上地市長を先頭に、多くのボランティアのご協力のもと「自殺予防週間」の街頭キャンペーンをワイデッキで行ないました/自殺予防週間(2017)

「自殺予防週間の街頭」キャンペーン、夕方はワイデッキで開催しました

お昼にイオン横須賀店で行なった『自殺予防週間』の街頭キャンペーンに続いて、夕方は横須賀中央ワイデッキでの開催です。

ビブスを付けて準備完了

ビブスを付けて準備完了


金曜日の夕方のワイデッキは人通りも多く、啓発活動にはもってこいの場所です。



自殺対策が成功する必要不可欠な条件は、市長のリーダーシップにあります

あらかじめ、今回の街頭キャンペーンに上地市長が参加して下さることは確認していました。

上地市長、ぶじに到着しました。

上地市長、ぶじに到着しました。


分かってはいても、実際にいらっしゃると「ああ、来て下さった!」と嬉しく感じるものですね。

自殺予防週間の街頭キャンペーンを、こうして2人で行なえて本当に嬉しいです

自殺予防週間の街頭キャンペーンを、こうして2人で行なえて本当に嬉しいです


というのも、自殺対策が成功する地域では必ずトップ(首長)がリーダーシップを持って対策に取り組んでいます。

自殺対策の世界では、リーダーの参加は必要不可欠な最低条件だというのが定説になっています。

上地市長の登場に、思わずふりかえる通行人の方も。

上地市長の登場に、思わずふりかえる通行人の方も。


ですから、市長自らがこうして街頭キャンペーンの場に参加している姿は、市民のみなさまにとっても、自殺対策に取り組む本市職員や様々な関係機関のみなさまにとっても、

「横須賀市は自殺対策に本気で取り組んでいるぞ」

という重要なメッセージになっているのです。とても大切です。

スタートを前に、みんなで集合写真

スタートを前に、みんなで集合写真


これから1時間、みんなでリーフレットの配布開始です!



上地市長自らたくさんのリーフレットを配り、内容をご説明しました

フジノは14年間ずっと自殺対策に取り組んできましたので、歴代の市長みなさんにお願いして自殺対策に関わってきてもらいました。

街頭キャンペーンが横須賀市の公式行事になった2008年当初から、当時の蒲谷市長にも参加をお願いして街頭キャンペーンに参加して頂きました。

2008年9月11日、街頭キャンペーンに立つ蒲谷市長

2008年9月11日、街頭キャンペーンに立つ蒲谷市長


歴代市長をよく知る立場からすると、前市長はマイクを持って話すのが得意でしたから、街頭キャンペーンの間はずっと市民のみなさまに自殺対策の重要性を力説する演説をしていました。

一方、上地新市長は演説をするよりも、じかに一対一でコミュニケーションを取る方がとても得意なタイプですね。

市長自らリーフレットをお配りし、内容をご説明しています

市長自らリーフレットをお配りし、内容をご説明しています


リーフレットの配布も自らどんどん行なって、中身について尋ねられると市民の方に丁寧にご説明しておられました。

どちらのタイプが良いとか悪いとかでなく、自殺対策の必要性をマイクを通してしっかりと市民に語りかける吉田前市長も頼もしかったですし、じかに対話型で市民に伝えていく上地新市長のやり方もどちらもとても良いと思います。

フジノは歴代の市長のみなさんに、しっかりと自殺対策を市長がリーダーシップを持って進めていく必要性を理解して頂けて、本当にラッキーだと感じています。

これまで何も無かったところから本市の自殺対策を提案し、こうしてたくさんの方々の参画と協力を得られるようになったことは、フジノにとって本当に感慨深いです。

それはやはり歴代市長のみなさんのリーダーシップがあったからこそだと思うのです。本当にありがたいことです。



今年も「自殺予防週間」街頭キャンペーンを終えることができました

こうして、今年も無事に『自殺予防週間』の街頭キャンペーンを終えることができました。

かつてはフジノがたったひとりきりで街頭に立って、横須賀とわが国の自殺の現状を語り、自殺予防対策の必要性を訴えていました。

それが今では毎年市長も必ず参加して、たくさんのボランティアの方々のご協力もいただいて、市の公式行事として取り組まれるようになって久しいです。

自らの信念を貫いて取り組みを進めてきて本当に良かったと感じます。

街頭キャンペーンを終えてあいさつをする上地市長

街頭キャンペーンを終えてあいさつをする上地市長


フジノの仕事は、国にも横須賀市にも自殺対策が全く存在していなかった荒野を開拓して、種をまいて、水をかけて、芽生えた小さな芽を大切に育ててくることだったと思っています。

いずれ、フジノもいなくなります。

フジノは自殺対策を必死に守ってきた訳ですが(毎年、本当に予算の確保は大変でした)、周りを見れば、一緒に自殺対策の創設期から取り組んでくれた歴代の部課長や保健師のみなさんも少しずつ定年などで引退をされています。

本当に最初の取り組みを立ち上げた頃を知っているのは、今ではフジノしかいません。最古参になってしまいました。

けれども、自分がいなくなっても絶対にその後も自殺対策が続いていく取り組みにしていかねばなりません。今後はそのことを強く意識していきたいと考えています。

街頭キャンペーンを終えて、みんなで集合写真

街頭キャンペーンを終えて、みんなで集合写真


希望の種はありまして、今年は特にたくさんの学生ボランティアさん(県立保健福祉大学から)がいらして下さったし、ゲートキーパー養成研修を終えた市民ボランティアの方々も多く参加して下さいました。

今年から異動で着任した課長も熱心で居てくれます。

保健所健康づくり課のメンバー(フジノにとっては戦友のような存在です)は、代替わりをしながらも変わらぬ熱意を持つメンバーばかりです。

こうした多くの方々のご協力をいただき、今年も無事に『自殺予防週間』の街頭キャンペーンを終えることができたことを、心から感謝しております。

リーフレットを受け取って下さった市民のみなさまにも、御礼を申し上げたいです。ありがとうございました。

京浜急行さんをはじめ、ご協力いただいた全てのみなさま、ありがとうございました。

これからも、追い込まれた末に自殺の犠牲になってしまう方々をおひとりでも少なくできるように、全力を尽くしていきたいです。



今年もイオン横須賀店内で「昼間の開催」が実現!「自殺予防週間」の街頭キャンペーンを行ないました/自殺予防週間(2017)

今年もイオン横須賀店をお借りして「自殺予防街頭キャンペーン」を実施しました

『教育委員会定例会』の傍聴を終えると、急いでイオン横須賀店に向かいました!

