値上げの議論を逃げることは無責任、負担軽減と緩和措置を議論すべき/上下水道局の料金・使用料

フジノの問題提起を神奈川新聞が報じました

けさの神奈川新聞の『検証・横須賀市決算(中)』の中で、フジノが行なった一般質問での問題提起を取り上げてくれました。

2012年9月22日・神奈川新聞より

2012年9月22日・神奈川新聞より





上下水道の財政は危機的状況です

市民のみなさまもそうだと思うのですが、フジノは上下水道の財政なんてかつては1度も考えたことがありませんでした。

阪神大震災の後、神戸に暮らしていた親友から上下水道が『ライフライン』としていかに大切かを聴かされて、その痛切な声によって上下水道の重要性を学びました。

そこで政治家に転職してからは上下水道の財政について、とにかく決算資料を読み込んで、必死になって学んできました。

すると、分かってきたのは、災害が起こるまでもなく、横須賀市の上下水道は厳しい財政状況にあるということです。

フジノは、どんなことがあっても、それこそ東日本大震災クラスの災害があろうとも絶対に上下水道を維持していかなければならないと考えています。

そして何よりも『社会保障』『社会福祉』を守る為に財源を確保していかねばなりません。

だからこそ、財政を立て直す為に上下水道の料金・使用料の『値上げ』を訴えてきました。

水道事業の財政の見通しは下の通りです。2年後には、単年度の収支が赤字に転落します。

2012年決算議会・生活環境常任委員会・説明資料・P6より

2012年決算議会・生活環境常任委員会・説明資料・P6より


下水道事業の財政の見通しは下の通りです。2年後に赤字に転落すると共に、事業資金もマイナス5億円となります。

2012年決算議会・生活環境常任委員会・説明資料・P6より。下水道は2014年度には純損失とともに事業資金がマイナスに転じる

2012年決算議会・生活環境常任委員会・説明資料・P6より。下水道は2014年度には純損失とともに事業資金がマイナスに転じる


こうした状況は、少なくともフジノには5年以上前から分かっていました。

そして、歴代の上下水道局長もフジノが質疑をすると、値上げの必要性を理解していました。

けれども、フジノが何度も問題提起をしても、値上げは議論さえ行われませんでした。タブー視されてきたのです。

しかし、今回のフジノの一般質問に対して吉田市長は、歴代市長が避けてきたこの問題を逃げることなく「下水道使用料は見直しが必要」 「水道料金も見直しを検討する」と答弁しました。吉田市長は勇気ある答弁をした、とフジノは評価しています。

吉田市長には残り1年の任期のうちに上下水道の財政たてなおしにしっかり道筋をつけて欲しいとフジノは強く願っています。

また今回、神奈川新聞がこうした議論を取り上げてくれたことをフジノはとてもありがたく感じています。

『値上げ』は、市民のみなさまの暮らしを苦しめます。けれども、上下水道が使えなくなることの方がもっと深刻です。

コストカットの取り組みはどこまでも続けながらも、水道料金と下水道使用料の値上げは、必要です。

フジノは全ての情報をきちんと市民のみなさまと共有していきますので、どのような料金体系の在り方が良いのかを市民のみなさまとどうか一緒に議論させていただきたいのです。

いのちと暮らしを守るのが政治家の仕事です。

だから、『値上げ』によって生活が困窮するようなことは絶対にあってはならないとフジノは考えています。

この問題は、ずっと取り組んできたことなのでこれからも責任をもってお伝えしていきます。

市民のみなさま、どうかこの議論に一緒に参加して下さい。



放射能に汚染された汚泥焼却灰を保管している下町浄化センターなど市内4ヶ所の浄化センターでの放射線の測定結果を報告します

「下町浄化センター」などの汚泥から高い濃度の放射能が検出されています

すでに横須賀市のHPやマスメディアの報道などでもみなさまがご存じのとおりですが

5月に下町浄化センターの汚泥などから放射性物質が検出されました。

震災前にはその汚泥を焼却した灰を受け入れてくれていた民間企業が、現在は受け入れ拒否をしています。

その為、現在は『下町浄化センター』で保管しています。

(この活動日記でも書きました。詳しくはこちら

汚泥焼却灰は飛散しないようにフレコンバッグに入れて、コンクリートの建屋に保管しています。



ご不安の声をいただき、横須賀市では4ヶ所の浄化センターの放射線量を測定しました

その為、市民の方々から

「汚泥焼却灰を保管している『下町浄化センター』の周りは汚染されないのか?」

「流れ込んだ雨水が集まっている『浄化センター』では放射線量が高いのではないか?」

などの不安の声をいただいておりました。

横須賀市では、そうした不安の声を受けて今回、市内4か所の浄化センターの『敷地内』『敷地境界』などの空間の放射線量を測定しました。



下町浄化センターなどの放射能の空間線量を報告します

今日発表した、4ヶ所の浄化センターでの放射線量の測定結果を報告します。

測定は、職員が地上1メートルの地点で行ないました。全て単位は『マイクロシーベルト/時』です。

『測定機器』は、このHPではすでにおなじみのアロカ社のNaIシンチレーションサーベイメータ(TCS-171)です。

(1)追浜浄化センター

追浜浄化センターの測定結果

追浜浄化センターの測定結果


追浜浄化センターの測定箇所

追浜浄化センターの測定箇所




(2)下町浄化センター
下町浄化センターの測定結果

下町浄化センターの測定結果


下町浄化センターの測定箇所

下町浄化センターの測定箇所




(3)上町浄化センター
上町浄化センターの測定結果

上町浄化センターの測定結果


上町浄化センターの測定箇所

上町浄化センターの測定箇所




(4)西浄化センター
西浄化センターの測定結果

西浄化センターの測定結果


西浄化センターの測定箇所

西浄化センターの測定箇所




『下町浄化センター』の汚泥焼却灰の保管場所では1マイクロシーベルト/時を超えてしまいました。

しかし、それ以外の場所では市内のモニタリングポストの値と同じような傾向です。

横須賀市では今回の測定結果を
 
「周囲に与える影響はないものと考えられます」

と分析しています。

とりいそぎ、報告は以上です。