まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2005年4月20日(水)のフジノ
● 市長選挙もろもろ

 日頃みなさんに「全ての立候補予定者の政策を知って下さい!」と
 さんざんお願いしているフジノなのですが、
 実はまだ、名前が挙がっている3名の方と
 じっくりと政策についてお話をうかがったことがありません。

 「やばい、まず自分が実行しなければ!」

 と思って、さっそく今日から
 お会いしていただくアポイントを取り始めました。

 神保・市議会議長は、今週いっぱいは
 市議会議長会の公務がお忙しいのでお会いできないのですが
 来週の早いタイミングでお話をうかがえそうです。

 木村・市議会議員とは、今週末くらいに
 お話しする機会が持てそうです。

 蒲谷・元副市長とは、事務所に夕方に電話したら誰もおらず。
 関係者の方々、観ていたらメール下さい。
 HPにメールアドレス書いてないとすごく不便です...。

 どうかみなさん、JCが公開討論会をやってくれるとは言っても
 わずか1回だけの討論会ですから、
 立候補予定者の生の声をどしどし聴いて下さい。

 フジノ自身も、きちんと政策を聞かせていただいて
 個人としてどなたの考え方が僕個人に近いのかを
 勉強したいと思います。


● 汐入小学校を見学しました

 カフェトークに来て下さった方の相談がきっかけで
 汐入小学校の低視覚という障がいのあるお子さんの為の
 学級が存在していることを知り、
 その方と一緒に今日、見学に行ってきました。

 汐入小学校

 低視覚(かつて弱視と呼ばれていました)という
 状態をご存知でしょうか?

 (詳しくはこちらのHPをご参照ください)

 かつてのような
 『視力障がいのある人=盲学校のみ』という考え方には
 フジノは全く賛成できません。

 先天的な視力障がいのある高齢の方から

 「盲学校の仲間との同窓会が1番落ち着く」

 という言葉を聴いたこともあります。

 しかし、それでもフジノは、
 これからは可能な限り

 子どもは誰もがみんな同じ教室で学べる体制が望ましい

 と考えています。

 その根拠は、1989年11月20日に国連が定めた
 『子どもの権利条約』(日本は1994年4月22日に批准)の中の

 第2条 差別の禁止
 第3条 子どもの最善の利益
 第6条 生命、生存・発達の権利

 この3つの条項から判断して
 全ての子どもが最善の環境のもとに
 同じ教室で学べることが必要だとフジノは考えています。

 そんな訳ですから、このまちに
 低視覚の障がいのあるお子さんが通っている学級があると聞いて
 さっそく見学をさせていただきました。

 市内では現在、汐入小学校が唯一だそうです。

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 わずか1時間半ですが、見学して良かったとつくづく感じます。

 汐入小学校は1学年1クラスという
 小規模校であることも
 とても良い結果をもたらしていると思いました。

 低視覚の状態にある、ということをもって
 =かわいそう、みたいな判断は絶対にしないで下さいね。
 =がんばっているね、みたいなありがちな反応はしないで下さいね。

 生徒さんは部活動もしているし、授業も参加しているし、
 給食の時間には配膳もしています。

 授業中には友達と雑談だってするし
 休み時間にはけんかだってするし、
 ふつうの小学生と極めて同じです。

 今日見学をして、改めて確信しなおしたことは、
 『当たり前のこと』 『ふつうのこと』をできる体制・環境さえ
 ちゃんと教育と政治と行政が用意を整えれば
 様々な状況にあっても多くの子どもたちが
 受けるべき利益を受けられる、
 ということです。

 見学をして良かったです。

 フジノの確信は間違っていなかった、と確認させていただきました。

 汐入小学校の校長先生をはじめ、
 ご担当の先生、授業を見学させて下さった先生方、
 いきなりおじゃましてしまった生徒のみんな、
 本当にありがとうございました。


● 本音の意見をガンガンください!

 視力障がいのある方からのお話で、
 「汐入の点字ブロックは配置が最悪だよね」「ほんとだよね」という
 お話を聞きました。

 もっと早く教えてくれ〜!

 あそこが市道なのか、歩道は全て市の担当なのか
 勉強不足でフジノは分かりませんけれど
 バリアフリーやユニバーサルデザインに関することならば
 道路関係でもどんどん行政側に主張していきますから!

 どうかシャイにならずに、
 必要な主張は、包み隠さず全て伝えて下さい!

 フジノは待っています!

 言わなければ、伝えなければ、
 その想いは存在しなかったことと同じです。

 だから、フジノに伝えて下さい!

 歩いていておかしい、歩きづらい、イヤだ!
 とか、感じていること、みんな全て教えて下さい!


● 病院について「おかしい!」と思ってることを教えてくれ!

 午後は、市民の方々にお呼ばれして
 いろいろなお話をしました。

 しかし、何故こんなにも病院に対する怒りを
 これほどに多くの方々が抱えているのだろう!

 どうか、フジノにぶつけてください!

