まちの政治家は、こんなことしてます


2009年12月9日(水)のフジノその3
● がん検診の予算を確保しなければいけない!

 フジノが子宮頸がん対策に取り組み始めて
 行政の担当者の方にヒアリングをして
 とても大きな問題だと感じたのが、この問題でした。

 検診の為の予算が、十分に確保されていないのです。
 それは全国でも同じ状況なのだと分かった記事でした。

 これは、変えなければいけません!


 (2009年12月9日・朝日新聞・夕刊)

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 「がん検珍」交付税2倍になっても
 予算倍増自治体1割

 がん検診の受診率を上げるため、
 国が地方自治体に払う地方交付税のうち、
 がん検診への利用を見込んだ分が今年度2倍に増えた。

 しかし、それを受けてがん検診予算を
 倍増させた市区町村は1割にとどまることが
 日本対がん協会のアンケートで分かった。

 総務省は今年度の地方交付税のうち、
 がん検診向けの分を前年度の2倍の1300億円にした。

 交付税は他の目的の分を合わせて一括して払われ、
 使い方は自治体の判断に任されるので、
 国の狙い通りになるとは限らない。

 同協会は9、10月、全国1797市区町村の
 がん検診担当者にアンケートした。回収率は62%だった。

 がん検診事業の予算が倍増したかを質問すると、
 「倍増した」と答えた自治体は10%にとどまり、
 86%が「していない」と回答。

 「していない」と答えた自治体の36%が
 「他に優先順位の高い施策がある」を理由に挙げた。

 「インフラ不足」「医師不足」とする自治体も35%に上った。

 がん検診の受診率を上げるため
 対象者に個別に連絡している自治体は2割。

 こうした自治体では
 今年度のがん検診予算が昨年度より平均2割増えた。

 連絡しない自治体ではほぼ昨年度並み。

 受診率向上に熱心な自治体ほど
 交付税増額に機敏に反応していた。

 対象者に個別に連絡する自治体の受診率(%)は、
 連格しない自治体に比べて、昨年度、
 各種がん検診で3〜8ポイント上回った。

 対象者へのきめ細かい働きかけが
 受診率を押し上げることが確かめられた。

 (引用おわり)



2009年12月9日(水)のフジノその2
● 人生という不思議な偶然のつらなり

 今夜はカフェトークでした。

 Twitterで事前にお知らせしたとおり、

 わざわざ静岡から津富宏さん(静岡県立大学・准教授)が
 カフェトークに参加して下さいました。



 津富先生は、『こころの元気プラス』1月号に掲載された
 特集記事でのフジノの文章を読んで

 なんと、津富先生が担当している大学での講義に
 フジノをゲスト講師として招いてみようと考えて下さったのですね。

 (ついに来週、講義に行ってきます!)

