まちの政治家は、こんなことしてます政治家フジノの活動日記


2008年5月4日(日)のフジノ
● 署名活動を行なった市民グループと会いました

 おー、気づいたらまた徹夜してしまいました。
 もう朝10時だ。

 さすがに10時ではもう小鳥のさえずりも聴こえないですね。

 世の中はゴールデンウィーク(GW)ですが、
 政治家にとっては
 依頼された原稿を書いたり
 書類の仕事をやるチャンスのための期間ですね。

 GWは、どこにも出かける予定は全くありません。

 それから自宅に帰って、
 たまってしまった新聞各紙を読み込んでいたら
 すでに11時30分になっていました。

 それから1時間だけ仮眠して、次の仕事へ。

 ...のはずが、2時間も眠ってしまって
 次の仕事に30分遅刻してしまいました。ごめんなさい。。

 大滝町にある横須賀市民法律事務所の中の会議室で
 原子力空母の母港化問題について
 住民投票条例案の直接請求の為に
 『署名活動』を行なった市民グループの代表ら4名とお会いしました。

 議員側は、一柳さん、瀧川さん、雄人、フジノの4名です。

 前回の署名活動とはどこが違ったのか、
 などのレクチャーを1時間ほど受けて、解散。

 無所属・1人会派の4人は
 話し合うことがあったので、市議会へ移動しました。
                 

● 議会の役職(ポスト)を1年ぽっちで変えてはいけない!

 さて、市議会に移動して
 5月12日から始まる『臨時議会』について話し合いました。

 臨時議会は、毎年、『人事議会』と呼ばれています。

 市議会というのは変な組織なので、
 副議長をはじめとする
 いろいろな役職(ポスト)が毎年交代してしまいます。

 この人事を決める為の議会が
 わざわざ毎年5月に開かれるのです。



 (今回は住民投票条例案についても話し合われますので
  人事だけでは無いので、良かったです)

 「政治の世界は汚ない!」と世間で批判されるのは
 こうした『ポストの割りふり』みたいなことが原因の1つです。

 行政をチェックする側として、
 市民の代表である市議会の重要な役職(ポスト)が
 年度がわりのたびにころころ変わってしまうのに対して、
 フジノは大反対です。

 特に、横須賀市議会の現状について言えば
 副議長には交代しないでほしいとフジノは強く主張したいです。

 嶋田晃・副議長に続投してほしい。

 何故なら、アメリカ軍兵士が起こした強盗殺人事件に対して
 山口議長と嶋田副議長のタッグによって

 アメリカ軍の謝罪に対して
 市議会議長・副議長が初めて立ち会って強い抗議を行なうなど
 強い存在感を示すことができました。

 これは、山口議長・嶋田副議長タッグだから実現したことで
 大きな成果です。成果を出している人を変えるのはおかしい!

 それなのに、何故この最強タッグをあえて今、
 変更しなければならないのか。

 フジノには全く理解できません。


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 それでも副議長が辞任してしまって、
 新たに立候補する人々が出るならば

 立候補者には全員に副議長マニフェストを出してほしいと思います。

 副議長は、議長に何か事故があった場合に
 議長の代理として横須賀市議会の代表になる役職です。

 ただの議事の補佐では無いのです。

 これまでは選挙の当選回数で自動的に決まったかもしれませんが
 そんなバカバカしいことで大切な役職を決めてはいけない。

 どんな横須賀市にしていくのかというビジョン、
 どんな横須賀市議会にしていくのかというビジョン、

 つまり、マニフェストを示してほしい。

 そのマニフェストをもとに、誰がふさわしいかを投票するのです。

 副議長マニフェストを出して選挙をした、という話は
 全国の市町村議会でどこからも聞いたことがありません。

 もしも横須賀市議会が行なえば、全国初の新しい動きです。

 時代はマニフェストです。
 それを横須賀市議会からスタートさせてほしい。

 そう強く願っています。


● フジノは『教育経済常任委員会』になります

 ちなみに、フジノは今年の常任委員会は
 ずっと大切にしているライフワークの民生常任委員会はダメでした。

 教育経済常任委員会に所属することになりました。

 教育委員会と、経済部と、水道局と、下水道局と、
 合計4つの部局をチェックする仕事です。

 無所属・1人会派にわりふられた常任委員会は
 それぞれ1つの委員会に1人ずつなので
 話し合って、ゆずりあって、決めるしかありません。

 福祉政策が選挙公約で当選しているフジノですから
 民生常任委員会でいきたい!

