核燃料工場GNF-Jで火災発生・ウラン粉末が飛散、との想定で「原子力防災訓練」を実施しました/動画で実際の様子を紹介します

市主催の「原子力防災訓練」を行ないました

本日、横須賀市が主催して『久里浜地区原子力防災訓練』を行ないました。

久里浜には、全国の原子力発電所で使用している燃料を作っている工場(グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン、略称GNF-J)があります。

原子力発電所が使用する燃料を作っています

原子力発電所が使用する燃料を作っています


下の地図では分かりづらいのですが、『GNF-J』があるのは住宅地のどまんなかです。

GNF-Jの所在する場所

GNF-Jの所在する場所





横須賀市内には原子力発電所の燃料を作る「工場」があります

原子力空母が横須賀を母港にしていることを知っている横須賀市民は多いのですが、『GNF-J』の存在はあまり知られていません。

しかし、深刻な事故には至ってはいないものの、これまでもウラン流出や作業マニュアルの不備などに近隣住民に大きな不安を与えた事象は毎年のように起こっています。

2013年6月14日・神奈川新聞記事より

2013年6月14日・神奈川新聞記事より


上の画像は、去年(2013年)の神奈川新聞の記事です。

2013年9月14日・神奈川新聞記事より

2013年9月14日・神奈川新聞記事より


上の画像は、その続報です。

GNF-Jのライン再稼働に向けた点検中の吸排気設備の一時停止について

GNF-Jのライン再稼働に向けた点検中の吸排気設備の一時停止について


上の画像は、おととし(2012年)、全市議会議員宛に報告されたものです。

2011年4月29日・神奈川新聞記事より

2011年4月29日・神奈川新聞記事より


上の画像は、2011年の神奈川新聞の記事です。

東日本大震災が起こった翌月の4月25日、『GNF-J』のウラン管理区域にある放射性廃棄物貯蔵場のドラム缶から微量のウランを含む油が漏れたとのニュースは、当時、市民の多くの方々に強い不安を与えました。

このように、毎年何らかの出来事が起こっています。



横須賀市では毎年「原子力防災訓練」を実施しています

こうした現実を、横須賀市では直視してきました。『原子力防災訓練』と銘打って、訓練も毎年実施しています。

原子力防災の分野には、『EPZ(Emergency Planning Zone)』という概念があります。『防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲』を指します。

防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲(EPZ:Emergency Planning Zone)とは、原子力施設からの放射性物質又は放射線の異常な放出を想定し、周辺環境への影響、周辺住民等の被ばくを低減するための防護措置を短期間に効率良く行なう為、あらかじめ異常事態の発生を仮定し、施設の特性等を踏まえて、その影響の及ぶ可能性のある範囲を技術的見地から十分な余裕を持たせて定めた範囲をいう。

原子力安全委員会の『原子力施設等の防災対策について』(防災指針)より

つまり、『GNF-J』から半径500mは『EPZ500m』にあたります。



この訓練にフジノも参加しました

ただ、こうした訓練が実施されていることを知らない市民の方々もたくさんいらっしゃいます。

そこで、少しでも市民のみなさまに訓練の様子を知ってほしくてフジノも参加することにしました。

通行人役としてフジノも訓練に参加しました

通行人役としてフジノも訓練に参加しました


9月議会の決算審査のまっただなか(今日も2つの分科会が開催)の為、市議会議員から参加したのは残念ながらフジノだけでした。

訓練内容は、市民安全部から事前にもらっていた資料によると以下のとおりです。

市民安全部

平成26年度久里浜地区原子力防災訓練について

  1. 日時
    9月26日(金)午前9時30分~11時30分
    (雨天決行。ただし、荒天の場合は状況により判断)
  2. 訓練実施場所
    佐原周辺(佐原4、5丁目及び内川1丁目付近)
    (別添位置図参照)
  3. 訓練目的
    原子力関連施設(『グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン』、以下 『GNF-J』)における事故発生を想定し、周辺の住民の避難訓練等を行ない、対処能力の向上と原子力防災に関する意識の啓発を図る。
  4. 訓練想定
    「『GNF-J』にて火災により外部へウラン粉末の一部が飛散するおそれのある事象が発生した」との想定の下、各種訓練を実施する。
  5. 訓練等の内容
    (1)屋内退避訓練
    佐原4、5丁目周辺を広報車が巡回し、屋内退避の呼びかけを実施する (警察車両により、「家の中に入って、窓を閉めて換気扇やエアコンを止めてください」といった内容の広報活動を対象地域住民に対して行う)。

