逆境に打ち勝った逗子高校吹奏楽部の歴代メンバー、ずっと支え続けたOB・OGや保護者の方々、みなさんを誇りに感じます/逗子高校吹奏楽部の定期演奏会へ

今年も「逗子高校吹奏楽部の定期演奏会」に行ってきました

お昼から、逗子高校吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。

700名もの来場があり、今回も大成功でした。

第53回逗子高校吹奏楽部定期演奏会へ

第53回逗子高校吹奏楽部定期演奏会へ


フジノはどんなことがあっても(例えば自分の選挙期間中であっても)、逗子高校吹奏楽部の演奏会には必ず足を運ぶことにしています。

今日は毎年参加している『横須賀ひとり親サポーターズひまわり』のクリスマス会と重なってしまい、とても悩んだのですが、やはり定期演奏会を選びました。

政治家として、人として、ずっと見守っていくと約束したからです。

約束に、終わりはありません。僕が生きている限りは、ずっと見守っていくつもりです。

もう現役生たちは誰も知らないことですが、かつて逗子高校吹奏楽部はピンチに見舞われたことがありました。

2008年のことです。今の素晴らしい逗子高校吹奏楽部を築き上げた、顧問のA先生が異動によって他校に赴任することになったのです。

逗子高校吹奏楽部の素晴らしさは、単に演奏能力の高さだけではありません。

吹奏楽に親しんでもらう為に、三浦半島全域の小中学校の児童生徒たちと一緒に練習をしてあげたり、

社会貢献活動として、ご高齢の方々の施設に演奏に出張したり、東日本大震災で被災した方々の支援など様々な災害への募金やボランティア活動をしたり(その功績が認められて文部科学大臣賞を受賞しています)、

開演前のロビーの様子。今回も募金活動が積極的に行なわれていました

開演前のロビーの様子。今回も募金活動が積極的に行なわれていました


コンクールで常に上位に入賞する実力(県大会出場は当たり前。銀・銅では「残念な結果」と自ら言い切る!)を持ちながらも、演奏の練習以外にもとても多くの時間を費やしています。

ただ単に全国大会で優勝する為ならば、そんな演奏以外のあらゆる活動は時間のロスでしかないでしょう。

けれども、A先生の強い想いのもと、伝統的に歴代の逗子高校吹奏楽部は常にそうした様々な取り組みに励んできました。

こうした礎をつくりあげたA先生の異動は、当時の生徒たちやOB・OGには耐え難いことでした。

異動の撤回を求める署名や運動がすぐに起こりました。

もともと逗子高校吹奏楽部の演奏やショークワイアの素晴らしさに惹かれていたフジノは、その時、学生たちから助けを求められました。

けれどもフジノは期待に反して、あえて厳しい言葉をかけました。

大人の世界では人事異動は当たり前のことであって、それを撤回すれば、人事制度が根幹から崩れてしまう。

素晴らしい指導者を失ったとしても、決してくじけずにこれからも今のレベルを守り高めていくことで、A先生に恩返しをすべきだ、と。

政治家フジノに人事異動の撤回を求めて集まったたくさんの高校生たちやOG・OGからは、怒りの言葉や厳しい視線が投げつけられました。

それでもフジノは最後まで人事異動の撤回を認めることはできませんでした。

そのかわり、絶対に逗子高校吹奏楽部のことをずっと見守っていくと約束したのです。

開演前の様子

開演前の様子

今日の演奏を聴いても、あの時フジノが厳しい言葉をかけたのは正しかったと感じました。

A先生が異動された後、しばらくは大変な時期がありましたが、ここ数年は当時を上回るような勢いもあります。

伝統としてOB・OGや卒業後も保護者の方々が現役の部員たちをとてもバックアップしてくれているのですが、その良き伝統も続いています。

例えば、今年4月の定期演奏会では横須賀芸術劇場が会場でしたが、前売り券でほぼチケットは完売。

当日券を求めて足を運んだフジノは、売り切れで入場することができませんでした(来場者はなんと1600人!)。

当日券完売!フジノは入場できませんでした(涙)

当日券完売!フジノは入場できませんでした(涙)


聴衆からも愛されています。

プログラム

プログラム


実は今日、フジノが会場に入るとすぐに、卒業生の保護者の方が駆け寄ってきてくれました。

「フジノさん、今日はA先生がいらっしゃってるんです!あとでぜひお会いして下さい」

と。

嬉しかったです。

そして、第1部と第2部の合間の休憩時間に、まさにA先生と引き合わせていただけたのでした。

「先生の理念は、今も立派に引き継がれていますよ」

とフジノがお伝えすると

「ずっと見守っていてくれて、ありがとうございます」

とA先生に言われました。

とんでもありません。

素晴らしい伝統を守り続けてきた歴代の現役生たち、そしてOB・OGたち、保護者のみなさん、そのみんなの力が今の発展をもたらしたのだと思います。

フジノはただひたすら見守り続けただけなのです。

A先生との再会に、フジノは率直に感動してしまいました。まだ43才なのですが、最近はすっかり涙腺が弱くなってしまいました。

その後に始まった第2部・ショークワイア(逗子高校吹奏楽部の名物です!)はとても楽しい演目なのに、何だか泣けてきました。

僕は、市議として、ひとりの人間として、みなさんのことを誇りに感じています。

終演後、会場を後にする人々はみんな幸せそうでした

終演後、会場を後にする人々はみんな幸せそうでした


今回も、3部構成ながらあっという間に時間が過ぎていきました。

高いレベルの演奏だけじゃなく、歌も歌えなければならないし、踊りだってキレキレじゃなくちゃいけない。すごいエンターテイメントぶりに今回も心から楽しませていだきました。

