紙資料を無くしてタブレット端末を使う「ペーパーレス会議」試行が9月議会からスタートします/新システムの研修を開催しました

ついに9月議会から「ペーパーレス会議」が試行スタートです

印刷された膨大な資料をPDFファイル化して、紙のかわりにタブレット端末などで会議を進めていく為に、議論と検討を進めてきたことをこれまで報告してきました。

2017年度はついに『実施段階』へ進みました。

まもなく始まる9月議会からは、これまで同様に紙の資料を併用しながらも、新たにタブレット端末を使った『ペーパーレス会議システム』を試行スタートします。

これまで市議会控室で全議員に貸与されていた古いノートパソコン(電源を入れてから立ち上がるまで10分くらいかかっていました)のリース期間が終了しました。

かわりに、先月中旬から新たに『2in1タブレット』が導入されました。

新たに導入された「2in1タブレット」

新たに導入された「2in1タブレット」


モニターとキーボードがセットになっていて、そのまま使えばノートパソコン、モニターを取り外せばタブレット端末になるので『2in1』と言います。

モニターを外せばタッチパネル式のタブレット端末になります

モニターを外せばタッチパネル式のタブレット端末になります


(フジノ自身はMacユーザーなのでiPadが良かったのですが、残念ながら議論の結果、『2in1タブレット』となってしまいました。シクシク・・・)

この『タブレット端末』に加えて、富士ソフトの『moreNOTE』というペーパーレス会議システムを導入しました。

富士ソフト「moreNOTE」ホームページより寒川町議会の導入事例

富士ソフト「moreNOTE」ホームページより寒川町議会の導入事例


すでに寒川町議会では2015年から導入している実績があります。

わが横須賀市議会では2017年末までは紙の資料も併用しながら本会議・委員会を行ないますが(試行期間)、来年からは一部の例外を除いて基本的にはタブレット端末で全て行なっていくことになります。

民間企業では何年も前から導入している当たり前の取り組みかもしれません。

けれども、国会では全くペーパーレス会議は議論が進んでいません。

まず地方議会から導入が始まり、2017年1月現在、全国で約60の市区町村議会で導入実績が増えてきました。

横須賀市議会でも数年前から議論を尽くし、ついに今夏から導入実現となりました。



本日は新システムの研修でした

8月中に、全議員が1人2回(基礎編と応用編)の研修を受けることになっています。

今日は基礎編の初回(2グループに分けて2回開きます)でした。

正直なところフジノ自身、Windowsをふだん使わないのでものすごく不便でやりづらかったです。

スタイラスペン(画面にペンで書き込むことができます)もふだんは全く使わないので、面倒でたまりません。

研修を受けてゲンナリしたのも事実です。

それでも他議会の事例を見ていると、使いこなしていけば今よりもっと早く的確に必要な情報にアクセスできるようになり、正確なデータに基づいた深い議論ができるようになるようです。

その成果を横須賀市議会でも得られるはずだとフジノは信じています。とにかくたくさん触って慣れて、手段に振り回されないようにしたいです。



目的と手段を見失うことはありません

かねてから申し上げてきたとおりで、本当に大切なことは紙資料を無くすことなんかじゃありません。

  • 議員の政策立案能力を高めること。
  • 議論をさらに充実させること。
  • 市役所・市議会の紙資料印刷製本の労力を減らすこと。

これらが本当の目的です。

素晴らしい経験と知識を持つ先輩議員の方々が、たかがタブレット端末を扱うのがニガテなせいで、大切な議論が止まってしまうならば、フジノはタブレット端末なんて導入しなくて良いと考えています。

道具の操作に縛られて、経験や知恵が阻害されるくらいならば、ICT化の必要はありません。

タブレット端末やPCに詳しい同僚議員のみなさまが会派を超えて教え合ったりしながら、手段に振り回されないように今、がんばっています。

大切なのは、市民のみなさまの想いが市議会の場でより良い形で議論できるようになることです。

このゴールを忘れること無く、試行錯誤しながらより良い手段を模索しつつ、横須賀市議会は議会ICT化を進めていきます。



「人権施策推進指針」において「両性具有者」という誤った呼称を使用していましたが、本日正式に「性分化疾患」への変更が決定しました/人権施策推進会議

「性分化疾患」に対する誤った呼称を使い続けていた人権施策推進指針へのご批判を頂きました

フジノのツイッターをご覧いただいている方々はご存知のことかと思いますが、『横須賀市人権施策推進指針』において不適切な表現があるとのご指摘を当事者の方から頂きました。

