こどもたちへの最高のプレゼントは?
今日5月5日は『こどもの日』。
「こどもたちへの最高のプレゼントは、戦争しない社会を手渡すこと」
との想いから、『横須賀市民9条の会』が署名活動を行ないました。
『横須賀市民9条の会』は、平和を守る為に憲法9条を守ることを目的とする市民団体です。
2005年5月に発足、会員は約1300人です。フジノも『呼びかけ人』の1人を勤めています。
特定秘密保護法の廃止・解釈改憲に反対
署名の内容は、次の2つです。
- 『特定秘密保護法』の廃止
- 『解釈改憲による集団的自衛権の行使容認』への反対
どちらもとても大切なことですよね。
『こどもの日』の汐入駅は、観光で横須賀を訪れた方々やダイエーに向かう方々でとても混みあっていました。
幼いこどもたちからご高齢の方まで、幅広い年代のみなさまが署名をして下さいました。
ご協力ありがとうございました!
全国に広がっていく「解釈改憲に反対」の動き
こうした動きは、今、全国へと広がっています。
『特定秘密保護法の廃止』と『解釈改憲への反対』を政府に求める意見書を出す地方議会が増えています。
秘密保護法の廃止・凍結を求める意見書は、4月10日現在で127議会にのぼります。
解釈改憲による集団的自衛権容認への反対・慎重な対応を求める意見書は、4月7日現在で59議会にのぼります。
横須賀市議会でもぜひ政府に意見書を出したい、とフジノは願っています。
日本は「専守防衛」を堅持していくべきです
憲法9条のもとで、日本はずっと1つの防衛政策を堅持してきました。
『専守防衛(=戦略守勢)』
です。
専守防衛(防衛省のホームページより)
専守防衛とは、相手から武力攻撃を受けたときにはじめて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限るなど、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢をいいます。
つまり、自衛隊は
- 相手から
- 攻撃を受けた場合に
- 初めて武力を行使する
という大前提のルールを守ってきました。
しかし、今回、政府は『集団的自衛権の行使』へと勝手に変えてしまおうとしています。
それは
- 日本が
- 武力攻撃を受けていなくても
- 自衛隊が武力を行使する
ということです。
絶対に許してはなりません。