相模原での障がい福祉施設での殺傷事件を受けて、横須賀市の福祉部がこども育成部と対策を検討しました

市の福祉部から、検討結果の報告を受けました

昨日のブログでお伝えしましたが、相模原での殺人事件を受けて、フジノは横須賀市の福祉部に対策の検討を依頼しました。

さっそく福祉部長から、報告を受けました。

本日、『こども育成部』と会議を開きました。

  1. 関係事業者(障がい・高齢・介護・児童・保育等)への注意喚起の徹底
     →これはすでに喚起したところも含め、漏れの無いように徹底して行なうことを確認しました

  2. 『健康部』への情報提供

  3. 神奈川県警の市内3署(横須賀・田浦・浦賀)との連携と情報共有について、『市民安全部』との協議を行なうこと

を確認しました。

さらに、引き続き連携して対応していきたいと考えています。

とのことでした。

福祉部長・こども育成部長はじめ、関係部署の迅速な対応に感謝しています。



改めて「加害目的」を想定した防犯対策の見直しを

今回の事件を考える時に、(1)加害者の側、(2)被害者の側、の2つの側面から考えねばなりません。

(1)については情報が不十分な現時点ではいったん保留して、今後のさらなる調査を待って、改めてしっかりと考えていきたいと思います。

現時点では、(2)被害者の側を重点的に対策を検討していくべきだとフジノは考えています。

『施設の側』が被害を受けるリスクを限りなく下げる為には『防犯体制の強化』が大切です。

まず、市としては、障がい福祉(こども・大人を問わず)、高齢福祉、介護、児童、保育等のあらゆる分野で、改めてもう1度、『防犯体制の強化』をお願いすることになりました。

実は、さきに閉会した6月議会においても、市内保育園での盗難事件が報告されました。

市立追浜保育園での園舎侵入盗難事件

市立追浜保育園での園舎侵入盗難事件


この園では、もともと施錠だけでなく警備会社に委託してセンサーで通報が成されるという体制ができていました。

しかし、現実には侵入・盗難が実行されてしまい、警備会社が駆けつけた時にはすでに犯人にも逃亡されてしまっていた訳です。

深夜の犯行で保育園にはこどもがおらず金銭的な被害だけで済んだ訳ですが、あえて

「もしも日中に殺傷目的で成された事件だったならば防犯対策は十分といえるか」

と『加害目的の事件を想定した見直し』も必要だとフジノは考えています。

こうした注意喚起を、障がい福祉だけでなく全ての福祉分野において横須賀市では再度行ないました。

『福祉部』だけでなく、『こども育成部』『健康部』も連携して対応していくことになります。

最後に、『市民安全部』を通じての神奈川県警との連携強化です。

横須賀市の『市民安全部』には、神奈川県警出身の方にも勤務していただいています。危機管理、生活安全、防災訓練、犯罪被害者支援など、様々な分野において、市と県警は強力な連携が取れています。

『市民安全部』には、『消防局』から異動となった職員もいます。

つまり、『市民安全部』との連携を深めていくことで、同時に神奈川県警とも消防局とも連携を深めていくことが可能となります。

近年、障がい福祉事業所の側から積極的に市民安全部に対して防災訓練等で協力を求めており、関係は少しずつできています。

例えば、こども育成部が所管している療育相談センターと神奈川県警は日常的なつながりを持つことができています。

こうして、「もしもの事が起こらない為に」という対策と、「もしもの事が起こった時」という対策を、ともに取っていくことがとても重要だと考えています。

本来であれば、どの福祉分野もこのようなギスギスした環境ではなくて、自由でのびのびとした雰囲気の中で無ければ本来の目的は果たせないと思います。

その為にもあえて今この機会にしっかりとした防犯対策の見直しを行なうことで、再び今までのような安心できる福祉環境を取り戻せることを願っています。

市民のみなさまには、今後も引き続き、横須賀市の対策を報告していきます。



相模原での障がい福祉施設での殺傷事件を受けて、神奈川県が障がい児者施設に向けて通知を出しました/フジノも福祉部に対応の検討を依頼しました

神奈川県が「通知」を出しました

相模原での殺傷事件を受けて、県内核施設に対して改めて安全管理を徹底していただく為に神奈川県が『通知』を出しました。

施設の安全管理の徹底について

施設の安全管理の徹底について


以下に全文を紹介します。

障福第239号
平成28年7月27日

障害児入所施設管理者
障害者支援施設管理者 各位

神奈川県保健福祉局長

施設の安全管理の徹底について

本県の障害福祉行政の推進につきましては、日頃より格別のご協力をいただき厚くお礼申し上げます。

さて、このたび県立の障害者支援施設である津久井やまゆり園で痛ましい事件が起こりました。今回の事件は、障害福祉サービスをご利用の皆様をはじめ、 ご家族の皆様にも大きな衝撃を与えているところです。

貴施設におかれても、日頃より、施設の安全管理に取組み、十分留意していただいていることと思いますが、貴施設の安全管理につきまして、改めて次の点にご留意いただきますようお願いいたします。

  1. 日中及び夜間における施設の管理・防犯体制、職員間の連絡体制を含めた緊急時の対応体制を適切に構築するとともに、夜間等における施錠などの防犯措置を徹底すること。

