、僕はこうしたお考えをお伝えしてきました。

けれども、所信表明ではその部分がすっぽりと抜け落ちてしまっています。

この表現だけでは、「前市長と同様にこどもたちに単に詰め込み教育を続けていくのか」と市民に誤解を生みかねません。

そこで、伺います。

【質問15】
『こどもの教育の復活』の為にも、「まずこどもたちには衣食住と安全で安心できる生活環境の確保がなされるべきで、そのベースの上に学力向上の取り組みが効果を持つ」というお考えに変わりは無いでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)


市長の所信表明に対して質問をする藤野英明

5.所信表明中の「基地について」では語られなかった、平和を希求する上地市長の強い想いについて

選挙前から、報道各社や市民団体からのアンケートや公開討論会で日米安保体制や日米同盟、そして基地について問われると、上地候補は『容認』の立場だと回答してきました。

選挙中、それを対立陣営はネガティブキャンペーンに使い、上地候補はまるで『米国従属の好戦的なタカ派』であるかのように攻撃しました。

選挙後、僕はある平和団体の方と意見交換をしたのですが、ネガティブキャンペーンを真に受けて、上地市長を誤ったイメージで見ている事を知り、残念でなりませんでした。

市長の所信表明への質問をする藤野英明


そもそも僕自身は、原子力空母にも米軍基地の存在にも反対です。

それでも上地候補を強く応援したのは、わずか14年間のお付き合いではありますがその日々を通して、一人の人間・上地克明が根本的にいかに平和主義者であるか、その想いの強さを知っていたからです。

先の大戦でニューギニアの最前線に送られたお父さまが戦友を亡くし、飢えに苦しみ、戦後もPTSDに長く苦しみ続けてきた姿を通して、戦争による様々な不幸と悲劇を、幼い頃から上地さんは直視してきた。

そして戦争を憎み、誰もが自由で平等に暮らせる平和な社会を創りたいと強く願った。

だから、政治家を志した。

生身の上地さんとつきあいがある人は知っている、上地さんの原点です。

だから、『容認』という単語を使っていても、心の奥にどれほどの葛藤や想いがあったか僕は推し量らずにいられません。

市民のみなさまがそうした生の姿を知らないまま、ネガティブキャンペーンで作られた誤ったイメージで自分のまちの市長を見てしまうことは、市民のみなさまにとっても
大きな損失を生みかねないことだと僕は考えています。
 
今回の所信表明で、上地市長は基地について、世界の中の横須賀の位置づけを、地政学的に冷静かつリアリスティックに見つめた上で、日米安保体制、日米同盟、米軍基地について語りました。

歴代市長との違いは

「防衛施設が横須賀に立地していることによる本市の逸失利益を積極的に国に対して強く求めていく」

という市議時代からの持論が語られたことです。
 
ただ、限られた時間の中で語られたこの表現だけでは、平和を求めてやまない上地市長の本来の強い想いが、残念ながら、全く伝わらなかったことも事実です。

【質問16】
そこで、ぜひ市民のみなさまに対して、『戦争』と『平和』に対する上地市長の基本的なお考えを語って頂きたいのです。

平和を希求してやまない上地市長らしいお言葉で語って頂きたいのですが、いかがでしょうか。


(→市長の答弁へ)


所信表明への質問をする藤野英明

6.「誰も一人にさせないまち」を実現する為に必要な「地域福祉計画」の策定について

「誰も一人にさせない」

これは、上地市長の生きざまそのものも表している、人々への想いを一言に集約したものです。

この実現こそ『横須賀復活』の先にある最終目標なのだ、と述べた所信表明に僕は強く賛同しています。
 
所信表明への質問をする藤野英明


さて、現在、国では『我が事・丸ごと』地域共生社会の実現に向けて、平成28年から閣議決定をはじめ、『我が事・丸ごと』地域共生社会実現本部の設置や法改正など様々な体制整備をすすめています。

全国の市町村は包括的な支援体制づくりを進めていかねばなりません。

こうした国の動きと、上地市長の『誰も一人にさせないまち』とは、まさに同じ方向を目指すものだと僕は受け止めています。
 
国は社会福祉法を改正しましたが、包括的な支援体制づくりを計画的に推進していく為に『市町村地域福祉計画』の位置づけを、3点見直しました。

障がい福祉、こども家庭福祉、高齢福祉などの分野別の計画がありますが、まず『地域福祉計画』はこうした計画の上位に位置づけられました。

次に、障がい・こども・高齢など従来の対象だけでなく、複合・多問題に苦しむ人々や制度の狭間でSOSを発信できない人々などが加わりました。

そして、計画の策定が努力義務化されたのです。

当然、本市もすぐに策定に動くべきでした。

しかし、これまで前市長は『地域福祉計画』を策定せずに、策定を求める議会質疑に対しても「今後研究する」と答弁をしただけで、消極的でした。

その結果、最新の厚生労働省・平成28年度調査によれば、全国で計画を策定していないのは中核市では2市のみとなり、本市は大変遅れた、情けない状況に置かれています。

『誰も一人にさせないまち』を創るという上地市長の想い、『我が事・丸ごと』地域共生社会の実現という国の方向性、この両者を実現する手段のひとつとして、『地域福祉計画』の策定は不可欠です。

市民のみなさまの為にも、上地市長にはぜひ策定を決意して頂きたいです。

ただ、本計画は、多様な主体が参画し、合意形成を図って策定するプロセスそのものが重要であることから、単に早く作れば良いものではなく、一定の期間をかけて作成すべき性質があります。

【質問17】
そこで、伺います。

『誰も一人にさせないまち』の実現の為にも、上地市長の1期目の任期中に「地域福祉計画」の策定を始める、と約束していただけないでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)


以上で1問目を終わります。



上地市長の答弁

想いのこもった質問に感情を揺り動かされそうになっているんですが、いちおう首長なので、淡々とその想いを受けてお答えをさせていただきたいと思います。

まず、『横須賀復活』の為に全員野球で取り組む必要があると訴えた、私の想いについてです。

【答弁1】
今回の選挙では複数の政党をはじめ、多くの市民や関係団体のみなさまのご支援ご支持を受けました。

市長の仕事というのは当然のことながら、特定の方だけでは無く、多くの方々の声に耳を傾け、市民の為に何がベストであるかを念頭において市政運営をすることが務めである、というふうに思っています。


【答弁2】
次に、街宣車で前市長を糾弾した団体と私との関係性についてです。

私は当該団体とは縁もなく、関係もありません。


【答弁3・4】
次に、市長選挙において他の2候補を応援した市民の方々の想いをどう受け止めているか。またそのような方々に対して『融和』を呼びかけることについてです。

私も含め、候補者は三者三様の主張を持ち、目指すまちづくりの方向性や、力点を置く政策にはそれぞれ違いがあります。

ですが、横須賀を愛する気持ちはどの候補者も同じであったと思います。

そしてそれは、支持する市民の方々も同じ気持ちを持っていると思います。

私は、今の横須賀にとって一番大切なことは『協調と連帯』だと所信表明の中でも訴えさせていただきました。

『横須賀復活』の実現は、議会、関係団体、市民のみなさま一丸となって取り組むことが必要不可欠だからです。

横須賀を良くしていきたいという想いただ一点で、私を支持していただけなかった方々も含め、多くのみなさまと同じ方向を向いて共にまちづくりを進めていただけることを、心から念願をしています。


【答弁5】
次に、今回の市長選挙で投票に足を運ばなかった有権者が過半数にのぼる現実をどう受け止めているか、についてです。

これは一義的には、私の不徳の致すところです。

しかしこの現実をしっかり捉えて、民主主義の根幹である投票参加に結びつくように市民ニーズを把握しなければならない、というふうに感じています。


【答弁6】
次に、今回棄権した多くの方々に対してどのように市政への参画を呼びかけていくのか、についてです。

投票率は、自分の住むまちの関心の程度を表す物差しのひとつだと思っています。

棄権者が多いということは、自分の住むまちに対する関心の低さの現れ、とも捉えることができて、これまで議員として市政に関わってきた者としても大変残念に思うし、内心忸怩たる思いでいっぱいです。

今回棄権された方々をはじめ、多くの市民に当事者意識を持って市政に参画していただく為には、横須賀の将来に希望と期待感を持ってもらえるようなまちづくりを確実に進めていくこと。

