まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2003年8月30日(土)のフジノ
● 明日、議員としては署名の最終日を迎えます

 6月15日から始めた署名活動も
 市議会議員である僕はついに明日8月31日をもって
 署名活動の最終日を迎えます。

 『市議会議員である僕は』と書いた理由は、
 『願う会』のみなさんは、
 ひきつづき署名活動を続けて下さるからです。

 市議会議員たちは9月議会に突入しますので
 議会活動に全力投球するために
 いったん署名活動を終わりにさせていただきます。

 ふりかえれば、熱い熱い夏でした。

 世の中は冷夏でしたけれど
 僕たちにとっては6月半ばからずうっと熱い日々でした。

 もともと9月末まではずっと休めないと思ってたけど
 体調をひどく崩した数日以外は
 ひたすらみんなと一緒に走ってきた2ヵ月半でした。

 明日は、天気予報では雨の確率が50%。

 でも、たとえ雨が降ったとしても
 そんなことにカンケーなく
 明日のイベントは真夏のような熱さになるはずです!

 明日12〜14時
 Yデッキにて『願う会』主催のイベントが行われます。


 どうかみなさん、来て下さいね。

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 今日は、雄人(吉田議員)
 Yデッキの下で署名活動をがんばっていました。

 体調が悪かったフジノは手伝うことができなかったのですが
 その彼の姿をバイクから見つめながら
 こころをうたれました。

 まちかどに1人きりで立って
 想いを伝えて
 まちを行く人々に語りかけているのです。

 手伝えない自分にふがいなさを感じると同時に
 彼がこのまちの政治家として存在してくれることに感謝しました。

 彼がいてくれて
 本当に良かった。


● 希望は必ず

 フジノは政治家になる前から
 「世の中は1日では変わらない」と言いつづけてきました。

 どれほどカリスマ性を持っている人がいても
 どれほどリーダーシップのある人がいても
 それはありえません。

 けれども、歩みは少しずつであっても
 このまちは必ず変わっていきます。

 署名活動をつうじて
 今まで全くこういうことをしたことが無い人たちが
 まちへの想いに動かされていく姿をたくさん見てきました。

 だから、フジノには『希望』が見えています。

 決してあなたもあきらめないで。

 これまでの政治への不信感、
 行政へのアレルギー、
 なされてきた数多くの期待への裏切りと失望感から、
 たくさんの人たちが『あきらめ』に染まっているのを知っています。

 けれども、あきらめないで。
 最期まで僕は、絶対にあきらめないから。

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 明日もがんばるぞ!



2003年8月29日(金)のフジノ
● 署名を徹底的に集めました

 今日は、ひたすら署名活動をしました。

 Yデッキの上と下で
 署名をお願いしました。

 本当にたくさんの人たちが署名を書いてくれました。

   ・日ごろ、HPを観てくれているという方。

   ・走っていたバイクを止めて、署名しに来てくれた方。

   ・フジノの姿を見つけて携帯電話で連絡をして
    家族みなさんで来てくれた方々。

   ・登校日帰りの高校生のグループから2人だけ外れて
    恥ずかしそうに署名を書きに来てくれたコたち。

 今日はとにかく10代がたくさん署名をしてくれました。

 200人もの署名を
 4時間でたった1人きりで集める、という
 過去最高記録(僕の中での、ね)を達成してしまいました。

 署名活動をやってみると分かると思うのですが
 これはすさまじい数字なんですよ〜。

 我ながら今日はほんとにすごかった、と思いました。

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 そうそう、昨日の『横須賀音開き』のスタッフだった
 高校生の男のコ2人組も来てくれました。

 僕はヒップホップが聴きたくて昨日は足を運んだのですが
 そう伝えたら、彼らにこう言われました。

 「フジノさん、ヒップホップよりもレゲエの方が
  まじヤバイっすよ」

 「レゲエの方がヒップホップよりも
  絶対に歌詞もいいよ。聴けばわかりますよ!」

 「ヒップホップなんてみんな同じですよ。
  レゲエの方がもっと世の中のこと考えてるし」

 あんまりレゲエの良さをすすめるので
 帰りがけにモアーズに寄って、
 彼らのオススメをちゃんと買ってきましたよ〜。

 今、これをうちながらBGMとして
 聴いています。

 『NATURAL HIGH』 MOOMIN

 『Book Of Life』    FIRE BALL

 僕にとってレゲエって
 ボブ=マーリーのイメージしか無かった。

 しかも、ボブ=マーリーでさえちゃんと聴いたことが無かったから
 リラックスできるゆるやかな音楽がレゲエだと思ってた。

 レゲエってこうやって聴いてみると
 ヒップホップと同じくらいに燃える音楽なのね。知らなかった。

 そもそも他人にすすめられて音楽を聴くのはキライなんですけれど
 彼らの熱い目を見てると、聴いてみようかな、
 と思いました。

 『横須賀音開き』で前の日から徹夜で準備をして
 当日には入り口の警備だとか
 周囲のそうじをしたりして
 自分たちはライブを全く見れないままにがんばってた彼らを
 僕はやっぱりかわいくてしかたがないんです。