  2. 日頃から警察等関係機関との協力・連携体制の構築に努め、有事の際には迅速な通報体制を構築すること。

  3. 地域に開かれた施設運営を行うことは、地域住民との連携協力の下、不審者の発見等防犯体制の強化にもつながることから、入所者等の家族やボランティア、地域住民などとの連携体制の強化に努めること。

貴施設におかれましても、今回の事件を受けて、利用者ご本人やご家族は不安を抱かれていることかと思いますので、特段のご配慮をいただきますようお願いいたします。

問い合わせ先
福祉部障害福祉課 施設指導グループ

以上です。



市の福祉部に「対応の検討」を依頼しました

この数日間、フジノが出会う方々も殺傷事件が話題にのぼることが多いです。

市内の障がい福祉施設にも、『防犯体制』『警察との連携』等について少しずつヒアリングをさせていただいています。

県の『通知』を読んだ感想もお聞きしたのですが、「1と3はふだんから心がけている」というご意見が多かったです。

ただ、2の「警察との協力・連携体制の構築はまだ弱い」と感じました。

例えば、

  • 施設の近くにある交番には、必ず春と秋の2回は挨拶に行っていて(人事異動のあるなしを問わず)、顔と名前をお互いに知りあうようにしている。

  • 施設を利用している当事者の方が行方不明になってしまった時ぐらいしか、警察と連絡を取る機会が無い。

という感じです。

市の組織で言えば、消防局と障がい福祉事業所は防災訓練などで定期的にお会いする機会があります。

ただ、神奈川県警との日常的な連携というのは、今までは(このような事件が起こらなかったおかげで)その必要性もあまり無かった、というのが現実です。

そこでフジノは、市の福祉部障がい福祉課に対して、

「今回の事件を受けて改めて市として対応できることがあるはずなので積極的に検討をしてほしい」

と依頼をしました。

具体的には、横須賀市と神奈川県警との日常的な連携体制がしっかり取れているので、この体制を市内の障がい福祉事業所にも拡げていくことはできないか検討してほしいと依頼しました。

障がい福祉課長は前向きに検討したいとお答えいただきました。

この検討結果もすぐにお伝えできると思います。

こうした『安全対策』に取り組む一方で、率直なところ、フジノも障がい福祉課長も、精神疾患のある方々への悪影響をとても心配しています。

加害者に精神科の措置入院歴があることや麻薬使用歴があることが報じられています。

かつて池田小での殺人事件の時にも、マスメディアによる「さも精神疾患が原因で事件が起こった」的な報道によって、多くの精神疾患のある方々が大変につらい想いをされました。

マスメディアに対しては、丁寧な報道を心がけてほしいと強く願っています。



ヘイトスピーチ対策に実効性ある取り組みを横須賀市が行なう必要性について/市長への一般質問の発言通告書(その1)

まもなくスタートする6月議会のポスターが市内に貼り出されましたね

まもなく6月8日から、6月議会がスタートします。

市内に掲出されている「6月議会」のポスター

市内に掲出されている「6月議会」のポスター


開催される本会議や常任委員会・特別委員会などのスケジュールのポスターが、市内の掲示板に貼りだされていますね。

平成28年第2回市議会定例会提出議案

平成28年第2回市議会定例会提出議案


フジノたち議員にも、市長が提出する議案が配布されました。

ついに6月議会が始まります。



市長への質問の発言通告書を提出しました

今日は、6月議会に市長へ一般質問を行なう議員たちにとって『発言通告書』の提出締切日でした。

フジノも『発言通告書』を提出しました。

その内容を数回に分けてご紹介したいと思います。

1.ヘイトスピーチ対策の実効性ある取り組みを本市が行なう必要性について



2016年5月24日、『本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取り組みの推進に関する法律』(以下『ヘイトスピーチ対策法』)が国会で成立した。

ヘイトスピーチ対策法

ヘイトスピーチ対策法


あくまでも理念法であるこの法律をきっかけとして、次は、全国の各自治体が地域の実情に応じた実効性のある対策を取っていくことが我々に与えられた責務である、と私は考えている。

(1) 国の『ヘイトスピーチ対策法』の成立を受けて、本市は法の理念を実効性ある対策にすべく、今後どのような検討を行なっていくのか。

(2) 私は以下の3点について、可能な限り早く取り組むべきだと考えるが、市長はどのようにお考えか。

  1. へイトスピーチに当たるおそれのあるデモや集会の申請があった時に、憲法が保障する『表現の自由』を最大限尊重すると同時に、市民の安全と尊厳を守る『ヘイトスピーチ対策法』の理念に照らして、公園使用の許可・不許可を速やかに審査し判断する新たな機関が必要ではないか。

    横須賀市HP「公園の使用・占用等の許可申請について」

    横須賀市HP「公園の使用・占用等の許可申請について」

  2. 公園使用の不許可処分に反して、デモや集会が強行された場合の対応等を検討すべきではないか。

    都市公園条例・第6章罰則・第45条(過料)

    都市公園条例・第6章罰則・第45条(過料)


    現在、本市の都市公園条例では『過料』こそ定めているが、目の前の事態に対応できる実効性ある規定(例えば、新たに「退去を命じる」等)を加えるように条例改正等を検討すべきではないか。
  3. 市内の公園等でヘイトスピーチに当たるおそれのあるデモや集会が申請された時は、神奈川県警と本市が連携して相互に情報交換を行い、神奈川県警と本市が足並みをそろえて対応できる体制づくりを検討すべきではないか。

