4年目となる「多様な性、知っていますか?」パネル展示・図書コーナーの市内巡回がスタート!(2017年)/学校でのパネル展示、2校で実現しました

2014年から「性的な多様性を啓発するパネル展示・図書コーナー」巡回展示を開催してきました

横須賀市では『性的な多様性』を保障する為の取り組みをこれまでたくさん行なってきました。

その1つとして、2014年からパネル展示・図書コーナーの市内巡回を毎年行なっています。

開催年 開催場所
2014年(1年目) 1.市役所でのパネル展示
2.南図書館での図書コーナー設置
2015年(2年目) 1.市役所でのパネル展示
2.北図書館での図書コーナー設置
2016年(3年目) 1.西コミュニティセンター
2.中央図書館
3.生涯学習センター
4.市役所1階展示コーナー
5.衣笠コミュニティセンター

少しずつ開催場所を増やすとともに、毎年地域を変えて取り組みを行なってきました。



「学校でパネル展示を行なうべき」とのフジノの提案も実現しました

特に、昨年2016年の活動は素晴らしかったです。

パネル展示『多様な性、知っていますか?』開催をお知らせするポスターを、市内437カ所の広報掲示版に貼り出したのです。

市内437カ所の広報掲示版に貼り出したポスター

市内437カ所の広報掲示版に貼り出したポスター


市内を歩いていると、必ず町内に市役所の様々なお知らせを貼り出している掲示板があります。

この掲示板全てに『性的な多様性』についてのポスターが貼り出されたのです!

広く市民のみなさまに正確な情報を知っていただきたいと繰り返し訴えてきたフジノにとって、これは大変ありがたい取り組みでした。

さらに、フジノが市長への一般質問(2015年予算議会)でも強く訴えてきた

「学校においてパネル展示を行なうべきだ」

との提案も実現しました。

『市立横須賀総合高校』『武山中学校』の2校です。

横須賀総合高校でのパネル展示の様子

横須賀総合高校でのパネル展示の様子


特に、フジノの母校である武山中学校での実施はとても感慨深いです。

武山中学校でのパネル展示の様子

武山中学校でのパネル展示の様子


武山中学校でのパネル展示実施に至った理由はとても素晴らしいストーリーなので、ぜひまたの機会に詳しくお伝えしたいです。



今年の「性的な多様性を啓発するパネル展示・図書コーナー」開催のおしらせ

さて、今年2017年度は市内5カ所をツアーしていくことになりました。

下がプレスリリースです。

パネル・図書展示「多様な性、知っていますか?」について

性的マイノリティの人たちの多くは、性に対する偏見などから、苦しんだり悩んだりした経験があります。

そのことが、自殺の問題にも深く関係があると言われています。

お互いの性のあり方を認め合い、差別のない社会を目指すため、下記のとおりパネル展示および図書展示を行います。

なお、パネルの制作は、「いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」によるもので、東京都の「平成24年度地域自殺対策緊急強化補助事業」の助成を受けて作成されたものです。

日時 会場
11月8日(水)~15日(水)
9時30分~17時20分
(木・金曜日は19時20分まで)
※11月13日(月)休館日
北図書館1階
※図書展示を同時開催
11月17日(金)~23日(祝)
9時~21時
大津コミュニティセンター3階
11月29日(水)~12月6日(水)
10時~21時
横須賀モアーズシティ8階
12月13日(水)~20日(水)
9時~22時
生涯学習センター5階
1月15日(月)~19日(金)
8時30分~17時
市役所1階展示コーナー

という訳で、今日は最初の開催場所である北図書館を訪れて、実際の様子を観てきました。



北図書館では1階正面玄関を入ってすぐに展示してくれました

京急の追浜駅から徒歩10分ほどの所に北図書館はあります。

北図書館前にて

北図書館前にて


玄関の自動ドアを入ると、さっそく目の前に『企画コーナー』がありました!

「多様な性、知っていますか?」パネル展示・図書コーナー

「多様な性、知っていますか?」パネル展示・図書コーナー


司書のみなさんが『性的な多様性』に関してじっくりと選書してくれた本が並べられています。

図書コーナー(その1)

図書コーナー(その1)


横須賀市のSOGIに関する取り組みにいつもご協力いただいている日高庸晴先生(宝塚大学看護学部教授)と、サカイノビーさんによる、とても分かりやすいシリーズ本が目立つ所に置かれていました。

フジノは、サカイノビーさんがこの3冊をちょうど作っておられる時期に知りあいになりました。

その完成した本たちが今こうしてわがまちの企画展に置かれていることには感慨深いものがあります。

また、『少年写真新聞社』の活動はとても素晴らしく、全国の学校内に貼り出されている新聞を発行している会社なのですが、多様な性についても積極的にとりあげてくれています。

横須賀総合高校定時制における、『多様な性』への理解に関する授業の取材にも来て下さっています。

その『少年写真新聞社』と日高庸晴先生のタッグで出版された『セクシュアルマイノリティってなに? (ドキドキワクワク性教育)』も展示されていました。

さすが司書のみなさん。今回もナイス選書です。

図書コーナー(その2)

図書コーナー(その2)


選書をして下さった司書の方にお時間を頂いて、30分ほどその狙いを聴かせていただきました。

他の市立図書館と比べて、小中高校がすぐそばにあることから北図書館には児童生徒・先生も来館します。

「ぜひ先生に読んでいただきたいと思っています」

とおっしゃってくださいました。

また、『性的な多様性』への理解はもちろんのこと、全ての存在が共に生きる社会の実現を願っての選書であることがそのリストからも伝わってきました。

とても熱意をもって1冊1冊を選んで下さっています。

図書コーナー(その3)

図書コーナー(その3)


また、今年もフジノが未入手の本がありました。

『性的な多様性の保障』を重要政策に掲げるフジノですから、この分野に関する本はたいてい入手しています。

けれども今回でいえば、今年7月に出版されたばかりの『スカートはかなきゃダメですか? ジャージで学校 (世界をカエル―10代からの羅針盤)』はその存在を知りませんでした。

パラパラと読んでみたのですが、表紙からすると児童書のイメージですが、世界的に活躍するバレエダンサーの方の半生を通して多様な性の在り方を学べる良書!

