クリスマスイブもひとりきりでいつもの活動を続けました/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2018-19

「クリぼっち」圧力に負けないで

毎年新しい言葉が生まれては消えていきます。

けれどもなかなか消えない単語の1つに『クリぼっち』という単語があります。

『クリぼっち』とはクリスマスを1人で過ごす事を表現した造語です。

クリスマスの「クリ」に、ひとりぼっち(一人ぼっち)の「ぼっち」が語源になっています。

異性の恋人か同性の友人を対象にしている場合が多く、実家暮らしなどで家族と過ごした場合などは本来「ひとりぼっち」ではありませんが、それでも「クリぼっち」と言う場合もあります。

この用語が使われ出した詳しい時期は不明ですが、川島海荷さんが2010年のクリスマスシーズンに発言していますので、少なくともこれ以前と思われます。

サイト『キーワードノート』より引用)

上のサイトではニュートラルな感じで説明されていますが、2018年現在ではネガティブな意味合いで使われているように感じます。

世の中がみんな華やかなイルミネーションに彩られて、まるで誰もが幸せに過ごしているかのような雰囲気が醸し出されています。そんな祝祭の時期にひとりで居るのはネガティブなことのようにメディアが大声で喚いています。

でも実際は、消費を喚起したいからいろいろな外国のイベント(ハロウィーンとかセントパトリックデーとか)を日本に持ち込んでいるだけ。

ただの『虚構』でしかありません。

クリスマスイブもクリスマスも、昨日と変わらないただの1日なのです。

どうかお願いです。みなさま、『クリぼっち』という単語に象徴される、まちがった同調圧力にどうかだまされないで下さい。

クリスマスイブもひとりワイデッキで活動を続けました

クリスマスイブもひとりワイデッキで活動を続けました


フジノは今年も『クリぼっち』で『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』をいつもどおりに行ないました。



それでもつらい時はどうか「横須賀こころの電話」にお電話くださいね

けれども世の中の同調圧力はすさまじくて、フジノの言葉くらいではきっと届かない人がほとんどだと思います。

ひとりで居ることがつらかったり、さみしかったり、誰かの声が聞きたい、誰かと話したい、そんな想いを抱くのは当たり前のことだと思います。

そんな時はどうか『横須賀こころの電話』にお電話をかけていただけないでしょうか。

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯

横須賀こころの電話がオープンしている時間帯


『横須賀こころの電話』は年中無休なので、クリスマスイブの今夜も0時までオープンしています。



どうかフジノの声をあなたの大切な人に届けて下さいませんか

今夜はずっとフジノの言葉に耳を傾けて下さっていた方が

「ずっと連絡を取っていないきょうだいに電話してみようと思います」

と声をかけてくださいました。本当にありがとうございます!

下の動画で語りかけているとおりで、いくらフジノがワイデッキで必死に語りかけても、本当にその想いを伝えたい方には全く届いていないことを知っています。

あなたのまわりの誰かが悩んだり困っていたら、どうか『横須賀こころの電話』の存在を教えていただけないでしょうか。




あなたの何気ないひとことで救われる命があるかもしれません。

それこそ、本当の意味でのクリスマスイブの奇跡のように、あなたの言葉は必ず誰かの心をラクにしてくれるはずです。

どうかあなたとあなたの大切な存在が今日1日を乗り切ることができますように、フジノは心からお祈りしています。



クリスマスイブのワイデッキ。幸せそうなカップルや親子連れが明日もあさってもずっと幸せでありますように/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2015-16

今夜も『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を行ないました

12月24日、クリスマスイブ。

例年のことですが、聖夜のハッピーな雰囲気とは異なる『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』をフジノは行ないました。

