カフェトークの様子をちょっとだけ報告します

08/02/03更新
第106回(特別版)2008年1月16日(水)の様子・前編
● 『お鍋パーティー』をやりました!(前編)


  ずうっとやりたかった『鍋パーティー』
  ついに今日、開催しました!



 ファストフードとコンビニ弁当ばかりの
 偏った食生活を続けているフジノですが、

 数年前から、このまちの海の幸のすばらしさに出会って
 少しずつ価値観が変わってきました。

 「食べる時間がもったいない」
 「空腹が消えればメシなんて何でもいい」

 こんな考えでフジノは20年くらい生きてきました。

 でも、走水・伊勢町のかねよ食堂で
 漁師のご家族の方々との素晴らしい出会いのおかげで
 本当に豊富な海の幸の数々に触れていくうちに

 「こんなうまいものが地元にあったなんて!」
 「同じメシを食うなら、みんなで楽しくおいしいものを食べたい!」

 と、変化していったのです。


 さらに、政治家としてフジノは去年1年間、
 教育経済常任委員会という委員会のメンバーでした。

 こどもたちの教育を担当すると同時に、
 農林水産業も担当する委員会に所属していたのです。

 教育の分野では、こどもたちに対する食の教育ということで
 『食育』というキーワードが大流行しているんです。

 でも、このファストフード全盛の時代に
 『食育』なんて政治家がいくら声をはりあげて叫んでも
 今の生活スタイルが便利だからこんな風に変化してきた訳ですから
 そうそうカンタンに変わる訳が無いんです。

 さらに、農林水産業の分野では
 横須賀の漁業は知れば知るほどまだ可能性に満ちてるんです!

 魚もうまい。貝もうまい。海藻もうまい。
 東京湾はかなりおもしろいのですよ。
 それなのに、それが全然知られていなくてもったいない!

 どうしたらこの現状を変えられるかなあ、といつも考えていました。

 繰り返しになりますが、現状が今みたいな風になっているのは
 それが便利だったりラクだったり楽しいからなのです。

 それを不便だったりつらかったり面白くない方向に
 変えるなんてことはムリなんです。


-------------------------------------------------

 そんなフジノは、カフェトークの会場を貸していただいている
 カフェ『RRROOM』を訪れるたびに、
 みんなでいつもこんな会話をしてきました。

 「『食育』なんて言葉で言っても分からない。
  本当にうまいものを食べれば分かるんだよ!」

  「東京湾って汚れてるってイメージだけど
   本当は東京湾のサカナはすごくおいしいんだ!」
 
  「サカナのおいしさを知らない人が多すぎて
   こんなに海のそばで暮らしているのにもったいない!」

 みんな、というのは、

 ・カフェ『RRROOM』の店長コウジさん。
  (カフェメシのうまさは言うまでも無いけれど、魚料理もうまい!)

 ・「包丁を持った旅芸人」こと、魚屋『魚源』店主のゲンさん。
  (横須賀の伝説の魚屋さん。お魚業界で知らない人はいない達人)

 そして、フジノです。

 こうしてみんなでたくさん議論している時に
 ハッと気がついたのです。

 この強烈な個性を持つ2人のコラボレーションに
 カフェトークをあいのりさせてもらおう。

 冬だ。だから、お鍋だ!
 サイコーにうまい海鮮のお鍋をみんなに食べてもらおう!

 みんなが気軽に集まれるカフェで、
 冬の定番である『お鍋』を、おいしい海の幸で作って、楽しく食べよう!

 そうすれば、ふだんみんなで議論していることなんて
 一瞬のうちに分かってもらえる!

 1000の言葉より1回食べてみればいい。

 という訳で、企画してみました。


 mixiだけでこっそりと
 『15名限定のイベント』として呼びかけてみました。

 海鮮『鍋』パーティーやります。
 みんなでナベ食べましょう。


 そしたら、この呼びかけに応えて
 いろいろなまちから
 いろいろな職業の
 いろいろな年齢の方々が集まってくれました。

 横須賀の大学院生、埼玉・浦和の大学生が
 卒業論文の提出時期なのに来てくれました。

 横浜からも、新宿からも、江戸川からも来てくれました。

 市内からは、浦賀・森崎・林などから
 20代、30代、40代の男女が来てくれました。

 横浜での残業を早めに切りあげて来てくれたIT系の方もいました。
 小学校の先生も2名、参加してくれました。

 さらに、フジノのおふくろと妹も来てくれました。

 こうして、カフェトーク特別版が
 今夜スタートしたのです。

-----------------------------------------------------

 海鮮『鍋』パーティーは、2部構成となりました。

 まずは、海の幸のサラダです。

金目鯛

 いつもはカフェメシを食べるバーカウンターに
 たくさんの海の幸が並べられました。

ホーボーには足がある  ホーボーの頭。

 お魚ですが、足があります。
 何故?

 ゲンさんには
 食材を
 1つずつ解説してもらいました。

 とてもおもしろかったです。

 とれたばかりのタコのカルパッチョ。

タコのカルパッチョ  東京湾でとれた
 2.5kgのタコ。

 おいしかった。

 こんな感じで、バイキング形式で
 順番によそってもらいました。

サラダが並んでいる様子  奥から、

 ・タコのカルパッチョ

 ・浜名湖の青海苔と
  キュウリのサラダ(三杯酢)

 ・サバの南蛮漬

 ・スズキのサラダ
 

 信じられないくらいにおいしかったのが
 青ノリのサラダです。

 風味がサイコーで、青ノリとキュウリだけで
 こんなにもおいしいものかとみんなで驚きまくりでした。

 他にもおいしいものがそろっている中で
 1番最初に無くなってしまいました。

スズキの洗い  さらに、スズキのサラダも
 おいしかったです。

 フジノは料理に無知なので
 今日初めて『洗い』を
 知りました。

 生きている魚を血を抜いて
 すぐに刺身にした
 新鮮なものを
 氷水で急いで洗うそうです。

 そうすると身が
 縮んだ感じになるのですが
 こいつがまたおいしいのです。

 写真には写っていないのですが
 タコの卵(白子の方です)を茹でたものも食べました。

 タコの卵を食べたのは人生で2度目です。
 おいしかったなあ。

 まだメインの前なのに
 すでにもうおなかいっぱいの状態になってしまいました。

 そこで、カフェトーク特別版に集合してくれた
 みなさんでちょびっと自己紹介をしたり、自由に会話をしたり、
 15分ほど休憩しました。

 みんな、いい笑顔でした。

 (中編へつづく)



→カフェトークのページへ戻る
→はじめのページに戻る