3年間にわたる「うわまち病院の建て替え」の議論が終わり、ついに市長に「答申」を提出しました/市立病院運営委員会(うわまち病院建替え検討第13回)へ

3年に及ぶ「うわまち病院の建て替え」の議論がついに終わりました

今日は『市立病院運営委員会』が開かれました。

市立病院運営員会の会場前に立つ藤野英明

市立病院運営委員会の開場前にて


『うわまち病院の建て替え』についての議論がついに終わりを迎えました。

2015年2月に第1回がスタートし、今日の会議で13回目、あしかけ3年間にわたる議論でした。

市立病院運営委員会の「答申書」

市立病院運営委員会の「答申書」


報告書が完成しました。

委員会の終了後、この報告書を土屋委員長が上地市長に『答申』として提出しました。



答申の内容

答申内容のメイン部分は、次のとおりです。

  1. 市立病院が担うべき医療機能と機能分担について
    市立2病院体制を維持しつつ、連携の強化、経営の効率化を図るため基本協定の一本化を図られたい。

  2. うわまち病院の建替えについて
    うわまち病院は老朽化が進んでいることから早期建替えを望むが、財政状況が厳しい中、施設規模等については、十分検討されたい。

全文は後日改めて掲載しますね。



フジノの提案から5年。感慨深いです

とても感慨深いです。

何故ならば、フジノは『提案者』だからです。

うわまち病院の建て替えは2012年9月にフジノが初めて提案しました。

それから5年半もかかりましたが、

「ようやくここまでこぎつけることができた」

とホッとしています。

フジノの提案から2年後、ようやく前市長も『うわまち病院建て替え』の必要性を理解しました。

こうして2014年度予算案に盛り込まれました。

「2014年度当初予算の概要」より

「2014年度当初予算の概要」より


さらに、横須賀市の『第2次実施計画』にも明記されました。

第2次実施計画(案)プログラム2「命を守るプログラム」より

第2次実施計画(案)プログラム2「命を守るプログラム」より



市民のみなさまとのお約束をこれからも果たしていきます

2014年当時のブログにフジノはこう記しました。

2014年2月15日のブログ記事より

実際の建てかえ工事が完了するのは、2023年頃ではないかと予想しています。

つまり、今から約10年のスパンで行われる巨大な事業です。

医療政策を重視してきた政治家として、フジノは2018年までの議論をしっかりリードしていきます。

そして、議論の行方を1つずつしっかりとみなさまに報告していきます。

市民のみなさまへのお約束どおり、提案者としてフジノは責任をもって3年間の議論を見守ってきました。

本会議・委員会の場では、市民のみなさまにとってより良い医療提供体制を常に提案し続けて『議論をしっかりリード』してきたと自負しています。

完成した報告書の内容は、フジノが望んだ方向性とほぼ合致しています。

新しいうわまち病院は、市民のみなさまにとってより良い医療を提供できる病院に必ずなると確信しています。

また、もう1つのお約束である『議論の行方を1つずつしっかりとみなさまに報告』してくることも果たしてこれたと思います。

今後、この『答申』をもとに、2018年度中に健康部が『将来構想』を作ります。

『将来構想』の中身についても重要で、フジノはまだまだ気を緩めることはできません。

実際の建て替えが実現して完成し、市民のみなさまにより良い医療を提供できるようになるその日まで、これまでどおり市民のみなさまとのお約束をしっかり果たしていきたいと思います。

