横須賀市で自殺対策を引っ張ってきた大滝紀宏先生が県の「かながわ自殺対策会議」座長に選ばれました!

日々忙しくてブログを更新するまもなく時間だけが過ぎていく毎日です。

せめて写真だけはアップして、後日、ブログ記事として完成させようと思います。

ちゃんとした文章全文はぜひ後日に記したいと思います。

2019年度最初の「かながわ自殺対策会議」が開かれました

今日は、横浜の中小企業共済会館へ。

「かながわ自殺対策会議」開会前に

「かながわ自殺対策会議」開会前に


第25回となる『かながわ自殺対策会議』を傍聴しました。

これは横須賀市の『自殺対策連絡会』と同じく、神奈川県全体の自殺対策を推進する為の関係機関が一同に集まる場です。

フジノは自殺対策を推進する立場から、神奈川県の会議も、国の会議も、必ず立ち会うようにしています。



今回の最大の成果は大滝紀宏先生が新たな座長に選ばれたことです!

プログラムはこちらです。

かながわ自殺対策会議・議事次第

かながわ自殺対策会議・議事次第


国・県・市のどこにおいても、こうした『審議会』のトップを務めるのがどなたであるかによって大きく方向性や進め方が変わります。

『かながわ自殺対策会議』の座長に任期の定めは無いのですが、これまで座長だった方が退任をされました。

そこで新たな座長を選ぶことが今回のプログラムの1番でした。

そして選ばれたのが、大滝紀宏さん(湘南病院院長・精神科医)です。

これは本当にフジノたち横須賀で自殺対策を取り組み人間にとっては良いニュースです!

大滝紀宏さんは、フジノが横須賀で自殺対策に取り組み始めたスタートからの最大の理解者です。

自殺対策街頭キャンペーンでの大滝先生とフジノ

自殺対策街頭キャンペーンでの大滝先生とフジノ


横須賀市の自殺対策のエンジン役である『自殺対策連絡協議会』(現・自殺対策連絡会)の委員長も務めて下さいました。

今年4月からついにスタートした『横須賀市自殺対策計画』を作る為の、『自殺対策計画策定委員会』の会長も務めて下さいました。

現在は横須賀市の委員長は退任されたものの、委員として残っていただいております。

そして今回、『かながわ自殺対策会議』の新座長に就任されました。

横須賀市(最前線の現場)と市町村を支援する神奈川県の両方に深く関われる存在になられた訳です。

これでますます横須賀市の取り組みが神奈川県と有機的に連携して進めていかれるはずです。




※会議の詳しい内容は後日記します。

かながわ自殺対策会議へ

かながわ自殺対策会議へ

今日は、神奈川県の設置している『かながわ自殺対策会議』を傍聴しました。

これは、横須賀市で言うところの『自殺対策連絡会』にあたるネットワーク組織です。

かながわ自殺対策会議の会場にて

かながわ自殺対策会議の会場にて


会議メンバーには、『自死遺族』の立場から『NPO自死遺族総合支援センター』が委員として参加しています。

ふだんは山口和浩さんが出席されるのですが、今日は代理で南部節子さんが出席されていました。南部さんとは久しぶりの再会!とてもうれしかったです。

山口さんも南部さんのお2人とも、フジノにとっては自殺対策の大切な戦友であり同志。

初めてお会いしたのが2005年だから、まもなく10年になるのですね。時が経つのは本当に早いなあ。

配布された資料はこちらです。ぜひご覧下さいね。

横浜市こころの健康相談センターへ

会議が終了した後、『横浜市こころの健康相談センター』へ白川先生(センター長)と共に向かいました。

かつて『横浜市こころの健康相談センター』は新横浜(日産スタジアムのそばです)にあったのですが、2年前、ここ日本大通りに移転したのです。フジノは知りませんでした。

オフィス街のビルの中にある『横浜市こころの健康相談センター』

オフィス街のビルの中にある『横浜市こころの健康相談センター』


白川先生に、横須賀の自殺対策についてお話を聴いていただき、30分ほど意見交換をさせていただきました。

書きたいことはたくさんあるのですが、今日は疲れすぎてしまって文章が書けません…。

後日改めて加筆します。

自殺対策条例が相模原市議会で成立!/阿部・小野議員、おめでとうございます

相模原市で自殺対策条例が成立!

