まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2004年9月19日(日)のフジノ
● 「桜台中学校の体育祭」の様子が報道されました!

 昨日、桜台中学の体育祭に午前中だけ競技に出たのですが
 僕のチームである赤組の勝敗がどうしても知りたくて(笑)
 仕事の合間をぬって桜台中学校に戻って
 結末を見に行ってしまいました!

 僕はスポーツ好きなのに
 今年の夏はあまりに忙しくてオリンピックを全く観てないし
 だからよけいに桜台中学の体育祭は楽しかったです。

 結果発表の直前に到着して
 一体感を持ちたくて
 スーツ姿におでこに赤組のはちまきをして
 発表を待ちました。

 結果は...。

 大差で、青組の勝ちでした。
 悔しい!

 まじで悔しかったなあ。

表彰式の様子

 確かに青組は強かった。応援もカッコよかった。
 けれども、僕の赤組もかなり良かったんだけどなあ...。

 それから、校長先生のあいさつと
 閉会宣言がありました。

 ふつうこういう「エライ人」の話というのは
 堅苦しいしつまらないのが多いのですが
 お2人とも、ジーンと来るスピーチでした。

 名スピーチだと思いました。

 こんな素敵な体育祭は
 自分が応援団長をやった中学3年時代のものを除けば
 本当に人生で1番良かったと本気で思いました。

 地域の人々、小学生たち、PTAの方々、
 自ら体育祭を企画した生徒たち。

 赤組のリーダーっぽい女子生徒が涙を流していたけれど
 泣かないで胸をはってほしいと思いました。

 本当に素晴らしかった。
 おめでとう。たくさんの人のこころに残った体育祭だったよ。

 桜台中学の生徒たちはみんな
 桜台中学の生徒であることをこころから誇りに感じてほしい。

 強くそう感じました。


● 僕はインターンを受け付けていません

 今夜、雄人と長い時間をかけて話しあったのですが
 改めて僕のインターン受け入れに対する態度を
 きちんと報告したいと思います。

 フジノはインターンを取りません。

 理由は、残り2年数ヶ月の市議会議員としての任期の中で
 僕自身がやらなければならないことが
 ハッキリと分かっていて
 その項目の中に
 インターンの育成は無いのです。

 僕自身の成すべきことを成すべきことが最優先であって
 インターンを育てる時間も必然性も
 僕にはありません。

 これは決して
 雄人のインターン受け入れを否定するものでは全くありません。

 フジノと雄人の共通の想いとして

 子どもたちに可能な限り早い時期から
 擬似的でも良いから『職業体験』を経験してもらうことで
 異なる世代との体験の共有や
 様々な経験をつんでほしい


 という強い想いがあります。

 ただ、僕には僕自身がそれを行なう時間も余裕も無いのです。

 だから、インターンをやりたい学生は
 どんどん雄人のところへ行って下さい。

 僕が必要としているのは
 僕の政策を理解していて
 その政策が自分の考え方に近くて
 それを実現したいと考えている人々です。

 このまちで生まれてこのまちで暮らしていて
 このまちで老いていき、やがてこのまちで亡くなっていく。

 そういう僕と同じ立場の人で
 このまちを変えたいと考えている人で
 そして、僕の政策と考えが近い人であるならば
 一緒にやれることもあるかもしれません。

 ともかく、学生の擬似就業体験としての
 インターンは僕は一切行ないません。

 どうかご理解下さい。


● 明日も1日、委員会の質問作成です

 今日はずうっと委員会のための
 質問の原稿を作成していました。

 夜に事務所を出ると
 いつも防犯灯に花が飾られていて和やかな気持ちに
 一瞬なることができます。

 

 夜だからハッキリ見た事は無いのですが、
 造花かな...。

 中里通り商店街の方々がきっと飾ってくれているのだと思います。
 いつもいつも仕事帰りのユーウツな気持ちを
 和やかにしてくれてありがとうございます。

 明日も1日、委員会の為の原稿づくりです。

 がんばろう。



2004年9月18日(土)のフジノ
● 桜台中学校の体育祭を楽しんできました!

 本当に楽しかった!