教育委員会定例会の傍聴を終えてイオン横須賀店に到着しました

教育委員会定例会の傍聴を終えてイオン横須賀店に到着しました


毎年、横須賀市では『自殺予防週間』に街頭キャンペーンを実施して、市民のみなさまに情報発信と啓発活動を行なっています。

横須賀の自殺による犠牲者の特徴を内閣府に『特別集計』という形で分析してもらいました。

それを受けてフジノは、毎年開催している『街頭キャンペーン』を昼間に開催するよう提案し、それが昨年から実現しました。

昨年(2016年)初めてイオンリテール株式会社さまのご協力を頂き、イオン横須賀店の正面玄関ホールと2階センタープラザステージ前ホールにてキャンペーンを行なわせて頂きました。

ありがたいことに今年もイオン横須賀店内での開催が実現しました。

イオン横須賀店にて

イオン横須賀店にて


お忙しい中にもかかわらず、イオンリテール株式会社の岩屋徹さん(神奈川県・横浜川崎事業部担当部長)には、準備の段階から終了の最後までおつきあいいただきました。

ご協力を頂きまして、誠にありがとうございました。



保健福祉大の学生ボランティアさん、ゲートキーパー研修を終えた市民ボランティアさんのご協力も頂きました

今日の街頭キャンペーンには、ボランティア参加して下さった方がたくさんいらっしゃいました。

まず、『横須賀市自殺対策連絡会』のメンバーである奥原孝幸先生(神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部リハビリテーション学科・准教授)が学生ボランティアさんを連れてきて下さいました。

神奈川県立保健福祉大学の学生さんとスカリンとフジノ

神奈川県立保健福祉大学の学生さんとスカリンとフジノ


作業療法士や理学療法士を目指しているリハビリテーション学科の学生さんたちが参加して下さいました。ありがとうございます。

さらに、ゲートキーパー研修を終えた市民ボランティアの方々が参加して下さいました。ありがとうございます。

こうして、総勢20名で『街頭キャンペーン』を行ないました。

キャンペーン前のうちあわせ

キャンペーン前のうちあわせ


参加して下さったみなさま、ありがとうございました!



保健所健康づくり課もがんばってくれました

今日から新しい道具が加わりました。

まず、ビブスです。

新しくビブスが作成されました

新しくビブスが作成されました


これまでは、9月の『自殺予防週間』はカタバミTシャツを着て、3月の『自殺対策強化月間』にはピンク色のウインドブレーカーを着用して活動を行なっていました。

Tシャツのデザインはシンプルでとても良かったのですが、ビブスには前と後ろにメッセージが書かれていて訴求性があって分かりやすさが増しました。とても良いと思います。

続いて、外国人の方々に向けたチラシです。

相談先を外国語表記したA4チラシ

相談先を外国語表記したA4チラシ


実は昨日、教育福祉常任委員会でフジノはこのことをとりあげていました。

本当は、当初予算案では小冊子『よこすか心のホットライン』に外国語表記をして、街頭キャンペーンで外国人の方々にも受け取ってもらえるようにする予定でした。

けれども完成した最新版(改訂版)の『よこすか心のホットライン』を手に取ったフジノは「これでは外国人の方々に受け取ってもらえない」「内容を改善すべきだ」と質疑しました。

健康づくり課長は「おっしゃるとおりで残念ながらこの冊子では外国人の方々に受け取ってもらえるとは思えません」「内容を抜き出してA4のチラシを作成します」と答弁してくれました。

そして、わずか1日後の今日!

答弁どおりにA4チラシを作って印刷して、持ってきてくれたのでした。

こちらが実物です(PDFファイルにしてあります)。ぜひご覧下さい。

こうした市職員の方々の動きの速さは、まさに上地市長に交代してからあらゆる部局で感じています。

健康づくり課のみなさん、準備で忙しい中ありがとうございました。



1時間で800部を配りました!

イオンの正面玄関ホールとセンタープラザステージ前の2ヶ所に分かれて、リーフレットを配りました。

ひたすらたくさんリーフレットを配布することはフジノの得意技です

ひたすらたくさんリーフレットを配布することはフジノの得意技です


今年も横須賀市公式ゆるキャラの『スカリン』も来てくれました。

スカリンと女の子

スカリンと女の子


こどもたちにどんどん写真撮影をオススメしました。

フジノはシャッター係を務めましたが、スカリン、大人気でした!

こうして1時間、リーフレットを配りました。

保健所健康づくり課が作成してくれた多国籍版チラシも、外国人の方々が何人も受け取ってくれました(フジノもじかに渡すことができました)。

また、今この瞬間お悩みやお困りごとを抱えておられる方には、その場で保健師が相談にのらせていただきました。

横須賀市には保健所健康づくり課をはじめ、本当にたくさんの相談窓口があります。ぜひご相談していただきたいと心から願っています。

イオンでの街頭キャンペーンは大成功でした!

イオンでの街頭キャンペーンは大成功でした!


終了後、集計してみたらなんと800部も配ることができました。

お買い物中やお買い物帰りの荷物がたくさんある方々が、本当にたくさんリーフレットを手に取って下さったことに心から感謝しております。

参加して下さったみなさま、受け取って下さったみなさま、ありがとうございました!

本日の『街頭キャンペーン』は、あと1回、夕方から横須賀中央ワイデッキにて行ないます。

夜の『街頭キャンペーン』には上地市長も参加しますよー!



今年も横須賀市立3図書館が「自殺予防週間」に「特設コーナー」を開設しました/本日9月10日は「世界自殺予防デー」です(2017)

今日9月10日は「世界自殺予防デー」です

今日9月10日はWHOが定めた『世界自殺予防デー』です。

世界自殺予防デーのバナー

世界自殺予防デーのバナー


政治家になる前から相談電話の形で自殺対策に取り組んできたので、かれこれ約20年くらい自殺対策に関わってきました。

そんなフジノからすると(まだまだ足りないという実感もありつつも)、ようやくわが国の自殺対策は定着してきたことをしみじみと感じます。

ツイッターなどをチェックしても『世界自殺予防デー』に触れているツイートが数多くあり、受け入れられているか否かは抜きにして認知度は高まったことを感じます。

その一方で、行政にとって毎年の『ルーティーン』になってしまい、本来の意味合いが薄れてしまうことを強く心配しています。

わが国では今日から1週間を『自殺予防週間』と定めています。

自殺予防週間とは

自殺対策を推進するためには、自殺について、誤解や偏見をなくし、正しい知識を普及啓発することが重要です。

この為、平成19年6月に閣議決定された「自殺総合対策大綱」において、「9月10日の世界自殺予防デーに因んで、毎年、9月10日からの一週間を自殺予防週間として設定し、国、地方公共団体が連携して、幅広い国民の参加による啓発活動を強力に推進」することとされました。

自殺予防週間は、当該期間中における集中的な啓発事業等の実施を通じて、国民に自殺や精神疾患についての正しい知識を普及啓発し、これらに対する偏見をなくしていくとともに、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対応方法等について国民の理解の促進を図ることを目的とするものです。

全国でこの1週間は行政・NPOなどが一斉に様々な啓発活動や24時間相談などを行ないます。

2017年度自殺予防週間ポスター

2017年度自殺予防週間ポスター


2017年度の全国の取り組みをご紹介する厚生労働省HPはこちらです。



今年も横須賀市立3図書館は「自殺予防週間」に「特設コーナー」を設置しました

2009年の『自殺予防週間』から、横須賀市立の図書館では特設コーナーを設けてきました。

もちろん、今年も実施しました。

中央図書館へ

中央図書館へ


今年の取り組みを紹介する市のプレスリリースはこちらです。

自殺予防週間に合わせ関連図書の企画展示を行います

9月10日は、世界保健機構(WHO)が定めた「世界自殺予防デー」です。

日本では、この日から1週間を「自殺予防週間」と定めています。

この週間に合わせて、市図書館では、働く人の心の問題にスポットを当てた企画展を実施します。

一日の大半を過ごす職場で、私たちは仕事の量や質、人間関係などに悩みながら働いています。残念なことに、こうした悩みが疲れに変わり、蓄積されたのちに、自ら命を絶ってしまうという痛 ましいニュースが後を絶ちません。

こうした状況を前にし、図書館ができることは限られているかもしれません。

ですが、企画展を3館同時に行うことで、今悩んでいる方やそれを支える方々はもちろんのこと、今までこの問題に関心の無かった方々にも身近に感じていただき、それぞれの立場で「働く人の心の問題」について考えるヒントになればと思います。