それが、何よりのメッセージだというふうに考えます。


【答弁7】
次に、議会での質問には真正面から答弁し、常に建設的な議論を行なう姿勢を貫くことについて、です。

これは当然のことだというふうに考えます。

今回の代表質問の冒頭で申し上げました通り、議会からの質問に対しては誠実に答えることが私の責務だと思います。

改めて、真正面から答弁し、率直に建設的な議論を行う姿勢、正直になること、これをお約束をさせていただきます。

本会議の場においては、細かな数字のやりとりではなくて、本質的・政策的な議論をしてまいりたいと思いますので、ぜひこれにはご協力をお願い申し上げたいと思います。


【答弁8】
次に、質問者によって答弁や態度を変えることはしないと宣言することについてです。

これも当然のことだというふうに思います。

質問者によって答弁や態度を変えるようなことはまさしくあってはならないことですので、この場を借りて改めてそのようなことはしないということを宣言させていただきます。


【答弁9】
次に、自らの答弁に責任を持ち、必ず各部局に対して答弁に沿った指示を出すことについてです。

議会との信頼関係が無くなってしまっては、横須賀市の復活はおろか、前に進めることすらできなくなってしまいます。

本会議場では各部局長が同席していますので、私の答弁をしっかり聞いて対応してくれるものと信じています。

しかし、本会議で前向きな答弁をしたことについては各部局に改めてしっかり指示していきたい、というふうに思います。


【答弁10】
次に、本市の克服すべき課題の多さと大きさについて、です。

まず大きな課題として強く感じたのは、国や県とのしっかりとした関係性が構築できていなかった、ということです。

また新たな取組みを進めようとした場合、予想もしていなかったようなところからの反響や、思いもよらぬ影響があるということであります。

そういうことがわかりました。

具体的な内容については言及できませんが、行政を行なっていくうえでは様々な考えや、様々な立場の方々とも向き合っていかなければならない、ということを実感しています。


【答弁11】
次に、市職員に『忠恕』を求めるのであれば、市民に必要な行政サービス提供のために十分な職員数を確保することの必要性について、です。

業務量に応じた適切な職員数を確保することは、私も当然必要であると考えます。

しかし、業務量が増えればその分の人員を増やすという従来方式のやり方では、組織の肥大化を招き、行政経営は成り立たないと考えます。

市役所内部の仕事のやり方や既存の政策を徹底的に見直し、まずはそこで捻出した人員を新たな政策や人員が不足している業務にシフトする不断の努力とマネジメントが必要であることは当然であります。

幹部職員には、そうした私の考えを浸透させるために、私自身も適切な職員数についてはしっかりとしたマネジメントをしていく考えです。

それでもなお人員の不足が見込まれる業務については、適切な職員配置は当然として検討していかなければならないと思います。


【答弁12】
次に、『音楽・スポーツ・エンターテイメント都市構想』の具体的な施策についてです。

先ほど藤野議員がおっしゃってくれた通り、よく代弁していただいた。その通りでありますが、いちおうお伝えしなければいけないと思っています。

私は横須賀の魅力をさらに高め、人を惹きつけていく為に、音楽やスポーツを中心としたエンターテイメントの力を活用していきたいというふうに思っています。

これは毎度申し上げているとおりです。

例えば、ウインドサーフィンワールドカップに音楽やダンスを融合させたり、カレーフェスティバルなど大規模イベントに、街中で行われている様々なイベントに、エンターテイメント性の高い音楽を加えることによって相乗効果となって、より楽しい催しへと発展すると思います。

そうした取組みを横須賀の様々な場所で進めていきたいというふうにまずは考えています。

また、ハード整備という点において、こうした構想を進めていく中で、例えばベイスターズ公式戦の観戦者数の増加に伴い、トイレの改修やバックシートの設置など、横須賀スタジアムの魅力を高めて、集客を促進することでまちの活発化に資するとも考えられるハード設備についても、戦略的に取り組んでいく必要性はあると思います。


【答弁13】
また、新たな施設建設については今のところ何かを予定している訳ではありませんが、ソフト・ハードに限らず、市民にとって費用対効果が高い事業に対して、様々な財源を活用しながら投資を行なっていくことは当然あり得ると考えています。


【答弁14】
次に、『谷戸再生構想』と『谷戸公社』の設立についてです。

『谷戸再生構想』は地域での支え合いとしての活動の成果が実感できる現状のコミュニティの再生を図る手法と、公共事業のように面的な整備を行なう、ハード的な手法を考えています。

これは以前も申し上げましたが、私が以前提案した『谷戸公社』の事業資本については、この前お答えしたとおり、試算した結果『公社』という単独手法では莫大な費用がかかる。

財政的負担が大きいことから、民間活力を活用した手法などを研究し、将来的な実現可能性を模索していきたいというふうに考えます。


【答弁15】
次に、『こどもの教育の復活』についてです。

横須賀のこどもたちの学力は、かつてから課題があると考えていました。

選挙活動の際、様々な政策を掲げましたが、学力向上については藤野議員がおっしゃるとおり、少し言葉足らずでありました。

学力向上は単に学習状況調査の結果を向上させることに走るのではなく、個々のこどもの能力を伸ばすことが重要であることは言うまでもありません。

一方で、こどもの学力向上には生活環境が少なからず影響しており、勉学に向き合う環境をいかに整えるかが重要な施策と考えています。

したがって、こどもの貧困問題など実態を精査し、支援が必要な家庭にかかわる問題の解決に取り組んでいくことは、以前から一緒に話をしていたように、市長としての私は使命であると考えています。


【答弁16】
次に、平和を希求する思いについてです。

藤野議員がさきほどおっしゃってくれたので、思わず感涙にむせびそうになってしまったんですが、まさにそのとおりで、私が政治家になろうと決心したのは、太平洋戦争の激戦を体験した父が、戦争で受けた心の傷に苦しむ姿をみて育ったということは、本当にそうであります。

先人たちの尊い犠牲によって築かれた平和を大切に守る。

それが、私が政治家を目指すきっかけになりました。

私の基本的な考え方であり、平和を愛するのは、私は誰よりも強い想いがあると思っています。

今後も市民が平和を享受し、安全・安心な日常を送ることができるよう、全力で市政を担ってまいります。


【答弁17】
次に、『誰も一人にさせないまち』の実現の為に必要な『地域福祉計画』の策定についてです。

私も、『誰も一人にさせないまち』という想いを実現する為に、地域福祉計画の策定は不可欠であると考えています。

これまで我が国では、家庭の絆や地域社会の助け合いによって人々の暮らしが支えられてきました。

しかし、昨今の核家族や少子高齢化の進展、人々の意識の変化に伴い、地域における人と人のつながりの希薄化や社会的孤立の増加など、地域力が脆弱化しつつあります。

そのような中で、議員もおっしゃるとおり、老老介護や子育てと介護のダブルケア、障がいがある方の高齢化など、福祉ニーズも複合化・多様化してきています。

このような社会情勢の変化の中、他人事になりがちな地域の課題を『我が事』のように捉えられるような地域づくり。さらには、縦割りの福祉サービスではなく、身近な地域で『丸ごと』支えるための地域力と行政の支援体制の協働による、『誰も一人にさせないまち』の実現が求められていると思います。

私は、議員時代の平成25年に『横須賀地域で支える条例』を提案いたしました。

この条例は地域住民が支え合い、安心して快適に暮らせる社会を目指すものです。

この条例の理念を具体化・具現化するためにもぜひ、地域福祉計画を策定してまいりたいと思います。
以上です。



フジノの再質問

上地市長、ご答弁ありがとうございました。

市議会議員の同期として14年間お付き合いをさせていただき、公私ともに様々なことを学ばせていただきました。

そのことに対する恩返しは、市議会議員と市長という立場ですので、与党面をして生ぬるい質問をするようなことではなく、市議会の一員として、二元代表制の一翼として、『横須賀復活』の為に時に激しい議論をし、建設的なまちづくりについての提案を、常に是々非々で行なっていくことだと思っています。

そんな形でこれまでのご恩返しをぜひさせていただきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。

再質問に立つ藤野英明


まず最初に、任期のはじめにぜひ全ての市民のみなさまに一丸となって全員野球をしていただく為に、市民のみなさま・市議会のみなさまに語りかけていただきたい、とお願いをいたしました。

そして、まずは市民のみなさまに対して、特に『応援した我々』ではなくて、我々をはじめとする市民の方ではなくて、『他の候補を応援した方々』について、ぜひ『融和』を語りかけていただきたい、と申し上げました。

ここで、4年前、僕は前市長に対して行なった質問と同じ質問を、あえて上地市長に行なわせていただきます。

僕は前市長に対して、つまり勝った側に対して、

「負けた側の候補もとても有能な人物であった。だから必要な時には教えを乞うてほしい」

と申し上げました。

それを前市長は一言で、絶対にそんなことはしない、というふうに申し上げたんです。

勝った側が負けた側に、思いやりの心、この言葉はもう上から目線で違いますね、

「同じまちを愛する者として一丸となってくれませんか?」

と述べることが、一丸となってやっていく為には必要なのに、前市長はそれができませんでした。

僕は今回、上地市長に同じことをお願いしたいと思っています。

前市長とも機会を捉えて対話をしていただきたい、と思っているんです。

例えば、前市長は東日本大震災を現役の市長として体験しておられる、我がまちにとっては唯一の存在です。

必ず来る関東直下型地震の際には、必ず彼の経験が活きることもあると思います。

そんなことも含めて、二人の融和の姿こそが、多くの市民の方に

「横須賀は全員野球でこれから取り組んでいくんだ」

という強い印象を与えると思うんです。

そこで伺います。

前市長とも機会を捉えて対話をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



上地市長の再答弁

『勝ち負け』という言い方が、私は選挙・政治に関わってきた人間としてひとこと言わなければいけないのは、いつも言うんですが、

主義主張を持って市民に訴えて、より多くの人たちによって当選させていただいただけであって、『勝ち負け』というのは便宜的なものでしかないんです。民主主義の世界の中で。