 この時期は、全市内的に小中学校が運動会シーズンなのですが
 僕はハッキリ言って全く関心がありません。

 けれども、個人的に桜台中学が大好きなので
 合唱大会やイベントがあるとお邪魔させていただいてます。

 今回の体育祭も
 『地域密着型・父兄・OB・小学生も参加できる
  生徒だけでなくみんなでつくりあげる体育祭』ということでしたので
 きっと楽しいのだろうなあと
 わくわくしながら参加しました。

 校門に到着すると
 雄人も到着してインターンの学生さんも来て
 受け付けをしました。

 赤組と青組の2軍対決なのですが
 フジノは赤、雄人は青。お互いのイメージカラーですしね(笑)。

 あと、赤組にはある生徒さんが居て
 もう去年からずっと話をしたくて
 いろんな人に話しかけるチャンスを作ってもらったのですが
 なかなかうまくいかなかったことがあって
 同じカラーなら話すチャンスもあるだろうと
 そういう気持ちが強くありました。だから、赤組。

桜台中学の体育祭の様子  最初はこういう来賓席ゾーンに居たのですが
 僕は赤組の応援を覚えたくて
 生徒席のそばへ移動。

 でも、応援がたくさんあって
 覚え切れなかった!

 エール交換から始まって
 両軍とも応援とてもカッコよかった。

 特に素晴らしかったのは、エール交換の時の
 青組の最初のかけ声をした女子生徒。
 声が通っていて本当に素晴らしかったです。カッコよかった。

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 毎回、桜台中学校の取組みを褒めてますけど
 体育祭でもその独自性がすごく発揮されました。

 生徒たちが競技をするのはもちろん
 父兄や地域の小学生や桜台中学の卒業生も参加できるのです。

 そんなわけで、フジノも雄人も参加させてもらいました。

 まずは、『50メートル走』でした。

 フジノは陸上部出身ですから足に自信はかなりありますが
 1500メートル走以上の長距離ランナーです。
 しかもメインの種目は、走り高跳びでした
 (走り高跳びでは市内3位になったことあります)。

 言い訳はこれくらいにして、
 50メートル走では途中でコケて、ビリになりました。

 ある新聞社の方が取材にいらしていて

 「フジノくんがコケた証拠写真、ばっちり撮ったよ!」

 と見せに来てくれました。ありがとうございます(苦笑)。

 その写真、ぜひくださいね!

 こうやってトラック競技をしている間にも
 フィールドでは走り高跳びが行なわれていました。

 男子も女子も素晴らしかった。

 自分の背丈と同じくらいのものを
 飛び越えていく恐怖感は
 僕のように陸上部で競技としてやっていた人間にとっても
 とても強く恐ろしいものです。

 体育祭というある程度テンポよく
 こなしていかなければならないプログラムの中で
 青組で最後まで残った男子は
 自ら応援をもりあげて
 そして優勝をかっさらっていきました。カッコよかった!

 こうして競技をしている間も
 父兄の方々が『PTAパトロール』として巡回をしてくれて
 生徒たちの安全に常に気を配ってくださっていました。
 おつかれさまです。

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 前回の50メートル走でビリだったフジノは
 汚名挽回で次の『二人三脚』は勝ちたいと思いました。

 僕のパートナーは雄人!

 練習をお願いして、体育倉庫の脇で
 かけ声をかけながら歩きから始めて走ってみました。
 いい感じでいけそうでした。

 そして、本番!

 大人気ないとかあらゆる批判を無視して
 なんと僕たちは、1位でゴールしました!うれしい!

二人三脚で1位をとったフジノ・吉田組。

 もう、本当にうれしかったなあ。雄人のリードはうまい。ナイス。

 その他にも2つの競技に出してもらいました。

 小学生をそりに乗せて
 僕がそれを引っ張っていく、というレース。

 フジノはまたしてもコースを間違えてしまい
 ビリっけつになってしまいました。

 この時にそりに乗ってくれた小学5年生の男の子とは
 ものすごく仲良しになって、
 もう1つの競技である
 大縄跳びでも隣で一緒に飛びました。

 彼は桜台中3年にお姉さんがいて
 青組だったのです。青組3年の大縄跳びはすごいと聞いていたので
 「打倒、お姉ちゃんのいる青組3年!」でがんばりました。

 小学校高学年の男女がたくさん参加してくれて
 かけ声を合わせながら、制限時間内で一生懸命飛びました。
 なんと、連続22回も飛ぶことができました。

 そうしたら、僕たち父兄・地域・小学生合同組は
 ものすごくがんばっていい成績をおさめました!

 うれしい!