 彼らはレゲエのバンドを組んでて
 プロというかレゲエで食べていきたいと考えてる。

 そういうのって、すごくいいな、と思った。
 絶対にくじけないで、
 どこまでも突き進んでほしいなあ。

 おまえら、ライブに呼ぶ約束、守れよ。
 おれは待ってるからな。

 (後日談:本当にライブに呼んでもらいました。
  彼らはかなり人気があって、観ててすごく気持ちよかったです)

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 今日、これだけがんばれたのは
 やっぱり昨日の『音開き』のスタッフのみんなのがんばりが
 フジノの目に焼きついていたからだと思うのです。

 そもそも今日は署名活動をしない予定をたててたのに
 なんかここでやらなきゃウソだ、っていう気がしたんです。

 たくさんの方々が郵送で署名を届けてくださって
 中には手紙が入っていて
 「若い力に期待します」と書かれてることが
 けっこうあります。

 上の世代の方々は
 僕たちに期待してくれている。

 さらに昨日は、僕たちよりさらに若い世代のがんばりを見た。

 上の世代の期待、下の世代のがんばり。
 ならば、おれがやらなければ、という想いがすごくしました。

 ふだんの僕は
 署名活動をやる時には必ず
 親しい人々にむけて「これからどこそこで署名やります」という
 告知のメールを送るようにしているんです。

 そして、時間が合う方がいたら
 手伝ってくれる。

 でも、今日はたった1人きりでやりたかった。

 1人きりでまちに立つことで初心に戻りたかったのと、
 1人きりで若い世代にむきあってみたかったのです。

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 ステージで見た窪塚くんみたいなカリスマ性は 
 僕には、全く無い。

 彼がステージに現れてマイクを握ると
 会場で座ってたみんながいっせいに立ち上がって
 ステージにかけよっていってた。

 彼が政治家だったら
 よっぽどいいのに、と思ったりした。
 若い世代に届く言葉で、政治を伝えてくれる存在なのに。

 だけど、僕なのだ。
 政治家は僕なのだ。

 カリスマ性も何も無いけれども
 僕は政治家である以上
 若い世代に届く言葉で想いを伝えていかなければいけない。

 そう思って、今日は全力でがんばりました。

 全員の足を止めることなんてできない。
 だけど、100人のうち1人でも想いが届いてくれれば、いい。

 そう思って、今日は全力でがんばったのでした。

 あと2日。
 全力で署名活動をしたいと思います。がんばるぞ。

 31日(日)12時〜14時、
 Yデッキで『願う会』の方々が主催する大署名イベントがあります。


 こちらにもどうかみなさん参加して下さいね!


● ナミねぇ出演のテレビ番組

 お知らせしていたとおり
 昨日のテレビ番組『アンビリーバボー』で
 『ナミねぇ』の特集が放送されました。

 観てくれた方から、たくさんの感想をいただきました。
 みなさん、すごおく驚いていました。

 ナミさんのことを知ってもらえて
 とても僕はうれしいです。

 来年の1月10日にナミさんにこのまちへ来てもらって
 講演会をしてもらいます。

 その他にも、もっといろいろできないか
 企画を10代のコたちと考えています。

 『チャレンジドを納税者にできる日本!』の想いを
 このまちにも届けたいと思っています。

 一緒に活動してみたい方、
 もしいたら、ぜひ連絡してください(メールはこちら)。

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 それではまた明日!
 みなさん、週末をゆっくりと過ごしてくださいね。



2003年8月28日(木)のフジノ
● 議員が提案して、条例をつくる

 けさは、吉田議員岩崎議員一柳議員とともに
 美術館問題についての
 『住民投票条例案』を話し合いました。

 この9月におこなわれる市議会で
 提出したいと考えていて、その文章をまとめるために
 今は作業をしているところです。

 今日は、条例のいくつかの点について
 どのようにしていこうかということを話し合いました。

 たとえば、

 誰が住民投票に参加できる権利を持つのか?