 それをフジノは市議会をつうじて
 改善するように訴えますから。

 ガマンせず、臆することなく、フジノに伝えて下さい!
 お願いします!



2005年4月19日(火)のフジノ
● 市役所の職員と、もっと話をする時間が持ちたい

 このまちの市役所には、約4000名の職員がいます。
 臨時などの短期の職員を加えると
 もっとたくさんの方々がいます。

 市議会(あるいは市との間)の暗黙のルールで
 市議会議員は、市役所の『課長クラス』としか基本的に話せません。

 つまり、何かについて質問をする為に電話をしても
 出るのは課長です。

 例外は少しあって、実際に会って話をする時には
 実務レベルの方が同席することはあります。

 けれども、基本的には『課長クラス』の人としか話せません。

 フジノはこれが不満です。
 もっと現場の職員と語り合いたい。

 かつて市長に対して
 「若手職員と対話の機会をもうけるべきだ」と提案して
 実際にそれが実現しました。

 僕自身も同じように
 市の職員のみなさんと語り合う機会が欲しいのです。

 17時を過ぎて「プライベートな時間だから」という形で
 お互いにオフレコで会話をすることはあります。

 けれども、もっと忌憚の無い
 意見をぶつけあったり議論をしあう場を
 職員のみなさんと持ちたいとつくづく思うのです。

 それは、職員のみなさんの中には
 決して組織の論理に埋没することなく理想を高く持ち続け、
 市民サービスを向上させるために努力を続けている方々が、
 少なからず存在するからです。

 公務員という存在は、いつも批判を受けやすく、
 また、株主である市民のみなさまの声に耳を傾けるのは
 当然のことです(政治家も公務員です)。

 そんな日々の中で、思考停止になっている人々がいることも
 あるいはそもそも受験の志望理由自体が「安定を求めて」みたいな
 どうしようも無い人々もいるかもしれません。

 けれどもフジノは、職員の方々の持つ想いや志を、
 知恵やアイディアを、考えや計画を、もっともっと知りたいです。

 なんとかそんなチャンスを作れないかと
 フジノはいつも願っています。


● 株式会社は株主のもの、は当然過ぎる最低限のルール

 ライブドアとフジテレビの一連の出来事が
 業務提携という形での収束に向かっていますけれども、
 新聞記事を読んでいて、驚きの連続でした。

 フジテレビ社員やニッポン放送社員は

 「『会社は株主のもの』とホリエモンに言われて
  おれたち社員はただの『踏み台』かと憤った」

 みたいなことが書いてありました。

 信じられない。

 株式会社が株主のもの、なんて
 新入社員でも知っている当たり前のルールのはず。

 そんなセリフを言う社員がいることに
 かなり激しくショックを受けました。

 この国は、資本主義ではないのか?
 消費者教育や経済教育が
 きちんと行なわれていないのではないか?

 だから外資系のハゲタカファンドに
 日本企業が食い荒らされてるんだ、と思いました。

 もっと大人には現実を勉強してほしいです。

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 転職前の会社で
 新入社員だった頃を思い出しました。

 株主優待券というものが
 株主のみなさまには配られています。

 しかし、この株主優待券の存在が
 当時の僕にとっては、
 業務を遂行する上でとても非効率なものだと強く感じていました。

 他の社員とも何度もこの話題になり、
 ずっと義憤を感じていました。

 そこである日、本社のエレベーターで
 常務とたまたま2人きりになったのでチャンスだと思い、
 廃止を直訴をしたのです。

 「常務、株主優待券は現場ではとても非効率です。
  無くすことはできないのですか?」

 そうしたら、ものすごく説教をされました。

 株主のみなさまというものが会社にとってどんな存在であるのか、
 という基本事項から始まって、
 株主優待券を配布することによって得られるメリット
 (例えば安定株主になっていただける、新規購入の誘引になる等)を
 延々と説明されました。

 エレベーターが常務の階で止まっても
 僕はその階のロビーに連れられて
 そこでも延々と怒られました。

 僕の場合は、分かっていたけど非効率だから直訴したのですが
 でも常務は株主の存在が株式会社にとってどれだけ重要な存在か、
 全ての始点からガチガチに説明をして下さった。

 でも、これが当たり前だと思うのです。

 株式会社にとって
 いかに株主が大切かということは
 新入社員をエレベーターからひきずりおろして
 10分以上も説明しなければならないくらいに
 基本的で重要で大切なことだと思うのです。

 僕たちは、株主の利益を最大にする為に働いているし、
 その為に顧客満足度を最高にすることで
 会社の利潤を高めている訳です。

 直訴は失敗に終わりましたが、
 改めてその想いを強くしたものです。

 ちなみに僕は心理学専攻で
 経営学は入社前の夏休みに独学で勉強しましたが
 それでもこんな基本的なことは知っていました。

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 あえてこのことを書いたのは、
 市民のみなさまに知ってほしいことがあるからです。

 このまちにとって、市民であるあなたは株主です。

 フジノが頑固なまでに
 株式会社は株主のものであって
 インタビューに答えた「会社が株主のものなんて」と答えた社員を
 強く否定するのは、このことをみなさまに知ってほしいからです。

 市民のみなさまは、株主です。

 ふつう企業ならば株主総会が
 毎年1回行なわれます。

 たいていの株主総会は過半数(場合によっては3分の2)の
 株主の出席が無ければ開催すらできません。

 そして、会社の代表取締役が提案する議案を
 株主のみなさまの賛成によって
 初めて認めていただくことができるのです。

 ひるがえって、市長選挙はいかがでしょうか?