演奏会、僕にとって本当に素敵なクリスマスプレゼントでしたよ。

現役生のみなさん、いつもいつも素晴らしい演奏を聴かせてくれて、ありがとうね。

いつもいつもOB・OGと保護者の方々がかいがいしく現役生のサポートをしている姿をみるにつけても、嬉しくてたまりません。ありがとうございます。

どうかこれからもこの素晴らしき良き伝統を受け継いでいって下さい。

僕はずっと見守り続けています。



次回の定期演奏会のおしらせ

次回の逗子高校吹奏楽部定期演奏会は、来年5月13日(日)です。

会場は横須賀芸術劇場、入場料は500円です。

ご関心のある方はぜひお越しくださいね。



「諏訪幼稚園の存続」を願う保護者らみなさまの想いが踏みにじられています/教育福祉常任委員会

諏訪幼稚園を廃園から守りたいとの陳情が署名とともに出されました

今日は、教育福祉常任委員会が開かれました。

たくさんの案件がありましたが、中でもかねてからフジノが強い関心をもって見守っている『市立諏訪幼稚園の廃園問題』を報告します。

今年6月25日の教育福祉常任委員会でこの問題については集中審議を行ないました。

その後もあまりにも教育委員会の進め方がいいかげんなので、諏訪幼稚園の現役の保護者の方々だけでなく、歴代のPTA・教員・卒園生のみなさんが立ち上がりました。

たくさんの署名とともに、市議会に対して2つの陳情が出されました。

こちらです。

陳情「諏訪幼稚園の今後の在り方についての陳情」
陳情「諏訪幼稚園の今後の在り方についての陳情」


上が陳情第12号です。

陳情「諏訪幼稚園の存続を求める陳情」
陳情「諏訪幼稚園の存続を求める陳情」
陳情「諏訪幼稚園の存続を求める陳情」


上が陳情第13号です。

これに対して、教育委員会事務局が出してきた一般報告資料がこちらです。



フジノは怒りの質問をしました

この2件の陳情と一般報告に対して、フジノはかなり強い怒りをもって質問を行ないました。

教育福祉常任委員会での陳情に関する質疑

フジノの質問

陳情第12号、第13号について伺います。
 
教育委員会にまずどうしてもお聞きしたいことがあるのですが、過去に桜台中学校が坂本中学校と統合する時に、僕は反対運動に加わりました。

「どうしても桜台中学校を残してほしい」

という想いがあって。

その時の理由というのが、『第1教室』という、障がいのあるお子さんや発達や支援の必要なお子さんがそこに所属していれば、教員のすばらしい指導やサポートを受けられて、みんな笑顔になるような素晴らしい教室を持っていて、そして学校そのものも少人数で、大変にすぐれた人材を輩出していた。

これと諏訪幼稚園が全くかぶって仕方がないのです。

障がいのある子を積極的に受け入れてくれる幼稚園、そして少人数の幼稚園、目が行き届いている。

僕は、この廃園のやり方を見るにつけても、桜台中学校の統合がフラッシュバックして仕方がないのです。

何でもっと早く、もっと丁寧に、もっときちんとゼロからPTAの皆さんと話し合ってこなかったのか。

桜台中学校から何を学んだのだろう。

あの時、教育委員会の方たちもものすごく体を壊す方もいたり傷ついたりして、ようやく統合することができた。

「2度とこんなふうなことはしない」と当時の課長は、「手続的な瑕疵は犯さない」と言ってくれたのに、どうしてこんな同じようなことをしてしまっているのか。

何を桜台中学校から学んだのだろうと率直に言わざるを得ないのです。

議会で反対しているのは少数だと書かれてしまったのですが、保護者の皆さんの御意見を見るにつけても、陳情に賛成したくなってくる気持ちがどんどん強まってくるのです。

御答弁は、まず今の僕の意見について、率直に聞かせていただけませんか。



学校教育部長の答弁

 
まず、今回の幼稚園の廃園の話につきましては、平成9年、10年にいったんこの話が持ち上がったというのが前提としてございます。

そこからの話ですので、私どもとしましては、この時点から地域の方とのお話し合いを進めさせていただいている認識が1つございます。
 
それともう1つは、今回、子ども・子育てに関して新しい制度が始まったという背景がございますので、全く桜台中学校の統合と同じレベルとは私どもとしては認識をしておりませんので、それをまず御理解いただきたいと思います。



フジノの質問

桜台中学校の反対運動が大変盛り上がり、そして学校の教員も、御自身の立場がそれこそ教育委員会ににらまれてしまうかもしれない中でも一生懸命、自分たちの教育に自信を持って、誇りを持って働いていたので、頑張っていろんなことをやってくださった。
 
今回も、諏訪幼稚園の教員も同じような想いで動いて下さっているのを見るにつけても、その想いに報いなければならないと思うのです。

例えば桜台中学校に関していえば、桜台の最後の校長が統合した後の新坂本中学校の校長となって、不安感を少しでも減少させられるように、桜台中学校の最後の生徒が坂本中で卒業できるまで絶対に見送るのだというような気持ちでいろんなアフターケアをして下さった。