 それだけでも本当にありがたいことなのですが
 人生というのは不思議なもので、

 津富先生は、フジノの敬愛してやまない
 大島巌先生とも親しい間柄なのでした。

 大島先生というのは、大学時代のフジノが
 勝手に『こころの師匠』とあがめてその論文を読み漁っていた方です。

 フジノは卒業論文でも、大島先生の研究をもとに
 精神障がいのある方々への偏見は
 教育の力によって必ず無くせる、というテーマで調査をしました。

 2005年頃からひょんなことで
 大島先生とは一緒にいろいろな活動をさせて頂ける機会があって

 かつては永遠に接点がありえるはずがなかった
 雲の上の憧れの方との接点が
 今ではとても多くあることに驚いています。

 そんな風に大島先生のことをフジノが尊敬していることなんて
 当然、津富先生は知らなかった訳ですから、
 人生はとても不思議です。

 さらに、毎年、来年に特に力を入れるべきテーマを
 年末に決めているのですが、

 フジノの今年のテーマの1つが
 実は『人権』だったのですね。
 (そこで密かに神奈川大学院で勉強させて頂いています

 津富先生の専門分野は、なんと『人権』なのですね。

 だから、今年こうして『人権』を専門とする
 津富先生からお声をかけていただいたことは
 本当に不思議なつながりでした。

 こんな風に不思議な人と人との『縁』に
 驚かされる日々です。

 人生というのは偶然のつらなりで起こる
 奇跡に満ちているような気がします。


● カフェトークという奇跡

 カフェトークの場でのお話は、外部に漏らさないことによって
 守られた安全なスペースを参加者のみなさまに保証しています。

 そんな訳でいつも具体的にどんなことがあったかを
 活動日記でも報告できなくて、とても残念です...。

 ただ、今日は本当にありがたいお話をうかがうことができました。

 難病での長くとても苦しい闘病を続けてきた方が
 カフェトークに参加して下さいました。

 その体験についてフジノからお願いして
 参加しているみなさんへお話して頂きました。

 参加した誰もが、その方のお話にとても感銘を受けていました。

 カフェトークに参加している多くの方々が
 みんなそれぞれに悲しくつらい体験を乗り越えていらっしゃるので
 (この世界に苦しみの無い人生を送っている人なんていませんよね)

 とても深い共感をもって
 想いを受け止めておられました。

 参加者の1人の方が

 「カフェトークじゃなければこういう話は自分もできないし、
  他の方もあえて話してはくれない。
  ここでは自由に話すことができる」

 と、話してくれました。

 フジノは自画自賛をするのではなくて、
 フジノ自身が驚きを感じるくらいに
 このカフェトークという『場』は守られているのを感じます。

 ここでは、一定のルールさえ守ってくれれば
 (政治・宗教の話題は禁止、陳情の場ではないので陳情はダメ)

 あらゆる全ての話題が可能です。

 本名を聴くことも無ければ、
 肩書きも何もカンケーありません。

 こういう場を約200回近く持てていることを
 僕は本当に恵まれている人間なのだと感じます。

 参加して下さっている全てのみなさまに
 とても感謝しています。

 そして、参加したことが無い全ての方々にも
 いつでもカフェトークは開かれていますので、

 気が向いたら
 誰でも
 いつでも遊びに来て下さい。



2009年12月9日(水)のフジノその1
● 議会による否決・修正案の提出、これが『当たり前の議会』の姿です

 おとといの活動日記で記したとおり、
 市長が提案した議案が委員会で否決(反対多数)となったのですが、

 それはなんと議会事務局によると
 1964年10月以来、45年ぶりとなるそうです。

 つまり、それはこの45年間、
 議会がまともに機能していなかった、とも言える訳です。

 本来、議会の仕事というのは、
 絶大なる権限を持っている市長が提案してきたことを
 厳しくチェックすることです。

 市民のみなさまから選挙で選ばれたとはいえ、
 市長は決して完璧な聖人君子ではありませんから

 だからこそ議会が厳しくチェックをして、
 時には、『否決』をしたり、『修正案』を出したりするのです。

 それこそが本来の当たり前の議会の姿なのです。

 そこでフジノはおとといの活動日記で

 > やっと議会がチェック機能を果たした、と
 > この結果を前向きにフジノは受け止めています。

 と書きました。

 今回、否決された議案というのは、
 吉田市長のマニフェストに明らかに反していましたし
 否決という結果は当然だとフジノは考えています。

 (2009年12月8日・朝日新聞・朝刊より)


● 「行事に出まくる来賓市長」をフジノは拒否します

 昨日さらに総務常任委員会で
 議案が否決されました。

 それは、

 『副市長車のリース契約の解約と違約金の支払い』

 というものです。

 しかし、総務常任委員会の結論とは違って
 フジノはこの市長の提案に『賛成』します。

 賛成する理由は2つあります。

 第1に、この提案は
 吉田市長のマニフェストに沿ったものだからです。

 マニフェスト実現を至上目的とするフジノにとって
 この提案は当然に正しいものであって、
 反対すべき合理性がありません。

 第2に、市長・副市長には公用車で行事に出まくるのではなく
 もっと大切なマニフェストの実現に力を入れてほしいからです。

 すでに9月議会においてフジノは
 吉田市長に対して

 「少なくともこの1年間は来賓行事を全て欠席してでも
  マニフェスト実現に専念すべきだ」

 と強く訴えました。

 来賓に出席してばかりで時間を食われている
 『来賓市長』には吉田市長になってほしくないからです。

 市長も副市長も成すべきことは行事に出席すべきことではありません。
 むしろ、そのほとんどに欠席してほしいとフジノは考えています。
 現場に行くのは常に担当者・課長クラスで良いのです。