議論をして下さった土屋委員長をはじめ委員のみなさまには、心から御礼を申し上げたいです。

そして、事務局としてがんばって下さった健康部にも感謝しています。



市民病院とうわまち病院の「2病院体制」をこれからも維持していく方針が固まりました/市立病院運営委員会(うわまち病院建替え検討第11回)へ

「うわまち病院建替え」の議論が大詰めを迎えています

うわまち病院の建替えについて議論をしている『市立病院運営委員会』が開かれました。

本日の会議で11回目となります。

市立病院運営委員会の会場前にて

市立病院運営委員会の会場前にて


かねてからフジノは、築50年を超えて老朽化が進むうわまち病院を建て替えるよう提案してきました。

2012年9月議会、2013年9月議会と繰り返し提案を行ないました。

その提案が通り、2014年度予算案に『うわまち病院建て替え検討』の予算が計上されて、さらに『第2次実施計画』にも明記されました。

翌2015年2月には市長から市立病院運営委員会へ『諮問』がなされました。

フジノの提案からは5年、そして市長の『諮問』からは2年半が経ちます。

市立病院運営委員会・議事次第

市立病院運営委員会・議事次第


そしてついに次回の委員会(2018年1月)では、市長への答申の『素案』が提示されます。

議論が大詰めを迎えていることに、提案者のフジノとしては感慨深いものがあります。

ただ、無事に建替え工事を終えて、市民のみなさまに安心してご利用していただけるまでにはまだ何年も必要です。

まだ、全く気を緩めることはできません。



市民病院とうわまち病院の「2病院体制」は維持される見通しです

横須賀市には、うわまち病院と市民病院の2つの市立病院があります。

市議会の一部の会派からは「うわまち病院の建替えと同時に市民病院を統合して1病院にすべき」という提案がなされています。

しかしフジノは大反対です。

「絶対に現在の『2病院体制』を維持すべきだ」とフジノは考えています。

そもそも両病院(特に市民病院)の歴史的な背景や地理的な位置づけを考えれば、2病院を統合するメリットは市民のみなさまにはありません。

むしろ、それぞれの病院の機能分化(役割分担のことですね)と連携を深めていくことで、市民のみなさまが安心して医療を受けられるというメリットがさらに大きくなっていくとフジノは考えています。

ありがたいことに、『市立病院運営委員会』の委員のみなさまは、フジノと同じ考えでした。

本日の議論も「このまま2病院を維持していく」という方向で議論は決着をみました。

2018年3月末には最終的に『答申』を行ないますが、2病院体制を維持していく旨の内容になる見込みです。



しっかりと議論の内容をお伝えしていきます

毎回みなさまにお約束していることですが、提案者としてフジノはうわまち病院の建て替えについては全ての情報をお伝えしていきます。

うわまち病院の建て替えには、市民のみなさまの税金がとても多く使われることになります。

ソフト・ハード両面において絶対に今よりも優れた、そしてアクセスしやすい病院へと生まれ変わらせたいとフジノは考えています。

ご意見やご質問があれば、ぜひメールやツイッターでお尋ね下さい。

こちらのブログで必ずお答えしていきます。



ついに「うわまち病院」建てかえの議論がスタートしました/市立病院運営委員会(うわまち病院検討第1回)へ

「市立病院運営委員会」に市長から「諮問書」が出されました

今日フジノは『市立病院運営委員会』を傍聴しました。

市立病院運営委員会の会場にて

市立病院運営委員会の会場にて


何故ならば、フジノが提案してきた『うわまち病院の建てかえ』の議論がこの『市立病院運営委員会』でついにスタートしたからです。

「横須賀市立病院運営委員会・次第」より

「横須賀市立病院運営委員会・次第」より


正式に、市長が『諮問書』を読み上げて、市立病院運営委員会の土屋委員長に手渡されました。

横健地第67号
平成27年(2015年)2月5日

横須賀市立病院運営委員会
委員長様

横須賀市長 吉田雄人

諮問書

本市が開設する市立うわまち病院は、平成14年7月1日に国立横須賀病院の移譲を受け、公設民営方式(指定管理者制度)により管理運営を行っている。

移譲から今日までの問、南館の増築(療養病棟及び回復期リハビリテーション病棟の開設)や、救命救急センター及び地域周産期母子医療センターの指定など医療機能の充実を進めてきた。

一方、病院施設については、一部を除いて国立横須賀病院時代の昭和40年に建築された建物であり、平成14年度から15年度にかけて大規模改修を行ったものの、老朽化のほか、医療機能の充実を進めてきていることから手狭になっており、病院運営上の課題となっている。