答弁に立つ上地市長


これは若い頃から言っていることなんですが、キザに聞こえるかもしれない。

たった一回の人生で、この時代に、この場所で巡りあって、『市民の為に働かせてもらえる』という幸せを感じるならば、分かり合えないはずが無い訳で

当面の手法・課題の中で考え方が違っただけに過ぎない、という俯瞰的なものを観なければ政治家では無い、というふうに私は若い頃から田川さんにも教わったし、『政治家の条件』という本、私が大好きな本なのだけど、政治家になるというのはそういうことであると。

再質問への答弁に立つ上地克明市長
同時に、平和の為に、普遍的な価値の為に、偏見・差別の無い社会をつくっていくという大きな目標の中で、自分はそのひとコマに置かれている。

さらに自分が政治家を志していくには、それは天命だと考える。

私を捨てる。

それが政治家の原点である、ということを私は23才の時からずっと田川さんのもとに育って勉強してきました。

その信念は揺るが無い。

その意味では、矮小化された中での『勝ち負け』などというのは、たいへん私を応援してくれた方の中で熱くなっている方には申し訳ないけれども、それは『単なるひとコマ』に過ぎないので、ある時代の流れの中のひとつに過ぎず、次につなげていく為の我々は犠牲になればいい、次の時代の為に。

常にそう思ってますので、対話はいつでもします。

またこういう話をさせていただく藤野議員に感謝しなきゃいけないんですが、常にその姿勢でやりたいと思ってます。

ですから不毛な争い、不毛な議論はもうやめにした方が良い、と思ってます。

以上です。



フジノの再質問

上地市長、ありがとうございます。

「僕自身は前市長に許されることは無い存在なんだろうな」と思いながらも、ただ上地市長は大学も高校も前市長にとっては先輩でありますし、ぜひ今お話しいただいたことを実現していただきたいなと思います。

ふたりの握手するツーショットを望んでいる市民の方って多いと思うんですね。

それは本当に横須賀が一丸となっていく姿を市民の方に示すことだというふうに固く信じております。

再質問を一問一答方式で行なう藤野英明


ぜひよろしくお願いいたします。




それから議会に対して伝えていただきたいことを3つ伺いましたが、当然なことだというお答えに大変心強く感じました。ありがとうございます。

ぜひその今おっしゃっていただいたことを続けていただきたいと思います。




また、感想にとどめて述べさせていただきたいんですが、市議時代には知ることができず市長に就任してはじめて知ったこと、様々な事柄がある、ということ。

この場では答えられないこともあると言いつつも、代表質問を2日間お聞きしていて、なんとなくその想いが伝わってきました。

非常に多くの利害関係者がいて、その調整には上地さんの前向きな一直線なところではなかなか難しい部分もあるのかなというのを、お聞きしながら思いました。

これは議会でもしも共有できることがあれば、我々は必ずその事柄・課題に一丸となって取り組んでいきますので、ぜひお話しできることがあれば、我々にもお伝えしていただければ、議会はみんな上地市長を支えていきますので、ぜひお伝えしていただければと思います。


再質問に立つ藤野英明


では続いて質問に移ります。

『職員数の確保』についてです。

頂いたお答えでほとんど僕も想いは同じなんですが、改めてひと言ふた言、エピソードも交えて述べさせてください。

僕は

「横須賀市役所はこんなもんじゃない」

という想いを持っております。

本当にいろんな市の職員さんたち、14年前に市議会議員になった時には

「ああ、こんな人たちがいるんだ」

と感動したことを覚えています。

例えば、今ではこんなことはできないんですけども、離婚届を持ってきたご夫婦につっかえして、「もう一度夫婦で話し合ってみなよ」と親身にその場で相談を聴いて、そしてふたりは離婚をやめて帰っていった。

そんな信じられないすごい職員さんもいたという時代があったと聞いています。

それから、元副市長であった広川さとみさんは月刊誌に連載もしておりましたし、国の審議会にも呼ばれて行きました。

国が介護保険を創設する際には、わがまちの市職員が地方代表として国の審議会に呼ばれていって意見を求められたりしてきた。

素晴らしい方々がたくさんいらっしゃった。

新倉教育長も、僕はそのおひとりだと、スーパー公務員のおひとりだというふうに受け止めているんですけれど、なかなかそういう人が育ちづらい環境ができてきてしまった。

それはやっぱり僕は、必要以上の人減らしをした、そういう環境があった。

前市長だけではなくて、残念ながら沢田市長の最後の頃、蒲谷市長の頃、そして前市長の頃から、とにかく人件費を削るんだと。それがトレンドに残念ながらなってしまった。

上地市長がおっしゃって下さったのは、適切な配置を検討していくものであって、肥大化はさせない。まったくそれについては同感です。

ただその適切な配置ということを、改めて考えていただきたいというエピソードをふたつ、ご紹介させてください。

わがまちには『こんにちは赤ちゃん事業』という事業がありまして、出産をした妊婦さんのところへほぼ100%、全国でも誇るべき取り組みなんですけれども、保健師さんが派遣されている。

けれども実際に、死産や流産をされた、まさに産後うつ・自殺の危機がある方々のところへ全員アプローチができているかと保健師さんにお尋ねをすると、

「やりたいけれどできません」

というふうにおっしゃるんです。

「何故できないんですか?少子化で人数が減っていて、それでもなんでできないんですか?」

と言うと

「おひとりおひとりのご家庭が、無事出産できたご家庭であっても、あまりにも問題が複雑多様化していて、死産をされた・流産をされた方のところに行きたくても行けません」

「もしご相談をいただいたら行きますが、保健師魂としては行きたいけれども、現実的にアプローチはできていません」

というふうにお答えをされる。

また、極低出生体重児、昔の言葉でいうと超未熟児、NICUで39週より前に生まれた、例えば28週とか、も生まれているわけですから『こんにちは赤ちゃん事業』としてNICUに赤ちゃんが入院をしていても、お母さんのもとに訪れるべきなんです。

「やっていますか?」

とお聞きしたところ、やっぱりできていないんです。

熊本市民病院、同じ公立の市民病院ですが、NICUに入院中からお母さんのもとに地区担当保健師が訪れて『こんにちは赤ちゃん事業』をやっている。

こうやって「やりたい。本当はやりたいんだ」と思っている公務員のみなさんの想いが、人数がいないからできない。

ただ客観的に見ると、少子化が進んでいてこどもの人数も、出産する赤ちゃんの数も減っている。

この保健師さんの人数だからやれるだろう、とまわりは見てしまうけれども、ひとつひとつの案件が複雑多様化しているので、本来はやりたいことをやれずにいるんです。

こういうエピソードって実はゴロゴロしていて、お聞きをすると「本当はやりたいんだ」と。

さきほど最初に例に挙げました、旧・長寿社会課時代の、今日忌引でお休みをされておられる三守福祉部長が主査だった頃には、必ず全事業所を回って名刺を置いてこられたんです。

本当に公務員らしくない、なんてすごい職員さんがいるもんだ、というふうに思ったんです。

今、若手の係長クラスの方に

「その教え、今もやっておられますか?」

と聞くと

「やりたいけれど、やったら潰れます」

というふうにおっしゃるんです。

こういう状況を改めて知っていただきたいんです。

部長クラスのみなさんは、みなさんそういうエピソードを聞いておられると思うんですよね。

けれども、今まではものすごく「人件費を圧縮しなさい」という強い強いプレッシャーがあったと思うんです。

でも、そういう声も財政部にぶつける。市長にも聞いていただく。

そういう形で予算要求をして、人員を配置するように要求をしていただきたいというふうに思います。

僕は今、部長にも語りかけましたが、予算要求の時に最後はやっぱり市長がそれを決定・決裁される立場だと思いますので、今、僕が申し上げたようなことがあることも、ぜひ知っていただいて人員の配置に関してはお考えいただきたいと思いますが、改めてご答弁をお願いいたします。



上地市長の再答弁

そちら側(議会側)に居た時の風景とこちら側(行政側)に来た風景が、かなり違ってまして、

「本当に本市職員は良くやっている」

というふうに思います。

自分が出した『復活計画』に基づいていろんなことを様々な施策を考えてくれる。

スピード感もあるし、一生懸命やっている姿はこちらに来て、本当によく分かりました。

再答弁に立つ上地克明市長


ただ私は細々したことはよく分からないんで、これからいろいろ部課長からヒアリングを受けて、できるだけ大切なところには人員を配置するように心がけてはいきたいと思います。

