まちの政治家は、こんなことしてます政治家フジノの活動日記


2008年4月11日(金)のフジノ
● 相模原市議会からも怒りの決議が出ました!

 8日の相模原市議会で、
 アメリカ兵によるタクシー運転手殺人事件に対して
 抗議の決議をすることが全員総意で決定したとのことでした。

 そこでさっそく市議会事務局に取り寄せてもらったのですが 
 決議文を読んで、全く同じ想いだと心強くなりました。

 こちらに掲載しておりますのでご覧下さい。



2008年4月10日(木)のフジノ
● 週刊文春の特集記事にフジノ発言が載りました

 4月5日に雑誌社の取材を受けたと書きましたが
 それは、文芸春秋社の『週刊文春』でした。

 本日発売された『週刊文春』4月17日号で
 特集記事

 『タクシー運転手殺害−横須賀で暴れる米兵−』

 が掲載されました。

 3ページに渡る記事の中で、
 フジノの発言も紹介されていました。


 (『週刊文春』2008年4月17日号より)


 2時間にわたるインタビューでした。

 これまで横須賀でアメリカ軍兵士が起こした犯罪について
 基本的な情報についてお話をしたので
 フジノの言葉は特に載らないだろうなと思っていました。

 でも、先日、記者の方から

 「ICレコーダーを聴きながら
  藤野議員の死に対する真摯な姿勢が蘇ってきました」

 というメールをいただいて
 フジノの言葉も記事に載ったことを知りました。


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 フジノは、わが国を防衛している自衛隊との対比で
 アメリカ軍の兵士の問題について語りました。

 同じ軍隊であっても、
 自衛隊は絶対に市民を殺したりしません。

 横須賀に暮らしていれば、東北地方をはじめとする全国から
 自衛隊にリクルートされてきた若い兵士たちと
 接する機会がたくさんあります。

 バスに乗れば、いろいろな地方の方言が聴こえてきます。

 時には、厳しい訓練の日々の反動で
 羽根をのばして泥酔して騒いでいる若い兵士たちもいます。

 けれども、自衛隊が酔ったあげくに横須賀市民を殺した、という話は
 いまだかつてこのまちで聴いたことはありません。

 しかし、アメリカ軍は違います。
 彼らは何度も繰り返し犯罪を犯しつづけています。

 いろいろな機会につけて
 アメリカ軍のケリー司令官は

 「アメリカ軍は横須賀市民である」

 と言いますが、違います。
 少なくともフジノは絶対に受け容れたくない。
 市民を殺すような軍隊が、同じ市民であるはずがありません。

 僕は自衛隊の存在を誇りに思いますが
 アメリカ軍の存在は恥ずかしく感じます。

 この世に存在する全ての組織の中で
 最も規律に厳格であるべき存在が、軍隊です。

 しかし、アメリカ軍の兵士は
 戦場ではない横須賀で市民を殺しています。

 しかも、誰も責任を取らない。

 ケリー司令官をはじめとするアメリカ軍の高官は
 凶悪犯罪のたびに
 謝罪を繰り返すだけで誰も責任を取りません。

 規律も守れない、誰も責任を取らない。

 そんな軍隊の存在を
 恥ずかしく感じるのは当然ではありませんか。

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 フジノは原子力空母の問題を語っているのではなく
 日米同盟や日米安保の問題を語っているのでもありません。

 他の問題は一切からめていません。
 殺人事件のことだけを語っているのです。

 大切な市民の命が奪われたことを
 政治家として許せないのは当然です。

 フジノは2006年4月24日の活動日記

 3度目は絶対に起こさせてはいけない

 と書きました。
 しかしアメリカ軍によって
 その3度目が起こされてしまいました。

 それなのに、誰も責任を取らない。

 アメリカ軍も、日本政府も、横須賀市も
 誰1人として責任を取りません。

 そんなにも市民の命は軽いものなのですか。
 本当に情けなくてたまりません。

 いまだ脱走しているアメリカ兵が
 2名もいる(2月1日現在)と報道されています。

 こんな状況を放置しているアメリカ軍と日本政府を前に
 市民のいのちや安全を守ることはあまりにも難しいと感じています。

 本当に残念です。



2008年4月9日(水)のフジノ
● 精神障がいのある方々の、NHK受信料が免除になります

 3障がい、という言葉があります。
 知的障がい・身体障がい・精神障がいの3つを指しています。

 日本では3障がいの中で、
 精神障がいに対する保健医療福祉が最も遅れています。

 世間では『障がい者』という言葉でひとくくりにしていますが、
 実際には障がいの種類によって、
 受けられる福祉サービスにも
 大きな差(=差別)が存在しています。