また、今後、高齢化の進展や人口減少が予測される中で、うわまち病院だけでなく、市民病院も含めた二つの市立病院がどのような役割を担っていくべきか、方向性を示していく必要がある。

このため、以下の事項について検討されるよう諮問する。

  1. うわまち病院が担うべき医療機能について
  2. うわまち病院の建替えについて
  3. 市民病院との機能分担について

こんなにも『大切な議論の場』なのですが、傍聴はいつもながらフジノ1名でした。

フジノは市民のみなさまに「全ての情報を必ずお伝えしていきます」と昨年このブログでお約束しました。

そこで今日のブログでは、フジノとして「何故ここが『大切な議論の場』なのか」をしっかりと記してみたいと思います。



「古い建物」を壊して建てかえるだけではなく、30年先の未来を見据えて「必要な医療体制」を実現すべきです

横須賀市には2つの市立病院(市民病院うわまち病院)があります。

このうち、うわまち病院は築50年が経つ建物もあります。

老朽化に対して『リフォーム的な手直し』を重ねてはきました。

20140215uwamachihospital


それに対して、フジノは『建てかえの必要性』を市議会で繰り返し提案してきました。

何故なら

「超少子・超高齢・多死社会(2025年問題、2050年問題)において、横須賀市の在るべき医療の姿を考えると『現在のうわまち病院の体制(建物だけではありません)』では対応しきれない」

と判断したからです。

もちろん提案にあたっては、うわまち病院で働く方々や市内医療関係者の多くの方々にヒアリングをしました。

その結果、すでに昨年おしらせしたとおり、横須賀市は2014年度予算に『うわまち病院建てかえの検討』を盛り込みました。フジノの提案が実現した訳です。



「うわまち病院」建てかえの議論をスタートするにあたって

ただし、このプロジェクトは完成まで今後約10年にわたって続くものです。古い建物を壊して新しくするだけではダメなのです。

このまちの未来をしっかりと見据えて、いくつもの視点をしっかりと議論していかなければなりません。

新しい「うわまち病院」のソフトとハードの在り方を検討する前提として詳細に検討すべきだとフジノが考える視点

  • 社会保障制度の変化(特に、県の医療政策の権限が強くなっていくなどの大きな変化がすすめられています)

  • 今後の横須賀市と三浦半島全体の人口と人口構造の変化

  • 横須賀・三浦2次保健医療圏の在るべき医療の姿

  • 横須賀・三浦2次保健医療圏における、総合病院と診療所の医療機能の分化

  • 医療と福祉の連携と統合

  • 横須賀市の将来的な財政の在り方

このまちに暮らす人々のいのちを守るという明確なビジョンのもとで、いくつもの視点を丁寧な将来推計と照らし合わせながら、横須賀・三浦2次保健医療圏の拠点病院の1つとしてのうわまち病院の姿を議論していかなければなりません。

限られた医療資源(人口減少で若者が徹底的に減っていく中での医療人材の確保の難しさをはじめ、ソフト・ハード両方の不足)、増えていく一方の高齢者(高齢=複数の疾病を抱えている)という現実が目の前に存在しています。

わが国の医療政策としては、どんどん病院のベットを減らしていく方向に向かっています。

世界の先進国ではみな、入院主体の医療はもはや終わったからです。日本も同じです。

医師・看護師・検査技師・薬剤師などの医療人材は、全く足りない現実があります。

そこで、急性期(今すぐに治療をしなければ命に影響があるような状態)に限られた医療資源を集中的に投下します。

その一方で、どのようなケガや病気であってもまずは誰もが『診療所(かかりつけ医)』にかかる仕組みを作っていくことになります。

本当に重篤な方々だけが総合病院や高度な医療施設のある病院での治療を受ける仕組みへと変わります。

そして、急性期の治療を終えた方は、亜急性期〜慢性期の病棟を経て、福祉施設or自宅へと帰っていかねばなりません。

戦後日本がこの60年近く誰でも総合病院にかかれた、安心できる時期まで入院していられた、そういう医療の仕組みは完全にもう終わったのです。

財政的にも、医療人材的にも、あらゆる意味においても。

それは、横須賀も全く同じです。

だから、今回の『うわまち病院の建てかえ』は建物を壊して新しくする、というようなレベルのお話では全くありません。

例えば、西地区のみなさまの大きなご不安や反対のお気持ちを理解しながらもフジノは、市民病院の小児科医のみなさんをうわまち病院に集約することに賛成したのも同じ理由です。