一方でもちろん行政改革はやらなきゃいけませんが、適材適所。足りない部分には今言ったような、多様化するニーズの中には即応できるような人数を揃えていかなければいけないというふうに、ここでお約束をさせていただきます。



フジノの再質問

上地市長、ありがとうございます。

続いて、3構想4計画について確認をさせて下さい。

まず『音楽・スポーツ・エンターテイメント都市構想』について、残念ながら選挙中に「ハコモノ計画だ」と誤解をされてしまったというエピソードをお話ししました。

市長の真意はさきほどベイスターズの例で挙げていただいたとおり、

「本当に必要になった時は、投資は惜しまないよ」

という、それだけの話なんです。

それを誤解しておられる方々がおられるので、改めて断言をしていただきたいと思います。

『アミューズメントパーク建設』というのはありませんよね。



上地市長の再答弁

私の言葉足らずで。。。

『アミューズメントパーク』って建物じゃなくて、エリア。

人々が楽しんで、アミューズメントに楽しむようなパーク。

それを『アミューズメントパーク』ということで、夢のような地域・エリアがあるということを『アミューズメントパーク』と言っただけで、建物を建てるという意味では全然ありません。

誤解されているということも知らなかったんで(笑)

そういうことです。



フジノの再質問

ありがとうございます。

上地市長の構想の巨大さは、言葉を尽くさないとなかなか伝わらないところが正直あるのかなというふうに思いました。

所信表明を「ものたりない」というご意見が結構あって、正直、僕も同じことを感じました。

実際にA4で16ページしかない。

とは言っても、演説するのにやっぱり45分くらいかかっている。

あの限られた時間の中で全てを語りつくすことはやはり難しいんだな、と。

そして、記者会見の中でも誤解されてしまったのかなというふうに思っています。

ですから、このインターネット中継を観ておられる、そして議事録を読んでおられる市民の方にはぜひ

「この構想はハコモノでは無いんですよ」

と改めて知っていただきたいなというふうに思います。

それから『谷戸再生構想』についてお伺いいたします。

これは他の会派の質疑でも出ていたんですが、『コンパクトシティ』まちなかに住んでいただくということと、『谷戸再生構想』谷戸を盛りあげていくということを、どういうふうにバランスを取っていくのかを考えねばならない、というお話がありました。

僕も「もっともだな」と思いながら、選挙中ずっと過ごしてきました。

これについて、やはりご確認させていただきたいことがあります。

まず一点、僕はある程度の年齢で『コンパクトシティ』とそれから『谷戸再生構想』を分けるべきかなというふうに考えています。

ご高齢の方々には、僕はずっと『早めの住み替え』を勧めてきました。

谷戸に住んでおられるご高齢の方々についてです。

というのも、高齢になって要介護度が高くなったり転倒した時に初めて、自分の意思とは無関係に入院をしたり、入所をしたり、有料老人ホームに移されたりしてしまうと、『リロケーションダメージ』引っ越しによるダメージによって認知症が早く進んでしまったり、要介護度が早く進んでしまうんですね。

谷戸に愛着を持って住まれているのは承知しているんですが、なるべくお元気で若いうちに、『自分の意思』で、山の上ではなくて駅近のまちなかに移っていただくというのが大切、肝要かなというふうに思っています。

一方で、実際に僕の友人なんかもそうなんですが、谷戸の上のほうの良質な一戸建てが空き家になっている。

それを買ってリフォームをして、そこでカフェみたいなものをやりながら、毎晩音楽をやる仲間たちが集まって、そしてそこに新たな集まりが、コミュニティができている。

この世代に対しては、谷戸っていうのは魅力的な場所だと思うんです。

このふたつの『谷戸再生構想』と『コンパクトシティ』。

コンパクトシティ化を横須賀はずっと進めてきましたから、両立させるには、ある程度年齢や体力などで線引きをしていくべきなのかなというふうに考えています。

このバランスについて、市長はどんなふうにお考えかをお聞かせいただきたいと思います。



上地市長の再答弁

おっしゃるとおりで、行政内部にもそういう声はあって、ご高齢になれば『コンパクトシティ』つまりまちなかに降りてきていただくってことになっている。

ですが、実は私の夢は、三世代が山の奥に住んで、これ理想なんですが、もちろん看取りにもこれは通じることなんですが、そういう世帯があってもいいんではないか。

私は谷戸で育ってきましたから、それが人間の生きていくところっていうのは、あっても良いのではないかという夢のようなものを持ってまして。

おっしゃる意味、年齢別に区分けしなければいけないとよく分かるんですが、できればそういう夢を持って三世代の人たちが山の奥というのかな、谷戸の奥に住んで、平和で牧歌的で幸せに暮らしていく。そこで息を引き取っていくっていう場所があっても構わないのではないか。

そこには音楽があっても構わないのではないか。

実験とまでは言わないんですが、そういう社会があってもいいのではないかと。

単にお年寄りだから、まちなかに来て利便性があるところ、じゃ無いのではないかと。

実はそういう一面も一部にはあるということだけはご理解いただきたい。

答弁に立つ上地克明市長


基本的にはおっしゃるとおりだと思っています。



フジノの再質問

その点については大変良く理解いたしますし、同感する部分もあります。

本当は自分の住み慣れた地域で最期まで生きたいですよね。

自分が訴えている『早めの住み替え』というのも、現状を打開する、具体的にはだいたい独り暮らしのご高齢の方や老老介護をさせている方をイメージして『早めの住み替え』をお勧めしてきた訳です。

けれども、本来は在宅療養支援診療所がもっと増えて、どんなに山の上に住んでいても、実際に今、本当に在宅療養支援診療所のドクターや看護師さんやヘルパーさんたちは足を運んで、そこで住んでいかれるようにして下さっていますから。

市長の構想を進めていく為にも、実はさらなる在宅療養支援診療所の数を増やしていくとか、そういった取組みも。

『谷戸再生構想』というと福祉とはちょっと違うと思われたりするんですけれども、医療的な面・福祉的な面の人材を確保していくことで、理想的な谷戸が復活していく、再生していくのかなというふうに今お聞きして思いました。

それから『こどもの教育の復活』に関しては、ご答弁いただいて考えに変わりはないということで、大変安心をいたしました。

再質問に立つ藤野英明


もう一問、質問をさせていただいて、質問を終わりたいと思います。

所信表明中の『基地について』では語られなかった、平和を希求する上地市長の強い想いについてです。

このエピソードをお聞きすると僕はもう毎回泣けてしまうのでなかなか冷静に話せないんですが

市長という『職責』が言わねばならない安全保障についての想いと、平和を求めてやまない上地市長個人の、上地克明という一人の個人の想いがぶつかった時、その全てを所信表明で述べることは不可能である、というふうに思います。

そこで今回、自分がエピソードを語って、さらに上地市長にも想いを語ってほしいというふうに申し上げました。

改めてもう少しお話ししていただきたいことがあります。

横須賀は『平和市長会議』にも前市長時代に研政のみなさんの強い要望で横須賀市・市長が新たに『平和市長会議』に参加することになりました。

上地市長の平和を求めてやまない側面というのが活きる場面がこれから多々あると思います。

様々な機会に平和を求めて行動することや、何かを述べることができると思うんです。

まだなかなかイメージしづらいところがあるかもしれませんが、ぜひそういったこともお伝えしていただけないかと思うんですが、いかがでしょうか。



上地市長の再答弁

できる限り、その機会を設けていきたいと思っています。

あくまで今の防衛力というのは過程であって、平和を実現するための過程でしか無い。

連続している流れの中で、人生も含めて連続性でしかなくて、今その一断面であり、平和を求める為に今、防衛力は存在するという中で私は生きているというふうにいつも思ってるんです。

ですから、もちろん平和を希求するのは当たり前です。

かつて議長と一緒に原子力空母を見にいった時に『ステニス』の艦上で防火訓練をやっている兵士たちが本当に真剣に平和を希求するという想いを持って防火訓練に当たってたということを観て、そこで大演説を打たせてもらった。

本当にみなさんのやっていることは尊いと。一生懸命にやっていると。

ただ、わたしも強くみなさんと同じように平和を希求しますっていうことを最後に付け加えさせていただきました。

その想いは一ミリも揺らぐことはありません。

上地克明市長の熱い答弁


今は過程です。その為には防衛力は必要です。

以上です。



フジノの再質問

本日は17問にわたって、上地市長の所信表明について質問をさせていただきました。

これからは一般質問の機会や委員会での質疑を通して、新しく『横須賀復活』に向けて進んでいく市役所。いろいろな形で質疑や提案をさせていただきたいというふうに思っています。

