国際離婚を何とかのりこえよう!/よこすかひとり親サポーターズひまわり「ひとり親法律講座・法律相談」と「ひとり親交流会」

「よこすかひとり親サポーターズひまわり」の「法律相談」「ひとり親交流会」開催!

先日お知らせいたしましたとおり、本日は『よこすかひとり親サポーターズひまわり』が主催する2つのイベントが行われました。

「よこすかひとり親サポーターズひまわり」チラシより

「よこすかひとり親サポーターズひまわり」チラシより


午前は、国際離婚の相談を弁護士が無料で受けて下さる『法律相談会』

午後は、こどもたちをボランティアの保育に預けて、みんなで想いを自由に語り合う『ひとり親交流会』です。

フジノは、昨年12月議会の委員会質疑でもとりあげたように、数年前から「『米軍人or退役した元米軍人との離婚後の配偶者の泣き寝入り』を無くしたい!」と強く感じてきました。

毎年開催されるこの『外国人との離婚についての法律相談』でお話を伺うたびに、その想いはどんどん強くなっていきました。

会場にて

会場にて


『制度的に変えていく』のが政治家としてのフジノの仕事ですが、制度を変えていくには(悔しいのですが)長い時間が必要となります。

しかし、シングルマザーの多くがダブル・トリプルで仕事をしてもとても厳しい貧困の中でこどもたちと暮らしています。そうした方々の為に、『今この瞬間の苦しみ』をすぐに少しでも減らすことが必要なのです。

長い時間をかける制度づくりだけでなく、今すぐ解決できる為の支援も同時に必要なのです。その為の1つの手段が、今日のこの集まりだとフジノは考えています。

本来ならば、政治・行政が直接的に行なうべき性質だと市民のみなさまはお考えかもしれません。

けれども、当事者(ピア)の持つ力の大きさを信じて、横須賀市では『よこすかひとり親サポーターズひまわり』に正式に委託(横須賀市ひとり親講座事業委託)をしています。

ピアの持つ力を、フジノも強く信じています。



「国際離婚」についての法律相談・法律講座の様子

午前中の『相談会』は、相談に参加されたのは2名の方でした。

無料相談にのって下さるのは、松田えり子弁護士(よこすか市民法律事務所)です。

もしも10名近く参加された時は講義形式にならざるを得ないので、松田先生にはあらかじめレジュメや資料を用意して頂いていました。

けれども、このように少人数の参加で本当に良かったです。

そのおかげで逆に『一般論』や『抽象論』はナシ、とても『具体的』で『現実的』な対応の場となりました。

学校での班会議やゼミみたいに、ロの字形にテーブルを置いて、弁護士の松田先生と『ひまわりの寺田代表が座り、左右におひとりずつ実際に困っておられるシングルマザーの方に座って頂きました。

寺田代表と松田先生

寺田代表と松田先生


そして、養育費も支払わないままに逃げ続けている『現役or退役した米軍人の元夫たち』への法律的な対応策をみんなで考えました。

松田先生は法律の専門家の観点から、『ひまわり』の寺田代表からはこれまで数百人の方々のご相談を受けてきた経験から、さらに参加されたお二人の方々からはこれまで取ってきたアクションを話して頂き、さらなる解決策をみんなで話し合いました。

まさに福祉の現場で毎日のように行われている『ケース会議』や『事例検討』のように話し合いが行なうことができて、すごく有益でした。

フジノはこの場で得られた情報と知識を武器に、今すぐできることは横須賀市と米軍に働きかけるとともに、全国の同じ立場で苦しんでおられる方々に役立つ情報共有をホームページなどでどんどん行なっていきます。



こどもたちの優しさや笑顔にいつも励まされるからフジノは働いています

お昼は1時間のお休み。

みなさんお弁当を食べたり休憩されるのですが、フジノはとにかくひとつでも多くの声を聴く為にひたすらヒアリング。

松田弁護士や『ひまわり』のみなさんや、参加者の方にお話を伺い、フジノのアイディアを提案したり。

朝から何も食べないままだったのでお腹がグーグー鳴りました。

みんながお弁当を食べているのに何も食べずにお腹をグーグー鳴らしているフジノを観て、参加された方のお子さんたちがおやつをフジノにわざわざ運んできてくれました(涙)。