医療の仕組みは、あなたが慣れ親しんでこられたであろう、これまでの60年間の日本の医療とは全く姿が違うものになります。



今後さらに議論が重ねられていきます

こうした「慎重な議論が必要だ」という考え方はフジノだけでなく、横須賀市健康部も同じく共有しています。

議論の場である『市立病院運営委員会』を定期的に開催して、議論を重ねていきます。

それから、ようやく建てかえの工事に向けて動き出すことになります。

市立病院運営委員会の今後の予定

【第1回 (今回)】

  • 諮問事項(うわまち病院建替え検討)の説明

  • うわまち病院の現状説明
    建物等について
    職員数について
    患者数の状況
    医療機能について
    経営状況



【第2回(2015年度・春)】

  • うわまち病院の見学



【第3回(2015年度・夏)】

  • 横須賀市及び地域の人口推移予測

  • 横須賀市及び地域の患者推計

  • 横須賀市及び地域の医療資源



【第4回(2015度・秋)】

  • 今後『うわまち病院』が担うべき医療機能について

第5回 (2015年度・冬)

  • 今後『うわまち病院』が担うべき医療機能について(第4回からの継続審議)

  • 『市民病院』との機能分担等について

ちなみに、今日配布された資料はこちらです。



改めてお約束します

フジノにとって、『医療政策』は最重要な取り組みの1つです。

財政がどれだけ疲弊しても、人口がどれだけ減少しても、ご高齢の方々がどれだけ増えても、絶対にフジノは『セーフティネットとしての社会保障』を守ります。

国・県・市の制度を全てしっかりと学んで、どんなささやかな法改正も追いかけて、保健・医療・福祉政策のあらゆる情報をみなさまに発信していきます。

かつて吉田市長があまりにもいいかげんな対応をしたせいで西地区のみなさまに大きなご不安を与えた『市民病院の小児科入院診療の廃止』のような間違った方法は、『うわまち病院の建てかえ』にあたっては、絶対に取らせません。

昨年と同じ言葉ですが、改めてお約束します。

どんな細かなささやかなことに思える情報も、全て発信していきます。

全てを市民のみなさまにお伝えして、そして1つずつ丁寧にご説明して、そうすることがいったいどのような未来につながっていくのかをお話していきます。



ようやく「うわまち病院」建てかえの検討が動き出します!すでに築50年が経過、老朽化が進んでいます/フジノの提案、実現します

『平成26年度予算の概要』の中から、注目すべき予算を紹介していきます。今回は『横須賀市立うわまち病院』の建てかえについてです。

「うわまち病院の建てかえ」ようやく動き出します

2014年度予算案には『基本計画の重点プログラムに基づく重点投資』として、重点的に投資する6分野(5つのプログラムとその他)が掲げられています。具体的に、6分野で合計40事業が挙げられています。

その2番目、『命を守るプログラム』の最初の項目として挙げられたのが、この『うわまち病院の建てかえの検討』です。

「予算の概要」より

「予算の概要」より


この先4年間の取り組みである『第2次実施計画(案)』にも明記されました。

第2次実施計画(案)プログラム2「命を守るプログラム」より

第2次実施計画(案)P49、プログラム2「命を守るプログラム」より


予算案が成立したならば、4年間をかけて合計14回の『市立病院運営委員会』を開催して建てかえについて議論していきます。

2018年には、ハッキリとした方向を打ち出す予定です。



老朽化し手狭になった病棟

2006年に新しく建てられた南館を除いて、うわまち病院の建物は、今年で築年数50年が経過します。

出来事
1891年 『横須賀衛成病院』として創設する
1936年 『横須賀陸軍病院』と名称を変更する
1945年 厚生省へ移管される
本院(不入斗)及び分院(中里、走水)を併せて『国立横須賀病院』とする
1946年 中里分院に外来診療部門開設、一般患者診療を開始する
走水分院を閉鎖する
1965年 現在の病棟(中央館)竣工
1966年 外来診療棟(北館)竣工
不入斗本院及び中里分院を閉鎖する
現在地に施設及び職員を集約する
2002年 国から横須賀市に経営委譲され、『横須賀市立うわまち病院』として開設する