確かに進め方に問題あったかもしれないが、その後のリカバリーというのは、ものすごく教育委員会は頑張ったのです。
 
今回についても、国の制度の話もあったとはいえ、やはりスタート失敗だったと率直に思います。

ならば、やはりあの時のように、リカバリーをしなければいけないと思うのです。

例えば、諏訪幼稚園の教員は、御答弁にもありましたが、中央こども園は決して諏訪幼稚園の後継園ではないにせよ、必ずカリキュラム策定過程に入るという約束をいただけるとか、本質的なことではありませんが、諏訪幼稚園をしのばせるようなものが中央こども園でも見られるとか、何らかの安心感をつなげられる対応が必要だと思うのです。
 
今のところ、頂いている資料を拝見する限りでは、こども育成部と教育委員会とお互いに協議を前よりは密にやるようになったのだなということはわかるのですが、それ以上のことがまだ見えてこないので、安心感はこれでは得られないと思うのです。

何か具体的な安心感を担保できるような措置というのはないのでしょうか。



学校教育部長の答弁

 
私どもとしましても、御理解いただけているとは思っていますが、今の幼稚園がだめだから廃止にするという気持ちは一切ございません。

これまで長年の歴史の中で培ってきたノウハウというのについては、これまでの成果として我々も捉えておりますので、今後、こども育成部と連携をしながら。

今、藤野委員のほうからは「これでは不十分だ」という御指摘も承りましたので、今後、具体的に廃園の事務を進めていかなければならない訳ですが、今、藤野委員からいただいた御意見を重く受けとめさせていただきながら、できるだけ、これまで培ってきたものが新しい認定こども園の中でつながっていくような取り組みを目指して取り組んでいきたいと思います。



フジノの質問

もう1点伺いたいと思います。
 
僕にとってもそうなのですが、諏訪幼稚園の最もすばらしいところというのは、発達がさまざまな状態のお子さんでもしっかりと受けとめてきてくれたことだと思うのです。

それは桜台中学校の『第1教室』もまさにそうで、市内あらゆるところから皆さん選んできていた。それは諏訪幼稚園も同じだと思います。

今回、所見の中で、過去にも説明をいただいてきましたが、

「支援を要する幼児の積極的な受け入れは、子ども・子育て支援新制度の施行により、認定こども園の入園希望者の受け入れについては、基本的には義務化されます」

と。

その役割をお願いしていくこととなりますとあって、仮に諏訪幼稚園が無くなったとしても、他の幼稚園が受け入れてくれるから大丈夫だよというのを、制度を根拠に御説明されている。

でも、制度は仮にそうであっても、現実には、私立幼稚園に断られて諏訪を選んだお母さんたちもいらっしゃる。
 
では今後は、私立幼稚園を指導・監督してくれるのか。

認定こども入園の希望者が必ず受け入れられるように厳しく監査などをしていくのか。

もし拒否の事例などがあったら、その幼稚園は処罰を受けるのか。

その子どもが必ず入れるようになるのか。

そういう保障って誰がしてくれるのでしょうか。

横須賀市がそれを担保してくれる言葉をいただかない限り、陳情を即不了承にするというのは難しいかなと思うのです。

きっとこれはこども育成部の答弁になると思うのですが、お願いします。



保育運営課長の答弁

 
先ほど、ねぎし委員の御質問にもお答えしましたように、(仮称)中央こども園、平成31年度、開設を予定していますが、そこでの障がい児の受け入れについては、経験豊富な保育士が多数おりますので、そこでしっかりと受けとめていきたいと考えています。



フジノの質問

こども育成部から今御答弁いただいたのですが、私立幼稚園協会とのかかわりで教育委員会にも伺いたいのです。
 
そもそもは、諏訪幼稚園が果たしている役割というのは、地域の幼稚園が、障がいがあろうが、発達に違いがあろうが、受け入れてきちんと幼稚園で見てくれていれば、諏訪幼稚園に各地から集まってくるなんていうことはなく、本来どおり、地域で生まれた子どもは地域で育っていくのが望ましい姿だった訳です。

そのまま幼稚園として存続していくところが、子どもたちの受け入れを拒んだ場合に、教育委員会としては、私立だから物を申すことというのはできないものなのでしょうか。

今、こども育成部からは、必ずやっていくという言葉をいただきましたが、同じように、教育委員会としてはいかがでしょうか。



学校教育部長の答弁

私立の幼稚園に対して指導・監督というのは、現実的にはなかなか難しい場面が想定されます。

しかしながら、私どものまずもっての役割としましては、先ほど来、藤野委員からも御意見賜っていますように、今まで私立の幼稚園が果たしてきたもの、培ってきたもの、研究成果なども含めて、今もすでに連携をとらせていただいていますが、廃園までの期間の中でこれを確実にお伝えし、お願いをしていくことがまずは最大の責務ではないかと思っています。

前回の第2回定例会の中でも御答弁させていただきましたが、私どもとしましても、特段配慮の必要なお子さんへの教育については気にかけてはいるところでありますので、これまで市立幼稚園で担ってきた役割、それから行なってきたノウハウを私立幼稚園のほうにしっかりとお伝えして、これが必ず引き継がれるようにしてまいりたいなと考えております。



