まちの政治家は、こんなことしてます


2012年2月16日(木)のフジノ
● 議会運営委員会が開かれました/予算議会がスタートします

 けさは、議会運営委員会が開かれました。

 これによって、午後から本会議が行われることが正式に決定、
 今日から『予算議会』がスタートします!



 議会運営委員会で配られた資料はこちら

 議会のスケジュール(本会議、委員会など)や
 市長から提出された議案タイトルリストなどが
 すべて掲載されています。

 さあ、午後から本会議。
 行ってきます!

 (ここまでは午前に書きました。
  ここからは夜に書きました)


● 予算議会がスタート!市長の施政方針演説には停滞感...

 先ほど本会議が終わりました。
 今日は、1件の意見書を可決しました。

 そして、吉田市長による2012年度の横須賀市の方針を示す
 『施政方針演説』が行われました。

 全文はこちらをご覧ください。

 市議会議員に対しては
 事前に『施政方針演説』の原稿は渡されているので
 フジノは何回も何回も読み返したのですが

 今回の演説、
 特に印象に残る言葉は全く何もありませんでした。

 むなしさだけが残りました。

 『語られたこと』に印象に残ることが無かったことに加えて
 『語られなかったこと』が多くて、本当に残念でした。


 以前指摘したことですが
 今年も『ハコモノ行政への対応』は一切触れていません。

 また、市民の多くの方々が苦しめられている
 芦名の最終処分場への『がれき広域処理問題』にも
 一言も触れませんでした。

 脱原発に向けて横須賀から新たな取り組みを進めていこうとか
 新たにPPSを導入していくことを語ることもありませんでした。

 市民のみなさまの関心があることには
 ほとんど触れていないのが残念です。

 まもなく震災から一周忌を迎えるこの国で
 市民のみなさまに一緒に新たな希望を紡いでいこうという想いは
 残念ながら全く感じることはできませんでした。

 全体に漂っているのは
 『停滞感』です。うーん。

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 予算議会のスタートを受けて
 今日から1ヶ月間、議論漬けの毎日に突入します。

 さっそく明日は教育福祉常任委員会です。
 まずは今年度(2011年度)の最終補正予算を審議します。

 がんばります!



2012年2月15日(水)のフジノその2
● ようやく吉田市長がまともな発言をしました/知事はあいかわらず

 昨日は、来年度予算案の発表が行なわれた為に
 ほとんどのマスメディアでは予算案についてのみを取り上げました。

 しかし、さすが地元紙。

 神奈川新聞は『がれき広域処理問題』について
 吉田市長の発言を報道しました。

 今まで、黒岩県知事に寄り添う発言だけだった吉田市長が
 ようやく横須賀市民の市長としてまともな発言をしました。

 1.地元町内会の受入れ反対の意思を尊重したい

 2.特別措置法をつくろうとも地元町内会との協定書が優先される



(2012年2月15日・神奈川新聞)


 『地域主権』の時代の市長として
 市民の想いに寄り添う姿勢を取ることが当たり前なのですから

 本来は、最初から吉田市長は
 こうした姿勢でなければいけなかったのです。

 そもそも昨年5月に黒岩県知事が受入れを表明した時から
 このように反論していなければならなかったのです。

 地元町内会が全会一致で『反対』を打ち出したことに
 吉田市長は寄りかかっているみたいで、情けないです。

 けれども、ようやくではあれども
 今の吉田市長の発言をフジノは評価したいです。

 しっかりと市民のみなさまの想いに寄り添って
 横須賀市民を守る市長として行動していただきたいです。

 一方の黒岩知事は、またもや
 「がれきを受け入れない人間は日本人じゃない」的な発言を
 繰り返しました。

(2012年2月15日・神奈川新聞)

 『被災地の方々を思いやる気持ち』や『復興支援をしたいという気持ち』と
 『放射性物質を含むがれきを全国に拡散させること』とは
 全く別問題です。

 こうして2つの別々の話題を『感情論』でごり押しして
 反対する市民のみなさまのことを責めるやり方は完全に間違いです。



2012年2月15日(水)のフジノその1
● 朝のYデッキで脱原発議連の成果をお伝えしました!

 けさは7時から横須賀中央Yデッキで
 『脱原発議連』と『脱原発横須賀市民の会』でチラシ配りをしました。

 (画像:一柳議員と山城議員)


 開催が近づいてきました
 『山本太郎さん講演会@横須賀』をお知らせするチラシです!



  脱原発議連・第4回市民公開講座

   第1部 講演『脱原発〜闘う役者の真実〜』
          山本太郎さん(俳優)

   第2部 パネルディスカッション『地域から脱原発を進める為に』
          山本太郎さんと脱原発議連メンバー

   日時:2月27日(月)19:00〜21:00(開場18:30)

   場所:ヨコスカ・ベイサイド・ポケット
        (京浜急行汐入駅徒歩1分)

   入場料:1000円

   事前申し込みは不要。当日先着500名



 ついに12日後となりました。
 楽しみでワクワクします。

 やはり山本太郎さんの人気はとても高くて
 用意したチラシが無くなってしまい、けさは1時間だけで終了となりました。

 またチラシを増刷しなくちゃ!