たくさんのカップルや、ケーキの袋を持って家路に向かう親子連れがフジノの前を通り過ぎて行きました。みんなとても幸せそうです。

今日幸せである方々が明日も幸せであることを祈ってやみません。

もしも今日幸せでない方々も、明日は少しでもハッピーになれることを強く願っています。

ワイデッキ下広場のツリーもイルミネーションで飾られています

ワイデッキ下広場のツリーもイルミネーションで飾られています


今夜は、元市議のお二人がワイデッキを通りかかりました。

今期で引退されたAさんと、前期で引退されたBさんが、それぞれに応援の言葉をかけて下さいました。

ともに引退された後も横須賀市議会や市政の課題を現役時代と変わらずにチェックしていて下さり、時々、市議会にも傍聴にもいらして下さいます。

横須賀市議会の良き伝統だと思うのですが、お二人に限らず、市議を引退された先輩方はみなさん市民活動のリーダーを務められたり、社会的起業をされたり、NPO活動を行なうなど、人々の為に身を粉にして働きつづけておられます。

そうした先輩方の姿を見ているので、フジノもまた市議を辞めた後はこうやって生きていくのだろうなという想いになります。

クリスマスイブも「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」に立ちました

クリスマスイブも「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」に立ちました


おひとりの元市議の先輩が

「フジノくんの地道ながんばりが実を結んできているね。自殺対策も、性的マイノリティについての取り組みも」

と温かいお言葉をかけて下さいました。

フジノは派手なパフォーマンスは一切しませんし、街頭演説もうるさいのが嫌でふだんは絶対にしません(同じ理由で過去4度の選挙で1度も選挙カーを使ったことがありません。うるさくて迷惑だからです。今回の市議会議員選挙でも選挙カーをただ一人フジノだけが使いませんでした)

それでも市議会での政策提案や本会議・委員会での質疑を観て下さって評価していただけることは、政治家冥利に尽きます。とてもありがたいことです。

自殺対策は、カンタンには成果が出ないので難しい取り組みです。

フジノは心理学専攻ですし、精神保健福祉士ですし、自殺対策に関するあらゆる研究論文や文献を読み漁っていますので、取り組みの成果が出るには最低でも10年はかかる現実を知っています。

一方、政治家はいつも早く成果を出すことを市民のみなさまから求められています。

10年なんて待ってもらえない、今すぐに成果が出なければ切られてしまう、人気の上がり下がりが激しい芸能界のような扱いを受けやすい職業です。

それでもフジノが13年も自殺対策に全力で取り組み続けることができているのは、こうした先輩議員をはじめ、市民のみなさまがフジノの使命を深く理解して政治家として負託して下さっているからです。ありがとうございます。

今夜も街頭にはいろいろな人々がおられました。

街角のイルミネーションを撮影していたカメラマンの方が、自殺対策の演説をするフジノの言葉にうなづきながら、何枚か写真を撮影してくれました。そして、笑顔で手を振って去って行きました。

外国人の方が近づいてきて、あなたは何を訴えているのかと尋ねてきました。自殺を減らすのが僕の仕事なのだけれど、年末年始は市役所などの相談窓口がみんな閉まってしまう。けれども、この『横須賀こころの電話』も全国で路上生活をしている方々の支援をしている仲間たちも僕も、年末年始であろうと活動を続けていることをアナウンスしているのです、と答えました。すると、きみはこれを毎年やっているのか、それはいいことだ、体に気をつけて、ハッピークリスマス、と握手を求められました。

『横須賀こころの電話』が気になるのか、同じ方が数分おきに僕の前を通りすぎていきます。相手の方はたぶん僕が気づいていないと思っているのかもしれないのですが、実は僕はめちゃくちゃ人のことを見ているのですぐに分かります。最終的にその方はスマホのカメラで『横須賀こころの電話』の番号が書いてあるボードを撮影して立ち去って行きました。

