まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記

2004年7月4日(日)のフジノ
● アメリカ独立記念日を祝う花火がこのまちでうちあげられる

 今夜は、横須賀初の花火が見られました。

 7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日なので
 アメリカ軍の基地では花火を毎年うちあげているのです。

 アメリカ人の彼氏と一緒に
 浴衣を着た日本人女性がグループで
 アメリカ軍基地へ花火を見に向かっていました。

 僕は夏が大好きなので
 花火も大好きです。

 小学校の頃から、横須賀・三浦・平塚ほか
 あらゆる花火大会に出かけまくっていました。

 でも、30才の今、あらためて思うのは

 何故、アメリカ合衆国の独立を祝う花火が
 この日本で行わなければならないのか?


 ということです。

 花火がうちあげられている理由は
 単純に『横須賀にアメリカ軍の基地があるから』なのですが
 そもそもこのことを
 僕はハッキリとおかしいと考えています。

 花火の美しさには罪は全く無いし
 夏の風物をたくさんの人に楽しんでほしいです。

 けれども、何故、7月4日に
 この横須賀でアメリカ合衆国の独立記念日を祝う花火が
 あげられなければならないのかということを
 どうかあなたも考えてください。

 バカの1つ覚えみたいに

 「日米同盟を鑑みると米軍基地のプレゼンスは...」
 「北朝鮮の脅威を考えると横須賀に米軍基地がある必然性は...」

 とか、くだらない新聞の論説の
 受け売りはやめてください。

 あなた自身の頭で考えて
 この花火の意味をどうか考えてください。
 ぜひお願いします。


● うれしい独立のはなし

 上に書いた独立の話は
 けっこう不快な話なのですけれども
 今度はうれしい独立の話です。

 夜中に、僕が転職前に勤めていた会社の先輩から
 メールをもらいました。

 ついに退社して、別の仕事を始めるそうです。

 僕の中にジンクスがあって

 「僕が気に入っている先輩や同僚や後輩は
  会社を辞める」

 というのがあって、今のところ的中率は90%です。

 あと気になる数名が社員としてまだ会社にいますけれど
 いずれは彼らも独立してほしいなあ。

 本気で仕事が好きな人々が
 僕は大好きなんですけれど
 自分のやりたいことに向かうために
 組織を飛び出して試練の中に自ら飛び込んでいくのは
 本当に気持ちが良いものです。

 もう、組織にしばられているだけが働き方という時代は
 完全に終わりました。

 僕たちの世代が終わらせました。

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 本当は先輩の方が
 先に退職するはずだったんです。

 だけど、僕がきゅうきょ選挙に出ることになって
 それで先輩は辞められなくなってしまったんですね。

 当時、先輩と僕は一緒のプロジェクトをやっていたのですが
 わずか4名のチームで財務のシステムを
 ゼロから作っていたのですね。

 それなのに僕が急に(本当に急に)
 辞めることになってしまったので
 先輩まで抜けるわけには行かなくて、会社に残ったのでした。

 その後もシステムを進化させたりするために
 1年半にわたって残ってくださったのですね。

 大好きな先輩の独立を
 こころから祝いたいと思います。

 先輩、おめでとうございます。

 体にだけ気をつけて
 あとはもう暴れまくって全力を尽くしてほしいなあと
 後輩はこころから願っています。



2004年7月3日(土)のフジノ
● 桜台中学の統合について

 有楽町に宿泊していた為に
 けさの神奈川新聞のトップが
 『桜台中学の統合』だったということを知りませんでした。

 友達から朝一番でメールをもらって
 簡単な内容だけ聞きました。

 市民の方からも電話をいただいて
 「事情を知りたい」と尋ねられました。

 悔しいことなのですが横須賀を離れていて
 加えて土日で教育委員会も閉まっているので
 何も分かりません。

 月曜日にいろいろ詳しく調べてみます。

 僕は桜台中学校は存続すべきだと考えています。

 理由は、選択制度というのは
 オプション(選択肢)があってこそ機能するものだからです。

 桜台中学は、オプションとして
 非常に魅力的な学校です。
 少人数学級・国際教育への積極的な取り組み・
 障がいのある子も持たない子も当たり前に学ぶ統合教育。

 こういう良質な選択肢を切り捨てる
 教育委員会は、現場を知らないんじゃないかと思います。

 そもそも、選択性を導入するメリットを
 本質的な意味で理解していない行動です。

 いや、もしも本当の意義を理解していて
 あえて統廃合に乗り出したのならば
 すごく卑怯で汚いやり方だと思います。

 横須賀市の教育委員会と僕は
 美術館問題をはじめとして
 あらゆることがらで考え方がまっこうから対立しています。

 今回の桜台中学の統合の件は
 100%やり方がまちがっていると思います。



 時期的にも
 政治家の多くは参議院選挙の手伝いで動けないし
 桜台中学を残すべき論者のフジノも
 HP更新が選挙時期だからできないわけです。

 こういう時期的なことも計算して
 教育委員会が今回の行動をおこなったのだとしたら
 本当に汚い仕事のやり方だと思います。

 教育委員会の方々、僕のこの文章が不愉快でしたら
 ぜひご批判ください。いくらでも受けてたちます。

 お待ちしています。



2004年7月2日(金)のフジノ
● 日本うつ病学会、第1回総会に参加しました!