より良い『医療の質』を守る為には、建てかえは避ける事ができません。

それにも関わらず、これまで全く議論が行なわれてきませんでした。

そこでフジノは2年前から「うわまち病院の建てかえを検討すべき」と提案し続けてきました。

このたび、こうして検討スタートが実現したことは市民のみなさまの医療環境を守る為に大切な一歩となるはずです。



フジノのこれまでの議会での提案

過去2回にわたって行なったフジノの質疑を紹介します。

2012年9月6日・教育福祉常任委員会
question (フジノ)
うわまち病院は、旧・国立病院時代からの建物をそのまま利用して、一部外壁を塗装したり、南館を新築して活動を続けてきた訳です。

20140215uwamachihospital

しかし建物自体の老朽化も激しく、医療行為を行う上でも手狭になっている部分などもあると伺っています。また、建物そのものの老朽化だけではなくて、配管などの老朽化もあると聞いています。

建てかえを行うとすればいつごろを想定しているのか、またその費用負担についてはどこが受け持つものなのか、そういった点についてお聞かせいただければと思います。

answer (地域医療推進課長) 
今、藤野委員がおっしゃられたように、うわまち病院は南館を除いては国立横須賀病院時代の建物を使っております。建物の、特に配管等で老朽化があるようなところも、事実、ございます。

それから、建てかえにつきましては、現在の地域医療振興協会との協定の中では、特にそういった項目はうたっておりませんので、次回、協定を見直す中で、そういったことを行うのかどうか、それは協会とも相談をしながらということになると思います。

費用負担についてはそういうことですので、現状でこういうふうにしたいとか、どちらが持つとか、そういった考えは現状ではございません。

question (フジノ)
これも議会全体で話題になっているファシリティーマネジメントの話の1つだと思うのです。

建てかえは実際にいずれ行わなければならなくて、果たしてどれぐらいの費用なのかの見積もりや費用負担を地域医療振興協会と市で分け合うことができるのかとか、そういったことも考えてファイナンスをしていかなければならない。

急な財政負担というのは横須賀市にはできないはずなので、ぜひ早目に今後の見通しもはっきり立てられるように、なるべく早く動いていただければと思いますが、いかがでしょうか。

answer (健康部長) 
私どものほうとしても、大分老朽化が進んでいるということは認識しています。

今、地域医療推進課長が申し上げたとおりなのですが、そこについてはまだ全然詰めていないところでございますので、なるべく早く詰めていきたいと思います。



そしてこちらが昨年行なった質疑です。

2013年9月9日・教育福祉常任委員会
question (フジノ)
健康部に伺います。

先日、『公共施設マネジメント白書』も配付されたのですが、うわまち病院については築年数49年ということで、今後建てかえを視野に入れて、指定管理者の方々にも相談に乗っていただかなければいけないと思います。それらについて今回仕様書や審査スケジュールの中で建てかえのお話は出ているのでしょうか。

answer (地域医療推進課長) 
今回の仕様書の中では、特に建てかえ等の検討はうたっておりませんが、ちょうど次期実施計画の策定時期ということもありますので、その辺も検討材料に入れていきたいと思っています。
question (フジノ)
指定管理者にも一定程度の費用負担を求める。それによって、指定管理者も病院の設計などに関与できる形で、相互にとって利用しやすい形に、市にとっては財政負担を減らすことができる、指定管理者にとってはより使いやすい病院にすることができるとしていかねばならないと思っているのです。