この取り組みが市民のみなさまに浸透することで、誰もが活き活きと働けるまちになることを、願ってやみません。

<図書館自殺予防週間企画展>

  1. 日程:9月5日(火)~9月16日(土)(図書館休館日は除く)
  2. 場所:中央図書館 北図書館 南図書館
  3. 展示内容:テーマに沿った自殺予防関連資料の展示貸出 展示テーマ「働くことがしんどい時に」

自殺予防週間特設コーナー

自殺予防週間特設コーナー


3年前から中央図書館の玄関真正面にコーナーが設置されるようになりました。今年も真正面に設置されました。

図書館からのメッセージ

図書館からのメッセージ


『特設コーナー』に滞在していたのは10分ほどでしたが、フジノの他にもコーナーの前に立って、本を手に取る人や自席に持っていく人がおられました。

やっぱり、2階の見えづらい所にひっそりと設置しなくて良いのだ、と改めて感じました。

「こころのホットライン」も配布しています

「こころのホットライン」も配布しています


本当に自殺へと追い込まれている方はそもそも図書館には来ません。

そして、その一歩手前にある方々は、特設コーナーがあったとしても視界に入るような精神状態にはありません。

図書館に来ることができて、特設コーナーの本を手にとることができる人は、まだ何とか命の側につながっていられる方々だとフジノは考えています。

ならば、堂々と正面玄関真正面の最も目立つ位置に設置して、そうした方々の視界に何とかして目に入ることが大切だというのがフジノの考えなのです。

中央図書館司書のみなさん、今年もこの場所に設置して下さってありがとうございました。

今年の本棚その1

今年の本棚その1

今年の本棚その2

今年の本棚その2


残念ながら図書館のみなさんが忙しいタイミングに足を運んでしまい、今年の選書のねらいなどをお聴きする時間は取れませんでした。

けれども今年もオーソドックスな本たちに加えて、新たな視点で選ばれた本たちを見つけて感心しながら『特設コーナー』で立ち読みをしました。

今年の本棚その3

今年の本棚その3

今年の本棚その4

今年の本棚その4

今年の本棚その5

今年の本棚その5

今年の本棚その6

今年の本棚その6

ナイス選書(その2)

ナイス選書(その2)

ナイス選書(その1)

ナイス選書(その1)


「毎年9月10日の夜8時から、窓辺にろうそくを灯して、失われた大切な人に想いをはせてほしい」という呼びかけを国際自殺予防学会が行なっています。




全国の自死遺族の仲間のみなさま、どうか今夜は大切な人に想いをはせる夜にして下さいね。

国際自殺予防学会のよびかけ

国際自殺予防学会のよびかけ


フジノにとっても、全世界の自死遺族のみなさまにとっても、どれだけ自殺対策が進んで毎年の自殺による犠牲者数が減っても、失われた大切な人は帰ってくることはありません。

それでも、同じ想いをこれ以上他の人たちには体験させない為に、今できることは全てやろうと考えています。

その気持ちはこれからもずっと変わりません。



初めてイオン横須賀店内で実施!「昼間の開催」の提案が実現しました。街頭キャンペーンを市内2ヶ所で行ないました/世界自殺予防デー&自殺予防週間(2016)

*カンタンな文章のみでごめんなさい。一般質問の発言通告書の作成締切が迫っているので、ブログの文章は後日改めて記します。

9月10日〜16日は「自殺予防週間」です

9月10日〜16日は、自殺対策基本法で定められた『自殺予防週間』です。

2016年度自殺予防週間ポスター

2016年度自殺予防週間ポスター


横須賀市では、今日、市内2ヶ所で街頭キャンペーンを行ないました。



「特別集計」を受けてのフジノの提案、実現しました

今年の予算議会でフジノは、街頭キャンペーンの実施時間帯の変更を提案しました。

2016年3月1日・本会議での一般質問

フジノの質問

 (1)内閣府から提供を受けた『特別集計』の分析と、それを受けた今後の対策について

警察庁の自殺統計原票を内閣府が分析して一般に公開しているデータとは別に、地方自治体が申請すると、内閣府がクロス集計などの統計分析を行なった『特別集計』を受けることができます。

本市は2010年から2014年の5カ年について内閣府の『特別集計』を受けました。

(略)

さて、『特別集計』の結果から、僕は以下のことを提案します。

(略)

④年2回の自殺対策街頭キャンペーンも、6月と9月の毎週金曜日から日曜日の昼12時から14時に重点的に実施するよう変更する。

(略)

ハイリスク群と定義した方々とどのような形でも接点を持ち、要注意期間に生への側へ引き戻すために、考え得る限り全ての取り組みを実施すべきだと考えますがいかがでしょうか、お答えください。

自殺による犠牲者の方々の傾向を特別に内閣府に分析してもらう『特別集計』を横須賀市は行ないました(これもフジノの提案です)。

その結果、よりハイリスクな方々の傾向が見えてきたのです。

街頭キャンペーンも、ハイリスクな方々に届くような取り組みでなければなりません。

この提案が実現して、今年の街頭キャンペーンに新たに『昼間の時間帯』が加わったのです。

プレスリリース

プレスリリース


会場は、お昼に汐入の『イオン横須賀店』(旧ダイエー)の店内で、夕方に横須賀中央のワイデッキです。



初めて「イオン横須賀店」で実施させていただきました

初めて汐入の『イオン』(旧ダイエー)の店内で開催させていただきました。イオンさんの全面的なご協力に心から感謝しております。

『配布目標300セット』のところ、なんと『配布実績753セット』という素晴らしい出来栄えとなりました。

街頭キャンペーンに参加して下さったボランティアのみなさま、本当にありがとうございます。

取材に来て下さった毎日新聞T記者、ありがとうございます。

そして、リーフレットを受け取って下さった全てのみなさま、ありがとうございます。

準備万端です

準備万端です

健康づくり課長のご挨拶

健康づくり課長のご挨拶

インフォメーションコーナーの脇にも「のぼり」を立てました

インフォメーションコーナーの脇にも「のぼり」を立てました

2階ステージ周辺にも「のぼり」を立てました

2階ステージ周辺にも「のぼり」を立てました

イオン(旧ダイエー)2階の吹き抜けでリーフレット配布ができるとは思いませんでした

イオン(旧ダイエー)2階の吹き抜けでリーフレット配布ができるとは思いませんでした

スカリンもリーフレットを持ってくれました

スカリンもリーフレットを持ってくれました


お配りした相談窓口紹介リーフレット『よこすか心のホットライン』

「よこすか心のホットライン」2016年8月作成・第1版

「よこすか心のホットライン」2016年8月作成・第1版


毎年内容を新しくしており、本日お届けしたものは8月1日に完成したばかりの最新版です。

スカリンは大人気です!

スカリンは大人気です!

