まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2005年11月7日(月)のフジノ
● 吉田議員と署名活動を行ないました

 市民団体の方々とのいつもの署名活動を終えた後に
 今日は雄人(吉田雄人議員)と2人で残って
 署名活動を行ないました。

 「時間がある時はぜひ残って
  2人で一緒に署名活動を行なえないだろうか」

 とフジノから頼んできたのですが
 今日、実現しました。

 雄人と一緒に街頭演説をするのは、
 市長選挙の時ぶりかもしれません。

 安定感があって、人々にうったえかける力があって、
 若手2人で一緒に活動していることは視覚的にも効果が高くて
 いろいろな相乗効果が生まれます。

 署名もたくさんの方にしてもらえました。
 ありがとうございました。

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 署名活動終了後に、
 雄人と少し話をしました。

 原子力空母の配備反対のために
 この先、一体どんなことができるのか、
 アイディアはたくさんあります。

 あとはそれを市長や市議会が
 実現するかどうか。それだけなのです。

 やれることは全てやる。

 当たり前のことですよね。



2005年11月6日(日)のフジノ
● 政策学校「一新塾」に入塾しました

 政治家としての政策能力をもっとアップさせたくて
 体系的に勉強できる研修先を
 ずっと探していました。

 地方自治についてコンサルティング業務も行なっている
 『ぎょうせい』(出版で有名ですよね)の
 営業の方にも調べてもらったりしてきたのですが
 どうもフジノのニーズに合うものがありませんでした。

 政治家としての政策能力をつける為の
 研修ってなかなか無いのですよ。

 すでにあるものとしては
 松下政経塾が有名ですよね。

 でも、松下政経塾って、すでにカラーがついてますよね。
 ここを卒業して政治家になった人々って、みんな似てますよね。

 既存のところって権威がへばりついている気がして、
 フジノ的にはイヤなんです。

 あるいは、政治学とか公共経営学とか
 国家公務員が研修先として派遣される専門大学院があります。

 ただ、学費が高すぎるんですね。

 そうして探してきた結果、
 見つけたのが
 政策学校『NPO法人一新塾』でした。

 1年間の修行年限で、
 1ヶ月に3回のクラスがあります。

 プログラムを見ると講師陣も素晴らしくて、
 ただ講義を聴くだけではなくて、ディスカッションもできるのですね。

 入学金・学費は
 1年間で20万円です。

 1回あたりの金額にすると、約5000円で
 ふつうに講義を受けるよりも比較的安いものです。

 説明会にも参加して、
 過去のプログラムもビデオで見せてもらいました。
 さらに、卒業生の方々とも話す機会も得られました。

 いろいろな角度から考えた結果、

 (1)政策学校としての理念がフジノの想いの多くと一致していた
 (2)研修(講義&ディスカッション)としての質の高さ
 (3)『既存の権威』みたいなものが無いこと
 (4)費用対効果の高さが十分に見込まれること

 この4つの理由から、通うことに決めました。


● 学費は政務調査費(研究研修費)から支払いました

 政策学校『一新塾』の1年分の学費は、
 政務調査費から支払いました。

 あくまでも、
 政治家としての政策能力をアップさせるための
 研修として受講するからです。

 昨日の日記で卒業証書をもらったと書いた
 日本社会事業大学通信教育過程は自費で出しました。

 これは、

 (1)精神保健福祉をメインとする政治家としての専門性アップのため
 (2)市の職員にも国家資格を取って欲しいという牽制のため

 という『仕事としての側面』もありました。

 しかし、

 (3)政治家を辞めて福祉を仕事とするため

 という私的な『リスクヘッジ』の側面もありました。

 だから、自費で受講しました。

 それに対して政策学校『一新塾』は
 あくまでも政治家としての研修という
 公の目的のみで通います。

 そこで政務調査費(研究研修費)からの支出としました。

 支出に見合うように
 徹底してスキルアップするように努力します。

 1年間ほとんど毎週、東京の三田まで通います。

 仕事柄、無欠席というのは難しいと思いますが、
 福祉以外の分野についても
 一流の講師陣から徹底的に吸収してきます。


● 入塾式でした

 さて、今日はその政策学校『一新塾』の
 第17期入塾式でした。

 東京・三田の
 『女性と仕事の未来館』が
 会場でした。

 政策学校『一新塾』の
 ユニークさは
 入塾式にも
 現われていました。

 入塾式すら
 セレモニーではありません。

 第17期生の入塾式と
 第15期生の卒業発表式と
 第16期生の中間発表とが
 兼ねて行なわれたのです。

 新入学生は
 先輩たちの成果を
 目の当たりに
 できる訳です。

 学校の様子をどこまで書いてよいか、というのは
 一新塾事務局と
 相談しなければいけないのですが
 政務調査費をつかっての研修なので可能な限り
 このHPで報告していきたいと思います。