こどもから大人までとても読みやすいと感じました。

毎年こうして司書の方の選書によって、新たな良書に出会えるのは本当にありがたいです。

図書コーナー(その4)

図書コーナー(その4)


今日は1時間ほどフジノは滞在していたのですが、パネル展示・図書コーナーの設置場所の良さもあってか、多くの人が実際に本を手に取って読んでいる姿を目にしました。

アンケートまで書いて下さる姿こそ見かけませんでしたが、こうして企画コーナーが入館してすぐの真正面という最も目につく場所に設置してあることは、啓発の為にはとても良いことではないかとフジノは考えています。

パネル(横須賀市からのよびかけ)

パネル(横須賀市からのよびかけ)


とても良い『パネル展示』『図書コーナー』になりました。

パネル展示・図書コーナーにぜひ足をお運び下さい!

パネル展示・図書コーナーにぜひ足をお運び下さい!

今年も尽力してくれた、市民部人権・男女共同参画課のみなさん、ありがとうございます。

ご協力いただいた北図書館のみなさん、ありがとうございました。

市民のみなさま、各会場のお近くにお立ち寄りの際は、ぜひご覧下さいね!



10年後はもっと暮らしやすい多様性のある社会に必ず変えていきましょう!/SHIPにじいろキャビン開設10周年記念シンポジウム「LGBTコミュニティ、この20年のあゆみ〜司法とメディアの移り変わり〜」

書きたいことがたくさんあるのですが、9月議会での市長への一般質問発言通告書のしめきり直前なので、画像だけでとりあえずアップします。

発言通告書をつくりながら、文章を時々書き加えていきます。ごめんなさい。



SHIPにじいろキャビン開設10周年記念シンポジウムが開かれました

『SHIPにじいろキャビン』が開設されて、10周年が経ちました。

フジノが初めて訪れたのは、2008年10月のことなので、オープンして1年が経った頃ですね。

時の流れの早さを感じます。

途中、2012年5月に引っ越しがありまして、現在は下の動画のとおり横浜駅北西口から徒歩5分ほどのマンションの中にあります。




この素晴らしいコミュニティスペースを10年間も維持することができたのは、ひとえに認定NPO法人SHIP・代表の星野慎二さんのご尽力のおかげです。

そして、全国のたくさんの想いを同じくする方々の様々な形でのご協力のおかげだと思います。

10周年、おめでとうございます!

本日は、その記念シンポジウムとして3時間を超える一大シンポジウムが開催されました。

慶應義塾大学日吉キャンパスにて

慶應義塾大学日吉キャンパスにて

LGBTコミュニティ、この20年のあゆみ〜司法とメディアの移り変わり〜

1990年、同性愛者の団体が東京都から公共施設の宿泊利用を拒否される「府中青年の家事件」があり、その高裁判決(確定)から今年で20年を迎えます。

また、メディアにおける性的マイノリティ(LGBT)の扱い方は、時代と共に変化していますが、嘲笑の対象や異質なものとして扱われることが多くみられてきました。

近年はLGBTがニュースなどで取り上げられる機会は増えていますが、その一方バラエティ番組等で「オネェタレント」が面白おかしく扱われるような風潮もいまだにみられています。

LGBTコミュニティのこれまでのあゆみも時代と共に忘れられています。

本シンポジウムでは、この20年の司法やメディアの移り変わりを振り返ると共に、LGBTコミュニティのあゆみを振り返ることで、次世代の人々がこうした実情に対して取り組み、また今後の課題や活動のあり方を考えるきっかけとしていきたいと考えています。

プログラム

  • 第1部・講演「20年前の府中青年の家事件を振り返る」 風間孝氏 

  • 第2部・講演「メディアにおけるLGBTの扱い方を振り返る」三橋順子氏

  • 第3部・ディスカッション「司法とメディアの移り変わりについて」
    風間孝氏、中川重徳氏、三橋順子氏、牧村朝子氏(司会:佐々木掌子氏)
LGBTコミュニティ、この20年のあゆみ

LGBTコミュニティ、この20年のあゆみ

久しぶりに再会できた日高庸晴教授とフジノ

久しぶりに再会できた日高庸晴教授とフジノ

星野慎二代表とフジノ

星野慎二代表とフジノ

3日間にわたる「AIDS文化フォーラムin横浜」がスタートしました/24年目の今年のテーマは「リアルとであう」

「AIDS文化フォーラムin横浜」が今年もスタート!

今日から3日間にわたって開催される『AIDS文化フォーラムin横浜』。今年で24年目を迎えました!