フジノの質問

大変頼もしいお言葉をいただいたのですが、私立幼稚園に対しても補助などを出していると思うのです。

その中で、幼児たちが仮に発達にスピードの違いがあったり支援が必要であった場合、

「現状の幼稚園では、人員などの問題もあって、受け入れが難しい」

なんていう話があったならば、その補助を積極的に出して、人員をサポートするとか、そういう具体的な実際的な取り組みも、私立幼稚園に対しても目配りをぜひしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。



学校教育部長の答弁

 
今後ということになると思いますので、今、藤野委員からいただいた御意見なども参考にさせていただきながら、市立幼稚園廃園後の私立幼稚園の望ましいあり方についても検討させていただきたいと思います。



フジノの質問

ごめんなさい、こんなところで突っ込むべきではないのですが、諏訪幼稚園の廃園は今後ですが、現状、子どもが地域の幼稚園に通えてない状況があるというのもこのアンケートからはかなり受けとめられるので、今ある私立幼稚園協会についてもぜひ見ていってほしい。

そういうニーズがあるならば、サポートして、幼稚園が子どもたちをしっかり受けとめられるようにしてほしいのです。

それは今後の問題ではなくて現在進行形の問題だと思いますので、言葉じりを捉えて恐縮なのですが、その点は今から始めていただけないでしょうか。



学校教育部長の答弁

 
今回の陳情の中にもそういった事例があるということが盛り込まれて、明記されておりますので、こういった事象については現時点から取り組んでまいりたいと思います。


陳情は「審査終了」となりました

この2件の陳情に対して、各会派と無会派議員の意見は分かれました。

賛成(趣旨了承)と反対(趣旨不了承)と分かれてしまうと、横須賀市議会では陳情について「結論を出さない」という扱いになってしまいます。

それを『審査終了』と読んでいます。

残念ながら2つの陳情は委員間で意見の一致をみず、『審査終了』となってしまいました。

けれどもこのままで終わる訳にはいきません。

これからもずっと市立諏訪幼稚園の存続・廃園の問題は注目し続けていきます。

これではあまりにも諏訪幼稚園の関係者のみなさまの想いが踏みにじられています。

ゴールがどうなるかもそもそも大切ですが、仮にゴールがたとえ同じであっても、そのプロセスもとても大切です。

教育委員会の進め方ではフジノも全く納得できません。

ましてや陳情を出して下さったみなさまはもっと納得できておられないはずです。



学童保育が直面している様々な課題に対して「選ばれるまち」を目指す市長が取るべき本市の「公的責任」を果たす具体的な取り組み/2014年12月議会・発言通告(その2)

前の記事から続いています)

学童保育が直面している様々な課題に対して、「選ばれるまち」を目指す市長が取るべき本市の「公的責任」を果たす具体的な取り組みについて

一般質問の2問目は、『学童保育』についてです。

フジノは12年前に初立候補する前から学童クラブの現場をたびたび見学をさせて頂いてきました。

民家を借りて運営している学童クラブ(2003年)

民家を借りて運営している学童クラブ(2003年)


ようやく来年4月から『子ども子育て支援新制度』という改革が行なわれるのですが、大きな期待をしていただけに失望も大きかったというのが本音です。

2013年5月に示されたイメージ

2013年5月に示されたイメージ


これまで日本では『こども家庭福祉』に振り向けられる財源は極めて低かったのですが、『消費税アップによってその財源を確保する約束』になっていました。

消費税アップによって社会保障制度の安定財源が確保できると説明されてきました

消費税アップによって社会保障制度の安定財源が確保できると説明されてきました


しかし、みなさまご存知のとおり、安倍総理は増税の先送りを宣言して衆議院を本日解散しました。

国の動きはいつも不透明で、学童保育をはじめとする『こども家庭福祉の未来』は、まだまだ先行きは厳しいと感じます。

けれども国がどう動こうとも、フジノとしてはやるべきことは変わりません。

1つ1つの学童クラブを訪れて、目の前にある問題をしっかりと見つめて、議会の場で繰り返し指摘して、解決していくことをひたすら続けていくしかないと考えています。

さて、発言通告書の内容は下のとおりです。

2.学童保育が直面している様々な課題に対して、「選ばれるまち」を目指す市長が取るべき本市の「公的責任」を果たす具体的な取り組みについて

(1)学童クラブへの補助金のあり方を、横浜市のように人件費を積み上げる形に改善すべきではないか

市内の大半の学童クラブにおいて、指導員の給与は最低賃金と同じかそれ以下、社会保険には加入できない、という極めて劣悪な労働条件にある。
 
その理由は、学童クラブに対する本市からの補助(放課後児童健全育成事業補助金)が少ないためであり、「全国で1番高い利用料」と言われる保護者負担を徴収しても、全く待遇改善はできていない。
 
本市の学童クラブは「民設民営」でありほとんどが保護者による運営委員会方式を取っているため、指導員の契約上の雇用主は保護者となる。そもそも素人の集まりである保護者の運営委員会には経営の観点やコンプライアンスはない。

このままでは、時間外勤務の多さ・勤務体制・雇用形態・賃金など労働基準法違反などで保護者が訴えられるリスクがある。
 
したがって、指導員の生活を守り、保護者の訴訟リスクをなくすためにも、本市が現在行っている学童クラブへの補助の方法をゼロから見直して、横浜市が行っているように人件費を積み上げる形で補助する方式に変更すべきではないか。

