今年も横須賀市立3図書館が「自殺予防週間」に「特設コーナー」を開設しました/本日9月10日は「世界自殺予防デー」です(2017)

今日9月10日は「世界自殺予防デー」です

今日9月10日はWHOが定めた『世界自殺予防デー』です。

世界自殺予防デーのバナー

世界自殺予防デーのバナー


政治家になる前から相談電話の形で自殺対策に取り組んできたので、かれこれ約20年くらい自殺対策に関わってきました。

そんなフジノからすると(まだまだ足りないという実感もありつつも)、ようやくわが国の自殺対策は定着してきたことをしみじみと感じます。

ツイッターなどをチェックしても『世界自殺予防デー』に触れているツイートが数多くあり、受け入れられているか否かは抜きにして認知度は高まったことを感じます。

その一方で、行政にとって毎年の『ルーティーン』になってしまい、本来の意味合いが薄れてしまうことを強く心配しています。

わが国では今日から1週間を『自殺予防週間』と定めています。

自殺予防週間とは

自殺対策を推進するためには、自殺について、誤解や偏見をなくし、正しい知識を普及啓発することが重要です。

この為、平成19年6月に閣議決定された「自殺総合対策大綱」において、「9月10日の世界自殺予防デーに因んで、毎年、9月10日からの一週間を自殺予防週間として設定し、国、地方公共団体が連携して、幅広い国民の参加による啓発活動を強力に推進」することとされました。

自殺予防週間は、当該期間中における集中的な啓発事業等の実施を通じて、国民に自殺や精神疾患についての正しい知識を普及啓発し、これらに対する偏見をなくしていくとともに、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対応方法等について国民の理解の促進を図ることを目的とするものです。

全国でこの1週間は行政・NPOなどが一斉に様々な啓発活動や24時間相談などを行ないます。

2017年度自殺予防週間ポスター

2017年度自殺予防週間ポスター


2017年度の全国の取り組みをご紹介する厚生労働省HPはこちらです。



今年も横須賀市立3図書館は「自殺予防週間」に「特設コーナー」を設置しました

2009年の『自殺予防週間』から、横須賀市立の図書館では特設コーナーを設けてきました。

もちろん、今年も実施しました。

中央図書館へ

中央図書館へ


今年の取り組みを紹介する市のプレスリリースはこちらです。

自殺予防週間に合わせ関連図書の企画展示を行います

9月10日は、世界保健機構(WHO)が定めた「世界自殺予防デー」です。

日本では、この日から1週間を「自殺予防週間」と定めています。

この週間に合わせて、市図書館では、働く人の心の問題にスポットを当てた企画展を実施します。

一日の大半を過ごす職場で、私たちは仕事の量や質、人間関係などに悩みながら働いています。残念なことに、こうした悩みが疲れに変わり、蓄積されたのちに、自ら命を絶ってしまうという痛 ましいニュースが後を絶ちません。

こうした状況を前にし、図書館ができることは限られているかもしれません。

ですが、企画展を3館同時に行うことで、今悩んでいる方やそれを支える方々はもちろんのこと、今までこの問題に関心の無かった方々にも身近に感じていただき、それぞれの立場で「働く人の心の問題」について考えるヒントになればと思います。

この取り組みが市民のみなさまに浸透することで、誰もが活き活きと働けるまちになることを、願ってやみません。

<図書館自殺予防週間企画展>

  1. 日程:9月5日(火)~9月16日(土)(図書館休館日は除く)
  2. 場所:中央図書館 北図書館 南図書館
  3. 展示内容:テーマに沿った自殺予防関連資料の展示貸出 展示テーマ「働くことがしんどい時に」