 2001年6月10日に行なわれた
 前回の市長選挙は
 なんと33.95%という
 あまりにも低すぎる投票率です。

 地方自治法か公職選挙法か忘れてしまいましたが
 こんな低投票率でも当選を認めてしまうのは
 僕は憲法違反だと思います。

 憲法は、明らかに主権在民をうたっています。

 つまり、まちで1番偉いのは市民です。
 市の株主は市民なのです。

 株主総会を開くことさえ50%の出席が必要なのに
 市長選挙ではわずか33.95%の投票率でOKだなんて
 完全に間違っています。

 政治の世界の常識は、
 民間企業的感覚からするとあまりにも非常識すぎます。

 株主である市民のみなさま、
 どうか株主に認められた当然の権利を使ってください。

 選挙に必ず足を運んでください!

 33.95%の投票率で選ばれた人は
 本当に株主の意思を反映しているのでしょうか?

 実際に、フジノは反映していないからこそ
 ハコモノ行政をおしすすめてきたのが現在の市長だと
 強く確信しています。

 どうか株主である市民のみなさま、
 「株主はいつもチェックしているぞ」という気持ちで居て下さい。

 どうか、お願いします!


● メディアが報じないけど大切な「年金」の議論

 先日も書きましたけど、
 年金の議論はものすごく生活に密着したリアルな問題です。

 どうか注目してください!お願いします!

 やっと4月14日の議事録ができましたね。
 みんな、長いけど読んで下さい!(こちら


● 死なないでくれ...

 今日は、埼玉県の小学校での悲しいニュースに
 とてもショックで言葉がありません。

 悔しく、つらく、とても悲しいです。




2005年4月18日(月)のフジノ
● 読書に救われてきた日々

 この4ヶ月は、本当に心身共にきつくて
 仕事以外の本を読む時間をあえて作ることで、
 とても救われたと感じています。

 以前にもとりあげましたが、
 最も僕のこころを支えてくれた本は

 『マイライフ〜クリントンの回想』
   (ビル=クリントン著、朝日新聞社、2005年)

 でした。

 次に、昨日読み終わったばかりなのですが

 『リビング・ヒストリー〜ヒラリー・ロダム・クリントン自伝』
   (ヒラリー=ロダム=クリントン著、早川書房、2005年)

 こちらも強く励まされました。

 クリントン夫妻の生き方、特にヒラリーさんの生き方は、
 規模は違えど政治家という職業についてしまったことの
 戸惑いや苦しみをかなり率直に書いていらして
 ものすごく自分を励ましてくれました。

 アメリカという国に対する想いは
 ポジティブなものばかりではありませんが
 こういう人々が大統領になり、
 ファーストレディになり、上院議員になっていく、ということは
 本当に素晴らしいことだと思いました。

 クリントン夫妻には、本当に感謝の4ヶ月間でした。

 『半島を出よ(上・下)』
   (村上龍著、幻冬舎、2005年)

 これもページがぶあつい2冊の本の割には
 あっけなく読み終わってしまいました。

 龍さんの小説はいつも、
 絶望を知らなければ希望を知ることができない、みたいな
 根底に流れている想いが感じられてとても良かったです。

 『となり町戦争』
   (三崎亜紀著、集英社、2005年)

 本書は、戦争の実体験を持たない僕にとって
 非常に興味深い物語でした。

 物語を通じて戦争を想像力によってリアルにイメージする、という
 この本では戦闘シーンは全く無いにも関わらず
 それを可能にしている、
 とても鋭いナイフみたいな本だと思いました。


● 医療の改善に向けて

 父との日々をあえて何故書いているか。

 それは、フジノが体験していることを通じて
 同じような想いをしているのはあなただけではない、
 同じような想いをしている方々がたくさんいる、
 という事実を知ってもらい、
 そんな方々に一緒に医療を変える力になってほしいからです。

 すでに、2ケタにのぼる方々から
 医療不信・医療過誤についてのお話をうかがいました。

 また、医療を改善する為の
 署名活動をしようという方々とも出会いました。

 昨日は、そういう方々が意見交換をしたり
 自分の想いを語り合えるような
 HPを創りたい、という相談を受けました。

 とても良いことだと思います。

 徹底的に声をあげていくべきだと思います。

 家族が病院に入院している間は
 どうしても家族を人質に取られているような気持ちになり、
 看護士の在り方やドクターの治療法方や病院の方針について
 納得ができなくても批判がしにくい、というのが
 ほとんどの方々の本音だと思います。

 けれども、どんどん声をあげていくべきだと思います。

 声をあげることで
 改善されることはたくさんあります。

 医療に対する
 国の構造的な制度欠陥という問題もありますが
 身近な個々の病院に対する改善はみんなで声をあげていくことで
 変えられることはたくさんあると僕は思います。

 ぜひ一緒に医療を変える力になって下さい!


