まちの政治家は、こんなことしてます


2010年8月28日(土)のフジノ
● 市ヶ尾高校での出前授業が報道されました!

 昨日行なわれた『女子大生リボンムーブメント』
 県立市ヶ尾高校での出前授業が神奈川新聞に報道されました!

 報道してくれたのは、岡本記者です。

 取材に来ていただけるとは思わなかったので
 記事が出たのを見て、本当にうれしかったです。

 3日前に行なわれた
 海老名高校での出前授業にはフジノも行ったのですが

 昨日は市ヶ尾へ向かう途中でパニック発作に襲われてしまい、
 残念ながらスタート時間には到着できず、あきらめました。

 当日に参加した方から

 「2校目ということで出前授業がさらに良くなってきた」

 と様子を教えてもらっていはいたのですが

 こうしてメディアが大きくとりあげて報道してもらえると
 その様子がより詳しく伝わってきてうれしいです。

 以下、神奈川新聞から引用させていただきます。


 (2010年8月29日・神奈川新聞より)


 女子大生が子宮頸がん啓発の『出前授業』
 「20 歳になったら検診を」と呼びかけ


 子宮頸(けい)がんの啓発活動に取り組む
 女子大学生の団体「リボンムーブメント」が

 27日、県立市ケ尾高校(横浜市青葉区)で
 『出前授業』を行った。

 女子生徒には「20歳になったらぜひ検診を受けて」、
 男子生徒には「大切な人の健康について一緒に考えて」と呼び掛けた。

 授業は県教育委員会からの依頼を受けて行われた。

 25日の県立海老名高校に次いで2回目。

 県教委は両校をモデルケースとし、
 秋以降、県内に142ある県立高校の中で、
 希望を受けて出前授業を展開していく方針だ。

 市ケ尾高には「リボンムーブメント」の学生ら14人、
 高校側は運動部に所属する1、2年生約70人が参加した。

 「子宮頸がんについて知っている人、いますか?」

 冒頭の女子大生の問いに対し
 挙手した生徒はゼロ。
 見学に訪れた保護者が数人、手を挙げた程度だった。

 大学生は子宮頸がんが20〜30代で発症しやすい一方、
 予防できる唯一のがんであることや検診の大切さなどを丁寧に説明。

 グループディスカッションの後の発表の場面で、
 男子生徒の1人が

 「彼女ができたらアルバイト代を渡して
  検診やワクチンを受けさせたい」

 と語ると、大きな拍手が送られた。

 佐藤宏継校長は

 「親しみのわく授業でとても良かった。
  参加した生徒は今日学んだことを周囲に広めてほしい」

 と話していた。

 (岡本 晶子)
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 (引用終わり)

 こうして、スタートの2高校が終わりました。
 これから142の県立高校へと出前授業は本格化していくのですね。

 リボンムーブメントの学生たちと交流のあるフジノにしてみれば
 彼女たち1人1人のことを思うにつけても

 大学生たちの本業である学業に励みながら
 142校への啓発活動に取り組むのはものすごく大きな負担だろうなあ

 と申し訳なく感じます。

 でも、子宮頸がんによってたくさんの命が失われて、
 あるいは子宮を全摘出しなければならず
 赤ちゃんを産むことができなくなったり
 体もこころも大きな痛みや悲しみが
 今この瞬間も起こっているという現実があります。