それは、『指針』の21ページの注釈の欄にある『両性具有者』という表現についてです。

現時点での「人権施策推進指針」の記述

現時点での「人権施策推進指針」の記述

かつては『両性具有』などの様々な呼び方で呼ばれていた『性分化疾患』は、約4500人に1人の割合で起こるもので、近年になってようやく小説やテレビドラマなどで現実的な姿がきちんと報じられるようになってきました。

現在では『両性具有者』といった表現は、当事者・ご家族・関係者のみなさまにとって、差別的・侮蔑的な表現に感じられる、苦痛を与えてしまうものでした。

フジノは今回、ツイッターでご指摘を頂くまでこの記述に全く気づいておりませんでした。

『性的な多様性の保障』を政策として取り組んできた政治家フジノは、自らの不勉強によって多くの方々に心的苦痛を与えてしまったことを、こころからお詫び申し上げます。

大変申し訳ございませんでした。

また、ご指摘くださった方にはこころから感謝を申し上げます。ありがとうございました。

ご指摘を頂き、即日フジノは担当部局である市民部人権・男女共同参画課に改善策を検討してもらいました。

またフジノ自身も様々な文献にあたりました。

日本小児科学会雑誌・第112巻第3号「性分化異常症の管理に関する合意見解」において、2006年に国際学会で名称について等のガイドラインが示されていました。これによると、すでに2006年には国際的に『Disorders of Sex Development(DSD)』という呼称を用いることが提唱されていました。

日本小児内分泌学会性分化委員会「性分化異常症の管理に関する合意見解」表1より

日本小児内分泌学会性分化委員会「性分化異常症の管理に関する合意見解」表1より


その後、2009年10月には日本における翻訳が確定し、日本小児内分泌学会において『性分化疾患』に統一されました。

こうした経緯をもとに、市民部人権・男女共同参画課長と市民部長とが対応をすぐに決断してくれました。



こうして「人権施策推進会議」が開催されました

本日は、『第4回人権施策推進会議』が開催されました。

会場にて

会場にて


今年度のテーマである『高齢者の人権』について、『横須賀市人権施策推進会議報告書(案)』が議論されました。

人権施策推進会議の議事次第

人権施策推進会議の議事次第


最終的に承認されて、2月には市長へ答申を行なうことになりました。

「横須賀市人権施策推進指針の文中の文言の変更」について

「横須賀市人権施策推進指針の文中の文言の変更」について


そして、議事次第の最後において、以下の提案が事務局(市民部人権・男女共同参画課)から行なわれました。

横須賀市人権施策推進指針の文中の文言の変更について

『人権施策推進指針』の21ページをご覧下さい。

現時点での「人権施策推進指針」の記述

現時点での「人権施策推進指針」の記述


下の方に四角い枠がございまして、*1の『性的マイノリティ』というところですが、こちらに「性同一性障害や同性愛者、両性具有者など」と記載がされています。

『両性具有』とは、「染色体やホルモンに何らかの問題がありまして、男女の区別が明確でないという疾患」であり、これまで名称が複数ございましたが、こちらの『指針』の作成後に、『日本小児内分泌学会』が『性分化疾患』という名称に統一したことが分かりました。

つきましては今後、現在ホームページに掲載しておりますこちらの『指針』に注釈を加えるとともに、今後の情報発信の際などにも『性分化疾患』という呼称を使用してまいりたいと思いますので、ご報告をいたします。

なお、名称にかぎらず、専門用語は時代とともに変わっていく場合がございますので、事務局においても情報収集に務め対応していきたいと思いますが、今後みなさまにもお気づきの点がございましたらご指摘下さいますようお願い申し上げます。

これに対して、委員長はじめ、委員のみなさまがご賛同いただきました。

正式に『人権施策推進指針』の中の用語が変更されることが決定いたしました。




今後の対応につきましては、以下の3点となります。

  • 2009年に配布をしたペーパーの『人権施策推進指針』は配布を終えて、回収することは現実的に不可能な為、そのまま現状維持とします(印刷物の『人権施策推進指針』が将来的に増刷される機会には、今回の該当部分だけでなく性的マイノリティに関する記述も大幅に変更される可能性があります)。