 参加者みんなでハイタッチをして
 喜びました。

 友達になれた小学校5年生の男の子とはそれでお別れ。
 またいつかどこかで会えるといいなあ。楽しかったよ。
 本当にありがとう。


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 こんなふうに
 地域や父兄や小学生や卒業生まで一体になって
 応援をしたり、競技に参加したり、そんな体育祭は初めてでした。

 本当に楽しかったです。

 僕だけがはしゃぎすぎないように
 冷静でいるように気をつけて生徒たちを見ていましたが
 生徒たちも本当に体育祭を楽しんでいました。

 こういう良い学校が
 どうして統合されねばならないのか
 どうしても理解に苦しみます。

 これまでも、僕が桜台中学に惚れた理由を書いてきました。
 2003年6月2日2003年7月6日2003年10月4日
 どれを取ってもこの学校を誇りに思う気持ちが強まるだけで
 統合をするメリットは全く浮かんできません。 

 今日、小学校高学年の生徒たちが来ていたので
 進学をどう考えているかを聞く機会も少しだけありました。

 「桜台に通いたいけど
  無くなっちゃうんでしょう...」

 そう答えた女子の言葉が
 すごくこころに響きました。

 これだけ地域にも人々にも開かれていて楽しく過ごせて
 ここに通いたいと考えている生徒がいるのに
 統合話があるせいで
 あきらめざるを得ないというのは
 一体何なのでしょうか。教育行政はどうなっているのか。

 悔しい。


● 精神保健福祉の仲間たちと過ごした時間

 僕は日本社会福祉事業大学の
 通信教育学部の精神保健福祉士養成課程の学生です。

 日頃は通信教育なので
 クラスメートと顔を合わせる事は全く無くて
 唯一、会えたのは、夏の1週間のスクーリングだけでした。

 そこで出会った仲間たちは
 昼間、現場で働きながら夜に勉強をしている
 精神保健福祉のために一生懸命にがんばっている人々でした。

 メンタルクリニック、精神科病院、社会福祉協議会、
 市役所の福祉担当、保健所、一般企業に勤めている人、
 地域生活支援センター、などなど
 本当に様々な立場の人々です。

 僕はこの方々が
 こころから大好きです。

 尊敬しているし、大好きだし、
 今でもつながりを無くしたくなくてメーリングリストを作っているし
 僕たちの勉強や交流のHPも作っています。

 そんな仲間たちの中の
 関東組で会うことができました。

 みんなはすでに昼間12時から集合していたのですが
 フジノは委員会質問のための市民の方へのヒアリングなどで
 夜からの参加になりました。

 居ることができたのはわずか2時間無かったのですが
 本当に真剣にいろんな話ができて、うれしかった...。

 この仲間を本当に大切にしたい。

 同じ若手の世代、精神保健福祉を良くしたいという同じ想い、
 あらゆる現場にちらばって働いている仲間たち。

 こんな素晴らしいネットワークを持てたことは
 本当にこころからの財産だと思います。

 僕のへなちょこ携帯では
 みんなの集合写真は
 こんなふうにしか撮れませんでした。

 鎌倉の旧家にお住まいの方の所へ
 お邪魔させていただいて
 BBQをやりながら
 精神保健福祉について
 それぞれの立場から語り合いました。

 千葉県の現状、東京の都下の現状、
 横須賀市、三浦市の話などをはじめ
 国の動向などを話しました。

 もちろん固い話だけではなくて
 みんなで花火をしたりもしました。

 9月の花火、大好きなのですが
 ここ数年間はやってませんでした。

 だから本当にうれしかった!

 次に直接に会えるのは
 きっと来年の精神保健福祉士試験が終わった頃。
 あるいは来年の夏かもしれません。

 でも、たとえ距離が離れていても
 こんなに大切な仲間がいることは財産です。

 ずっとずっと大切にしていきたいと思いました。

 みんなありがとう!



2004年9月17日(金)のフジノ
● 忙しくても充実した日々

 昨日は本会議や重要な話し合いで疲れきってしまったのか
 20時半ころに自宅に帰って
 またすぐ仕事に戻るつもりだったのですが
 珍しくスーツのまま
 畳の上で眠ってしまいました。

 夜中の2時頃にやっと目を覚まして
 残りの仕事を片づけるために
 急いで事務所へと向かいました。

 でも、そのおかげで朝日が昇っていくのを見れました。

 徹夜明けとは少し違う、
 朝日でした。

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 今日は、21日の委員会に向けて
 1日中ずっとヒアリングをしていました。