    (2)通行人屋内誘導訓練及び汚染検査訓練
    原子力関連施設周辺(EPZ500m付近)の通行人役に対して、避難所とした佐原町内会館まで避難誘導を実施する。

    また、避難者(役)に対し、避難所内でサーベイメータを使用した汚染検査訓練を行う。

    (3)原子力防災についての講話
    事業者(『GNF-J』)及び横須賀原子力規制事務所による原子力防災に関する説明を行なう。

  6. 参加機関(参加予定者数)
    佐原町内会(約20名)、原子力規制庁、GNF-J、神奈川県警察、横須賀市
    ※合計35名程度を予定
  7. 訓練タイムテーブル

    (1)屋内退避訓練及び通行人誘導訓練

    時間 項目 内容
    09:00
    【想定】
    事象発生 GNF-Jにて火災発生、今後の進展によっては、ウラン粉末の一部が外部へ飛散するおそれがあり
    09:30
    【想定】
    災害対策本部 通報を受け、対象付近区域に対し、避難指示を発令【想定】
    09:35 屋内退避広報 開始 佐原4、5丁目住民に対し、屋内退避・外気遮断の呼びかけを広報車(警察車両)が行う。
    09:45 通行人避難誘導 開始 付近通行人役の約20名を佐原町内会館へ誘導
    10:00 通行人避難誘導 完了 通行人役の誘導完了、訓練参加者の中から2~4名程度に対して模擬汚染検査を実施
    10:30 終了 実働訓練終了

    (2)原子力防災についての講話

    時間 項目 内容
    10:30~10:55 事業者(GNF-J) による説明 施設の事業概要や安全対策等の説明
    10:55~11:20 原子力規制事務所による説明 原子力規制事務所(横須賀オフサイトセンター) 所長による原子力防災対策等の説明

訓練位置図

訓練位置図

こうしたペーパーではいくら読んでも実際の様子は分かりません。

そこで今回は、フジノがiPhone6(ツイキャス)でインターネット生中継をしてみました。録画も観ることができます。

『原子力防災訓練』の実際をぜひあなたにも知っていただきたいと願っています。



訓練の様子(動画1)パトカーによる屋内退避のアナウンス

佐原4丁目第3公園

佐原4丁目第3公園

  • am9:00〜9:30
  • 『佐原4丁目第3公園』にフジノが到着
  • 訓練に参加して下さった市民のみなさんが少しずつ到着
  • 市民安全部から訓練前のあいさつ
  • 訓練本番がスタートして、パトカーが町内をアナウンスしてまわる





訓練の様子(動画2)通行人が集合して一時避難所へ避難する

パトカーが実際に町内にアナウンスしてまわりました

パトカーが実際に町内にアナウンスしてまわりました

  • am9:30〜10:00
  • パトカーが町内をアナウンスしてまわる
  • パトカーが回っている間、やることがないのでのんびりと公園で談話
  • フジノと取材してくれているマスメディアとの会話
  • 市民安全部によるアナウンス「集合してください」
  • 集まった通行人が2列に並んで一時避難場所へ向かう
  • 歩きながら市民の方から「内部被曝を避ける為のマスクの配布の必要性」のご提案をいただく
  • 一時避難所に到着
  • 市民安全部による人数確認





訓練の様子(動画3)汚染検査

  • 10:00〜10:30
  • 一時避難所の中に入る
  • 市民安全部より訓練内容の説明
  • 汚染検査の説明
  • 実際に測定を参加者の方に体験して頂く
  • 汚染された着衣などの処理の説明