  • 現在、実際に『人権施策推進指針』が読まれているのは横須賀市ホームページに掲載しているPDFファイルなどであり、そちらは早急に『性分化疾患』に変更します。

  • 横須賀市職員向けの性的マイノリティに関する研修が毎年行なわれおり、その中でも『性分化疾患』について現在の正確な情報に基づいた研修を行ないます。

フジノブログの記述も、横須賀市ホームページの記述の変更にあわせて変更をいたします。

もちろんこれに加えて、2月には毎年恒例となったパネル展示(『いのちリスペクト。ホワイトリボンキャンペーン』のご協力)や、様々な取り組みの機会を捉えて、市民のみなさまに対しても正確な情報の普及啓発に努めてまいります。

今回のご指摘は、フジノにとって大変ありがたいものでした。

同時に、ご心痛をおかけしたみなさまには重ねてお詫びを申し上げます。

より一層、当事者のみなさまの想いにそった政治・行政であろうと努力を続けてまいりますので、ぜひ厳しいご指摘を今後ともお願い致します。



読売に続き、神奈川新聞も教育長との面会を報じました!/性的マイノリティのこどもたちの学校生活を守る為に

神奈川新聞も報じてくれました!

読売新聞に続いて、神奈川新聞も昨日の教育長との面会を報じてくれました!

右から星野代表、日高教授、青木教育長、フジノ

右から星野代表、日高教授、青木教育長、フジノ


横須賀市教育委員会とフジノたちは、毎年定期的に意見交換を続けてきました。

ただ、これまではその様子がマスメディアで報じられることは無く、なかなか取り組みも市民のみなさまには知られてきませんでした。

先日の『性的マイノリティに関する意見交換会』でも、海斗くんから次の指摘がありました。

「必要な情報が必要な人に届いていなければ、何も取り組みをしていないのと変わらない」

フジノも全く同感です。

そこで今年はプレスリリースも必ず出して各社に取材依頼をすることに決めました。

そんな中、神奈川新聞がこうして報じてくれたことは本当にとても心強かったです!

2014年5月31日・神奈川新聞より

2014年5月31日・神奈川新聞より


以下に全文を引用します。

性的少数者支援へ教職員研修推進を
横須賀、研究者ら提案

同性愛者ら性的マイノリティが過ごしやすい学校づくりを求め、研究者やNPO法人の代表が30日、横須賀市の青木克明教育長に教職員研修推進などの提案を行なった。

教育長は「できることは、手をつけていく」と応じた。

提案したのは、宝塚大学看護学部の日高庸晴教授と性的少数者を支援するNPO法人SHIP(横浜市神奈川区)の星野慎二代表。

厚生労働省科学研究班の同性・両性愛者男性対象の調査では、64%が自殺を考えたことがあり、自殺未遂経験者は異性愛者の6倍にあたることなどを説明。

教職員研修の推進、性的少数者が相談しやすい環境づくり、NPOと連携した専門カウンセラーの派遣制度づくりなどを提案した。

青木教育長は

「1人でも、引きこもったり、自分を傷つけたりしないようにすることが教委の務め。聞き流さずに、でさることは少しでも手をつげていく」

などと述べた。

(渋谷文彦)

神奈川新聞横須賀支社は、2010年に赴任した服部エレン記者が本当に熱心に性的マイノリティに関する報道を続けて下さいました。

異動によって服部記者が横須賀を離れた後も、性的マイノリティへの誤解や偏見を無くす為の報道を続けてくれています。

地元紙として神奈川新聞は市内でとても良く読まれており、影響力も大きいです。

取材して下さった渋谷記者、そして神奈川新聞横須賀支社のみなさん、本当にありがとうございます!



教育長との面会が読売新聞で報じられました/性的マイノリティのこどもたちの学校生活を守る為に

教育長との面会を読売新聞が報じてくれました!

昨日、星野慎二さん(NPO法人SHIP代表)、日高庸晴さん(宝塚大学教授)とともにフジノは、教育長とお会いしました。

ものすごく大切な議論が行なわれました

ものすごく大切な議論が行なわれました


いわゆる性的マイノリティとされる方々、特に小中学校に通うこどもたちの暮らしを守る為に、いくつかの要望を行ないました。

当日は、市政記者クラブから3社が取材に来て下さり、教育長との面会に立ち会ってくれました。

そして今日、読売新聞がこの様子を大きく報じてくれました!