(2)保護者の訴訟リスクをなくし、帳簿作成などの補助をできる体制を作るべきではないか

労働基準法違反の恐れがある現状を是正し指導員に社会保険を加入させられるようにするなど保護者の訴訟リスクを避けると共に、運営委員会の保護者に極めて大きな労苦を強いている「会計帳簿の作成」などの手間をなくすためにも、学童クラブには社会保険労務士や税理士など専門家の存在が不可欠だと私は考える。

こうした実務を担当し支援する専門家を、市の「公的責任」として学童クラブへ配置すべきではないか。

1学童クラブに1人の配置が財政的に難しいのであれば、近隣地域の複数の学童クラブをブロック化して、最終的に全学童クラブをカバーできる体制をつくるべきではないか。

(3)今後さらに小学校の教室に学童クラブを移設していく上で、学校側と学童クラブ側の相互理解を進めていくべきではないか。

ア.市長も既にご存知のはずだが、小学校の教室を利用しているある学童クラブの関係者に対して、当該学校の教職員が「学童保育なんて無ければ良いのに」との趣旨の発言をした。

教職員からこのような発言が出た背景を、市長と教育長はどのように考えているのか。

 
イ.他校とは異なり、すでに学童クラブが実際に小学校内にあって生の姿を毎日見ている教職員がこのような発言をしたという事態は深刻である。

施政方針で市長は「実施計画期間内に小学校の教室を利用する学童クラブを25クラブとする」と述べたが、単に小学校内に「物理的」に移すだけでは駄目なのだ。
 
学校と学童クラブが相互に理解を深める必要がある。

全国学童保育連絡協議会が実施した調査によれば、児童が小学校にいる時間は年間約1,221時間に対し、児童が学童保育にいる時間は年間約1,681時間に及ぶ。

「子どもたちの放課後の生活を保障するために極めて重要な存在である学童保育」について教職員の皆さまにもきちんと理解していただくように、市長・教育長は具体的な取り組みを行っていくべきではないか。

(4)開発に伴う学童保育ニーズの急激な増加への対策が必要ではないか


 
ア.マンションを初めとする中規模以上の開発の際は、必ずその地域において乳幼児・児童生徒数の増加が見込まれる。

例えば、中央地区に大規模なマンションが完成すれば、確実に保育および学童保育の量的な不足が起こる。

こうした事態に備えて、開発に当たる企業や事業体に対して「建物内への保育所・学童保育の設置を努力義務として課す」、もしくは「本市の教育・保育に対する指定寄付を努力義務として課す」など、実効性ある具体的な協力を求めるべきではないか。

 
イ.開発の結果、学童保育の急激な量的不足が実際に起こっている具体例が、浦郷小学校の隣地の大規模なマンション建設である。

小学校の隣地に大規模マンションが建設されました

小学校の隣地に大規模マンションが建設されました


これによって、『浦郷学童クラブ』は来年度新たな希望者がすでに27名もある。
   
現在の『浦郷学童クラブ』の施設規模では受け入れは不可能だが、本市には児童の放課後の生活を守る公的責任がある以上、対応しなければならない。
   
「浦郷学童クラブは保護者によって運営されているのだから、運営委員会によって抽選や所得状況などで選別するなど学童クラブ自身で判断すべき」といった対応では、市の公的責任を放棄している。

私は、市が責任を持って、浦郷小学校の第二校庭にプレハブを建て、全ての希望者の受け入れに対応すべきだと考える。

市長・教育長はこの学童保育希望者数の急増に対して、どのように対応するのか。

次の記事へ続きます)

精神保健医療福祉対策の現状と課題/厚生労働省障害保健福祉部精神・障害保健課長の冨澤一郎さんの講義でした

精神保健医療福祉改革の現状と課題を厚生労働省の方から伺いました

夜は、大学院での聴講の為に青山一丁目に向かいました。

2014年度前期に続いて中村秀一先生の講座『社会保障の政策形成の最前線Ⅱ』を受講しています。

国際医療福祉大学院の玄関にて

国際医療福祉大学院の玄関にて


今夜のゲスト講師は、冨澤一郎さん(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課課長)です。

今夜の講義のタイトル

今夜の講義のタイトル


精神保健医療福祉改革を実現したくて政治家に転職したフジノにとっては、まさにど真ん中の分野です。



進まない精神保健医療改革

厚生労働省キャリアの方であっても、精神保健医療福祉改革が10年経ってもほとんど進んでいない現状に、憤りを感じておられることがよく伝わってきました。

冨澤一郎先生の講義

冨澤一郎先生の講義


制度改革についてはフジノも常に追いかけているので、講義の内容そのものは知っていることばかりでした(すごい上から目線でごめんなさい)。

  1. 入院した患者さんがなかなか退院できない。
    →精神科病院側は常にベットが満床で無いと利益が確保できない、という弊害
  2. 外来の患者さんが増えている。

