「基地周辺地区安全対策協議会」が開かれました/米軍と地元との日常的な対話の場が必要だ

フジノの提案が実り、4年ぶりに「基地周辺地区安全対策協議会」が開かれました

今日は、市役所正庁で開かれた『基地周辺地区安全対策協議会』を傍聴しました。

基地周辺地区安全対策協議会を傍聴しました


この『基地周辺地区安全対策協議会』は12月議会でのフジノの一般質問での提案によって、4年ぶりの開催が決まりました。



報道の傍聴席は満員、一般の傍聴席はフジノだけ

報道関係者席はいっぱいでした。市政記者クラブの方々に加えて、NHKなどのメディアも来ていました。

一方、残念ながら一般の傍聴席は、フジノ1人だけでした。

他の市議会議員も、市民の方々の傍聴も全くありませんでした。

この問題に対する関心は、フジノ以外にもう無いのでしょうか...。



米軍の「綱紀粛正措置」の説明はわずか5分

さて、今日のプログラムは、下の通りです。

プログラム


開会、副委員長あいさつ、米軍のオーウェン大佐から『米軍の綱紀粛正の為の一連の措置について』の説明がなされました。

これはわずか5分ほどで終わってしまい、協議会メンバーとの意見交換へと移りました。

基地周辺地区安全対策協議会


協議会のメンバーは、地元9町内会をはじめ、米海軍、神奈川県警、横須賀市などで構成されています。

  • 汐入2丁目2区町内会(欠席)
  • 横須賀汐入ハイム自治会
  • 汐留町内会
  • 本庁町会
  • 大滝町会
  • 小川町町内会
  • 米が浜町会
  • 若松町会
  • 日の出町会
  • 本町商店会
  • FMブルー湘南(横須賀FM放送)
  • 市民委員1名(欠席)
  • 神奈川県の基地対策課
  • 横須賀警察
  • 在日米海軍(オーエン司令官がかねる・米海軍を代表して)
  • 米海軍横須賀基地司令部
  • 南関東防衛局横須賀防衛事務所
  • 市の副市長(欠席)
  • 市の政策推進部長
  • 市の市民安全部長

そもそもこの協議会は、『安全対策を協議する場』として設置されました。

○基地周辺地区安全対策協議会設置要綱(平成18年3月1日)

(設置)
第1条 米国海軍横須賀基地の周辺地区における安全対策について市、市民、米国海軍等が連携して協議するため、基地周辺地区安全対策協議会(以下「協議会」という。)を設置する。

けれども今日、本来の目的である『安全対策』については全くと言って良いほど話題になりませんでした。



景気の厳しさばかりが話題になりました

各商店会の方々が『景気の厳しさ』を訴えて、米軍による夜間外出禁止令を解除してほしい(=米兵はドブ板通りなどの飲食店のメインのお客さんなので)という陳情が続出しました。

『安全対策』の為の協議会ですから、こうした展開になってしまったことは率直に残念でした。

けれども、『景気の厳しさ』を訴える声も直視しなければならない大切な現実です。

フジノはこうした意見が続くのを見ながら、今回の総選挙の結果を思い出していました。

その構造は全く同じだ、と感じました。

「原発をどうするか」という『安全対策』よりも「とにかく景気が苦しいのを助けてほしい」という切羽詰まった『景気の厳しさ』への対応をまず求める叫びこそが、今回の総選挙の結果だとフジノは受け止めています。

こうした姿が「良い」とか「悪い」とか価値判断をするべき話ではありません。これが現実の姿であり、政治家としてしっかり考えて取り組まなければならないとフジノは考えています。