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 苦労の末に卒業証書をもらった次の日に、
 新たに入塾式。

 一生、勉強。死ぬまで、努力。

 自分でも「ハードだなあ」と
 率直なところ、思います。

 でも、この2年間は政治の仕事のかたわら
 精神保健福祉の勉強をさせてもらえました。

 本当は福祉の大学院に行って学び続けたかったけど、
 さすがに二足のわらじをはきつづけるのは
 政治家としても
 福祉を志す人間としても
 良くないと思いました。

 この先1年間は、政治家としての
 政策能力とスキルアップを徹底します。

 これまでも福祉だけではない政治家フジノだったとは思いますが、
 さらに福祉以外の側面を磨いて
 このまちのために反映できるように全力を尽くします。



2005年11月5日(土)のフジノ
● 国家試験にむけて、模擬試験でした

 今日は、関内の神奈川県民ホールで
 『精神保健福祉士』になるための国家試験の模擬試験でした。

 国家試験は来年1月(2ヵ月後ですね)に行なわれ、
 13科目で合計160問の試験を2日間かけて受験するのですね。

 13科目は2つに分かれています。
 1つは、社会福祉士の国家試験と同じ『共通8科目』、
 もう1つは、精神保健福祉士のみが受ける『専門5科目』です。

 『共通8科目』

 (1)社会福祉原論  (2)社会保障論  (3)公的扶助論

 (4)地域福祉論    (5)心理学     (6)社会学

 (7)法学        (8)医学一般

 『専門5科目』

 (1)精神医学     (2)精神保健学 

 (3)精神科リハビリテーション学  (4)精神保健福祉論

 (5)精神保健福祉援助技術論

 この160問のうち、1科目でも0点があるとダメ。
 合格基準は90点以上。

 こんな感じの試験です。

山下公園

 仕事の合間に勉強するのは
 なかなか難しくて、まだ過去問が1年分も解けていません。
 夜に寝る前、数問ずつ解くぐらいしかできていません。

 しかも、学生時代とは
 くらべものにならないくらいに暗記力が落ちています。

 今日の模擬試験も、終わった後に自己採点してみたら
 160問中86点でした。まだ合格には足りない。
 合格ラインすれすれじゃなくて
 余裕をもって合格できるように勉強したい。

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 精神保健福祉に関わる人々は高い専門性を持つべきであり、
 少なくともこの資格は持っていてほしい、
 という想いから
 政治家フジノがこれに合格することで
 行政の市職員の方々にもぜひ資格を取ってほしいと
 牽制の意味もあります。

 全てはこのまちの精神障がいのある方々の為です。

 だから、絶対に合格しなければならないと思うのですが
 まだまだ勉強が足りないです。

 考えて解く問題はほとんどOKなので
 あとは暗記物さえきちんと暗記できれば大丈夫かな、と
 あせりは全然無いのですが、
 これから12月議会もあるし、
 勉強時間をつくるためには
 うまく時間のやりくりをしなければいけないなあ。