● 秋田への想い

 市議会が閉会されたら旅行に行きたい、と
 いつも想うのですけれど叶いません。

 特に、この4月は、
 秋田県にどうしても行きたかったけれど
 行くことが叶いませんでした。悲しい...。

 大好きな合川町が3月22日に合併して
 北秋田市になった姿を見たかったし、
 長年の夢である十和田湖にも早く行きたい...。

 市議になってから、
 長い休みを1度も取れていないので
 父さんの転院がもしもうまくできたならば数日でいいから
 休みがほしいと思いました。


 


2005年4月17日(日)のフジノ
● 群れて死ぬなら、ひとりで生きよう

 『反自殺クラブ』という本(池袋ウエストゲートパーク最新刊)の
 帯に書かれているキャッチコピーが大好きです。

 それは「群れて死ぬなら、ひとりで生きよう」です。

 フジノにとって、この言葉は切実にリアルで
 売る為に作られたコピーとはいえ、素晴らしいと思います。

 フジノの感性で少しだけ言葉を変えると、

 群れて死ぬより、孤独に生きろ。

 ですね。

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 ネット心中や心中事件などに限らずに、
 ふだんの暮らしの中で(例えば会社で、例えば学校で)、
 自分を殺して強いもの・数の多いものに媚びて生きるということは
 一体本当に生きていると言えるのだろうか、と
 幼い頃から考えてきました。

 誰かのルールにはめられて
 自分を捨てることは無い、と僕は思います。

 まわりの友達はみんなうまくやっているのに
 自分はそういう風にできない、という人から
 相談を受けることがあります。

 「死んでしまいたい」
 「死にたい」

 そんな言葉を漏らす人もたくさんいます。
 だけど、フジノはそんな方の言葉にいつも思います。

 集団の中であえて精神的に自分を殺して生きるくらいなら、
 笑いたくも無いのに笑い、いじめたくもないのに他人をいじめ、
 行きたくも無いのに行かねばならない、
 そうやって周囲に合わせて自分をすり減らすくらいなら
 孤独に生きていけばいい。そして、それは正しい、と僕は思うよ、と。

 死ぬ必要は無い。自死する必要は無い。

 まわりは本当に楽しそうにしているか?
 それはただ群れて安心しているだけじゃないのか?

 そんな風に強く僕は思います。

 少数者の痛みを知っているあなたは、
 きっと同じような少数者の痛みを理解できる優しい人になれる。

 だから、生き続けてほしい。

 群れて死ぬより、孤独で生きる方がカッコいい。
 1人きりでも孤高に生きていけることは、
 埋没していくよりもよほど美しい。

 苦しければいくらでも相談にのるし、
 時には海に行って波の音を聴くのにだって付き合うよ。

 だから、生きるんだ。
 大丈夫だよ。

 そんな風に、相談を受けるたびにいつも僕は思っています。


● 「年金制度」の議論に注目してください!

 新聞やテレビでは
 中国の反日デモと郵政民営化に関する政局ばかり追ってますが、
 あまり報道されない大切な身近な暮らしに関わることが
 実際は話し合われています。

 いや、話し合いすら行なわれていないのに
 改正されてしまいそうなこともあります。

 それが『年金制度』についてです。

 インターネットを使いまくって情報を集めて、
 やっと少しだけ国会の様子が伝わってくる、という有り様です。

 どうかみなさん、政党にメールを出したり電話をかけたり、
 新聞に投書したりテレビ局に電話して
 もっと年金制度について
 国会が議論するようにみなさんも訴えてください。

 無関心は危険です。

 いや、正確に言うならば
 無関心に追い込まれている現状は危険です。

 暮らしに直結するリアルな問題に
 どうか一緒に目を向け続けてください。お願いします。


● 「政治家フジノ」の賞味期限

 今日は、家族ぐるみでおつきあいしていただいている方の
 結婚式に出席させていただきました。

 あくまでも個人として、参加させていただいたのですが、
 たまたまある方のスピーチの中で
 市議会議員フジノとして
 紹介をされてしまいました。

 立ち上がってお辞儀をしたのですが、
 その時に受けたポジティブなざわめきに対して
 こころの準備をしていなかったこともあって、驚いてしまいました。

 あまりたくさんの人前には出ないようにしていて、
 出てもYデッキの開放的な空間なので、
 今日のような体験はとても久しぶりの感覚でした。

 広い会場の中で一身に注目を浴びるというのは
 はっきりと体に圧力を波のように感じるものです。

 その時に、

 「ああ、まだ政治家フジノとしての賞味期限は
  残っているのだな...」

 と、意外に感じました。

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 世の中がどれほど飽きやすいかを
 僕はイヤというほど知っています。