フジノが感じた2つのこと

さて、実際に開催した結果どうだったか。

提案者としてフジノは、2つのことを特に感じました。

1.安全対策についての情報共有と意見交換の場の重要性

米軍自身が、市民に対してじかに安全対策を説明する、質問を受ける、市民のみなさまと率直に意見交換をする、こうした場を定期的に持つことがやはり不可欠です。

改めてフジノは『基地周辺地区安全対策協議会』の重要性を確信しました。

今後は、年1回など、定期的に開催していくことが必要ではないかと感じました。

事件が起こった時だけ開催するのではなくて、お互いの取り組みや想いを理解し合う為に開催していくのです。

2.米軍と地元住民との日常的な意見交換の場を新たに作る必要性

また、『基地周辺地区安全対策協議会』とは別の形の場を新たに作る必要性も感じました。

今日の商店会の方々の声のように、よりカジュアルで、定期的に、日常的な意見交換ができる場づくりが必要ではないか、と考えるようになりました。

これは今後の市議会でフジノは設置を提案していきます。

ところで、毎度のことではありますが...。

今回も米軍によって出された資料のあまりのレベルの低さにフジノは呆れました。

今どき、中学生もパワーポイントやキーノートを使って、もっとまともな資料を作ることができます。

米軍には、内容そのもの・表現の仕方ともに改善を求めていきたいです。



後日談

当日のテレビメディアによる報道、翌日の新聞各紙の紙面は、やはり「夜間外出禁止令の解除を求める声」をメインにとりあげたものばかりでした。

神奈川新聞・2012年12月20日より
20kanagawa


朝日新聞・2012年12月20日より
朝日新聞


MSN産経ニュースより




4年ぶりに「基地周辺地区安全対策協議会」が再開へ/フジノの提案、実現します

基地周辺地区安全対策協議会の開催がアナウンスされました

本日、政策推進部長から全市議会議員宛に報告がありました。

『基地周辺地区安全対策協議会』を開催する、との内容です。

2008年に最後に開催されて以来、約4年ぶりの再開となります。

基地周辺地区安全対策協議会の開催通知


2006年1月3日早朝、米が浜通りで出勤中の横須賀市民の女性が米兵によって強殺されるという残忍な事件が起こりました。

フジノは、この殺人事件の裁判の傍聴に通い続けました。

決して『特殊な異常者』が殺人を侵すのではありません。いわゆる白人ではない貧困層の若者が、軍隊にしか勤め口が無く、抑圧された軍隊組織の中で戦争に送り込まれていくと、ふとしたきっかけで残忍な犯罪を起こしうるのです。

(その後も米兵による殺人が横須賀で起こり、その裁判の傍聴にも通いました。そこでもフジノは同じ結論に至りました)

この殺人事件を受けて、2006年3月29日に、第1回の『基地周辺地区安全対策協議会』が開かれることとなりました。フジノは『基地周辺地区安全対策協議会』にも毎回参加しました。

この『協議会』に対してフジノは不満もたくさんありましたが、それでも一定の効果を持つ『ソフト面の対策』としてとても有効だと考えるに至りました。

それからフジノは、米兵によって重大な犯罪が起こされるたびに『基地周辺地区安全対策協議会』の開催を求めてきたのです。

決してこの『対策協議会』は特効薬ではありません。

けれども、米海軍からトップクラスの人間が参加して、横須賀市、警察、町内会、商店会など、市民を含めたあらゆる立場のメンバーが同じ危機感と問題意識を共有する場を持つことは、とても重要です。

メンバーの関心が増すのはもちろんのこと、対策としてより具体的な取り組みが成されるようになります。

そこで、2012年の今まさに相次いでいる米兵犯罪を防止する為に、フジノは12月議会での一般質問において、この『基地周辺地区安全対策協議会』を開催するように吉田市長へ提案しました。

そのフジノの提案が実現することになりました。

まずは良かったです。

けれども、本当に大切なのは『安全対策協議会』を開いた後です。

2012年12月議会・一般質問より

フジノの質問

5.相次ぐ米兵犯罪への、より実効性のある具体的対策を米軍に提案する必要性と、本市独自の取り組みの必要性について

沖縄県での米兵による集団強姦致傷事件を受けて、米軍は夜間外出禁止令を発したものの、米兵による事件が相次いでいます。

さらに11月23日には、米海軍横須賀基地に所属する米兵が『公然わいせつ罪』によって逮捕されました。

国内外で広く取り入れられている犯罪学の『割れ窓理論』に基づけば、こうした軽微な秩序違反行為をしっかり取り締まらなければ、いずれは凶悪犯罪が起こりうるとしています。