 ●

 模擬試験会場で
 現役の大学生らしき女の子のグループが

 「うからなそう!来年からニートだ!」

 と、仲間同士ではしゃいでいました。

 おじさんになってから受験するフジノから見たら、
 勉強する時間もたっぷりあってうらやましい立場の人々です。

 がんばって勉強して学生のうちに合格しておくんだよ。
 とこころの中で思いました。

 ●

 この国家資格は『持っているのが最低ライン』になる、
 とフジノは見通しを持っています。

 これまで日本の精神保健福祉は
 家族の手によって、またこころある福祉職の方々によって、
 手探りですすめられてきたという歴史があります。

 それを専門的知識のラインを定めて
 国家試験によって資格化してやっと8年目になります。

 専門性を高める動きには大賛成です。

 でも、この業界は専門性だけではダメ。
 『人間としての想い』の高さこそが必要です。

 それには感受性や倫理観や人間に対する愛だけでなく、
 人生そのものに対する経験の深さも必要になります。

 もっともっと精神保健福祉の専門家が増えるように
 こころから願ってやみません。


● ついに卒業しました

 国家試験を受験するにも『資格』が必要なのです。

 福祉系を専攻していない大学卒業の場合(フジノがそうです)、
 専門の養成課程を約2年間受けなければいけません。

 そこで、約2年前に
 日本社会事業大学の通信教育課程を受験しました。

 合格してからこれまでのあいだ、本当に大変でした。

 毎回しめきり間際になってやっと完成させて提出した数々のレポート。
 去年今年と2年続けて夏に通った大学でのスクーリング。
 2ヶ月にもまたがってしまった実習

 全てがすさまじく大変でした。

 そして、ついに卒業しました!

 卒業証書が郵便で届きました。

 僕たちは通信教育課程なので
 卒業式とか集まってやることはありません。

 全てのカリキュラムを終えた後も
 卒業したという実感が無かったのですが
 この卒業証書をいただいて
 卒業を実感しました。

 思い返すと、卒業までのあいだ
 何度も挫折がありました。

 そのたびに中退しよう、と悩みました。

 それが何とかこうやって卒業できたのは
 同期の仲間のおかげです。

 通信教育による勉強というのは孤独だし、
 励ましあえる仲間も(自分から作らなければ)誰もいません。

 けれども僕たちの同期は本当に仲が良かったです。
 スクーリングで顔をあわせるたびに、
 またそれ以外の時期にもBBQをしたり、
 集まっては毎回励まされました。

 特に、父さんが倒れた時には
 本当に同期の仲間に助けられました。

 そして、実習も苦しい日々でした。

 それを支えてくれたのは、実習を受け入れてくれた病院の
 精神保健福祉士のスタッフのみなさんの存在でした。

 彼女らが毎日身を粉にして働いている姿は
 僕にはエネルギーでした。

 精神科病院の中で精神保健福祉士として
 精神障がいのある方々が少しでも良い方向に向かうように、と
 本当に休みなく働いている姿はいつも僕の胸をうちました。

 最後に、何よりも家族に感謝しています。

 今回の卒業は
 かつて早稲田大学を
 卒業した時よりも
 僕にとっては
 大切な意味のある体験でした。

 世間的には
 早稲田大学卒の方がきっと
 ウケは良いのでしょう。

 でも、僕にとっては
 日本社会事業大学の
 通信教育課程を
 卒業したことの方が誇りです。

 大きな誇りを今、
 僕は強く感じています。

 日本社会事業大学の卒業生として
 その名に恥じないように
 立派な活動をしていかれるように全力を尽くします。

 政治家の仕事との2足のわらじを認めてくださった
 市民のみなさまにも
 この成果を返していかれるようにがんばります。

 みなさん、ありがとうございました!


● また1人、友達が独立しました

 今夜は、友人が独立して
 お店をオープンしたのでお祝いに行ってきました。

 彼とは長年の友人というわけではなくて
 選挙に立候補する前に
 Yデッキで演説していた時期に出会いました。

 お互いに話ができるのは
 数ヶ月にちょこっとだけ、なのですが
 それでも彼の仕事にかける姿勢をリスペクトしてきました。

 僕はYデッキで毎日演説しても誰も見向きもしてくれない頃、
 彼はただのヒラで走り回っていました。

 やがて僕は当選し、
 やがて彼は店長へ昇進しました。

 そして2年半が経った
 先日のこと、

 「自分の店を持つことになりました!」

 と彼に招待状をもらった時には
 えらく感動しました。

 特に彼の場合には、
 僕自身の苦しかった時期から知っていてくれる人だから
 お互いに2年半の成長を感じられて
 余計にうれしいです。

 このまちで独立してやっていくことは
 とても大変です。でも、僕のまわりには何人もそういう人がいて
 その勇気にはいつも感激させられます。

 ぶっちゃけ、どんなお店だって
 下手な経営をすれば
 資金繰りに困って
 来月にでも潰れたっておかしくはありません。

 けれども、きっと乗り越えていくはず。

 がんばってほしいなあ。

 独立、おめでとう!