 こうした差別的な扱いの原因の1つに、
 わが国の法律に大きな問題がありました。

 1993年に障害者基本法が成立するまでは
 精神障がいのある方々は
 『障がい者』として認められてさえいなかったのです。

 それから15年も経ちますが、
 いろいろなことが改善されていません。

 そんな中、やっと1つ、大きな動きがありました。
 NHKの受信料免除です。

 これまで、知的障がい・身体障がいのある方々は
 NHKの受信料が免除されてきました。

 けれども、精神障がいのある方々には
 受信料の免除が全くありませんでした。

 それが改善されることになりました。
 こちらをご覧下さい。
 2008年4月1日付で出されたプレスリリースです。

 受信料の免除基準に
 ようやく精神障がいのある方々も含まれました。

 これは大きなニュースです!

 ご家族に精神障がいのある方がいらっしゃる方は
 ぜひNHKに問い合わせてください!

 (NHK受信料問い合わせ窓口・0120−151515)


● けれども、障がいのある方々の暮らしはとても厳しい...

 しかし、今回の免除基準の改正は
 基準があまりにも厳しすぎるとフジノは考えています。
 (特に、世帯構成員全てが非課税、というのはかなり厳しすぎます)

 日頃、障がいのある方々の暮らしと
 接点の無い市民の方々にとっては

 「何故、NHK受信料(1年間で1万6140円)も払えないのか?」

 という、ご意見もあるかもしれません。
 免除にギモンを感じる方もいるでしょう。

 けれども、障がいのある方がご家族にいらっしゃる場合、
 医療費や福祉サービス利用料をはじめとする
 多額の出費があります。

 また、出費が増えるだけでなく、
 介護や付き添いなどによってご家族の時間がとられて
 働きに出ることが難しく、収入を増やすことはなかなか難しいのです。

 だから、生活を送っていくのが本当に苦しい。

 毎月1000円や2000円の出費があるかないかだけで
 大きな違いがあるのが、現実なのです。

 さらに天下の悪法である障害者自立支援法によって、
 障がいのある方々とご家族の暮らしは追い込まれています。

 いま大きな話題になっている
 長寿医療制度(=後期高齢者医療制度)のように
 全ての人々にカンケーがある増税には
 大きな反対の世論が起こります。

 でも、障がいのある方々の暮らしを守ることには
 世論全体が味方になってくれることはなかなかありません。

 今回の、NHK受信料免除基準の改正も
 マスコミではとりあげられていないと思います。

 けれども、こうした動きは絶対に必要なのです。

 どうか、市民のみなさまにも
 ご理解いただきたいと願っています。



2008年4月8日(火)のフジノ
● 市民病院、副院長に看護部長を登用へ!

 本日、34才の誕生日を迎えました。

 0時を迎えてすぐに
 他県の方から市民相談のお電話をいただきました。
 いかにも自分らしい1日のはじまりだと感じました。

 34才としての1年も、仕事に生きる日々にしたいと思います。

 さて、そんな34才最初の活動日記は
 良い報告からスタートします。

 まずは、2年前の本会議(2006年9月28日)で
 フジノが行ないました提案をご覧下さい。

 市民病院改革についての提案です。


 (2006年9月28日・本会議より)




















 (5)副院長は常に1名を「看護部長」から登用すべきではないか

 欧米では古くから看護師が副院長に就任しており、
 病院の経営・管理運営を行なってきました。

 わが国でもここ数年、看護師副院長は増加しており、
 すでに川崎・横浜の市立病院でも
 看護師副院長が実現しています

 「看護師副院長の存在が
  組織の意識改革や活性化につながる」

 との研究報告もあり、次のようなメリットが挙げられます。

 1.看護部は組織の過半数を占める大集団であり、
   看護職が副院長であることは
   その組織力を経営面にも有効活用できる。

 2.看護職は院内の情報把握が容易な立場にあり、
   職域を超えた調整が容易である。

 3.看護部長は最大規模の部門を
   管理するという経験を持つ強みがある。

   市民病院でも常勤職員の60%を占める
   看護職の代表である看護部長が
   経営に直接関与する立場に就くことは
   看護職全体の
   モチベーションアップにもつながるはずです。