昨日開かれた相模原市議会において、自殺対策基本条例が可決されました。

政令指定都市では全国初の素晴らしい取り組みです。

2013年3月23日付・神奈川新聞より

2013年3月23日付・神奈川新聞より


今回の条例は、相模原市議会の『議員提案』によってゼロから策定された条例です。

先行する自治体への調査、自殺対策の関係者へのヒアリング、市民のみなさまとの意見交換会の開催など、その1年間にわたる取り組みは高く評価されるべきだとフジノは考えています。

阿部よしひろ議員と小野弘議員

阿部よしひろ議員と小野弘議員


1月18日には、中心メンバーの阿部よしひろ議員と小野弘議員がフジノとの意見交換の為に横須賀を訪れて下さいました。

タウンニュース紙(2月7日号)では、相模原市議会が条例案に対して市民のみなさまとの意見交換会を行なうことも報じられました。

2013年2月7日付・タウンニュース紙より

2013年2月7日付・タウンニュース紙より


こうした相模原市議会の地道な活動に、フジノはこころから敬意を表します。

特に、阿部よしひろ議員、小野弘議員、本当におつかれさまでした。

これからもフジノができることは何でもご協力させていただきます。

条例の全文はこちらです

相模原市自殺対策基本条例

相模原市民憲章にもうたわれているとおり、このまちで暮らす市民一人ひとりがいのちを大切にし、思いやりと笑顔で明るいくらしを築くこと、それが私たちの願いです。

しかし、わが国においては、毎年多くの尊いいのちが自殺によって失われており、本市においても例外ではありません。

自殺はその多くが、個人の意思や選択によるものではなく、様々な要因が複雑に絡み合って深刻化した結果による、追い込まれた末の死であります。

そのため、自殺を個人の問題としてではなく、社会全体の問題として捉え、隣接する自治体とも連携し、市をあげて、地域の実情に応じた取組を進めなければなりません。

また、私たち市民は、自殺を考えている人が発するサインに気づき、予防につなげていけるよう、自殺対策の担い手として寄り添うことが求められています。

このまちで暮らす市民一人ひとりが自殺への理解を深め、共に支え合い健康で生きがいを持って暮らすことのできる相模原市をつくるために、この条例を制定します。

(目的)
第1条 この条例は、相模原市(以下「市」といいます。)においても自殺が社会問題となっている状況下において、自殺対策に関し、基本理念を定め、自殺対策を総合的に推進することにより、いのちを大切にし、市民が共に支え合い健康で生きがいを持って暮らすことのできる地域社会を実現することを目的とします。

(基本理念)
第2条 自殺対策は、自殺が個人的な問題だけではなく、その背景に様々な社会的要因があることを踏まえ、個人に対する働きかけと社会に対する働きかけの両面から実態に即して総合的な取組として実施されなければなりません。

2 自殺対策は、市民一人ひとりがその主役となるよう普及、啓発活動等に取り組まなければなりません。

3 自殺対策は、自殺の事前予防、自殺発生の危機への対応及び自殺が発生した後又は自殺が未遂に終わった後の事後対応の各段階に応じ、効果的な施策として実施されなければなりません。

4 自殺対策は、市民が共に支え合う地域づくりを促進するという観点から、地域の実情に即したきめ細かな施策として実施されなければなりません。

5 自殺対策は、市、国、神奈川県、近隣自治体、医療機関、事業主、学校、市民等の相互の密接な連携の下に実施されなければなりません。

(市の責務)
第3条 市は、前文の精神及び前条に定める基本理念にのっとり、国、神奈川県、近隣自治体及び関係機関と協力しつつ、自殺に関する現状を把握し、地域の実情に配慮した、効果的な自殺対策を推進しなければなりません。

2 市は、次条及び第5条に規定する事業主及び市民の自殺防止等に関する取組を支援するものとします。

(事業主の責務)
第4条 事業主は、市、神奈川県、関係機関等と連携しながら、その職場で働く全ての者が心身ともに健康で職務に従事できるような職場環境づくりに努めるものとします。

(市民の責務)
第5条 市民は、自殺対策及び自殺をめぐる諸課題について関心と理解を深めるとともに、一人ひとりが自殺防止と課題解決に向けた担い手となるように努めるものとします。

(学校等教育機関の責務)
第6条 学校等教育機関は、自殺に対する理解を深め、市、神奈川県、保護者、関係機関等と連携しながら、児童、生徒及び学生がいのちの大切さを実感して心身ともに健康な生活を送れるように努めるものとします。

