しろうとが挑戦してみることにした

一緒に横須賀を
もっとおもしろくしようよ!
横須賀をもっとおもしろくしたい人、集合!


藤野英明
  
藤野英明、28歳。ただの会社員。

  思うところあって
  政治という『手段』に挑戦することになりました。
  ネガティブなイメージばかりの
  政治という業界に
  しろうとがどこまで通用するのか?
  その挑戦の一部始終、
  ありのままの姿を
  ここで伝えていきたいと思います。

  (どんな政党とも組織とも関係ない
無所属です。)


2003年3月21日(金)のフジノ
● 今日から実名でいきます

 会社への迷惑を心配して
 これまでのあいだ、このコーナーをペンネームで書いてきました。

 正式な退職日付は3月末ですが、
 昨日をもって出勤するのは一区切りがついたので
 今日からは実名でいくことにします。

 その理由は、1つだけです。

 自分の想いを伝えるのにペンネームはいらないから。

 他人を批判することもありますが
 その時こそ自分の名前を正々堂々となのって批判したい。
 逃げたくない。

 だから、このコーナーだけは
 いわゆる新聞でいう『署名記事』と同じ主旨で
 自分の名前を本名で明らかにして、責任をはっきりとさせます。

 というわけで、ネットでしか知らなかった方々、
 はじめまして。藤野英明というのが、僕の本名です。

 「すかぽち」ほど呼びやすくは無いのですが
 親から一文字もらった名前で、僕はとても気に入っています。

 そんなわけで、「署名原稿」宣言でした。

 (注:この宣言にもとづきまして
    かつてこのHP上でペンネームで記されていた部分は
    全て訂正することにいたしました)

● これからの活動方針を決めました

 今夜は、横須賀をおもしろくする会の
 役員になってくれているみんなと集まりました。

 会社を辞めることの報告をして、今後の方向性を話しあいました。
 方針はただ1つ。

 全力を尽くすこと。
 全力を尽くしてハッピーになること。


● 僕は1人じゃない

 ある友達は、僕と同じように3月いっぱいで会社を辞めます。
 理由は、フジノを支えてくれるため、です。

 あなたには信じられないかもしれません。
 だけど、こういう友達がいるんです。

 僕はもう何が起こったとしても、決して驚くことはないでしょう。

 たくさんの人たちが
 僕の信じている『このまちのハッピーな姿』を一緒に信じて
 休日を返上したり、職を投げうって、
 僕たちの理想を叶えようとしているのです。

 僕はもうただの1人の人間ではなくて
 両肩には、たくさんの人の痛みや悲しみがのっています。

 行き場所を失った声たち。
 ぜんぶ僕が引きうけました。
 ぜんぶおれが引きうけて生きていきます。

 だから、もう何が起こったとしても
 たとえ友達が僕のために会社を辞めてくれたとしても
 僕は感謝と感動の涙を流すことはあっても、
 決して驚いたり信じられなかったりはしません。

 他の友達たちも
 有給休暇をとってくれたり、僕の家に泊りこんだり、
 どこまでも一緒に歩いていってくれる。

 こんな仲間たちがいるのだから、
 僕は安心してぶっ倒れるまで走り続けてやる。
 何かがあってもきっと僕の骨は仲間が拾ってくれるだろう。


 みんな、もっとハッピーになれる。
 おれはその手伝いをする。

 がんばるぞ。

 


3月19日(水)のフジノ
● このまちは誰のものか

 このHPの掲示板では昨日から
 ある施設へお子さんを送っていくのに交通が不便すぎる、
 という話題が書き込まれています。

 それに対して僕は、こう答えました。

 「バス会社が1社しか無いせいで競争が存在しない。
  だから、サービスが悪いのだ。
  市営で小さな小回りのきくバスを運行させたいと
  小さい時から考えてきた」