 (質問)
 今後、副院長は常に1名を「看護部長」から
 登用していくべきではないでしょうか。

 市長の考えをお聞かせ下さい。




 そして、こちらをご覧下さい。
 2008年4月2日付で出されたプレスリリースです。

 この4月1日から、市民病院の副院長に
 看護部長を登用することが発表
されました。

 フジノの提案、実現です!

 病院経営の関係者でないと
 なかなかこのすごさが理解していただけないのが残念ですが、
 全国的にも看護部長が副院長の病院はとても少なく
 画期的な取り組みです。

 看護職は、病院組織で最も大きい部署です。
 そのトップである看護部長が経営に携わる意味はすごく大きいです。

 フジノはこころからこの改革を喜んでいます。

 しかも、今回の看護部長・副院長に就任された方は
 かねてから非常に評価の高い、素晴らしい方です。

 本当に良かったです。

 これからも良い政策提言を続けていきたいと思います。



2008年4月7日(月)のフジノ
● 自死遺族のささえあいの会(第3回目)が行なわれました

 本日、第3回目の『自死遺族のささえあいの会』
 逸見の保健所(ウェルシティ3階)にて行なわれました。

 「ささえあいの会は、どのような場なのでしょうか?」

 と、市民の方からご質問を受けましたので
 少し記してみたいと思います。雰囲気がうまく伝わるといいなあ。


 保健所の奥にある、中くらいの会議室を会場にしています。

 太陽の光が気持ちよくあたる明るい部屋です。
 4月の今日は、窓からのそよ風が気持ちよかったです。

 ロの字形に置かれたテーブルに、参加者は自由に席を選んで座ります。
 1人1人はゆったりとスペースをとることができますので
 隣の人のことを気にすることは特にありません。

 テーブルに置かれた造花から香るアロマテラピー。
 BGMが静かに流れていて、気持ちを落ち着かせてくれます。

 お茶も入れて下さって、会のあいだは自由に飲んでいます。

 保健所健康づくり課のお2人の精神保健相談員さんが
 ささえあいの会を見守ってくれています。

 語ることをムリに促すようなことは決して無くて、
 この場に参加した誰もが
 自死についてを安心して語れる場になっていると思います。

 参加した方々はお名前を述べる必要もありません。
 むろん、住所や電話番号を尋ねられることもありません。

 ささえあいの会の約2時間は
 あっという間に過ぎていってしまいます。

 そして、自由に解散です。

 初めて参加しようという方は、
 いろいろな緊張や不安があるかと思いますが
 どうか安心しておこしいただけたらと願っています。

 いまだ自死へのタブー視や偏見があるこの社会の中では、
 大切な方を失った悲しみを言葉にすることや
 衝撃の大きさのあまりに涙を流す機会さえ奪われているのが
 残念ながら自死遺族の現実だと僕は感じています。

 そんなみなさまに、どうかこの場に参加していただきたい
 と僕はこころから願っています。

 次回の開催は、6月9日(月)10:00〜12:00です。



2008年4月5日(土)のフジノその3
● ギャラリーTOM、『手で見るユーモア 渡辺豊重展』へ

 続いて、渋谷区松涛にある
 美術館『ギャラリーTOM』へ行きました。


 先日の予算議会で教育長に質問したように
 視覚障がいのある方々のミュージアムへのアクセス向上について
 フジノには強い関心があります。

 それを推進していく為にはもっともっと勉強が必要ですが
 最も参考になるのがギャラリーTOMの活動だ
 とフジノは考えています。

 現在行なわれている『手で見るユーモア 渡辺豊重展』
 大いに勉強になるだろうなあと行く前から確信していました。


● あなたは手でユーモアを感じることができますか?

 作品を手で触れられる、
 ということにフジノがこだわっている最大の理由は

 超高齢社会(いまだに高齢化社会という言葉を遣う人がいますが





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