自殺予防週間特設コーナー

自殺予防週間特設コーナー


3年前から中央図書館の玄関真正面にコーナーが設置されるようになりました。今年も真正面に設置されました。

図書館からのメッセージ

図書館からのメッセージ


『特設コーナー』に滞在していたのは10分ほどでしたが、フジノの他にもコーナーの前に立って、本を手に取る人や自席に持っていく人がおられました。

やっぱり、2階の見えづらい所にひっそりと設置しなくて良いのだ、と改めて感じました。

「こころのホットライン」も配布しています

「こころのホットライン」も配布しています


本当に自殺へと追い込まれている方はそもそも図書館には来ません。

そして、その一歩手前にある方々は、特設コーナーがあったとしても視界に入るような精神状態にはありません。

図書館に来ることができて、特設コーナーの本を手にとることができる人は、まだ何とか命の側につながっていられる方々だとフジノは考えています。

ならば、堂々と正面玄関真正面の最も目立つ位置に設置して、そうした方々の視界に何とかして目に入ることが大切だというのがフジノの考えなのです。

中央図書館司書のみなさん、今年もこの場所に設置して下さってありがとうございました。

今年の本棚その1

今年の本棚その1

今年の本棚その2

今年の本棚その2


残念ながら図書館のみなさんが忙しいタイミングに足を運んでしまい、今年の選書のねらいなどをお聴きする時間は取れませんでした。

けれども今年もオーソドックスな本たちに加えて、新たな視点で選ばれた本たちを見つけて感心しながら『特設コーナー』で立ち読みをしました。

今年の本棚その3

今年の本棚その3

今年の本棚その4

今年の本棚その4

今年の本棚その5

今年の本棚その5

今年の本棚その6

今年の本棚その6

ナイス選書(その2)

ナイス選書(その2)

ナイス選書(その1)

ナイス選書(その1)


「毎年9月10日の夜8時から、窓辺にろうそくを灯して、失われた大切な人に想いをはせてほしい」という呼びかけを国際自殺予防学会が行なっています。




全国の自死遺族の仲間のみなさま、どうか今夜は大切な人に想いをはせる夜にして下さいね。

国際自殺予防学会のよびかけ

国際自殺予防学会のよびかけ


フジノにとっても、全世界の自死遺族のみなさまにとっても、どれだけ自殺対策が進んで毎年の自殺による犠牲者数が減っても、失われた大切な人は帰ってくることはありません。

それでも、同じ想いをこれ以上他の人たちには体験させない為に、今できることは全てやろうと考えています。

その気持ちはこれからもずっと変わりません。



6年目にして初めて!中央図書館が1階入口の真正面に「自殺対策特設コーナー」を設置しました

今年も横須賀市立3図書館は「自殺予防週間」に「特設コーナー」を設置しました

2009年の『自殺予防週間』から、横須賀市立の図書館では特設コーナーを設けてきました。

もちろん、今年も実施しました。

今年の取り組みを紹介する市のプレスリリースはこちらです。

(2014年9月11日プレスリリース)

自殺予防関連図書の企画展示を開催中です~テーマは「いのちの大切さを考える」~

市立中央・北・南図書館では、自殺予防週間(9月10日(水曜日)~9月16日(火曜日))に合わせて、関連図書などの企画展示を開催しています。

横須賀市では、年間約80~100人の大切な命が自殺によって失われています。

自殺の多くは、「追い込まれた末の死」です。

大切な「いのち」を自殺で失わないためには、自殺や精神疾患についての正しい知識を持ち、これらに対する偏見をなくしていくことが必要です。

命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対処方法などについて、市民の皆さんの理解の促進を図ります。

  1. 展示期間
    9月9日(火曜日)~9月24日(水曜日)(南図書館は12日~)
  2. 展示場所
    • 中央図書館 1階カウンター横
    • 北図書館 2階フロア
    • 南図書館 1階入口正面
  3. 展示内容
    • 中央図書館
       「つなげよう 大切な命 いのちの大切さを考える100冊」
    • 北図書館
       「ねぇ、聴いて!大切ないのちの声を!いのちの大切さを考える100冊」
    • 南図書館
       「生きる・支える・考える いのちの大切さを考える50冊」

*9月10日の世界自殺予防デーに因んで、内閣府が毎年9月10日からの一週間を自殺予防週間として設定しています。

その様子を神奈川新聞が報じてくれました。

2014年9月20日・神奈川新聞記事より

2014年9月20日・神奈川新聞記事より


神奈川新聞社が記事にして広く社会に知らせて下さったこと、本当に感謝しています。ありがとうございます!