第24回AIDS文化フォーラムin横浜

第24回AIDS文化フォーラムin横浜

学びがたくさんあるこのフォーラムに、毎年フジノは参加しています。

AIDS文化フォーラムin横浜の会場入り口にて

AIDS文化フォーラムin横浜の会場入り口にて





充実したプログラムが8つも開催されました

今日だけで合計8つの充実したプログラムが朝から夕方まで開催されていました。

壁に貼り出された大きなプログラムを観ながら、参加者のみなさまは会場を移動していきます。

大きく貼り出されたプログラムと会場の表

大きく貼り出されたプログラムと会場の表


残念ながらフジノは体調が悪くて参加したプログラムに集中できず、出たり入ったりしながら休んでいました。

(休んでいる間、声をかけて下さった『カトリック中央協議会HIV/AIDSデスク』のみなさま、ありがとうございました)

他の会場もふらりと訪れたりしていたのですが、特に、岩室紳也先生たちが開催していた講座(現役AV男優が語る『性感染症と幸せなセックス』)はまさに超満員。立ち見のお客さんが廊下まであふれていました。

素晴らしかったです。

人はなぜ薬物依存症になるのか(松本俊彦先生の講義)

人はなぜ薬物依存症になるのか(松本俊彦先生の講義)


つい先日もお聴きしたばかりの松本俊彦先生(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長)による薬物依存症に関する講義を、今日もお聴きしました。

基本的な薬物依存症に関する基礎的な知識を提供するというスタイルは変わらないのですが、今日の切り口はMSM(いわゆる同性間で性交渉をする方々)の感染に重きを置いたお話でした。

諸外国とは異なり、日本では依然としてMSMにおけるHIV予防がしっかりなされていません。

今年3月の予算議会でもフジノは質疑を行なったばかりです。

2017年3月3日・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

『エイズ予防普及・啓発事業』に関して伺います。

先ほど他の委員の質問に対する答弁として「若者にターゲットを絞る。性感染症全体をテーマにして大学等で啓発に努める」とのことでした。

(横須賀市がエイズ啓発の)『街頭キャンペーン』を始めた時、僕は大変喜びました。

エイズもまだまだ知られていない。検査も実施する人が少ない。ただ、先進国の中で日本は感染が増えている。そういう状況の中で、表立ってキャンペーンをやるということは大変すばらしいなと思いました。

ただ、今回それをおやめになって(街頭キャンペーンを2017年度予算で廃止しました)若者にターゲットを絞るとのことですが、懸念が1点あります。

若者だけに絞ってしまって平気なのか、ということです。

ここ数年話題になっていたのは、中高年になって検査でHIVに感染していることを知るのではなくて、突然エイズを発症してキャリアだったことを知る、ということです。

中高年の方々へのアプローチも継続していく必要があるかと思うのですが、いかがでしょうか。

保健所長の答弁

 
『街頭キャンペーン』を開始した時点は、幅広くエイズの普及啓発をするという意味合いが大きかったというふうに思いますし、現時点でも少なくはないかと思います。

けれども、近年梅毒などの性行為感染症も、若者を中心に流行している兆しがありますので、来年度につきましては、大学等、若者にターゲットをある程度絞った形で、実施させていただきたいと考えています。

フジノの質問

引き続き、中高年の方に向けても啓発自体は行なっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

保健所長の答弁

 
エイズの相談と検査のほうは続けますので、そういったものをPRしながら、引き続き行なっていきたいと考えております。

フジノの質問

『エイズ予防普及・啓発事業』ですので、性感染症全体というよりは、エイズそのものに私は関心があります。

『MSM対策』というか、ハイリスク者対策として、例えば予算書に検査案内カード啓発物品が費用として計上されています。

こうしたものを例えばNPOなどに委託して、いわゆるハッテン場ですとか、当事者の方々が集まりやすい場所に配布をしていただいたり、案内をしていただくような取り組みも必要かと思うのですが、いかがでしょうか。

保健所長の答弁

 
確かに全国的な統計ですと、男性同性愛の方(MSMにおける感染)の割合が過半数程度を占めているという点から考えますと、そういった対策も考えていかなければいけないことの一つかなとは考えています。

これだけ先進国でも取り組みが遅れている現状を前にして、フジノは性感染症だけでなくしっかりとHIVとAIDSに特化した取り組みを継続する必要があると思います。

また、横須賀市もアドバイスをたくさん頂いている日高庸晴先生の研究調査でも「MSMがハイリスクである」ということは客観的な統計的事実なのですから、躊躇せずにハイリスク対策を積極的に打ち出していく必要があると考えています。

いずれにしても、HIV・AIDSを含めた性感染症と薬物依存症の深く密接な関係について、改めて松本俊彦先生のお話を伺うことができて良かったです。



優れた展示がたくさんありました

プログラムを開催している部屋を出ると、あらゆるところで展示がなされています。

HIV・AIDSについての知識のクイズ

HIV・AIDSについての知識のクイズ


HIVとAIDSについてのクイズ方式で知識を問うコーナーがありましたが、かろうじて満点を取ることができました。

岩室先生の論文の数々が読めるように展示してありました

岩室先生の論文の数々が読めるように展示してありました


AIDSに限らず、『感染症』の知識はいつも取り入れようと日々努力はしているのですが、なかなか追いつかなくて困っています。

会場では、活動をしておられる旧知の方々やブログなどでフジノのことを知っておられる方々から声をかけていただきました。ありがとうございます。

いまだに世間では

「エイズ?気持ち悪い」「コンドームなんて口に出すな」

と、敬遠されたり下ネタ扱いされています。

諸外国と異なり日本では学校でコンドームの存在や使い方を教えません

諸外国と異なり日本では学校でコンドームの存在や使い方を教えません


フジノもそうですが、全国で活動を続けておられるみなさまは、いつもいつもこういう世間とのギャップに晒されながら、正しい情報と知識を提供する為にがんばっていますが。。。正直、苦労も多いです。

だから、仲間と再会できると「お互いにまた頑張ろう」という気持ちになれます。



明日あさっても開催してますのでぜひいらしてください!

明日もあさってもフォーラムはかながわ県民センターで開催しております。

ぜひみなさまもいらして下さいね!

