猫と人は必ず共存できる。殺処分ゼロを横須賀でも実現しよう!/映画「みんな生きている〜飼い主のいない猫と暮らして〜」上映と講演「地域猫のすすめ」へ

同じいのちを持ち生きている猫と人との共存に取り組む「にゃんずネット横須賀」の活動は素晴らしい

午後から、『にゃんずネット横須賀』主催の映画上映&講演会に参加しました。

上映会&講演会のちらしより

上映会&講演会のちらしより

『にゃんずネット横須賀』は 公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する『さくらねこ不妊手術事業』の協働ボランティアだそうです。

『人と猫との共存』をテーマに、不幸な猫を減らすために個人個人のボランティアがグループを組んで活動していらっしゃいます。

活動内容

  • 猫の適正飼育の普及
  • 避妊、去勢手術の推進
  • 地域猫化及び動物愛護の啓蒙活動
  • 行政への働きかけ

今日の映画上映&講演会は、『地域猫化および動物愛護の啓発活動』の一環ですね。

映画「みんな生きている」講演「地域猫のすすめ」開場にて

映画「みんな生きている」講演「地域猫のすすめ」開場にて


とても良い取り組みだと思います。



会場は超満員でした!

フジノは午前中の『ひとりおやサポーターズひまわり』のこどもたちとの遊びが楽しくて、つい遅刻してしまいました。

すでに会場は超満員。

昨年、近いテーマの映画上映会が開かれた時も満員だったことから、きっと今日も満員になってくれるだろうと信じていました。

でも、実際こうして関心を持つたくさんの方々が集まって下さると、とても頼もしいです。

場内は超満員でした

場内は超満員でした


映画の内容は、チラシの紹介文を引用しますね。

猫の多い町に住む監督。

9年前に娘さんが拾ってきた仔猫を「エビ」と名付けて育て始めます。

その後、次々と3匹の野良猫を保護。

回虫や瓜実条虫を排出した「シマ」や、エイズのキャリアだった「クロ」らに出会います。

この野良猫たちは、どれだけ厳しい環境で生きてきたのか…。

その生き抜く力に感心するとともに、猫たちの境遇に衝撃を受けた監督は、「野良猫の基礎知識を皆に知らせなくては」とビデオカメラを回し始めます。

猫を助けようと活動しているボランティア、獣医師、行政の人々を取材。

また、行政で犬猫殺処分をする国・アメリカ、殺処分を禁止している国・ドイツまで取材に行きます。

猫が好きな人、嫌いな人、猫が増えて困っている地域の人、地域猫を知りたい人、猫のボランティアが何をしているのか知りたい人など、様々な方々に観ていただきたい映画です。

「人にも猫にも住みよい町」にする為の手がかりがきっと見つかるはずです。

映画は、期待通りの内容でした。



絶対に共存できる猫と人。その為に猫嫌いの人も猫好きの人も一緒に活動しています

フジノのそばにも実際に地域猫を守る為の活動をしている方々がいます。そうした活動を日頃お聴きしていて、本当に頭が下がる想いです。

耳カットをされている地域猫は「不妊手術を施している印」です

耳カットをされている地域猫は「不妊手術を施している印」です


現在、全国で「殺処分をゼロにしよう」という機運が高まっています。

そして、それは必ず実現できるとフジノは信じています。

かわいい仔猫たち。でも実は日本において殺処分される猫のうち多くが仔猫なのです

かわいい仔猫たち。でも実は日本において殺処分される猫のうち多くが仔猫なのです


横須賀でも動物愛護センターとNPOのみなさんが協力して、一生懸命に『殺処分ゼロ』に向けてがんばってきて、かなり数は減りました。

例えば、犬はほとんど殺処分されていません。

けれども、上の写真で説明されている通り、殺処分されているのはほぼ仔猫です。



仔猫の殺処分をゼロにする為の、そもそも仔猫が生まれ過ぎないようにする活動が続けられています

過去のフジノの委員会質疑でわかったのですが、横須賀も状況は全く同じです。

下の図が横須賀の殺処分の現状です。

平成20~24年度の殺処分の内訳

平成20~24年度の殺処分の内訳


だから、そもそも『仔猫を殺処分せざるをえない状況』を作り出さない為の活動が必要なのです。

そこで、生まれてすぐ『殺処分』されてしまう、そんな悲しい生涯を送らせないように、そもそも野良猫たちから生まれ過ぎてしまう仔猫を減らそうという活動(不妊・去勢手術)が実践されています。

(出生数の調整は人間社会では倫理的に絶対に許されないことですが、それでもフジノはこの活動は『猫との共存の為に許されるべき行為』だと信じています)

それが、映画の中で紹介された取り組みの数々であり、実際に横須賀で『にゃんずネット横須賀』や『ねこじゃらし工房』らが行なっている活動です。

耳にマークのある猫を知っていますか?