新聞には載らなかった感動がたくさんありました

けれども、新聞には文字数の制限があります。

記事には書ききれないことがたくさんあります。

そして実は、市民のみなさまにもっともっとたくさんお伝えしたいことがフジノのこころの中にはあふれています。

この政策の提案者として6年間見守り続けてきたのですが、特に今年は、胸いっぱいの感動をもらいました。

それをお伝えしたいと思います。



過去5年間、自殺対策特設コーナーは「2階のすみっこ」でした

この取り組みをフジノが提案したのは、今から6年前(2008年8月)のことです。

市議会の常任委員会でフジノが提案して、当時の図書館長が「来年は実施したい」と答弁してくれました。

それから1年間、館長はじめ司書のみなさんがいろいろな議論を重ねて検討しました。

その結果、開催が実現したのですが…。

中央図書館2階

中央図書館2階


2009年の第1回特設コーナーが設置されたのは、図書館の中でも目立たない、2階のはじっこでした。

2009年の自殺予防関連図書コーナー

2009年の自殺予防関連図書コーナー


それは、館長はじめ図書館スタッフのみなさんが話しあった結果でしたから、フジノはその判断を尊重してきました。

ただ、やっぱり僕のこころの中では「違う!」という想いが強くありました。

「人目を忍んで行くような端っこに自殺対策特設コーナーに位置していることは、間違ったメッセージになる」

と考えてきました。

でも、設置場所は、2010年、2011年、2012年、2013年と回を重ねても変わりませんでした。

それがフジノには残念でたまりませんでした。



変更された場所はなんと!中央図書館のメイン=1階入口の真正面の棚

けれども今年、設置場所が変わったのです!

この場所こそ、自殺対策特設コーナーの在るべき場所だとフジノは信じてきました

この場所こそ、自殺対策特設コーナーの在るべき場所だとフジノは信じてきました


しかも、中央図書館のメインである最も多くの人が立ち寄るコーナーである1階入口の真正面の棚に!

毎週木曜日に新刊が入荷する中央図書館好きにとっては入館すると必ず最初に足を運ぶコーナー

毎週木曜日に新刊が入荷する中央図書館好きにとっては入館すると必ず最初に足を運ぶコーナー


フジノは中央図書館が大好きで、それが理由で、そばに引っ越したくらいです。

中央図書館に通ったことがある人間ならば、誰もが認めるメインの棚は、ここです。

6年間、2階のひっそりとした場所で開催してきました。それがついに1階の中心で開催!

6年間、2階のひっそりとした場所で開催してきました。それがついに1階の中心で開催!


嬉しかったです。

さすが司書のみなさん、選書がじんわりとナイスだ

さすが司書のみなさん、選書がじんわりとナイスだ


もちろんフジノは、すぐに司書の方に理由をお尋ねしました。

「自殺対策特設コーナーも6年間の中で定着してきて、自殺予防週間には毎年こうしてコーナーがあることが受け入れられてきた」

「図書館では『問題解決コーナー』という取り組みを実施してきて、そのコーナーは1階入口の真正面の棚で実施している。だから、今年は、自殺対策特設コーナーもそこでやるべきだと判断した」

やっぱり、内部でもずっと「どこに設置するか」を議論し続けてくれていたのです。

僕は、本当に嬉しかったです。

特設コーナーの期間が終わっても、図書館でいつでも読めますからね

特設コーナーの期間が終わっても、図書館でいつでも読めますからね


中央図書館の自殺対策特設コーナーにて

中央図書館の自殺対策特設コーナーにて


6年間、じっくりと取り組んできてくれた歴代の館長・選書を担当して下さった司書のみなさん・スタッフのみなさんに改めて感謝しています。

本当にありがとうございます。



本には、人生をあなたよりも先に生きてきた人たちの経験や想いがこめられています

この取り組みを提案した6年前と同じ気持ちのままなので、かつて書いた言葉をもう1回、記したいと思います。

こうした特設コーナーの本が、今この瞬間に自殺へと追い込まれている方々のいのちを直接に救える訳ではありません。

精神安定剤をのんだり、睡眠薬をのんだり、カウンセリングを受けることの方が短期的には意味があるかもしれません。

でも、フジノは信じているのです。

本の持っている力を。

本には、僕たちよりも先に人生(というかくも苦痛に満ちた日々)を生きてきた人々の、想いや体験が記されています。

そこには、何かしら大きな力が込められていて、もしかしたら苦しみに満ちた今日を「とりあえず生きてみよう」と思わせてくれるかもしれない。そんなフレーズに出会うかもしれない。

そして、生きていくことに意味なんて何も無いと感じる僕ですが、それならば自分自身で新しい意味をつくってみようと感じることがあるかもしれないのです。

以上です!