本当に、幼いこどもたちなのにみんないつもフジノには優しくて、優しさにあふれていて、だから僕は「こどもたちの為に全力で働こう」といつも感じるのです。

さらに、あるおこさんはフジノの為にミサンガ(的なもの)を作ってきてくれて、プレゼントしてくれました。

Aくんが作ってきてくれたプレゼント、毎日つけています

Aくんが作ってきてくれたプレゼント、毎日つけています


ありがとうね。

ずっと着けているからね。



午後はみんなで語りあう「ひとり親交流会」です

午後は、『交流会』でした。

午前だけでお帰りになる方もいらっしゃいますし、午後からの参加する方もたくさんいらっしゃいます。

こどもたちの落書きがたくさんあってかわいいw

こどもたちの落書きがたくさんあってかわいいw


フジノはすぐに横浜へ向かわねばならなかったのですが、おかあさんがたに

「フジノさん、ぜひ午後も残ってもらえませんか」

と頼まれて(ありがたいことです)、とにかくギリギリまで残ることにしました。

ボランティアで来て下さった行政書士の方から、『ひとり親にならざるをえなかったみなさんが活用できる確定申告によって戻ってくるお金のお話』がまずありました。

けれども、率直に言って、ひとり親のみなさまはそんなこと、とっくに知っておられました。

本当にみなさん必死にこどもたちとの生活を守る為に、一生懸命にあらゆるてだてをまわりから教えてもらったりしながら駆けずり回っています。

ボランティアとして講義をしていただいたことはありがたかったけれど、あんまり必要ない講座だったかなと、フジノとしては主催者でも無いのですが、少し反省…。

その後、多くの方々から

  • 「ひまわり」の存在を何故もっと早くから横須賀市が広めてくれなかったのか

  • 離婚前・離婚直後に存在を知らせてもらえていたら、もっと早く苦しみから立ち直れたかもしれないのに

との厳しいご意見をたくさん頂きました。

全く同感です。

もっと適切な周知のやり方がたくさんあるはずで、実際に参加者の方々からはたくさんの提案がありました。

その全てにフジノは率直に賛成です。

2009年の『ひまわり』立ち上げ前から寺田代表らと一緒に『ひとり親家庭支援』に取り組んできたフジノとしては、そうした想いやご意見は十二分に理解しています。痛いほど共感もしています。

もっともっと全力で政治・行政は民間団体の支援を、そして『ひとり親ご家庭』の支援をしなければなりません。

何よりもフジノは、こどもたちを守りたいのです。

貧困の苦しみや、教育の機会の喪失、シングルペアレントであることによるあらゆる心身へのダメージ、そうした全てからこどもたちを守りたい。

そしてもっともっと可能性を伸ばしてあげたい。

それがフジノの願いです。

必ずこどもたちの未来をより良いものにします!



国際離婚のお悩みを無料で弁護士にご相談できます!/よこすかひとり親サポーターズひまわり「ひとり親法律講座・法律相談〜外国人との離別、一人で悩んでいませんか? 」にぜひご参加を。

よこすかひとり親サポーターズひまわりが「外国人と離別(離別予定)のひとり親」むけの法律相談を開きます!

このまちに暮らしていれば、誰もが外国人の方々と出会います。

フジノも幼稚園〜小1の時にいちばん仲良しだったのは、アメリカ人3兄弟。小学4年生の時には、お姉さんと弟のアメリカ人きょうだいとすっごく仲良しでした(いつか彼ら彼女らと再会するのが夢のひとつです)。

思春期を超えてから出逢えば、恋愛もするし、結婚もするでしょうし、こどもを持つでしょう。

それはこのまちでは当たり前のことです。

けれども同時に、『離婚・離別』も当たり前のことになっています。

しかし、国籍が異なる相手と結婚したりパートナーになるということは、実は文化や歴史的な背景だけでなく『法律・制度』も異なる相手とパートナーになるということです。

日本では当たり前のことが、通用しません。

いざ養育費を請求しようにも、うまくいかない。

そもそも離婚したくても、なかなか離婚させてもらえない。

パートナーが国外に逃げてしまって、そもそも話し合いさえ応じてもらえない。

こんなつらい出来事がこのまちでは日常的にたくさん起こっています。

だからここ数年間、『よこすかひとり親サポーターズひまわり』では、外国人と離別/離別予定のひとり親を対象にした法律相談を開催してきました。

よこすか市民法律事務所の弁護士の方に来ていただき、無料で法律相談を行ないます。

『国際離婚に際してこどもたちの暮らしを守ること』はフジノにとって重要な政策のひとつです。

だから、ぜひみなさまに参加していただきたいのです。

どうかひとりで苦しまないで下さい。ひとりで悩まないで下さい。

「よこすかひとり親サポーターズひまわり」チラシより

「よこすかひとり親サポーターズひまわり」チラシより

2009年の設立以来、フジノは『よこすかひとり親サポーターズひまわり』をずっと支援し続けてきましたが、とても信頼できる素晴らしい団体です。

ぜひ安心して初めての方でもいらして下さいね。

ひとり親法律講座・法律相談〜外国人との離別、一人で悩んでいませんか?