スカリンと記念撮影

スカリンと記念撮影

終了後にみんなで記念撮影

終了後にみんなで記念撮影



後日談:翌日の毎日新聞が報じてくれました

2016年9月14日・毎日新聞より

2016年9月14日・毎日新聞より



6年目にして初めて!中央図書館が1階入口の真正面に「自殺対策特設コーナー」を設置しました

今年も横須賀市立3図書館は「自殺予防週間」に「特設コーナー」を設置しました

2009年の『自殺予防週間』から、横須賀市立の図書館では特設コーナーを設けてきました。

もちろん、今年も実施しました。

今年の取り組みを紹介する市のプレスリリースはこちらです。

(2014年9月11日プレスリリース)

自殺予防関連図書の企画展示を開催中です~テーマは「いのちの大切さを考える」~

市立中央・北・南図書館では、自殺予防週間(9月10日(水曜日)~9月16日(火曜日))に合わせて、関連図書などの企画展示を開催しています。

横須賀市では、年間約80~100人の大切な命が自殺によって失われています。

自殺の多くは、「追い込まれた末の死」です。

大切な「いのち」を自殺で失わないためには、自殺や精神疾患についての正しい知識を持ち、これらに対する偏見をなくしていくことが必要です。

命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対処方法などについて、市民の皆さんの理解の促進を図ります。

  1. 展示期間
    9月9日(火曜日)~9月24日(水曜日)(南図書館は12日~)
  2. 展示場所
    • 中央図書館 1階カウンター横
    • 北図書館 2階フロア
    • 南図書館 1階入口正面
  3. 展示内容
    • 中央図書館
       「つなげよう 大切な命 いのちの大切さを考える100冊」
    • 北図書館
       「ねぇ、聴いて!大切ないのちの声を!いのちの大切さを考える100冊」
    • 南図書館
       「生きる・支える・考える いのちの大切さを考える50冊」

*9月10日の世界自殺予防デーに因んで、内閣府が毎年9月10日からの一週間を自殺予防週間として設定しています。

その様子を神奈川新聞が報じてくれました。

2014年9月20日・神奈川新聞記事より

2014年9月20日・神奈川新聞記事より


神奈川新聞社が記事にして広く社会に知らせて下さったこと、本当に感謝しています。ありがとうございます!



新聞には載らなかった感動がたくさんありました

けれども、新聞には文字数の制限があります。

記事には書ききれないことがたくさんあります。

そして実は、市民のみなさまにもっともっとたくさんお伝えしたいことがフジノのこころの中にはあふれています。

この政策の提案者として6年間見守り続けてきたのですが、特に今年は、胸いっぱいの感動をもらいました。

それをお伝えしたいと思います。



過去5年間、自殺対策特設コーナーは「2階のすみっこ」でした

この取り組みをフジノが提案したのは、今から6年前(2008年8月)のことです。

市議会の常任委員会でフジノが提案して、当時の図書館長が「来年は実施したい」と答弁してくれました。

それから1年間、館長はじめ司書のみなさんがいろいろな議論を重ねて検討しました。

その結果、開催が実現したのですが…。

中央図書館2階

中央図書館2階


2009年の第1回特設コーナーが設置されたのは、図書館の中でも目立たない、2階のはじっこでした。

2009年の自殺予防関連図書コーナー

2009年の自殺予防関連図書コーナー


それは、館長はじめ図書館スタッフのみなさんが話しあった結果でしたから、フジノはその判断を尊重してきました。

ただ、やっぱり僕のこころの中では「違う!」という想いが強くありました。

「人目を忍んで行くような端っこに自殺対策特設コーナーに位置していることは、間違ったメッセージになる」

と考えてきました。

でも、設置場所は、2010年、2011年、2012年、2013年と回を重ねても変わりませんでした。

それがフジノには残念でたまりませんでした。



変更された場所はなんと!中央図書館のメイン=1階入口の真正面の棚

けれども今年、設置場所が変わったのです!

この場所こそ、自殺対策特設コーナーの在るべき場所だとフジノは信じてきました

この場所こそ、自殺対策特設コーナーの在るべき場所だとフジノは信じてきました


しかも、中央図書館のメインである最も多くの人が立ち寄るコーナーである1階入口の真正面の棚に!

毎週木曜日に新刊が入荷する中央図書館好きにとっては入館すると必ず最初に足を運ぶコーナー

毎週木曜日に新刊が入荷する中央図書館好きにとっては入館すると必ず最初に足を運ぶコーナー


フジノは中央図書館が大好きで、それが理由で、そばに引っ越したくらいです。

中央図書館に通ったことがある人間ならば、誰もが認めるメインの棚は、ここです。

6年間、2階のひっそりとした場所で開催してきました。それがついに1階の中心で開催!

6年間、2階のひっそりとした場所で開催してきました。それがついに1階の中心で開催!


嬉しかったです。

さすが司書のみなさん、選書がじんわりとナイスだ

さすが司書のみなさん、選書がじんわりとナイスだ


もちろんフジノは、すぐに司書の方に理由をお尋ねしました。

「自殺対策特設コーナーも6年間の中で定着してきて、自殺予防週間には毎年こうしてコーナーがあることが受け入れられてきた」

「図書館では『問題解決コーナー』という取り組みを実施してきて、そのコーナーは1階入口の真正面の棚で実施している。だから、今年は、自殺対策特設コーナーもそこでやるべきだと判断した」

やっぱり、内部でもずっと「どこに設置するか」を議論し続けてくれていたのです。

僕は、本当に嬉しかったです。

特設コーナーの期間が終わっても、図書館でいつでも読めますからね

特設コーナーの期間が終わっても、図書館でいつでも読めますからね


中央図書館の自殺対策特設コーナーにて

中央図書館の自殺対策特設コーナーにて


6年間、じっくりと取り組んできてくれた歴代の館長・選書を担当して下さった司書のみなさん・スタッフのみなさんに改めて感謝しています。

本当にありがとうございます。



本には、人生をあなたよりも先に生きてきた人たちの経験や想いがこめられています

この取り組みを提案した6年前と同じ気持ちのままなので、かつて書いた言葉をもう1回、記したいと思います。

こうした特設コーナーの本が、今この瞬間に自殺へと追い込まれている方々のいのちを直接に救える訳ではありません。

精神安定剤をのんだり、睡眠薬をのんだり、カウンセリングを受けることの方が短期的には意味があるかもしれません。

でも、フジノは信じているのです。

本の持っている力を。

本には、僕たちよりも先に人生(というかくも苦痛に満ちた日々)を生きてきた人々の、想いや体験が記されています。

そこには、何かしら大きな力が込められていて、もしかしたら苦しみに満ちた今日を「とりあえず生きてみよう」と思わせてくれるかもしれない。そんなフレーズに出会うかもしれない。

そして、生きていくことに意味なんて何も無いと感じる僕ですが、それならば自分自身で新しい意味をつくってみようと感じることがあるかもしれないのです。

以上です!

今日で中央図書館の自殺対策特設コーナーは終了しましたが、選書された本はいつでも読めますからね。

ぜひ図書館にいらしてみてくださいね。



今年8月までの横須賀の自殺による犠牲者数は50名でした/これ以上の犠牲を止める即応性のある対策が必要だ!

全国の自殺による犠牲者数は、前年同月比マイナス1,849人でした

9月18日、内閣府自殺対策推進室が2014年8月の自殺による犠牲者数のデータを発表しました。

月別の地域における自殺の基礎資料(平成26年8月)

月別の地域における自殺の基礎資料(平成26年8月)


現状と過去の比較を行ない、内閣府は以下のように概要を記しました。

  • 2014年8月の自殺者数2,172人は、対前年同月比25人減少▲約1.1%
  • 2014年1〜8月の累計自殺者数1万6,979人は、対前年比1,849人減少(▲約9.8%

一見すると「減って良かった」という感想になりがちです。

しかし、「全国的にすさまじい勢いで人口減少が進んでいる中で、自殺による犠牲者数は、放っておいても減っていく」という研究者の指摘があります。

自殺予防対策の成果によって犠牲者が減ったのか、きちんと細かく分析していく必要があります。



このデータは「暫定値」で、いわゆる「速報値」です

何度か記してきたことですが、内閣府が毎月発表する警察庁データに基づいた『月別の地域における自殺の基礎資料』は、『暫定値』です。

つまり、『速報値』にあたります。

翌年になって数ヶ月間かけて最終的な補正をかけた後に、正式なデータが出されます。



全国の関係者のみなさま、「速報値」をもっと対策に活かして下さいませんか

こうして『速報値』が警察庁から提供されるようになったのは、全国の仲間達とともに2006年に自殺対策基本法を成立させることができたからです。

(調査研究の推進等)