メディアでの報道では、ヘイトスピーチは新大久保や川崎などの限られた地域の問題のように受け止められかねません。

実際に市民の方々とお話をしていると、「あれは川崎の話でしょ?」と言われてしまうこともあります。

けれども在日コリアンの知人・友人がいるフジノにとって、彼ら彼女らが

「すぐそばの川崎であんなひどいことが行なわれるたびに、自分たちも苦しくてたまらない」

と痛みや苦しみを感じておられるのを知っています。

だから、国の理念法を実効性あるものとする為に、横須賀市がしっかりと対策を取っていくことが大切だと強く感じています。

残りの質問は、次の記事に掲載しますね。



【報告の続報】岩戸中学校は通常通りに授業を行ない児童生徒も元気な様子で問題はありませんでした/神奈川県警・市教育委員会・学校現場による連携は続いています

さすが地元紙・神奈川新聞、アンテナが素晴らしいです

昨日のブログで報告いたしました『市立岩戸中学校への爆破予告』について、けさの神奈川新聞が報じていました。

2016年5月17日・神奈川新聞より

2016年5月17日・神奈川新聞より


下のとおり、横須賀市としてこの件に関するプレスリリースは一切出していません。

横須賀市の昨日から今日にかけてのプレスリリース一覧

横須賀市の昨日から今日にかけてのプレスリリース一覧


それにもかかわらず、独自に情報を入手して、締め切りまでのわずかな時間で取材を行なって記事にして出稿しておられます。記事中には、議員であるフジノも知らない情報も書かれていました。

改めて、神奈川新聞社の底力、そしてこの記事を書いた記者の方の取材力の高さを痛感させられました。



「全校生徒を緊急避難させた事件を情報発信しない市の姿勢はおかしい」とフジノは考えています

昨日も記しましたが、フジノは

全校生徒をグラウンドに集めて緊急下校させたような事態を市が公式に発表しなかったことは、危機管理上、間違っている

と考えています。

人の噂や断片的な情報による伝言ゲームは、とても危ういです。

3.11を経験した今、政治・行政は可能な限り市民のみなさまに対して正確な情報を丁寧に発信すべきだとフジノは考えています。



本日の児童生徒への対応と今後について

今日フジノは会議に出たり都内に行かねばならなかったこともあり、細かく教育委員会に報告を受けることができませんでした。

ここに記すのは、あくまでもお昼13時現在の情報となります。申し訳ありません。

本日の岩戸中学校への対応と、今後について

  • けさはいつもより早い時間帯から先生方が生徒の登校の見守りをしました

  • 横須賀市教育委員会は、指導主事(生徒指導担当)を午前中いっぱい、岩戸中学校に派遣しました

  • 「朝からお昼までのところ、生徒のみなさんに不安な様子や混乱は無く、いつもどおりに落ち着いています」と報告を受けました

  • 校内については、先生方が随時見回りを続けていきます

  • 校外については、浦賀警察署の支援を受けて、しばらくの間パトロールは続けていきます

昨日フジノが複数の市民の方々から複数のご質問ご意見を頂きました。

「こどもたちと保護者のみなさまへの不安感にどう対応するのか?」というご質問については、現段階ではこどもたちに混乱や不安はみられないので、カウンセリングのような特別な対応は必要ないと考えています。

「そんな電話があったので、こどもたちの登下校や授業が安心して受けられない」というご意見については、校内については現場の先生方が、校外については浦賀警察署の方々が巡回(パトロール)を当分のあいだ続けて下さいます。「だから安心して下さい」とは言えないのはフジノも分かっておりますが、これ以上の対応は現時点では必要ないのではないかと考えています。

仮にいたずらだとして、その犯人探しはフジノには現時点での優先順位にはありません。

まずは、全校生徒が毎日安心して学校で過ごすことができること、保護者のみなさまも安心しておこさんを送り出せること、これが最優先です。

学校現場のみなさまは毎日生徒たちと接していますから、もしも仮に今回の爆破予告電話がこども(こどもたち)によるいたずらならば、適切に指導にあたるはずです。

現時点でフジノからお伝えできる情報は、これが全てです。

明日以降もお知らせすべきだと判断した情報があれば、フジノはそれを全て市民のみなさまにお伝えいたします。

適切に情報をお伝えすることが不安や混乱を避ける大切な手段だとフジノは考えています。

こうしたフジノの姿勢に対してご批判があるのも承知していますが、繰り返しますが、噂話や不確かな情報によるデメリットの方が大きいとフジノは判断しております。

ご質問やご意見につきましては、何でもお寄せ下さい。

以上です。



【報告】市立岩戸中学校への爆破予告に対する横須賀市教育委員会の対応について/県警・市・教育委員会・学校現場の連携は十分に取れていますので、どうかその指示に従って下さいますようお願い致します