 これからも影ながら応援してます。
 お互いにがんばっていこう!



2005年11月3日(木)のフジノ
● 横須賀市長は、市民のリーダーとして先頭に立って下さい!

 今日は祝日(文化の日)で、たくさんの人出がありましたので
 お昼から署名活動を行ないました。

 まず、14時からは
 市議会議員フジノとして署名活動を行ないました。

 木村正孝さん(前市議会議員・元市長候補)が来てくれて、
 1時間にわたり、一緒に署名活動をしてくれました。

 6月の市長選挙で、蒲谷市長に対して
 わずか6000票まで追い込んだ木村さんです。

 状況が少し違っていれば、
 木村市長だったわけです。

 演説しているフジノの隣で
 市民のみなさんに署名を呼びかけている木村さんを見ると

 「蒲谷市長こそ、こうやって署名活動の先頭に立つべきだ」

 と、つくづく思いました。

 県内の他市では、市長自身が先頭に立って
 米軍基地の強化に反対する署名活動を行なっています。

 たとえ蒲谷市長は
 市長選挙の時に小泉首相に応援された立場であっても、
 このまちを本当に愛しているなら、
 もう小泉首相との『しがらみ』は完全に捨て去るべきです。

 フジノたちが署名活動をしているのは、
 蒲谷市長をバックアップするためです。

 横須賀市長は、原子力空母の配備をストップさせるために
 できることがたくさんあります。やらねばならないことがあるのです。

 蒲谷市長だって、選挙公約は
 「原子力空母は反対」でした。

 だからこそ、今こそ立ち上がるべきです。

 小泉首相がアメリカの言いなりでも
 蒲谷市長は小泉首相の言いなりにはならないように
 市民全体が応援をしていきます。

 蒲谷市長、ぜひ市民の先頭に立って
 リーダーシップを発揮して下さい!

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 市長選挙の時に
 フジノは木村さんを勝手連として応援しました。

 木村さんの市長選挙公約の1つが

 「原子力空母は絶対に反対。
  アメリカが強行するならば横須賀市は母港を返上する」

 でした。

 政治家は当選しても落選しても
 選挙の時に訴えた公約は
 実現に向けて活動しなければいけません。

 だからこそ、私人に戻った今も木村さんが
 署名活動に立っている姿を見ることは全く違和感が無く、
 政治家としての在るべき姿を見たと思いました。

 「原子力空母は反対!」という声を実現するために
 今後もぜひ一緒に活動を行なっていただきたいと思いました。


● 「やっかみ」や「くだらない批判」はこの活動にはふさわしくない

 15時から16時までは
 市民団体の方々と共に署名活動を行ないました。

 一緒に署名活動をさせてもらっているのですが、
 市民の方から2つのことを指摘されましたので、説明します。

 (1)フジノは何故、この時間帯はマイクを使わないのか?

 例えば、市民団体の方々が15〜16時で活動をする場合、
 フジノは1時間早く来て、1時間遅く終わっています。

 つまり、こんな感じです。

 14時から15時はマイクを使って活動をして
 15時から16時はマイクを使わないで
 16時から17時はマイクを使って再び活動をしています。

 この点を「何故なのか?」と質問されました。

 フジノはこの市民団体の活動をリスペクトしています。

 今回だけでなく、以前にも一緒に署名活動をさせてもらいましたが
 これまでの長年にわたる活動があるからこそ
 このまちは守られてきたといっても良いと考えています。

 だからこそ、市民団体のみなさんが活動する正式な時間帯は
 この団体の活動方針を最大限尊重したいのです。

 初日に参加した時に、

 「マイクは使わないでやります」

 と言われたので、その方針で参加しています。

 けれども、生声では限界があるのも事実です。
 1日目でフジノの喉は潰れてしまいました。

 また、先に来て「場を暖めておく」のが有効なのも事実です。

 そんな訳で、市民団体のみなさんの活動時間ではない、
 その前後の時間帯には
 マイクを使わせてもらっています。

 また、彼ら/彼女ら市民の方々の活動こそが
 『主役』である、という想いから
 フジノの署名活動場所は
 Yデッキの下の目立たない場所でやってます。

 あくまでもメインの場所は
 市民団体のみなさんにやっていただきたい、という考えからです。


 (2)フジノは自分のチラシを配って、自分の宣伝かよ?