第11条 国及び地方公共団体は、自殺の防止等に関し、調査研究を推進し、並びに情報の収集、整理、分析及び提供を行うものとする。

2 国は、前項の施策の効果的かつ効率的な実施に資するための体制の整備を行うものとする。

この条文を根拠に、それまでは全くといって良いほど公開されなかったデータが、警察庁から少しずつ提供されるようになりました。

そのデータを、地域で活用してもらう為に内閣府が再集計した上で発表しているのが、この『月別の地域における自殺の基礎資料』です。

I.本資料の概要及び目的

地域における自殺の実態に基づいた対策が講じられるよう、内閣府自殺対策推進室において、警察庁から提供を受けた自殺データ(平成26年8月分)に基づいて、平成26年8月の全国・都道府県別・市区町村別自殺者数について再集計した。

フジノたち地方自治体で自殺対策に関わる者は、みなこのデータをもとに、様々な分析を行ない、対応を取っていく必要があると考えています。

現状で、フジノは2つの問題を感じています。

  1. 地方自治体の自殺対策関係者のみなさまが、速報値を活用した「即応性ある対策」をとっている事例をフジノは聴いたことがありません。

    『自殺対策基本法』の成果としてやっと手に入れたデータなのに、自殺対策関係者のみなさまは、こうしたデータを日頃どれだけ分析して対策へ反映するなどの活用をしておられますか?

    せっかく苦労の末に入手できるようになったデータです。

    どうかお願いですからもっともっと活用して下さい。

  2. 現状では、残念ながら警察庁が提供しているデータの中身が大雑把すぎて、対策に役立てるには大きな『限界』があります。

    分析をしようにも、現在与えられているデータでは、あまりにも個人情報保護に重きがかけられています。心理学的剖検などしようにもデータが足りません。

    今後もさらなるデータの開示をどうか全国のみなさまも一緒に求め続けて下さいませんか。もっともっと地方からデータに基づいた自殺対策の必要性を訴える声が大きくなるように、フジノは働きかけていきます。

欠点もあるデータですが、地域ごとに自殺の傾向を把握して対策に反映していくことはできるはずです。

どうか自殺対策関係者のみなさまは、こうした取り組みにもう1度、力を入れて下さいませんか。お願いします。



横須賀の現状は、今年8ヶ月間の犠牲者数は50名でした

横須賀の現状を報告します。

過去5年間のデータをもとに、下のとおりグラフを作成しました。

1〜8月までの自殺による犠牲者数(過去5年間)

1〜8月までの自殺による犠牲者数(過去5年間)

フジノなりの、今月の犠牲者の傾向は以下のとおりです。

  • 2014年8月の自殺による犠牲者数は「10名」だった。
  • 2014年を通して、1ヶ月ごとの犠牲者数は「8月」が最も多かった
  • 過去5年間の8月の犠牲者数を比べても「2014年8月」が最も犠牲者数が多かった

総合的に見て、この8月は犠牲者が多かったと言えます。

「もっと強い対策を打つ必要があるのだと、このデータは示している」とフジノは受け止めました。

9月には世界自殺予防デーや自殺予防週間がありました。

こうしたキャンペーンに加えて、様々な研修会も今後続いて開催されていきます。

しかし、これらはみな支援者側の養成研修であったり、講演会など関心のある方々に会場まで足を運んで頂く形式のものばかりです。

もっと、困難を抱えている方々のもとへ支援者側が訪れる、アウトリーチする、そんな取り組みが必要ではないでしょうか。

この9月議会での市長への一般質問でも、フジノは市長に「自殺対策は市の責任で必ず継続させる」旨の答弁を受けました。

けれども、もっと即応性ある対策を引き続き打ち出していくべきです。

9月議会の後半戦の決算審査を通して、問題提起をなんとかできないかと考えています。



横須賀中央で「自殺予防週間」の街頭キャンペーン/世界自殺予防デー2014&自殺予防週間

「自殺予防週間」初日、自殺対策街頭キャンペーンを行ないました

今年も横須賀中央駅前にて『自殺対策の街頭キャンペーン』を行ないました。

平成26年自殺対策街頭キャンペーン

横須賀市では、毎年80人前後の自殺者がおり、自殺に至るほどに苦しんだご本人、そして遺族の方や、周りの方も深刻な影響を受けています。

多くの自殺は、個人の自由な意思や選択の結果ではなく、様々な悩みにより心理的に「追い込まれた末の死」と言われております。

追い込まれている方の存在やSOSのサインに気づき、その人の思いに耳を傾け、必要に応じ支援してくれる場につなぐことが、自殺防止に有効であると考えます。

自殺の危険に「気付き、傾聴し、つなぎ、見守る人」がゲートキーパーです。

今年度は『私も、「ゲートキーパー」』と題して、街頭キャンペーンを開催し、広く周知いたします。

  • 開催日時:平成26年9月10日 17~18時
  • 開催場所:京浜急行横須賀中央駅周辺地域(改札前Yデッキを含む)

横須賀市では平成20年度より、ボランティアと共に市内にある京浜急行の駅の街頭で、自殺対策と冊子『よこすか心のホットライン』をアピールするキャンペーンを行っております。

(横須賀市のプレスリリースより)

9月10日の『世界自殺予防デー』にあわせて、また『自殺予防週間』の様々な取り組みのスタートです。

横須賀市の自殺対策シンボルマーク「カタバミ」がプリントされたTシャツ

横須賀市の自殺対策シンボルマーク「カタバミ」がプリントされたTシャツ


横須賀市の自殺対策シンボルマーク『カタバミ』がプリントされたTシャツを来て、フジノもワイデッキに向かいました。



たくさんの市民ボランティアが参加して下さっています

この『街頭キャンペーン』のメンバーは、『横須賀市自殺対策連絡会』に所属するあらゆる関係機関だけではありません。

たくさんの市民ボランティアの方々にも毎年ご参加いただいています。

配布するリーフレットの準備をするみなさん

配布するリーフレットの準備をするみなさん


毎年『広報よこすか』8月号に募集記事を載せたり、1度参加して下さった方には「今年もぜひご参加を」と呼びかけたり、チラシなどで募集をしています。

「広報よこすか」2014年8月号より

「広報よこすか」2014年8月号より


今年はさらに横須賀市の公式ツイッターアカウントで告知もしました。

横須賀市公式ツイッターアカウントでの呼びかけ

横須賀市公式ツイッターアカウントでの呼びかけ


ただ、リツイート数が8しかなくて、そのうち1つはフジノです(涙)もっともっと広報の工夫をしないといけないですね…。

リーフレットを配布するフジノ

リーフレットを配布するフジノ


本日はリーフレット一式合計1,072部、配布することができました。

『街頭キャンペーン』、ぜひ来年はあなたも参加してみてくださいね!