今日で中央図書館の自殺対策特設コーナーは終了しましたが、選書された本はいつでも読めますからね。

ぜひ図書館にいらしてみてくださいね。



横須賀中央で「自殺予防週間」の街頭キャンペーン/世界自殺予防デー2014&自殺予防週間

「自殺予防週間」初日、自殺対策街頭キャンペーンを行ないました

今年も横須賀中央駅前にて『自殺対策の街頭キャンペーン』を行ないました。

平成26年自殺対策街頭キャンペーン

横須賀市では、毎年80人前後の自殺者がおり、自殺に至るほどに苦しんだご本人、そして遺族の方や、周りの方も深刻な影響を受けています。

多くの自殺は、個人の自由な意思や選択の結果ではなく、様々な悩みにより心理的に「追い込まれた末の死」と言われております。

追い込まれている方の存在やSOSのサインに気づき、その人の思いに耳を傾け、必要に応じ支援してくれる場につなぐことが、自殺防止に有効であると考えます。

自殺の危険に「気付き、傾聴し、つなぎ、見守る人」がゲートキーパーです。

今年度は『私も、「ゲートキーパー」』と題して、街頭キャンペーンを開催し、広く周知いたします。

  • 開催日時:平成26年9月10日 17~18時
  • 開催場所:京浜急行横須賀中央駅周辺地域(改札前Yデッキを含む)

横須賀市では平成20年度より、ボランティアと共に市内にある京浜急行の駅の街頭で、自殺対策と冊子『よこすか心のホットライン』をアピールするキャンペーンを行っております。

(横須賀市のプレスリリースより)

9月10日の『世界自殺予防デー』にあわせて、また『自殺予防週間』の様々な取り組みのスタートです。

横須賀市の自殺対策シンボルマーク「カタバミ」がプリントされたTシャツ

横須賀市の自殺対策シンボルマーク「カタバミ」がプリントされたTシャツ


横須賀市の自殺対策シンボルマーク『カタバミ』がプリントされたTシャツを来て、フジノもワイデッキに向かいました。



たくさんの市民ボランティアが参加して下さっています

この『街頭キャンペーン』のメンバーは、『横須賀市自殺対策連絡会』に所属するあらゆる関係機関だけではありません。

たくさんの市民ボランティアの方々にも毎年ご参加いただいています。

配布するリーフレットの準備をするみなさん

配布するリーフレットの準備をするみなさん


毎年『広報よこすか』8月号に募集記事を載せたり、1度参加して下さった方には「今年もぜひご参加を」と呼びかけたり、チラシなどで募集をしています。

「広報よこすか」2014年8月号より

「広報よこすか」2014年8月号より


今年はさらに横須賀市の公式ツイッターアカウントで告知もしました。

横須賀市公式ツイッターアカウントでの呼びかけ

横須賀市公式ツイッターアカウントでの呼びかけ


ただ、リツイート数が8しかなくて、そのうち1つはフジノです(涙)もっともっと広報の工夫をしないといけないですね…。

リーフレットを配布するフジノ

リーフレットを配布するフジノ


本日はリーフレット一式合計1,072部、配布することができました。

『街頭キャンペーン』、ぜひ来年はあなたも参加してみてくださいね!