(後日追記:2日目も参加しました

かながわ県民センターから眺めた横浜駅西口方面

かながわ県民センターから眺めた横浜駅西口方面


それにしても横浜市長選挙(7月30日)からまだ5日間しか経っていないのに、もはや遠い過去の出来事のように感じます。

必死に汗を流したのが、今ではとても虚しく感じられてなりません。

残念です。



朝日新聞が1面トップで報じた横浜市による性的マイノリティ交流スペース「FriendSHIPよこはま」を見学しました/ぜひみなさま、1度足を運んでみて下さいね

朝日新聞1面トップでNPO法人SHIPと横浜市の取り組みが報じられました

横浜市が昨年11月からスタートさせた、いわゆる性的マイノリティ(LGBTQ)とされる方々の交流スペース『FriendSHIPよこはま』朝日新聞(5月19日の夕刊)1面トップで報じられていました。

2016年5月19日・朝日新聞より

2016年5月19日・朝日新聞より


横浜市が市の事業としてスタートさせたのですが、実際に運営をしているのは『認定NPO法人SHIP』です。

交流スペース「FriendSHIPよこはま」のチラシ

交流スペース「FriendSHIPよこはま」のチラシ


わが横須賀市で開催している『Cafe SHIP ポート横須賀』もこの『認定NPO法人SHIP』が運営してくれています。

「交流スペースを作りたい!」と提案してきたフジノですが、それが横須賀市で実現して、さらに他都市にも広まっていくのはうれしくてたまりません。

2016年度開催の「CafeSHIPポートよこすか」のチラシです

2016年度開催の「CafeSHIPポートよこすか」のチラシです


SOGIに関する政策を進めてきたフジノにとって、『認定NPO法人SHIP』とその代表である星野慎二さんの存在はとても大きいです。

こうして新聞1面トップを飾ったことを、わがことのように誇りに感じました。

記事中では、わずかでが横須賀市の取り組みも報じられています。

横浜市以外にも、大阪市淀川区や神奈川県横須賀市が2014年から、定期的に交流の場を開いている。淀川区は今年からこれまでより2倍の参加者を収容できる会場に変更、横須賀市は今年度から開催数を倍増する。



また、横須賀市のSOGIに関する取り組みにご協力を頂いている日高康晴教授(宝塚大学看護学部)のコメントも掲載されています。

フジノは、特に『新聞メディア』に先進事例をどんどん取り上げていただきたいと切実に感じています。

当事者の方々の多くはインターネットを使いこなしています。過去に比べるといろいろな情報も入手しやすくなりました。

その一方で、フジノたち政治・行政として取り組んでいる側としては、世間のみなさまからの理解を目指して啓発活動も徹底的に行っています。

ただ、今も中高年~高齢の方々は『新聞からの情報』への信頼感が高く、新たな情報は紙ベースの新聞から得ているというデータがあります。だからこそ、『新聞メディア』によって、横須賀や横浜のような先進事例をどんどん伝えていくことで世間の理解の向上に力を貸していただきたいのです。

この観点に立つと、夕刊であっても朝日新聞1面トップをSOGIに関する取り組み(いわゆる性的マイノリティという言葉やLGBTQとされる方々に関する取り組み)が取り上げて下さったことは大きな社会的意義があります。

永田大記者、ありがとうございました。



実際に「FriedSHIPよこはま」を訪れてきました

さて、そんな昨年暮れにスタートした『FriendSHIPよこはま』

スタートから約半年が経ったこともあり、そろそろ実際に見学させていただこうと思い、本日お邪魔してきました。

男女共同参画センター横浜にて

男女共同参画センター横浜にて


会場は、JR戸塚駅・横浜市営地下鉄戸塚駅から徒歩5分ほどの『男女共同参画センター横浜』です。

場所はとても分かりやすいですし、川辺にある緑に囲まれたセンターはとてもおススメです。

センターの玄関を入るとすぐに、レインボーフラッグと案内のパネルが目に飛び込んできます。とても分かりやすいです。

「FriendSHIPよこはま」の案内表示

「FriendSHIPよこはま」の案内表示


さらに、会場である3階の『健康サロン』までは、いい感じで人目にも触れずにアクセスできるようになっています。これなら入りやすいです。

というのも「その部屋に入る=他人からLGBTQだと思われてしまう」というご心配をされる方もたくさんいらっしゃるからです。

ですから、横須賀市の場合には会場がどこなのかはオープンにしていません。

横浜市のこういう細やかな配慮もとても良いことだと思いました。

「FriendSHIPよこはま」の会場前にて

「FriendSHIPよこはま」の会場前にて


さて、『FriendSHIPよこはま』は参加する誰もが安全で安心できるようにいくつかのルールを決めてあります。

横浜市HPによる『FriendSHIPよこはま』についてのおしらせ

『FriendSHIPよこはま』は、性的少数者の方(同性が好き、心とからだの性別が一致しない等)が、気軽に訪れ、自分らしく過ごすことができる交流スペースです(事前の予約は不要です)。

*自分が性的少数者なのかまだよくわからない、迷っている方も歓迎しています。

*性的少数者のご家族の方、教員の方、また性的少数者に理解のある方もご利用いただけます。

こんな方をお待ちしています。

  • 普段なかなか話せない性的少数者としての思いを誰かと話してみたい
  • 性的少数者に関する情報の探し方、安心なサイトの見つけ方などのアドバイスがほしい
  • 周囲の目を気にせずに、性的少数者関連の本を読みたい
  • 自分のセクシュアリティについて迷いがある

・・など

同性が好き、心とからだの性別が一致しない、と感じている・悩んでいる方々が気軽に訪れ、自分らしく過ごすことができる場を提供しています。

*性的少数者に理解のあるスタッフが常駐しています。

*利用の際のルールを参加者全員にご説明しています。

*匿名・ニックネームで参加いただけます。

*無理に話す必要はありません。

*よりよい運営のため、アンケートをお願いしています。(無記名・任意)