訓練の様子を報告する動画は、以上です。

原子力規制委員会による講演

原子力規制委員会による講演


実際にはこの後、約1時間にわたって2つの講演(GNF-Jと原子力規制庁)が行われました。

安定ヨウ素剤の実物

安定ヨウ素剤の実物


「いざという時」に服薬すべき安定ヨウ素剤の説明も行われました。

*その後の講演の様子はあとで加筆します



「経産省前テントひろば」が1000日を超えました/STOP再稼働!テント1000日!6・8集会へ

脱原発・再稼働阻止の都内の拠点「テントひろば」

東日本大震災が起こった2011年の9月11日から、『経産省前テントひろば』はスタートしました。

経産省前テントひろば

経産省前テントひろば


「脱原発・再稼動反対の首都圏の1つの砦」となることを目指して、霞ヶ関の経済産業省前のわずかなスペースにテントが立てられました。


より大きな地図で 経産省前テントひろば を表示

座り込み・ハンガーストライキなどの抗議活動が行なわれたり、福島をはじめ被災地から避難してきた方々と脱原発の活動を続ける方々との交流の場ともなりました。

とても大切な場なので、フジノは都内・霞ヶ関へ仕事で行くたびに、必ず『テントひろば』を訪れてきました。

ささやかなカンパと差し入れ、脱原発の活動の意見交換、そして他愛のない雑談をするだけですが、フジノにとっても拠り所の1つになっています。

ふだんは離れてはいますが、メルマガ(テントひろば日誌)や郵便で活動予定等を郵送して下さるので、常に『連帯の気持ち』を持ってきました。

「テントひろば」が1000日を超えました

その『テントひろば』が今年6月6日、1000日を超えました。

そもそもスタートから

「このテントひろばを早く閉じられるように、脱原発・再稼働阻止を実現しよう」

と言い合ってきた存在です。

1000日という『節目』をきっかけに今日は集会が行なわれましたが、決して『お祝い』などではありません。

改めてみんなで『脱原発』『再稼働阻止』を誓いあいました。

約300人が集った会場の様子

約300人が集った会場の様子


関西電力大飯原発3・4号機の運転差し止めを命じた『福井地裁判決』などの成果も出てきました。

今日のプログラム

今日のプログラム


何年が経とうとも、息長く、決して諦めずに、みんなで活動を続けていこうと決意を新たにしたのでした。

木内みどりさんからツイートが来た

市長への一般質問に向けて、今日フジノは原稿を書いて1日過ごすつもりでした。

この『STOP再稼働!テント1000日!6・8集会』にも参加しない予定でした。

自分は参加できないけどみんなには参加してほしいと思って、ツイッターやFacebookで情報を広く伝えよう。

そこで昨夜、下のツイートをしたのでした。

フジノのツイート

フジノのツイート


すると、けさになって、司会をつとめる木内みどりさんご本人からツイートが来ました!

木内みどりさんからのツイート

木内みどりさんからのツイート


木内みどりさんは、東京都知事選挙に出馬した宇都宮けんじさんを2度にわたって応援し続けて下さった方です。

特に、2度目の出馬(直近の、細川元首相も出馬した都知事選)では、脱原発の活動を続けてきた多くの著名人が宇都宮さんのもとを離れ、分裂してしまいました。

でも、木内さんは一貫して変わらなかったのです。

そのことで木内さんはだいぶつらい想いをされたはずです。信念を貫く、立派な方だと感じました。

フジノも一貫して宇都宮けんじさんを応援してきた1人なので、木内さんにはとてもシンパシィを抱いていました。

さらに、ツイッターで「ぜひいらしてください」とのご指名をいただいた以上は、行くしかありません。

一般質問の原稿作成を中断して、神保町の会場まで行ってきましたよー!

木内みどりさん

木内みどりさん


木内さんは

「今日の集会は私自分が司会だからツイッターで宣伝しなくちゃ、と思ってたらフジノさんがツイートしてくれてて助かったわ」

とニコニコしてました。お茶目な人でした!

冗談を言いあって笑う、女優と政治家w

冗談を言いあって笑う、女優と政治家w


できることから1つずつ、諦めずに、これからもしっかり頑張っていきます!

全国の脱原発を実現する為に活動しているみなさま、お互いに頑張っていきましょうね。

原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀母港化から丸5年/原子力空母配備撤回を求める9.25全国集会へ