 しかし、本当は防げるがんなのです。
 本当ならば生きられる命が失われているのです。

 多くの女性の命、そして、本当ならば生まれてくるはずだった命。
 だから、誰かが立ち上がらなければならないのです。

 だから、それに気づいた『リボンムーブメント』が
 活動してくれているのですね。

 僕は、大人として、政治家として、恥ずかしい。

 まだ20歳の女子大学生たち、しかも30名ほどの
 リボンムーブメントという学生団体に
 子宮頸がん制圧に頼りきりになっているこの現実を。

 何故もっと政治と行政は動かないのか、恥ずかしいです。
 大人が、政治が、もっと動くべきなのに。

 でも、そんな申し訳なさでいっぱいの
 僕のあせりの気持ちとは裏腹に

 リボンムーブメントの学生たちは
 いつも本当に華やかで明るい笑顔で活動してくれています。

 大切なものを守る為に
 彼女たちは今日もひまわりのような笑顔で
 全力でがんばってくれています。

 好きでがんばっている活動だからと
 彼女たちは僕にグチをこぼしたことさえありません。

 大人は、もっとそんな活動に注目してください。

 「財政が厳しい」とか
 「学校の授業に組み込むには1年前から計画してなければ」とか
 言い訳や屁理屈はもう聞きたくないです。

 気づいた人々だけに頼りきりの
 命を守る活動を

 もっともっと大きなムーブメントにしていきたいです。



2010年8月26日(木)のフジノその2
● まもなく9月議会がスタートします

 昨年度の『決算』を認定するか否かについて審議する
 1年間で最も重要な9月議会がまもなくスタートします。

 その為に、今日は議会運営委員会が開かれました。

 (配られた資料は、こちらこちらです。ぜひご覧ください)

 市長への一般質問は、9月2日(木)と15日(水)の2日間です。
 合計9名が質疑を行なう予定です。

 9月議会のことを
 フジノは『決算議会』と呼んでいます。

 『決算』というのは社会人になるまでは全くなじみがなくて
 いろんなお店で決算セールになると
 安売りが行なわれるということくらいしかイメージが無かったのですが

 実は、企業や政府などのあらゆる組織にとって
 その1年間の活動が目的を実現する為に
 効率的・効果的に正しく行なわれたかどうかを確認する為の
 すごく大切な節目のイベントなのですね。

 もちろん横須賀市という地方政府にとっても
 『決算』というのは毎年の最も大切な節目になります。

 2009年の1年間、横須賀市という組織が
 市民のみなさまの暮らしを守る為に
 税金をより良い使い方をできたかどうかをチェックします。

 横須賀市議会では『決算特別委員会』を立ち上げるのですが
 今年はフジノがこの特別委員会のメンバーの1人となります。

 もちろんいつもどおり、市長への一般質問も行ないますが(15日です)
 同時に、決算特別委員会のメンバーとして全力で活動していきます!



2010年8月26日(木)のフジノその1
● 坂本龍馬像が市役所1階で観られるようになりました

 横須賀市議会のロビーにひっそりと飾られていた
 『坂本龍馬の銅像』が今、大きな注目を集めています。



 すでに複数のメディアでとりあげられているとおりなのですが、
 13年前、横須賀市議会に
 高知市から坂本龍馬像が贈呈されました。

 フジノは市議会議員になって約8年が経ちましたが
 市議会に行くたびにほぼ必ず見かけていたはずなのに
 全く気にしたことがありませんでした。

 しかし、この銅像が実はなんと東日本ではたった1つきりの、
 高知市から公認された銅像だったことが分かりました。

 (2010年8月17日・日刊スポーツより)

 こうして大きく報道されてからは
 毎日のように議会事務局に問い合わせが入るようになって
 観に来て下さる方々もとても増えました。

 銅像が置かれている市議会のロビー(市役所の9階)は、
 市民のみなさまにいつでも開かれている市議会ですから
 誰でも観ることができます。

 けれども、今日から展示場所を変更させていただきました。

 新しい展示場所は、横須賀市役所1階の窓口サービス課前にある
 『友好市・姉妹都市展示コーナー』 です。

 もともと10月からイベント等の場で
 広く一般公開していくことにしていたのですが
 これを1カ月以上
 前倒ししての公開となりました。

 実は、1年間で最も重要な決算審査が行なわれる
 9月議会のスタートを間近にひかえていることもあって

 増加する銅像への対応に追われてしまっては
 本来の議会としての業務にもさしつかえが出てしまいますしね(汗)

 それよりも何よりも、展示場所の変更によって
 市民のみなさまがよりアクセスしやすい形で
 観ることができるようになったと思います。

 ぜひみなさまも横須賀市役所に
 この坂本龍馬の銅像を観にいらして下さいね!