昨日は嫌がらせが2人来たのですが、今日はゼロでした。

こんな街頭キャンペーンを行なわなくて良い日が来ることを、つまり自殺が限りなくゼロに近づく日が来ることをこころから祈っています。

メリークリスマス。



クリスマスイブ、あえて厳しい現実をお伝えした「ひとり自殺対策街頭キャンペーン2014-15」/「横須賀こころの電話」を激励に訪れました

今夜は、クリスマス・イブ

今日は12月24日、クリスマス・イブ。

ワイデッキ下の広場の樹にもイルミネーションが飾られています

ワイデッキ下の広場の樹にもイルミネーションが飾られています


ワイデッキには、たくさんの人が集まっていました。

手をつないで歩く若いカップルやみんなで飲みにいくのか大声で楽しそうに過ごしている学生たち。

そんな聖夜も、フジノはいつもどおり『ひとり自殺予防街頭キャンペーン』を行ないました。

昨年のクリスマスイブは、サンタクロースのコスプレをした男の子たち(通りがかりの方々です)が一緒になって『街頭キャンペーン』を手伝ってくれました。

下の写真が、昨年のクリスマスイブの様子です。

2013年12月24日、たくさんのサンタに囲まれたフジノ

2013年12月24日、たくさんのサンタに囲まれたフジノ


「『強い希望』を感じた」

と、昨年のブログにフジノは書きました。

けれども今年は、真逆の気持ちで『街頭キャンペーン』を行ないました。

『内閣府自殺対策推進室』が発表した最新の自殺統計を見てフジノが感じた『激しい絶望』を、そのままお伝えしました。



2014年11月末現在の自殺による犠牲者数は、昨年より10人も増えています

これがフジノが見た現実です。

横須賀市の自殺による犠牲者数の速報値

地域における自殺の基礎資料より自殺による犠牲者数
2013年11月末現在62名
2014年11月末現在72名

昨年よりも10名も自殺による犠牲者が増えているのです。極めて危機的な状況です。

この現実をワイデッキのみなさまにお伝えしました。

2014年11月末現在の自殺による犠牲者数

2014年11月末現在の自殺による犠牲者数


今年、横須賀市は人口減少(引越しなどを理由とする『社会減』)が全国ワースト1位という結果になりました(総務省6月25日発表)。

さらに、追い込まれた末に自殺で亡くなった方々が昨年より10名も増えているのです。

「この2つの現実は、政治・行政に大きな責任がある」とフジノは受け止めています。

ワイデッキを通るみなさんは、明るい笑顔の方が多く、みんな楽しそうでした。

けれども、その笑顔の下には「このまちを出て行こう」という想いや「苦しくて自殺してしまいそうだ」という想いが同居しているのです。

クリスマス・イルミネーションの灯りだけしか目に入らないのでは、政治家失格です。

もっと全力を尽くして市民のみなさまの暮らしの中の想いに寄り添わねばならない、と強く感じています。



街頭でたくさんのご相談を受けました

「どんなにささやかなことでもお悩みごとやお困りごとがあれば、『横須賀こころの電話』をご利用ください」

とマイクでお話を続けていくうちに、フジノに声をかけてくる方が少しずつ増えてきました。

定年退職して2年という男性、70代後半の女性、仕事帰りの中高年の方・・・。

また、疲れ切った表情の女性が近づいてくると、強い口調で言いました。

「あなたが紹介している『こころの電話』にかけても話し中でつながらないの。あなた自身は相談を聴いてくれないの?」

フジノはいつも『街頭キャンペーン』の最中でもご相談を伺うことにしています。

やがて「相談を聴いてほしい」という方が数人の列になってしまい、フジノはマイクを持つのをやめました。

そして、おひとりおひとりのお話に耳を傾けました。

ワイデッキの足元はタイルでとても冷たく空気もとても寒いのに、前の方のお話を一緒になって聴きながらみなさん自分の番が来るのを静かに待っていました。

最後の方のお話を伺った時には30分以上が経っていました。



「横須賀こころの電話」を訪れて、相談員のみなさんを激励させていただきました

今夜は『横須賀こころの電話』を19時半頃に訪問して、相談員のみなさんを激励させていただく約束をしていました。

けれども上記のような事情で『街頭キャンペーン』を予定通りに終えることができずに、結局、到着したのは20時半を過ぎてしまいました。

それでも、みなさんこころよく迎えてくれました。

『横須賀こころの電話』がスタートすることが決まった11年前。

フジノは『横須賀こころの電話』設立の提案者ですから、「自分自身が『横須賀こころの電話』の電話相談員をやりたい」と言ったことがあります。

しかし、当時の担当課長から「フジノさんは政治家であって、相談員になることは絶対におかしい」と厳しく批判をされました。

また、政治家が訪問すれば必ずみなさんとても気を遣いますので、電話相談業務の差し支えになってしまうのがイヤで、『横須賀こころの電話』を直接に訪問するのも避けてきました(この10年間で5回ほどしか訪問していません)。