原子力空母が横須賀を母港化して丸5年が経ちました

今から5年前の9月25日は、原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀を母港化した日です。

「横須賀の軍港にうかぶ2つの原子炉(20130925改訂版)」より

「横須賀の軍港にうかぶ2つの原子炉(20130925改訂版)」より

「日本全国の原子力発電所が止まったとしても、横須賀に原子力空母が配備されている限りは日本で動いている原発ゼロにはならない」

とフジノは考えています。

安全保障・外交に関わる問題は簡単にはいかないし、何十年もかかることだとしても絶対に諦めずに、原子力空母の母港化をやめさせる努力が必要だと信じています。

ただ…

かつてフジノは

「横須賀市民のほとんどが本音では原子力空母に『反対』している」

と、考えてきました。

2005年12月11日放送のスーパーJチャンネルより

2005年12月11日放送のスーパーJチャンネルより


下の動画は、2005年12月放送のニュース番組で紹介されたフジノの活動です。

2005年当時、確かに多くの市民の方々がその想いを持っていて、その声に突き動かされてフジノは必死に活動をしていました。

でも、月日が経つにつれて、市民の多くの方々のこころは、当時とはだいぶ変わってきたことをフジノは感じさせられています。

市民団体が今年8月に行なったアンケート結果より

市民団体が今年8月に行なったアンケート結果より


上の画像は、市民団体が先月8月末に行なったアンケートの結果です。

「反対」は37.9%。

4割にも届きませんでした。

フジノはいつだってマイノリティの立場なので、この結果を見ても考え方を変える気持ちは全くありません。

けれども、4割未満という数字には少し落ち込みました。

あの東京電力福島第一原発事故からまだ2年半しか経っていないのに…と感じたのも事実です。

9月3日に『経産省前テントひろば』を訪れた時、テントひろばの方々も9月25日に横須賀で行われる配備撤回を求める集会に参加して下さると伺いました。

とてもありがたい気持ちになりました。

ふだんあまり集会には参加しないのですが、その時、「僕も集会に参加してみよう」と思いました。

原子力空母配備撤回を求める9.25全国集会へ

そこで、本会議を終えていくつかの仕事を片付けてから、急いでヴェルニー公園に向かいました。

5周年にあたる今日、汐入のヴェルニー公園にて『原子力空母配備撤回を求める集会』が行なわれているのです。

全国集会のプログラムより

全国集会のプログラムより


会場はすでにかなり混んでいました。

それでもなんとか山城保男議員、『非核市民宣言運動ヨコスカ』の新倉さん、『たんぽぽ舎』のみなさんをはじめ、知りあいの方とも何人かお会いすることができました。

いろいろなのぼり旗。

いろいろなのぼり旗。全国から参加しておられました。


山城保男議員にステージの真裏まで連れていって頂き、真正面から1,400人の参加者のみなさまの姿を見渡すことができました。

ステージの裏側から。1400人もの参加者の姿は壮観でした。

ステージの裏側から。1400人もの参加者の姿は壮観でした。


山城さんのおかげで、シュプレヒコールも最前列で行なうことができました。

集会で採択されたアピールの全文を紹介します。

アピール

米海軍が横須賀基地に原子力空母ジョージ・ワシントンを配備して5年が経過しました。

私たちは、基地機能の強化と首都圏一帯に及ぶ原子力事故の危険性の両面から、その配備に強く反対し、全国の仲間の支援のもと全力で運動を進めてきました。

不発に終わったものの2度の住民投票条例直接請求など多様なとり組みは、多くの市民・県民の積極的な意思表示につながりました。

しかし、日米両政府はその声を無視して配備を強行したのです。

2011年3月11日に起きた東日本大震災による東京電力福島第一原発の過酷事故は、空母原子炉の危険性を再認識させる事態となりましたが、政府も米軍も依然として情報を隠蔽し、原子炉事故への対策は放棄しています。

それどころか国内の原発全てが停止している今日でも、米艦船の原子炉は何の規制も受けず特別扱いとなっています。

『米軍が安全と言っている』との無責任かつ非科学的な根拠は断じて許せません。

米国外で唯一の「空母の母港」は1973年のミッドウェー以来、40年間も続いています。

日本政府は米空母の母港化に際して、「母港の年限」は3~4年程度と偽り、「核兵器の持込み」が指摘されると、米国との間での骸密約」で地元自治体や住民を輻してきました。