2014年5月31日・読売新聞より

2014年5月31日・読売新聞より


以下に全文を引用します。

性的マイノリティ、過ごしやすい学校に
NPO法人代表ら要望

横須賀市教育委員会の青木克明教育長は30日、同性愛者や両性愛者、性同一性障害者らを支援するNP0法人の代表者ら3人と「性的マイノリティが過ごしやすい学校づくり」について話し合った。

NPO法人「SHIP」の星野慎二代事と宝塚大学看護学部の日高康晴教授、藤野英明市議が

「学校の先生が理解を深め、『間違ってはいない』『異常ではない』と説明するだげで救われる子供たちがいる」

などと発言。

  1. 教職員を対象とした性的マイノリティ理解の研修推進

  2. 性的マイノリティが相談しやすい環境づくり

  3. NPOと連携した専門カウンセラーの派遣

を要望した。

青木教育長は

「すべての教職員が研修を受げて理解を深めることは必要と考える。できることから手を付けていきたい」

と答えた。




マスメディアのサポートは、社会を変える大きな力です!

この記事には記者の署名が無いのですが、執筆してくださったのは、横須賀支局の光尾豊記者です。

昨年12月、横須賀市が学生団体『Re:Bit』と研修(幼稚園・保育園・小中学校・高校・学童保育・市職員向け)を開催した時にも、光尾記者さんは取材に訪れて下さいました。

そして、翌日の読売新聞で写真付きで大きく報じて下さいました。

2013年12月10日・読売新聞より

2013年12月10日・読売新聞より


性的マイノリティについて理解の深い、アライ(Ally)のひとりです。

マスメディア、しかも全国紙の記者の方がこうして多様な性の在り方を世間に啓発して下さることは、本当にありがたいです。

社会全体の誤解や偏見を打ち砕いていく上で、マスメディアの力はとても大きいです。

取材をしてもらえただけでもありがたい(1人1人の記者の方個人に知ってもらうことがまず何よりも大切)のですが、記事として報道していただけた(社会に向けて広く発信していただいた)ことには、ただひたすら感謝しかありません。

光尾記者、本当にありがとうございます!

市内に暮らす、いわゆる性的マイノリティとされる立場のみなさま。

フジノたちは全力で社会の誤解や偏見を変えようとしています。

その為に横須賀市も横須賀市教育委員会も一緒に力を合わせてくれています。

どうかあなたも僕たちと一緒に活動して頂けませんか?

当事者のあなたの声が、このまち、この国を変えていきます。

ぜひ力を貸して下さいね!



性的マイノリティの方への相談時の対応について/相談業務を担当する市職員向け研修が実施されました

相談業務を担当する市職員向けの性的マイノリティ研修会

先日お知らせした、相談業務を担当する市職員向けの研修会が開催されました。

25名が参加しました

25名が参加しました


講師は、NPO法人SHIPでカウンセラーを勤める長野香さん(臨床心理士)です。

相談業務に従事する市職員等を対象に研修会を開催

相談業務に従事する市職員等を対象に研修会を開催

講義とグループディスカッション

人権擁護委員のみなさまにも参加していただいているのですが、毎回、本当に熱心でとてもありがたいです。

こうした方々がこのまちで人権を守る為に活動して下さっていることに、頭がさがります。

今日のプログラム

今日のプログラム

相談・臨床場面での対応については、以下の指摘がありました。

  • 相談をする方々がセクシュアリティをオープンにすることの難しさ
    ⇒相談を受ける側がメニューに載せることの重要性
  • 相談を受ける側が「見える形」でサインを示す。
    ⇒ポスター、リーフレット、レインボーフラッグ等を積極的に活用していく。
  • 「性的マイノリティであること」は相談者の特徴の1つ。
    ⇒それだけで解決する問題とそうでない問題がある。
    ⇒相談機関が「専門領域」を活かすこと、連携の必要性。
  • 性的マイノリティであっても、また同じセクシャリティであっても、相談者のニーズは1人1人異なる。
    ⇒相談者の状況・段階・求めるものに応じた対応が求められる。
  • 支援者側が、自分がどのような価値観・感じ方をするのか、自覚しておくことも重要。
  • コミュニティ内外の社会資源の活用について。その人の状況や段階に応じたものを。
  • 資源を紹介した後のフォロー。体験の振り返りができるように。