 ですから、今回2つの委員会で
 2つの議案が否決されましたが

 この2つの否決は、全く意味合いが異なっています。

 看護専門学校の授業料値上げは
 マニフェストに反しているので、フジノも反対します。

 副市長車のリース契約解約は
 マニフェストに合致しているものですから、当然フジノは賛成にまわります。

 (2009年12月9日・神奈川新聞より)

 市民のみなさまには、この2つの市長提案の『否決』について
 ぜひ冷静に見ていただいて、判断していただきたいです。

 フジノが看護専門学校の値上げ案を反対することを
 「吉田市長への裏切りだ」と言った意見がありました。

 そんな意見は、情けないからやめてください。

 吉田市長は自ら当選後初めての所信表明にて
 市長選挙で選ばれたのは『自分自身』ではなく
 『マニフェスト』が信託されたのだ、と述べています。

 フジノは、吉田市長の与党ではありません。

 フジノは吉田市長を守る為にいるのではなくて、
 あのマニフェストを守る為にこそ、フジノは存在しているのです。

 市民のみなさまと契約を果たしたあのマニフェストが
 裏切られるような議案であれば、当然に反対します。

 また、市議会の多数派が反対しようとも
 マニフェストにそった提案であれば、フジノは賛成します。

 それがマニフェストを掲げて
 あの長く厳しい市長選挙を闘ったフジノの一貫した態度です。

 全力をかけてマニフェストの実現を目指します。

 それが市民のみなさまへ責任を果たす
 フジノの役割だと信じています。



2009年12月8日(火)のフジノ
● 『障害者欠格条項の廃止』に向けて、大きな前進です!

 障がいがあることが理由で
 何らかの職業につくことを排除するような条件のことを
 『欠格条項』と言います。

 政治家としてフジノは
 障がいのある方々の欠格条項を廃止することを
 大切な政策の1つとして活動をしています。

 さて、地方政府の職員を採用する試験においても
 こうした『欠格条項』がたくさん存在しているのを知っていますか?

 本来ならば、民間企業に対して
 公の組織がお手本にならなければならないのに
 受験において欠格条項があることは本当に恥ずかしいことです。

 そこで、フジノはこの問題について
 昨年の本会議でも一般質問を行ないました

 それから1年が経ちました。

 改善された点は率直に評価しますが
 まだまだ、改善すべき点が残っていました。

 今回の一般質問では、そうした点を取り上げました。

 けさの神奈川新聞が
 『横須賀市議会論戦から』で取り上げてくれたのですが

 実は、大きな前進がありました!

 (2009年12月8日・神奈川新聞より引用)

 「自力で通勤可能」という欠格条項の
 廃止に向けての検討を、市長が約束したのです!

 下に、吉田市長とフジノの質疑を掲載します。
























 3.本市採用試験における欠格条項の廃止について

 僕は、昨年第3回定例会での一般質問において、
 本市職員の採用試験(身体障害者採用)の募集における
 差別的な欠格条項について取り上げました。

 障がいのある方々を受験から排除する資格が
 盛り込まれていたのですが

 本市はすぐにその過ちを認めて、撤回し、
 前年度と同じ条件で再試験を行ないました。

 それから1年が経ち、
 来年度採用の受験案内が配布されたので
 改善の状況をチェックしました。

 (受験案内から一部抜粋:黄色のマーカーはフジノが引きました)


 本来、全ての障がいのある方々に開かれているべき対象が
 「身体障がいのある方々」のみに限定されていたことは
 極めて残念でした。

 ただし、最も批判の強かった
 「口頭による会話が可能な人」という受験資格を廃止したことや

 ワープロ・音声パソコン・拡大印刷の使用を再び可能とし、
 新たに点字での受験も可能としたことなどの改善点は、
 率直に高く評価したいと思います。

 本市は今後もさらに改善を行ない
 障がいのある方々の雇用機会を増やしていくべきです。

 そこで、来年度採用の受験資格で
 特に気になった2点についてうかがいます。

 (*(1)は省略します)