 (画像:チラシとフジノ)

                    
 さらに今日は『脱原発議連』としても活動の『成果』を
 市民のみなさまにお伝えすることができました。

 昨日発表された来年度予算案
 フジノたちが提案してきた『東京電力以外から電気を買う』ことが
 ようやく盛り込まれました。

 原発で作られた東京電力の電気ではなく
 クリーンなエネルギーで作られた電気をPPSから買う方針
 横須賀市は舵を切りました。

 なおかつ、東京電力よりも安い料金なのです。

 (2012年2月15日・神奈川新聞より)

 多くの市民の方々が喜んでくださって
 フジノもこころからうれしく感じました。

 ツイッター上でも本当にたくさんの方々が喜んで下さり、
 お祝いの言葉をいただきました。ありがとうございます。

 ますます『脱原発議連』はがんばっていきますからね!



2012年2月14日(火)のフジノその2
● たんぽぽ舎でフジノが講師をしました!

 予算説明会が終わると、フジノは事務所に大急ぎで戻って
 夜に行なう講演に向けてひたすら資料作りをしました。

 今夜は、東京都千代田区にある『たんぽぽ舎』
 フジノが講師の1人なって、講演を行なうのです。

 (画像:水道橋駅から徒歩5分くらいの所に『たんぽぽ舎』はあります)


 『たんぽぽ舎』は1989年に誕生しました。
 それ以来25年にわたって
 脱原発と、環境破壊のない社会をめざして活動しています。

 そもそものきっかけは
 チェルノブイリ原発事故が起こった時に

 放射性物質による食品の汚染を心配した市民の方々が
 食材の測定などを行なったのがスタートだそうです。

 まさにフジノたちが福島第一原発事故で直面している問題を
 25年前から取り組んできてくださった大先輩方ですね。

 活動は広がっていって
 今では、下の3つの活動をメインに行なっています。

 (1)原発の根本問題を広く指摘し、廃止を目指す活動

 (2)原子力のゴミで造られる劣化ウラン兵器の廃止
    イラクの子供への医療支援

 (3)核兵器の廃止


 さらに、6つのネットワークと4つの研究会を開催していたり、
 ニュースの発行、パンフレット・小冊子約100点の発行など
 様々な活動を続けている団体です。

 今夜の講演は、下のプログラムです。


 【連続講座】第11回・役立つ反原発基本講座

  自治体は反原発が一番
  PPSの活用で財政軽減・実践報告3つの例
  
   1.東海村・相沢一正議員

   2.横須賀市・藤野英明議員

   3.羽村市・門間秀子議員

 日時:2月14日 (火)19:00〜21:00
 場所:「スペースたんぽぽ」



 まず、東海村の相沢一正議員の講演からスタートしました。
 (配布された資料はこちらをご覧ください)

 (画像:相沢一正議員による講演)


 続いて、フジノの講演でした。
 (フジノの配布資料はこちらです)

 とても好評で、持ち時間20分を10分延長してお話しさせていただき、
 さらに質疑応答も予定時間を大幅に上回って活発に行なわれました。

 (横須賀の取り組みに関心を持っていただいた
  『サンデー毎日』記者の方から後日改めて取材を受けました)

 (画像:羽村市議の門間議員)


 続いて、羽村市の門間秀子議員の講演でした。
 (配布された資料はこちら

 最後に、『たんぽぽ舎』代表の
 柳田真さんからお話がありました。

 『たんぽぽ舎』からの配布資料はこちらです。



 今回、フジノは初めて『たんぽぽ舎』を訪れて
 その取り組みを垣間見ることができて、とても感激しました。

 もともと脱原発・反原発の活動において
 『たんぽぽ舎』の名前はとどろいていました。

 ただ、フジノは政治家として
 あらゆる活動において『Old school』というか、長い歴史を持つ団体とは
 あえて距離を置いてきました。

 長い歴史を持つということはどんなに良い活動であっても
 その活動を継続することそのものが目的になってしまっていたり
 いろいろなしがらみにとらわれてしまっていることがあるからです。

 でも、『たんぽぽ舎』にはそんなことは全く感じられませんでした。

 今もその活動は新しく、
 最前線で闘っている活気と熱意が感じられました。

 これからも機会があれば、ぜひ連帯させていただきたいと感じました。

 (画像:代表の柳田真さんとフジノ)


 今日は本当にありがとうございました!

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 後日、『たんぽぽ舎』のメーリングリストの記事で
 講評が掲載されていましたので、こちらをご覧くださいませ。



2012年2月14日(火)のフジノその1
● 来年度予算案の説明会が開かれました/ついにPPSの導入が実現します!

 予算議会がスタートする前に
 毎年行われている『予算説明会』が行われました。



 こちらが配られた資料です。
 ぜひご覧ください。

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 来年度予算案にとりいれられた
 フジノが取り組んできた政策2つを報告します!

 1.不育症の治療費への助成がスタートします!

 昨年9月議会の教育福祉常任委員会において
 フジノは『不育症』への支援を提案しました。

 そこでの提案の1つである『経済的な支援』を
 横須賀市でもスタートすることになりました。これは画期的な試みです。



2.東京電力以外から電気を買えるようになります!

 こちらは、昨年開かれた3つの議会(6月・9月・12月)の全てで
 強力に提案を行なってきたものです。

 ついに横須賀市でも、PPSを導入することができます!


 とりいそぎ、ご報告まで。
 後日詳しく紹介いたします。


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