横須賀の土地柄、外国人との離婚(未婚)で、いざその時になるとどこに相談したらいいのかわからなくて困っていませんか?

不利益を受けないよう、まずはこの講座で情報収集しましょう。

どこの国・法律が適用されるのか?

国籍・財産・親権・養育費は?

国際離婚、特に米軍人との離婚の際の注意点は?

よこすか市民法律事務所の弁護士が、無料で、少人数で、事例・相談に応じます。

ぜひご参加ください!




午後は「交流会」もあります!(保育ありますよー)

さらに、午後は『交流会』もありますよー。

こちらは法律相談とかではなくて、ピア(同じ立場の方々同士)の自由な語らいの時間です。

午前だけ、午後だけの参加も、もちろん大丈夫です。

ひとり親交流会

「こんなときどうしてるのか、皆さんにちょっと聞いてみたい」
「子どもから離れて他のひとり親の方とおしゃべりしたい」
「ご近所と離れてお友達がほしい」
「今の自分を認めてほしい」

そんなニーズに応える今よりちょっと前向きになって元気になれる交流会です。

初めての方もお気軽にご参加ください。

お待ちしております。

ぜひお申込みお待ちしております!




タウンニュース紙も報じてくれました!

『よこすかひとり親サポーターズひまわり』の活動をいつも熱心に報じて下さるタウンニュース紙が、今回の法律相談も記事にして下さいました。

2015年1月16日・タウンニュース紙より

2015年1月16日・タウンニュース紙より


どうかひとりでも多くの方にご参加いただきたいです。

ひとり親は、ひとりきりではありません。

同じ立場の仲間(ピア)がたくさんいます。

みんなで一緒に助けあうことで、元気を取り戻して、親子ともに健やかに必ず暮らしていかれます!

ぜひいらして下さいね!



よこすかひとり親サポーターズひまわりが「ひとり親・プレひとり親の為のやさしい法律講座」を開催しました

よこすかひとり親サポーターズひまわりによる「やさしい法律講座」へ

今日は、逸見の生涯学習センターへ向かいました。

『よこすかひとり親サポーターズひまわりの主催する『ひとり親・プレひとり親の為のやさしい法律講座』にお邪魔する為です。

チラシ

チラシ


昨年も開催したのですが、とても好評でした。

市役所の市民相談室でもあらゆる相談を受けることができるのですが、やっぱり『ピア(同じ立場)』である方々が主催するこうした場の方が安心できるというのがありますよね。

16fujino

加えて、テーマ自体がひとり親(シングルペアレント)に限定されていて、なおかつ、弁護士の方と無料でお話できる、というのはかなりありがたいですよね。

とても素晴らしい企画ですね。

「プレひとり親(離婚する前)」からの支援が大切です

『ひまわり』の素晴らしいところは、『プレひとり親』をいつも対象に含めていることです。

ひとり親になってからも大変なことはいろいろとありますが、そもそもDVをしている夫から離れて無事に離婚するだけでもかなり大変な場合があります。

本来はこのように『離婚する前からの支援』が本当に大切です。

ですからこうして毎回『ひとり親・プレひとり親』を対象としているのです。素晴らしいことです!

こどもたちは高校生ボランティアたちと楽しく調理してました

お母さんたちが講座に参加している間、こどもたちはボランティアの方々(高校生たちです!ありがとうございます)と一緒に、調理実習です。

今日は、おそばとおいしいスイーツを作ってくれました。

16osoba

お見事!