ホモフォビアについて

ホモフォビアについて


講義の後、模擬事例を使ってグループディスカッションを行ないました。

グループディスカッション

グループディスカッション


4〜6人ずつ8グループに分かれて、積極的なやりとりがなされました。

市民部が「性的マイノリティ支援に関する研修会」を開催/相談業務を担当する市職員が対象

市職員むけに「性的マイノリティ支援に関する研修会」を開催

本日、市民部長から全議員宛に以下の報告が成されました(プレスリリースはまだのようです)。

「性的マイノリティ支援に関する研修会」の開催について

このたび、市民からの相談業務に従事する職員等を対象に「性的マイノリティ(同性愛者、性同一性障害など性的少数者)支援に関する研修会」を開催しますので、お知らせいたします。

  1. 日時・場所
    2月7日(金)午後1時30分〜3時30分
    横須賀市職員厚生会館
  2. 対象
    市民からの相談業務に従事する職員等
  3. 講師
    特定非営利活動法人SHIP カウンセラー(臨床心理士)長野 香氏
  4. 内容
    性的マイノリティの方への、相談時の対応について

昨年12月には、市教育委員会の主催で、市内の教育関係者を対象にした性的マイノリティに関する研修会を開きました。

今回は、市の主催による、相談業務にかかわる市職員むけの研修です。

とにかく1つずつ取り組みを積み重ねていって、みんなの意識が変わっていくなるまで努力を続けていきたいです。

【速報】米軍の夜間外出規制が今夜から緩和されます!

米軍の夜間外出規制が今夜からゆるくなります

先ほど「南関東防衛局から情報提供があった」と政策推進部長から報告を受けました。

その内容を市民のみなさまにご報告します。

本日13日、在日米軍は、これまで昨年10月19日以降暫定的に実施してきた夜間外出規制措置等を解除し、新たな勤務時間外行動の指針(リバティ制度)に切り替える旨公表した。

なお、この指針は本日より実施される。

  1. 夜間外出規制
    四軍共通、E-5(海兵隊は3等軍曹相当、海軍は2等兵曹相当)以下は、午前0時から午前5時まで外出禁止
  2. 飲酒規制(施設・区域外)
    四軍共通、午前0時から午前5時まで飲酒禁止
  3. 研修
    四軍共通、リバティ(勤務時間外の自由時間)を得るためには、次の研修(①基本的価値、②性犯罪防止、③日本文化)を、過去12ヶ月以内に受講していることが条件
  4. その他
    各軍等の判断でより厳しい措置をとることが可能。

現在、在沖米軍が実施している追加的措置(ゲートでの抜き打ち飲酒検査、ホットライン(午後11時以降に飲食店等に留まる米軍人を発見した場合に従業員が米側に通報する仕組み))については、引き続き実施。

さらに詳しいことが分かりしだい、報告します!

こちらをご覧ください)



『保育の質』を高める為に/決算審査2日目

「保育の質」をいかに高めていくか

今日の決算審議は、こども育成部と教育委員会でした。

こども育成部に対してフジノは、特に「保育の質」をいかに高めていくかをテーマに質疑を行ないました。

具体的には、

研修を受けられる体制確保・保護者からの苦情や意見の受付・自己評価の取り組み・第三者評価の受審を行なっていくべきだ

と提案しました。

質疑をするフジノ。市議会中継より


いくら保育園が人手不足であっても『保育の質』を守る為に、園長・主任・保育士のみなさんがしっかりと研修を受けることが必要です。

現在、横須賀市では、園長会、副園長会、市の保育課による研修、さらに外部の『白峰学園保育センター』で研修を受けることになっています。

この『保育センター』に対して、横須賀市は運営費87万円を支払っています(うち2分の1は『安心こども交付金事業費補助』として神奈川県から補助を受けています)。

(画像:こども育成部の決算説明資料より)




また、初任保育所長研修会・保育センター研修旅費等116万円を支出して、港南台にある保育センターへの研修に参加する保育士の方々に交通費を支給しています。

(画像:こども育成部の決算説明資料より)



そこで、下の質問をしました。

  • 各保育園の保育士は、研修をしっかり受けているのか
  • 市の保育課は、各保育士の研修の受講状況を把握しているのか




意見や苦情を出せる仕組みづくりが必要

また、保育士の対応や保育園の在り方などについて、保護者のみなさんがいつでも意見や苦情を出せる仕組みづくりが大切です。

フジノは障がい福祉の施設をいろいろ見学してきましたが、権利擁護の為に『第三者機関』の連絡先や『福祉オンブズパーソン』の顔写真と電話番号が施設の玄関やホールの壁など見やすい所に大きく貼りだされています。こうした取り組みは保育園でも必ずやらなければいけません。