 つい先日まで誉めそやされたものが
 あっという間に文句の対象になるのがこの国の特徴です。

 だから、必死に仕事をしてきたけれど
 すぐに飽きられて捨てられるのは
 この国ではしかたがない、と客観的に考えてきました。

 けれども、丸2年間にわたって政治家として働いて、
 それでもまだこうやって期待してくれている人がいることを知り、
 とても驚きました。

 僕は街頭演説もほとんどやらなくしたし、
 議会活動報告チラシの配布も最近はやらなくて、
 報告はこのHPとメーリングリストだけに最近は減らしています。

 その分の時間を父と家族とにあてて、
 仕事については切実な相談のみに絞ってきました。

 だから、忘れ去られても当然だと思っています。

 それでもまだ政治家フジノに期待している方々がいるならば、
 僕は公人として全力を尽くし続けようと思いました。

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 結婚式、とても素晴らしかったです。
 感動して涙が出ました。

 新婚のご夫婦が
 健やかな家庭を築いていかれることを
 こころから祈っています。

 本当に、本当に、とても素敵でした。
 おめでとうございます。




2005年4月16日(土)のフジノ
● 『市長選挙へ行こう!』1人キャンペーン(第2回)

 今日は、Yデッキの上で夕方18時から20時まで
 『6月26日は、市長選挙へ行こう!』キャンペーンをやりました。

 やりました、と言っても
 あいかわらず1人キャンペーンです。

 今日も恐ろしい目や不快な目に遭ったのですが
 その倍ぐらい、うれしいことや頼もしい方々に出会いました。

 のっけからいきなり10代後半の
 B−BOY系ファッションのガキにタンをかけられました。

 しかも、スーツに。

 スーツ好きのフジノはかなりムカつきましたが、
 これが『世の中が政治家に抱いている怒り』です。

 でも、その怒りを生み出したのは、
 大人たちです。

 フジノは演説でもそれをハッキリと伝えました。

 今、30代以上の人間たちが
 つまり40・50・60・70・80・90代の人々が
 きちんと選挙に行かなかったり、
 ちゃんと政治家を選んでこなかったから
 ダメなんだ!

 せっかくの投票できる権利を放棄したり、
 会社に頼まれたとか同じ学校出身だからとかくだらない理由で投票、
 現実レベルの苦しみや身近な問題を解決する政策を
 訴えている候補者をきちんと考えて投票しないから
 だから『その程度のレベルの政治家』が選ばれて
 だからこの国がこんな国になっちまったんだ!

 大人たちは責任を取るべきです。

 10代はその声を政治に反映する選挙権が無い。
 この子どもたちや次の世代のためにも、
 大人たち(有権者)は全員絶対に選挙に行くべき!

 それをやらないヤツらは
 文句を言う資格なんか無い。

 フジノは断言します。

 こんな国にしたのは、あんたたちだ。

 そのツケを僕たちの世代や次の世代にまわしやがって。

 だから、絶対に選挙に行かなければいけません。

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 フジノは徹底的に
 大人たちを挑発しました。

 殴りかかってくるヤツがいてもかまわないくらいに
 怒りの気持ちを伝えました。

 けれども、かえってきたのは賞賛の声でした。

 「がんばれよ!」

 という声も、かけてもらいました。

 でも、今日のフジノはあえて言い返しました。

 「がんばれよ、と今、声をかけてくれましたが
  がんばるのは僕ではありません。

  むしろ、あなたたちじゃないんですか?

  こんなに経済のひどい国で、
  毎日、満員の通勤電車で苦しみながら会社に行かねばならず、
  上司と部下のあいだでストレスになりながらも
  それでも家族のために逃げることなんて許されない。

  家に帰ればお子さんは不通学(不登校)に苦しんでいる、
  だけどあなたはどうしたらよいか分からない。

  自死(自殺)してしまう人の数は
  7年連続で3万人を超えている。

  こんな世の中にうんざりしているけれど
  僕は僕の仕事を毎日誰かに言われなくっても
  必死でがんばってます。家族を守る為に必死でがんばってます。

  むしろ、僕はあなたたちにこそ、
  がんばれよ、と声をかけてあげたい。

  こんな国だけど、こんなまちだけど、
  諦めないでがんばれよ、と
  大人のみなさんにこそ僕は言いたいです。

  あなたたちこそ、がんばれよ!」


 そんな風に演説しました。

 これも怒鳴られるのを覚悟で
 応援してくれた方に向かっても怒りをぶつけました。

 けれども、その方はフジノに近づいてくると
 笑顔で握手をしてくれました。

 この方は『分かっている人』なんだ、と思いました。

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 その後も、演説の合間に
 たくさんの方々が近づいてきてくれて
 声をかけてくれました。

 ありがとうございます。

 フジノの願いは、でも、フジノへの応援ではありません。
 あなたに市長選挙へ行ってほしいのです。
 あなたがもしも選挙へ行くのが確実ならば、
 誰でも良いから1人だけで良いから
 選挙へ行って下さい、と伝えてください。

 そう、伝えました。

 もう政治家フジノには
 応援の必要はありません。

 このまちに民主主義を取り戻したい。
 フジノへの応援よりも、このまちがもっと良いまちになればいい。

 それだけが僕の願いです。




 スタッフが写真を撮ってくれました。
 ヘトヘトのフジノと、A4の紙3枚にマジックで書いたもの。

 「しかし、これは貧乏ったらしいな」

 と、声をかけてくれた市民の方が言いました。

 「でも、だからおまえに期待してるんだ」

 と、言われました。

 でも、フジノは本当に貧乏なんですけど...。
 戦略じゃないですから。残念!