16sweets

午前中の講師を勤められた呉東弁護士は、お昼ごはんの時間も大人気でした。

フジノと同じテーブルだったのですが、お蕎麦を食べながらもずっとご相談を伺っていました。その姿は、宇都宮けんじ弁護士を想起させられました。

16MrGoto

おそばを食べながらもシンママのご相談を伺う呉東弁護士、大人気でした


そんな大忙しの呉東弁護士をよそに、フジノは1才になったRくんとひたすら遊んでました。

小さい子、大好き!こどもって本当にカワイイ。

16sweetstastegood

お昼休みが終わった後、午後のプログラムの最初の時間を頂いて、フジノからも少しだけお話をさせていただきました。

どうしてもお伝えすべきだと考えたことがあって、お時間を頂きました。

また、「ペアレンティングホームを横須賀にも作ろう!」というお話もさせていただきました。

16fujino2

まだまだこどもたちと一緒に遊びたかったのですが、次の仕事へ向かいました(涙)。

さみしい。最近全然一緒にこどもたちと遊んでいないから、忘れられてしまいそう...。

市内唯一の母子生活支援施設の「廃止」の経緯について/2014年3月末で廃止が決定となってしまいました

市民の方から「以前にフジノさんが取り上げていた母子生活支援施設の『建て替え』問題は、今どうなったのか?」とご質問を頂きました。

その後の状況も含めて、改めてここで報告したいと思います。



ひとり親家庭の住居の確保

フジノは『ひとり親家庭の支援』を大切な政策の1つとして取り組んできました。

いくつもの課題がありますが、とりわけ『住居』の確保は大切な課題の1つです。

ひとり親の住まいの1つとして、わが国には大正時代頃から『母子寮』と呼ばれてきた施設があります。

1998年に名前が変わり、現在では『母子生活支援施設』と呼びます。

シングルマザーの方がこどもと一緒に暮らし、こころと体と生活を安定する為の相談や援助を受けながら、自立に向けて生活していく場です。

神奈川県内には合計12ヶ所あって、横須賀市内には1ヶ所あります。



市内の母子生活支援施設

この施設について、フジノは2003年の初当選からずっと追いかけて来ました。

1971年に建てられた為、大変に老朽化が進んでいます。

しかも部屋はとても狭く、お風呂やトイレはいまだに共同です。

フジノの同級生が、施設職員としてそこで働いていました。

また、こども時代をそこで実際に暮らしていた方のお話も聴いたことがあります。

もちろん、フジノ自身も視察に伺いましたので、よく知っています。

いまだ耐震化も行なわれていない為、フジノは「『建て替え』すべきだ」と横須賀市に対して提案してきました。

2010年9月議会・決算特別委員会での質疑

フジノの質問

市内の『母子生活支援施設』の老朽化への対応を改めて御確認させていただきたいのです。

かなり老朽化が進んでいると思うのですが、民設民営とはいえ横須賀市としてはどんな対応を考えておられるのでしょうか。

こども青少年支援課長の答弁

『母子生活支援施設』が老朽化しているということは存じ上げております。

ただ今の時点で、運営者(=社会福祉法人)の方から建てかえの要望が出されていないということ。

あくまでも民設民営の施設であるということから、市として市が動くということは考えておりません。

フジノの質問

耐震化は済んでおりますか。

教育福祉常任委員長から

分かりますか、その辺の情報は。

こども青少年支援課長の答弁

耐震の工事については今把握しておりません。

申し訳ありません。

フジノの質問

大きな工事が行われた様子は特に無いので、耐震化もなされていないと思うのですね。

民設民営とはいえ、社会福祉法人と市でぜひ話し合いをしていただきたい。

課長も経緯は御存じと思いますが、かつて『ひとり親家庭等自立支援のあり方に関する検討会』の中で、横浜市の『母子生活支援施設』を視察に行っていただいて、その機能の違いに愕然とさせられたということもあったと思います。

全ての施設が新しい施設になる必要は無いとは思いつつも、あまりにも老朽化しているのでは生活の質としていかがかと思います。

1世帯当たりの面積も非常に少ないというのは承知しておられると思います。

「要望が上がってきていない」というのは法人から上がってきていないだけで、現場を実際に訪れてみると、かなり厳しい状況です。

そういった老朽化の対応も含めて、改めてぜひ現地で確認をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

こども育成部長の答弁

この施設につきましては、民設民営であるということで、事業者の御事情も伺わなければいけませんが、ただいま委員がおっしゃいました耐震化の点につきましては、恐らく書類を確認すれば確認が取れると思いますので、きちんと確認をいたしまして御報告をさせていただきます。