 ということ、などです。

 具体的に言うならば、
 いったい何才から住民投票に参加できるのか。
 また、国籍についてはどのように考えるのか、についてです。

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 この問題はとても大切なことです。

 今までの住民投票では
 『他のふつうの選挙と同じで20才以上』を対象にして
 『日本国籍を持つ』ことを条件にしてきました。

 僕は最初、少し腰がひけていました。

 政治家になって初めての『条例案提出』なので
 どうしても成立をめざして
 無難にしあげようと考えてしまっていました。

 だから、最初の僕の意見は
 「20才以上、日本国籍」という従来どおりのものでした。

 けれども、一柳さんの言葉に
 すごくガーンとうたれて、考えをあらためました。

 一柳さんはこう言いました。

 「この住民投票条例案は、
  署名活動を一緒にがんばってくれた人たちの
  顔をこころに思い浮かべながら
  作らなくちゃダメだよ」

 ...そうだ。まさにそのとおりだ。

 初めての提案だからって
 おれは何をびびってんだ、と思いました。

 僕がこころに思い浮かんだ顔の中には
 10代の仲間たちがたくさんありました。

 だから、僕は最初の意見をやめて
 『16才以上の横須賀在住の人々』を対象にしたい、
 と提案をしました。

 高校生のみんなにも
 ぜひともこのまちに暮らしている仲間として
 想いを投票のかたちであらわしてほしいと強く願います。

 このまちが持つ負債をやがて背負わされていく
 若い世代にも意思をあらわす権利があるはずです。

 また、在日と呼ばれる朝鮮/韓国籍の方々をはじめ、
 このまちに暮らしている全ての国籍の人々に
 ぜひ投票権をもってほしいと考えています。

 これはかねてからの僕の願いです。
 すべての選挙で
 特に在日と呼ばれている人たちに
 投票をする権利が与えられるように法律が変わるべきだと
 僕は強く信じています。

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 この条例案がどのような内容になるかは
 今日以降も話し合っていきます。

 最終的にどのようなものになるか、
 みんなで議論して、完成していきます。

 どうかそれをみなさん見ていてくださいね。

 いろいろなことをお互いに厳しく議論しながら
 より良いものを作ろうとしてがんばってます。

 この4名は無所属の議員ですが、
 無所属議員というのはグループではありません。
 あくまでも1人。1人1人が
 それぞれの想いをもって行動しているのですね。

 だから、プライベートでの親しさは一切カンケーなく、
 議論はとても激しくおこなっています。

 「それは違う!」「いや、こうすべきだ!」みたいにね。

 仲良しグループでも何でも無い。
 まだめまいがする僕は
 ときどき議論についていくことが
 つらく感じてしまう、イヤになってしまうこともあります。

 けれども、そういう激しい議論も
 あくまでもこのまちがもっと変わっていかれたらという
 1つの想いのもとで
 おこなわれているのですね。

 だから、僕はこういう作業をやっていると
 「こうやって政治家が条例をつくって
  そしてまちのためにがんばっていくんだ」と充実感があります。

 めまいなんかくそくらえ、という感じ。

 どうか、楽しみにしていてくださいね。
 僕自身もすごく楽しみです。


● 僕にとっては、同じまちの問題だと考えています

 長島さん(前・逗子市長)と電話で話しました。

 絵美さん(岩崎議員)があいだに入ってくれて
 おかげで初めて長島さんと話すことができました。

 10分くらいの話だったのですが、
 あらためて僕は
 今回の長島さんの決断に賛成していると伝えました。

 長島さんは、辞任によってあらためて『選挙』をすることで
 税金がかかってしまうということを
 逗子の市民にはとても申し訳なく感じている、
 と言っていました。

 けれども僕は今回の件については
 (僕が望んでいる住民投票と同じで)
 まちに暮らしている人々の想いを確認するためにかかる
 必要なコストだと思っている、と答えました。

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 奥さまとも、いろいろ話しました。

 こないだ観たテレビ番組に
 徳光さんたちが逗子でバーベキューをするというのがあって
 たまたまた僕はそれを観ていたんですよ。

 芸能人8人が2人ずつのグループになって
 バーベキューの食材を手に入れるために
 横須賀や葉山や逗子や鎌倉を訪れるんですね。

 横須賀の有機野菜とか、葉山の葉山牛とか、
 手に入れるために三浦半島や湘南を移動するのですが
 僕たちが暮らしてきて遊びに行ったりする
 いつもの景色がたくさん出てきました。

 それで、海の幸・山の幸を
 最後にみんなですごおくおいしそうに食べるんです。
 逗子海岸の海の家で、夕方の砂浜をバックに。

 そこに最後に、長島さんが出てきたんですよ!

 僕はテレビを観ていて、
 「長島さん、よく出てきた!」とすごくうらやましかったです。

 あれだけ逗子の美しさをドカーンと紹介してて
 そこで長島さんが海をきれいにするための政策を
 さらりと話したんですよね。

 ああ、逗子にまた遊びに行きたい!
 そうすごく思ったのを覚えています。
 友達の家の前の海で、すごくいいところなんですよ。

 こういう番組に、ふつうな感じで市長が出てくるなんて
 やっぱすごくいいことだと思いました。
 政治を身近に感じられるし、うらやましいです。

 っていうようなことを、奥さまに伝えました。

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 9月の横須賀市議会が目前ということと
 美術館問題の署名も続いているということもあって
 僕は選挙の応援には行かれないけれども
 こころの中では応援しています、
 と伝えました。