空母配備以来、横須賀港は「日米安保の最前線」であり、米軍の前方展開戦略の最大の拠点 となったのです。

空母戦闘団は湾岸戦争やイラク、アフガンへの攻撃の主力でした。私たちの意思とは関係なく米国の世界支配を実現するための40年であったとも言えます。

自民党安倍政権の誕生で『米国追従からの脱却・日米関係の見直し』の議論は全てが反故 にされました。

あからさまな米軍優遇の一方で、集団的自衛権行使や自衛隊の増強を企図し、 改憲・「戦争をできる国」への転換を強引に進めています。

このままでは横須賀の街は「日米一体の軍都」に逆戻りし、旧軍港市転換法の趣旨とは相容れないものとなるでしょう。

憲法理念を無視し安保体制を優先する政策は、嘘と情報隠しで基地の機能を維持し、住民 の生活と命を軽視する人権侵害そのもので、民主主義の否定です。

欠陥輸送機オスプレイが配備された沖縄では、配備の前提とされた「日米合意」の飛行方法 が全く守られていない現実があります。

米国内では中止に追い込まれたオスプレイの低空飛 行訓練が普天間を拠点に全国で展開されようとしています。

空母艦載機の厚木基地での訓練は、突如として米軍の都合だけで実施され、現地住民や自 治体の声は届きません。

この訓練は最高裁で三度・違法と認定されているのです。

本集会に結集した私たちは、以下の点を確認しアピールとします。

  • 原子力空母ジョージ・ワシントンの母港撤回と脱原発社会の実現を一体的にすすめよう。
  • オスプレイの配備撤回を求め、沖縄への基地負担の押し付けをやめさせよう。
  • 米国の世界戦略・戦争政策への加担を拒否し、集団的自衛権の行使反対、「特定秘密保護法」 など民主主義破壊を許さず、憲法改悪を阻止しよう。

2013年9月25日集会参加者一同

そして、デモがスタートしました。

デモがスタート

デモがスタート


原発事故によって『脱原発』への関心が高まっても、なかなか横須賀が原子力空母の母港と化していることは意識されません。

「横須賀の軍港にうかぶ2つの原子炉(20130925改訂版)」より

「横須賀の軍港にうかぶ2つの原子炉(20130925改訂版)」より

そんな中でも、全国からこれだけの方々が集まって下さったことは大きな励みになりました。

「このまちの政治家として、もっともっと全国に向けて発信していかなければいけない」

と改めて思いました。

まだまだ諦めてはいけない。

がんばろう。

(後日談:神奈川新聞が2013年9月27日付で報じてくれました)
20130927kanagawa1
20130927kanagawa2
20130927kanagawa3

経産省前テントひろばへ

3年目に入った「テントひろば」へ

今日は『経産省前テントひろば』に寄ってきました。

経産省前テントひろば

経産省前テントひろば


東京・霞ヶ関で仕事があった日は、必ず帰りに寄ってカンパをしてから帰ることに決めています。

早いものでもう3年目になりました

早いものでもう3年目になりました


経産省前テントひろばも、3年目に突入しました。


より大きな地図で 経産省前テントひろば を表示

メーリングリストでその活動を知らせていただいたり、大晦日などここから放送されたUstream生中継を観たりして、こうして脱原発の為に闘っている仲間たちがいてくれることに心強さを感じています。

みなさんと1時間ほどお話しました。9月ですがまだ暑い暑い!

みなさんと1時間ほどお話しました。9月ですがまだ暑い暑い!


9月に入ったとは言え、まだまだ暑かったです。

けれどもここにいらっしゃるみなさんは、365日24時間ここで闘っているのですね。いくら交替制とはいえ、この夏は本当に暑かっただろうなと思います。

NO原発の扇子を頂きました

NO原発の扇子を頂きました


テントにいらした方々と1時間ほどお話をしました。

やはり横須賀というまちは、脱原発の活動にとっても特別な存在です。

全国の原子力発電所が点検などの為に止まると、全国のほとんどの方々が「原発がゼロになった」「今は原発ゼロ」とおっしゃいます。

でも、原子力発電所と同じである原子力空母・原子力潜水艦などの原子力軍艦が横須賀を母港としている限りは、事実上、日本は原発ゼロではありません。

テントに詰めておられる方々も横須賀の原子力空母のことは当然ご存知でした。

9月25日は原子力空母が横須賀を母港化した日で、ヴェルニー公園で夕方から集会とデモが開催されます。この集会へ参加する為に横須賀にもいらっしゃるとのことでした。

また、7月の参議院選挙でフジノは山本太郎さんの応援をしたのですが、同じボランティア仲間の方もいらっしゃいました。

やがて、三宅洋平さんらとも広く大きくつながっていかれるといいですね、なんてことを語り合いました。

みんなで力を合わせて一緒にがんばっていきましょうね!

「東京電力からPPSへの切り替え」から1ヶ月経過、全く問題なし!/次の目標は「市の全施設へのPPS導入」です

東京電力からPPSへの切り替えから1ヶ月経過、全く問題なし!