この現状は、10年前から全く変わりません。

フジノには怒りしかありません。



長く入院させる日本の精神科医療は、人を不幸にする

あらゆる機会に繰り返し書いてきたことですが、フジノは大熊一夫さんをヒーローとして尊敬してきました。

日本もイタリアのように精神科病院を廃止すべきだと考えています。精神疾患・精神障がいは地域での生活の中でしか治せないと考えています。

実際に、今日の講義でも示された下のデータを見て下さい。

平成23年に入院した新しい患者さんのうち、1年以内に退院できなかった方は5万人にものぼります。これは他の病気では考えられない多さです。

ある年に入院した方が1年以上入院する数は、5万人にものぼります

ある年に入院した方が1年以上入院する数は、5万人にものぼります


退院するまでどれくらいかかったか、その期間の長さによって、社会復帰できた人の割合がぐーんと下がってしまうこともハッキリとデータに表されています。

入院期間別の退院した方々のその後の状況

入院期間別の退院した方々のその後の状況


1年未満に退院できた方のうち、70%が家庭・社会復帰できています。

しかし、下のグラフに注目して下さい。

1年以上、さらには5年以上の入院期間ののちに退院しても、社会復帰ができていない…。

1年以上、さらには5年以上の入院期間ののちに退院しても、社会復帰ができていない…。


入院期間が1~5年の方のその後というのは、「他の精神科病院へ転院した」「精神科病院の中で別の科に移った」「死亡した」が55%にものぼっています。

つまり、『1~5年の入院期間の方々』は、半分以上もの方々が『家庭・社会復帰できていない』のです。

さらに『入院期間が5年以上の方々』は、「他の精神科病院へ転院した」「精神科病院の中で別の科に移った」「死亡した」が75%にものぼっているのです。

つまり、『5年以上の入院期間の方々』は、75%もの方々が『家庭・社会復帰できていない』のです。

精神疾患に対して、長期入院は弊害ばかりだとフジノは考えています。

一刻も早く退院をし、家庭・地域社会での生活に戻ること・働くことこそが精神疾患を治し、リカバリーにつながるのだとフジノは考えています。

(*これはフジノの主張であって、決して厚生労働省の考えでも富澤障害保健課長のお考えでもありません)



厚生労働省に遊びに来て自由に意見交換してほしいと言われて感激しました

フジノにとって、厚生労働省の取り組みは生ぬるい、精神科病院の利益を(結果的に)守ってばかりいる、という想いがあります。

けれども、今夜の講義で1つだけ嬉しかったことがありました。

長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策の今後の方向性

長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策の今後の方向性


冨澤課長のお話でひとつ嬉しかったのは、

「精神医療サバイバーの広田和子さんが、厚生労働省の私のところによく遊びに来て、精神保健医療福祉の現状について意見交換していくんですよね〜。こんなふうにみなさんもふらりと遊びに来て、意見交換してほしいんです」

なんてエピソードを話して下さったこと!

構造改革によって実現される病院の将来像(イメージ)

構造改革によって実現される病院の将来像(イメージ)


広田和子さんとは仲良しですし、「あいかわらずアクティブだなぁ」と感心しました。

改正された精神保健福祉法の概要

改正された精神保健福祉法の概要


そして、まさか厚生労働省のキャリア、しかも課長が「ふらりと遊びに来て意見交換してください」なんて言って下さったこと自体に感動しました!

とてもユニークな冨澤課長!

とてもユニークな冨澤課長!


そんな方が厚生労働省に居て下さることが本当にありがたいです。



こどもたちの健やかな暮らしの場を10年間も続けてくれてありがとうございます/浦郷学童クラブ10周年記念式典へ

浦郷学童クラブ開設10周年記念式典へ

市立総合高校のある久里浜から、大急ぎで追浜の浦郷小学校へ向かいました。

浦郷小学校にて

浦郷小学校にて


今年4月に浦郷小学校の中に移転した『浦郷学童クラブ』が、開設10周年を迎えた記念式典が今日、行なわれたのです。

見学をさせていただいたり一般質問を行なったことなどのご縁もあって、フジノもお招きいただきました。

浦郷学童クラブ 10周年記念式典のお知らせ

拝啓皆棟、益々ご発展のこととお喜び申し上げます。
さて、浦郷学童クラブは本年度、10周年を迎えることができました。

また、かねてからの願いであった浦郷小学校への入所を今年4月から実現でき、気持ち新たに新しい学童での生活を送っております。

つきましては、10周年と新しい学童へのお披露目の機会を兼ねての式典を開催させていただきます。

お招きいただいて、10才の誕生日をみんなでお祝いする大切な場に立ち会わせていただいたこと、フジノは本当に嬉しかったです。

浦郷学童クラブ10周年記念式典プログラムより

浦郷学童クラブ10周年記念式典プログラムより


式典は、体育館を会場にして行われたのですが、大盛況でした。

浦郷学童クラブに通っていた歴代のOB・OGのみなさんたちがお祝いに駆けつけました

浦郷学童クラブに通っていた歴代のOB・OGのみなさんたちがお祝いに駆けつけました


現在利用しているこどもたち・保護者の方々・運営委員・指導員の方々はもちろんのこと、歴代のこどもたち(大人になっています)をはじめ、歴代の保護者の方々、歴代の指導員の方々もいらっしゃいました。