 (2)「自力で通勤ができ、介助者なしに職務の遂行が可能な人」
   という条件は削除すべきではないか。


 第2に、ぜひ改善していただきたいのは
 「自力で通勤ができ、介助者なしに職務の遂行が可能な人」
 という条件です。

 特に、前半部分の「自力で通勤可能」について強く削除を求めます。

 そもそも根本的な疑問として、どうして通勤にサポートを受けたら
 市職員として働くことができないことになるのでしょうか。

 自宅と勤務地への往復にサポートが必要だとしても
 勤務ができないことにはなりません。

 さらに、本市の起伏の多い地理的条件に加えて、
 公共交通機関や道路のバリアフリー化が不十分な状況では
 障がいの無い方々も通勤・通学には大きな不便を感じています。

 こうした現状で、障がいのある方々が一切のサポート無しで
 朝夕の通勤ラッシュに満員電車やバスに乗って
 通勤することがどれだけ可能でしょうか。

 その人その人の障がい特性による困難ではなく、
 社会的な環境整備の不足によって、
 自力での通勤に困難が大きくなっていることは
 むしろ政治と行政にこそ、責任があります。

 そこで、すでに受験資格から外した
 地方自治体も増えてきました。

 列挙します。

 北海道、静岡県、滋賀県、大阪府、兵庫県、鳥取県、佐賀県、
 札幌市、新潟市、川崎市、横浜市、静岡市、神戸市、京都市、広島市、
 などがすでに削除しています。

 市長マニフェストの「すぐにやります」項目である、
 U−3(2)@ノーマライゼーション理念の普及啓発を充実します、
 を実現する観点からも

 どんなサポートがあれば良いかの経験の裏付けを持つ
 障がいのある方々が公務に従事することは、
 市民生活にとっても大きな意味を持つはずです。

 そこで市長にうかがいます。

 (質問)
 「自力で通勤ができ、介助者なしに職務の遂行が可能な人」を
 削除すべきではないでしょうか。

 お答えください。












 「自力で通勤ができ、介助者なしに職務の遂行が可能な人」
 という条件は削除すべきではないか

 というご指摘を頂きました。

 「自力で通勤ができる」という条件については
 ご指摘のとおり、個人の障害特性による困難だけではなく
 地理的条件などにより
 自力通勤が不可能になっている状況があるかと思います。

 この条件については 他都市の状況を調査し、
 見直しに向けて検討を行ないたいと思います。


 また「介助者なしに職務の遂行が可能な人」という点ですが

 介助者については
 地方公務員法の適用を受ける地方公務員ではない為、
 守秘義務や職務専念義務などの適用はありません。

 障がいのある方本人と共に公務に従事させることは
 個人情報などを取り扱うケースもある為
 難しいと考えています。














 「自力通勤」「介助なしに職務推敲」の欠格条項については

 前半部分(「自力通勤」)については
 見直しをしていただくということで

 ぜひお願いしたいと思います。

 後半(「介助者なしに職務遂行可能」)の
 守秘義務が介助者の方々には適用されない訳でこれは難しい
 というお話ですが

 これは契約を市が結べば良いだけのことで

 守秘義務の契約を結んでいただければ
 介助者の方々であっても問題は無いわけですから

 この点についても
 改めてご再考を頂きたいと考えております。

 市長のお考えはいかがでしょうか。












 「介助者なしに職務の推敲が可能な人」ということで

 守秘義務を気にするのであれば
 守秘義務契約を結べば良いのではないか
 というご質問でしたが

 基本的には
 地方公務員法で課せられる守秘義務や職務専念義務と

 そういった民間で行なわれる守秘義務契約とは
 性質が違うものと思っておりますので

 今後の研究課題にさせていただきたい
 と思います。




 これは、大きな前進です!

 『介助者なしに職務の遂行が可能な人』という欠格条項は
 いまだ研究課題として残ることになってしまいましたが

 吉田市長は『自力での通勤が可能』という欠格条項は
 廃止に向けての検討を答弁しました。

 これは、非常に重要な前進です!