【開催日時】 (予約は不要です。)
平成28年4月から平成29年3月の第1・3土曜日・13時から17時
13時~14時:10代の方対象
14時~17時:全年代の方対象

ということで、フジノは『14~17時の全年代の方対象』にお邪魔しました。こういうふうに時間帯をわけてあることもとても良い配慮だと思いました。

SOGIに関するたくさんの文献やパンフレットやチラシが読めるようになっています

SOGIに関するたくさんの文献やパンフレットやチラシが読めるようになっています


中に入ってみると驚くのが、スペースの広さです。

『NPO法人SHIP』は2012年5月に引っ越しをしたのですが、そこはやや手狭なのが唯一の欠点です。

引っ越し前の『かながわレインボーセンターSHIP』も利用者数がどんどん増えてきていて手狭になっていたのですが、いろいろな事情で引っ越さねばならなかったのです。

それがこの会場は、いい感じの広さでとても落ち着きます。

つい先日、SHIPの活動が1面トップを飾った朝日新聞もありました(嬉しかったです!)

つい先日、SHIPの活動が1面トップを飾った朝日新聞もありました(嬉しかったです!)


無料で飲めるドリンクがあって(ホットもアイスもあります)、テーブルと椅子があってのんびりと読書をすることができます。

さらに、常駐してくれているスタッフの方がいて(当日は2名の方が居て下さいました)、いつでも気軽に話しかけることができます。

もちろん相談にものってくれます。

様々な団体の活動をお知らせするリーフレットも多数並べられていました。これはいいですね!

様々な団体の活動をお知らせするリーフレットも多数並べられていました。これはいいですね!


こんなにたくさんのパンフがあって、まるで横浜駅北西口にあるSHIPが引っ越してきたかのようです。

きっとここに来れば、知りたい情報を得ることができると思います。

数名の参加者の方々がいらっしゃいましたので、お許しをいただいて少しだけお話をさせていただきました。

とても良い場所だと改めて感じました。

ということで、ぜひみなさま1度こちらに足を運んでみて下さい。

もちろん横須賀市が毎月開催している『CafeSHIPポートよこすか』にもいらして下さい。

そして、『NPO法人SHIP』の『にじいろキャビン』にもぜひいらして下さいね。

横須賀市だとか横浜市だとか行政区分をフジノは気にしません。行きやすい場所を選んで下さいね。相性もあると思いますし。

東京レインボープライドのような大規模のパレードも素晴らしいのですが、同時に、ふだんのくらしの中で気軽に立ち寄れる場所の存在が大切だとフジノは考えています。

ぜひお立ち寄りくださいね!



次の4年間で実施する「性的な多様性の保障への取り組み」を動画で丁寧にご説明します(その3)/藤野英明が政策を動画で語ります

藤野英明が政策を動画で丁寧に語ります

街頭演説ではマイクがうるさいので、市民のみなさまへのご迷惑を考えると1ヶ所でお話できる時間はどうしても10〜15分と短くならざるを得ません。

そこでフジノの中心的な政策について、毎晩ツイキャスを通してご説明させていただきます。

30〜1時間ほど、丁寧に政策を説明していきます。

今夜は、自殺対策の1つであるとともに人権問題の重要な課題であり、フジノがとても力を入れている重要政策『性的な多様性の保障』についてです。

ぜひご覧下さいね。



またこちらもご参照下さいね。




性的な多様性を保障する為のさらなる取り組みの必要性について/2015年予算議会でのフジノの質疑(その5)

予算議会で市長・教育長に対して行なう質問を紹介します

前の記事から続いています)

2.性的な多様性を保障するためのさらなる取り組みの必要性について


(3) 2015年度における、全教職員に対する「性的な多様性への理解を深める研修」実施予定の有無について

 宝塚大学の日高康晴教授や『NPO法人SHIP』の星野慎二代表とともに「性的マイノリティ研修」を全教員に実施してほしいと重ねて要望してきた(その時の様子を報じた神奈川新聞読売新聞)。

2014年5月31日・読売新聞より

2014年5月31日・読売新聞より


 前問のような取り組みを学校で周知するためには、前提としてそもそも全教職員の正しい理解が必要だ。

【質問】
ア 2015年度は『教育研究所』による研修や、新たな機会を設けて実施する予定はあるのか。


【質問】
イ 全教職員に対する研修実施の必要性について、教育長はどうお考えか。



(4) 「同性パートナー(同性カップル)が現在こうむっている実質的な不利益や人権侵害をなくすための対応策」に関するこれまでの検討状況と具体的な取り組みの有無について

 渋谷区が同性パートナーを「結婚に相当する関係」と認める証明書を発行する条例案を区議会に提出する見込みとなり、いわゆる性的マイノリティとされる方々からは全国で賞賛の声が上がっている。

2015年2月12日・毎日新聞より

2015年2月12日・毎日新聞より


また世田谷区も同様の取り組みの検討を開始、豊島区でも何らかの動きが見られること、東京都知事がこうした動きを歓迎していると記者会見で述べたことなどが連日にわたって報道されている。今後も追随する動きが全国で起こるだろう。

 本市では、これまで私が複数回にわたって市長にこうした取り組みの必要性を訴えてきた(2013年予算議会・2014年6月議会など多数)。

 ただし、多くの当事者の方々の声を聞いてきた私の立場を述べれば、「証明書の発行」そのものよりも、「今この瞬間に受けている実質的な社会的不利や差別的な待遇を即刻解消すること」が最優先で求められていると考えている。

 実際に生活をともにし、実質的には婚姻関係にある同性カップルは、法的婚姻関係にある異性愛カップルと比べて明らかに制度的な差別的待遇(公営住宅に家族として入居できない、遺産相続を受けられない、病院での家族としての面会が拒否されることがある等)を受けており、人権問題としても極めて深刻な状態にある。