横須賀市学童保育連絡協議会をはじめ、たくさんの来賓もお祝いに駆けつけました

横須賀市学童保育連絡協議会をはじめ、たくさんの来賓もお祝いに駆けつけました


場所そのものは、変わりました。商店街にあった古い建物から、新たに小学校の中へ移転しました。

けれども『浦郷学童クラブ』が、卒業してからも帰ることができる・愛されている場であることが、とてもよく伝わってきました。

来賓あいさつをする井坂しんや議員。御自身のお子さんも学童クラブを利用していらっしゃいます。

来賓あいさつをする井坂しんや議員。御自身のお子さんも学童クラブを利用していらっしゃいます。


来賓あいさつとして、市議会議員もお祝いの言葉を述べる機会をいただきました。

来賓あいさつ、「学童クラブへの公的責任の甘さ」をフジノはお詫びしました

フジノからはお祝いの言葉だけでなく、6月議会の一般質問で取り上げた事柄のうち、今も横須賀市が改善していない事柄についてのお詫びを申し上げました。

横須賀市内の学童クラブの大半が、今までは民間の借家やビルの中で運営してきました。

それを吉田市長は『2期目の方針』として「横須賀市は2017年度までに市内の25学童クラブを小学校の教室へ移転していく」と打ち出しました。

横須賀市の「第2次実施計画」より

横須賀市の「第2次実施計画」より


『浦郷学童クラブ』は、まさにその1例目にあたるモデルケースなのです。

しかし、フジノが指摘したとおり、『こどもたちの生活に必要な最低限度の施設整備』さえ不十分なままです。

『市長の方針』と強く謳っていながら、ただ形だけ「学校に移した」のでは、しわ寄せはこどもたちに来るのです。

学童クラブとは、スペースだけあれば良いのではありません。放課後に『自宅のかわりにこどもたちが暮らす場所』なのです。

6月議会でフジノは、以下のことを指摘しました。

  • 市内の小学校は全ての教室にエアコンが設置されているのに、浦郷学童クラブにはエアコンが設置されていない。夏は暑く、冬は寒い中で、こどもたちの健康は守られるのか。
  • 固定電話が引かれていない。何かがあった時、どうやって連絡をとるのか。すぐ教育委員会が動いて電話事業者と交渉すべき
  • 教室についている『手洗いうがい用の流し』はあるが、『調理をする為の流し(シンク)』が設置されていない。これではおやつ作りにも不衛生でダメ。
  • 玄関にひさしが無い為、雨の日もこどもも保護者も雨に濡れながら傘をたたんで学童クラブの出入りをしている。ひさしを設置するのは当然のはず。
  • 夜間に足元を照らす街灯が無くて、冬の夕方は真っ暗で危ないし、こどもたちは怖い想いをする。最後に帰る指導員の方々も危ない。

今では、固定電話は実現しました。これは市のチカラです。

電話とファックスは固定回線でつながるようになりました。でもまだインターネットは未接続です...

電話とファックスは固定回線でつながるようになりました。でもまだインターネットは未接続です…


しかし、その他については『市は何もせずに放置したまま』もしくは『保護者の負担によって改善された』という状況です。

やっとエアコンがついて、こどもたちの健康も守られるはず

やっとエアコンがついて、こどもたちの健康も守られるはず


エアコンは、7月に設置済み。シンクは、8月に設置済み。

どちらも、保護者のみなさんがお金を出し合って設置しました。

ひさしは、市は何もせずに『放置』です。

街灯も「保護者が迎えに来る時は懐中電灯を使えばいい」と、市は『放置』です。秋も深まり、日が暮れるのはどんどん早くなってきました。

市議会で市長が行なった答弁とは異なり、懐中電灯を使って迎えに来ている保護者の方なんて、実際にはいません。仕事場から急いで学童クラブにこどもを迎えに行くのに、懐中電灯なんて持ってきてないんです。

現場を見てほしいです。

市職員もちゃんと夜に来て、保護者がこどもたちを迎えに来る時間帯に見てほしいです。指導員の方々が帰る最後の時間まで立ち会ってみてほしいのです。

それをやっていないから、市議会で事実とは違う答弁を平気でしてしまう(つまり、ウソの答弁をしたのです)。

だからフジノは「しょせん吉田市長の『学童クラブを学校の中に移す』という方針なんて中途半端でこんなものか」と感じています。

『浦郷学童クラブ』に先頭を切って小学校の中に移転していただくことで、いろいろな課題を見つけて、一緒に悩み、見つけた改善点をひとつずつ実行していく。このモデルケースをもとにして、2017年度までに25学童クラブを学校内に移転させることを成功させるのです。

こうした市の当たり前の責任が果たされていないことを、フジノは来賓あいさつの場で、率直にお詫びいたしました。

来賓挨拶って、明るいことや楽しいことだけ話せれば良いのに、なかなかフジノの場合にはそれができなくて残念です(涙)。

式典の後は、学童クラブへ場所を移して懇親しました

来賓あいさつの後は、楽しい時間です(笑)

これまでの10年間の浦郷学童クラブのすさまじい数の写真をまとめたスライドショーが上映されました。

10年間の歴史を紹介するDVD。涙を流しながらご覧になっておられる方もいらっしゃいました

10年間の歴史を紹介するDVD。涙を流しながらご覧になっておられる方もいらっしゃいました


笑いあり、涙あり、とてもよくできていました。

(編集された方はものすごく大変な手間と時間がかかったことと思います。おつかれさまでした!)

さらに、こどもたちの出し物もありました。

こどもたちの出し物として、縄跳びを見せてくれました。お見事でした!

こどもたちの出し物として、縄跳びを見せてくれました。お見事でした!


ダブルダッチ、お見事でした。

こうして1時間半の楽しい式典は終わりました

こうして1時間半の楽しい式典は終わりました


さらに式典が終わった後は、体育館を出て、学童クラブへと向かいました。

こどもも元こどもも元気いっぱい/とても貴重な意見交換をすることができました!