本市ではかつて複数の強盗殺人が起きています。

そうした被害者の犠牲を絶対にムダにしない為にも、凶悪犯罪を再発させてはなりません。

3日前には、米海軍横須賀基地に所属する全ての兵士の飲酒を禁じる『夜間禁酒令』が出されました。

しかしこんな『禁止令』はまず実現不可能で、逆に、状況を悪化させるのでは無いでしょうか。

むしろ、ささやかなことであっても実現可能な対策を1つずつ実施していくことこそ必要だと僕は考えています。

(質問(1)は省略)

(2)本市もできる取り組みを行なうべきではないか

まもなく年末で、これから飲酒量が増える時期です。

米軍自身による綱紀粛正の徹底は当然ですが、市民の安心安全を守るという観点から、本市が自らできることに取り組むべきです。

例えば、『基地周辺地区対策協議会』を再開して、具体的な対策を考えていくことなどが必要だと僕は考えます。

【質問】
そこで市長に伺います。

本市が決断すれば実施できる取り組みを、積極的に行なっていくべきではないでしょうか。お答え下さい。



市長の答弁

議員ご提案の通り、米軍関係者の事件を再発させない為に、本市としても取り組むことは必要であると思います。

毎月1回、金曜日の夜に地元町内会の方が中心となり実施されている夜間パトロールには、本市としても積極的に協力をしています。

また、事件の再発防止については機会があるごとに米側に申し入れているところですが、今後におきましても再発防止に向け、米側としっかり話し合って行きたいと考えております。

<ここからは、一問一答方式での質疑になります>


フジノの質問

市独自の施策について質問します。

先ほどの質問の中でも申し上げましたが、『基地周辺地区安全対策協議会』を再開する予定はありませんか?



市長の答弁

『基地周辺地区安全対策協議会』は平成20年に開催されて最後ということもありますので、こちらは必要に応じて開催していきたいと考えています。



フジノの質問

「必要に応じて」というのはどういう時でしょうか?

僕は今すでに「必要だ」と思っているのですが、いかがでしょうか?



市長の答弁

米軍で今回また新たな再発防止策がとられた訳ですけれども、そういったものの説明を受け、その意見交換をする場として開催するというのも選択肢の1つであろうと認識しています。



フジノの質問

そこは同意します。

以前に開催されていた時期には、『安全対策協議会』では米軍から具体的な対策プログラムが副市長に報告されて、我々もどういう対策が行われているのかというのが非常に理解しやすかった。

そういう米軍との意見交換の場を、市長は日常的な対話の場を持っていると思うのですが、市長だけではダメなんです。

市民、商工会議所など多くのメンバーが入っていた『安全対策協議会』の場では、広く情報交換ができる訳です。そういう意味でも、早期に『対策協議会』をぜひ開催していただきたいというふうに思います。



前市長と同じ答弁をした吉田市長にはがっかりした

それにしてもうんざりさせられたのは、フジノの提案に対して吉田市長が蒲谷前市長と全く同じ答弁をしたことです。「必要に応じて開催していきたい」と。

2007年の前市長への質疑の時も2012年の今回の質疑にも、事務方の答弁を書いている市職員が同じ人物なのかもしれませんが、バカにするのもいいかげんにしてほしいです。

「必要に応じて開催する」なんてくだらない官僚答弁はやめてほしい。

こちらは市民の命がかかっているから「今すぐに必要だ」と必死に提案しているのです。

前市長はフジノが何度も提案した後にようやく開催することにしました。

今回、吉田市長が唯一マシなのは、フジノの1回の提案ですぐに開催することにしたことです。

けれども、前市長も吉田市長もどちらも本会議では「開催する」と答弁せず、その後に開催すると決定しました。これでは意思決定が遅い。

そもそもフジノに提案されて動くのではなく、自分で決心してすぐに開くべきなのです。



「いのちを大切にする横須賀へ」とマニフェストに記した市長は「行動」で示してほしい!

