横須賀市は新たに「同性パートナー等の住まい探しに積極的な不動産店」にレインボーステッカーを提供して店頭に掲出してもらいます/フジノの提案、実現しました

嬉しい報告があります

上地市長が初めて編成した2018年当初予算が3月27日に成立しました。

この予算では、フジノの提案がたくさん予算化されています。

これからブログで少しずつ実現した提案をご紹介していきたいと思います。

平成30年度当初予算説明資料・市民部

平成30年度当初予算説明資料・市民部

第1弾は、

いわゆる性的マイノリティとされる方々の『住まい探し』の困難解消に向けた取り組み

です。



あらゆるSOGIに関して理解の深い不動産屋さんにレインボーステッカーを配布します

かねてから横須賀市内には、『性的な多様性』に対する理解が深く、住まい探しに積極的な民間の不動産事業者(不動産屋さん)が多く存在しています。

同性カップル・同性パートナー等(あえて『等』なのは性別違和の方や戸籍変更をしておられない方々をはじめとする様々な方々を意識しているからです)の方々に、通常通り、住まいの賃貸・売却を行なっておられます。

また、横須賀市商工会議所の中には、不動産事業者のみなさんのグループである『不動産部会』があります。

この『不動産部会』と横須賀市の行政との関係もとても良くて、いわゆる性的マイノリティに関する本市主催の講演会にも参加して下さっています。

市からもたびたび啓発パンフレットをお分けしたり情報提供を行なっています。

このような実態が、残念ながら当事者のみなさまには知られておらず、フジノのもとにはたびたび当事者の方から『住まいの確保』についてご相談を受けます。

そこで

  • 当事者のみなさまに、協力的な不動産屋さんをひとめで知ってほしい
  • 不動産事業者のみなさまに、さらにアライになってほしい
  • より多くの大家さんに、アライになってほしい

との想いから、新たな取り組みをスタートすることにしました。

新規事業として『啓発ステッカーの作成・配布』をスタートします。

2018年度の新たな取り組み「性的な多様性に理解ある不動産店にレインボーシールを貼りだしていただく」

2018年度の新たな取り組み「性的な多様性に理解ある不動産店にレインボーシールを貼りだしていただく」


初年度は、まず100枚のステッカーを横須賀市が作成します。

あらゆるSOGIに関して正確な理解のある不動産事業者にこのステッカーを配布します(希望制です)。

そしてお店に入る前の、物件が貼りだしてあるガラスなど道路から見える場所にステッカーを貼りだしてもらいます。

これによって、当事者のみなさまが住居を探したり購入するにあたって、お店に入る前からステッカーを見れば

「あっ、この不動産屋さんなら安心して物件の相談ができるんだ!」

と感じてもらえることをめざしています。

もう1つ、不動産屋さんの方々は理解があるのですが、物件を所有している『大家さん』の理解がまだ進んでいない現状があります。

ステッカーの作成にあたって事前にご相談に伺った時に、『商工会議所・不動産部会』から市に対して「『大家さん』の理解を求める周知啓発をお願いしたい」とご意見をいただいています。