大切なおしらせです

19時22分に全議員宛に教育長から緊急の報告がありました。

その内容は、横須賀市役所のホームページには現時点では掲載されておりません。

しかし、すでにフジノのもとには、市民の方々から問い合わせも来ております。

そうした中で、お問い合わせを頂いた市民の方おひとりおひとりに口伝えで情報をお伝えすることは、伝言ゲームのように誤った情報が伝わってしまう恐れがあります。

「『危機管理』には『正確な情報を提供すること』こそが必要だ」とフジノは考えています。

そこで、市民のみなさまが『不確かな情報』や『噂話』によって、ご心配やご不安な気持ちのままに明日を迎えてはならないと判断しました。

他校の方々にまでお伝えする必要があるのか、インターネット上に情報を掲載することによって他校にまで不安が広がらないか、というご批判は承知しております。

けれども、曖昧な情報や噂が誤った形で伝わることのデメリットの方をフジノは危惧しました。

そこで、あくまでもフジノの責任において、現時点でお伝えできる情報の全て(教育長からの報告)をそのまま市民のみなさまにご報告いたします。

教育長

岩戸中学校爆破予告について

平成28年5月16日(月)に、岩戸中学校に爆破予告があったことについて、次のとおり報告します。

  1. 経緯
    (1) 5月14日(土)、神奈川県警がインターネット上掲示板に次のような書き込みがあることを覚知し、夕方、横須賀市教育委員会に連絡がありました。

    内容は下の通りです。

    • 5月16日(月)8時10分から15時34分までの間に爆発物を順次爆発させる。
    • 爆発物は42,908個。
    • 横浜市役所、県内学校、県内行政施設及び交通機関に仕掛けた。



    (2) 5月15日(日)、横須賀市教育委員会は、市立小中学校・高校・保育園・幼稚園に対して、校長・園長への電話連絡とFAXによって、これまでの状況と翌5月16日(月)の対応について伝えました。


  2. 事案の内容
    (1) 5月16日(月)、15時18分頃から5回にわたって爆破などの内容で電話がありました。電話をしてきた人物は、声の様子からは子どもと思われましたが、性別等を含め断定ができませんでした。

    (2) 学校の対応

    16:05 横須賀市教育委員会および浦賀警察署に一報を入れました。
    16:21 保護者に対して、一斉メールで状況を説明しました。

    内容は 「15時18分に学校に電話が入った。内容は、岩戸中を爆破させるというものです。現在、生徒は校庭に避難しています。この後、すべての活動を中止して生徒を下校させます」です。


    全校生徒をグランドに集め、経緯を説明したのち一斉下校をさせました。


    派出所の警察官による状況確認が行なわれました。



    ※今後、大きな変化がなければ、明日は平常どおり授業を行なう予定です。


  3. 横須賀市教育委員会の対応について
    校長からの一報に対し、警察と連携するよう指示しました。

    さらに、指導主事1名を学校に向かわせ、状況把握と今後の対応について支援をしています。

以上です。

現時点では、他校に対してこうした動きはありません。

明日の登校・授業については、神奈川県警と横須賀市教育委員会と岩戸中学校が連携をとりながら状況を判断する、とのことです。

あくまでも『いたずら』であることを心から願っています。

しかし万が一を考えて、警察・市・教育委員会・学校現場がしっかりと連携を取っております。

どうか児童生徒のみなさんと保護者のみなさんは、その指示に従って下さいますよう、お願い申し上げます。

曖昧な情報や噂話でどうか不安にならないで下さい。

繰り返しますが、警察・市・教育委員会・学校現場はしっかりと連携を取っております。

フジノから現在お伝えできる情報はこれが全てです。

またお伝えできることがあれば、必ず、すぐにご報告いたします。



「降雪の注意を呼びかける横浜市」と「今回も何もしない横須賀市」とあなたはどちらが在るべき防災体制だとお考えですか?

明日29日(金)は「降雪の予報」が出ています

『雪害対策』に執念を燃やしてきたフジノは、今年1月1日に雪が降った時も緊張しながら雪が早く止むことを祈り続けました。

そして、明日1月29日(金)は、関東地方でも雪が降るとの天気予報が数日前から出されています。

昨日1月28日のツイッターで記した通り、ケガ人を出さないように、帰宅困難者を凍えさせることが無いように、市民安全部・消防局・警察ら関係者のみなさまと全力を挙げて取り組み決意でいます。

「雪害への対策」に気合いを持って臨む決意を書いたフジノのツイート

「雪害への対策」に気合いを持って臨む決意を書いたフジノのツイート


こうしたツイートをフジノが書いた理由はもう1つあって、

政治も全力で『雪害対策』に取り組みます!

というアナウンスを市民のみなさまにお伝えしたいからなのです。



「横浜市の防災専門ツイッターアカウント」は注意を呼びかけました

そんな中、本日17:45に「横浜市総務局危機管理室」ツイッターアカウントによる注意のよびかけを出しました。

「横浜市総務局危機管理室」ツイッターアカウントによる注意のよびかけ

「横浜市総務局危機管理室」ツイッターアカウントによる注意のよびかけ


これは、フジノにとって理想的な『危機管理のコミュニケーション戦略』の1つだと高く評価したいです。



これまでのフジノと質疑から「何も起こっていなければ横須賀は情報発信しない方針」のまま

2014年はずっとこのテーマに取り組んできたフジノですが、すでに3回の委員会質疑の結果、横須賀市の基本姿勢は今回も同じでしょう。

市民のみなさまにお聴きしたいのです。

このままで良いのですか?