今後の施設の問題につきましては、事業者の声を聞きながら、できるだけそこに暮らしている方の安全のために、必要な手だてをとっていきたいと思います。




2014年3月で「廃止」へ

それから1年半が過ぎた昨年2012年3月の予算議会のことです。

教育福祉常任委員会において、こども育成部から「2014年3月をもって『廃止』すると社会福祉法人が決定した」との報告を受けました。

教育福祉常任委員会・一般報告事項・こども育成部の配布資料より

教育福祉常任委員会・一般報告事項・こども育成部の配布資料より


そこで、フジノは下のような質疑を委員会で行ないました。

2012年3月予算議会・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

こども育成部に、『母子生活支援施設』の廃止等について伺います。

今回の『母子生活支援施設』の廃止の理由というのは、社会福祉法人からどのように伺っているのでしょうか。

こども青少年支援課長の答弁

法人からの報告によりますと、まず、現在の施設が昭和46年に建てられた建物で、耐震診断の結果、耐震補強が必要であり、今の建物では補強だけでは済まないで、建てかえが必要だということがあるということ。

それで、東日本大震災を受けまして、そこには保育園児等も通っておりますので、早急の耐震化、要するに建てかえが必要であるという判断をしたということ。

保育園がありますので、近隣における建てかえをということで検討しましたが、近隣に適地がなかったということで、現在地に建てかえるという方針になりました。

現在地に建てかえる場合ですが、母子生活支援施設は基準が大幅にあがり、バス・トイレつきの1居室30平方メートルという基準を設けますと、現在の4階建てではなくて、5階、6階建ての高層の建物になってしまうと。

その場合に、日影権の問題だとか道路の問題で、その場で5階、6階の高層の建物が建てられないということで、今回、横須賀グリーンハイムは廃止して、保育園の建てかえという結論に至ったと聞いております。

フジノの質問

今回お答えいただいた理由は、数年前から十分予想されていたことだと思うのです。

『ひとり親家庭等自立の在り方に関する検討会』でも、横浜市の新しい『母子生活支援施設』を実際に視察に行っていただいたりして、あり方というのは検討してこられたと思うのです。

今回、震災があって、より切迫した状況に追い込まれた法人から、建てかえはできないということでお話があったと思うのですが、これまでも議会で何度も、土地代の減免ですとか、耐震化のサポートをしてほしいということを僕は申し上げてきたのですが、そういった支援というのは、市としては行なってこなかったのでしょうか。

廃止に陥らなくてもいいように、本市としてサポートができたはずではないかという思いがあるのですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。

こども青少年支援課長の答弁

あくまでも民設民営の建物ということで、「近隣での土地を」ということで協会のほうから打診があったこともあります。

そういった時に私どもも探してはみましたが、近隣で適切な土地が無かったという経過もございます。

今回については、前々から耐震化の問題は言われておりましたが、今回、急なことになってしまって、こういう結論になってしまったことは大変残念なことだと思っております。

フジノの質問

本当に残念なことだという思いは同じ気持ちです。

これは資金的な問題もあって、法人に「意思決定を変えてくれ」ということはなかなか難しいと思いますので、どうか現在残っておられる8世帯、お母さんと子どもたちの支援をしっかり行っていただいて、何とか在宅で暮らしていかれるように支援をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

こども青少年支援課長の答弁

藤野委員がおっしゃられましたように、私どもも最初に申し上げましたように、今いる8世帯について最優先に、自立して地域に戻れるように支援をしていきたいと考えております。

その後についても、必要な家庭においては支援を継続していきたいと考えております。

こうして、2014年3月末をもって、市内唯一の母子生活支援施設が廃止されることが決定となりました。



フジノの考えについて

2003年の初当選直後には『建て替え』しか選択肢が無かったフジノですが、いろいろなことを学ぶ中で、2005年頃には考えが変化してきました。

そして、

  • 市内に圧倒的多数ある『空き家』を母子生活支援施設として転用できないか
  • ひとり親家庭を『市営住宅に優先的に入居させること』ができないか

など、他の提案も並行して行なってきました。

こちらにまとめておりますのでご覧下さい)