3年半前、「いのちを大切にする横須賀へ」と吉田市長はマニフェストに記しました。市長に当選してからも、横須賀市の『基本計画』における『重点プログラム』として「いのちを守るプログラム」の項目を入れています。

しかし、「いのちを守る」という言葉に対して、もっと真剣になるべきです。

政治家の仕事とは「いのちを守ること」だけしか無い、とフジノは考えています。いのちを守る為に成すべきことに全身全霊をかける。他に政治家に仕事なんて無いはず。

市長はもっと「いのちを守る」という言葉の重みを、行動で示すべきです。



相次ぐ米兵犯罪への実効性ある対策の必要性について/発言通告書(その5)

5.夜間外出禁止令さえ守れずに相次いでいる米兵による事件への、米軍へのより実効性のある具体的対策を提案する必要性と、本市独自の取り組みの必要性について

10月16日の沖縄県での米兵による集団強姦致傷事件を受けて、米軍は夜間外出禁止令を発したものの、禁止時間帯に外出した米兵による事件が相次いでいる。さらに11月23日には、米海軍横須賀基地に所属する米兵が公然わいせつ罪によって逮捕された。

国内外で広く取り入れられている環境犯罪学の『割れ窓理論』に基づけば、こうした軽微な秩序違反行為をしっかり取り締まらなければ、いずれ凶悪犯罪を含めた犯罪が起こりうる。


本市ではかつて複数の強盗殺人が起きているが、絶対に再発させてはならない。その為にはまず実現可能な具体的な対策から1つずつ実施していく必要がある。そこで、以下の3点を問う。

(1)米海軍横須賀基地のゲート等で入退出を把握できるシステムは設置されているか

11月19日に沖縄県の基地防災統括監が在沖縄米海兵隊のウィリアム・トルーアクス政務外交部長と面会した際に、全ての兵士の外出チェックは困難だとの考えを示したと報道された。入退出の履歴管理は民間企業ではもはや当たり前だが、米軍では、こうした極めて基本的な措置さえ成されていないと言える。

①米海軍横須賀基地でも、現在、入退出は把握できていないのか

②もし把握できていないのであれば、入退出履歴管理システムの導入などを米海軍に提案すべきではないか

パスモのようなICカードによるシステムは、廉価で設置できる。また、米軍基地内の兵士用宿泊施設には出入り口と各部屋に入退出管理システムが導入されている実績が報告されている。

もしも基地からの入退出が把握できていないのであれば、入退出履歴管理システムの導入を米海軍に提案すべきではないか。

(2)本市もできる取り組みを行なうべきではないか

米軍による綱紀粛正の徹底は当然だが、本市もできる取り組みを自ら行なうべきではないか。平成18年3月に設立された『基地周辺地区対策協議会』を再開するなど、本市が決断すれば実施できる取り組みを積極的に行なうべきではないか。