(画像:例えば、A市ではこんなポスターが貼りだされています)



そこで下の質問をしました。

  • 『保育の質』を高める為に保護者が意見や苦情をいつでも出せるような仕組みをどのように周知しているのか?
  • 他の福祉施設では権利擁護の為に『第三者機関』の連絡先が掲出してあるが、保育園ではそうしたわかりやすい掲示を行なっているのか




第三者評価を受けることが必要

さらに、福祉のあらゆる分野において『第三者評価』を受けることが求められています。

(画像:全国社会福祉協議会のガイドラインより)



外部の目が入ることによって、閉鎖性や密室性が無くなります。そして、客観的な視点での改善ができるようになります。

厚生労働省も2011年3月に『福祉サービス第三者評価基準ガイドライン(保育所版)』の改正を通知しました。積極的な取り組みが必要です。

しかし、現在、横須賀市の公立保育園で『第三者評価』を受審した保育園はゼロです。

さらに市内の民間保育園でもわずか2カ所だけしか受審していません。

(画像:WAMNETより)



一方で、県内の他都市では積極的に公立保育園の第三者評価に取り組んでいます(例えば、相模原市川崎市横浜市などをご覧ください)。

そこで下の提案をしました。

  • 市立保育園は積極的に「第三者評価」を受審すべきではないか




まず自己評価を行なうこと

第三者評価の前の段階として、『自己評価』を行うことが、実はとても大切です。

(画像:全国社会福祉協議会のガイドラインより)



保育士さんたちが自らのサービス評価を通して、自らのサービス内容や水準を検証して、 管理体制の改善に取り組み機会となります。経営者にとっては、自らの理念を組織全体に浸透させて、職員のサービス改善に対する意識を育てるツールにもなります。

そこで下の提案をしました。

  • 市立保育園は『自己評価』を積極的に行なうべきではないか

こうして『保育の質』が守られなければ、市民のみなさまは安心してこどもを保育園に預けることができません。

まず必要な研修を必要に応じて必ず受けられるようにする。次に、自分の保育園を自分たちでチェックをする。良いところ、足りないところ、ひとつずつ確認して共通の認識を持つ。そして第三者評価機関に外部の目でしっかりとチェックをしてもらう。

こうした保育園が向上しようと努力している姿を保護者のみなさまに見ていただき、その過程を保護者のみなさまと共有することが大切です。それによってさらに信頼関係をさらに深めていくことにもつながります。

こうした取り組みの必要性を重ねて訴えました。





その他の質疑

こども育成部に対してフジノが行なったその他の質問は以下の通りです。

  • 保育所による地域支援の取り組みについて
  • 家庭保育福祉員(保育ママ)の募集方法の改善について
  • 社会福祉施設水道料金等繰出金の負担は一般会計から繰り出すべきものなのかについて
  • 青少年・教育相談におけるいじめ相談への対応について
  • 里親支援機関事業委託による里親数の増加について

教育委員会に対しても、決算審議を通して事業執行の在り方についていくつもの提案を行ないました。



不育症への支援(治療費助成・相談窓口)ついに横須賀市がスタート!/フジノの提案、実現しました

フジノの提案、実現します!不育症への支援がスタートします

今日は、教育福祉常任委員会でした。

議員の出退表示板

議員の出退表示板


市長から提出された議案をはじめ、市民の方々から出された請願・陳情の審査を行なって、報告(法定報告と一般報告)の途中まで質疑を行なったところで今日のところは、時間切れ。

明日の予備日も使って、改めて委員会審議は続きます。

それにしても今日の教育福祉常任委員会は、フジノにとって、政治家冥利につきるものでした。

『一般報告』の中で、こども育成部から『不育症治療費助成事業の開始について』が報告されたのです。

こども育成部提出の報告

こども育成部提出の報告


この10月1日から、ついに不育症治療への支援がスタートします!



