政治家としても個人としてもフジノの最大のテーマです
自殺予防のために


フジノが市議会で行なった質問
●自殺予防総合対策へのとりくみ

(平成18年第1回定例会・本会議:06年3月2日)



 自殺予防総合対策推進のために。

 本市の自殺予防対策は着実に推進しており、
 『新・健康よこすか21』の中に
 自殺予防の数値目標を導入したことも大きな注目を受けています。

 しかし、本市はさらに歩みを進めて、
 部局の垣根を超えた
 総合対策の実践段階へと移っていくべきです。

 厚生労働省も官民一体で連携をとるために、
 近日中に都道府県に対して
 「自殺対策連絡協議会」の設置を求める通知を出します。

 既に12月議会の民生常任委員会で、
 僕は消防局と健康福祉部の2つの部に対して、

 「自殺予防総合対策について
  共同で今後どのようなことができるか」

 と質問したところ、
 消防局からは

 「実態を踏まえて健康福祉部とともに相談していきたい」

 との答弁を受けました。

 このように、部門を超えて何ができるか研究し、
 かつ早急な実践が必要です。
 例えば、市の複数ある相談窓口に
 横のつながりを持たせていくことです。

 経営相談に来られた方で
 明らかにうつ症状を示している方がいれば、
 精神保健福祉相談につなげられるようにしていく。

 このようにセーフティネットを
 大きく、かつ細かくしていくことが有効です。

 また、自死遺族への支援は緊急の課題ですから、
 消防局や警察との連携をとりながら
 ケアをとれる体制づくりが必要です。

 いずれにしても、総合対策は
 民間も含めた市全体で行っていくべきです。
 そこで市長に伺います。

 本市は自殺予防総合対策の実践に向けて、
 今後どのような展開を行っていくのでしょうか、


 市長の考えをお聞かせください。







 自殺予防総合対策についてです。

 自殺予防総合対策については、
 国が昨年
 「自殺予防に向けての政府の総合的な対策について」をまとめ、
 実態分析、未遂者及び自殺遺族のケアなどについて
 調査研究するとしており、
 また、県においては
 自殺対策連絡協議会の設置を予定しておりますので、
 それらの結果を踏まえて
 対策を考えてまいります。

 本市としては、
 これまでの保健所を中心とした精神保健福祉相談や
 こころの電話相談などに加えて、
 新年度からは「新・健康よこすか21」を市民に広め、
 心の健康についても啓発してまいります。




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