再質問に立つ藤野英明


すでにこの2か月、いや立候補を決めた3月からですからもう半年以上、ほぼ休みを取らずに上地市長が毎日全力で、全身全霊で働いておられるのを見るにつけても、我々もさらに本気を出して、今までも本気でしたが、さらに本気を出して市議会の立場で、『横須賀復活』を進めていかなければならないなというふうに思っています。

是々非々でこれからも全力でやってまいりますので、上地市長におかれましてもこれから4年間『横須賀復活』を一刻も早く実現する為に、そして『誰も一人にさせないまち』を実現する為にご尽力いただけますよう、よろしくお願いいたします。

質問を終える藤野英明
これで質問を終わります。

ありがとうございました。



初日は1000名を超える参加者で大盛況でした/リカバリー全国フォーラム2017(1日目)その4

こちらの記事は、その1その2から続いています。

『リカバリー全国フォーラム2017』の様子を少しずつお伝えしていきたいと思います。

ただ、もう9月定例議会の本格スタート直前なので(その前から議員たちは準備に駆け回っています)、十分な文章で報告する時間が取れません。

そこでかわりに写真を少しずつアップしていきます。ごめんなさいね。

今回(その4)は、1日目の分科会〜懇親会の様子をご紹介します。

分科会

分科会「女性とうつ」会場前にて

分科会「女性とうつ」会場前にて

司会のゆまさん

司会のゆまさん

分科会11:  《公募企画》 女性とうつ

うつ病は女性の方が多いってご存知でしたか?

様々な要因が言われていますが、実際はどうなのでしょう?

自助会では女性が少なく、声が届きにくいと感じます。

女性の社会的な立ち位置が変わっていく中で、女性ならではの悩み、生きづらさがあるのでは?

この分科会では、医学的な観点だけでなく、社会的、環境的観点など、いろいろな立場から、女性とうつを考えていきたいと思います。

※参加者は女性に限りません。

〇出演: 
ゆま・まさこ・松井朝香・コスモモ・武中郁恵(東京うつ病友の会)、前田暖子(レインボーキャリア会)、一色美佳(うつ病コミュニティーカフェ@神谷町)、影山香菜(足利こころのピアサポートゆいまーる)、西原由紀(アプローズHouse南麻布)、植野亜純(ADHD当事者のピアカウンセリングami)、月崎時央(メンタルサバイバーチャンネル事務局/lamappa企画)

〇シンポジウム&ワークショップ形式

出演者のみなさんによるお話

出演者のみなさんによるお話

グループワーク

グループワーク

グループワークは大いに盛り上がりました

グループワークは大いに盛り上がりました

分科会での学びや気づきを「希望の種まき」に貼っていきます

分科会での学びや気づきを「希望の種まき」に貼っていきます

続々と「希望の種まき」に付箋が貼られていきます

続々と「希望の種まき」に付箋が貼られていきます





懇親会

高橋清久実行委員長(きよぴー)からのご挨拶

高橋清久実行委員長(きよぴー)からのご挨拶

大島巌・コンボ共同代表(おっしー)からご挨拶

大島巌・コンボ共同代表(おっしー)からご挨拶

「乾杯」は大熊由紀子さん(ゆきさん)

「乾杯」は大熊由紀子さん(ゆきさん)

一日中出演しまくりだった宇田川さん(おつかれさまでした!)

一日中出演しまくりだった宇田川さん(おつかれさまでした!)

懇親会での一コマ

懇親会での一コマ

分科会での成果物を懇親会のみなさまにも観て頂きました

分科会での成果物を懇親会のみなさまにも観て頂きました

コンボのみなさんも20時25分には完全撤収しました

コンボのみなさんも20時25分には完全撤収しました

初日は1000名を超える参加者で大盛況でした!/リカバリー全国フォーラム2017(1日目)その2

前回の記事から続いています)

『リカバリー全国フォーラム2017』の様子を少しずつお伝えしていきたいと思います。

ただ、もう9月定例議会の本格スタート直前なので(その前から議員たちは準備に駆け回っています)、十分な文章で報告する時間が取れません。

そこでかわりに写真を少しずつアップしていきます。ごめんなさいね。

今回(その2)は、1日目の開場前のロビーの様子とリカバリーチューブスタジオの様子と開場の瞬間をご紹介します。

ロビーの様子をご紹介します

遠方からのお客さまの為にクロークも設置しています

遠方からのお客さまの為にクロークも設置しています

北は北海道、南は沖縄から、まさに全国からご参加頂いています

北は北海道、南は沖縄から、まさに全国からご参加頂いています

会場限定販売のトートバック!

会場限定販売のトートバック!

開場を待つお客さまがたくさんいらっしゃいます!ありがたいです!

開場を待つお客さまがたくさんいらっしゃいます!ありがたいです!



リカバリーチューブのスタジオが設置されました

リカバリーTUBUのスタジオを設置しました!

リカバリーTUBUのスタジオを設置しました!

顔出しNGの方の為に仮面もご用意しました

顔出しNGの方の為に仮面もご用意しました

簡易設置されたスタジオですが本格的です

簡易設置されたスタジオですが本格的です

カメラとモニター

カメラとモニター

こんな風に映像が撮影されます

こんな風に映像が撮影されます



ついに、開場しました!

ついに開場!たくさんの方々が一斉に入場しました

ついに開場!たくさんの方々が一斉に入場しました

(→『リカバリー全国フォーラム2017』の記事その4へ)

初日は1000名を超える参加者で大盛況でした!/リカバリー全国フォーラム2017(1日目)その1

『リカバリー全国フォーラム2017』の様子を少しずつお伝えしていきたいと思います。

ただ、もう9月定例議会の本格スタート直前なので(その前から議員たちは準備に駆け回っています)、十分な文章で報告する時間が取れません。

そこでかわりに写真を少しずつアップしていきます。ごめんなさいね。

今回(その1)は、1日目の会場到着〜会場準備の様子をご紹介します。

会場に到着しました

会場は帝京平成大学池袋キャンパスです

会場は帝京平成大学池袋キャンパスです

会場の帝京平成大学に到着しました

会場の帝京平成大学に到着しました

スタッフ証を受け取りました

スタッフ証を受け取りました

右から有村律子さん(ぜんせいれん)、宇田川健さん(コンボ共同代表)

右から有村律子さん(ぜんせいれん)、宇田川健さん(コンボ共同代表)

看板はフジノが取り付けました

看板はフジノが取り付けました



2階は「こころの元気+」表紙写真展です

今年も2階ロビーで「こころの元気+」表紙写真展を開催しました

今年も2階ロビーで「こころの元気+」表紙写真展を開催しました

表紙モデルになるのは100人待ちの状態が続いています

表紙モデルになるのは100人待ちの状態が続いています

100号を超えて、どんどん続いています

100号を超えて、どんどん続いています

WellnessとIllness

WellnessとIllness

あらゆる方々が表紙モデルになってくれました

あらゆる方々が表紙モデルになってくれました

『その2:開場ロビー・リカバリーTUBUスタジオの様子〜ついに開場!』編はこちらです)

『その4:分科会〜懇親会』編はこちらです)



精神保健医療福祉の夏の祭典「リカバリー全国フォーラム2017」、明日から2日間開催します/当日参加できます。ぜひいらして下さいね!

今年も「リカバリー全国フォーラム」開催です

ついに明日8月25日(金)スタートです。

毎年、夏の恒例イベントとなりました『リカバリー全国フォーラム』を2日間にわたって開催します!

「リカバリー全国フォーラム2017」開催案内より

「リカバリー全国フォーラム2017」開催案内より


当日参加もできますから、ぜひご関心のある方はいらして下さいね。

ごあいさつ

=============================
◆2017のテーマ◆
リカバリー全国フォーラムとコンボの10年
~「支援サービスの≪見える化≫とリカバリー」の先に私たちがめざすもの~
=============================

『リカバリー全国フォーラム』は今年第9回を迎え、毎年2日間にわたり1500人近い参加者により開催されて来ました。

回を重ねる中で、当事者・家族・精神保健福祉&医療関係者・市民など職種・所属を超えた仲間が全国から集い、活発な議論を行う場として定着しています。

それとともに、主催団体である認定NPO法人コンボは今年創立10周年を迎えました。

2007年1月に発足したコンボは、まさに『リカバリーフォーラム』と共に発展してきたといっても過言ではありません。

フォーラムではこれまで、「リカバリー志向サービスへの転換」、「支援サービスの《見える化》と私たちのリカバリー」を大会テーマに、フォーラム全体で議論すると共に、分科会の活動を進めてきました。

コンボ10周年の今年は、これまでの取り組みを振り返ると共に、これから先10年、20年に向けて、私たちがめざすべきものは何か、これから何をすべきなのか等について、改めて大いに語り合う場にできればと思っています。

皆さま方が、全国から積極的にご参画いただくことを心よりお待ちしています。

2日間の概要

そうなんです。リカバリー全国フォーラムはなんと9回目。

早いもので、2009年に有志のみなさんで集まって手探りで始めた取り組みが本当に大きく育ちました。とても嬉しいです。

さらにコンボは10周年を迎えました!