 ついに『日本うつ病学会』がスタートしました。

 昨日の新聞にも
 すでに学会で発表される研究が1面で報道されてましたね。

 
『小学生の約1割が抑うつ傾向』

 そうなんです。

 うつ対策は、ガンや生活習慣病と同じく
 国民をあげてとりくまなければならない問題なのです。

 かねてからフジノは自殺予防対策をうったえてきましたが
 自殺をする方の大半がうつ病にかかっていたという説もあることから、
 「うつ対策に徹底的に取り組まなければならない」と
 議会でもうったえてきました。

 今日の講演会・シンポジウム・ナイトセミナー、
 あらゆることが勉強になりました。

 横須賀の施策に反映できるように
 市議会でガンガン成果を活かしていきたいと思っています。


● 初めて政務調査費をつかって泊まりました

 さて、今回は初めて政務調査費を使って
 研究研修費で『泊まりの視察』をしました。

 会場は東京・有楽町で
 以前、僕が働いていた場所です。

 残業で夜12時まで働いたことも何度もある場所です。
 それでも翌日は睡眠時間ほとんど無しで通った場所です。

 そこにあえて泊りがけで視察をした理由は何故でしょうか。

 それは2つの理由があります。

 (1)体調がひどく悪く、直前まで参加できるか分からない状況だった。
  2日連続で学会は行われ、
  1日目は懇親会が夜に行われ、
  2日目は朝からすぐ発表があるので、
  往復の通勤電車の満員状態に耐えられる自信が無かったから。

 まあ、こいつはどうでもいい理由ですね。
 けれども、あえて政務調査費を使った本当の理由はこれです。

 (2)市民のみなさんに、

  「一体どこへの視察だったら『泊まり』にして良いのか?」
  「一体いくらのホテルならば『適正な料金の範囲』なのか?」
  
  これを考えてほしかったから。

 僕は視察へ『泊まり』で来ることに対して
 ものすごく抵抗があります。

 みなさんからいただいた税金から
 それだけの費用をかけて果たして意味があるのか。
 結果を出せるのか。

 だからホテル1つとってもすごく宿泊代金とか
 とても気になってしまうんです。

 今回は、インターネットで可能な限り安いホテルを探しましたが
 体調が悪くて直前まで行けるか分からなかったために
 予約をかけたのが数日前という状況。

 したがって1万円のホテルしかありませんでした。

 さて、みなさん、考えてください。

 東京での学会に2日連続で参加するのに
 1万円のホテルに泊まることは
 ふつうの感覚で考えて一体どうでしょうか?


 ちなみに僕がサラリーマン時代は
 6000円くらいが適正な宿泊代金だったです。

 政務調査費について
 もっともっと市民のみんなに考えて欲しいのです。
 どんどん意見をください。

 よろしくお願いします。


● メシもいつもどおり

 さて、お金は何でも安くあげたいフジノですから
 有楽町・銀座に泊まったといっても
 メシも、いつもどおり。

 会社員時代によく行った『らんぷ亭』で夕飯でした。

 メシ代は自分のお金から出すのだけれど
 これだって元とは言えば、税金。

 ちなみに今夜はハンバーグカレーでした。

松屋でハンバーグカレー

 それにしても学会、本当にすごく良い!
 明日も学会がんばろう!


● がんばっている方と出会いました

 すごい偶然でたまたま今日出会ったある女性は
 すごく魅力的な活動をしている人でした。

 彼女は大学を卒業したのですが
 就職をしないでフリーペーパーを作ろうとしているのです。

 子どもとお母さんのための
 フリーペーパーをどうしても作りたいという彼女の想いにうたれて
 たくさんの人たちが協力をして、ついに第1号が完成します。

 僕もこの活動をこころから応援したいと思っています。

 横須賀にも
 こういうカッコいい人たちがたくさんいるはず。

 そんなまだ見ぬカッコいい若い世代に
 どんどん出会いたいです。



2004年7月1日(木)のフジノ
● しらすが獲れない

 知りあいの方が魚を
 ご近所の方々にプレゼントしていました。

 大漁だったそうです。

 でも、僕は物をもらえない立場ですから
 残念ながら、とれたばかりの魚はいただきませんでした...。

 フライにするとすごくおいしいそうです。

 (寄付として計上すれば良いはずなのですが面倒なので
  全て断ることにしています)