「自殺予防週間」の取り組みはこれからも続きます

この『街頭キャンペーン』だけでなく、市内の各図書館には今年も『特設コーナー』が設置されます。

市内3図書館で自殺予防関連図書の企画展示を開催中です

市内3図書館で自殺予防関連図書の企画展示を開催中です


さらに広報よこすか9月1日号でもお知らせしたとおり、いくつもの講演会・研修が開催されます。

「広報よこすか」2014年9月1日号より

「広報よこすか」2014年9月1日号より


『ゲートキーパー養成研修会』が2回行われるのですが、どちらも講師の方が素敵でオススメです。

「毎年もらってるよ」とおっしゃる方もたくさんいました

「毎年もらってるよ」とおっしゃる方もたくさんいました


1時間の配布を終えた後も、いろいろな立場の参加者の方々と意見交換をしました。

街頭キャンペーンに参加したみなさんで記念撮影

街頭キャンペーンに参加したみなさんで記念撮影


3月・9月のこうした大がかりな『街頭キャンペーン』は、年2回の外向けの取り組みに過ぎません。

横須賀市はいつも市民のみなさまのお困り事やお悩みを一緒に考えさせていただこうと、様々な専門家や相談窓口を常にオープンしています。

どうかあなたのまわりに苦しみや困難を感じておられる方がいらしたら、ぜひ横須賀市の相談窓口をご紹介ください。

よろしくお願いします。



今夜8時、窓辺にキャンドルを灯して下さい/本日9月10日は「世界自殺予防デー」です

今日9月10日は「世界自殺予防デー」です

本日9月10日は『世界自殺予防デー』です。

2014年世界自殺予防デーのバナー

2014年世界自殺予防デーのバナー


2003年にスタートして以来、11回目となりました。毎年、多くの個人・団体そして国がこの取り組みに参加するようになっていきました。

自殺予防に取り組む世界的な団体である『国際自殺予防学会(IASP)』の代表であるエラ・アレンズマン教授からのメッセージが動画で掲載されました。



(*早口ではありますが、決して難しい英語を話している訳ではありませんので、YouTubeの字幕機能をオンにしてご覧くださいませ)

つながりを少しずつ強めていけるようになりたいですね

今年の『世界自殺予防デー』のテーマは

『自殺予防、1つにつながる世界(Suicide Prevention: One World Connected)』

です。

人のつながりが薄れて、社会的に孤立していくことは、自殺の危険を高めていきます。

その逆に、人のつながりが強まって、社会的なつながりが増すことが自殺のリスクを低めることも研究から明らかになっています。そうしたことが今年のテーマ設定の理由になっています。

つながりは、とても大切です。

でも…。

今の経済社会状況の中でふつうに暮らしていれば、どんどんつながりは薄くなるのが当たり前の状況です。

どうやってつながりを強めていけば良いのか、その答えはフジノにもなかなか見つかりません。

『IASP』でも何とかつながりを強めていく為に、世界のあらゆるまちで、あらゆる取り組みを行なっています。

例えば、今年はこのマークを掲げた自転車で(あるいはランで)長距離を走るというキャンペーンも行われます。

「Cycle Around the World」

「Cycle Around the World」


日本でもこの取り組みを行なう方がエントリーしておられました。このマークを付けた自転車が今日国内42kmを走破する予定です。

もしも見かけた方がおられたら、ぜひ声をかけてあげて下さいね。

あなたの気持ちを「窓辺に灯したキャンドル」で表して下さいませんか?

つながりを強める、という行為はとても難しいです。

今日から日本では1週間にわたって『自殺予防週間』のいろいろな取り組みが行われます。

でも、こうした取り組みは、自殺対策にふだんから関わっている専門家がメインで、なかなか一般の方々が参加しづらいかもしれません。

フジノは、こうした大掛かりな取り組みなどではなくて、あなたにも『こころの中』でこの日を一緒に連帯の気持ちで迎えてほしいと願っています。

その1つのカンタンな取り組みが『Light a Candle Near a Window at 8 PM on World Suicide Prevention Day』です。

夜8時に窓辺にキャンドルを灯そう

20140910candle1

大切な方を自殺によって亡くした方々や、自殺をこの世界から無くしたいと願う方々や、世界自殺予防デーをはじめとする自殺対策の取り組みをサポートしたいと感じているみなさま…。

今夜8時、窓辺にキャンドルを灯してみてくださいませんか。



昨夜のスーパームーンをたくさんの方々が外に出て見上げたと思います。

20140910candle2

そして今夜は、窓辺に灯るたくさんのキャンドルを見て、人々がつながりあう気持ちを持てたらいいなあとフジノは願っています。

人と人とがつながる、それはとても難しいことです。

だからこそ、『ささやかなこと』かもしれないけれど、今できることを1つだけでも試してみてほしいのです。

前月の2倍へ急増、自殺予防週間の成果なく…/横須賀の自殺による犠牲者数(9月末までの速報値)

最新のデータが公表されました

最新の統計データが内閣府から発表されました。

2013年9月の横須賀市の自殺による犠牲者は8名でした。

これにより、今年9ヶ月間の合計は49名です。

20131108graph2

前月の2倍に自殺が急増してしまった9月

今回の発表で特に注目すべきことは、前月2013年8月が4名でしたので、一気に2倍へ急増してしまったことです。

みなさまもご存知のとおり、わが国では9月10日の世界自殺予防デーから1週間を自殺予防週間に定めています

横須賀市においても、毎年恒例の街頭キャンペーンをはじめ、いくつもの取り組みを9月に開催しました。

けれどもこの結果をみる限りにおいては、そうした取り組みは自殺へと追い込まれている状態の方々に届いていなかったと言えるでしょう…。

本当に無念です。

横須賀市が取るべき対策は何か?

極めて限られたデータしかフジノには与えられていませんが、犠牲者の方々の置かれた状況を考えてみたいと思います。

年代別では、10代・40代・60代の犠牲者は、ありませんでした。

2013年9月の横須賀市の自殺による犠牲者数(速報値)自殺日ベース・住居地別/内閣府資料よりフジノ作成

2013年9月の横須賀市の自殺による犠牲者数(速報値)自殺日ベース・住居地別/内閣府資料よりフジノ作成


亡くなられたのは、20代・30代・50代・70代・80代以上の方々でした。

一緒に暮らしている方がおられるかどうかは、下の通りでした。

同居人の有無(フジノがグラフ化)

同居人の有無(フジノがグラフ化)


職業に就いていらしたかどうかは、下の通りでした。

職業別(フジノがグラフ化)

職業別(フジノがグラフ化)


現場の警察官の方が遺書などをもとに判断した「原因・動機別」は、下の通りでした。

原因・動機別(フジノがグラフ化)

原因・動機別(フジノがグラフ化)


「過去の自殺未遂歴の有無」は、下の通りでした。

自殺未遂歴の有無(フジノがグラフ化)

自殺未遂歴の有無(フジノがグラフ化)


公表されているデータからだけでは、詳細な分析はとても難しいです…。

今こそ「心理学的剖検」を行なうべきだ

フジノは、やはり『心理学的剖検』(ご遺族やご友人をはじめ、同級生や同僚などの方々に、亡くなられる1年くらい前から当日に至るまでのお話をインタビューさせていただくこと)が必要だと考えています。

『心理学的剖検』とは何か、2007年の『自殺対策白書』より引用します。

心理学的剖検と遺族ケア

心理学的剖検(psychological autopsy)とは、自殺者遺族へのケアを前提として、自殺者の遺族や故人をよく知る人から故人の生前の状況を詳しく聞き取り、自殺が起こった原因や動機を明らかにしていくことです。心理学的剖検は1958年にロサンゼルス自殺予防センターの共同創設者であるシュナイドマンとファーブロウによって提唱されました。

自殺が起こった後の周囲の人へのケアを意味する「ポストベンション」ということばと考え方は、心理学的剖検を通してシュナイドマンが提唱したものです。シュナイドマンは心理学的剖検において、自殺者の遺族と話をしていく中で、遺族の心理的苦痛に気づき、自殺者遺族へのケアの必要性を認識したといわれています。