盛りだくさんすぎるプログラム、今年も満載です

『リカバリー全国フォーラム』の特色といえば、参加するとヘトヘトになるくらい熱量の高いプログラムが充実していることです。

今回も、全体会・分科会ともに盛りだくさんすぎる内容になっています。

まず1日目。

8月25日のプログラム

8月25日のプログラム

8月25日(金)のプログラム

9:30~ 受付開始

10:00~ 主催者挨拶

10:15~12:15 

連続基調講演

リカバリー全国フォーラムとコンボの10年
~支援サービスの≪見える化≫とリカバリー」の先に私たちがめざすもの~
【基調報告】
〇 大島巌(認定NPO法人コンボ代表理事/日本社会事業大学) 「これまでの10年とこれからの10年~私たちがめざすもの」
〇 伊藤順一郎(認定NPO法人コンボ共同代表) 「リカバリーを応援する地域精神保健福祉を実現するために」
〇 宇田川健(認定NPO法人コンボ共同代表) 「リカバリー志向サービスを実現するための当事者と市民の主体的参加・協働の取り組み」
【ファシリテーター】 大熊由紀子(国際医療福祉大学/認定NPO法人コンボアドバイザリーボード)

13:30~14:50 

トークライブ

私とコンボ、これまでの10年、これからの10年を語ろう
リカバリーフォーラム出演者、参加者などによるリレートーク!
〇司会: 宇田川健(認定NPO法人コンボ) & 竹内政治(さいたま市精神障害者当事者会ウィーズ/日本ピアスタッフ協会)&フジノ
〇タイムキーパー: 江上幸(さかつるWRAP)

15:10~17:40 分科会

分科会1: リカバリー宣言2017 ~イタリアからの声を聴いて:ボローニャの友だちpart2~

ボローニャの仲間が今年も来日!!! 「イタリアは、精神科病院がないって聞くけれども、実際はみんなどんな生活をしているの?」 今年は、たくさんの人たちを支える精神科医や、地域生活をサポートしている方をお招きし、「暮らし」について、「社会生活」について、“生の体験談”を交し合っていこうと思います。「みんな違ってみんないい!!」 今回も、「東京ソテリア:イタリアからの声プロジェクト」とのコラボ企画です。

〇出演: イヴォンヌ・ドネガーニ(精神科医/ボローニャ精神保健局元局長)、ジョアン・クルース(エータベータ社会的共同組合)、そのきのこ(NPO法人東京ソテリア)、増川ねてる(WRAPファシリテーター) ≪通訳≫栗原和美(NPO法人東京ソテリア/イタリア国立ミラノ大学哲学科)
〇シンポジウム&ワールドカフェ形式

分科会2: どのようにしたら、ピアスタッフになれるのか?

ピアスタッフ協会へ、「どのようにしたらピアスタッフになれるのか」という問い合わせが、最近とても多いのです。しかし、我々ピアスタッフ協会でも、この質問に的確にお答えできる人は、いません。今回、この問いについて、みんなで考えたいと思います。

〇出演: 竹内政治(さいたま市精神障害者当事者会ウィーズ/日本ピアスタッフ協会)、相川章子(聖学院大学) 、瀧沢賢広(NPO法人さざなみ会)、福島淳子(群馬病院デイケアやまもも)、関口暁雄(埼玉県済生会自立訓練事業所夢の実ハウス)
〇シンポジウム&ワークショップ形式

分科会3: アンチスティグマとリカバリー〜相模原事件を考える〜

『命の優劣は誰も決められない「相模原事件を考える」自分の言葉で話をしよう。』というテーマで、精神科医師、マスコミ、精神障害者の家族、精神障害を持つ当事者と、立場が違う人たちに自分の言葉で発表していただきます。後半は会場との意見交換をします。

〇出演: 松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部)、野辺さやか(NHK制作局第1制作センター 文化・福祉番組部)、島本禎子(杉並家族会)、宇田川健 (認定NPO法人コンボ)、髙橋清久(認定NPO法人コンボアドバイザリー)
〇シンポジウム形式

分科会4: 精神医療の「見える化」2017

2015年11月から開始したコンボの「見える化」計画をもう一歩進めるために、医療提供側・医療利用側・支払い側・メディアからの意見を集約し、次の一歩を踏み出したいと思います。参加者の皆様にもご意見を伺いたいと思いますので、ぜひ、参加して下さい。

〇出演: 秋山剛(NTT東日本関東病院)、加藤伸輔(ピアサポートグループ在)、佐藤光展(読売新聞東京本社)、依田晶男(全国土木建築国民健康保険組合)、島田豊彰(認定NPO法人コンボ)
〇シンポジウム形式

分科会5: 家族だからできる家族支援プログラム「家族による家族学習会」とは

コンボ家族学習会企画委員会で開発された「家族による家族学習会」は、2016年度からみんなねっとに事務局を移し、活動を続けています。このプログラムをより多くの家族や支援者に知っていただくこと、本来の目的である発症間もない家族の方々に届けることを、めざしています。この分科会では、家族ピア活動の原点である家族学習会を紹介し、今後の課題に向けた活動を報告します。

〇出演: 全国精神保健福祉会連合会「みんなねっと」家族学習会企画プロジェクト委員会:岡田久実子、飯塚壽美、佐藤美樹子、天川智子
〇ワークショップ形式

分科会6: 発達障害と就労

発達障害者の就労のポイントを、会場とディスカッションします。今回は、発達障害の方・支援者・就職先企業の方のトリオ3組にご登壇いただき、体験談をご紹介いただきます。継続雇用のヒントを、皆さんと探っていきたいと思います。

〇出演: 鈴木要介・池田義一(株式会社ライジングサンセキュリティーサービス)&柴田泰臣(NPO法人NECSTフラッグ)、浦野由佳(JSN東京)、金塚たかし(NPO法人大阪精神障害者就労支援ネットワーク)、他
〇シンポジウム形式

分科会7: 精神医療サービスの「見える化」を未来から語るプロジェクト

注:この分科会は満席になったため、当日のご参加はできなくなっております。
リカバリー志向の精神医療の実現には、ユーザーにわかりやすいサービスの「見える化」が必要ですが、いまだ程遠い状態です。この分科会では、この「見える化」を実現するために、ユーザーや医療従事者の垣根を越えてお互いの声に耳を傾け、ディスカッションします。そして、精神医療サービスの「見える化」の未来像を描きながら、これから出来る具体的な手立てを共に考え、取り組みの知恵を共有したいと思います。
※ワークショップでは「未来語りのダイアローグ」(アンティシペ―ションダイアログ=Anticipation Dialogue)という手法を用います。

〇出演: 佐々木理恵(WING-NETWORKすぺぃろ)、澤田高綱(てとて)、相澤和美(地域精神看護ケアねっと/国際医療福祉大学大学院)、川口敬之(NPO法人精神科作業療法協会/北里大学)、大橋秀行(埼玉県立大学)、他
〇シンポジウム&ワークショップ形式

分科会8: リカバリーを促進する治療ガイドラインの活用

うつ病や統合失調症などにはエビデンスに基づく治療ガイドラインがあります。ガイドラインには、治療計画の策定、行うべき検査、薬の使い方など、推奨されるべき治療方法が記載されていますが、治療現場での拘束力は持ちません。また当事者や家族にも馴染みがありません。この分科会では、当事者・家族向けのガイドラインの必要性、治療にどう生かすべきか、そして、リカバリーにどう役立てるかを、皆さんといっしょに考えます。

〇出演: 堀合研二郎 (YPS横浜ピアスタッフ協会)、渡邊衡一郎・坪井貴嗣(杏林大学医学部精神神経科学教室)、杉山暢宏(信州大学医学部保健学科実践作業療法学)、加藤玲(精神障害者家族会新宿フレンズ)
〇シンポジウム形式

分科会9: 未来語りのダイアローグ~「私たちが望む精神保健システムが実現した未来」をともに構築しよう~

注:この分科会は満席になったため、当日のご参加はできなくなっております。
「未来語りのダイアローグ」(Anticipation Dialogue;以下AD)とは、異なる立場の関係者の間に葛藤が生じて行き詰まった状況を解決に導く、フィンランド生まれの手法です。ADでは、対話をしながらよりよい未来を思い浮かべ、そのための行動プランを作っていきます。この分科会では、「私たちが望む精神保健システムが実現した未来」を構築するためのADをおこないます。対話を通じて希望やつながりが生まれていく感覚を共有してみませんか。

〇出演: 伊藤順一郎(メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ)、福井里江(東京学芸大学)、森川すいめい(みどりの杜クリニック)、三ツ井直子(訪問看護ステーションKAZOC)
〇ワークショップ形式