 と、いつもどおりギリギリまでゴネましたが
 今年はあきらめました。残念です。

 でも、2006年度にも1年間、
 フジノは教育経済常任委員会を勤めました。

 その1年間の経験は、今も忘れることができないものです。

 (例えば、こちらの活動日記を読んでみて下さい)

 いじめといじめによる群発自殺が続いた年に
 教育委員会事務局(教育委員ではなく事務局です)の
 熱いメンバーの方々と一緒に働くことができたことは
 今も本当に良い経験でした。

 あれから2年が経って、だいぶ人事異動もあったので
 当時のようにはいかないと思うのですけれど、楽しみです。

 また、上下水道局に対して
 フジノとしてくりかえしこの活動日記に書いてきた政策もありますし

 また、経済部についてもさらにフジノは勉強して、
 政治家になってから日頃たくさん出会うようになった
 女性をはじめ、若い人々で横須賀で起業したい人々と一緒に
 このまちをもっとおもしろくできるサポートをしたい

 そんな想いでいます。

 また、民生常任委員会を離れたとしても
 フジノが福祉政策を捨てる訳ではありません。

 むしろ、委員会で質疑ができない分、
 本会議で市長と直接に福祉についてやりとりしていきます。

 教育経済常任委員会メンバーに正式に決まるのは
 5月12日ですけれど、ほぼ本決まりです。

 教育、経済、上下水道、などについての
 ご意見やご相談も積極的に受けていきますので
 どうぞご利用ください。



2008年5月1日(木)のフジノ
● 月刊『手をつなぐ』と政治家フジノの5年間

 2003年5月、フジノは政治家に転職しました。
 その2003年5月から、月刊誌『手をつなぐ』の購読を始めました。

 この本は、知的障がいのある方々の全国団体である
 『全日本手をつなぐ育成会』が発行している会報です。

 精神障がいのある方々の家族会の全国組織である
 全国精神障害者家族会連合会(略称・ぜんかれん)の会報
 『ぜんかれん』は、15年にわたって購読してきました。

 障がいのある方々の全国組織が発行している会報は
 とても詳しく障がいのある方々の想いをよく伝えていますし、
 全国のあらゆる活動や法制度の動きを分かりやすく知らせてくれるので
 すごく大切だとフジノは考えてきました。

 けれども『手をつなぐ』は
 なかなか購読できませんでした。

 存在はずっと前から知っていて
 何度も読んだこともあったので

 ずっと前から購読したかったのですが

 「メンバーじゃないのに
  会報(会の広報誌)だけを
  購読するのはできないよ」

 と断られていたのです。  

 けれども、福祉政策をメインの公約にして政治家に当選した
 フジノの存在を知ってくれた知的障がいのある方のご家族が

 「会員じゃないけど障がい福祉に熱心に取り組む政治家だから
  会報を購読させてあげてください」

 と、手をつなぐ育成会に熱心に頼んでくれたのです。
 本当にありがたいことです。もちろんすぐにそのお願いが許可されて、
 フジノは『手をつなぐ』を購読できることになりました。