 また、30日の一般質問に向けての資料調べも続けています。

 すさまじく忙しいので
 議会の前にいつもさせていただいているように
 明日からしばらくはこのHPの更新も多分いたしません。
 あらかじめご了承ください。

 忙しい日々ではあるのですが
 体調が万全ではないので
 うまく休みを入れながら働こうと努力しています。

 最近また急にいただくメールが増えたのですが
 お返事もしばらく出しません。ごめんなさい。

 もちろん緊急なものにはいつもどおり対応していますが
 僕の手伝いをしたいという方々には
 恐縮ですが
 議会が終わった頃に
 メールをさせていただきます。ごめんなさい。

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 今日は朝日だけでなくて
 夕陽も見ることができました。

 事務所に向かう、上町の教会のあたりから見た景色です。

上町におりていく夕陽

 忙しいけれども、気持ちは充実していると思います。

 今回の委員会の質問は
 僕が前回の議会から今回に至るまでに
 出会って友達になった方々やスタッフになってくれた方々の
 想いをこめて作ってみました。

 例えば、車いすに関する質問をします。

 この夏、すごく趣味が合う友達ができたのですが
 たまたま彼は車いすを使っています。

 なかなか趣味が同じ人と出会わないので
 彼の存在は貴重で、話すとかなり長い時間、話題が尽きません。

 だから、彼が車いすに乗っていることなんて
 普段は100%、忘れているのです。

 ある夜、とても気持ちの良い夜に彼と花火を一緒にやって、
 みんなでとても気持ちが良かったので
 花火の後も
 さらに海に行こうと誘いました。

 けれども様々な理由から、
 彼が行くことは叶いませんでした。

 『横須賀をおもしろくする会』のメンバーには
 車やメカニックが大好きな仲間がたくさんいますから
 様々な理由を解決しようと
 車いすを前に、知恵をひねりました。

 でも、叶いませんでした。

 この時、初めて本気で車いすを取り巻く状況、
 つまりバリアの存在に怒りを感じました。

 だから、委員会で質問をします。

 僕が委員会で行なう質問は
 きっとささやかな質問に聞こえることでしょう。

 けれども、1つずつが
 僕にとっては切実で大切な質問です。

 1つずつの質問を作るには下調べがものすごく必要で
 本当に苦しい作業なのですが
 今回も委員会が始まるのが楽しみです。

 ささやかだけれど役に立つこと。

 それは本当にたくさんあるのですね。
 僕はそれを1つずつ叶えていけたらと願っています。



2004年9月16日(木)のフジノ
● 市長・教育長の答弁は最悪でした

 すでに雄人(吉田雄人議員)自身のHPで書かれていますが
 今日は一般質問があり、雄人が質問を行ないました。

 桜台中学の統合について慎重であるべきだとの質問をしたのですが
 それに対する市長と教育長の答弁は
 あまりにもひどくてショックでした。

 「7302名の署名というが、
  その60%以上は学区外のものだ」

 「1人の筆跡で40人分も書いてあるものがある」

 「不正確な情報を一方的に流して
  署名を求めるやり方はおかしい」

 「内容を正しく理解した上での署名とは思えない」

 このように署名の信頼度をおとしめるような答弁をすることで
 統合問題を真正面から考えようとせずに
 すりかえを行い、
 桜台中学の子どもたちのことを真剣に考えている人々の
 純粋な想いを踏みにじりました。

 あまりの不愉快さに怒りを通りこしてあきれると共に
 大切な人々の顔がこころの中に浮かんできました。

 桜台中学校の生徒たち、
 親ごさんたち、PTAのみなさん、OB・OGの方々...。

 これら関係者の方々が
 もしも今、市長・教育長の答弁を聞いていたとしたら
 ひどい怒りとやりきれない絶望感に
 襲われたと思います。

 最低です。

 本会議が昼の休憩になった瞬間に、
 高橋敏明議員が教育長のところへ抗議に向かいました。

 フジノも沢田市長のところへ直接に抗議しに行きました。


● 自分の政策に賛成する人だけしか「数」でない市長

 不快きわまりない答弁は
 午後も続きました。

 美術館推進派の佐久間のりお議員(研政21)が

 「これまで美術館建設を広く知らしめるために
  市はさまざまなイベントを行なってきた。
  その参加者は、のべ2万人にのぼる。
  この数は重いと考えるが市長はどう受けとめているか」