米軍が「CAREプログラム」の視察を承諾しました/「基地周辺地区安全対策協議会」メンバーが視察します

「CAREプログラム」視察が正式決定しました

すでに先日の『基地周辺地区安全対策協議会』で決まっていたことでは在るのですが

蒲谷市長とケリー司令官の定期会談で

『CAREプログラム』を実際に行なっているところを『基地周辺地区安全対策協議会』のメンバーが視察をすることが正式に決定した

ようです。

2008年5月24日・毎日新聞より

2008年5月24日・毎日新聞より


(2008年5月24日・朝日新聞・朝刊)
前回の教育プログラム視察の時、市議会議員は視察できませんでした。

しかし今回こそ、フジノも視察に立ち合わせてほしいです。



後日追記

やはり今回も、市議会議員の視察は不許可でした。

アメリカ軍の姿勢はおかしいです。



ようやく動いた市長、「基地周辺地区対策協議会」を開催することが決定/米兵犯罪を米軍が市に謝罪に来ました

ようやく動いた市長、基地周辺地区対策協議会を開催することに

午後3時頃、横須賀市からフジノ事務所にFAXが届きました(こちらです)。

基地周辺地区安全対策協議会の開催を知らせるファックス

基地周辺地区安全対策協議会の開催を知らせるファックス


昨日のアメリカ兵による犯罪をうけて、次の2つが報告されました。

  1. アメリカ軍が謝罪に訪れたこと

  2. 横須賀市も『基地周辺地区安全対策協議会』を開くこと

これまでフジノが何度も開催を求めてきた『基地周辺地区安全対策協議会』が、ようやく12月7日に行なわれるのが決まりましたね...。

「やっと動くのか...」というのがフジノの感想です。

だって、2007年6月議会でも提案したし、2007年9月議会でも提案したし、このブログでは何回も何回も訴え続けてきましたから。

「市長の動きは遅すぎる!」と感じます。

先日に続いて、有名な経営学者ドラッカーの著作(『非営利組織の経営』)から言葉を引用します。

ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営

ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営

リーダーにとって最も重要な仕事は、危機の到来を予期することである。回避するためでなく備えるためである。危機がくるまで待つことは責任の放棄である。

つまり、ドラッカーからしたら、犯罪が起こるまで動かなかった市長は『責任の放棄』です。

動かなかっただけでなく、何度もフジノは危機の到来を訴えていたのに、それを聞き入れることさえできなかった訳ですから、『リーダー失格』です。

蒲谷市長、もっと市民の生の声に耳を傾けてください。

まちの声と、あなたがふだん聞いている声は違いますよ。

あなたがつきあっている上級のアメリカ軍将校らとフジノがまちで毎日見ている最下級のアメリカ兵らとは、全く別ですよ。

もっと現実を見てください。



予想できた今朝のアメリカ兵による2女性刺傷事件/市長の責任はあまりにも重い、対策はもっとやれる

予想できた今朝のアメリカ兵による2女性刺傷事件

けさ8時半頃、横須賀市内で2人の女性がアメリカ兵によってナイフで刺されました。

この2人の女性は、ともに横須賀市民ではなく、都内と県内他市の人間でした。

何よりも加害者であるアメリカ兵が100%悪い

この大前提は、絶対に変わりません。

けれども、不変の大前提に立った上で、あえて言います。

今回の事件は、起こることが十分に予想できました。

アメリカ兵の犯罪問題を市議会でとりあげてきたフジノは、市民の方々からの問い合わせやマスコミの取材に対して、このように応えてきました。

「今回の事件が起こることは、十分予想していました。

被害者が殺されなかったことだけが、本当にラッキーでした。

事件そのものは予期できました。
  
決して驚くべき事件ではありません。

何故なら、昨年1月3日に女性が殺されたにも関わらず、アメリカ軍も横須賀市も、有効な対策を全く行なっていないからです。

特に、『アメリカ軍の人事管理のレベルの低さ』はこれまでも横須賀市民はイヤというほど味あわせられてきました。

『対策をやっている』と司令官はいつもコメントしますが、つい先日も将校が飲酒当て逃げ事件を起こしたばかりです。

何も結果が出ていない以上、対策なんて何もやっていないのと同じです。

規律が最も求められる組織が軍隊であるにも関わらず、『アメリカ軍の規律のレベルの低さ』は、横須賀市民なら誰でも知っていますから。

原子力空母が母港化されることによって、アメリカ兵と軍属がますます市内にあふれるようになって、アメリカ軍は「基地の中に住宅が足りないから」と横須賀市内の住宅をアメリカ兵用に借り上げる準備を進めていますが、ハッキリ言って、拒否したいです」