 昨日からフジノは署名活動の時に
 議会活動報告チラシを市民の方々に配っています。

 これを「フジノは自分のチラシを配って、自分の宣伝かよ」と
 言われてしまいました。やれやれ。

 どうしてそういう発想になるのか分かりません。

 市民団体のみなさんが配っている活動チラシを
 これまで毎日フジノも配ってきました。

 けれども、もらった枚数全てを配り終えてしまいました。

 無くなっても署名活動は毎日続いていくので
 今すぐもっとたくさんのチラシが必要だ、という事態になってしまい、
 しかたないので
 急いで自分でチラシを作って印刷しました。

 だから、内容もあくまで市民団体の活動チラシを
 補足する内容しか書いてありません。

 あとは急いで作ったせいで
 毎回同じフォーマットにしている部分(カフェトークのお知らせとか)は
 そのまま印刷してしまいました。それだけのことです。

 それを、「フジノは自分の宣伝かよ」と言われると
 正直その言葉を情けなく感じます。

 放射能によって15万人死ぬかもしれない、
 だからこそ原子力空母には反対だ、という
 『命の問題』を扱っている時に
 くだらない『自分の宣伝』とかどうでもいいんですよ。

 その証拠に、フジノの名前の入った『のぼり』とか
 持ってきてないし。

 前から言っているけど、
 フジノは票なんかいらないんですよ。

 そんなものが欲しいと思ったことは
 1度もありません。

 フジノは票が欲しくて政治家をやっていません。
 自分が正しいと信じることを実現するために生きています。

 だから、再選をめざして宣伝するとか
 そんなくだらないことはどうでもいい。

 原子力事故が起これば僕もみんなも死ぬ確率の方が高いし、
 その時には次の選挙なんて存在しないんですよ。

 そんな事態を前にして
 「票目当ての宣伝だ」なんてバカげています...。

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 むしろ、フジノ自身はこういう『外交』問題について
 市民の方々に関心を持ってもらうことの大変さを知っています。

 外交はリアルに生活に直結しているのに
 なかなか市民のみなさんには実感しづらい問題なのです。

 かつて総選挙の時に、天木直人さんを応援しました。

 アメリカのイラク侵略に対して「反対すべきだ」と
 小泉首相に直言して外務省をクビになったまっすぐな天木さんは
 総選挙でも、外交問題だけを訴え続けました。

 その時にもフジノは応援演説で
 こう叫びました。

 「市民のみなさんにとって外交問題は遠い話ですか!」

 今この瞬間に目の前で起こっている、
 そんな出来事でなければ
 人は誰もがリアルに想像なんてできないものなのです。

 だからこそ、「原子力空母ノー!」の活動は
 広くみなさんにその意味を知ってもらうのは難しい問題です。

 ●

 この活動をやることが
 政治家として自分を宣伝することになる、と本気で信じる人々は
 ぜひともどんどん参加してほしいと思います。

 次の市議会議員選挙には
 たくさんの人々が立候補すると言われています。

 そういう立候補予定者の人々は
 だったら、どんどん一緒に活動してくださいよ。

 街頭に立って、原子力空母の問題を理解してもらうことが
 いかに難しいかということが理解されずに
 「票になるからやっているのか」と思っている人々は
 ぜひとも一緒にやってください。