 っていうか、ここまで書いてきて今気づいたのですが
 僕なんかが出て行って
 『選挙の応援』になんかならないな(笑)。

 「なんだよ、あの茶髪は!」って逗子の人に怒られたりとか
 かえってマイナスになるんだろうなあ。

 それに選挙の応援って
 何したらいいんだろう。

 うーん...。

 でもね、やっぱり今回の池子の問題って
 絶対に他人事ではないんですよ。

 確かに法律的には『市』というくくりがあって
 逗子と横須賀は別のものかもしれない。

 だけど、逗子だって
 武山で育った僕にとってはよく行く生活の場だもの。
 市という単位よりも、僕には暮らしてきた範囲の方がなじみます。

 だから他人事では絶対にないんです。
 横須賀に米軍基地があるんだし。

 それに、これからは
 ある1つの市だけで物事を考えるのではなく
 近くのまちとも一緒に考えていかないと解決できないことが
 たくさん、たくさん、あります。

 ゴミの問題だって、美術館の問題だって、
 1つの市レベルで考えるべきではないと僕は思います。

 そんなわけで、ぜひともあなたも
 今回の逗子での出来事には注目していてくださいね。


● 僕にとっての、開国祭

 疲れきってしまって、今日はこれ以上
 モニターを見続けていられないので
 さらっと書いて、残りは明日また詳しく書きたいと思います。

 『横須賀音開き』というサイコーなイベントがありました。

 お昼12時から夜20時まで
 ぶっとおしでライブ、という企画です。
 横須賀新港でおこなわれました。

 行ってきましたよ〜!

 夏休みが無かった今年の僕は
 これにだけは絶対に行くぞって決めてたんです。

音開きのステージ。  ものすごい数のお客さんが来ました。

 若者たち、大集合。
 みんな、楽しそうだったなあ。

 ライブに出たアーティストたち、すごくカッコよかった。
 すごく有名な人たちもたくさん出演してました。

 でも、もっとカッコよかったのは
 このイベントを裏で一生懸命支えてくれた、若いヤツら。

 200人くらいの若い人たちが
 スタッフとしてがんばってくれていました。

 おまえら、サイコー!

 若いヤツらのパワーを見せてもらったよ。
 すっごくうれしかったよ。
 おれも一緒にスタッフやりたかったなあ、って思ったもん。

 横須賀サイコーって、あらためて思ったもん。

 そう思ったのは、
 暑い中、ほんとにがんばってたみんなの姿を見たから。
 すごくリアルにそう感じたよ。

 こんなイベントがつくれるパワー。
 僕はこっちこそ『開国祭』だと思いました。

 スタッフのみんな、本当におつかれさまでした!


 横須賀サイコー!


 そして窪塚くん。昨日からぶっ通しで宣伝に走り回ったり
 炎天下の中、迷子の赤ちゃんのお母さん捜したり
 すっごくカッコよかったよ。お疲れ様でした。


 ピース。


2003年8月27日(水)のフジノ
● 10回の美術館トークが終わりました

 結局、最後まで沢田市長は来ませんでした。
 とても残念でしかたがありません。

 僕はといえば、
 倒れて動けなかった西公民館の日をのぞいて
 9回にわたって参加しました。

 説明会に参加している市の職員さんのことを思うと
 切ない気持ちでいっぱいになります。

 彼らと僕は、このまちのために働く同じ公務員です。
 政治家というのは、公務員なのです。
 市役所の方々と同じなのです。

 彼らは夏休みも取れないままに
 この夏はずうっと残業だったことでしょう。

 その彼らを想うと、市長という上司の命令とはいえ、
 きつかっただろうなあと思えてなりません。
 本当におつかれさまです。

 そして同時に、このまちの人々のことを想うと
 ものすごく申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

 平日の夜であるにもかかわらず
 本当にたくさんの人々が
 毎回平均して100人くらいの方々が足を運んでくれました。

 まちに暮らしている中での
 すなおな想いをみなさん伝えたくて
 仕事を終えて疲れているにもかかわらず、来てくれたのです。

 人によっては半休を取ったり、
 前の日に遅くまで残業をしてまで参加してくれたそうです。

 それなのに、その人々の想いは
 本当に市長のもとへ届いているのでしょうか。

 まちの人々の声に本当に耳を傾ける市長ならば
 たった1度で良いから、ご自分の言葉で
 ご自分の市民に語りかけるべきだったと思います。

 市役所の担当者にとっても
 このまちに暮らす人々にとっても
 お互いへの不信感と
 やりきれない気持ちばかりがつのってしまっただけの
 10回の美術館トークだったと思います。

 市長、どうしてあなたはいらっしゃらなかったのですか。


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 今回は、美術館の設計を担当している
 山本理顕さんが来ていました。

 山本さんご本人の方から、
 トーク終了後に
 雄人(吉田議員)と僕に話しかけてきてくれました。

 みなおし派の議員に話しかけるなんて
 すごく気まずかったことだろうと思います。

 けれども、山本さんは
 ご自分の美術館建設にかける想いを語ってくれました。

 立場は違いますけれども
 山本さんのその想いはとても尊敬できるものでした。

 建築家にとって、自分の設計する建物は
 自分の分身であると思います。
 あるいは、自分そのものかもしれません。

 たましいをぶつけてうみだす、
 その行為自体を僕は全く否定するつもりはありません。
 山本さんは立派な方だと思いました。

 そうやって、設計者の山本さんが
 僕たちと向き合ってくれている/対話してくれている、
 そういう事実がよけいに
 沢田市長の『不在』を痛感させました。

 市長、どうしてあなたはいらっしゃらなかったのですか。


● 署名活動は続いていきます!