分科会10:  《公募企画》 精神障碍者の立場から合理的配慮を考える

この分科会は、合理的配慮を正しく理解し、障碍者の立場、家族・支援者の立場、企業の立場など、全国の様々な立場の人たちが話し合い、新たな気づきや日常生活をよりよくするヒントを得ることを目的としています。参加者一人ひとりがリラックスしながら、発言の機会を多く持ってもらえるようにします。ぜひご参加ください。

〇出演: 菅原正和・黒澤陽・橋本達志・渡辺亜美(北海道精神保健推進協会ここリカ・プロダクション)、矢部滋也(一般社団法人北海道ピアサポート協会)、他
〇ワークショップ形式

分科会11:  《公募企画》 女性とうつ

うつ病は女性の方が多いってご存知でしたか?様々な要因が言われていますが、実際はどうなのでしょう?自助会では女性が少なく、声が届きにくいと感じます。女性の社会的な立ち位置が変わっていく中で、女性ならではの悩み、生きづらさがあるのでは?この分科会では、医学的な観点だけでなく、社会的、環境的観点など、いろいろな立場から、女性とうつを考えていきたいと思います。 ※参加者は女性に限りません。

〇出演: ゆま・まさこ・松井朝香・コスモモ・武中郁恵(東京うつ病友の会)、前田暖子(レインボーキャリア会)、一色美佳(うつ病コミュニティーカフェ@神谷町)、影山香菜(足利こころのピアサポートゆいまーる)、西原由紀(アプローズHouse南麻布)、植野亜純(ADHD当事者のピアカウンセリングami)、月崎時央(メンタルサバイバーチャンネル事務局/lamappa企画)
〇シンポジウム&ワークショップ形式

18:00~20:00 

懇親会

続いて2日目。

8月26日のプログラム

8月26日のプログラム

8月26日(土)のプログラム

9:00~ 受付開始

9:30~11:45 

シンポジウム

リカバリー全国フォーラムとコンボの10年
~これからの10年に私たちがめざすもの:「見える化」の実質化と確かなネットワークの形成~
【座長・コーディネーター】
後藤雅博(医療法人恵生会南浜病院院長/認定NPO法人コンボ理事)&大島巌(認定NPO法人コンボ代表理事)
【特別講演】
〇 イヴォンヌ・ドネガーニ(Dr.Ivonne Donegani/元ボローニャ精神保健局長・精神科医) 「イタリアにおける地域的・社会的連携の形成とリカバリー~社会的共同組合の可能性~」
〇 特別講演ファシリテータ-:  増川ねてる(認定NPO法人コンボ理事/WRAPファシリテーター)
【シンポジスト】
〇 大島巌 (認定NPO法人コンボ共同代表/日本社会事業大学教授)
〇 藤井千代 (国立精神神経医療研究センター精神保健研究所社会復帰研究部長) & 島田豊彰 (認定NPO法人コンボ専務理事)
〇 イヴォンヌ・ドネガーニ (Dr.Ivonne Donegani/元ボローニャ精神保健局長・精神科医) & 増川ねてる (認定NPO法人コンボ理事/WRAPファシリテーター)
〇 磯田重行 (日本ピアスタッフ協会会長)
〇 佐藤美樹子 (埼玉県もくせい家族会)
〇 内山繁樹 (関東学院大学看護学部准教授)
【コメンテーター】
〇 樋口輝彦(一般社団法人日本うつ病センター理事長)
〇 柏木一惠(公益社団法人日本精神保健福祉士協会会長)
〇 佐藤光展氏(読売新聞記者)

13:00~15:30 分科会

分科会12: WRAP – 元気回復行動プラン

「私の元気を私が作る」、元気回復行動プラン・・・《WRAP》。この分科会では、「元気~Wellness~」を中心テーマに、お互いの経験から学びあいます。「自分の元気を回復したい」、「WRAP、興味があるんだけれどもなかなか機会がこれまでなくって…」、「WRAP好きだから、今年も行きたい!」、「仲間づくりをしたいんだ。」 ・・・どんな方も大歓迎!!進行は全国のWRAPファシリテーターの皆さん。“学び” と “出会い” の場に、是非、どうぞ!!

〇出演: 全国のWRAPファシリテーターの皆さん(あおりん、ももねこ、ゆきぽん、ともちん、ひろ、ヨッちゃん、ちょろ、くまちゃん、おおかわ、こみやん、たか、いしいちゃん、ねてる)
〇ワークショップ形式

分科会13: 当事者の結婚・子育てを支えるための配偶者と子どもの支援

精神障がい者の結婚・子育ては当たり前の時代となりつつありますが、その配偶者や子どもの声はなかなか伝わってきません。昨年、配偶者の会、また、成人した子どもの会も立ち上がり、それぞれ連携しつつ、仲間への支援を始めています。この分科会では、配偶者や子ども自身のピアサポートの可能性を探ります。配偶者と子どもの支援を充実させることが、当事者の結婚・子育て、そしてリカバリーにもつながっていくと考えています。

〇出演: 横山恵子(埼玉県立大学)、蔭山正子(大阪大学大学院)、前田直(杏林大学・配偶者の会)、明石真由美・岸野みゆき・坂本拓(精神疾患の親を持つ子どもの会)、他
〇シンポジウム形式

分科会14: 就労支援機関との付き合い方

働く人のミーティングCATでは、主に精神障害がある働く人が集まり、仕事の悩みを話したり、解決方法を話し合ったりしてきました。この分科会では、CAT実行委員から就職活動や仕事の体験談をお話しします。また、就労支援機関との付き合い方について、参加者のみなさんといっしょに、話しあいたいと思います。

〇出演: 働く人のミーティングCAT実行委員、NPO法人NECST:荒木翔 (障害者就職サポートセンタービルドⅡ)、加藤龍・大空美穂子 (ユースキャリアセンターフラッグ)
〇ワークショップ形式

分科会15: IMR2017 ~ いまから みんなで リカバリー ~ (IMR=Illness Management and Recovery: 疾病管理とリカバリー)

IMRはリカバリーにとても有用なプログラムです。IMRでは最初にリカバリーについて話し合い、1人1人の目標をつくり、それを実現するために病気やストレスの対処などについて、みんなで語り合いながら学んでいきます。この分科会ではIMRの説明のほか、IMRを実践している施設から、IMRがリカバリーにどう役立ったか、また率直な感想を、当事者と実践者が話します。

〇出演: 加藤大慈、内山繁樹、中村亮太、吉見明香、渡辺厚彦、横澤直文、永瀬誠、中村正子、佐野瞳、野寄美紀、岸貴雅、齊藤祥子、生活支援センター西の皆さん、鷹岡病院の皆さん
〇シンポジウム形式

分科会16: ピアサポートの部屋 ~ 結婚している人の話を聞いてみよう ~

当事者で、結婚している人たちの体験発表を聞きます。結婚して楽しいこと、苦労していることは、なんでしょうか? そのあとは参加者全員で小グループに分かれ、「言いっぱなし聞きっぱなし」の会を体験します。

〇出演: 酒井洋・香代、有村律子(埼玉県精神障害者団体連合会・ポプリ)、高木良文・暁子(蓮田市精神障害者当事者会そよ風)、秋本謙一・智子、宇田川健(認定NPO法人コンボ)
〇シンポジウム&ワークショップ形式

分科会17: IPS:個別就労支援 ~リカバリーにおける働くことの意味~  (IPS = 個別就労支援プログラム)

「リカバリーにおいて”働く”ことは重要な位置をしめる」と言われていますが、実際自分にとって「働く」ということがどんな意味を持つのかを、改めて考えてみませんか?「働く」ことのメリット・デメリットって、どんなことがあるでしょう。新たな自分との出会いがあるかもしれません。

〇出演: 香田真希子(目白大学)、本多俊紀(NPO法人コミュネット楽創)、池田真砂子(特定NPO法人ゆるら)、山本大伸、K・A、石崎秀(IPS利用者)
〇シンポジウム形式

分科会18: 精神科医療の長期入院を斬る!