 1年間12冊、
 丸5年間経ったので
 60冊ありました。

 精神障がいについては16年間の関わりがありますので
 専門的な知識も生の体験もたくさんありますが

 知的障がいについては分からないことがたくさんあって、
 知りたいことがたくさんありました。

 そんな時にいつも『手をつなぐ』を読んで、勉強しました。

 いつもフジノは
 本を読む時には
 参考になる部分に
 蛍光ペンで
 ラインを引きます。

 月刊『手をつなぐ』は
 どの号も
 ラインがびっしり。

 政治家としての活動の参考になることが、びっしりあります。

 特に重要なページには
 付箋をぺたっと
 貼りつけて

 くりかえし
 読み込みます。


 フジノの月刊『手をつなぐ』には、どれも付箋がたくさん付いてます。

 その最新号がこちら。
                     


● マスメディアにたくさん出てるけど、マスメディアが嫌い

 政治家としてフジノは
 マスメディアとは、いつも距離を置いてきました。

 この活動日記でもくりかえしくりかえし
 マスメディアとは距離を置くことを述べてきました。

 何故なら、かつてマスメディアの世界で働いてきた1人として
 消費される商品にさせられることは絶対にイヤだからです。

 また、マスメディアの造ったイメージで
 ストーリー化されることも拒否してきました。

 だから、依頼を受けても納得できなければ
 いくつも断わりました。

 こんなふうに宣言してきたのにもかかわらず、
 これまでマスメディアの方々には
 とても好意的に取りあげてもらってきました。

 政治家に転職してから5年間、
 いろいろなメディアに取りあげてくれました。

 当選直後の最初の本会議での沢田前市長との激しい論戦を
 ほぼ全ての新聞に取りあげられたのを皮切りに、
 新聞各紙はしばしば報道してくれました。

 自殺対策の地方議員有志の会の立ち上げの時や
 2回目の選挙でのノー選挙カーでの選挙運動なども
 取りあげてくれました。

 タウン紙である『タウンニュース』は
 自殺対策への取り組みを報道してくれました。

 サンケイスポーツなどの夕刊紙、
 『日本教育新聞』などの専門紙、
 『台湾立法』などの海外の新聞にも載りました。

 新聞以外では、
 『スーパーJチャンネル』などのテレビ番組をはじめ、
 『週刊文春』『YAHOO!InternetGuideJAPAN』などの雑誌、

 さらには、京都大学の学生のメールマガジンで取りあげられたり
 マスコミをめざしている方々の専門学校の学生さんが
 卒業制作でフジノの半生をルポにしてくれたこともありました。

 ちょっと思い出しただけでもこれだけあるのですから
 本当にありがたいなあと感じます。

 「政策についての取材依頼しか受けない」

 という徹底してガンコなフジノを
 理解してくれる方々が
 たくさん居て下さったのだなぁと感謝しています。

 そんな風に感謝しつつも、この国のマスメディアはいつだって
 すぐに飛びついて持ち上げて流行になったら
 すぐにバッシングして捨てさるのでしょう。

 何もかも商品として消費しつくして
 後には何も残らない。

 だから、政策を実現することだけが目的の政治家フジノは
 やはりマスメディアとは距離を置くのが
 正しい態度だと改めて感じます。

 別に、露出が多くても少なくても
 政策が実現できているかどうかとはカンケーないですからね?

                             

● 月刊『手をつなぐ』にフジノが載りました!

 これだけ長い前置きを書いたのは
 どれほどフジノがマスメディアに対して
 拒否感や距離感を抱いているかを知ってほしかったからなのです。

 それを、覚えていて下さいね。

 ここまで警戒しているフジノですが、
 「いつの日か載りたい!」と願っているメディアが2つだけあります。

 それくらいに、その2つは特別なのです。
 『夢』に近い想いかもしれません。

 他のマスメディアにどれだけ出られたとしても
 それは警戒すべきことであって
 喜ぶことでは無いのですね。

 もともと映画業界にいた訳ですし、
 メディアの表に出るよりも裏方がメインですしね。

 とにかく!

 それだけマスメディア嫌いのフジノですが
 長年とても大切に愛読している本がありまして、
 もしもそれらに載ることができたら、
 手放しでうれしいだろうなあというものが2つあるのです。

 そのうちの1つに、なんと載ることができました!

 月刊『手をつなぐ』です。

 5月号の特集『知的障害福祉と政治』の中で
 知的障がいのある方々と地方議員で全国初の座談会をしました。

 なんと、野沢和弘編集長から
 じきじきにご指名をいただいたのですが

 最初、フジノは辞退させていただきました。

 だって、これまでこの本に載った政治家というのは
 みんな福祉政策のプロ中のプロばかりです。

 例えば、フジノがこころから尊敬する山井和則さん(民主党)や、
 福島豊さん(公明党)などの素晴らしい方々です。

 いつかフジノがこの本に載れる時が来るならば
 それは政治家として10年ぐらい経った時だと妄想してきました。

 だからこそ、信頼されている本の質を守る為にも
 フジノは辞退させてくださいとお願いをしました。

 でも、編集部の方の熱い説得をうけて
 お受けすることにしました。

 そして、2月に座談会をして、
 ゲラのチェックをして、

 ついに先日、5月号が発行されました!