こんな風にコメントをしました。



市長の責任はあまりにも重い、対策はもっとやれる

これからもアメリカ兵による犯罪は、ますます増えるでしょう。

それに対して横須賀市長の責任はとても重いです。

昨年1月に横須賀市民の女性が殺害されてから設立した『基地周辺地区安全対策協議会』を

「今すぐ開くべきだ」

と、いくら僕が警告しても、決して市長は開こうとさえしないで来ました。

市長はアメリカ兵が犯罪をおかすたびにコメントでは「厳しく抗議する」と言いますが、全く効果が出ていません。

口先だけではなく『行動』であらわすべきなのですが、アメリカ兵による犯罪問題についてのただ1つの話し合いの場である『安全対策協議会』さえ開きません。

『行動』で示さないのですから、本気度がゼロなのはもはや市民のみなさんも気づいています。

選挙公約の1つが『安全安心』だったくせに、公約を守ろうという行動がありません。

蒲谷市長の責任はあまりにも重いです。

いくらフジノが市議会で警告しても、アクションを取らない。
 
このまちの現実が見えないのでしょうか。

特に、つい先日の6月議会でもフジノは、アメリカ兵との交際目的で横須賀を訪れる女性たちに対して犯罪被害にあう危険性が高いハイリスクな存在なのだから『スーパー防犯灯』の存在をピンポイントで広報すべきだと提案しました。

しかし、市長はそれを「やらない」と拒否しました。

ハイリスクな存在だと分かっているからこそ、予防の為にそこにメスを入れるのは、政治・行政として当然です。

けれども、何も動かなかった訳です。

だから、今日のようにアメリカ兵との交際目的の市外から来た女性が刺される事件が起こるのは当然のことなのです。

モラルの低いアメリカ兵が多数存在するアメリカ軍に「もっとしっかりと教育体制を取れ」と訴えるのは当たり前です。

しかし、アメリカ軍に期待しても動かない。

ならば、次にやるべきことは、犯罪にあいやすいハイリスクな存在(被害者になりやすい存在)に注意を促すべきなのです。

やれることがあるのにそれをやらなければ、防げた犯罪を防げなかったのは、政治・行政の責任だと思います。

もはやこうして事件が起こってしまった今、今すぐ事後的な対策を取る為にも『基地周辺地区安全対策協議会』を召集して開催すべきです。

このまちで長年暮らしている僕たちには、問題がはっきりと見えている。

成すべきことだって分かっている。

あとは『行動』するだけだ。

『行動』を起こさない限り、アメリカ兵による犯罪はいつまでも繰り返される。

6月議会での警告に続いて、改めてフジノは

対策を取らない限り、アメリカ兵による犯罪はこれからも続く

と警告します。



一般質問を終えて、市長の答弁について感想/2006年決算議会

一般質問を終えて、市長の答弁について感想

また後日詳しく書きますけれど、9月28日のフジノの一般質問を終えての感想をひとこと書きますね。



1.市長はアメリカ軍に対して「弱腰」すぎる!

アメリカ軍の犯罪を無くす為の『現実的に意味のある対策』(ソフト面)をいくつも提案しました。

しかし、ほとんどが拒否されました。

前回の一般質問で『ハード面』については納得いく答弁だったのに対して、あまりにも情けない答弁でした。

何故そこまでアメリカ軍に気を遣うのか、横須賀市民よりもアメリカ軍に対して媚びるのは何故なのか。

全く理解できませんでした。

今回フジノがこういう一般質問をした理由は、アメリカ軍の犯罪を無くす為にたちあげた『基地周辺地区安全対策協議会』という会が機能していないから。

アメリカ軍・政府・神奈川県警・近くの商店街とか町内会代表などが参加メンバーです。

しかし、この半数は、毎回全く発言しません。

市はどうかというと『基地対策課』の職員さんたちはとても誠実に努力をしていると思います。

(フジノには唯一、基地対策課だけがまともに犯罪を無くす為に真剣に活動しているように見えます)

それに対して、アメリカ軍・政府・神奈川県警らは何の為に参加しているのか全く分かりません。

町内会代表たちは「どこまで発言してよいのか」についてまだ遠慮があって分からないみたいです(遠慮なんか全くしないでガンガン発言していいんですよ!)。

そこで市民感情を代表した、このまちで暮らすふつうの人なら誰もが感じている本音の想いをフジノが(協議会では発言できないので)一般質問で厳しく発言しました。

でも、市長の答弁は...。
 
やれやれ。



2.自殺予防総合対策の推進について

注目しなければならないのは、今回の一般質問でのフジノとのやりとりを通して、初めて公式の場で市長が『自殺対策連絡協議会』の設置を発表したことです。

すでにいくつも新聞報道が出ていますが、永久に残る議事録に載る発言として、市長がこの『自殺対策連絡協議会』について

「年内に設置する。20名程度をメンバーとして考えている」

と述べたことは重要です。これで後戻りはできません。

しかし、それ以外のフジノの質問には

「『協議会』で話し合って決めます」

の逃げの一点張り。

『対策協議会』で話し合わせて決めさせるのではなく、市長のリーダーシップで引っ張っていかなければダメ!

