議会では、こんなやりとりしています


2004年・6月議会での一般質問(8)



















 <質問2(2)>青少年の声を聞く場をつくる

 (2)青少年の意見を聞く場づくり。

 ●経緯

 横須賀市は、2つの理由から
 青少年の声を定期的に吸いあげる場を作るべきだ、と
 提案します。

 小中学生、高校生、学校を中退したり、フリーターをしているなど、
 いろいろな立場の10代に広く集まってもらい、
 率直な声を聞かせてもらうべきだと思います。

 ●理由1

 第1に、彼らは横須賀市の将来を
 プラスの意味でもマイナスの意味でも背負わねばならないのに
 現在は彼らの意思をくみとる場が
 何もありません。

 例えば、横須賀市は3325億円の市債を発行していますが
 これは今の有権者の世代だけでは払いきれない借金なので
 当然、今の子どもたちが
 大人になった時にも返し続けなければいけません。

 子孫に借金を残すことを行政では
 「世代間で均等に負担する」とレトリックで正当化しますが
 彼らはそれを望んでもいないのに背負わされる訳です。

 未来の有権者である彼らが
 自分たちの背負わされるこのまちの未来について
 今からもっと意見を言える場が
 無ければいけないはずです。

 ●理由2

 第2に、彼らはもっと大人に話を聞いて欲しいと感じています。

 例えば、僕が横須賀中央で演説をしていれば
 本当にたくさんの10代がいろいろなことを相談しに来たり
 ただただ話を聞いてほしくて近寄ってきます。

 家庭や学校でのつながりが薄くなった、と
 単純化するのは明らかに問題ですが
 信頼できる年上や大人の存在を必要としていると思います。

 彼らの話には非常に切実な問題も含まれており、
 政治も行政もこういった問題に
 敏感に向きあう姿勢が必要だと思います。

 市長の見解をお聞かせ下さい。







 青少年の声を定期的に吸いあげる場について
 であります。

 青少年の意見を聞く場を作り
 それを具体的な施策に活かしていくことは
 青少年の意見をのべる権利を尊重し
 すこやかな成長を支えるために
 重要な事項と考えております。

 現状では10名の小中高校生で
 構成された子ども会議を開催しております。

 今後は、現在策定中の
 『(仮称)横須賀青少年プラン』の中で
 青少年の率直な意見を聞く仕組みを
 検討したいと考えております。








 青少年の声を吸いあげる場については
 確かに現在
 「子ども会議」があるんですけれども

 今後『プラン』の中で
 1人でも多くの子どもの声がすくいあげられるようにして下さい。



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