 pdfファイルにしましたので
 ぜひご覧下さい。

 1ページ2ページ3ページ4ページ5ページ6ページ


 座談会の当日は、緊張してばかりで
 全くうまく語ることができませんでした。

 (っていうか、もともと話すのはヘタクソだからダメですね)

 完成した記事を読みかえすたびに、
 なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいます。

 伝統ある全日本手をつなぐ育成会の
 信頼厚い会報である月刊『手をつなぐ』の誌面にふさわしい
 役割を果たせたのかなぁ...。

 落ち込んだり、へこんだり、うーんと唸ってみたり。

 全国の知的障がいのある方々や
 ご家族や福祉関係のみなさまがこの座談会をご覧になって、
 少しでも政治に近づいてくれたらいいなあと願っています。

 みなさま、座談会以外にも役立つ記事がたくさんありますので
 月刊『手をつなぐ』の今月の特集をぜひご覧下さい!


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 もう1つの「いつか載れたらいいなぁ」というのは
 実現するまでナイショにしておくことにしますね。

 言葉にすると、叶わなくなってしまいますからね。



2008年4月30日(水)のフジノその2
● アメリカ軍から対策の説明がありました

 けさ10時から、横須賀市役所に
 アメリカ海軍が訪れて

 『アメリカ兵による犯罪防止策について』

 の説明がありました。

 市議会議員宛に企画調整部長から
 報告が届きました。こちらをご覧下さい。


● アメリカ軍問題への横須賀市の情報公開がスピードアップ!

 今回のアメリカ軍の対策についてを
 横須賀市はかなりのスピードで情報公開しました。

 下の画像は、今日の横須賀市の公式HPのトップページです。
 赤色で囲った丸の中を見て下さい。

 よこすかホットニュースのコーナーに

 『在日米海軍の再発防止策の概要』

 というタイトルで、
 今日アメリカ軍が行なった対策の説明を掲載しています。

 (2008年4月30日の横須賀市HPのトップページ)

 また、これまではなかなか開催しなかった
 『基地周辺地区安全対策協議会』も5月2日に開催します。

 こうした横須賀市の対応は
 これまでに比べてとてもスピードアップしています。

 フジノは横須賀市の動きを
 高く評価したいと思います。



2008年4月30日(水)のフジノ
● 事実ならば、徹底して行なうべき

 共同通信社が先ほど(30日2時頃)報じたニュースは
 事実ならば、徹底してやるべきことだとフジノは考えます。

 以下、そのニュースです。

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 在日米海軍兵の素行調査へ 2万人5月から、全軍検討

 神奈川県横須賀市のタクシー運転手刺殺事件など
 相次ぐ米兵による犯罪を受け、

 在日米海軍司令部(同市)が5月から、
 日本に駐留する海軍の軍人と軍属計約2万人を対象に、
 公務外の生活実態や心理状態について調べる「素行調査」を行うことが
 29日、分かった。

 米軍関係者によると、こうした調査は初めて。
 海兵隊などを含めた全軍でも検討する。

 米原子力空母「ジョージ・ワシントン」の横須賀配備を8月に控え、
 世論の反発の高まりなど悪影響を懸念する
 米海軍の意向が背景にあるとみられる。

 問題があると判断された兵士には、
 カウンセリングなど特別な教育プログラムの受講を義務付け、
 改善が見られない場合は米本国への異動などの措置を取る方針。

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 これまでフジノが提案してきたことが
 少しずつ実施に移されているのは
 喜ばしいことだけれども、アメリカ軍はとにかく行動が遅い。

 こんな対策は、

 本来ならば
 入隊前の採用試験に際してまず行なうべきで
 それ以後も定期的に行なうべきことであって 

 今さら遅すぎる。

 とにかく確実に実行してほしい。



2008年4月26日(土)のフジノ
● これが食育の実践だ!そして、地産地消!