 みなさん、6月26日(日)は
 必ず市長選挙へ行って下さい!お願いします!




● 『市長選挙』の公開討論会が行なわれます

 『リンカーン・フォーラム』
 『マニフェスト型公開討論会を推進する会』によって
 全国で行なわれる首長選挙では
 公開討論会を行なっていこう、という動きがさかんです。

 当初、フジノはこのまちでも討論会を行なうべく
 勉強会に参加したりしましたが、
 いくつかの理由からやめました。

 その理由の1つが、横須賀青年会議所
 公開討論会の準備をしていると知ったからです。

 そして、それがついに今日、神奈川新聞の記事を通じて
 日程などが明らかになりました。

 横須賀青年会議所主催:
 「横須賀市長選挙」公開討論会


 6月15日(水)開場18:30
          開会19:00〜
 場所:ベイサイドポケット


 です。ぜひご参加ください!

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 青年会議所(JC)は全国で積極的に
 公開討論会を行なっています。とても素晴らしいと思います。

 こういう動きがどんどん活発化していくと
 本当にこの国が変わっていくはずです。



2005年4月15日(金)のフジノ
● 叔父さんが来てくれました

 今日は、大阪から叔父さん(父の弟)が
 父の見舞いに来てくれました。

 電話ごしに聞くとその声は父さんにそっくりで、
 異なるのは、関西弁であるということだけ。

 なんか不思議な感じがしました。

 新幹線での日帰りで
 大変だったと思います。

 ありがとうございました。


● 脳死は人の死か...

 今日から新しい教科書になったので取りに行くのをかねて
 1時間だけ英会話へ。

 たまたまマンツーマンになったので、
 成年後見制度の意義や普及させたいという僕の想いや
 日本の家父長制度について話し合いました。

 加えて、脳死についても話が至り、
 先生と僕の人生観を話し合いました。

 僕自身にとってはすさまじくリアルな問題です。

 なかなかこの話題が語られる家庭は少ないと思いますが
 藤野家では4ヶ月にわたって家族みんなが
 いつもこの問題と向き合っています。

 本当に苦しい。

 僕は元気なあいだにリビングウィルを誰もが残しておくことが
 本当に絶対に不可欠だと思います。

 かつて、フジノは脳死を人としての死だと考えてきました。

 脳死状態の方から臓器を移植することができれば
 助かる方々がいらっしゃるならば、と思い
 僕自身は角膜を始めとする
 あらゆる臓器をドナー登録をしています。

 でも、今は、判断ができなくなっています。
 むしろ、脳死を人の死とは
 考えられなくなってきているかもしれません。

 日頃からこういう話題をふっても
 まっこうから受け止めてくれる人がいてくださるのは
 本当に助かるなあとつくづく感じる、英会話の1時間でした。

 (でも、終わった後は汗がびっしょり。
  英語で話すとかは意識しなくて、思考の真剣勝負というか、
  自分の人生の全経験をバックに言葉を紡ぎだすから
  本当にすさまじい1時間でした)


● このまちの姿

 昨年から買っている本に
 『全国優良都市ランキング』というものがあります。

 日本経済新聞社が1998年から毎年出版しているもので、
 全国695市と東京23区を対象にした調査から

 (1)サービス度
  子育て環境や教育・福祉施設の重要度などの
  暮らしやすさを示す項目

 (2)革新度
  情報の公開制度や住民参加など、
  政策の先進性・効率性を示す項目

 について、ランキングを発表しています。

 今年の副題は
 『サービス度・革新度で測る自治体の経営力2005−2006』です。

 横須賀市は今回、こんな結果でした。

 (1)暮らしやすさ=246位

 (2)政策の先進性・効率性=20位

 この結果を見て、あなたはどう思いますか?