 ところで、去年にひきつづき
 しらすが獲れないそうです。

 知りあいのカフェ経営者は食材でつかっていますし
 漁師の方を身内に持つ方ともよく話す機会があるのですけれど
 しらすが獲れなくて困っているそうです。

 先日の新聞に
 その原因が出ていましたけれど、海流のカンケーだそうです。

 でも、そもそもその海流の変化は
 人為的な環境破壊のせいなのだろうか...。

 もっともっと環境問題に詳しくなりたい、
 勉強しなければ、と思いました。


● 泊まりの視察

 明日あさっては『第1回日本うつ病学会』へ出席のために
 東京の有楽町に宿泊をします。

 泊りがけの視察(出張)の時には
 あらかじめ、申請書を提出します。

 これは様式さえ整っていれば受けつけてもらえるものです。

 1つ、自分自身で納得いっていないことがあります。

 それは、今回宿泊するホテルが
 1万円かかることです。

 ふだんなら、安いホテルを探すことにかけては
 僕はかなり気合が入っています。
 (学生時代からの貧乏旅行のたまものです)

 けれども、今回は忙しくて直前になるまで
 学会に参加できるか分からなかったために
 あいているホテルがありませんでした。

 直前まで決められなかった理由のもう1つは
 体調がどうしてもすぐれないことがありました。

 だから、お隣の新橋にはたくさんカプセルホテルがあるのですが
 そしてこちらは4000円もあれば泊まれるのですけれど
 ふつうのホテルを有楽町で予約しました。

 果たして、東京までの出張に
 宿泊が必要なのか?

 宿泊が必要ならば
 一体いくらまでが妥当なのか?

 僕自身のサラリーマン体験から来る直感では
 宿泊は妥当だとしても、経費は6000円くらいまでではないか、
 そんな気がしています。

 今回、1万円の宿泊費を
 僕は政務調査費に計上します。

 たくさんの議論が起こることを
 あえて望んでいます。



2004年6月30日(木)のフジノ
● 投票に行ってきました

 『期日前投票』に行ってきました。

 これまでは『不在者投票』という仕組みしかなかったのですが
 今回から新しく始まったものなのですね。

選挙管理委員会  やり方はいたってカンタン。

 家に届いたハガキを持って
 もよりの投票所へ行ってください。

 あとは案内の方が
 教えてくれて、すぐに投票できますからね。

 僕の場合、会場は『ヴェルクよこすか』に行きました。

 選挙のアルバイト(?)の女性が僕を見つけて

 「市内の方ですか?」

 と尋ねてきたので(笑)

 「僕は横須賀市民ですけど
  横須賀市じゃない人でも投票できるのですか?」

 と尋ねかえすと

 「特別な立場の人なら市外の人でもできるんですよ」

 と言っていました。

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 それにしても
 選挙管理委員会のアルバイトをするような方でも
 自分のまちの市議会議員なんて
 やっぱ知らないんだよね。

 政治家の顔と名前が一致していない現実は
 政治家フジノの力不足だと反省しました。
 うーむ。

 ちなみに、僕が誰に投票したかを
 あえて書いておきますね。

 ・選挙区は「畑野きみえ」さん
 ・比例区は「日本共産党」

 どちらも政策で選びました。

 これからの政治は
 政党名などには一切カンケーなく、
 政策のみで評価すべきだと僕は強く信じています。

 いくつかの視点(原子力空母の母港化ほか)について
 新聞各紙や選挙公報をつうじて判断した結果、
 上の投票行動に至りました。

 僕は選挙に立候補した時に
 「フジノはアカだ」とかすごくいろんなデマを流されましたが
 大いに流してくれてけっこうです。

 政策が良ければ
 共産党であろうと自民党であろうと自由連合であろうと
 僕はどこの政党にだって投票します。

 その意味で「フジノはアカだ」と攻撃されるのは
 僕の中に「偏見が無い」ことをほめてもらっている言葉だと
 喜んで受けとめたいと思います。

 どうか1人でも多くの人が
 当たり前の権利として
 投票に行きますように。

 そして、かねてから僕はずっと書いているとおりで
 行動をしない人間に文句を言う資格は無いと考えています。

 投票に行かない人間には
 政治を批判する資格はありません。


 次世代に対する義務を果たさない大人は
 恥ずべき存在だと僕は断言します。

 少なくともこのHPを見ている人間は
 全員当然の義務として選挙に行っていることを願います。


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