 現実的な困難が解消されるための取り組みでなければ、渋谷区のような何の拘束力も持たない証明書の発行が最善策だとは私は考えていない。

「課長職向けの性的マイノリティに関する研修会」にて

「課長職向けの性的マイノリティに関する研修会」にて


 先日、本市が開催した『課長職向けの性的マイノリティに関する研修会』においても講師からこうした実質的な不利益や人権侵害を市の取り組みとして改善するようにとお話があった。


【質問】
ア これまで市長は、『同性パートナー(同性カップル)』がこうむっている実質的な不利益や人権侵害をなくすための対応策をどのように検討してきたのか。


【質問】
イ そうした検討の結果、2015年度に具体的に実現する見込みの施策や事業はあるのか。



(5) 本市における「同性パートナーシップ制度の導入」や「結婚に相当する関係を認める証明書の発行」に関する現時点での市長の考え方及び「人権施策推進会議」や「性的マイノリティ関係課長会議と当事者の意見交換会」などの場で検討する必要性について

 過去に私が市議会で提案した「横須賀市役所を訪れた同性パートナーを市長の名において祝福してはどうか」に対する市長の答弁は、他自治体や企業での取り組みなどを研究したいとのことであった。

 私の提案は、あくまでも現行の憲法と民法の枠の中においてすぐに実現可能な取り組みであったが、提案から2年が経過しても何ら動きが見られない。


【質問】
ア 現在に至るまで本市はどのような研究及び検討を行って きたのか。


【質問】
イ 現在の憲法及び婚姻制度のもとであっても、同性パートナーの方々の人権が異性パートナーと同程度に尊重されるために検討が行われるのは当然のことだと私は考えているが、市長はどうお考えか。


【質問】
ウ 本市における「同性パートナーシップ制度の導入」や、「結 婚に相当する関係と認める証明書の発行」の検討の必要性について、現段階では市長はどのようにお考えか。


【質問】
エ 「人権施策推進会議」や本市が設置している「性的マイノリティ関係課長会議」において、渋谷区・世田谷区などの先行事例を研究するとともに、定期的に開催している「当事者との意見交換会」で実際に本件に関するご意見を伺う機会を設けるべきではないか。



次の記事に続きます)



日高庸晴先生、プルスアルハさんにお会いしました!/アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会(2日目)に参加

アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会(2日目)に参加しました

浦郷学童クラブから今度は、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜へ向かいました。

昨日に続いて『アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会』に出席する為です。

アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会会場にて

アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会会場にて


今日のプログラムも受講したいものがたくさんあります。

それに加えて、日高庸晴さん(宝塚大学・教授)の講演があるのですが、その前に数分間ほどお会いできそうなのも楽しみです。

さらに、活動を応援している『プルスアルハ』のみなさんも、『読み聞かせ』で出演されるのです。

シンポジウム『当事者中心の依存症治療・回復支援の発展をめざして』

まず、シンポジウム『当事者中心の依存症治療・回復支援の発展をめざして』に参加しました。

『第2部・当事者からのメッセージ』では、6人の方々(当事者・ご家族)からお話を伺いました。

当事者ご家族のお話

当事者ご家族のお話


フジノはお話を聴きながら、途中、胸が苦しくなって部屋を出たくなるような衝動に襲われてしまいました。なんとかこらえたものの、やっぱり依存症の苦しみは、ご本人・ご家族ともに壮絶なものがあります。

読み聞かせ「ボクのことわすれちゃったの?〜お父さんはアルコール依存症〜」

『第3部・パフォーマンス』では、ついに『プルスアルハ』さんの登場です!

活動のご紹介の後、絵本の読み聞かせが行われました

活動のご紹介の後、絵本の読み聞かせが行われました

ボクのことわすれちゃったの?

ボクのことわすれちゃったの?


『ボクのことわすれちゃったの?〜お父さんはアルコール依存症〜』(家族のこころの病気を子どもに伝える絵本④)プルスアルハ著、ゆまに書房、2014年

お父さんの様子に苦しみ悩むハルくん

お父さんの様子に苦しみ悩むハルくん


フジノの父親は、お酒を飲まずにはいられない人でした。幼い頃、母も僕もとても悲しい想いをしました。

だから、ハルくんの絵本にフジノはとても深く共感しますし、強く胸を打ちます。

ハルくんの絵本を全国各地のことばにするプロジェクトが今広がっています

ハルくんの絵本を全国各地のことばにするプロジェクトが今広がっています


ハルくんは、お父さんのお酒のびんにこっそりと水を混ぜます。フジノも同じことをしたことがあります。ワンカップ酒を隠してみたり、ビールを流しに捨ててしまったこともあります。

お父さんはアルコール治療の専門病棟に入院しました

お父さんはアルコール治療の専門病棟に入院しました


『プルスアルハ』のみなさんは、現役の精神科ドクター・看護師の方々でした。そのみなさんがあえて退職をして、新たに立ちあげたプロジェクトです。

そのチャレンジを、フジノは強い共感を持って応援せずにはいられません。

『臨床の現場』に居る人間にしかできないことがあります。

でも、『臨床の現場』を知っている人間があえて現場を離れて『社会』に打って出て、やらなければならないことがたくさんあります。

会場全体が読み聞かせに聴き入っています

会場全体が読み聞かせに聴き入っています


どんな分野の学会でも、会場では文献の販売ブースが設置されています。もちろんこの3学会合同学術総会でもたくさんの文献が販売されていました。

その中でも、『ボクのことわすれちゃったの?』は完売でした。

嬉しいです。

本当にたくさんのこどもたちに手にとってほしいです。

そして、ハルちゃんやかつてのフジノと同じような状況にいるこどもたちに「大丈夫だよ」のメッセージが届いてほしいです。

まわりにいる大人の方々にも現実を知ってほしいです。こどもたちのチカラになってほしいです。

こちらは今日の読み聞かせの様子では無いのですが、『プルスアルハ』さんがYouTubeに動画としてアップしておられますのでぜひご覧下さい。

プログラムが終わった後、『プルスアルハ』さんとお話をする機会を頂くことができました。

プルスアルハさんとフジノ

プルスアルハさんとフジノ


すでにツイッターなどではしばらく前からやりとりをさせて頂いているのですが、じかにお会いしたのは初めてでしたので、改めてこの活動に取り組んで下さっていることに感謝の気持ちをお伝えしました。