(名誉及び生活の平穏への配慮)
第7条 自殺対策の実施に当たっては、自殺者及び自殺未遂者並びにそれらの者の親族等の名誉及び生活の平穏に十分配慮し、これらを不当に侵害することのないようにしなければなりません。

2 自殺対策の実施に当たっては、自殺未遂者及び自死遺族等が健全な市民生活を継続して送ることができるよう十分配慮しなければなりません。

(財政上の措置等)
第8条 市は、この条例の目的を達成するため、必要な財政上の措置その他の措置を講じなければなりません。

(自殺総合対策の推進にかかる行動計画の策定)
第9条 市は、この条例の目的を達成するために、自殺総合対策の推進にかかる行動計画を策定し、次に掲げる自殺対策に関する施策を推進するものとします。

(1)自殺の実態及び自殺を取り巻く諸課題に関する調査・研究
(2)自殺に関する市民一人ひとりの気づきと見守りの促進
(3)自殺対策に関する早期対応の中心的役割を果たす人材の確保及び育成
(4)心の健康づくりのための相談体制の整備・充実
(5)適切な精神科医療が受けられる体制の充実
(6)自殺防止のための社会的取組の強化
(7)自殺未遂者の再度の自殺企図を防ぐ取組の強化
(8)自殺未遂者及び自死遺族等に対する支援
(9)自殺対策に関する活動を行う民間団体の育成及び連携の強化
(10)自殺対策に関する若い世代をはじめとする市民参画の増進
(11) 自殺対策に関する近隣自治体との広域的な連携の強化

(相模原市自殺対策協議会の設置)
第10条 市は、自殺対策が関係機関等による密接な連携の下、自殺総合対策に関する重要事項について、市長の諮問に応じて調査審議し、その結果を答申し、又は建議するため、相模原市自殺対策協議会(以下「協議会」といいます。)を設置するものとします。

2 協議会の委員は、20人以内とします。

3 委員は、次に掲げる者のうちから市長が委嘱します。
(1)学識経験のある者
(2)関係団体から推薦された者
(3)市の住民
(4)関係行政機関及び関係法人の職員

4 協議会の委員の任期は、2年とします。ただし、補欠の委員の任期にあっては、前任者の残任期間とします。

(条例の見直し)
第11条 この条例は、自殺対策の運用状況、実施効果等を勘案し、第1条の目的の達成状況を評価した上で、必要に応じて見直すものとします。

(委任)
第12条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定めます。

附 則
(施行期日)
1 この条例は、平成25年4月1日から施行します。

(附属機関の設置に関する条例の一部改正)
2 附属機関の設置に関する条例(昭和37年相模原市条例第17号)の一部を次のように改正します。別表市長の部相模原市自殺対策協議会の項を削ります。

(経過措置)
3 この条例の施行の際現に前項の規定による改正前の附属機関の設置に関する条例(以下「改正前の附属機関条例」といいます。)に定める相模原市自殺対策協議会の委員である者は、この条例に定める相模原市自殺対策協議会の委員とみなし、その任期は、改正前の附属機関条例による任期の残任期間とします。

提案の理由
わが国においては、毎年多くの尊いいのちが自殺によって失われており、本市においても例外ではない。自殺はその多くが、個人の意思や選択によるものではなく、様々な要因が複雑に絡み合って深刻化した結果による、追い込まれた死である。

自殺を個人の問題としてではなく、社会全体の問題として捉え、地域の実情に応じた取組を進めなければならない。市民一人ひとりが自殺対策の担い手となり、地域で共に支え合い、健康で生きがいを持って暮らせる相模原市をつくるため、自殺対策について所要の定めをいたしたく提案するものである。

自殺対策条例を議員提案へ!/全国で4番目、相模原市議会

今日は朝から横須賀市議会に2人のお客様をお迎えしました。

相模原市議会議員の阿部よしひろさん小野弘さんです。

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お2人は、福祉・保健・衛生などを担当する常任委員会である『民生委員会』(横須賀市議会で言うところの教育福祉常任委員会)に所属しています。