吉田市長による「何も無ければ情報発信しない方針」は間違っている。フジノは「ダメだ」「変えるべきだ」と考えています。

あなたのご意見をお聴かせ下さい。



原子力空母ジョージ・ワシントンで微量の放射能漏れと怪我人が出た、との想定で「日米合同原子力防災訓練」を行ないました/ツイキャス録画で実際の様子をご覧下さい

横須賀にはまちの中心に2つの原子炉を積んだ原子力空母があります

今日は、朝9:30から日米合同で『原子力防災訓練』を行ないました。

横須賀市と米海軍をはじめ、諸官庁の協力のもとで日米合同防災訓練を行ないました

横須賀市と米海軍をはじめ、諸官庁の協力のもとで日米合同防災訓練を行ないました

9月には『核燃料工場GNF-J』での防災訓練もツイキャスで生中継したのですが、今日もフジノはツイキャスで生中継しました。
横須賀には中心部に米海軍横須賀基地があって、1年間の3分の2以上の期間は、原子力軍艦(原子力空母・原子力潜水艦)が母港として停泊しています。

「横須賀の軍港にうかぶ2つの原子炉(20130925改訂版)」より

「横須賀の軍港にうかぶ2つの原子炉(20130925改訂版)」より


『原子力空母』は当然ながら原子力発電所と同じ危険を持っています。

認定NPO法人・原子力資料情報室による予測

認定NPO法人・原子力資料情報室による予測


そもそも米海軍横須賀基地を原子力空母の母港にするという話が日米政府から出た時に、フジノたちは必死に反対運動をしました。




でも、母港化を止められませんでした。



モニタリングポストはあっても「避難の基準」は「原発の20倍」という異常事態が続いています

原子力空母の母港化の後、政府は、放射線量を測定する『モニタリングポスト』を増やすなどの対応は取りました。

横須賀市内に設置されているモニタリングポストの場所

横須賀市内に設置されているモニタリングポストの場所


また、『原子力防災資機材の整備』や『医療救護活動体制の整備』も進めています。

「横須賀市の取り組み」原子力防災パンフレットより

「横須賀市の取り組み」原子力防災パンフレットより


でも、事故や災害が起こった時の避難を含めた『防災訓練』は、不十分な状態が続いています。

そもそも『避難の基準値』の設定が、異常です。

2014年5月23日付・赤旗より

2014年5月23日付・赤旗より


国会でも市議会でも何度も何度も質疑がなされているのですが、原子力発電所と原子力軍艦では『避難の基準』が20倍も異なります。

原子力発電所の場合には、5マイクロシーベルト/毎時が避難の基準値です。

原子力軍艦の場合には、100マイクロシーベルト/毎時が避難の基準値です。

原子力発電所の場合には5マイクロシーベルトで避難しなければならないのに、横須賀市民は100マイクロシーベルトにならなければ避難しなくて良いという異常なダブルスタンダードがあるのです。

そこで市民団体をはじめフジノたち議員も、今はとにかく『原子力発電所があるまちと同じ基準に基づいた防災訓練』を行なうように求め続けています

しかし、それは実現していません。



現在の「原子力防災訓練」は現実に対応していないけれど、それでも「実施していること」だけは市民のみなさまに知ってほしいのです

いちおう横須賀市は米軍とともに『原子力防災訓練』を実施していますが、フジノには『現実的な訓練』とは考えられません。

しかも『原子力防災訓練』が実施されていること自体、そもそも市民のみなさまに知られていません。

東日本大震災後、大人向けにも原子力防災パンフレットを作成したりはしているのですが、周知は全く足りていません)

だからフジノは

「せめてその訓練の様子をお伝えすることで知ってほしい」

「いつかはもっと多くの市民のみなさまに防災訓練に参加してもらいたい」

と願って、こうしたインターネットでのリアルタイム中継・録画放送を行なっています。

フジノが撮影している所を、市民の方が撮影してくれました

フジノが撮影している所を、市民の方が撮影してくれました





本日、米軍とともに「原子力防災訓練」を実施しました

今日の訓練の概要は下の通りです。

  • 実施日時:
    2014年12月17日(水) 9:30〜2時間半程度

  • 参加機関:
    ●日本側:横須賀市、政府機関(外務省、内閣府、原子力規制庁、防衛省、海上自衛隊、海上保安庁)、神奈川県、神奈川県警察、横須賀共済病院
    ●米国側:米海軍、米国大使館

  • 訓練想定・項目
    横須賀港寄港中の原子力空母ジョージ・ワシントンの機関室内で配管から漏水が発生し、乗組員1名が軽度の被ばく・汚染を伴う怪我(骨折)を負ったという想定の下、次の訓練を行います。


  1. 情報伝達・共有
    ・日米間の密接な情報伝達・共有
    ・横須賀市警戒本部に日米のあらゆる情報を集約
  2. 広報
    ・市民生活の安全と安心確保のため、広報(3回にわたりプレス・ リリースの発出)
  3. 負傷者の搬送
    ・搬送に携わる者が2次被ばくすることを防ぎながらの負傷者の搬送
  4. 搬送訓練の様子(本日の実際の映像)

    搬送訓練の様子(本日の実際の映像)

  5. 負傷者の治療
    ・治療に携わる者が2次被ばくすることを防ぎながらの骨折の治療と除染
  6. 基地内従業員への連絡・通報
    ・空母艦内のアナウンス
    ・艦船修理に携わる従業員へ迅速な連絡・通報
  7. 合同環境モニタリング
    ・日米の専門家による合同環境モニタリングの実施(空母停泊場所周辺と米海軍病院の患者搬送口付近)
  8. 日米合同訓練のイメージ図