 フジノがカフェトークの会場として利用させていただいている
 カフェ『RRROOM』が、素晴らしい試みをスタートしました。

 毎月1回、お魚屋さんとコラボして、
 特別メニューとして地元の海で獲れる魚をつかった料理を出す
 『お魚の日』を始めました。

 コラボしてくれているお魚屋さんは、
 老舗の魚屋『魚源』の源さんです。

 源さんの魚に対する情熱の強さはとても素晴らしくて
 横須賀の漁業界で知らない人はいない、有名人です。

 彼の活動はあらゆるメディアでとりあげられてきましたし、
 市内の中学校などの総合的な学習の時間に
 講師として招かれたりしています。

 漁業組合や食育のNPOからの信頼がとても厚い源さんが
 この日の為に、新鮮で旬の食材を徹底的に厳選してくれて、
 名人の腕前でさばいてくれるのですね。

 また、学生から高齢の方々まで幅広い年代に
 コミュニティカフェとして愛されている『RRROOM』には
 人を惹きつける大きな磁力『場の魅力』があります。

 すでに、作業所『アトリエ夢喰虫』のラムケーキとの
 コラボレーションも実現・成功させていますし、

 ふつうのおしゃれなだけのカフェとは異なった
 新しい魅力を持っているのが『RRROOM』なのです。

 お魚の達人とコミュニティカフェのコラボ、
 ワクワクしますよね。

 そして、今日のコラボは大成功でした!

 天気も雨で客足も鈍るかと思いきや、
 日頃はお魚を食べない若い世代やカップルをはじめ
 親子づれや中高年の方々など
 たくさんのお客さんが集まって、お魚料理を楽しみました。


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 フジノはお魚には詳しくないのですが
 ちょっとだけ紹介してみますね。


 まずは、『うちむらさき』です。
 タコが好んでこの貝を食べることから、別名『タコ貝』とも呼ぶそうです。

 猿島のそばで獲れる、とってもおいしい貝です。


 『さより』と『あじ』のアタマを干したものを素揚げしたものと
 『イカ』のげそですね。

 フジノは源さんと出会って初めて『さより』を知りました。
 『さより』はすごいお魚ですね。

 身もおいしいし、
 皮もおいしいし(竹串に巻いて軽くあぶって食べるのです)、
 干したアタマも最高においしかったです。

 この『さより』の存在を
 4ヶ月ほど前に初めて知ってから

 食べるのが本当に楽しみでした。

 とってもおいしかったです。
 

 続いて、『スズキ』と『スルメイカ』のお刺身です。

 この『スズキ』も東京湾で獲れたものです。

 なんと『スズキ』は東京湾でよく獲れるそうです。
 白身をわさび醤油で食べるとこれもまたおいしかったですね〜。


 続いて、『メトイカ』です。

 これは生きているうちに沖漬けにしたもの。
 やわらかくて、全身がぶりと食べられます。


 続いて、『イカのフライ』『スルメイカのふあえ』。


 さらに、『マダイの白子』です。
 これも東京湾産!


 そして、名料理人の源さんのおつくり。
 『スズキ』のお刺身でつくったバラですね。


 美しいです。


 最後のしめは、『イワシ』の丼。
 茶色いのは『マダイの卵』です。これもおいしかった!


 これだけたくさん食べて、なんと1500円です。

 フジノは途中で満腹になってしまったのですが
 おいしくて最後までいただきました。


● 食育&地産地消について

 横須賀市は去年4月に
 『横須賀市食育推進計画「食育プランよこすか」』を策定しました。

 『食育』という言葉は聞きなれないかと思いますが
 政府がすすめている健康運動の1つです。

 フジノ的にあえて一言に要約すると

 健康で元気な体は、おいしいごはんから生まれる!

 ってことですね。
 ファストフードばかり食べる食生活ではメタボ一直線です。

 日本人は昔からの和食がとても健康に合っているのですが
 じゃあ、現代の暮らしに慣れきった僕たちが
 昔の食生活に戻れるかといえば
 それはあまりにも非現実的で
 実現不可能です。

 だから、みんなで知恵をしぼって食育を実践していこう!
 ということで、政府や地方自治体では計画をつくって活動しています。

 そして、食育の重要なことの1つに
 『地産地消』というキーワードがあります。

 これまたフジノ的に一言で要約すると、

 地元で獲れた野菜や魚の魅力を再発見して
 地元でおいしく食べよう!