「自殺予防週間」の取り組みはこれからも続きます

この『街頭キャンペーン』だけでなく、市内の各図書館には今年も『特設コーナー』が設置されます。

市内3図書館で自殺予防関連図書の企画展示を開催中です

市内3図書館で自殺予防関連図書の企画展示を開催中です


さらに広報よこすか9月1日号でもお知らせしたとおり、いくつもの講演会・研修が開催されます。

「広報よこすか」2014年9月1日号より

「広報よこすか」2014年9月1日号より


『ゲートキーパー養成研修会』が2回行われるのですが、どちらも講師の方が素敵でオススメです。

「毎年もらってるよ」とおっしゃる方もたくさんいました

「毎年もらってるよ」とおっしゃる方もたくさんいました


1時間の配布を終えた後も、いろいろな立場の参加者の方々と意見交換をしました。

街頭キャンペーンに参加したみなさんで記念撮影

街頭キャンペーンに参加したみなさんで記念撮影


3月・9月のこうした大がかりな『街頭キャンペーン』は、年2回の外向けの取り組みに過ぎません。

横須賀市はいつも市民のみなさまのお困り事やお悩みを一緒に考えさせていただこうと、様々な専門家や相談窓口を常にオープンしています。

どうかあなたのまわりに苦しみや困難を感じておられる方がいらしたら、ぜひ横須賀市の相談窓口をご紹介ください。

よろしくお願いします。



自殺予防週間(2013年)にあわせて北図書館と中央図書館が特設コーナーを設置しました

自殺予防週間にあわせて図書館が特設コーナーを設置しています

毎年、横須賀市立図書館では、『自殺予防週間』にあわせて特設コーナーを開設しています。

「つなげよう、みんなのこころ・命」を考える図書

2013年の自殺予防週間、中央図書館のテーマは「つなげよう、みんなのこころ・命」を考える図書


今から5年前、2008年9月の教育経済常任委員会でフジノは図書館長に実施を提案しました。

2009年9月の特設コーナーの様子

2009年9月の中央図書館の特設コーナーの様子


翌2009年9月、中央図書館で特設コーナーの設置が実現しました。

そして今年も、昨日(=世界自殺予防デー)、教育長から下記のプレスリリースがありました。

「生きようよ!今日、また明日も」〜自殺予防週間に合わせて関連図書の企画展示を行います〜

市立中央・北図書館では、『世界自殺予防デー』を中心とした『自殺予防週間』に合わせて、関連図書などの企画展示を開催します。

横須賀市では、年間約90人の大切な命が自殺によって失われています。

自殺の多くは「追い込まれた末の死」です。

大切な「いのち」を自殺で失わないためには、自殺や精神疾患についての正しい知識を持ち、これらに対する偏見をなくしていくことが必要です。

命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対処方法などについて、市民の皆さんの理解の促進を図ります。

  • 期間:2013年9月10日(火)~25日(水)
  • 場所:中央図書館2階エレベータ前
    北図書館2階フロア
  • 展示内容:中央図書館 「つなげよう みんなのこころ・命 (支えになりたい110冊)」

    北図書館 「【いのち】のリセットボタンはありません。【生き抜く】ために手にとってみたい110冊」

今年は、中央図書館(上町)北図書館(夏島)の2館が特設コーナーを開設しています。

中央図書館にて

中央図書館にて


司書のみなさんが一生懸命に選んでくれた本たちが特設コーナーに並べられています。

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中央図書館・北図書館にいらした時は、どうか特設コーナーにもお立ち寄り下さいますようお願い致します!

エビデンスは無くとも重要な取り組み

『自殺予防週間』にあわせて図書館が特設コーナーを設けるという取り組みは、平塚市が全国に先駆けてスタートしました。

その取り組みが今では全国各地に広がりました。


今年3月には、「自殺のない社会づくり市区町村会」に所属している市区町村20自治体が実施しました。

インターネット上には、

今この瞬間に自殺へと追い込まれている人が図書館になんて行くはずが無い

という批判が記されていました。

その批判は「全くそのとおりだ」とフジノも考えています。

そもそも、図書館が特設コーナーを行なうことに『エビデンス(自殺を減らすという科学的根拠)』はありません。

財政が厳しい今、あらゆる取り組みに『エビデンス』が求められている中で、『エビデンス』が無いこの取り組みは「無意味」でしょうか?

フジノは、それでもこの取り組みは大切だと考えています。

そのまちの『生きる』ことを支援する姿勢の表れとして、そもそも『図書館の持つ役割』として。

たまたま手にとった1冊の本が、苦痛と困難に満ちた毎日の生活の中に、一筋の光を照らすこともあります。

たまたま声をかけられた街頭キャンペーンで、

たまたま受け取ったリーフレットを読んで、

たまたま電話してみた相談窓口で、

たまたま何かが変わることがあるかもしれません。

そんな「たまたま」を1つでも多く提供することができないだろうか、とフジノは考えているのです。

図書館が自殺予防の新たな取り組みをスタート!/今日は世界自殺予防デー、自殺予防週間(2009年)が始まります

今日は「世界自殺予防デー」/図書館の新たな取り組みがスタート!

今日9月10日は、WHOが定めている『世界自殺予防デー』です。

日本では『自殺予防週間』のはじまりの日でもあります。

わが横須賀市でも様々な自殺予防対策に取り組んでいますが、今年からさらに新たな取り組みがスタートしました。

中央図書館です!