長期入院の解消なくしてリカバリーを語ることはできません。ACT(包括型地域生活支援プログラム)だって、リカバリー=「重い精神障害をもつ人が希望をもち、人生を楽しむことができること!」を応援するのであれば、長期入院の解消の「見える化」にしっかりと取り組まなければならないと思います。この分科会では「長期入院」、「ACT」、「コミュニティケア」を切り口として、皆さんと議論を深めたいと考えています。

〇出演: 高木俊介(たかぎクリニック)、水越 珠実・廣瀬聡子・大友智美・砂押美智子(町にくらす会KUINA)、梁田英麿・笠原陽子(東北福祉大学せんだんホスピタルS-ACT)、精神科医療長期入院から解放された当事者の方(予定)
〇シンポジウム形式

分科会19: みんなで授業してみよう!~学校メンタルヘルス教育をよりよくするために~

この分科会では、学校メンタルヘルス教育活動に関連する活動の全国的な広がりや、学習指導要領の改訂などの社会的な動向をふまえ、これまで培ってきた「学校MHL教育プログラム」をさらに発展させていくために大切な視点、学校保健の場で伝えるべき内容について、参加者の皆様といっしょに検討したいと考えています。 (学校MHL教育 = 学校メンタルヘルスリテラシー教育)

〇出演: 篁宗一(静岡県立大学)、 上松太郎(横浜市立大学附属市民総合医療センター)、鎗田英樹(帝京平成大学)、深澤五郎(市原市精神障碍者家族会こすもす会)、鴨澤小織(日本大学)、志村和哉(スクールカウンセラー)、松浦佳代(国立看護大学校)、加藤怜(新宿フレンズ)、他
〇シンポジウム&ワークショップ形式

分科会20: 活用しよう精神科デイケア! ~リカバリーをめざしていくときの精神科デイケアのつかいかた~

この分科会では、従事者やユーザー、家族の立場から「リカバリーを目指していく中での精神科デイケアの役割」について考えます。診療報酬改正のたびに、その意義を問われるようになっている精神科デイケア。デイケアは生き残り(?)をかけて、リワークや就労など特徴ある運営がされるようになってきています。そういった中で、デイケアの使命は何なのか、デイケアが設立された当初の目的に立ち戻り、考えたいと思います。

〇出演: デイケアユーザーの皆さんとそのご家族、有川雅俊(汐入メンタルクリニック)、原敬造(原クリニック)、木村尚美(ひだクリニック)、大山早紀子(立教大学)
〇シンポジウム形式

分科会21: LGBTへの理解と支え合い

近年、LGBT(セクシャル・マイノリティ)に対する社会的な変容と性の多様性への理解が求められています。この分科会では、「LGBTの理解と支援について」をテーマに、当事者の方々や支援者が一堂に会し、参加者の皆様が日頃感じていることや思いを気軽に語り合える場としたいと思います。多くの方々の参加を期待しています。

〇出演: 鈴木麻斗(NPO法人Medical G Link)、長野香(NPO法人SHIP)、 石川真紀・石田惠美(千葉県精神保健福祉センター)、四方田清(順天堂大学)、松田裕児(暮らしサポート成田)、三木良子(帝京科学大学)
〇シンポジウム&ワークショップ形式

分科会22: 退院支援の原点を考える part2 ~生かそう地域とピアの力~

退院を実現するためには、支援者やサービスだけでなく、ご本人や支援者の様々な思いや工夫も必要になります。地域や病院で退院支援をおこなっている方々より実践報告をいただき、参加者全員で退院支援を話し合う場としたいと思います。

〇出演: 中越章乃(神奈川県立保健福祉大学)、小佐野啓(NPO法人あおば福祉会)、尹聖根・寒川吟子(はらからの家福祉会)、高野悟史(駒木野病院)
〇シンポジウム&ワークショップ形式

15:50~16:40 

クロージング

ね、すさまじく盛りだくさんでしょう?

必ず何か得られるものがある、素敵な集まりです。

分科会や全体会は固いカタカナのものもありますが、やわらかいプログラムもありますし、1日目の懇親会は毎年とても楽しいですよー。

おひとりでいらしても大丈夫。

という訳で、パニック障害もちで当日朝の出発ではまにあわないフジノは、今年も池袋に前日から宿泊する為に東京へ向かっています。

明日、会場でお会いしましょうね。

それではどうか熱中症と心身の調子に気をつけて、いらしてくださいね。




(→2016年の様子はこちら
 →2015年の様子はこちら
 →2014年の様子はこちら



横浜市民のみなさまにお願いです。ぜひ投票に足をお運び下さい!/カジノはいらない。中学校給食を実現!伊藤ひろたか横浜市長候補にぜひ投票を!

この1ヶ月、フジノは「横浜市長選挙」に全力を尽くしてきました

フジノはこの約1ヶ月間、横浜市長選挙にずっとかかりきりでした。

カジノを絶対に作らせたくない。

その一心で、旧知の伊藤ひろたか横浜市長候補を応援してきました。

駅前での街頭演説にたびたび行き、チラシを配りました。

横浜駅西口でもチラシを配りまくりました

横浜駅西口でもチラシを配りまくりました


勝手連のみなさまと一緒に『カジノいる?いらない?シール投票』もやりました。

「カジノいる?いらない?シール投票」にも全力で取り組みました

「カジノいる?いらない?シール投票」にも全力で取り組みました


さらに、自分の選挙では過去に1度もしたことが無い『電話での投票依頼』を何百件とかけました。

横浜に暮らしている友人・知人に伊藤ひろたか横浜市長候補を紹介して投票を呼びかけるだけでなく、友人・知人にさらにお願いしてたくさんの(僕には全く面識のない)人々を紹介してもらいました。

あらかじめ友人・知人から「フジノという横須賀の市議会議員から電話がいくから、話だけは聴いてあげて」と連絡はいっているものの、全く縁もゆかりもない方々にフジノが電話をかけるのはなかなか大変でした。

大学時代にアルバイトで、名簿を見ながら電話で営業をかけるという体験があったので、初めてではありません。

けれども、選挙の為に見ず知らずの方々に毎日空き時間を見つけてはひたすら電話をかけるというのは本当に大変でした。

みなさまがご存知のとおり、フジノの最大の武器は街頭演説です。

また、街頭でのチラシ配りです。

けれども、横須賀から横浜まで毎日向かう訳には行きません。

そこで、選挙がスタートしてからは毎日ひたすら電話かけを続けて、その結果、1日30人はノルマにしていたので300人を超える方にお電話をしたことになります。

いきなりフジノから電話をかけられてお困りだったでしょう、本当にごめんなさい。

でもお話しを聴いて下さったみなさま、本当にありがとうございます。

そしてわざわざ「期日前投票に行ったよ」とご連絡をくださった方々には感謝しても感謝してもしきれません。心から感謝を申し上げます。

フジノにとって、この横浜市長選挙はとなりまちの選挙ではありませんでした。フジノ自身の選挙でした。

カジノを作らせない。

横須賀市議会で市長に一般質問で「横浜市長にカジノ誘致をおやめになるよう進言すべきだ」と提案したように、カジノを絶対に作らせないことはフジノの政治信念です。

質疑をした当時は、国会審議でカジノ関係の法律が通過したせいもあって反対の空気は全くありませんでした。フジノは孤立無援でした。

けれども、伊藤ひろたか横浜市議会議員が立候補を決めて、カジノ反対を公約として打って出てくれました。

この機会はフジノにとって、天からの一本の蜘蛛の糸のようなものでした。

絶対にカジノを作らせない。

全てはフジノが政治家である理由、自殺の犠牲者を無くしたい、その一点に尽きます。

カジノは自殺を生み出します。

横浜だけではない。どこに作ってもいけない。



選挙最終日の今夜、伊藤ひろたか候補の演説を動画で生中継しました

ついに今夜が横浜市長選挙の最終日でした。

最後の選挙演説をする伊藤ひろたか横浜市長候補

最後の選挙演説をする伊藤ひろたか横浜市長候補


もう電話かけをするリストも尽きました。

そこで最後の夜は、伊藤ひろたか候補のそばでインターネットで生中継をさせていただきました。

豪雨の中、ずぶ濡れになりながらインターネット配信をしました

豪雨の中、ずぶ濡れになりながらインターネット配信をしました


一人でも多くの全国のみなさまに、この横浜での闘いを知ってほしかったからです。

真山勇一参議院議員と伊藤ひろたか横浜市長候補を撮影するフジノ

真山勇一参議院議員と伊藤ひろたか横浜市長候補を撮影するフジノ


その様子を録画でもご紹介します。

最後の最後に行なった演説はとても素晴らしかったです。

どうかお願いですから、ご覧下さい。




全国のみなさま、明日が投票日です。横浜市民のおしりあいやご友人やご家族に、投票に足を運んで下さるようお願いしてくださいませんか。

横浜市民のみなさま、あなたの一票が必ず横浜を変えます。良い方向に変えるのです。

どうか、お願いです。投票に足を運んでくださいませんか。

この先の未来が決まるのが今回の横浜市長選挙です。

あなたのまちのこどもたちは、中学校に入ると給食がありません。給食が無いまちは全国の政令指定都市では横浜だけです。

こどもたちはとても大きな不利益を受けています。こどもたちを守る為に、中学校給食導入を訴えている伊藤ひろたか候補に一票を投じて下さいませんか。

あなたのまちの美しい港が今、壊されようとしてます。カジノを作る計画があなたの知らないうちにかなり進んでいます。

どうかあなたの一票でカジノを止めて下さい。カジノ反対を訴える伊藤ひろたか候補にあなたの一票を投じて下さいませんか。

明日、横浜が変わります。

変えるのは、あなたです。

あなた自身の為に、あなたのこどもたちの為に、あなたのまちの未来の為に。

どうか投票へ足をお運び下さい。心からお願い致します。