    日米合同訓練のイメージ図

    日米合同原子力防災訓練タイムテーブル

    日米合同原子力防災訓練タイムテーブル




実際の様子を動画でご覧下さい

【録画その1】
フジノが市役所に到着〜市消防局内の災害対策本部へ移動〜呉東弁護士らとの談話〜訓練開始




フジノは下の『災害対策本部』と取材エリアの間に貼られたロープから身を乗り出して撮影してました。

災害対策本部の室内図

災害対策本部の室内図


しかも今日はラッキーなことに、フジノの隣の席に『原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会』共同代表の呉東正彦弁護士がいらっしゃいました。

いろいろなお話をうかがいながら、訓練に立ち会うことができました。

【録画その2】
ジョージ・ワシントンで事象発生〜




【録画その4】



【録画その5】



【録画その6】



【録画その7】
訓練終了〜最後に、呉東弁護士とフジノの談話も少しあります





「脱原発」も「原子力空母母港化撤回」も、自分たちが先頭に立っていかねばならない時期にきているはず

ところで、今日はたまたま呉東弁護士(『原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会』共同代表)のお隣でお話しながら過ごせたのですが、とてもありがたかったです。

日頃はお互いに忙しくて全然お会いする機会がありません。

2014年10月の「ピースフェスティバル」での呉東弁護士とフジノ

2014年10月の「ピースフェスティバル」での呉東弁護士とフジノ


呉東弁護士や『非核市民宣言運動ヨコスカ』の新倉さんのような先輩方、つまりフジノたちよりひとまわり上の世代のみなさんが、ずっと横須賀では活動を続けてきて下さいました。

こうした諸先輩方のおかげで、今までフジノは(『受け身』の立場で)いろいろなイベントに出席したり、活動に『参加』してきました。

でも、そろそろしっかりと世代交代をしなければならないことを自覚しはじめました。

だって、小学生時代からこうした活動に参加してきたのですが、フジノも今ではもう40才です。

40代といえば、ふつうの企業ならば部下を引っ張っていかねばならない立場です。

フジノは『自分たちの世代』がしっかりとバトンを受け継いで、活動を発展させていかなければならない責任を感じています。

脱原発も原子力空母母港化撤回も、イベントに出席とか活動に参加、ではなくて、イベントを企画したり活動を引っ張っていかねばならないのだと感じています。

どうか同世代のみなさま、力を貸して下さいね。

安全保障の要にある横須賀基地だから、カンタンに母港化撤回はできないかもしれません。

だからって、日本の原子力発電所が立地している他のまちと同じ基準で、この横須賀でも防災訓練を実現したいのです。

これには保守もリベラルもありえません。

市民のみなさまのいのちを守る為に必要な『当たり前の訓練』を実現したいのです。

どうか同世代のみなさま、一緒に声をあげていってくださいませんか。



核燃料工場GNF-Jで火災発生・ウラン粉末が飛散、との想定で「原子力防災訓練」を実施しました/動画で実際の様子を紹介します

市主催の「原子力防災訓練」を行ないました

本日、横須賀市が主催して『久里浜地区原子力防災訓練』を行ないました。

久里浜には、全国の原子力発電所で使用している燃料を作っている工場(グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン、略称GNF-J)があります。

原子力発電所が使用する燃料を作っています

原子力発電所が使用する燃料を作っています


下の地図では分かりづらいのですが、『GNF-J』があるのは住宅地のどまんなかです。

GNF-Jの所在する場所

GNF-Jの所在する場所





横須賀市内には原子力発電所の燃料を作る「工場」があります

原子力空母が横須賀を母港にしていることを知っている横須賀市民は多いのですが、『GNF-J』の存在はあまり知られていません。

しかし、深刻な事故には至ってはいないものの、これまでもウラン流出や作業マニュアルの不備などに近隣住民に大きな不安を与えた事象は毎年のように起こっています。

2013年6月14日・神奈川新聞記事より

2013年6月14日・神奈川新聞記事より


上の画像は、去年(2013年)の神奈川新聞の記事です。

2013年9月14日・神奈川新聞記事より

2013年9月14日・神奈川新聞記事より


上の画像は、その続報です。

GNF-Jのライン再稼働に向けた点検中の吸排気設備の一時停止について

GNF-Jのライン再稼働に向けた点検中の吸排気設備の一時停止について


上の画像は、おととし(2012年)、全市議会議員宛に報告されたものです。

2011年4月29日・神奈川新聞記事より

2011年4月29日・神奈川新聞記事より


上の画像は、2011年の神奈川新聞の記事です。

東日本大震災が起こった翌月の4月25日、『GNF-J』のウラン管理区域にある放射性廃棄物貯蔵場のドラム缶から微量のウランを含む油が漏れたとのニュースは、当時、市民の多くの方々に強い不安を与えました。

このように、毎年何らかの出来事が起こっています。



横須賀市では毎年「原子力防災訓練」を実施しています

こうした現実を、横須賀市では直視してきました。『原子力防災訓練』と銘打って、訓練も毎年実施しています。

原子力防災の分野には、『EPZ(Emergency Planning Zone)』という概念があります。『防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲』を指します。

防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲(EPZ:Emergency Planning Zone)とは、原子力施設からの放射性物質又は放射線の異常な放出を想定し、周辺環境への影響、周辺住民等の被ばくを低減するための防護措置を短期間に効率良く行なう為、あらかじめ異常事態の発生を仮定し、施設の特性等を踏まえて、その影響の及ぶ可能性のある範囲を技術的見地から十分な余裕を持たせて定めた範囲をいう。