これからもお互いにがんばりましょうね、とエールを送りあいました。

フジノが『プルスアルハ』さんのような取り組みの重要性を感じたのは、2012年7月の日本うつ病学会総会がきっかけでした。

日本には、こどもたちに向けた分かりやすい精神疾患の本がありません。

保護者(例えばお母さん)が精神疾患である場合、こどもはそれを自分のせいだと受け止めがちなのは様々な研究から知られていました。

「きみのせいじゃないよ」

と伝える『心理教育』の分かりやすい絵本が海外にはありました。

Can I catch it like a cold? Coping with a parent's depression

Can I catch it like a cold? Coping with a parent’s depression


「日本にもこうした活動が必要だ!」

と願っていたところに『プルスアルハ』さんたちがまさにその活動をスタートして下さいました。

これからどうか多くのこどもたちが救われてほしいと願ってやみません。



月乃光司さんも出演されました

続いて、以前、新宿のロフトプラスワンで共演させていただいた月乃光司さんも出演、『詩の朗読』を行ないました。

月乃光司さんによる「詩の朗読」

月乃光司さんによる「詩の朗読」


月乃光司さんもますます素晴らしいご活躍をされていて、嬉しいです。



書ききれなくてごめんなさい

和田清先生「薬物依存症者におけるC型肝炎・HIV感染の実態」

和田清先生「薬物依存症者におけるC型肝炎・HIV感染の実態」

日高庸晴先生の講演「ゲイ男性における薬物使用とHIV感染リスク行動」

日高庸晴先生の講演「ゲイ男性における薬物使用とHIV感染リスク行動」

福生泰久さんの講演「厚生労働省における薬物依存症に対する取り組み」

福生泰久さんの講演「厚生労働省における薬物依存症に対する取り組み」

小泉典章さんの講演「全国精神保健福祉センターの薬物依存症対策の現況」

小泉典章さんの講演「全国精神保健福祉センターの薬物依存症対策の現況」

長徹二先生の講演は素晴らしかったです!

長徹二先生の講演は素晴らしかったです!


(ブログ記事は続きます。途中までのアップでごめんなさい)

読売に続き、神奈川新聞も教育長との面会を報じました!/性的マイノリティのこどもたちの学校生活を守る為に

神奈川新聞も報じてくれました!

読売新聞に続いて、神奈川新聞も昨日の教育長との面会を報じてくれました!

右から星野代表、日高教授、青木教育長、フジノ

右から星野代表、日高教授、青木教育長、フジノ


横須賀市教育委員会とフジノたちは、毎年定期的に意見交換を続けてきました。

ただ、これまではその様子がマスメディアで報じられることは無く、なかなか取り組みも市民のみなさまには知られてきませんでした。

先日の『性的マイノリティに関する意見交換会』でも、海斗くんから次の指摘がありました。

「必要な情報が必要な人に届いていなければ、何も取り組みをしていないのと変わらない」

フジノも全く同感です。

そこで今年はプレスリリースも必ず出して各社に取材依頼をすることに決めました。

そんな中、神奈川新聞がこうして報じてくれたことは本当にとても心強かったです!

2014年5月31日・神奈川新聞より

2014年5月31日・神奈川新聞より


以下に全文を引用します。

性的少数者支援へ教職員研修推進を
横須賀、研究者ら提案

同性愛者ら性的マイノリティが過ごしやすい学校づくりを求め、研究者やNPO法人の代表が30日、横須賀市の青木克明教育長に教職員研修推進などの提案を行なった。

教育長は「できることは、手をつけていく」と応じた。

提案したのは、宝塚大学看護学部の日高庸晴教授と性的少数者を支援するNPO法人SHIP(横浜市神奈川区)の星野慎二代表。

厚生労働省科学研究班の同性・両性愛者男性対象の調査では、64%が自殺を考えたことがあり、自殺未遂経験者は異性愛者の6倍にあたることなどを説明。

教職員研修の推進、性的少数者が相談しやすい環境づくり、NPOと連携した専門カウンセラーの派遣制度づくりなどを提案した。

青木教育長は

「1人でも、引きこもったり、自分を傷つけたりしないようにすることが教委の務め。聞き流さずに、でさることは少しでも手をつげていく」

などと述べた。

(渋谷文彦)

神奈川新聞横須賀支社は、2010年に赴任した服部エレン記者が本当に熱心に性的マイノリティに関する報道を続けて下さいました。

異動によって服部記者が横須賀を離れた後も、性的マイノリティへの誤解や偏見を無くす為の報道を続けてくれています。

地元紙として神奈川新聞は市内でとても良く読まれており、影響力も大きいです。

取材して下さった渋谷記者、そして神奈川新聞横須賀支社のみなさん、本当にありがとうございます!



教育長との面会が読売新聞で報じられました/性的マイノリティのこどもたちの学校生活を守る為に

教育長との面会を読売新聞が報じてくれました!