欧米では、自殺によって衝撃を受けた人を「サバイバー(survivor)」と呼びますが、ここには遺族だけでなく、職場の同僚や主治医など、ご本人の関係者や支援者なども全て含まれます。心理学的剖検は、単に自殺が起こった原因や動機を明らかにしていくことだけではなく、様々な立場の人が、時には見つめたくないことにも直面しながらも、自分の経験を振り返り、自分自身を回復していく重要なプロセスでもあります。

「遺族のこころの傷がいえるのには時間が必要だから、そんな調査はせずにそっとしておいた方がよい」と考える方も少なくありませんが、本当に時間だけで解決するのでしょうか。

また、人口動態統計や警察庁統計の数字だけで、血の通った対策は立てうるのでしょうか。

心理学的剖検を通して、遺族の方々とともに自殺という現実にじかに向き合うこと、自殺対策は、そのような一歩一歩の積み重ねから進んでいくように思えてなりません。

(自殺予防総合対策センター)

フジノはこの『心理学的剖検』を横須賀で行なうべき必要性を、今から8年前(2005年予算議会)に提案をしています。

2005年3月22日・民生常任委員会
question 自殺予防対策について、『自死遺族への呼びかけ』ということを質問したいと思います。

今後、個人情報保護法の施行に伴って、自死遺族を把握することは完全に難しくなっていくと思います。ただ、一番ケアが遅れている部分でありながらも、この部分をケアしていくことで自死を減らせるという研究結果も出ております。

例えばフィンランドでは、1987年4月から1年間をかけて、国内で自死をしてしまった方1,397人全ての家族を対象に面接調査(心理学的剖検)を行っています。その結果、最終的に自死を30%も減らすことに成功しています。

国レベルでは、今、日本でも民主党が自殺対策法案を策定しようとしていたり、あるいは国会議員が超党派で議員連盟をつくる動きもあります。本市もこの問題については非常に積極的に取り組んできてくれていると思います。そこで、やはり最後に残された部分、自死遺族へのケアというのが取り残されている気がして、この質問をしています。

今までの御答弁では、相談に来てくれたならば受ける体制は十分に整っている、ということでした。僕もそれは大丈夫だと確信をしております。

ただ、これが質問ですが、もっと相談に来やすい体制というものを周知の広報啓発の方法を進めていただきたい。先日、福島県の精神保健福祉センターの取り組みの中でも掲げられていましたが、自死遺族がすぐに相談にはなかなか行きづらいというのが現実であると思います。そんな中で「これは相談に来てもいい問題である」と啓発をしていって頂けたらと思っております。

answer 答弁者=健康福祉部長
自殺が多いということは大きな社会問題になっておりまして、国も自殺予防にはかなり力を入れてきているという感想を持っております。本市におきましても、やはり心の健康づくりということで、この必要性につきましては強く感じて、電話相談等を進めてきているところではございます。

そういった中で、御質問にありました、自殺をされた御家族の方々も非常につらいものがおありになって、第二次といったようなこともあろうから、その予防をする意味で、相談体制ということであろうと思っております。

自殺をされた当事者の方が既に保健所等に御相談をいただいていて、御家族の方ともある程度のつながりを持っていた場合であれば、そういったことがあったということの状況の中ででも、接触ということはある程度できるかと思いますが、全く接触がないような状況の方に対しましてアプローチをするということは、そういった衝撃を受けている御家族の心を考えてみても、行政がアプローチするということはなかなか難しい部分があろうかと思っております。

そういう中で、では、ある程度連鎖的にならないような対策としてはどうかという部分では、やはり心の健康づくりという観点での講演会の実施やあるいは広報活動等に力を入れて、市民の方がどなたでも相談しやすい体制づくりといったようなことを考えたいと思っておりまして、御家族の方への直接的なアプローチはまだ踏み込めない部分であろうと思います。

question 今、健康福祉部長がおっしゃったことは非常によく理解できます。

全市民が相談しやすい体制になれば相談も非常にしやすくなるとは思いますが、先ほど申し上げたように、フィンランドは、国、つまり行政としてアプローチをしている。しかも、全遺族に対しての面談調査ということで行なっている。

非常に難しい問題であって、しかも本市のいくつもの取り組みというのは他の町に比べたら先進的で、まだ機は熟さないのかもしれませんが、この残された分野は必ず解決されるべき行政課題だと僕は考えています。

ぜひ自死遺族への呼びかけというのを行っていただけたらと思っております。

answer フィンランドの取り組み等は勉強してみたいと思いますが、やはりこれは情の部分のものであろう。感情、情の部分の心の動きといった機微に触れる部分でありまして、そういった部分に行政が積極的に関与するという部分は、これはある意味では私の感じ方ではありますが、国民全体の心の持ちよう、あるいは情のありようといったような流れの中で関与ができるようになるのかとらえておりまして、横須賀市民のそれぞれの心の持ちようの中で、亡くなられた御家族に行政が積極的にかかわりを持つという全体の状況にはまだ至っていないと感じております。

繰り返しになりますが、横須賀市民の皆様方の心の健康づくりということを主眼とした事業の展開を今後も続ける中で、心の健康のレベルをアップしていきたい。まずはそこを持ちたいと思います。

そういう流れの中で、先進国の例なども勉強はしたいと思います。

question わかりました。フィンランド報告は、まだ邦訳はされていませんが、NPO法人等で200ページぐらいある報告書を翻訳する動きもありますし、英訳ではありますが、ホームページで掲載されているところもございます。

フィンランド人と日本人の気質は非常に似ている。やはりフィンランドでも、10年ぐらい前は自死一つを報道することは非常に忌避されるような、日本と同じような傾向があったと聞いております。

現在の段階では非常に難しいという健康福祉部長の答弁もよく理解できるところです。ぜひ国全体での取り組みの中や先進的な地方自治体の動きの中でその機をとらえて、機が熟すというのは変ですが、その熟成されてきたものがあったときには、機を逃さずに、このケアに取り組んでいただけたらと思います。

自殺による犠牲者を限りなくゼロに近づける為に、もう一段深い取り組みが必要です。それが『心理学的剖検』だとフジノは考えています。

横須賀がすでに行なっている『自殺未遂者支援』とともに、『心理学的剖検』をもう1つの柱にすべきです。

8年前に提案した時は、部長の答弁を聴いて「まだ機が熟していないのかもしれない」と感じました。

けれども、翌2006年には自殺対策基本法も成立し、昨年は14年間にわたって続いた自殺犠牲者数3万人台をようやく下回ることができました。

すでに、機は熟しているはずです。

2万人を1万人に、1万人を5000人に、5000人を1000人に、そして限りなくゼロへと近づけていく為には、より一層の強い取り組みが必要です。

既遂で亡くなられた方々の心理的な状況と経済社会的な変化が与えた影響をもっときめ細やかに調査して、同様な状況に追い込まれないように対策を取る基礎データとすべきです。

「自殺対策官民連携協働ブロック会議@東京」が初開催/果たして意味はあるのだろうか?