 美術館トークは終わりましたが
 署名活動は続きます!

 高校生や中学生までもが
 「学校で署名したいから、新学期が始まるまで待って!」
 と言ってくれたりしています。

 そんなこともあって、
 最初は8月31日でしめきりと考えていましたが
 受け取りは9月3日ぐらいまでにしたいと思います。

 9月5日に署名の集計を行いますが、
 市長への提出までの間は、9月3日以降でも受け取ります。

 お電話いただければ受け取りにいきますので
 どうぞお電話ください。よろしくお願いします。


● 福祉業界を変えていきたい

 さて今日の活動報告です。

 今日は、NPO法人『藤の花』に見学にいきました。

 正直に言うならば
 「8月31日までは署名活動に専念したい」という気持ちが
 僕の中にはとても強くあって
 これまでほとんどの予定をカットしてきました。

 それは僕にとって最大の目的である『福祉のため』の
 施設見学であっても、です。

 くわえて体調のこともあって
 見学はもう今月は全てあきらめてました。

 でも、『藤の花』の方からは
 「1度ぜひ来て下さい」という留守電が
 ほんとにしつこく入っていたので(すみません...)

 その熱意に打たれて
 見学に行くことに決めたのでした。

 そうしたら、行ってみて
 とても良かった!うれしかったです!

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 何が良かったか。

 サービスや事業については
 現場の見学はしていませんのでまだ全く分かりません。

 しかし、『藤の花』で働いている方々に
 ものすごく良い印象を受けたのです。


 これをうまく説明できるかなあ...。


 ふつう、ある施設を見学に行ったりすると
 その施設の歴史や特色をお話してくださるのですね。

 もちろん僕もそれを望んでいますし、
 初めて訪れる施設であれば当然のことだと思います。

 けれども『藤の花』の方々は
 代表をはじめとする約10人とテーブルについて話したのですが
 ぜんぜん『自分たちのアピール』とかをしないのですね。

 そうではなくて、1時間以上にわたって、
 『福祉業界全体のこと』を
 それはもう徹底的に話されるわけです。

 それがすごく衝撃で、
 めちゃくちゃうれしかったのです。

 「私たちはこんな活動をしてるから、それを知って!」ではなくて
 福祉業界全体についてを
 徹底的に話してくれるわけなのです。

 現状、問題点、今後の展望、在るべき姿...。

 僕はこういう姿勢の方々にお会いしたのは初めてです。

 一緒にもっと勉強させてほしい、
 そう強く感じました。

 僕がうけた衝撃をうまく書けなかったのですが
 NPOの方々と共に
 福祉業界を変えていきたいと願う僕にとって
 うれしい方々との出会いだったのです。

 決して政治家をあがめることなく
 あくまでも対等なパートナーとして勉強しあっていって
 福祉全体を良くしていかれる。
 それが理想の関係です。

NPO法人藤の花のみなさんと一緒に。  そんな理想の関係が
 少し見えた気がしたのです。

 他の施設が悪いとかそんなことではなく、
 切磋琢磨しあえる
 勉強しあえる
 負けたくないパートナーみたいな、
 そんな印象を強く受けたのです。

 署名活動が終わるまでは施設見学に行かない
 そう決めていた僕の意志をくつがえした電話攻撃にはじまって
 お会いしてみて、もっとおれは勉強しなくちゃ、
 そんなふうに感じさせてくれました。

 議会で質問したいことも
 たくさんヒントをもらいました。

 『藤の花』のみなさん、今日は本当にありがとうございました。


● レーナと語ろう、に参加して

 その後、マクドナルドで10分でメシをすませて
 県立保健福祉大学に向かいました。

 世界的に有名な歌手である
 レーナ=マリアさんと直接に語りあおう、という
 イベントがあったのです(ちらしはこちら)。



 レーナさんを知らない方は
 どうか彼女のHPをぜひご覧下さい。

 こういう紹介をするのは本当にイヤなのですが、
 あえて彼女のことをひとことで言うならば
 『重度の障がいのある、美しい声の世界的な歌手』です。

 あなたにはとても理解してほしいのですが
 『障がいがある』ということと
 『世界的な歌手』ということとの間には何もカンケーがありません。

 どうか、この点だけはご理解ください。

 しかし、同時に彼女の存在そのものが
 障がいのある世界中の人々を励まし続けているのも事実です。

 僕自身が彼女のことを初めて知ったのも
 福祉大学の社会福祉学科の学生さんをつうじてでした。
 歌手であることと障がいがあることには
 何のカンケーも無いのですが
 こういう紹介の仕方にならざるをえないことを
 どうかご了承ください。

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 レーナ=マリアさんとのイベントに向かったのには
 2つ理由があります。