つまり

『母子生活支援施設』だけが唯一の選択肢だ」

とは考えなくなりました。

けれども「市内に1つも無くて良い」とは全く考えていません。

『母子生活支援施設』の持つ重要性は今も変わらない、とフジノは考えています。

例えば、『母子生活支援施設』に入所する理由です。

現在は『ドメスティック・バイオレンス』が最大の理由です。

「平成20年度全国母子生活支援施設実態調査」より

「平成20年度全国母子生活支援施設実態調査」より


DV被害から立ち直るには、専門的な支援が不可欠です。

同じ状況にあるひとり親の方々がピア(=当事者)として共に暮らしながらリカバリーしていくことは、とても大切なことだとフジノは考えています。

今回、横須賀市内唯一の『母子生活支援施設』は廃止となってしまうことが決まりました。

けれども、何らかの形で新たに作り出すことができないか、と考えています。その想いを形にする為に、少しずつ取り組んでいこうと考えています。

市議会議員ですから市議会で訴えていくことは当然ですが、それだけではなく、別の在り方も考えて実践していくことができないか、と考えています。

近日中にまたご報告させていただきますので、しばらくお待ち下さいね。



よこすかひとり親サポーターズひまわりが「心に届く話し方講座」を開催しました/アサーティブ・トレーニングはとても大切です

よこすかひとり親サポーターズひまわり主催の講座へ

今日は、逸見のウェルシティへ。

『よこすかひとり親サポーターズひまわり』が主催する『心に届く話し方講座』に参加しました。

ひまわりの講習会へ行きました

講師は、昨年に続いて岩井美代子さん(エンパワーYOUネットワーク代表、精神保健福祉士)です。

ちらし

みんなでぐるりと円になって座りました。隣の人とペアワークを行なったり、4人で共有したりと、ワークショップ形式で進められました。



昨年も参加して下さった方が「1年が経って心情がどのように変化したか」をお話してくれました。

これからもぜひこうした機会を持ち続けることができるようにサポートしていきたいです。

進み始めたひとり親支援

ひとり親家庭(こどもたち・親御さん・周囲の方々)への支援は、フジノにとって大切なテーマでずっと取り組んできました。

10年前(フジノが政治家に転職したばかりの頃)は、日本全体でシングルマザー・シングルファーザーへの支援が遅れていました。

何も支援が無い状況の中で、何も無いところに必死に道を開拓してきたという想いがあります。

ようやく少しずつ少しずつそうした状況が動き始めました。

2009年6月に『よこすかひとり親サポーターズひまわり』が発足して、3年半になります。

2010年8月からは、父子家庭にも児童扶養手当が支給されることになりました。

けれども、まだまだ取り組みが必要だと最近改めて感じています。

これからもひとり親支援にしっかり取り組んでいきたいです。

ひとり親家庭の支援策(ソフト面)の報告書がでました/ひとり親家庭等自立支援の在り方検討会(2007年度・最終回)

ひとり親家庭の支援策(ソフト面)の報告書がでました

けさは『ひとり親家庭等自立支援の在り方検討会』の傍聴へ向かいました。

今日は、第7回。今年度の最終回です。
 

第7回ひとり親家庭等自立支援に関する在り方検討会の会場にて

第7回ひとり親家庭等自立支援に関する在り方検討会の会場にて


ソフト面の支援についての『報告書(案)』が事務局(横須賀市)から出されました。



「ひとり親家庭支援」はフジノの重要政策です

フジノは半年間にわたって、この『検討会』を全て傍聴してきました。
 
『検討会』での議論を援護射撃する為にも、あえて本会議でも市長に提案してきました。

何故なら、ひとり親(シングルマザー・シングルファーザー)の支援は2003年の当選直後からずうっとフジノの重要な政策課題なのです。

全国的に『ひとり親家庭への支援に取り組む政治家』はほとんどおらず、そのせいで、2004年は「シングルファーザーのドキュメンタリーを撮影したい」というテレビ製作会社がいくつもフジノのもとに取材依頼をしてきました。

ある時期には同時に3つのテレビ局から依頼が重なったことがあって

「何故、僕に取材依頼をかけようと思ったのですか?」

と尋ねると

「シングルファーザー支援をしてる政治家は少ないんですよ」

と言われました。

すごく大切な問題なのに、発言する人がいないならば、力不足でもしかたがないから僕が代表して発言するしかない...。

そう決心して、これまで必死で取り組んできました(あらゆる問題でいつもこのパターンですね...)。

いつのまにか『数少ないシングルファーザー支援の政治家』としてマスメディアの方々に認知されるようになりました。

そのせいでシングルファーザーについての統計が出るたびにいまだにメディアの取材依頼がやってきます。



報告書案には率直にガッカリさせられました

全国の政治家の中でもひとり親家庭支援に取り組む数少ないひとりがフジノ。

そんな風に受け止められている政治家がいるにも関わらず、じゃあ、横須賀のシングルファーザー支援が他都市よりも進んでいるかというと、そんなことは無いのです。

実際、今日出された報告書(案)には正直なところ、けっこうガッカリさせられてしまいました。

(もう少ししたら正式に発表される予定です。ここで内容をお示しできなくてごめんなさい)

特に今回の報告書では、

「『シングルマザーと比べたら所得は高いと世間に誤解されているシングルファーザー』」に対して思い切った経済的な支援を強くうちだせるのではないか」

とフジノは考えていました。

でも、大きな進展は1つはあったものの、まだ足りない。

ああ、2003年頃よりは当事者の方々の意見が行政にも届きやすくなったけれども、今は横須賀市があまりにも財政難のせいで自由な政策が取れなくて、本当に悔しい!