横須賀市立中央図書館

横須賀市立中央図書館


昨年9月議会の教育経済常任委員会の場で、フジノは図書館長に提案をしました。図書館長は、来年度からの取り組みを約束してくれました。

それから1年が建ち、ついに今日からスタートしたのです!

下の文章は、横須賀市がプレスリリースしたものです。

「自殺予防」関連図書コーナー特設のお知らせ~ひとつの命 大切な私~

横須賀市立中央図書館では、『世界自殺予防デー』(9月10日)を中心とする『自殺予防週間』(9月10日~16日)に合わせ、命の大切さを訴える100冊の本を紹介するコーナーを特設します。

横須賀市では、年間約100人の大切な命が自殺によって失われています。

自殺の多くは、「追い込まれた末の死」です。

大切な「いのち」を自殺で失わないためには、自殺や精神疾患についての正しい知識を持ち、これらに対する偏見をなくしていくことが必要です。

命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対処方法などについて、市民の皆さんの理解の促進を図ります。

  1. 日時 9月10日(木)~30日(水) 開館時間内
  2. 場所 横須賀市立中央図書館2階(横須賀市上町1丁目61番地)
  3. 内容 「命の大切さを訴える100冊」は、自殺やその予防、自殺遺族について考える図書を中心に、心の健康や、青少年の悩み・生き方などの図書を揃えました。

実際の様子を自分自身の目で見たくて、さっそくフジノは中央図書館に行ってきました。



さっそく図書館に行ってきました!

中央図書館は、3階建てです。

中央図書館1階

中央図書館1階


1階には入り口があって、新着図書コーナーや、新聞・雑誌コーナー、図書の貸出・返却コーナーがあります。

中央図書館2階

中央図書館2階


2階は、館外には持ち出すことができない貴重な郷土資料コーナーや、インターネットコーナー、DVDやビデオなどの映像や音声資料を視聴できるコーナーがあります。

横須賀中央図書館の3階

横須賀中央図書館の3階


3階は、図書館スタッフの事務室と、学生たちの勉強コーナーになっています。

特設コーナーは、2階のエレベーター前にひっそりと設置されていました。

自殺予防関連図書コーナー

自殺予防関連図書コーナー


1階の正面玄関を入ってすぐにある2階への階段をあがると右側にあります。他の図書コーナーからは離れた場所で、静かに読むことができそうです。

特設コーナーは、2階のエレベーターの前に設置されていました。人があまり通らない、ひっそりした場所です

特設コーナーは、2階のエレベーターの前に設置されていました。人があまり通らない、ひっそりした場所です


2つの棚が設置されていて、1つには100冊の本が置かれています。

2つ目の棚には自殺対策キャンペーンの資料やチラシが置かれていました

2つ目の棚には自殺対策キャンペーンの資料やチラシが置かれていました


もう1つの棚には、今年の『自殺予防キャンペーン』の内容を記したチラシと、いざという時に役立つ関係機関の一覧が紹介されている冊子『こころのホットライン』が置かれていて、自由にもらえるようになっています。



プロの図書館司書のみなさんがじっくり選んだ100冊をぜひ手にとってみてくださいね

100冊の内訳をじっくりと見てみました。

自殺予防対策に直接に関わるものやうつ対策についてのものは、フジノ事務所にもある文献が大半でした。

けれども、こころの健康を高める内容のものや、元気をとりもどしたり、こころに栄養をもらえるような文献もあって、フジノもとても気に入りました。

『中学生の夢』『高校生の夢』の2冊は特に気になりました

『中学生の夢』『高校生の夢』の2冊は特に気になりました


特に『中学生の夢』『高校生の夢』の2冊には、とても惹きつけられました。

座りこんで読みふけってしまいました。



本には、人生をあなたよりも先に生きてきた人たちの経験や想いがこめられています

こうした特設コーナーの本が、今この瞬間に自殺へと追い込まれている方々のいのちを直接に救える訳ではありません。

精神安定剤をのんだり、睡眠薬をのんだり、カウンセリングを受けることの方が短期的には意味があるかもしれません。

でも、フジノは信じているのです。

本の持っている力を。

本には、僕たちよりも先に人生(というかくも苦痛に満ちた日々)を生きてきた人々の、想いや体験が記されています。

そこには、何かしら大きな力が込められていて、もしかしたら苦しみに満ちた今日を「とりあえず生きてみよう」と思わせてくれるかもしれない。そんなフレーズに出会うかもしれない。