 また、ある方はこう答えました。

 「交通が不便なだけではなくて
  不便なところに大切な施設を作ってしまうような市の姿勢にこそ
  大きな問題がある、という考え方もありますよ」

 そのとおりです。

 どちらの視点も僕には正しいと思います。

 どうか、これを読んでいるあなたも
 絶対に『考えること』から逃げないでください。

 現実を変えていくのには、いくつもの視点が必要です。

 戦争か、査察継続か、
 亡命か、戦争か、
 イラクか、アメリカか、というような2つの視点しか無いことが
 ものすごく危険でバカバカしいのと同じように
 現実はいくつもの要素が複雑にからまっているから
 その複雑さの分だけ視点が多くなければいけないのです。

 どうか、あなたの考えを聞かせてください。

 このまちは誰のものか、とタイトルに書きましたが
 これは反語です。誰のものか、と尋ねているのではなくて
 あなたのものだ、と僕は伝えたいのです。

 あなたのまちなのだから、あなたが考えなければいけない。
 あなた以外にいったい誰が考えるというのですか?

 どうか僕や誰かにまかせないでください。
 どうかあなたもあなたのまちのことを考えてください。

 そして考えたら次は行動です。

 無理をする必要はありません。
 できることをできる範囲で。ボランティアと同じですね。
 できることをできる範囲で楽しみながら行動してください。

 それ以外に、あなたが明日もハッピーでいられるすべはありません。
 どうかあなたが明日もハッピーでありますように。


 


3月18日(火)のフジノ
● ありきたりの言葉にだまされないで

 世の中にはありきたりの言葉があふれていて
 そのせいで誰もその言葉の本当の意味を意識しないで遣ってる、
 そんな言葉がたくさんあります。

 たとえば、国民。あるいは、市民

 誰それ?
 僕は絶対にこんな言葉を遣いません。

 僕が話しかけているのはこれを読んでいるあなたです。
 モニターの前のあなたなのです。

 あまりにも気軽に遣われすぎて何も意味を持たなくなった
 国民とか市民だとか何も意味しない言葉は
 僕は絶対に遣いません。

 そして、もう1つ。

 税金

 これも遣われすぎて意味が消えた言葉です。
 僕はだからあなたにお話する時には
 税金という言葉をなるべく遣わないようにしています。

 もっと実際の姿を表現するために
 あなたのお給料、というふうに言うようにしています。

 つまり、市民の税金がムダづかいされていても
 痛くもかゆくもないんです。

 そうじゃなくて、
 
あなたのお給料がムダづかいされているんです。

 お給料は、あなたが会社の上司や仕事や残業で
 激しいストレスを感じたり健康を壊しながら
 やっと手に入れた大切なお金です。

 そのあなたのお給料がムダづかいされてたら
 キレなくちゃいけません。

 だって、あなたが生まれたばかりの赤ちゃんを見れずに
 がんばって働いて働いてもらったお金、
 それがお給料。

 お給料をムダづかいされたら
 それはあなたが否定されたのと同じです。

 あなたはあなたのお給料が
 年度末の予算を消化するための道路作りにムダづかいされてて
 それでも腹がたたないのですか?

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 というわけで僕は
 もう意味を失った言葉たちはつかいません。

 現実を語るのに有効な言葉だけを遣って
 あなたにきちんと実感がともなって伝わるように話したいです。
 
 


3月17日(月)のフジノ
● 当たり前のことを当たり前に言うこと

 いろいろ嫌がらせをうけるようになってくると
 政治活動を始めた頃のように
 「有名になってきた証拠だね」
 「良かったね」
 と笑っていられなくなってきました。

 別に僕1人が困るのはへっちゃらなのですが
 家族や親しい人たちに迷惑がかかるのが、とても嫌です。

 政治というのは政策のぶつけあいだ、
 という当たり前のことが分からないヤツがどうしてこんなに
 うようよといるのだろうかとあきれてしまいます。

 でもその一方で
 僕の当たり前の考え方に共感してくれている人々が
 どんどん増えてきているのを実感しています。

 ある友達が結婚式にでかけて
 そこで僕の活動のことを友達に紹介してくれました。
 そうしたらすごく興味をもってくれて、 
 HPのアドレスを教えてほしいと言ってくれたそうです。

 また、別の友達が教えてくれたのですが
 彼の妹さんがこのコーナーを毎日観てくれているそうです。

 「妹はまだ20歳を過ぎたばかりなんだけど
  ふだんは政治に関心なんてないけど
  フジノの駅での演説きいてから興味をもって
  毎日HPを観ているよ」

 とのことでした。

 当たり前のことを当たり前に話す。
 それだけのことなのですが、
 それを実行するのが実はとても難しいことなのかもしれません。
 僕はただひたすらにふつうの感覚で当たり前のことを
 ずっと語り続けようと思います。
 



3月16日(日)のフジノ
● こころづよい助っ人の登場!