 今、横須賀市長と市議会について
 マスメディアが報道することと言えば

 『市長VS市議会』みたいなことばかりで、残念です。

 けれども、この『欠格条項の廃止』のように
 全く目立たないかもしれないし、
 マスメディアは報道してくれなくても、

 確実に、全国の障がいのある方々が注目していることが
 大きく前進しているのです。

 こうした正しい改善・より良い未来への前進を
 もっともっと市民のみなさまに知っていただきたいのです。

 来年の受験案内も、しっかりとフジノは注視していきます。

 欠格条項の廃止は、障がいの無い方々にとってこそ
 実は大きなメリットがあることなのですよ。



2009年12月7日(月)のフジノその2
● 朝日新聞『窓〜論説委員室から〜』でフジノが紹介されました

 11月15日に取材を受けた
 朝日新聞・論説委員の石橋英昭さんから

 「今夜の夕刊に掲載予定です」

 と、わざわざご連絡をいただきました。
 (石橋さん、ありがとうございます)

 そこで仕事の合間を縫ってバイクに乗って、
 汐入駅の売店で朝日新聞の夕刊を買いにいきました。

 帰宅ラッシュで混みあう駅前の売店に寄りかかりながら
 新聞をひらいて読んでみました。

 足早に帰路につく人々はかつての会社員時代の僕と同じで
 自分自身の名前が載った新聞を読むことになるなんて
 思ったりはしないことでしょう...。

 僕は自分がこんな人生を送ることになるとは
 想いもしませんでした。

 ただふつうに暮らせれば
 それだけで良かったのに。

 決して悪い意味では無くて、そこに描かれていた僕の姿は、
 僕と同じ名前だけれども僕自身では無いような気がしました。

 政治家として誰よりも歯を食いしばって
 仕事をしている自負心はあるけれど

 それは美談でも何でもない。

 現実の世界でキーボードを打って
 これを書いている僕は、

 今この瞬間もあらゆることに悩み迷いもがいていて
 何ひとつ乗り越えられていないし、

 前に歩もうとしても足が前に出ずに
 立ちすくんでしまう瞬間がたくさんあります。

 ただのどこにでもいる存在でしかない僕が
 今こうして生きていることに苦しみを感じます。

 そんな自分をあえてとりあげてくれた
 石橋論説委員に感謝しています。ありがとうございます。

 下が記事の全文です。

 (2009年12月7日・朝日新聞・夕刊より)

 窓〜論説委員室から〜
 『心のガードレール』


 いつしか心を病んだ恋人を、懸命に支えてきた。
 回復の兆しが見え、距離を置いて見守っていたある日、
 彼女は突然、命を絶ってしまう−。

 そんな経験をした藤野英明さん(35)は、
 初めは自分を猛烈に責めた。
 見かねた親友に

 「自殺のない世の中をつくればいいじゃないか」

 と、諭された。

 政治家ならできることがあるはずと、勤め人を辞め、
 地元神奈川県横須賀市の市議になったのが
 6年半前のことだ。

 まだ、自殺の問題を議会で口にするのがはばかられたころだった。
 市の幹部の1人は

 「勝手に死んだ人の面倒まで、行政は見ていられない」

 と言った。

 だが、藤野さんの訴えは次第に共感を広げてゆく。
 06年に成立した国の自殺対策基本法も、追い風になった。

 市独自の「いのちの電話」を立ち上げる。
 消防局に自傷行為で救急出動したデータを報告させ、分析する。
 保健所の協力で、自死遺族の集まりを開く。

 2年前の市議会では、
 市長が初めて施政方針の演説で自殺予防に触れた。

 遠い身内や、知り合いの知り合いに自殺者を持つ人は少なくない。
 ごく身近な悲劇を減らすことこそ、地方政治の仕事ではないか。

 そう考える藤野さんは
 「地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会」を結成し、
 情報交換を進める。

 交通事故で命を奪われる6倍もの人が自死している日本。
 街のあちこちに、心のカーブミラーやガードレールを、
 取り付けてゆきたい。

 (石橋英昭)
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 (引用おわり)

 現在フジノは代表を交代しましたが
 『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』では
 今も全力で活動をしています。