 (理由1)
 このイベントに行きたくても行かれない人たちのために
 僕が見てきたかったのです。

 障がいがある方々や高齢者の方々の中には
 ヘルパーさんのお手伝いがなければ外出できない人々が
 このまちにもすごくたくさんいます。

 けれども、ヘルパーの数が足りない、などの理由があって
 行きたい時間に行きたい場所へ行かれないことが
 たくさんあるのです。

 そして、このレーナさんのイベントも
 「行きたいけど行かれない」という声を聞いていました。

 それならば、せめて僕が見てこなければ、と思いました。

 (理由2)
 それから、個人的にどうしても
 レーナさんに質問したいことがあったからです。

 障がいがある、ということが原因になって
 日本では本当に多くの人々が施設の中で一生を終えます。

 そんな現実に対して、レーナさんは
 ソウルパラリンピックにも水泳の選手として出場をしている。
 さらに現在は、世界的に有名な歌手として活躍している。

 スウェーデン出身の彼女だから、
 福祉の厚い国だから、レーナさんは存在できたのでしょうか?

 いいえ、そんなことは無いはずです。

 すさまじい努力があったからこそ、
 今のレーナさんが在るはずなのです。

 そして、現在に至るまでには
 絶望におちこむこともたくさんあったと思います。

 僕が質問したかったのは、

 絶望に陥った時に、何故それでも立ちあがってこれたのか?
 
 ということでした。

 日々、福祉のことを考えたり行動していると
 どうしようもない絶望に僕は襲われる時があります。

 けれども、気力をふりしぼってたちあがる。
 時々もうダメだと感じる時がたくさんある。
 でも、がんばろうと思って、
 とにかくまたがんばっていくわけです。

 だから、どこまでも立ちあがって
 そして努力していかれる人はどうやってきたのか、
 何によって立ちあがってこれたのかを質問したかったのです。

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 『レーナと語ろう』というイベントは
 レーナさん自身から提案があったそうで、
 今回が初めてだそうです。

レーナ=マリアさん。  イベントは大成功だったと思います。

 最後にはレーナさんと会場全体で歌を歌って
 その歌声の美しさをあらためて感じました。

 けれども、僕の質問の答えは
 僕が求めていたものではありませんでした。

 ちょうど同じ質問を誰かがして、レーナさんは答えました。

 信仰の力。

 これが彼女の答えでした。
 彼女はクリスチャンなのです。

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 僕には信仰がありません。

 しいていうならば、
 キリスト教徒になれるかと思った時もありました。

 高校時代に丸1年間、
 牧師さんとマンツーマンで毎週1日、聖書の勉強もしました。

 洗礼をすすめられたり、牧師の道を進むべきだと
 言ってもらえたこともありました。

 けれども僕はどうしても信仰には入れなかった。

 僕には人間を超える存在なんて
 どうしても信じられなかったからです。

 人はただひたすら生まれてきて死んでいくだけ。
 人生にあらかじめ与えられた目的なんかなく、
 その目的は自分がつくりだすものだ、
 という結論に僕は至りました。

 だから、科学としての心理学を学んだし、
 医学の力を信じています。

 だから、信仰のない僕にとって
 レーナさんの答えは、レーナさんにとっては事実なのですが
 僕のこころには届かない答えだったのでした。

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 人は本当にそれぞれです。

 だから、信仰を持つ人もいます。
 心理学も精神医学でも治せないような病気を
 信仰によってのりこえていく人々も、ものすごくたくさんいます。

 けれども、ここは日本です。

 キリスト教がなじむ文化ではなくて、
 ほとんど大多数の人々が
 ばくぜんとした多神教か無宗教なのがこの国です。

 信仰の力では救えない痛みが
 この国にはあふれています。

 だからこそ、現実的な制度を変えていくしかないと信じて
 僕は政治家という職業を選んでいるのですが、
 僕は僕自身の中にある絶望を
 とりのぞけるほどには
 ニーチェのような強さがありません。

 そんな答えを探していて、
 レーナさんの中にそういう答えを見出せないかと
 僕は感じてイベントに足を運んだのでした。

 でも、答えはありません。
 自分で見つけるだけですね。

 これからも、気力をふりしぼって立ちあがる。
 もうダメだと感じても、がんばろうと思って立ちあがる。
 そうやってひたすら進んでいくしかないなあ。

 がんばろう。


● 窪塚くん

 日曜日も僕の演説を聞いていてくれたのですが
 今夜も窪塚洋介くんが演説を聞いていてくれました。

 明日このまちで行なわれるイベント『横須賀音開き』の為に
 窪塚くん自らが横浜や横須賀をゲリラ的に
 宣伝してまわっているのです。ナイス!