そこで、ステッカーの作成を機会に、改めて行政としても『大家さん』に対する周知啓発も進めていきたいと考えています。

実際にステッカーが完成したら、またブログでご紹介します。

ステッカーが店舗に掲出されるようになったら、それもぜひご紹介したいと思います。



昨年9月議会でのフジノの提案が実現しました

上地市長が当選した後の初めての一般質問(2017年9月議会)において、フジノは『性的な多様性を保障する為の取り組み』を包括的に質問しました。

その中の1つが、今回実現した提案です。

2017年9月議会での質疑から該当する部分を抜粋して紹介しますね。

2017年9月28日・本会議での質疑より

フジノの質問

不動産業者に協力していただく新たな仕組みづくりについて伺います。

いわゆる性的マイノリティとされる方々の住宅物件探しに対して、本市では民間の不動産業者は大変協力的です。

行政との関係も良好で、これまで本市は『商工会議所・不動産部会』へ情報提供をしたり、事業者は本市主催の講演会に参加して下さっています。

一般質問に立つ藤野英明

ただ、当事者にはこうした事実がいまだ知られていません。依然、物件探しは心理的なハードルが高い状態が続いています。

そこで、市長に提案します。

【質問】
当事者のみなさんに心理的ハードルを下げて頂く手段として、すでに協力的な姿勢で同性カップル等に賃貸や売却を行なっていただいている不動産業者に対して、本市からレインボーフラッグやシール等を提供して、店頭に掲出するよう依頼していただけないでしょうか。

お答え下さい。

上地市長の答弁

同性カップル等に賃貸や売却を積極的に行なう店舗に、市からレインボーフラッグやシール等を提供し、掲出を依頼することについてです。

性的マイノリティについての理解がある店舗であることを示す為の啓発物品の提供については、物品の種類、効果的な配り方などをぜひ考えていきたい、というふうに思います。

上地市長とは選挙の前からずっと、当選したら人権施策を前に進めていこうと約束を交わしてきました。

2017年9月議会では包括的な提案をした訳ですが、ほぼ100点満点の答弁が返ってきました。

様々な提案が今年から続々と実現に向かっていきます。

今回はそのスタートです。

これからも良い報告をどんどんしていきますので、どうか期待していて下さいね。



横須賀市の「人権・男女共同参画課」の窓口にはレインボーフラッグが飾られています/ささやかだけれど大切なこと

あなたは「レインボーフラッグ」をご存知ですか?

『レインボーフラッグ』って、ご存じですか?

6色の虹。

横須賀市ホームページより

横須賀市ホームページより


横須賀市のホームページにもその由来が説明されていますので、ぜひご覧下さいね。

世の中にはいろいろなリボン運動がありますが、『多様な性』こそが当たり前のものとして社会が変わるまでこの『レインボーフラッグ』は象徴として扱われるのだと思います。

2014年の「やっぱ愛ダホ!多様な性にYESの日」で該当に立つフジノ

2014年の「やっぱ愛ダホ!多様な性にYESの日」で該当に立つフジノ


ふだんフジノがスーツの胸に付けているピンバッジもレインボーフラッグを表したものです。



市役所の人権・男女共同参画課の窓口にはレインボーフラッグが飾られています

さて、今日の本題です!

実は、4月から横須賀市役所の人権・男女共同参画課の窓口にもレインボーフラッグが飾られています。

また、市職員の胸にもバッジが着けられています。

大阪の淀川区ではすでに2013年にこの取り組みが(しかも区役所玄関にドカーンと設置)行なわれています。

大阪の淀川区役所前

大阪の淀川区役所前


それに比べると、一見して、ささやかなことに思えるかもしれません。

けれどもこのフラッグがどれほど多くの方々に希望を与えるかをフジノはたくさん聴かせて頂いてきました。

公の施設や店舗にレインボーフラッグが飾られているとどれほど心強い気持ちになるのか、を。

だから、横須賀でもついに今年からスタートしました!

レインボーフラッグのもとに立つスカリン

レインボーフラッグのもとに立つスカリン

ご協力いただいたNPO法人SHIPの星野慎二代表、ありがとうございます。

横須賀市には4ヶ所の相談窓口、10~20代対象の交流会、様々な市職員向け研修などがあります

横須賀市には4ヶ所の相談窓口、10~20代対象の交流会、様々な市職員向け研修などがあります


そして、市民部人権・男女共同参画課長をはじめ、みなさんのご理解に感謝しています。

横須賀市では、様々な取り組みをこれまでも進めてきました。

これからも進めていきます!

誰もが安心して自分らしく生きられるまちに変わるその日まで、横須賀市は前に歩き続けます!



後日談

朝日新聞(2015年6月29日)にレインボーフラッグをデザインしたギルバート・ベーカーさんの記事が掲載されていました。

2015年6月29日・朝日新聞より

2015年6月29日・朝日新聞より