それは今回の仕様書には入らないが、話し合いは行なっていくということでよろしいですか。

answer (地域医療推進課長) 
費用負担的なところも含めて検討は進めていきたいと思っております。



そしてフジノの提案が、正式に『横須賀市の動き』となりました。

しかし、これは単なるスタートに過ぎません。



全ての情報を必ずみなさまにお伝えしていきます

実際の建てかえ工事が完了するのは、2023年頃ではないかと予想しています。

つまり、今から約10年のスパンで行われる巨大な事業です。

医療政策を重視してきた政治家として、フジノは2018年までの議論をしっかりリードしていきます。

そして、議論の行方を1つずつしっかりとみなさまに報告していきます。

今回大きな問題となった『市民病院の小児科入院診療の廃止』のような一方的な在り方は絶対にさせません。

医療政策はとても難しいので、ややもすれば専門家だけの議論で進められてしまう。

でも、絶対にフジノは市民のみなさまを置き去りにしません。



超高齢・超少子・超多死社会の横須賀の医療を守る為に

新たな『うわまち病院』に求められる医療の役割は、今とは大きく異なります。

2025年には『団塊の世代』がみな75才以上の後期高齢者となります。

『団塊世代ジュニア』も50代に突入しています。

超高齢・超少子・超多死社会になっているであろう横須賀で求められる医療の姿をしっかりと考えて、新たな病院像を描かねばなりません。

医療政策に取り組むということは、その時その時の目の前の出来事に対応するだけではダメで、将来を見据えて取り組まねばならないのだと考えています。

まだまだ未熟なフジノには、医療政策については学ばねばならないことがたくさんあります。

けれども、持てる全てを尽くして、このまちの医療を必ず守りぬいてみせます。

どうか市民のみなさま、力を貸して下さいね。

よろしくお願いします!



市長からじかに「事務事業等の総点検」「第2次実施計画の策定」の説明を受けましたが…

市長が全会派へ説明まわり

再選された吉田雄人市長は、こじれきっている市議会との関係を2期目は修復していかねばならないとの反省があるようです。

そこで9月議会を前に、全ての会派を順番に回って今後の取り組みの説明をしてきました。

人数の多い大会派から順番に回っていたようで、角井議員のブログでまずその取り組みをフジノは知りました。

8月29日の角井基議員のブログから一部引用させていただきます。

今日は、吉田市長から直々に『第2次実施計画』について説明をしたいというので、午前中1時間それに費やしました。

こうした形での説明は初めてのことで、吉田市長が議会対応を変えていきたいという気持ちの表れと受けとめてそれに応じました。

まず、今年度の『事務事業の総点検』を実施するにあたっての概要、そして、『第2次実施計画』を策定するにあたっての基本的な考え方について説明がありました。
(以下略)

この『会派まわり』もようやく終わったようです。

今日9月4日になって、会派には所属していないフジノたち3名への説明が行なわれました。

計画行政を否定する「事務事業の総点検」ならば、実施そのものに反対

まず、『事務事業などの総点検』についての説明がありました。

「平成25年度事務事業の総点検について」より

「平成25年度事務事業の総点検について」より


4年後(2017年)には、34億4000万円の財源不足が生じるとの説明がありました。

市長が示した2017年度の財源不足金額と内訳

市長が示した2017年度の財源不足金額と内訳

*ここには『国民健康保険』『介護保険』『上下水道』などの特別会計・企業会計は一切含まれていません。

この財源不足に対応する為に、横須賀市がこれまで行なってきた全ての事務事業を予算の細々目単位まで見直す『事務事業の総点検』を下のスケジュールで行なう、と説明がありました。

  • 7月19日 取り組み方針の決定
  • 7月23日 各部局に対する周知(部長会議)
  • 12月下旬 各部局から提出された見直し計画書に対する部局ヒアリング・査定を予算編成と並行して実施
  • 9月上旬 第3固定例会(取り組み経過報告点検の実施状況)
  • 12月上旬 第4固定例会(取り組み経過報告見直し計画の内容)
  • 2月上旬 第1固定例会(見直しの最終報告予算への反映状況)