今まで「不育症への支援」が全くありませんでした

『不育症』という存在が知られていないが為に流産を繰り返してしまい、本当に悲しくつらい想いをされている方々がたくさんいらっしゃいます。

しかし、『不育症』は適切な治療をすれば、8割の方が無事に出産できるのです。

それにも関わらず、『不育症』を周知する体制は無く、自己負担がとても大きくなることへの公的な補助は無く、不妊症の相談窓口はあっても不育症の相談窓口はありませんでした。

つまり、これまで『不育症』に対しての公的な支援は全く無かったのです。



昨年9月議会での提案が1年後ついに実現へ

そこで、昨年2011年9月議会の教育福祉常任委員会でフジノは『不育症への支援』を提案しました。

生まれてくることのできるいのちを守りたかったのです。

こうしてまさに1年前のこの委員会でフジノが提案したことが、そのまま実現したのを報告を受けました。

  1. 『不育症』を周知する
  2. 市職員をはじめ、産科・助産師・保健師の方々に『不育症』の研修を行なう
  3. 『不妊症』の相談窓口に不育症の相談も受けられるようにする
  4. 『不育症』の治療にかかる費用に対して、公的な支援をする

この全てが実現するという報告を受けました。

まさに、感慨無量です。

(1)『不育症』の周知についてはすでに『広報よこすか』9月号がお手元に届いている方は、下の記事をご覧になっておられることと思います。

「広報よこすか」2012年9月号

「広報よこすか」2012年9月号


こうした『広報よこすか』での記事に加えて、新たにチラシが作成されました。関係医療機関や健康福祉センターにも置かれて、周知がなされます。今後は横須賀市ホームページにも掲載されていきます。

続いて、(2)『不育症』の研修を行なう、についてですがこちらの書類をぜひご覧下さい。

9月13日『不育症』についての研修会が開かれます。

講師は、日本の不育症の治療・研究の第一人者である杉ウイメンズクリニック不育症研究所長の杉俊隆先生です。

研修の対象は、市内の産科の看護師の方々をはじめ、横須賀市の新生児訪問指導員、こども健康課職員らです(フジノも改めて参加して学んできます)。

そして、(3)『不妊症相談窓口』で『不育症』も相談をうけてほしい、について、当初、昨年の委員会で提案した時には「難しい」との答弁でしたが、やはり、無事に実現することになりました!

2ヶ月に1回開催している予約制の『不妊症相談』(面談型の相談です)の場で産科のドクターが不育症の相談も受けてくれるようになります。

(4)経済的な支援、についてですが、1年度あたり最大30万円までの治療費への助成がなされます。



今後は「支援」が実効性あるものになるよう注視していきます

政治家の仕事は、政策を提案するとともに実現することです。それがしっかりと責任を果たせて本当に良かったです。

もちろん今回の不育症支援はフジノひとりの力で実現したのではありません。

同じ問題意識を持って取り組んで下さった鈴木真知子議員(公明党)をはじめ、とても研究熱心なこども健康課長・こども育成部長らの尽力があったおかげです。関係者のみなさまに、あらためてこころから感謝しています。本当にありがとうございます。

今後は、この支援がより実効性のあるものとして必要な方々のもとにしっかりと届くように、より使いやすい制度になるように当事者の方々の声にさらにしっかりと耳を傾けていきます。



慶応大学SFCから学生さんが傍聴に来てくれました!

今日の委員会の傍聴に、慶応大学SFCから学生さんが来てくれました。

アサノ先生(浅野史郎・元宮城県知事)の障がい福祉研究会に所属している学生Aくんです。

Aくんは、フジノよりひとまわり以上も年が離れているのに、フジノに負けないくらいアサノさんのことを愛していて、とてもいい青年です。

ずっと前に彼から

「フジノさんが議会で質問する時があったら教えて下さい。傍聴にいきます」

と言われていました。

一昨日ふと思い出して誘ってみたら来てくれるというので、とてもうれしく、今日はいつも以上に委員会審議に気合いが入りました。

顔出しNGとのことでボカしたら、なんか怪しくなってしまいました(汗)


午前の審議が終わったところで、お昼ごはんを一緒に食べに行きました。

そして、夕方になって委員会が終わった後はスターバックスでお茶をして、初傍聴の感想を聞かせてもらいました。

さらに、傍聴してもらったことがうれしくてテンションが上がったフジノはフジノ事務所にも連れていきました。Aくんの人生では初めてとなる『生の政治家の事務所』を観てもらいました。

フジノ事務所にて

フジノ事務所にて


フジノの事務所の本棚には小さな大学の図書館には負けないくらい保健医療福祉の専門書があるので(分野は限られていますが...)Aくんはやはり意欲ある学生さんなので、背表紙を観ながらさっそくメモをしているのを見て、うれしくて写真を撮ってしまいました。

僕が大学時代に最も影響を受けた2冊の本(精神分裂病の脳に関する本、家族会の本)も見せてしまいました。

今まで誰にも見せたことは無かったのですが、書き込みがびっしりしてあって、付箋もたくさん付いています。僕自身、十数年ぶりにその書き込みを見て、こころが熱くなりました。

若くて意欲のある学生さんと接すると、身が引き締まります。

その意味で、傍聴に来てくれたAくんのおかげで、すっかりフジノは元気をもらってしまいました。傍聴に来てくれて、本当にありがとうございました!