 メガフォンを置くと、彼が近づいてきてくれたので
 少しこのまちのことを話しました。

 このまちを愛してる若手の世代として
 一緒にどんどんこのまちを良くしていこうよ、と僕は言いました。

 そうしたら、彼から握手を求められました。

 お互いにがんばろうね。

 ピース。



2003年8月26日(火)のフジノ
● 長井海の手公園みなおしの請願

 8月22日付けで、下の請願が
 市議会議長あてに提出されました。


平成15年請願第4号
                                         平成15年8月22日
横須賀市議会議長 神保 浩 様
                                     横須賀市長井●丁目●番
                                                 原 忠
                                          他地元有志14名



    長井海の手公園建設事業計画の見直し等についての請願
 
    日頃、市民生活向上にいろいろとご尽力いただき深く感謝申し上げます。
     さて、この度長井海の手公園建設につきまして建設事業者が選定され、
  いよいよ工事が着工されようとしていますが、選定事業者グループの事業内容
  等につきまして、私達長井の地元住民といたしましてはこのままでは到底受け
  入れられるものではありません。
     つきましては、下記事項につきまして地元住民の不安解消のためご審議
  いただき、よろしくお取り計らい下さいますようお願い申し上げます。

                         記

 1. 事業計画の見直しをお願いします。
 
    長井海の手公園の建設計画につきましては、農業者であります旧地主に
 土地を返還しない代わりに総合公園(農業生活体験型)又は農業研修センター
 として整備することになっていたにもかかわらず、今回の計画はテーマパーク的
 な要素が強く当初目的に沿わないと思われます。

 2. 開園時期を19年4月の新しい道路開通後にして下さい。

    現在の予定では、開園を17年4月としていますが、来園者の交通量予測を
 見ますと、平日自家用車1,220台、休日自家用車2,020台となっており、歩道
 もない現状の道路を新しい道路が開通するまで使用するとなると、交通渋滞や
 交通事故が非常に心配され、地元住民の生活に著しく支障をきたす心配が予想
 されます。

 3. 1、2の問題が解決するまで、建設事業グループとの仮契約はしないで下さい。

                                                以上

 フジノはこの請願に、議員として賛成しました。

 かねてから、「受注業者の選び方が不明朗」などの批判も強く、
 複数の新聞(例えば、これとかこれ)でも
 問題ではないかと報道されてきました。

 長井のみなさんがみなおしを求めるのも
 当然の気持ちだと思います。

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 フジノ自身の想いを書きたいと思います。

 「美術館のみなおしは、あくまでもスタートなのだ」と
 僕たちはくりかえし語ってきました。

 美術館みなおしが『あくまでもスタート』である理由は、
 この問題はもう期限が迫っているからです。

 美術館問題だけでなく
 フジノはこのまちのハコモノ体質そのものを
 変えたいと考えてきました。

 そして、『長井海の手公園』計画も
 美術館計画と全く同じで
 「みなおすべきハコモノ横須賀の象徴だ!」と考えてきたのです。

 そこに暮らしている人々の想いを置いてきぼりにして
 約80億円ものお金をかけてしまう...。

 こういう横須賀の政治を
 徹底的にみなおしたいのです。

 住んでいる人たちが望まないものを
 何故、すさまじいお金をつかって作らなければならないのか。

 フジノにはどうしても理解できません。

 このまちに暮らしている人たちが
 安心して暮らしていかれるまちでなければならない。

 そのためには
 もっとやらなければならないことがあると思います。

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 くちすがない人々はまたこぞって
 「フジノは反対ばかりだ!」と批判を始めることでしょう。

 けれども、政治家である僕はまちの人々の代表です。
 まちの人々がのぞまないものを
 まちの人々の税金をつかって作るわけにはいきません。

 この『長井海の手公園』に対する僕の立場は、
 「徹底的なみなおしをおこなうべき」です。

 今後は美術館問題に加えて
 長井海の手公園の問題もどんどん詳しく
 みなさんに知ってもらうために書いていきたいと思います。



2003年8月25日(月)のフジノ
● 高齢者福祉の勉強会

 高齢者福祉にカンケーのある、
 全ての人々を対象にしたメンバーで勉強会がおこなわれていて
 僕もそこに参加させてもらっています。

 ふだんはみなさんに教えてもらうことばかりなのですが
 今回は国際会議に出てきたばかりなので
 話せることがありました。良かった。

 この勉強会は、さらにメンバーを募集しています。
 学生さんでも福祉関係のOBの方でも
 高齢者福祉に関心のある方ならどなたでも参加可能です。

 関心のある方は、ぜひメールくださいませ。

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 来月は、世界アルツハイマーデーがあります。

 全世界でこの日はアルツハイマーについて
 シンポジウムやイベントがおこなわれるのですね。

 このあたりですと、
 横須賀では9月20日(土)にヴェルクよこすか
 横浜では9月21日(日)に横浜市健康福祉総合センターで
 それぞれシンポジウムがおこなわれます。

 どちらもとても良いイベントなので
 参加するつもりでいます。ぜひみなさまもどうぞ。

 (詳しいプログラムや時間などはまた書きますね)


● 久しぶりの市議会

 体調を崩してから初めて市議会へ行きました。

 議員というのは、会議の期間以外は
 基本的に議会へ行っても行かなくてもかまいません。

 議会へ行く場合というのは
 何をしにいくかというと(あくまでも僕の場合ですけれど)

 (1) 配られている資料を受け取りに行く
 (2) 議会事務局の方に法律のことなどで相談にいく
 (3) 無所属の人たちとうちあわせに行く
 (4) 議会図書室で調べものをする