税金はこういうところに重点的に使うべきなのに!
 
もどかしい。情けない。

しかし、政策の優先順位は新中央図書館の建設なんかよりも絶対に高いのだから、ハコモノなんかよりもいのちと暮らしを守る為にもっともっと生の声を届けていかなければ!

くじけてなんかいられない。

こんなに晴れた素敵な土曜日の昼下がりにたまたまいわゆる『ひとり親』の家庭に生まれたこどもたちが

政治・行政のサポートによってとりのぞけるはずのさみしい想いをしていたり、切ない想いをしているならば、おれにはくじけてるヒマなんか一瞬も無いじゃないか。

がんばらなければ。

やれることを全てやらなければ。



横須賀市主催の「ひとり親家庭交流会」に参加しました

「ひとり親家庭交流会」に参加しました

『ワンペアレント=ファミリー』あるいは『シングルマザー/シングルファーザーのご家庭』のサポートは、政治家フジノにとってとても大切な課題の1つです。

特に、シングルファーザー(父子家庭)の方々を取り巻く課題については新聞社の取材を受けたり、テレビ局からの問い合わせをしばしば受けています(現在も2社から取材依頼を受けています)。

今日は、横須賀市が年数回、開催している『ひとり親家庭交流会』に参加してきました。

横須賀市が主催した「ひとり親家庭交流会」

横須賀市が主催した「ひとり親家庭交流会」


日頃は市民の方と1対1でお話をうかがうことが多いのですが、『交流会』という形で15人を超える方々のお話をいっぺんにうかがえたことはとても良かったです。



改めてたくさんの声に触れて様々なことを考えさせられました

どんな話題も人の数だけ想いがある訳ですからね。
 
生の声をうかがうのは、とても大切ですね。

10~12時まで2時間、お話をうかがいました。

「時間が足りないなあ」

「もっと話したいなあ」
 
と、みんなで感じた場でした。

12時からは市の栄養士さんが作ってくれたごはん(今日は冷やし中華!)を食べながら、こどもたちを交えてなごやかに交流をしました。



差別に対する激しい怒りをおぼえました

お話をうかがう中で、『差別』の問題が何度も話題になりました。

保育園など公の職員による言葉や行動にどれほど傷つけられているか、ということを改めてうかがいました。

特に、いわゆるハーフのおこさんに対する差別には激しい怒りを感じました。

肌の色が違うとか、そんなことで差別する人間は許さない。

あまりにも資質に欠ける保育士はすぐに調査をして、事実カンケーが分かったら厳しく注意をしようと決めました。

また、世間全体の認識の低さにも改めて悲しみと怒りを感じました。

それから、ワンペアレントでおこさんを育てている中で身体が弱くて病気になりがちな親御さんの場合、収入の面でも働き方の面でも子育ての面でも本当にご苦労が多いことを改めて理解しました。

僕もいつも何かしら病気を抱えていてそんなに身体は強くないので、もしこの状況でひとりきりで子育てをしていたらと想像するとその心身のご苦労は並大抵のものではないと感じました。



「児童扶養手当」のカットへの不安の声もうかがいました

さらに、これまでシングルマザーの家庭のこどもに支給されてきた『児童扶養手当』(最大で月額4万1720円)が来年度から減らされることが決定している点についての不安の声も多くありました。当然の不安の声だと思いました。