自殺対策官民連携協働ブロック会議・関東へ

今日は、東京駅のすぐ目の前にある三菱ビルへ。

『自殺対策官民連携協働ブロック会議(関東)』が開かれました。

東京駅

新しくなった東京駅を初めて訪れました


この『ブロック会議』は、今年から新たに設置されたものです。

『関東ブロック』の対象地域は、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・ 神奈川県・新潟県・さいたま市・千葉市・川崎市・横浜市・相模原市・新潟市です。

会場入口にて

会場入口にて。しりあいがたくさん居る前での自撮りに照れ笑い


関東の他に、5つのブロック会議があります。

  • 北海道・東北ブロック(対象:北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・札幌市・仙台市) 10月4日開催

  • 中部ブロック(対象:富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・ 愛知県・三重県・静岡市・浜松市・名古屋市) 10月17日開催

  • 近畿ブロック(対象:滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・ 京都市・大阪市・堺市・神戸市) 11月8日開催

  • 中国・四国ブロック(対象:鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・ 香川県・愛媛県・高知県・岡山市・広島市) 11月15日開催

  • 九州・沖縄ブロック(対象:福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮城県・ 鹿児島県・沖縄県・北九州市・福岡市・熊本市) 11月29日開催




ブロック会議の目的

内閣府によれば、設置の目的は下の通りです。

自殺対策官民連携協働ブロック会議

自殺総合対策大綱に掲げられている推進体制「国、地方公共団体、関係団体、民間団体等が連携・協働するための仕組み」の具体化を図るため、自殺対策に関わる地方公共団体、関係団体及び、民間団体等が一堂に会し、情報共有や意見交換を通して、互いの活動について理解を深め、さらに連携を図ることができるよう、ブロックごとに会議を開催し、地域レベルの実践的な連携を図る。

(内閣府自殺対策推進室の事務連絡より引用)

先日初めて開催された『自殺対策官民連携協働会議』の、地域バージョンという位置づけのようです。

自殺対策官民連携協働ブロック会議の位置づけ

自殺対策官民連携協働ブロック会議の位置づけ(フジノ作成)


けれども、率直なところフジノには、このブロック会議の持つ意味はまだよく理解できません。

しかも、親会議である『官民連携協働会議』と同じく情報が全くありません。

インターネット上では、いくら探しても情報が全く出ていません。グーグルで検索をかけても、フジノ自身が書いた文章が出てくるだけ…。

やむなく内閣府自殺対策推進室に直接電話をかけて問い合わせてみました。

すると、「都道府県・政令市の自殺対策主管課に参加申し込みのおしらせをした」とのことでした。広く一般に向けて参加や傍聴のおしらせは行なっていないとのことでした。

そこで、実際の様子を傍聴させてもらうことにしました。



ブロック会議への疑問

こうして実際に参加してみたのですが…

残念ながら参加した後もこれまで感じてきた疑問は変わりませんでした。

議事次第

議事次第


プログラムは大きく分けて3つです。

  1. 内閣府自殺対策推進室からのお話

  2. 地方自治体による自殺対策の取り組みの紹介(東京都・新潟県)

  3. 民間団体による自殺対策の取り組みの紹介(NPOライフリンク)
内閣府自殺対策推進室より

内閣府自殺対策推進室より

『ブロック会議』そのものは、参加者がいすに座ったまま、ただ講義を聴くというものでした。

パワーポイント資料より

内閣府のパワーポイント資料より


同じ会場で午後から開かれる別プログラム(自殺対策連携コーディネーター研修)ではワークショップ形式で行われるとのことでした。

ただ、ブロック会議そのものはひたすら座学に終始しました。参加者同士が交流するというようなことは特にありません。

東京都パワーポイント資料より

東京都パワーポイント資料より


地方自治体の担当者を集めてお話を聴くだけならば、これまでに開催されてきた自殺予防総合対策センターによる『研修』内閣府による『全国自殺対策主管課長等会議』など何が違うのか、分かりませんでした。

新潟県パワーポイント資料より

新潟県パワーポイント資料より


地方自治体の職員向けに『研修の機会』が増えることに、文句はありません。

でも、設置の目的と実際の場は、異なっていると感じました。

NPOライフリンク清水さんによる講演

NPOライフリンク清水さんによる講演


『ブロック会議』と銘打ってわざわざ新たに設置したのです。

それならば、そのブロックごとの独自の課題や取り組みなどを明確にして、『ブロック会議』にしかできないことをすべきだと感じました。

新しい『自殺総合対策太閤』がスタートして、いろいろな会議の名前が変わりました。

でも、名前だけ変わってもしかたがありません。

名前は変わらなくて良いので、もっと効果のある取り組みを進めてほしいです。

今回は第1回目でしたので、手探りだったとは思います。

しかし、次回以降もっと『ブロック会議』の設置目的に沿った取り組みになるように願っています。



自殺予防週間(2013年)にあわせて北図書館と中央図書館が特設コーナーを設置しました

自殺予防週間にあわせて図書館が特設コーナーを設置しています

毎年、横須賀市立図書館では、『自殺予防週間』にあわせて特設コーナーを開設しています。

「つなげよう、みんなのこころ・命」を考える図書

2013年の自殺予防週間、中央図書館のテーマは「つなげよう、みんなのこころ・命」を考える図書


今から5年前、2008年9月の教育経済常任委員会でフジノは図書館長に実施を提案しました。

2009年9月の特設コーナーの様子

2009年9月の中央図書館の特設コーナーの様子


翌2009年9月、中央図書館で特設コーナーの設置が実現しました。

そして今年も、昨日(=世界自殺予防デー)、教育長から下記のプレスリリースがありました。

「生きようよ!今日、また明日も」〜自殺予防週間に合わせて関連図書の企画展示を行います〜

市立中央・北図書館では、『世界自殺予防デー』を中心とした『自殺予防週間』に合わせて、関連図書などの企画展示を開催します。

横須賀市では、年間約90人の大切な命が自殺によって失われています。

自殺の多くは「追い込まれた末の死」です。

大切な「いのち」を自殺で失わないためには、自殺や精神疾患についての正しい知識を持ち、これらに対する偏見をなくしていくことが必要です。

命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対処方法などについて、市民の皆さんの理解の促進を図ります。

  • 期間:2013年9月10日(火)~25日(水)
  • 場所:中央図書館2階エレベータ前
    北図書館2階フロア
  • 展示内容:中央図書館 「つなげよう みんなのこころ・命 (支えになりたい110冊)」

    北図書館 「【いのち】のリセットボタンはありません。【生き抜く】ために手にとってみたい110冊」

今年は、中央図書館(上町)北図書館(夏島)の2館が特設コーナーを開設しています。

中央図書館にて

中央図書館にて


司書のみなさんが一生懸命に選んでくれた本たちが特設コーナーに並べられています。

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中央図書館・北図書館にいらした時は、どうか特設コーナーにもお立ち寄り下さいますようお願い致します!

エビデンスは無くとも重要な取り組み

『自殺予防週間』にあわせて図書館が特設コーナーを設けるという取り組みは、平塚市が全国に先駆けてスタートしました。

その取り組みが今では全国各地に広がりました。


今年3月には、「自殺のない社会づくり市区町村会」に所属している市区町村20自治体が実施しました。

インターネット上には、

今この瞬間に自殺へと追い込まれている人が図書館になんて行くはずが無い

という批判が記されていました。

その批判は「全くそのとおりだ」とフジノも考えています。

そもそも、図書館が特設コーナーを行なうことに『エビデンス(自殺を減らすという科学的根拠)』はありません。

財政が厳しい今、あらゆる取り組みに『エビデンス』が求められている中で、『エビデンス』が無いこの取り組みは「無意味」でしょうか?

フジノは、それでもこの取り組みは大切だと考えています。

そのまちの『生きる』ことを支援する姿勢の表れとして、そもそも『図書館の持つ役割』として。

たまたま手にとった1冊の本が、苦痛と困難に満ちた毎日の生活の中に、一筋の光を照らすこともあります。

たまたま声をかけられた街頭キャンペーンで、

たまたま受け取ったリーフレットを読んで、

たまたま電話してみた相談窓口で、

たまたま何かが変わることがあるかもしれません。

そんな「たまたま」を1つでも多く提供することができないだろうか、とフジノは考えているのです。