もともと『事務事業の総点検』は歴代市長のもとでも毎年行なわれてきたことです。当然、この取り組みは吉田市長のもとでもやるべきことです。

しかし、フジノがとても問題だと感じることもありました。

『見直しの基本方針』として、このような記述がありました。

見直しの基本方針

実施計画、分野別計画など既定の方針・計画に基づく事務事業であっても、事業実績や事業効果を踏まえ、事業内容や実施方法の見直しを検討する。

行政はあらかじめ3年などの期間を定めて、実行すべき取り組みの目標値などを定めて『計画』を策定しています。『計画』に基いて事業を実施して、目標が達成されたか検証を行なっていくのです。

障がい福祉、介護保険、健康増進、地域医療などの社会保障をはじめ、あらゆる『計画』が定められており、毎年の予算もそれらの『計画』に基いて立てられているのです。

それを、吉田市長の今回の『事務事業の総点検』では基本方針として、既に定められた方針や計画に基づく事務事業であっても見直しを検討するというのです。

これでは計画を立てる意味が全く無くなってしまいます。

フジノは、この『事務事業の総点検』の基本方針には反対です。

行政計画は、市長がひとりで作るのではありません。

ほとんどの計画は、有識者を集めて約1年間も審議されて素案が作られます。市民のみなさまにパブリックコメントをお願いしています。そして、市議会でも何時間も審議をします。こうして行政の計画が完成するのです。

それを『事務事業の総点検』で一方的に『廃止』『削減』などが行えるのであれば、もはや行政計画の存在意義はありません。

計画行政そのものを否定するような『事務事業の総点検』となるのであれば、フジノは実施そのものに反対します。

第2期実施計画について

続いて、『第2期実施計画』の策定について説明がありました。

「第2期実施計画」は2014~2017年の横須賀市の取り組みの羅針盤です

「第2期実施計画」は2014~2017年の横須賀市の取り組みの羅針盤です

今後の策定スケジュールは下の通りです。

  • 7月19日 取り組み方針の決定
  • 7月23日 各部局に対する周知(部長会議)
  • 12月下旬 各部局からの提出された計画書に対する各部局へのヒアリング・査定を予算編成と並行して実施
  • 9月上旬 第3回定例会 第2次実施計画の策定について報告〉
  • 2月中旬 実施計画(案)報告(予算説明会)

『第2期実施計画』での主な施策案の説明もありました。

吉田市長が「施策案の頭出し」として説明したのが以下の4本柱です。

1 子育て・教育環境の充実

(1)小児医療費助成の拡大
子育て世代の応援策として小児医療費助成を拡大します。

(2)保育園の環境改善
老朽化に伴う建て替えや保育環境の改善を図ります。
・老朽化した公立保育園の建て替え
・民間住宅供給にあわせた定数増
・幼児教育の充実をふまえた認定子ども園の整備

(3)学童保育の環境改善
小学校や他の公共施設に学童クラブを移設するとともに、保育料の軽減に努めます。

(4)小中学生の学力向上
「横須賀子ども学力向上フロジ、エクト」を積極的に進めて、本市の未来を支える人材を育てます。
・学力向上放課後教室の更なる充実など

(5)スクールランチの拡充
現行のスクールランチを拡大し、中学校給食のニーズに応えます。

(6)公園施設の見直し
本市は特色ある公園施設がたくさんありますが、「ソレイユの丘」や「くりはま花の国」などを、より一層、親子連れで楽しめるような公園にしていきます。

(7)子育て世代の定住促進
・「すかりぶ」の更なる充実
・子育て・教育環境施策の充実を図り、情報発信を強化

2 地域経済の活性化

(1)横須賀中央地区の再生
本市の消費の中心である中央地区の再生が本市経済の活性化の鍵になります。大滝町西友跡地の再開発、さいか屋跡地の再生、他の再開発実施に向けた積極的な支援を行います。
・大滝町2丁目再開発
・さいか屋大通り館跡地の再生
・他の再開発計画→事業化に向けた調査・検討費を計上
・中央地区のドル旅、歩行者天国の実施