これもひとことで言うならば、国の財政悪化によるカットです。

厚生労働省は(障害者自立支援法と同じ論法ですが)手当てを払い続けるよりも自立を支援する為に、就労に向けてバックアップすることの方が大切だと主張します。

この点についてフジノは、福祉の考えの中に自立支援が重視されてきたことはEU諸国をはじめとする世界的な流れなので、考え方そのものは理解できます。



「自立支援」とは「無理やり働かせること」ではなく、一人ひとりにあった支援のこと

でも、日本の場合は『自立』=『働くこと』だけを指しているという誤った価値観・偏った解釈がなされていることが多くて、とても心配しています。

本当の自立とは、その方々ひとりひとりの置かれた経済社会状況や環境や能力や健康面などによって全く異なるはずです。
 
つまり、人それぞれに在り方は違うはずなのです。

それをただ「働け!働け!」だけでは自立とは言えません。

働くことだけが自立ではありません。

また、

「児童扶養手当に頼りはじめると働くかなくなる」

みたいな発想はすごく一面的で間違っている、とフジノは考えます。

多くの親御さんたちはかなり身体をボロボロにしながらこどもを守る為に暮らしを守る為に必死に一生懸命に働いています。

むしろ政治・行政が先にしっかりと正すべきは、不安定なパート労働や非正規雇用などの在り方だと思います。

まわりのサポートも得られないことが多い状況の中で、市場経済だけを最優先させる働かせ方を変えなければいけない。

フジノはそう考えています。

いずれの問題にしても、

  • 国がダメな制度の場合には、横須賀市としてどう対応できるか、横須賀市の在るべき姿を提案していきたい
  • 1人1人にあった暮らしの在り方をサポートする支援体制をめざす
  • 差別的な世間の対応は、徹底的に啓発して変えていく(フジノは差別禁止条例を提案していますが)。時には、差別をする企業や個人を罰していく必要がある

こんな風に考えています。

確かに『離婚』は、個人の意思でなされたことではあります(そうではない場合もたくさんあります。それをぜひ知っていて下さい)。

仮に百歩譲って「個人の意思で『離婚』したのだから」という発想がまかりとおったとしても、こどもに何の責任があるのでしょうか。

死別の場合もあります。DVによる別れの場合もあります。

ひどい配偶者に突然去られるというケースもあります。

どのようなケースにおいても、こどもに罪はありえません。

政治家としてフジノは、こどもたちを守る為に、政治・行政が『ひとり親家庭』をサポートする事は当然だと信じています。

今後もしっかりと生の声を聞かせていただいて、政治・行政の責任において行なうべきことをしっかり行なっていきたい。

この今までの決意を改めて確認しました。



未婚のシングルファーザー(父子家庭)について日刊ゲンダイが報じてくれました/父子家庭支援に取り組んできたフジノが取材を受けました

日刊ゲンダイがとりあげてくれた、大切な問題・未婚のシングルファーザー

先日インタビューを受けた『日刊ゲンダイ』が翌日すぐに記事として報道してくれました。

30分の取材がわずか17行になってしまい、フジノの本心が伝わりきらない部分もたくさんあります。

けれども、そのデメリットがあっても、それでもなおこの問題を知ってほしいと願っています。

その記事を掲載します。

2007年6月6日・日刊ゲンダイより

2007年6月6日・日刊ゲンダイより


one parent(ひとり親)家庭が増えているのはあなたも知っていると思うのです。

けれども、お母さんとこどもだけの家庭も大変ですが、さらに困難に追い込まれているのがお父さんとこどもだけの家庭です。

また、日刊ゲンダイのS記者が特に注目してくれたのはシングルファーザーの増加だけではなくてその内訳です。

全国で20万3000人のシングルファーザーがいますが、その内訳は次の通りです。

  • 離婚、15万7000人
  • 死別、2万7000人
  • 未婚、1万9000人

この内訳にぜひ注目してください。
 
これまではシングルファーザーというと、『離婚』と『死別』だけがとりあげられてきました。

けれども、未婚のシングルファーザーがこの5年間で4割以上増えているのです。

昔は、『未婚の母』という言葉がありましたが、現在ではあらゆる側面で、男女共同参画社会になりました。

それは、

  • 当然のこととして、男性も育児をする
  • 当然のこととして、女性もフルタイムで働く

という社会的な変化と共に、『人々の意識』にも大きな変化をもたらしました。

つまり、子育てが女性だけのものではなくなったのです。

かつては、望まない妊娠=「できちゃった」時に、結婚はできないけれど産みたい、だから未婚の母になる、というケースがたくさんありました(もちろん今もたくさんいらっしゃいます)。

けれども今では「結婚はできないけれど産みたい」に加えて、母親が引き取らないけれど父親が引き取る(積極的にも、消極的にも)ケースが確実に存在しているのです。

また、結婚という法律の縛りにも意味を見出さない人々が多くなってきていることも事実としてあります。

こういう世の中のリアルは、確かに存在しているのです。

かねてから父子家庭への支援を訴えてきましたが、もっともっと現実の状況に合った支援が必要です。

政府にはもっとリアルな対策をしてほしいと強く望みます。

フジノも市議として取り組めることを全力で行ない続けていきます。