 と質問したのに対して

 「目的意識を持ってあえて参加した
  この2万人は重い。
  1人が数人分にも値する

 と、沢田市長は答弁しました。

 本当に最低な市長だと
 僕はハッキリと思いました。

 約7万人の美術館建設みなおし署名も、無視。
 約7300人の桜台中学統合みなおし署名も、無視。

 でも、美術館関係のイベント参加者のべ合計2万人は
 1人が数人分にも値する。

 (しかし、これはのべ人数。1人が繰り返し参加しているので
  本当は2万人では無い。もっと少ない。しかも市外の人もいる)

 こういう考え方しかできない市長は
 非常に情けないと思います。

 市長の政策にみなおしを求めている市民は
 何万人集まろうとも完全に無視をするか否定をする。

 一方で、市長の政策に従っている市民は
 1人であっても何人分にも値する、と言う。

 自分の政策を支持しなければ
 市民では無いというのか。

 市長は市民に雇われているだけだということを
 完全に忘れているとしか思えない、ひどい発言だ。

 こういう答弁を
 43万人の市民が聞いたら
 どう感じるかを市長は少しでも考えたことがあるのだろうか。

 毎日の暮らしで精一杯で
 市議会なんて傍聴されないし、議事録ビデオなんて見られない。
 そんな変な安心感でも持っているのだろうか。

 サイレントマジョリティー(無党派・日頃は政治に物を言わない人々)は
 確かにふだんは政治と向かい合う余裕は無いだろう。
 けれども、僕は
 彼らに徹底して情報を届けてみせる。

 僕は、桜台中学の生徒たちのことを想って
 こんな答弁を本当に情けないし悔しいし聞かせたくないと感じた。
 きっと子どもたちはがくぜんとしてしまうに違いない。

 けれども僕は、徹底してこういう事実を
 「43万人の1人でも多くに知らしめてみせる」と決心しました。


● 請願の紹介議員になりました

 今回の9月議会には
 いくつかの請願と陳情が出されています。

 これらのうち、フジノは
 2本の請願の紹介議員になりました。

 (1)請願8号
 年金「改革」法の実施中止を求める意見書提出について

 (2)請願9号
 教育基本法の理念を生かすことを求める意見書提出について


 請願8号は、共産党とフジノが紹介議員、
 請願9号は、共産党と原島議員とフジノが紹介議員になりました。

 請願8号は、国会で強行採決された年金法案について
 いくつもの問題点があるのだから
 もう1度みなおして議論をすべきだと
 国へ意見書を出してほしい、というものです。

 今回の参議院選挙で
 あれだけ多くの人々が年金問題で怒ったのを覚えていますか。

 僕も全く忘れていません。
 1人の市民としての怒りを忘れていない以上、
 市議会議員としても国に対して意見を述べるべきだと確信しています。

 だからこそ、請願の紹介議員となりました。

 請願9号は、国が2005年に提出を予定している
 教育基本法の改正に対して意見書を出してほしいというものです。

 僕は教育基本法の改正の方向に対して
 これで良いのかという疑問がとても強くあります。

 『愛国心』を教育基本法の中に書き込むことよりも
 子どもたちのために
 もっと先にやるべきことがあります。

 国を想う気持ちは教育によって与えられる、というのは
 中国で行なわれたサッカー試合での
 日本へのすさまじいブーイングでもよく分かります。

 中国のように反日教育を徹底すれば
 ああやって自国民を洗脳することもできるのです。

 けれども、僕は
 あんな形での愛国心は望まない。

 この国に生まれて、この国に生きていくことで、
 愛国心は自然にこころに生まれるものだと信じている。

 世界の他の全ての国々と同じように
 この国は素晴らしい。

 その事実とそれを愛する気持ちは
 洗脳のように教え込まれて作られるものではない。

 フジノはそう固く信じて疑いません。
 同時に、子どもたちのために政府がなさねばならないことは
 もっと別のことだということも間違いないと信じています。

 以上のことから、請願の紹介議員となりました。

 果たして、1地方自治体の意見書が
 国に対してどれだけの重みを与えるのかといえば、
 実質的に影響力は無いかもしれません。

 それでも「言うべきことは言う」「やるべきことはやる」の想いで
 自分の信念に基づいた行動を取り続けたいと思います。



2004年9月15日(水)のフジノ
● 明日は本会議です

 明日から本会議が行なわれます。

 一般質問が6名によって行なわれます。

 また、市長から19本の議案が提出されます。

おそば屋さんのテーブルの白いばら

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