 ということですね。

 三浦半島にはおいしい野菜や魚がたくさんあります。
 それを知らないのって、すごくもったいないのです。

 おいしいものがたくさんある。
 しかも、食べると元気になれる。

 それならやっぱり地産地消でしょ?


● ぜひあなたもおいしいごはんを食べて下さい!

 地産地消、っていうのは、すごく大切なんですね。

 日本全体でみた時に、自給自足なんて全くできていないんです。
 自分たちが食べる食糧を、自分たちの国では確保できないのです。

 グローバリゼーションの時代だから
 他の国から輸入すればいい、
 なんていう経済学的な発想だけではとても危険です。

 自分たちが食べるものを自分たちの国土でまかなえる、というのは
 食の安全保障という意味ですごく大切なことなのです。

 ここまで自給率が下がってしまった日本で
 今まず始められることは、
 足元を見直すことだとフジノは考えています。

 今も第1次産業(農業・漁業)で努力をしている方々がいます。

 そして、その収穫される農作物や魚介類は
 くりかえしになりますが、とてもおいしいし栄養も抜群なんです。

 これをもう1度、発見してほしいのです。

 アメリカ型の大量消費の
 ファストフード文化に染まってしまった今、
 それらを全て捨てて和食に戻るなんてことは不可能です。

 まずは、地元でとれるおいしいごはんを食べてほしいのです。

 地産地消をすすめることで、あなたが元気で健康になれると同時に
 わが国の自給率の回復の第一歩につながっていくのです。

 だから、今回のコラボ(『魚源』&『RRROOM』)による
 「おいしいんだから試しに食べてごらん」っていう試みは
 すごく素晴らしいことなんです。

 いくら、政治と行政が『地産地消&食育』をすすめよう!なんて
 かけ声をかけても人は動くはずがないんです。

 もっと直接に味覚に訴えて

 「ね?食べてみたらおいしかったでしょ!」
 「うん、もっと食べたい!」

 っていう動きこそが、リアルにあなたの感覚に訴えると思うのです。

 だから、食育の重要性を痛感している政治家としては
 こういう素晴らしい民間の試みをどんどん応援したいと思います。

 もちろん、下に書いたみたいに、政治家として
 市議会の中でもいろいろな機会をとらえて提案はしていきます。

 でも、やっぱり食育とか地産地消は
 民間のフレキシブルで魅力的な活動がたくさんありますよね。

 ぜひみなさまも、こういう素敵な場所があったら
 どんどん足を運んでみてくださいね!

 地元でとれた野菜や魚にはおいしいものがたくさんあります。
 おいしいごはんを食べて、健康で元気になろう!


 ぜひぜひ。


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 (2007年3月8日・教育経済常任委員会での質疑より)






 地産地消推進事業について、一括して質問いたします。

 今回、例えば料理講習会および野菜づくり講習会を開催される、
 それから、放流やノリすき体験などを行うと思うのですが、

 ただ単に講習会やノリすき体験を行うだけではなくて、
 それが終わった後に

 農業者、漁業者と交流の時間を
 積極的に持っていただきたい
と思うのです。いかがでしょうか。












 ノリすき体験は、
 公募して小学生を対象にして小学生に来てもらいます。

 料理講習会は、作っていただくのは、今のところ考えているのが
 農協、漁協の多分、女性部の方だろうと思います。

 その方たちとはふだんから親交はありますが、
 きょうの料理はこうだった、ああだったという
 お話し合いは、当然私どもとしていくことだろうと思っております。








 何につけても、
 ある1日講習会を行なった、
 ある1日お祭りを行なったというので終わりにするのではなく、

 できればその点を
 線としてつなげていっていただきたい
というのが願いです。

 かねてから申し上げていますが、
 行く行くは後継者として入りたいという人が出てきたりとか、
 あるいは農業に新規参入してみたいという人が
 農業体験学習の中から、
 これは27回目になると思いますので、
 農業をやりたいという人が出てきてくれたりするといいな
 とも思っているのです。

 その意味で、

 地産地消を進めるだけではなくて、
 第一次産業の方々とあらゆる人々が交流できる機会に、
 ぜひしていっていただきたい


 と思うのですが、
 改めて御所見はいかがですか。












 私どもも全く同様なことを考えております。




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