今度は本会議での一般質問もぜひ傍聴に来て下さいね!



横須賀市の「自殺対策シンボルマーク」がピンバッジになりました/自殺対策に取り組む有志の目印ですね

横須賀市の『自殺対策シンボルマーク』である『カタバミ』がピンバッジになりました

横須賀市は、自殺対策シンボルマークとして『カタバミ』のデザインを制定しています。

横須賀市自殺対策シンボルマーク

横須賀市自殺対策シンボルマーク


これまでにもこのマークがついた帽子&Tシャツはありました。でも、あくまでも街頭キャンペーン用の特別のものでした。

それに対して、ピンバッジは毎日付けることができますから、想いをこころに抱いているということをピンバッジに託していつも発信することができますね。

自殺対策シンボルマークのピンバッジををスーツに付けた様子

自殺対策シンボルマークのピンバッジををスーツに付けた様子





シンボルマークの由来について

今回の作成にあたっての横須賀市からの説明は下のとおりです。

横須賀市自殺対策シンボルマークについて

  1. シンボルマーク制定の経緯
    自殺予防対策を実施するに当たり、横須賀市が自殺対策を推進しているということ、専門職や市民の意識啓発のため、シンボルマークを平成20年7月に横須賀市自殺対策連絡協議会の賛同を得て制定しました。

  2. シンボルマークを「カタバミ」にした根拠
    モチーフである「カタバミ」は、カタバミ科の植物で、多年草で、花言葉は「輝く心・心の輝き」です。

    「カタバミ」は雑草として、至るところに生えています。春から秋にかけ黄色の花を咲かせます。葉は、ハート型の3枚が尖った先端傭を寄せ合わせた形で、地下に球根を持ち、さらにその下に大根のような根を下ろします。葉は球根の先端から束に出て、地表に広がります。

    よくクローバーと間違われますが、クローバーは葉の形状が丸いところに違いがあり、まったく異なる植物です。

    この「カタバミ」は、繁殖力が強く、一度根付くと絶やすことが困難であるともいいます。人もこのたくましさと、輝く心を持っていただきたいとの思いを込めて、この「カタバミ」を選択しました。


  3. シンボルマークのデザインについて
    デザインは、自殺対策のキーワードである「孤立させない」、「寄り添う」ということから、2枚の「カタバミ」を寄り添わせたデザインにしました。

  4. シンボルマークの色について
    色については、ピンク色に近い藤色としました。

    自殺対策ということから落ち着きのある色、また、自死遺族への配慮などから部内で決定し、『自殺対策連絡協議会』に図りました。藤色は心を癒す色とされております。


  5. ピンバッチの使用について
    ピンバッチを作成した理由は、自殺対策に理解を示していただいている方を対象に、配布していきたいと考えております。

    特に、22〜23年度に相談機関、民生委員、消防、警察、介護支援事業者等の方を対象に積極的に自殺対策に係る研修を実施していく中で、研修をとおして自殺対策の必要性について理解し、今後の相談業務等をとおして、辛い悩み等を抱えている人に対し、話を聴いて必要な援助機関に繋げていくことの大事さや相談の裏には自殺の問題が内在していることを認識していただき、常にそのような視点の必要性に気付いていただくため、このピンバッチを配布していきたいと考えております。

研修を受けてくれた方々を中心にこのピンバッジをお配りするみたいですね。

みなさまも、まちでこのピンバッジを付けている方を見かけたら「一緒にがんばっていきましょうね!」と声をかけてくださいね。

自殺対策は、顔と顔が見える関係をどんどん増やしていって、セーフティネットが細かく大きく広がっていくことが必要です。ピンバッジを付けている方々同士が顔の見える関係になっていってどんどんつながっていくことができたならばこのまちの自殺対策はさらに進んでいくはずです。

ぜひこのピンバッジをその為の『目印』にしてくださいね!