そして、生きていくことに意味なんて何も無いと感じる僕ですが、それならば自分自身で新しい意味をつくってみようと感じることがあるかもしれないのです。

何よりもまずは『自殺対策キャンペーン』をとおして市民のみなさまのひとりでも多くに、自殺や精神疾患についての正しい知識を持っていただくことが不可欠です。

そして、自殺へと追い込まれてしまうという体験は誰にでも起こりうることですから、偏見を解消していくことも重要なのです。

ぜひ、あなたが図書館にいらした時はこの特設コーナーにも足を運んでいただきたいと願っています。

そして、図書館長をはじめ、司書のみなさま、スタッフのみなさま、コーナー設置の約束を果たして下さってありがとうございました!



横須賀の図書館も自殺予防にのりだします!

横須賀の図書館も自殺予防にのりだします!

今日は、教育経済常任委員会が行なわれました。

市長から提出された『議案』についての質疑応答と採決の後、市民の方々からの『陳情』について市側の所見と、質疑応答と採決がなされました。

その後は、教育委員会・上下水道局・経済部について何についても質疑をしてもよい『所管事項』の審査があります。

ここでフジノは、自殺予防対策について2つの質問を行ないました。

今回はまず、図書館についての提案を、図書館長の答弁と共に載せますね。

(2008年9月議会・教育経済常任委員会・所管事項でのフジノの質疑より)

まず図書館の取り組みについてです。

9月10日から16日まで1週間、『自殺予防週間』として、全国で様々な取り組みが行なわれました。

そんな中、平塚市の図書館の取り組みが非常に注目を集めました。

命の大切さを訴える70種類の図書を紹介する特設コーナーを設置する「こころといのちのサポートのための本」という取り組みを行なった訳です。

これは大きな予算を必要とする訳でもなく、今すでに行政が持っている資源を有効に使うという観点からも、非常により取り組みだと感じました。

図書館司書の方々の持つ経験と知恵に基づいて図書が選ばれて、そして明るいピンクの布で飾るなど、コーナーも立ち寄りやすいようにデザインされました。

そこで教育委員会に質問なのですが、

本市の図書館は、すでに平成17年度にも防災関連の特設コーナーを設置するなどノウハウがございますし、本市の図書館司書の方々も他都市に負けない経験と知恵があると信じています。

また社会教育の拠点としての図書館の役割としてもこうした取り組みは非常に重要だと考えています。

【質問】
ぜひ来年以降の『自殺予防週間』にはこうした自殺予防の総合的な取り組みに図書館ものりだしていただきたいのですが、いかがお考えでしょうか。

お答えください。

図書館長の答弁

平塚市さんが「こころといのちのサポート」のための特設コーナーを設けたということで

私も新聞で拝見しまして、とても良い事業をされたなというふうに実感をいたしました。

横須賀市としても過去にも藤野委員おっしゃったように、震災の時の特設コーナーを設けたこともありますので

今年はもう『自殺予防週間』が終わってしまいましたので、来年度以降、そういったコーナーを設けて行きたい、そういう風に考えております。

フジノの質問

図書館長、ご答弁ありがとうございます。

横須賀の図書館のノウハウっていうのは非常に高いものがあると思いますし、ぜひお願いします。

素晴らしい答弁が返ってきました。

来年度から図書館が自殺対策に乗り出します!

ということで、図書館長の決断によって

来年度からは『自殺予防週間』の取り組みとして、図書館も協力して取り組んでくれることになりました!

素晴らしい!

平塚市の図書館の取り組みをただマネるのではなく、横須賀らしい在り方でさらに良いものとして実行してくれるはずです。

横須賀市立中央図書館

横須賀市立中央図書館

もともと図書館が大好きなフジノですので、こうした積極的な姿勢にとても感激しています。

本当は『自殺予防週間』だけでなく、例えば、ガン対策やエイズ予防ですとかあらゆるタイミングにあわせて図書館がキャンペーンをして下さるといいなと思います。

(※後日追記:2014年現在、市内3図書館では『課題解決コーナー』という名称でまさにこの提案通りの時機に応じたキャンペーンを実施しています)