2010年8月25日(水)のフジノ
● 予防できる唯一のガンから命を守る為に/海老名高校へ!

 予防できる唯一のガンである子宮頸がんの征圧の為に
 いつも全力で活動してくれている『女子大生リボンムーブメント』

 神奈川県教育委員会とタッグを組んで
 県立高校へ『出前授業』を行なうことになりました!

 まず最初に2つの高校へ。
 そして、県内の約150校にのぼる県立高校を全て回ります。

 10代の前半のうちに予防ワクチンを接種することができれば
 子宮頸がんになるリスクは限りなく低くなります。

 さらに、成人した後も年1回ほどの定期的な検診を受け続けることで
 亡くなってしまったり、深刻なダメージを受けるリスクが
 ゼロに近づきます。

 こんな大切な知識が日本では与えられていません。
 国全体としての対策は、ほとんどありません。

 現状では、受診を増やす対策としては
 5才きざみで配られる検診の無料クーポン券ぐらい。
 予防ワクチンは長妻厚生労働大臣が来年度予算案に盛り込みたいと
 強い意志を示しているという報道があるぐらい。

 もちろんこうした『無料化』という
 経済的なサポートは必要不可欠なことです。

 けれども最も大切なことは、ただ外側から
 検診を無料にするクーポン券を配ることだけでも無くて
 予防ワクチンを無料で打てるようにすることだけでも無いはずです。

 いのちに関わる情報なのに、
 家庭でも学校でも語られる機会がほとんど無い現状です。

 こうした現状を変えること、
 つまり、誰もが自分や大切な人の命や健康を
 大事にできるようになることが必要だと僕は信じています。

 そんな中、がん対策に力を入れる神奈川県の教育委員会と
 リボンムーブメントが対策にのりだしたのですね。

 特に、10代に直接に語りかけるということ、
 これは本当に素晴らしいことですね。

 リボンムーブメントがマスメディアに発表したプレスリリースを
 引用させていただきます。

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 報道関係者各位
 平成22年8月23日発行

 リボンムーブメントが子宮頸がん予防をテーマに
 高校生たちに『出前授業』


 女子大生たちでつくるリボンムーブメントは、
 財団法人日本対がん協会の協力のもと、
 神奈川県教育委員会と共同で、
 県内の県立高校で子宮頸がん予防に関する『出前授業』を行います。

 高校生に、ワクチンや検診の大切さ、
 自分や大切なひとの健康を考えることの意義を
 大学生という高校生たちにより近い立場から、等身大の言葉で伝えます。

 『出前授業』の内容
 女子大生リボンムーブメントの大学生メンバーが、
 学んできたことを生かし、クイズなどを取り入れた参加型の講義で
 子宮頸がんの基礎知識を高校生に伝えます。

 その後、グループディスカッションで感じたことを話し合い、
 自分たち自身の問題として理解するような講義を行う予定です。

 第1回
 日時:平成22年8月25日(水)11:00〜11:50
 学校名:神奈川県立海老名高校
 参加人数:生徒64人


 (引用終わり)
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 ということで、その素晴らしい取り組みを見学させていただく為に
 神奈川県下150校のトップバッターである
 県立海老名高校にお邪魔しました!



 海老名高校に到着すると、本番を前にリハーサルに励む
 リボンムーブメントのメンバーの姿がありました。



 (続きます)



2010年8月24日(火)のフジノ
● HPの再開にむけて

 本当にたくさんの方々から
 ホームページの更新がストップしていることについて
 ご心配の声をいただきました。

 お待たせして、ごめんなさい。

 できれば、数日中に再開したいと考えています。
 もう少しだけ、僕に時間をください。

 待っていて下さいね。


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