耳にマークのある猫を知っていますか?


猫たちは、1年に3~4回はこどもを産みます。1回の出産で4~6匹も新しい命が生まれます。

でも、地域の野良猫たちが増えすぎれば、猫嫌いの人でなくてもフンやおしっこをはじめ、いろいろなトラブルが起こってしまいます。

不妊手術が終わった印

不妊手術が終わった印

だから、活動をしてくださっているみなさんは、何度も何度も足を運んで餌付けをしたり警戒心を解いて野良猫たちとの距離を少しずつ縮めながら、不妊・去勢手術を野良猫たちに受けさせます。

しかも、ほとんどの活動が善意によって自費で行なわれています。

横須賀市は不妊・去勢手術に対して補助金を出していますが、それでも無料では受けられません。

横須賀市による犬・猫の不妊手術料金の補助

横須賀市による犬・猫の不妊手術料金の補助


理解ある獣医師の方々がさらに安く手術や診察をして下さるなどの協力があって、何とか活動が成り立っています。

そうして仔猫を増やさない活動をしている人たちがいる一方で、ペットショップで飼った猫を安易に捨ててしまう人々が多い現実があります。

猫を捨てることは法律違反です(動物愛護法)。

飼い主が飼えなくなったという猫も犬も横須賀市では保健所が引きとりをしてきましたが、フジノは安易に飼い主たちが犬・猫を行政に引き取りをさせない為に『動物の引き取り料』の値上げを提案してきました。

どうか、犬や猫をはじめ動物たちを買うということは、お金を出して成立する商業行為では無いことを知って下さい。

いのちを買う、それは一生ずっと暮らし続けて看取りのその瞬間までともに生きるということなのです。

最期の日までともに生きていくという決意と覚悟をもって、ペットを家族として一緒に生きて欲しいのです。

どうかお願いします!



講演の資料もぜひご覧下さい

最後に、本日の講演で使用されたパワーポイントが資料として配布されました。

『地域猫』という言葉を生み出し、全国でこうした活動を広めているカリスマ職員・横浜市の黒澤泰さんが講師でした。

ぜひこちらをご覧になって下さいね。




本日は、『にゃんずネット横須賀』のみなさま、本当におつかれさまでした!



映画「犬と猫と人間と2〜動物たちの大震災〜」上映会、とても素晴らしかったです/「ねこじゃらし工房」主催

映画「犬と猫と人間と2・動物たちの大震災」上映会へ

今日は、映画『犬と猫と人間と2』上映会へ参加しました。

配布資料より

配布資料より


ボランティア団体の『ねこじゃらし工房』が主催、『横須賀市動物愛護協会』と『横須賀市社会福祉協議会』が後援して開催されました。

会場にて

会場にて


観る前から泣いてしまうのは分かっていたので、本音を言えば、行きたくありませんでした。

でも、せっかく市議としてお誘い頂いたので、目をそらさずに最後まで観ました。

公式サイトより

公式サイトより


やはり、フジノは泣きまくってしまいました。



人間のいのちが軽んじられている今の日本、動物のいのちはもっと…

『人間のいのち』さえ、軽んじられている今の日本です。

だから、「動物たちは家族の一員」という想いを抱いているたくさんの人々が居ても、その一方で『動物のいのち』は軽んじられてしまっている現実があります。

環境省では『動物を捨てず増やさず飼うなら一生〜いつかペットを見送るその日まで責任をもって飼い続けられますか〜』などの啓発冊子を作って配布していますが…。

環境省「動物の遺棄・虐待は犯罪です」啓発ポスターより

環境省「動物の遺棄・虐待は犯罪です」啓発ポスターより


『動物の遺棄・虐待事例等調査報告書・平成21年度版』(現時点の最新版です)をご覧下さい。



未曾有の災害によって動物たちの多くが見捨てられました/助けようと動いた人もたくさんいました

震災が起こる前から、このように全国的に動物へのabuse(虐待)や遺棄は多く厳しい状況でした。

そんなわが国で東日本大震災のような大災害が起これば、動物の扱いが二の次、三の次にされることは、予想できました。

映画では、そうした動物たちが追い込まれた苦境と、それを何とか打開しようと現状に抗うたくさんの人々の奮闘が紹介されました。

考えさせられる、素晴らしい映画でした。

場内は満員でした

場内は満員でした


災害は、必ず起こります。

危機的な事態の発生に備えて、政治家としてできることはたくさんあると信じています。

今まで以上に、この課題に向き合っていこうと思いました。



(参考)ぜひご覧下さい

環境省パンフレットや報告書などです。

そして、『横須賀市動物愛護センター』の活動もぜひ応援して下さいね!