フジノのやるべきことは、とにかく『横須賀こころの電話』をひたすら市民のみなさまに広報することだ、宣伝マンに徹することなのだ、と今日まで考えてきました。

でも、それは間違いでした。



激励されたのは、フジノの方でした

今夜、『横須賀こころの電話』のスタッフの方々から

「いつも街頭で宣伝して下さるのはありがたいです。でも、こうしてフジノさんがここに来て下さることは、とても嬉しいです」

「政治家であるフジノさんが、私たちが実際に活動しているところを見て下さるのは、大きな励みになります」

「これからもどんどんボランティアのみなさんのがんばりを応援しに来てください」

とおっしゃっていただきました。

今日、現場に到着する直前までフジノは「僕なんかが激励に訪れてもどれだけの意味があるのだろう」「電話を受ける邪魔にならないだろうか」とずっと考えていました。

でも、やっぱり来て良かったんだ。いや、もっと早く来なければならなかったのだ、と気が付かされました。

深く深く反省しました。

実際に電話を受ける部屋で、ヘッドセットをつけさせてもらったフジノ

実際に電話を受ける部屋で、ヘッドセットをつけさせてもらったフジノ


これからは、毎月でもここに来よう。

そして、スタッフのみなさんのがんばりをこころからねぎらい、感謝の言葉をかけさせていただこう。

かつて2002年には約110人もの自殺による犠牲者が出ていたのが、ここ数年間は80人台まで減少させることができた。

それには『横須賀こころの電話』の存在がとても大きい。

フジノは自殺を無くしたくて政治家になったのだ。

政治家という立場は難しくて、まわりにいろいろな気を遣わせてしまう。

『横須賀こころの電話』に集うスタッフのみなさんは、フジノの戦友であり同志なのだ。

もっともっと一緒に力を合わせていこう。

そう思いました。激励されたのは、むしろ、フジノの方でした。

『横須賀こころの電話』スタッフのみなさん、毎日365日年中無休で本当にありがとうございます。

この10年間、3.11の東日本大震災の日を除いては1日も休むことなく必ず『横須賀こころの電話』はオープンし続けてきました。

誇らしく素晴らしいことです。

そして、今日も訪問を受けて下さってありがとうございます。

どうかこれからも市民のみなさまの為に、一緒に頑張っていきましょうね!

これからもどうぞよろしくお願いします。



たくさんのサンタたちと過ごしたクリスマス・イブ/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2013-14

ひとり自殺対策街頭キャンペーン2日目

今夜は、クリスマス・イブ。

笑顔のカップルが手をつなぎながら歩いていく夜のワイデッキ。

ワイデッキを下から見上げたところ。

ワイデッキを下から見上げたところ。


そんな聖夜もいつもどおりフジノはワイデッキで市民のみなさまに語りかけていました。

『ひとり自殺予防街頭キャンペーン』の2日目でした。



フジノは「希望」を感じています

一般的に『自殺予防』というテーマは重く響きがちですが、実際のところフジノは「重い」と感じたことはありません。

今夜もワイデッキには、カラオケや飲食店や英会話学校の呼び込みの方々がたくさんいらっしゃいました。

そうしたお仕事中の方々も、フジノがマイクを通して語りかけていることをじっくり聴いて下さっているのをよく感じます。

また、ワイデッキには若い人たちがいつも集まっています。

はじめのうちは、彼ら彼女らは政治家のマイクということで囃し立てたりしますが、少しずつフジノの想いを聴いているうちにすごく応援してくれることが多いです。

今夜は、サンタクロースの衣装を着た男の子たちが力を貸してくれました。

たくさんのサンタに囲まれたフジノ

たくさんのサンタに囲まれたフジノ


こういう時、強い『希望』を感じます。

僕は、自殺対策を続けてきて時に絶望に陥ることもありますが、絶対に諦めません。

どんなに地味で地道なことであっても今できることをしっかりとひとつずつ行なっていきたいです。

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メリー・クリスマス!

どうかみなさまが幸せでありますように、祈っています。