 票目当ての人々も大歓迎です。

 何故なら1人でも多くの人々に
 この活動に参加してほしいからです。

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 このまちは今、一致団結しなくてはいけません。

 どんなしがらみも捨てて1つになって
 アメリカ・日本両政府に対して「ノー!」と言わねば
 とても解決できない事態だからです。

 しがらみを捨てて下さい。
 一緒に立ち上がって下さい。

 どうぞよろしくお願いします。


● 夢のコラボレーション

 この活動は、どんな政党も会派もカンケーない。

 そう言い続けてきましたが
 今日はそれを証明する『夢のコラボレーション』が
 実現しました。

 日頃、すさまじい量のフジノへの批判が書き続けられている
 『よこすか進歩会議』という
 インターネット掲示板の
 管理人Aさんが一緒に署名活動をしてくれました。

 この国を守るための活動ならば、フジノは誰とだって手を組みます。
 プライドもしがらみも全て捨てます。

 管理人Aさんが手伝ってくれたことは、
 彼にとっては大きな決断だったのではないかと思います。

 まさに『夢のコラボレーション』が実現した、と思いました。

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 フジノは、このまちは1つになれると信じています。

 美術館建設反対の署名活動で知られる『願う会』も加わってくれた。
 さらに今日からは雄人(吉田雄人・市議会議員)も来てくれた。

 あとは、蒲谷市長が一緒に加わってくれたら、と
 強く強く期待しています。

 市民のみなさん、立場やしがらみを超えて
 『原子力空母には反対!』で1つになってください!

 よろしくお願いします。


Yデッキ



2005年11月2日(水)のフジノ
● 臨時会(本会議)で意見書が全会一致で採択されました

 今、お昼12時すぎです。
 
 11時から臨時会(本会議)が行なわれ、
 原子力空母反対の意見書が全会一致で可決されました。

 全会一致ということは、原子力空母の受け入れを歓迎だとした
 政府・与党である自由民主党・公明党であっても
 市議会議員は「原子力空母はノーだ」ということです。

 国会や政府の意向にとらわれない
 このまちを愛する方々の良識に感謝します。

 この後、議長と副議長が意見書を持って
 17時半頃に外務省北米局長へ反対の意思表明に行きます。

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 本日から『民意が市政に生かされることを願う会』も
 原子力空母反対の署名活動に
 参加してくれることになりました。

 今日、ある市議会議員から、

 「署名活動をしている団体が理由で参加できない」

 と言われました。

 この活動に団体とか政党の枠組みはカンケーありません。
 全市民が手を結んで、反対活動をしていくべきです。

 どうか、市民のみなさん、立ち上がって下さい。

 よろしくお願いします!


● 外務省北米局長からの回答

 今、20時です。

 外務省を直接に訪れた内藤議長・杉山副議長が先ほど戻り、
 市議会議員全員とメディアに対して報告がありました。

 その内容はこちらです。

外務省北米局長の回答


 外務省は『アメリカの伝言マシーン』だとよく分かりました。

 あくまでも『アメリカの伝言マシーン』であって、
 『日本国民の想いは伝えない故障した伝言マシーン』です。

 外務省はいつもこんな仕事ぶりだから
 北朝鮮に拉致された日本人を
 帰国させることもできないのだと、よく分かりました。



2005年11月1日(火)のフジノ
● 署名活動に合流しました

 今日も夕方18時から1時間、
 市民団体の署名活動に合流しました。

 昨日、今日、とマイクは使わずに
 生声でみなさんに語りかけています。

 「未成年でもいいですか?」

 と、10代の女性が
 わざわざ自転車を降りて署名をしてくれました。

 感謝、感謝です。

 原島議員も毎日署名活動を行なってくれています。

 1人でも多くの方々の署名と
 署名活動への参加をお待ちしています。

 どうぞよろしくお願いします!

 ●

 『民意が市政に生かされることを願う会』にもお願いしましたが、
 今こそ市民のみなさんが立ち上がる時です。

 この瞬間を逃したら、
 一生、原子力の不安を抱えたまま
 このまちで暮らしていくことになるのです。

 歴代の市長や市議会に対して、フジノ自身、
 本当に戦略をもって原子力空母反対に取り組んできたのか、
 大いに疑問があります。

 けれどもこれまでのことを
 ほじくっても意味がありません。

 大切なのは『今』です。

 今、1つになって闘えるかが勝負です。


● 神奈川県と横須賀市は「反対!」で連携

 予定通りなら、松沢・神奈川県知事が
 今日、横須賀市役所を訪れたはず。

 原子力空母の配備に
 反対の立場から、横須賀市と神奈川県が連携していく為に
 日米政府への対応を協議したはず。

 この話し合いの内容を
 早く発表してほしいです。


● 明日は、臨時会(本会議)です

 明日は10時から議会運営委員会、
 11時から臨時会(本会議)が行なわれます。

 とにかくまず明日は、
 『意見書』の採決を行ないます。

 その後、内藤議長がその意見書を持って
 関係各所へ反対の意思表明に行きます。


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