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 フジノは、これまで主張してきたことが
 本書によって裏付けられたと思いました。

 つまり、ITだとか政策の目新しいことばかりに取り組んで
 外部からの評価だけが高いことが(2)に示されています。

 けれども、いくらIT都市だと市長が自画自賛しても
 それはこのまちに暮らす人々にとっては何のカンケーもありません。

 それが(1)暮らしやすさが246位という
 低い結果に終わったことだと思います。

 このまちに暮らす人々が実感できる暮らしやすさ

 これこそが必要です。

 この暮らしやすさを
 一体誰を市長に選べば本当に良くできるのか、
 ぜひみなさん考えて下さい。

 もちろん市議会でもフジノは
 (1)の中で特に弱い分野として評価された点を
 厳しく正していくように追及していきます。


 ちなみに本書では、こんな分析でした。

 このまちのワースト1分野は『住宅・インフラ』
 住宅資金助成制度・ごみ収集費用・下水道普及率・公園面積などが
 その採点の対象ですが、
 50点満点中24点と非常に低かったです。

 このまちのワースト2分野は『子育て環境』
 保育所定員数・延長保育・ゼロ歳児保育・保育所保育料・
 学童保育・学童保育保育料・乳幼児医療費助成制度・
 独自の子育てサービスが採点対象でしたが
 80点満点中38点と低得点でした。


 あなたはどう感じていますか?


● だから、あれだけ僕たちは言ったのに

 最近、長井の住民の方々から
 すさまじい道路渋滞についての苦情がたくさん寄せられます。

 ソレイユの丘こと長井海の手公園の
 市民向けプレオープンのせいで
 ひどい交通渋滞が起こっているというのです。

 また、訪れた方々と地元の方との間で
 ささやかな悶着も起こったりとうかがっています。

 あーあ...。
 もうこうなることはとっくに見えていたのに...。

 だから、木村正孝さんを筆頭に
 雄人原島さん一柳さんと一緒になって
 長井海の手公園問題の外部監査を直接請求してきたのは
 まさにこのことを危惧したからでした。

 どうしても公園を作らなければならないのなら
 成すべき道路整備をきちんとしてから行なうべきだと
 僕たちは訴えました。

 もちろん、税金でこんなものを作ることに対しても
 ハッキリとフジノは反対です。

 4月29日からふつうのオープンになったら
 最初はものめずらしさでたくさんの人が訪れるでしょう。

 どうか交通事故などが起こらないことを祈ります。

 また、地震災害などが起こったら
 救いようの無い状況になるのではないかと不安です。

 どうか何事もありませんように...。



2005年4月14日(木)のフジノ
● 意識障がいのある父が涙を流した本

 市民の方からの相談の合間をぬって
 (今日は本当にたくさんの方から相談の電話を頂きました)
 夕方、父の病床へ。

 今日は、父の固まってしまっている
 腕や足へのマッサージに加えて、もう1つ目的がありました。

 それは、NPOの仲間がくれた
 ある本を父に読んで聞かせてあげることです。

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 フジノはNPO法人自殺対策支援センターライフリンク
 一員として活動に参加させていただいています。

 先月の会合に参加した時に、
 あるメンバーの方が1冊の本をくださいました。

 その方は編集者として素晴らしい仕事をしている方で、
 何冊もの素晴らしい本をこの世界に送り出しています。

 (『自殺って言えなかった』もそうです)


 その日、その本を手渡された時、
 1ページ目を開いた瞬間に

 「ヤバイ!ダメだ!」

 と、僕は衝撃を受けました。

 涙が出そうですぐに本を閉じました。

 政治家になってから僕は
 「自分のことでは絶対に涙を流すものか」と決心をしています。

 市民の方からの相談には涙を流すことはあっても
 どんなに苦しいことがあっても自分のことのためになんか
 涙を流しているヒマは無いのだ、と固く決めました。

 だから、父が病床に伏してしまい
 命が危険だという時にも
 常に長男としての意識を強く持って、まわりを励ましてきました。

 けれども、この本には
 涙をいざなうものすごい力があります。

 本の名前はこちらです。

 『恵みのとき〜病気になったら〜』
  (詩・文:晴佐久昌英、絵:森雅之、サンマーク出版、2005年)

 ある夜、1人きりになった時、
 僕はこの本をひらきました。

 そして、2年ぶりに自分のために涙を流しました。

 その時、思いました。

 この本を、父に読んであげたい。

 父だけではなくて、病気にかかっている人みんなに
 読み聞かせてあげたい...。

 特に、僕のようにガチガチに長男役割にとりつかれている人や
 男性らしさにとらわれている方には絶対に読んでほしい
 と思いました。

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 なかなかその時はやってこなくて
 忙しくて忙しくて、毎日は過ぎていきました。

