ドメスティックバイオレンスに負けないで!
   家庭は本当は1番安心できる場所のはずですが、女性にとっては
   とても危険な場所になっている現状があります。夫や恋人からの暴力(DV)に
   負けないで!
   
                           (最終更新日:2013年7月19日)

(はじめに)フジノの想い

 ドメスティック・バイオレンス(DV)を受けている方からの相談を
 ものすごくたくさん受けるようになりました。

 けれども、大半の方々がフジノに対して1度相談しただけで
 「誰かに話を聞いてもらえて良かった」という感じで、連絡が途絶えてしまいます。

 以前から僕は性暴力や児童虐待に激しい怒りを持ってきましたが
 DVも絶対に許すことのできない問題です。ただ、3つのどれ1つを取っても
 被害を受けている方々も加害者も「暴力とそれによる認知のゆがみ」とも言うべき
 なかなか抜け出すことのできない状況に追い込まれています。

 そんな状況から完全に抜け出すには、たった1度の相談なんかではムリです。
 長い時間が必要かもしれませんが、一緒に方法を考えていきましょうね。
 必ず今の状況を変えることはできるのですから。

 *横須賀市では、電話相談・来庁相談を含めて
  ここ2年間(2004・2005)で
1日平均3件もの相談を受けています。
  このうち一時保護に至るケースも年間30〜40件もあります。
  データから見ても、もうDVは特別なことではありません。
  あなただけが苦しまないで!



06/03/30更新
男性むけの電話相談の連絡先

 フジノが06年3月議会で質問をした
 『DV加害者の更正プログラムの導入について』の中で触れた

 >暴力を行なう男性は無意識に
 >無力感や孤独感を感じているといわれ、
 >NPOの男性むけの電話相談には多くの相談があります。


 という部分について、

 「男性むけの電話相談とはどこにかければいいのか?」

 との質問メールを複数もらいました。

 そこで、同じような悩みを抱えている方の為にも
 メールでのお返事だけではなく
 こちらにも記すことにしました。

 フジノが注目しているのは
 この2つの活動です。

 『男』悩みのホットライン

 『メンズサポートルーム』

 ぜひご覧下さい。



チェックリスト

 「いったい何がドメスティックバイオレンスにあたるのか?」

 そう悩んでいる方はいませんか?

 DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)では

 「配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上
  婚姻関係と同様の事情にあるものを含む)からの身体に対する
  不法な攻撃であって生命または身体に危害を及ぼすものをいう」

 と定義しています。けれども、法律上の定義だけでは
 あまりにも範囲が狭すぎて、現実を捉え切れていないと思います。

 そこで、下にチェックリストを掲載します。
 これらが一般的な意味でのDVにあたると思います。

 (『暴力被害と女性〜理解・脱出・回復〜』村本邦子著、昭和堂、2001年より)

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 あなたの夫・恋人・パートナーは、
 あなたに次のようなことをしたことがありますか?

 □何を言っても無視する

 □あなたを馬鹿にしたり、ののしる。

 □あなたの交友関係を詳しくチェックする。

 □「俺が家にいるときは外出するな」などと、行動を制限する

 □あなたの性格や身体的特徴をけなして、侮辱する

 □生活費を渡さなかったり、お金の使い道を制限したりする

 □あなたが大切にしているものを壊したり、捨ててしまう。

 □自分の思うようにことが運ばないと機嫌が悪くなり、
   強引にあやまらせたり、土下座させたりする。

 □叩く、殴る。

 □蹴る。

 □胸ぐらや腕、肩などをつかむ。

 □髪の毛をひっぱったり、髪の毛をつかんで引きずったりする。

 □物を投げたり、叩いたりなど、周囲の物にあたる。

 □あなたに物を投げつける。

 □首を絞める。

 □危険なもの(刃物など)を突きつける。

 □あなたが嫌な時でも、強引にセックスする。

 □子どもの前など、場の配慮なく性的行為を強要する。

 □暴力的なセックス(殴る、縛るなど)を強要する。

 □屈辱的なセックス(屈辱的なポーズなど)を強制する。

 □見たくないのに、ポルノを見るよう強制する。

 □避妊に責任を持たない。

 □セックスがうまくいかないことを、あなたの欠陥であるように非難する
  (「不感症だ」「下手だ」「性的魅力がない」など)。


 これらは、ドメスティック・バイオレンスの具体的な一部です。
 いずれも暴力であり、あなたが我慢するべきものではありません。

 あなたが苦痛を感じていることについて、
 パートナーと率直に話し合ったり、それが困難な状況であれば、
 友人や身近な人に相談して、解決をはかることが大切です。
 専門的な機関に助けを求めることもできます。


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 相談機関などについて
 どんどん紹介していきたいと思います。


少しずつ更新していきます。



リンク
(2013年7月19日更新)


横須賀市のDV相談窓口(女性の為の相談窓口)

 月〜金曜日10:00〜16:00(土・日・祝日を除く)
 電話046(822)8307

 *面談での相談は、予約をお願いします。

 *担当は、こども育成部こども青少年支援課です。


  • 夜間や休日に相談したい方は、
    (1)神奈川県の配偶者暴力相談支援センター「DV相談」
    月曜日から金曜日の9時〜21時(祝日の金曜日は除く)
    電話045-313-0745、

    (2)「女性への暴力相談【週末ホットライン】」
    土曜日、日曜日、祝日の金曜日の17時〜21時
    電話045-451-0740をご利用ください 。
  • 男性の方の相談は、
    (1)神奈川県の配偶者暴力支援センター男性被害者相談(予約制)
    電話045-313-0745
    (予約受付は月曜日から金曜日9時〜21時(祝日の金曜日は除く)
    相談は毎月第2・第4日曜日13時〜16時30分、面接・電話とも予約制です)

    または神奈川県人権センター
    「DVに悩む男性のための電話相談」
    毎週月曜日(祝日・年末年始除く)の11時〜16時
    電話045-758-0918をご利用ください。 
  • 緊急の場合(市役所閉庁時)は、
    警察署生活安全課にご連絡下さい。
    市内警察署代表番号/横須賀警察署046-822-0110、
    浦賀警察署046-844-0110、
    田浦警察署046-861-0110)



●デートDV110番


 毎週火曜日18:00〜21:00
 毎週土曜日14:00〜18:00

 電話050(3540)4477

 *年末年始はお休みです。



配偶者暴力相談支援センター

 (1)かながわ県民センター窓口

  月〜金の9〜21時
  電話045(313)0745、045(313)0807

  *祝日の金曜日はお休みです。
  *面接相談は17時までです。


 (2)かながわ女性センター窓口

  火〜日の9〜12時、13〜17時
  木曜日は12時まで
  電話0466(27)9799

  *祝日の火曜日から木曜日はお休みです。
  *面接相談は予約が必要です。


 (3)男性被害者相談

  月〜金の9〜21時
  電話045(313)0745

  *祝日の金曜日はお休みです。
  *面接相談は予約が必要です。
  *面接相談は毎月第2・第4日曜日の13時から16時30分


 (4)夜間緊急時連絡先:21時から翌9時

  県配偶者暴力相談支援センター(かながわ県民センター窓口)
  電話045(313)0745


 (5)緊急時(事件発生時)は110番へ



●女性への暴力相談『週末ホットライン』

 045(451)0740(土日・祝日にあたる金の17〜21時)
 *年末年始はお休みです。




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