昨日、星野慎二さん(NPO法人SHIP代表)、日高庸晴さん(宝塚大学教授)とともにフジノは、教育長とお会いしました。

ものすごく大切な議論が行なわれました

ものすごく大切な議論が行なわれました


いわゆる性的マイノリティとされる方々、特に小中学校に通うこどもたちの暮らしを守る為に、いくつかの要望を行ないました。

当日は、市政記者クラブから3社が取材に来て下さり、教育長との面会に立ち会ってくれました。

そして今日、読売新聞がこの様子を大きく報じてくれました!

2014年5月31日・読売新聞より

2014年5月31日・読売新聞より


以下に全文を引用します。

性的マイノリティ、過ごしやすい学校に
NPO法人代表ら要望

横須賀市教育委員会の青木克明教育長は30日、同性愛者や両性愛者、性同一性障害者らを支援するNP0法人の代表者ら3人と「性的マイノリティが過ごしやすい学校づくり」について話し合った。

NPO法人「SHIP」の星野慎二代事と宝塚大学看護学部の日高康晴教授、藤野英明市議が

「学校の先生が理解を深め、『間違ってはいない』『異常ではない』と説明するだげで救われる子供たちがいる」

などと発言。

  1. 教職員を対象とした性的マイノリティ理解の研修推進

  2. 性的マイノリティが相談しやすい環境づくり

  3. NPOと連携した専門カウンセラーの派遣

を要望した。

青木教育長は

「すべての教職員が研修を受げて理解を深めることは必要と考える。できることから手を付けていきたい」

と答えた。




マスメディアのサポートは、社会を変える大きな力です!

この記事には記者の署名が無いのですが、執筆してくださったのは、横須賀支局の光尾豊記者です。

昨年12月、横須賀市が学生団体『Re:Bit』と研修(幼稚園・保育園・小中学校・高校・学童保育・市職員向け)を開催した時にも、光尾記者さんは取材に訪れて下さいました。

そして、翌日の読売新聞で写真付きで大きく報じて下さいました。

2013年12月10日・読売新聞より

2013年12月10日・読売新聞より


性的マイノリティについて理解の深い、アライ(Ally)のひとりです。

マスメディア、しかも全国紙の記者の方がこうして多様な性の在り方を世間に啓発して下さることは、本当にありがたいです。

社会全体の誤解や偏見を打ち砕いていく上で、マスメディアの力はとても大きいです。

取材をしてもらえただけでもありがたい(1人1人の記者の方個人に知ってもらうことがまず何よりも大切)のですが、記事として報道していただけた(社会に向けて広く発信していただいた)ことには、ただひたすら感謝しかありません。

光尾記者、本当にありがとうございます!

市内に暮らす、いわゆる性的マイノリティとされる立場のみなさま。

フジノたちは全力で社会の誤解や偏見を変えようとしています。

その為に横須賀市も横須賀市教育委員会も一緒に力を合わせてくれています。

どうかあなたも僕たちと一緒に活動して頂けませんか?

当事者のあなたの声が、このまち、この国を変えていきます。

ぜひ力を貸して下さいね!



性的マイノリティに関する教員研修の拡大、ポスターや図書の配置、カウンセラーの派遣を要望/日高庸晴教授(宝塚大学)・星野慎二代表(SHIP)と教育長との面談

右から畠山人権・男女共同参画課長、星野慎二代表、日高庸晴教授

右から畠山人権・男女共同参画課長、星野慎二代表、日高庸晴教授

実直なお人柄で、熱く想いを語って下さった青木教育長

実直なお人柄で、熱く想いを語って下さった青木教育長

ものすごく大切な議論が行なわれました

ものすごく大切な議論が行なわれました

日高教授

日高教授

右から星野代表、日高教授、青木教育長、フジノ

右から星野代表、日高教授、青木教育長、フジノ

読売新聞・M記者のインタビュー取材

読売新聞・M記者のインタビュー取材

毎日新聞・T記者による取材

毎日新聞・T記者による取材

教育長・学校教育部長・性的マイノリティ関係課長会議メンバーと意見交換/日高庸晴先生が横須賀来訪(その1)

日高庸晴先生が横須賀来訪、教育長らと意見交換

先日お知らせしたとおり、今日は、日高庸晴先生宝塚大学看護学部准教授)が横須賀市役所を訪れて下さいました。

横須賀市役所

横須賀市役所


横須賀市側の参加メンバーは次の通りです。

  • 教育委員会
    教育長、学校教育部長、教育指導課長、生涯学習課長
  • 市長部局(性的マイノリティ関係課長会議メンバー
    保健所健康づくり課長、人権男女共同参画課長、(他のメンバーは急用で欠席)

これだけの幹部メンバーが揃って2時間フルに意見交換に費やしているという事実こそ、横須賀市の本気度の現れなのだとフジノは感じています。

日高先生(右上)のお話に耳を傾ける教育長・性的マイノリティ関係課長会議メンバー

日高先生(右上)のお話に耳を傾ける教育長・学校教育部長、性的マイノリティ関係課長会議メンバー

厚生労働科学研究による3年間にわたる調査研究の結果を受けて、横須賀市が実効性ある取り組みを今後どのように進めていくべきかのご意見を頂きました。

日高康晴先生らによる「HIV感染予防対策の個別施策層を対象にしたインターネットによるモニタリング調査・認知行動理論による予防介入と多職種対人援助職による支援体制構築に関する研究」

日高康晴先生らによる「HIV感染予防対策の個別施策層を対象にしたインターネットによるモニタリング調査・認知行動理論による予防介入と多職種対人援助職による支援体制構築に関する研究」


日高先生によるこの研究結果は、後日インターネット上でご覧頂けるようになるそうです。

(その2へ続きます)