 でも、今日こそはと決心して
 この本を持っていきました。

 いつものように1時間ほどリハビリの為のマッサージをして、
 ひと段落をしたところで父さんに伝えました。

 「こっ恥ずかしいけど、父さんに聞いてほしい本があるんだ」

 先日のセカンドオピニオンでは
 MRIによると父の感情をつかさどる側の脳は生きていて、
 脳波によると父の脳幹は音声を伝えているとのことでした。

 だから僕はそれを信じて、本を読みました。


 読み終わった時、
 父は、右目から一筋の涙を流しました。

 意識障がいがあると言われて、
 つまり意識が戻らないと診断されてきた父が
 僕にハッキリと答えてくれた瞬間でした。

 ハンカチで父さんの涙を拭きながら、
 どうか父さんの気持ちがラクになってくれたら、と祈りました。

 この本の1ページ目の言葉は、衝撃的です。


 病気になったら どんどん泣こう


 僕はこの言葉を、
 自分を厳しく律する世界で生きてきた父に
 どうしても伝えてあげたかったのです。

 意識が無いとか診断はカンケーない。
 父さんは分かっている。
 それを僕は分かっている。

 改めて、そう実感しました。
 そして、この本の素晴らしさも。

 どうか、病床にいる方々に
 プレゼントしてあげてください。読み聞かせてあげて下さい。

 本当に素晴らしい想いの込められた言葉の
 すごく素敵な本ですから。



● 市長選挙もろもろ

 昨日、神奈川新聞(この記事)に
 木村正孝さんが市長選挙に立候補を決めた、と載っていました。

 「32年間続いている官僚出身の市長の市政は、
  巨額を投じて美術館や長井海の手公園の建設を進めるなど
  市民に目を向けていない。
  市民のための市政を実現するために出馬を決めた」
 と述べた。

 と、書かれていました。

 尊敬する先輩議員として
 木村さんとは2年間いろいろな活動を共にしてきました。
 だから、この想いは、まさにフジノも同じです。

 「ついに決着を付ける時が来たのだな」と思いました。

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 さらに今日、神保浩さん(現・市議会議長)
 記者会見を開いて立候補表明をされました。

 神奈川新聞の記事はこちらです。

 神保さんは市議会議長として、
 無所属であるフジノの意見にもよく耳を傾けてくださいました。

 議長というのはとても重い責任があって
 議会でただ議事を進行しているだけではなくて
 かなりたくさんの仕事で全国を飛びまわっているのですね。

 それでもよく議長室に呼んでいただいて
 フジノの意見や提案にも時間を割いてくれました。

 また、これは初披露するナイショの話なのですが
 市議会の本会議場で一般質問をしているフジノに対して
 議長席から励ましの声をかけて下さることもしばしばありました。

 市長への一般質問を毎回するたびに、
 フジノへのヤジがすごい訳です。

 さすがにたじろぐことや
 足が震える時がありました。

 そういう様子は、全て議長席から丸見えなのですが
 議長席からほかには聞こえない小声で
 神保さんは激励して下さいました。

 また、これも初披露するお話ですが、

 「フジノ、しっかり勉強しろよ」

 と言って下さって、
 全国市議会議長会の資料を頂いたこともありました。


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 このお2人が市議会議員では無くなってしまうことは
 同じ市議会議員としてわずか2年間のおつきあいではありますが
 さみしい気持ちになります。

 あとは共産党が推薦する候補の方がもしも表明をすれば
 ウワサされていた方々が
 市長選挙へ向けて全ての方々が
 立候補表明をしたことになる予定です。


 <市民のみなさまへ>

 そこで、フジノからみなさまにお願いがあります。

 ぜひとも市民のみなさまには
 全ての候補者の政策をじっくりと知っていただきたいのです。

 そして、必ず投票してほしいと願います。

 1年以上前からフジノがずうっと述べてきた、

 「副市長と共産党の1対1という構図は絶対にイヤだ!」

 という想いは
 これで叶うことになりました。

 複数の候補者が
 堂々と政策を競い合う。

 これこそが選挙の在るべき姿です。

 どうか民主主義をこの横須賀に取り戻して下さい!
 あなたが投票することが確実にこのまちを変えるのです!

 次の世代、あなたのお子さんやお孫さんのことを
 あなたが大切に想うのならば
 絶対に選挙に行って下さい。

 フジノは今回の選挙こそ、
 このまちが変わる瞬間だと固く信じています。

 どうか、候補者1人ずつの政策を知って下さい。
 じっくりと考えてください。
 じっくりと選んでください。

 そして、選挙に行って下さい!

 どうかこころの底から願いします!
 必ず選挙に行って下さいね。


● テキトーな人たち

 「こんなHPがあったよ」と友人に教えられて
 2年前のことながらガックリ。

 フジノが立候補したのは
 就職口が無いからだそうです。

 ポスターだけじゃ知らないだろうけど、
 当時のフジノは会社的には全く問題なかったんだけどね。

 ささやかながら反論。
 フジノは以下の理由で「就職口が無い」なんて事実は無かった。

 (1)多くの人が憧れるマスコミに勤めていた。

 (2)かつその会社は一部上場で、業界トップでもあった。

 (3)当時の所属部署は、入社試験の時に希望していた財務部だった。

 (4)当時、外資系企業を買収に成功、ノリノリだった。

 (5)出馬は急で、同僚に挨拶もほとんどできなかった。

 (6)退職が決まって有給休暇の時期に入っても
    引き継ぐ時間さえ無かったので手伝いに行ったことすらある。

 (7)今でもかつての勤務先を愛している。

 こういうテキトーなことを書き捨ててへっちゃらな人は
 フジノの想いなんて一生理解できないで
 テキトーに書き捨てていくんだろうな。

 むかつく。


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