 今日はお昼から、汐入のダイエー前にて
 メガフォンをもってお話をさせていただきました。

 途中から雨が降ってきたのですが
 なんともこころづよい助っ人がやってきてくれました。

 たっくんです。

 たっくん

 来年から幼稚園のたっくんが会いに来てくれました。
 そして、おかあさんであるAさんと激励してくださいました。

 しかもそれだけではなくて、
 Aさんが雨の中をチラシ配りまで手伝ってくれたのです。

 たっくんはそのあいだ、傘をさしながら
 一緒に僕たちと立っていてくれたのです。

 これには一緒にいたみんなも
 いたくこころをうたれてしまいました。

 Aさん、そしてたっくん、本当にありがとう。

 僕は本当にこのこたちのためにがんばっているんだなあと
 ものすごく強く意識した瞬間でした。


● 人と人とのつながり

 今日のメンバーはみんな、
 地元とか出身学校とかそういうつながりとは全く関係ない
 想いときずなだけでつながっている人々でした。

 マキシヴィ(元23)さん。
 去年の1月から親しくさせてもらっている年上のお友達です。
 すかぽち新聞オフ会で初めて出会ってから
 いろんなことを一緒にしてくれる間柄になりました。

 Sくん。
 僕の大学時代最後のアルバイト先の仲間。
 このまちの職員として働くことをめざしていて
 今回の僕の行動に、熱い気持ちからすすんで参加してくれました。

 コータさん。
 僕が大好きだったあるバーの元コックさん。
 料理の腕前は天下一品で、僕は通いつめたものです。
 その味にほれこんで、最低でも週2回は仕事帰りに足を運びました。
 実は2人の共通点があることがわかって、意気投合。
 僕たちは久里浜のボクシングジムに通っていて
 かつてお互いに顔をあわせたことがあったのですね。

 先週、偶然に汐入で再会して
 もうさっそく今週からお手伝いしてくれているのですね。
 たった週1回しかないお休みなのに、友情に厚い方なのです。
 感謝、感謝です。本当にありがとうございます。

 そして、Aさんとたっくん。
 おかあさんのメンタルケアについて活動をされている方で
 Aさんの行動力には頭が下がります。
 実はしりあいになってからはまだ数ヶ月しかたってなくて
 それでもこうやってわざわざお手伝いをして下さっているんです。

 日ごろは教えていただくことが多くて、
 その情報はいつも勉強になっています。ありがとうございます。

 たっくんとの散歩がてらにチラシも配ってくれていて
 ありがたくてありがたくて...。

 Aさんとのつながりは
 まさに『想いを共有している仲間』という関係です。

 この誰1人として
 「友達だから応援する」なんて人はいないんです。
 そういうようなつながりでは全くないんです。

 このまちがこうなっていったらいいな、
 明日がこういうふうになっていくようにがんばっていきたい、
 そういう想いのつながりが、僕たちのつながりなんです。

 こういう仲間を持っていることは僕の誇りです。

 みんな、本当にありがとう。
 組織もお金も知名度も何も無い僕だけれど
 そんなものの何百倍もあなたたちの存在が僕には大切です。
 ありがとうございます。

たっくん

 僕には立派な事務所もいらない。
 大きな後援会もいらない。
 号令1つで動員がかかるような組織もいらない。

 そんなの無くても、
 こんなにハッピーな気持ちになれる。

 豪華な事務所のガラスの奥で
 お茶をのんでくつろいでるおじさんたちには
 一生こんな気持ちは味わえないだろうな〜。僕はラッキーです。

 今日も1日、本当にありがとうございました。
 僕の信じている理想にむかって
 明日もあさってもぶっ倒れるまでがんばります。



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