(2)追浜地区の再開発促進
追浜駅前の再開発の実現に向けた支援を行います。

(3)商庖街の活性化
商庖街が自ら積極的に行動する活性化への動きを支援します。
・商店街が共同して行う、宅配事業を支援

(4) 新たな企業誘致策
大口利用者の新規水道加入金の免除制度を導入します。

(5) 観光協会のあり方の見直し
集客観光がより活性化するよう、協会のあり方を見直します。

3 健康の維持・増進

(1)国保健全化計画の着実な推進
医療費の1/2が生活習慣病に起因することを認識したうえで、国民健康保険の特定健診受診率をアップさせるとともに健康指導体制を充実強化して、生活習慣病の予防に努めます。
・特定健診受診率の向上と指導体制の強化
受診デー夕、レセプトなどの分析、保健師の配置

(2) 関係機関との連携
県立保健福祉大学と連携し、実効性のある取り組みを行います。
・認知症対策、健康栄養指導など

(3)健康教室や生涯学習の機会の拡充
健康に対する意識の向上と実践を図ります。

4 その他
(1)施設の長寿命化
公共施設を有効かつ効率的に使用するためのデータとして、「公共施設ファシリティマネジメント白書」を作り、これをもとに「施設の適正化計画」を策定します。
・施設の適正な維持管理に努めます。

(2)自治の推進
・自治基本条例
市議会の審議を十分にふまえた見直しを検討します。
・地域運営協議会
地域運営協議会の活動内容の充実と実施地域の拡大を図ります。

(3)三浦半島各市町との広域の連携
三浦半島が持つ自然環境、観光資源、利便性などの魅力とそれぞれの地域力を生かし、各市町が連携した事業展開をすることで相乗的な魅力の向上、地域の活性化を図ります。
・観光プログラムの開発
・有害鳥獣対策など

(4) 新しいごみ処理施設
更なるごみの減量化を進め、環境負荷の低い処理施設を長坂地区に建設します。
・2031年度の稼働を目指します。

市長選挙における広川さとみ候補の掲げた選挙公約がいくつも取り込まれていました。

2013年の市長選挙で、吉田市長を支持した有権者と支持しなかった有権者の差はわずか2,103票しかありません。

2013年の市長選挙で、吉田市長を支持した有権者と支持しなかった有権者の差はわずか2,103票しかありません。


広川候補の政策に共鳴して市長選挙を闘ったフジノとしては、市長選挙の得票状況から見ても

「吉田市長は、対立候補の政策もきちんと盛り込まんでいかなければ市政運営は不可能だ」

と考えてきました。

その点については予想通りでした。

この実施計画を作る意味はあるのか?

ただ、同時にフジノはかなり『シラけた気持ち』で説明を聴いていました。

何故ならば、『事務事業の総点検』において「計画に記された事業であっても見直しをかけていく」と市長自らが方針を打ち出したのです。

『第2期実施計画』そのものだって2014年までに作ったとしても、2015年からの『事務事業の総点検』で見直しの対象になるのです。

計画を立ててもそれがその年その年の財政状況によって場当たり的に廃止・削減されるならば、そもそも『第2期実施計画』を策定する意味がフジノには見えませんでした。

明日から、ついに9月議会がスタートします。

フジノも市長に対して一般質問を行ないます。

そこでこの『事務事業の総点検』における基本方針で記された

実施計画、分野別計画など既定の方針・計画に基づく事務事業であっても、事業実績や事業効果を踏まえ、事業内容や実施方法の見直しを検討する

について、「撤回」あるいは「極めて慎重な適用」を求めていきます。

障がい福祉計画、介護保険運営事業計画など、毎回の計画づくりには、当事者のみなさんもご家族のみなさんも必死に活動をなさってこられました。社会保障・社会福祉の現状を少しでも良くしたいという想いがこめられた計画です。

そうした努力を全て水の泡にするようなことは、絶対にさせません。