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            (04年10月2日更新)


04/10/02更新
第5回きもだめし大会・映画「感染」「予言」を観よう!

 僕たちは毎年きもだめし大会をしています。

 幼い頃、たぶん小学校3年生くらいの時に
 町内会のイベントで
 武山不動にのぼる
 『きもだめし』がありました。

 5人ぐらいずつのグループに分かれて
 武山をのぼっていくのですね。

 昼間は何てことの無い大好きな武山も
 夜になるとすごく景色が変わるものだと思いました。

 そして、グループ内の下級生をひっぱっていく
 上級生の存在をすごく心強く思いました。

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 僕たちは「いつまでもガキだなあ」と笑われるかもしれませんが
 今でも毎年きもだめしをしています。

 10代から20代前半までは
 気が向いた日に集まっているメンバーだけで
 車でバーッと出かけて行ったりしていました。

 でも、ここ数年はちゃんと企画をして準備をして
 募集もかけてきちんとしたイベントとして行くようになりました。

 そしたら人気が出てしまって
 最大の時には20人くらいになってしまいました。

 もはや「きもだめし」というよりも
 みんなで夜の月の美しさを再確認するような
 そんな集まりになってしまった年もありました。

 いずれにしても
 『きもだめし』というのは大切な3つの要素があります。

 (1)昼と夜では見慣れた景色も全く変わるということを
   体で感じて理解してもらうこと


 (2)恐怖に襲われたパニック状態でも、
   落ち着いて行動することを覚えてもらうこと


 人生には何が起こるか分かりません。
 僕の友達も阪神大震災を体験していますけれども
 誰があんな大きな地震が起こると事前に予想したでしょうか。

 僕は、日頃暮らしているこのまちであっても
 どれほど見慣れているまちであっても
 昼と夜とでは景色が違うということを知ってほしいと本気で思います。

 また本来、夜は暗いものであって
 『暗闇』の存在を体で感じて理解してほしいと願っています。

 それから、人はどれほど日頃は冷静でクールであっても
 パニック状態になった時や
 集団恐怖の状態になってしまった時には
 全くいつもとは違う行動を取ってしまうものです。

 どんな状態でも、決してまわりの仲間を見捨てずに
 恐怖にとらわれても自分を守れるようであってほしい。

 僕はそういう状態を擬似的に体験してもらって
 どんな時でも冷静でいてもらえるようになってほしいと考えています。

 (3)心霊スポットと呼ばれる場所がつくられる理由を
   理解してもらうこと。


 そもそも、何故『心霊スポット』なんてものが作られたのでしょうか。

 人のウワサです。
 人のウワサが起こる理由は何でしょうか。

 このまちには長い歴史があります。
 歴史があるまちにはたくさんの人の想いの積み重ねがあって
 いろいろな喜びや悲しみや恨みやつらみや願いがあります。

 そういう『人の感情の重み』というものは
 いつの時代も人々の関心を引かずにはいられません。

 だから、ウワサとして語られたり
 ありえないような心霊話が作られたりする訳です。

 人の心理の深さを
 改めて知ってもらえたらという想いが僕には強くあります。

 また一方で、
 心霊スポットを訪れる若い人々の心理も考えてほしいし、
 恐怖話をマスコミがおもしろおかしくとりあげる理由も考えてほしいし、
 そんなマスコミに踊らされる心理も知ってほしいし、
 マスコミが書きたてた心霊スポットの現実も見てほしい。

 こんなふうにいろいろな想いがあります。

 簡単に『きもだめし』というけれど
 僕は実はトレーニングだと思ってたりします。

 それを思い切り怖がってもらえたら
 楽しんでもらえたら、というオブラートにくるんで
 みんなで体験しています。


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 そんな訳で、毎年のきもだめしをしてきたのですが
 今年はみんながすさまじく忙しかったことと

 「フジノさ、政治家になってまで
  あんまり大げさにきもだめしはまずいんじゃないの」

 というまわりの心配におしきられて
 企画を立てるチャンスを失ってしまいました。

 悔しい!

 イベント担当部長Nくんとも
 何度も話しあったのですが
 彼自信もかなり忙しくて
 結局、今年はあきらめようということになっていました。

 でも、悔しい。

 そんなある日(っていうか昨日の夜)
 ふと思いつきました。

 「みんなで怖い映画を観にいこう!」

 そう、映画でも十分にきもだめしになるはず。
 今日から公開のホラー映画を
 レイトショーで観にいくことにしよう。

 という訳で、昨日の夜に
 急きょ、召集をかけたのでした。

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 金曜の真夜中にメールをしたのですが
 なんと合計6名も参加してくれました。


 <きもだめしを夏にやれなかったので
   かわりにホラー映画をみんなで観にいこう!>



 日付:10月2日(土)20時〜23時半

 場所:ダイエーの映画館

 映画:『感染/予言』の2本だて

 参加者:横須賀をおもしろくする会メンバー5名
         &メンバーの恋人1名



 という訳で、19時40分頃に
 ダイエーの映画館のチケット売り場に集合!

映画を観る前のメンバーたち  今日はフジノだけが30代で
 みんなが20代前半という若いメンバー。

 「リングはへっちゃらで寝た」
 という強者のMさん。

 「ホラーは必ずDVDで
  弟と一緒に観てもらう」
 という、ちょっと怖がりのYさん。

 果たして3時間30分の2本立てに
 みんなは耐えられるのでしょうか!?

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 まず、『感染』からスタート。
 こちらは病院が舞台のホラー映画です。

 10分の休憩の後、
 『予言』。

 この原作はあのつのだじろうさんの有名なマンガ、
 『恐怖新聞』なのですね。

 内容については
 これから観る方々のために書けません。

 あえて少しだけフジノの感想を言うならば

 『感染』
 →やはり長時間勤務は体にもこころにも良くないぞ。
 →医療事故や除細動など議会でとりあげた自分の発言を思い出した。

 『予言』
 →『シーシュポスの神話』みたい。

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 さて、みんな無事に3時間半をクリア!

 
映画を観終わったメンバーたち  記念撮影です。

 主催者としては
 やっぱり野外のきもだめしとくらべて
 映画はとってもらくちんだったです(笑)。

 みんなの感想はさまざまで
 23時30分に終了した後も
 場所をドブ板のカフェに移して、いろいろ話をしたのでした。

 たまにはこういう室内イベントもいいですね。

 日頃はDVDを愛用しているというメンバーも
 やっぱり映画館の中で
 他のお客さんの感情の動き(息を呑む音、びくっとした動き)
 なんかを感じながら観ると全然違う雰囲気になることを
 感じてくれたようでした。

 そんな訳で、今年のきもだめしは
 これにて無事に終了です!



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