原子力安全委員会の『原子力施設等の防災対策について』(防災指針)より

つまり、『GNF-J』から半径500mは『EPZ500m』にあたります。



この訓練にフジノも参加しました

ただ、こうした訓練が実施されていることを知らない市民の方々もたくさんいらっしゃいます。

そこで、少しでも市民のみなさまに訓練の様子を知ってほしくてフジノも参加することにしました。

通行人役としてフジノも訓練に参加しました

通行人役としてフジノも訓練に参加しました


9月議会の決算審査のまっただなか(今日も2つの分科会が開催)の為、市議会議員から参加したのは残念ながらフジノだけでした。

訓練内容は、市民安全部から事前にもらっていた資料によると以下のとおりです。

市民安全部

平成26年度久里浜地区原子力防災訓練について

  1. 日時
    9月26日(金)午前9時30分~11時30分
    (雨天決行。ただし、荒天の場合は状況により判断)
  2. 訓練実施場所
    佐原周辺(佐原4、5丁目及び内川1丁目付近)
    (別添位置図参照)
  3. 訓練目的
    原子力関連施設(『グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン』、以下 『GNF-J』)における事故発生を想定し、周辺の住民の避難訓練等を行ない、対処能力の向上と原子力防災に関する意識の啓発を図る。
  4. 訓練想定
    「『GNF-J』にて火災により外部へウラン粉末の一部が飛散するおそれのある事象が発生した」との想定の下、各種訓練を実施する。
  5. 訓練等の内容
    (1)屋内退避訓練
    佐原4、5丁目周辺を広報車が巡回し、屋内退避の呼びかけを実施する (警察車両により、「家の中に入って、窓を閉めて換気扇やエアコンを止めてください」といった内容の広報活動を対象地域住民に対して行う)。

    (2)通行人屋内誘導訓練及び汚染検査訓練
    原子力関連施設周辺(EPZ500m付近)の通行人役に対して、避難所とした佐原町内会館まで避難誘導を実施する。

    また、避難者(役)に対し、避難所内でサーベイメータを使用した汚染検査訓練を行う。

    (3)原子力防災についての講話
    事業者(『GNF-J』)及び横須賀原子力規制事務所による原子力防災に関する説明を行なう。

  6. 参加機関(参加予定者数)
    佐原町内会(約20名)、原子力規制庁、GNF-J、神奈川県警察、横須賀市
    ※合計35名程度を予定
  7. 訓練タイムテーブル

    (1)屋内退避訓練及び通行人誘導訓練

    時間 項目 内容
    09:00
    【想定】
    事象発生 GNF-Jにて火災発生、今後の進展によっては、ウラン粉末の一部が外部へ飛散するおそれがあり
    09:30
    【想定】
    災害対策本部 通報を受け、対象付近区域に対し、避難指示を発令【想定】
    09:35 屋内退避広報 開始 佐原4、5丁目住民に対し、屋内退避・外気遮断の呼びかけを広報車(警察車両)が行う。
    09:45 通行人避難誘導 開始 付近通行人役の約20名を佐原町内会館へ誘導
    10:00 通行人避難誘導 完了 通行人役の誘導完了、訓練参加者の中から2~4名程度に対して模擬汚染検査を実施
    10:30 終了 実働訓練終了

    (2)原子力防災についての講話

    時間 項目 内容
    10:30~10:55 事業者(GNF-J) による説明 施設の事業概要や安全対策等の説明
    10:55~11:20 原子力規制事務所による説明 原子力規制事務所(横須賀オフサイトセンター) 所長による原子力防災対策等の説明

訓練位置図

訓練位置図

こうしたペーパーではいくら読んでも実際の様子は分かりません。

そこで今回は、フジノがiPhone6(ツイキャス)でインターネット生中継をしてみました。録画も観ることができます。

『原子力防災訓練』の実際をぜひあなたにも知っていただきたいと願っています。



訓練の様子(動画1)パトカーによる屋内退避のアナウンス

佐原4丁目第3公園

佐原4丁目第3公園

  • am9:00〜9:30
  • 『佐原4丁目第3公園』にフジノが到着
  • 訓練に参加して下さった市民のみなさんが少しずつ到着
  • 市民安全部から訓練前のあいさつ
  • 訓練本番がスタートして、パトカーが町内をアナウンスしてまわる





訓練の様子(動画2)通行人が集合して一時避難所へ避難する

パトカーが実際に町内にアナウンスしてまわりました

パトカーが実際に町内にアナウンスしてまわりました

  • am9:30〜10:00
  • パトカーが町内をアナウンスしてまわる
  • パトカーが回っている間、やることがないのでのんびりと公園で談話
  • フジノと取材してくれているマスメディアとの会話
  • 市民安全部によるアナウンス「集合してください」
  • 集まった通行人が2列に並んで一時避難場所へ向かう
  • 歩きながら市民の方から「内部被曝を避ける為のマスクの配布の必要性」のご提案をいただく
  • 一時避難所に到着
  • 市民安全部による人数確認





訓練の様子(動画3)汚染検査

  • 10:00〜10:30
  • 一時避難所の中に入る
  • 市民安全部より訓練内容の説明
  • 汚染検査の説明
  • 実際に測定を参加者の方に体験して頂く
  • 汚染された着衣などの処理の説明