まもなく3月に開かれる相模原市議会において、この委員会のメンバーで『自殺対策基本条例(仮称)』を議員提案する方針なのです。

その策定に向けて調査研究を行なっておられるのですが、今日はフジノと意見交換に来て下さいました。


自殺対策に取り組むフジノたち関係者にとって、相模原市議会の取り組みはインパクトが大きく、とても歓迎すべきことです。

この条例が成立すれば、全国では4番目、神奈川県では2番目の先進的な取り組みとなります。

全国で初めて自殺対策基本条例を制定したのは、神奈川県平塚市(2007年12月)です。

2番目は東京都日野市で『日野市自殺総合対策推進条例』を2011年4月に施行しました。

3番目は新潟県新発田市で『新発田市民のきずなを深め『いのち』を守る条例』を2011年6月に施行しました。

これら先行3市と大きく異なるのは、相模原市が都道府県とほぼ変わらない権限を持つ政令指定都市であることです。

人口規模も大きく、市としては全国18番目の大きなまちです。

相模原市は政令指定都市に移行後、新たに精神保健福祉センターを設置しました。この精神保健福祉センターは、センター長(フジノもじかに存じ上げています)を筆頭に、熱心に自殺対策に取り組んでいることで知られています。

さらに2011年には、全国で初めて、プロスポーツチーム(相模原市をホームタウンにしている4チーム)が『自殺対策事業における協定書』を市と結びました。そして、プロスポーツチームが相模原市の自殺対策を全面的にバックアップしています。

すでに官民のこうした取り組みが進んでいるところに、相模原市議会が条例化によって対策や財政的な措置の必要性を法的に明確に位置づけることは、確実に大きな推進力となります。

相模原市の自殺対策はさらに前進していくはずです。


そんな条例案の策定を目指す相模原市議会の小野さんら民生委員会メンバーは、現在、熱心に調査研究を進めておられます。

すでに、新潟県新発田市にも調査に訪れたとのこと。

また、一昨日(1月16日)には、平塚市議会議員の江口友子さんを訪れて、全国初の自殺対策基本条例である『平塚市民のこころと命を守る条例』の施行後の状況なども調査を行なっています。

そして今日は、かつて『自殺対策を推進する地方議員有志の会』を立ち上げたフジノとも意見交換を行なう為に横須賀を訪れて下さいました。

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1週間ほど前に条例案を見せて頂きました。その上で今日は、10年間にわたって横須賀市で自殺対策を進めてきたフジノなりの想いをまとめて、お伝えしました。

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やはり、阿部議員も小野議員も『自殺の現実』を深く理解しておられました。

かねてから申し上げてきたことですが、『地方議員』というのは本当にたくさんの市民の方々と毎日お会いしてお話をするので、ものすごく多くの死にも向き合っています。

自殺の実態も、ある意味ではPSWやカウンセラーよりも何倍も直面しているものなのです。

こうした現場に最も近い存在である地方議員が、その背負っているたくさんの苦しみや悲しみを真正面から政治の課題として取り上げた時、必ず自殺対策は大きく進んでいきます。

だからこそ、相模原市議会で自殺対策条例が成立することをフジノはこころから望んでいます。

相模原市民のみなさま、そして全国の自殺対策に関わるみなさま。ぜひ相模原市議会の取り組みを応援して下さいね。

どうかよろしくお願いします!

阿部よしひろ議員は、当選3期目でフジノとは同期にあたります。世代も同じです。

フジノは無所属、かたや阿部さんは最大会派に所属、とバックグラウンドこそ異なるものの、「マニフェスト選挙を実現しよう」と奔走する阿部さんの姿勢にはとても共感していました。

(2人とも『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』の設立(2005年)からのメンバーです)

そんな阿部さんと何度か一緒にお仕事をする機会がありました。

特に印象に残っているのは、2009年に『ソーシャルメディアは政治を変えるか!?』というパネルディスカッションで一緒にパネリストを勤めたことです。

事前にメンバーを知らされていなかったのですが、横浜市会議員の伊藤ひろたかさんと阿部さんとフジノの3名がパネリストでした。これは本当にうれしい人選でした。

左からフジノ、阿部よしひろさん、伊藤ひろたかさん。

左からフジノ、阿部よしひろさん、伊藤ひろたかさん。2009年の写真、懐かしいです!


今でこそ政治家のソーシャルメディア活用は当たり前です。

でも、かつてまだ全くそんな状況では無い頃から、それぞれ必死に「時代を切り拓いてきた」と言っても過言では無い3人だったからです。

そしてさらに今日、阿部さんと自殺対策基本条例案の意見交換をさせていただき、改めて良い刺激を強く受けました。

フジノも負けないように、これからも一生懸命働いていきたいと感じました。

阿部さん、小野さん、本日はありがとうございました!