 18日には、福島みずほ自殺対策担当大臣をはじめ、
 副大臣・政務官に『有志の会』として直接にお会いして
 自殺予防対策のさらなる推進を訴えにいきます。

 地方議員は、国会議員よりも現場に近い存在であって、
 本気で働けばいくらでも自殺対策に乗り出すことができます。

 これを読んでいるあなたが地方議員で
 もしも自殺対策を本気で進めていこうと考えているならば、
 ぜひ一緒に活動してみませんか。

 誰もが希望を感じて生きられる社会へと
 身近なまちから変えていきたいと願う方がいれば、
 ぜひ一緒に活動していきましょう。

 必ず自殺を減らすことはできます。

 もっともっと暮らしやすいまちへと変えていくことは、必ずできます。

 その為に、どうかあなたの力を貸して下さい。
 一緒に『生きやすい社会』を創っていきましょう。

 そして、市民のみなさま。
 必ず自殺は減らすことができます。

 自殺に追い込まれる犠牲者をゼロへとしていく為に
 どうかみなさまの力を貸して下さい。

 お願いします。



2009年12月7日(月)のフジノその1
● 委員会で市長の提案が否決されました!/看護専門学校授業料アップ

 今日ひらかれた民生常任委員会で
 なんと、市長が提案した議案が否決されました!

 これまで歴代の市長たちが提案した議案を
 市議会が否決したことはまずありえなかったことなので、
 フジノはとても喜んでいます。

 フジノが政治家になって7年経ちますが
 初めてのことです。

 やっと議会がチェック機能を果たした、と
 この結果を前向きにフジノは受け止めています。

 否決された内容は、

 『市立看護専門学校の授業料の値上げ』

 についてです。

 今回の提案では

 (1)現在の授業料(年額)15万円を17万1600円に値上げする

 (2)現在の入学検定料8000円を9600円に値上げする


 という内容でした。

 この値上げを決めたのは、蒲谷前市長です。

 『横須賀市集中改革プラン』の中で下の表のように決められており、
 平成18年12月議会から値上げがスタートしてきました。


 この『集中改革プラン』を吉田市長は就任後そのまま受け継いで、
 今回12月議会でそのまま値上げを提案してきたのです。

 これは「吉田マニフェストの最大の目玉だ!」と
 フジノが受け止めてきた
 『いのちの基金』の理念からもかけ離れています。

 マニフェストでは、保健・医療・福祉の現場で働く人々を
 増やしていく為に『いのちの基金』を新たに作ることとしています。

 保健医療福祉カンケーの分野を学ぶ学生たちに奨学金を、
 このまちで働くことを約束して実行してくれた学生たちには返済免除を、
 『いのちの基金』の内容としています。

 今はまだ『いのちの基金』はスタートしていません。

 それでも、「今できることはすぐやるべき」という観点に立てば
 市立看護専門学校の授業料を値上げするのは
 マニフェストの理念に
 明らかに反している提案でした。

 フジノは他都市の市民の方からも

 「看護師になる為に進学をしたいが家計が厳しいので
  授業料の安い横須賀市立看護専門学校になんとか入学したい。
  安いから人気があって倍率も高いけれど、がんばりたい」

 という声を聴いたことがあります。

 この安い学費が実現している理由は、
 市民のみなさまの税金のおかげです。

 つまり、政策として看護師を増やしたいという想いから
 あえて学費は安く設定してあるのです。

 それを蒲谷前市長はもはや財政危機の中で
 聖域なく見直しをかけた中では
 看護専門学校の値上げもやむをえないとしたのでした。

 しかし、新たに吉田市長へと政権が変わったのです。

 しかも、吉田市長はマニフェストで
 『いのちを大切にする横須賀へ』を掲げたのです。

 そのマニフェストに明らかに反している提案はダメだ
 と考えるのは当然です。

 今回、民生常任委員会メンバーが『否決』をした本心は
 フジノが上に記した理由とはもしかしたら違うかもしれません。

 けれども、否決という判断そのものは正しい、とフジノは支持します。
 本会議でフジノは、看護専門学校の値上げには反対します。

 吉田市長の提案した議案ですが、
 マニフェストを実現する為にはあえて『否決』することが
 正しい判断だとフジノは信じています。


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