 これぐらいしか無いんです。

 その他の仕事としては、

 (5) 市役所の仕事をチェックするために質問をする
 (6) まちの人たちのお話を聞かせてもらう

 この2つがあるんですけれど、
 (5)は議会に行かなくても
 市の職員さんの名簿が手元にあるので
 自宅から直通の番号で電話をかけれちゃうんですね。

 (6)についても
 わざわざみなさんに市役所に来てもらうのもイヤなので
 僕は自分の方からバイクに乗って
 お会いしにうかがいます。

 だから、あんまり議会に行く必要性を感じないんですね。

 でも、体調を崩してなかなか顔を出せなかったので
 久しぶりに議会の控え室に行ったら
 やっぱりうれしかったです。

 そのかわり、すさまじい量の配布された書類が
 机の上にはたまっていました(涙)。

 そうだろうと思って、
 巨大な布バッグを持っていったのですが
 たまたま帰りがけに僕の姿を見た人にこう言われてしまいました。

 「1泊旅行の帰りみたいだよ」

 ほんと、すさまじい量でした。
 それでも半分だけしか持って帰らなかったんですけどね。


● 市長が自分の言葉で自分の想いを語ったならば

 今夜の美術館トークは大津でした。

 夕方から体調が悪くて
 僕は終わる直前に公民館に着いたんですけれど
 トークに出席していた女性の方からのメールによると
 「質疑応答が荒れまくっていて怖いです」
 ということでした。

 うーむ...。

 フジノは思うんですけれど、
 やっぱり市長ご自身が1度でも来るべきだと思います。

 そして、ご自身の言葉で
 きちんとまちの人々に直接に語りかけるべきだと思います。

 そうしたらこんなに
 怒号が飛びかうことも無いと思うんですよ。

 僕の第2の故郷、平塚では
 大蔵さん(市長)が『夏のいどばた会議』という名前で
 まちの人と直接に語り合ったりしているんですよね...。

 あるいは隣の逗子市では
 長島さんが朝から1人きりでちらしを配っていましたし。

 お2人とも
 自分の言葉で、自分の想いを語っている。
 まちに暮らしている人はみんなそれを待っているはずです。

 それがこのまちには、無い。

 だから、怒号がまきおこるようなトークになってしまう。
 市長みずからがご自分の言葉で
 「こういう理由で、だからつくるべきだと考えているんです」と
 語るべきだと思います。

 そうすれば、納得する人も多いと思います。
 少なくとも、どなりあいにはならないと思います。

 市長、ぜひラスト2回のトーク、
 来て下さい。お願いします。


● 署名、ラストスパートです!

 さて、今日もたくさんの人が署名活動に来てくれました。

 お子さんづれだったり、仕事で休みをとってくれていたり、
 きわめて和気あいあいと活動しています。

 いかにして、みんなが楽しく、おもしろく、
 このまちのことをもっと知ってもらえるようになれるか、
 自分の明日をもっと良くするために一緒に行動してもらえるか。

 そんなことを考えながら
 みんなでいつも冗談をとばしながら署名を集めています。

 こういう僕たちの活動を見たこともない人たちが
 すぐに僕たちを批判して、こう言います。

 「反対のための反対はやめろ!」

 もういいかげんにそういう批判は
 やめたほうがいいですよ。

 僕たちの署名活動のメンバーを見てください。

 今まで1度も署名なんかやったことのない
 10代の男のコや、お子さんづれの若いお母さんや、
 福祉の現場で働いている人が仕事を終えた後に来てくれたり、
 そんななんですから。

 みんなして暑いこの夏空の下、
 汗を流しながら、がんばっています。

 そういう人たちを簡単に切り捨てて
 「反対のための反対だ」なんて言う人たちは、情けないです。

 最近は郵送でたくさんの署名が送られてきます。
 そこには、手紙も入っていて
 想いがつづられています。

 そんな想いを読むにつけても
 いったいどこが反対のための反対なのか分かりません。

 フジノはこのまちに暮らしている人の想いを
 まちの明日に反映させていくために活動をしています。

 もういいかげんに、目を覚ましてください。


● 長島さ〜ん、今日も見てくれてますか?

 逗子市長の長島さん(いや、今日から前市長ですね)の
 奥さまからお手紙をいただいてしまいました。

 長島さんも奥さまも
 このHPを見てくださってるそうです。

 ありがとうございます!

 長島さん、奥さま、今日も見てくれてますか〜?
 お手紙、すごくうれしかったです!

 池子の問題、あなたの姿勢が正しいと思います。
 どうかあなたの想いがつうじて、
 逗子全体の想いとして届きますように!

 国や横浜市の方針になんか
 負けないでくださいね。応援してます。

 隣の横須賀も、負けずにがんばりますよ!

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 明日は、病院に行かなければ行けません。

 でも、久里浜トークには必ず行きます。
 夕方の署名活動にも
 参加したいと思っています。

 明日も一緒にみんなでがんばりましょうね!


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