訓練の様子を報告する動画は、以上です。

原子力規制委員会による講演

原子力規制委員会による講演


実際にはこの後、約1時間にわたって2つの講演(GNF-Jと原子力規制庁)が行われました。

安定ヨウ素剤の実物

安定ヨウ素剤の実物


「いざという時」に服薬すべき安定ヨウ素剤の説明も行われました。

*その後の講演の様子はあとで加筆します



「基地周辺地区安全対策協議会」が開かれました/米軍と地元との日常的な対話の場が必要だ

フジノの提案が実り、4年ぶりに「基地周辺地区安全対策協議会」が開かれました

今日は、市役所正庁で開かれた『基地周辺地区安全対策協議会』を傍聴しました。

基地周辺地区安全対策協議会を傍聴しました


この『基地周辺地区安全対策協議会』は12月議会でのフジノの一般質問での提案によって、4年ぶりの開催が決まりました。



報道の傍聴席は満員、一般の傍聴席はフジノだけ

報道関係者席はいっぱいでした。市政記者クラブの方々に加えて、NHKなどのメディアも来ていました。

一方、残念ながら一般の傍聴席は、フジノ1人だけでした。

他の市議会議員も、市民の方々の傍聴も全くありませんでした。

この問題に対する関心は、フジノ以外にもう無いのでしょうか...。



米軍の「綱紀粛正措置」の説明はわずか5分

さて、今日のプログラムは、下の通りです。

プログラム


開会、副委員長あいさつ、米軍のオーウェン大佐から『米軍の綱紀粛正の為の一連の措置について』の説明がなされました。

これはわずか5分ほどで終わってしまい、協議会メンバーとの意見交換へと移りました。

基地周辺地区安全対策協議会


協議会のメンバーは、地元9町内会をはじめ、米海軍、神奈川県警、横須賀市などで構成されています。

  • 汐入2丁目2区町内会(欠席)
  • 横須賀汐入ハイム自治会
  • 汐留町内会
  • 本庁町会
  • 大滝町会
  • 小川町町内会
  • 米が浜町会
  • 若松町会
  • 日の出町会
  • 本町商店会
  • FMブルー湘南(横須賀FM放送)
  • 市民委員1名(欠席)
  • 神奈川県の基地対策課
  • 横須賀警察
  • 在日米海軍(オーエン司令官がかねる・米海軍を代表して)
  • 米海軍横須賀基地司令部
  • 南関東防衛局横須賀防衛事務所
  • 市の副市長(欠席)
  • 市の政策推進部長
  • 市の市民安全部長

そもそもこの協議会は、『安全対策を協議する場』として設置されました。

○基地周辺地区安全対策協議会設置要綱(平成18年3月1日)

(設置)
第1条 米国海軍横須賀基地の周辺地区における安全対策について市、市民、米国海軍等が連携して協議するため、基地周辺地区安全対策協議会(以下「協議会」という。)を設置する。

けれども今日、本来の目的である『安全対策』については全くと言って良いほど話題になりませんでした。



景気の厳しさばかりが話題になりました

各商店会の方々が『景気の厳しさ』を訴えて、米軍による夜間外出禁止令を解除してほしい(=米兵はドブ板通りなどの飲食店のメインのお客さんなので)という陳情が続出しました。

『安全対策』の為の協議会ですから、こうした展開になってしまったことは率直に残念でした。

けれども、『景気の厳しさ』を訴える声も直視しなければならない大切な現実です。

フジノはこうした意見が続くのを見ながら、今回の総選挙の結果を思い出していました。

その構造は全く同じだ、と感じました。

「原発をどうするか」という『安全対策』よりも「とにかく景気が苦しいのを助けてほしい」という切羽詰まった『景気の厳しさ』への対応をまず求める叫びこそが、今回の総選挙の結果だとフジノは受け止めています。

こうした姿が「良い」とか「悪い」とか価値判断をするべき話ではありません。これが現実の姿であり、政治家としてしっかり考えて取り組まなければならないとフジノは考えています。



フジノが感じた2つのこと

さて、実際に開催した結果どうだったか。

提案者としてフジノは、2つのことを特に感じました。

1.安全対策についての情報共有と意見交換の場の重要性

米軍自身が、市民に対してじかに安全対策を説明する、質問を受ける、市民のみなさまと率直に意見交換をする、こうした場を定期的に持つことがやはり不可欠です。

改めてフジノは『基地周辺地区安全対策協議会』の重要性を確信しました。

今後は、年1回など、定期的に開催していくことが必要ではないかと感じました。

事件が起こった時だけ開催するのではなくて、お互いの取り組みや想いを理解し合う為に開催していくのです。

2.米軍と地元住民との日常的な意見交換の場を新たに作る必要性

また、『基地周辺地区安全対策協議会』とは別の形の場を新たに作る必要性も感じました。

今日の商店会の方々の声のように、よりカジュアルで、定期的に、日常的な意見交換ができる場づくりが必要ではないか、と考えるようになりました。

これは今後の市議会でフジノは設置を提案していきます。

ところで、毎度のことではありますが...。

今回も米軍によって出された資料のあまりのレベルの低さにフジノは呆れました。

今どき、中学生もパワーポイントやキーノートを使って、もっとまともな資料を作ることができます。

米軍には、内容そのもの・表現の仕方ともに改善を求めていきたいです。



後日談

当日のテレビメディアによる報道、翌日の新聞各紙の紙面は、やはり「夜間外出禁止令の解除を求める声」をメインにとりあげたものばかりでした。

神奈川新聞・2012年12月20日より
20kanagawa


朝日新聞・2012年12月20日より
朝日新聞


MSN産経ニュースより