これまで横須賀市は、市役所をはじめとする市の全ての施設で使う電気を『東京電力』1社だけから買ってきました。

しかし今年度からついに『競争入札』を導入して、『東京電力』以外からも電気を買える仕組みをスタートしました。

まず今年度(2012年度)は、市立小中学校70校に先行して導入します。

この成果を検証して、市の施設全体へ拡大するかを検討します。

これはすでにお伝えしてきたとおりで、福島第一原発事故を受けてフジノら『脱原発議連』が繰り返し提案を行なって実現しました。

東京電力ではない、『PPS(=新電力)』から電気を買うことによって複数の大きなメリットがあります。

議会報告会の資料より。フジノが担当して作成したスライドです

議会報告会の資料より。フジノが担当して作成したスライドです

  • 東京電力以外=PPSから電気を買うと、より安く買うことができる
  • 原発ではないクリーンエネルギーで作った電気を買うことができる

「デメリットは無い」

と、言い切っても差し支えありません。



PPS導入へのスケジュール

さて、下のスケジュールの通りで、5月に入札が行なわれて無事に事業者が決定しました。

電力購入への一般競争入札導入のスケジュール

電力購入への一般競争入札導入のスケジュール


ここまでは新聞報道などでも広く報じられてきたのですが、その後について報告しますね。

  1. 7月1日から、まず28校をPPSに切り替えました。


    電気を買う相手を東京電力からPPSに切り替えるには、新たに『メーター』を取り付けること以外に、特別な手続きはありません。

    このメーターを交換する工事もPPSが行ないます。

    PPSへの切り替えから1ヶ月が経過しましたが、当然ながら、何の問題もありません。

    停電が起こったりするようなことは一切なく、今までどおりに電気は供給されています。

    契約先が『東京電力』からPPSに切り替わったおかげで『基本料金』が安くなりました。

    しかも、これまでの東京電力と大きく違うサービスがあります。

    各学校ごとにIDとパスワードが与えられて、PPSのホームページにログインすると

    30分単位・1時間単位・1日単位などの電気の使用量をリアルタイムで見ることができるようになりました。

    節電をすすめる上でも、また、コスト意識を持つ上でも、電気の使用量をデータで『見える化』することは、とても重要です。

  2. 9月1日から、残り42校もPPSに切り替えます。


    残りの学校については8月中にメーターの交換を行なって、予定通り、9月1日から完全移行します。




次の目標は「市の全施設へのPPS導入」です

9月1日の完全移行後も定期的に状況をお伝えしていきたい、とフジノは考えています。

そして、フジノの次の目標は『市の全施設へのPPS導入の拡大』です!

吉田市長は『東京電力』に対する遠慮があるのか、PPSの導入にずっと消極的でした。

つい最近も6月26日の市長記者会見で、記者に対してこのような答弁をしています。

2012年6月26日・市長記者会見より

記者の質問

電気料金について、先日、市立学校の電力調達入札を実施して契約がまとまりましたが、他の施設にも広げる考えはありますか?

市長の回答

他の自治体の例を見ると、必ずしも競争入札で成功しているとは限りません。

今回は試行として市立学校に導入しましたが、他都市の事例なども含めて判断したいと考えています。

これはひどい。

吉田市長が述べている

「他の自治体は(略)成功しているとは限りません」

についてですが、

確かに震災後に『一挙にPPS導入が普及して入札を行なってもPPSが参加しないような事態』も起こっています。

ですから、さも正しいことを言っているかのように見えます。

けれどもこうした事態が起こっている原因はハッキリしていて

『PPSが供給できる電気の量』に政府が縛りをかけているから

です。

この縛りがある限りは、今後も入札がうまくいかないのは目に見えています。

もしも吉田市長が本気で

  • 「電気を安く購入したい」=「市民の税金をムダにしたくない」

  • 「クリーンエネルギーで作った電気を購入したい」=「脱原発を進めたい」

と考えているならば

政府に対して現在の問題点について強く改善を求める行動を取っていくべきなのです。

フジノはこの点も吉田市長の姿勢をただしながら、よりいっそうの競争入札の拡大を求めていきます。



後日談:2013年度の効果額は約4000万円!

2014年9月議会での決算審査において、教育委員会の施設にPPSを導入した成果額が答弁されました。

「あくまでも東京電力と契約した場合と新電力(PPS)で契約した場合の比較なのですが、概算ではあるのですが、4000万円から4500万円程度は効果があったのではないか」

との答弁がなされました。

東京電力から電気を買うよりも4000万円も安く、かつクリーンエネルギー。

素晴らしい成果があがっています。