それは上に書いた1.と全く同じ。

アメリカ軍兵士の犯罪から市民を守るのも、市民を自殺から守るのも、『協議会』まかせでは絶対にダメ!市長の意思を示すべき。



3.市民病院改革について

これも上の1.と2.と全く同じです。

市長はフジノの質問に対して

「『市立病院運営委員会』で検討していきます」
 
「『新プラン策定委員会』で検討していきます」

と、逃げの一点張りでした。

だから、市長のリーダーシップが必要なんだって!

特に情けなかったのが『地方公営企業法の全部適用』についての提案への答弁。

「改革にはスピードが大切だと市長も思いますか?」

という質問に対しては

「大きな改革というのはスピードだけではなく、総合的な判断が必要であり、スピードだけとは思わない」

と答えました。

総合的に判断した結果、『全部適用』しか現在は選択肢が無いのが実態ですよ、市長!

総合的に判断した結果、もうそれしか道は無いのだから、それを決心するのは市長あなたしかできないんだから!

『全部適用』が1年遅れて、1年分の赤字が増えて、1年分の内部留保金が減って、改革が1年遅れるんですよ。

そんなちんたらやってる財政的な余裕はもうこのまちには無いんですから、しっかりしてください。

それに『全部適用』の必要性なんて、フジノは2年以上前から提案し続けているんです。

もう3年以上前からフジノは市民病院改革の他の選択肢を考えてきたけれど、考え抜いた結果として「他に選択肢は無い」から「『全部適用』すべき」という提案をしているんです。

蒲谷市長はこのまちの副市長だったんだから、フジノより早くから市民病院の問題を知っているはず。

当然ながら解決策だってフジノより早くから考えているべき!

それでも市長が早く改革をやらないから、これで市民病院は5年連続赤字になってしまったんですよ。

しかも今回の赤字額は、前年度の2倍ですよ。

これは沢田前市長の責任も大きいですが、蒲谷市長だって副市長だったんだから責任の重さは同じです。

今すぐ問題を直視すべき!

市民参加している検討会だとか委員会だとか審議会に責任を丸投げして逃げてはダメ!

逃げないで今すぐ問題解決に動くべき!

それに対して、市民病院長(今年の4月から新任)に

「経営者として経営危機の意識があるか」

と問いただしたのですが、病院長の答弁は良かったですね。

市長よりもよっぽど誠実な答弁でとても好感が持てました。

今回フジノは『市民病院の廃止』も含めてかなり厳しく質問をしましたが、それは市民病院に本当に変わってほしいからです。

『全部適用』が実現してしまえば、市長のリーダーシップはもう必要ありません。

病院長(=病院事業管理者)へほとんどの権限が移るからです。

だから、病院長にリーダーシップがあれば、経営者としての手腕があれば良いのです。

一刻も早い『全部適用』による病院長への権限委譲・責任の明確化によって市民病院が生まれ変わることを願います。

病院長、全力でフジノも応援しますから、新しい市民病院を成功させましょう!

(だから『新プラン策定委員会』を公開にしてフジノも傍聴させてください!)



4.障害者自立支援法の即時見直しについて

これについては70点くらいの答弁でした。

市独自に政府にガンガン意見を伝えてほしいのですが、とりあえず『全国市長会』などを通じて見直しを伝えていくということなので、まあ、しかたないか。



もっと質問時間を増やしてほしい

今回は、一般質問の量がフジノの中では過去最大となってしまいました。

これでもかなり量を減らしたのです。
 
もっと質問したい内容がたくさんあります。それを質問時間が20分しかないからガマンして削りました。

それは言うならば、このまちには問題が山積みだということです。

やれやれ。