それにしても、こどもたちのエネルギーに、フジノはすごく元気をもらってしまいました。

決算議会のまっただなかということもあって過労&睡眠不足でフラフラだったのですが、こどもたちの姿を見ているうちにすっかり元気が戻ってきました。

また、かつて浦郷学童クラブを利用していた元こどもたちの楽しそうな会話を聴いているうちに「やっぱり学童クラブっていいものだなぁ」と再確認しました。

学童クラブを利用していた児童OB・OGにお話を伺える機会なんて、めったにありません。

ものすごく貴重な機会でした。

OB・OGのみなさんたちが記念撮影

OB・OGのみなさんたちが記念撮影


さらに、お祝いに駆けつけた他の学童クラブの指導員の方々や保護者の方々ともたくさん意見交換をさせていただきました。他の学童クラブを見学させていただく約束も、数カ所オッケーが出ました。

実行委員長の國枝さんとフジノ

実行委員長の國枝さんとフジノ


すっかり学童クラブの部屋に座り込んで和んでしまったフジノは、こどもたちや元こどもたちや保護者の方々や指導員の方々と1時間半も語りまくってしまいました。

追浜東町商店街(前はこの商店街に浦郷学童クラブは位置していたんですよー)

追浜東町商店街(前はこの商店街に浦郷学童クラブは位置していたんですよー)


パシフィコ横浜へ向かうべき時間を大幅に過ぎていることに気づいて、追浜駅まで走って向かいました。

でも、とても楽しかったです!

こいちゃんを筆頭に、『浦郷学童クラブ』のこれまで10年間に関わった全ての方々に、こころからお祝いを申し上げます。10周年、おめでとうございます。

これからの浦郷学童クラブ(もちろん他の学童クラブも)がこどもたちの健やかな成長の為にさらに良い場となるように、政治家としてフジノも全力を尽くしていきます。

市民のみなさま、学童クラブは『放課後の家庭』であるとともに、『異年齢のこどもたちが社会性を身につけられる場』『核家族時代でも大家族でいられる素敵な場』です。

どうか市民のみなさまも、学童クラブにチカラを貸して下さいね。

よろしくお願いします!

知って学んで意見交換して、みんなで「学童クラブ」を高めていこう!/三浦半島学童保育研究集会へ

第11回となった「三浦半島学童保育研究集会」に参加しました

今日は、総合福祉会館へ向かいました。

第11回を迎えた『三浦半島学童保育研究集会』に参加する為です。

「第11回三浦半島学童保育研究集会」プログラムより

「第11回三浦半島学童保育研究集会」プログラムより


名前のとおり、三浦半島の横須賀市・三浦市・逗子市・葉山町の学童保育に関わるあらゆる立場の方々が集まって、みんなで意見交換をして、ともに学びあっていこう、という素敵な場です。

会場にて

会場にて


『学童保育(学童クラブ・放課後児童健全育成事業・放課後クラブなど呼び名はいろいろあります)』といっても、それぞれのまちごとにいろいろなことが違います。

  • スタートした年
  • 位置づけ(逗子市は公設民営。葉山町では公設公営+民設民営。横須賀・三浦は民設民営)
  • 運営主体(横須賀は運営委員会+法人、三浦市は全て保護者会、逗子市は株式会社+保護者会)
  • 保護者が支払う保育料(葉山町では無料。逗子市は1万2,000円。三浦市は1万5000〜1万6000円。横須賀市では1万8,000〜2万5,000円!)
  • 学童クラブが入っている建物(逗子市では全ての小学校に学童クラブが必ず入っている。他のまちは一部学校・残りは民家やアパートやマンションや空き店舗での賃貸など)
  • 学童クラブが開所している時間帯

などなど、何もかもが異なります。

第6分科会資料より

第6分科会資料より


さらに、それぞれのまちの学童クラブもいろいろな形があります。どれが「正解」というものはありません。

そうした『違い』を学びながら、お互いの『良い所』を学びあって、どんどん取り入れ合っていくことがとても大切だとフジノは考えています。

何度目かの参加になりますが、毎回参加するたびに『学び』があります。今日もたくさん『学び』がありました。



第6分科会「三浦半島の学童保育」に参加、意見交換をしました

午前は全体会、午後は6つの分科会に分かれての取り組みとなりました。

  1. 入門講座「学童保育ってなあに?」
  2. 「今どきの子どもたち〜子どもの姿に悩んだら〜」
  3. 「子どもを取り巻くインターネット事情とその課題」
  4. 「今、学校で」
  5. 「一緒にあそぼう」
  6. 「三浦半島の学童保育〜各地域の課題、運動の交流〜」

フジノが選んだのは、第6分科会です。

『三浦半島の学童保育〜各地域の課題、運動の交流〜』

平成27年度に本格実施される『子ども・子育て支援新制度』に向け、全国どの自治体でも『子ども子育て会議』を設置し、学童保育に関しても支援計画や『整備および運営に関する条例』の策定を進めています。

条例に関しては、すでに横須賀市では条例案を示しパブリックコメントを実施、議会で審議がなされています。

三浦市、逗子市そして葉山町でも今年中に条例案の審議がされる運びとなります。

これからの学童保育施策に関わる各自治体の動きを交流し、私たちの望む学童保育を求めるために 今後どのような運動(働きかけ)が必要とされるのかを考えていきましょう。

  1. 学童保育に関する国の動きはどうなっているのでしょう。
    • 児童福祉法の改正
    • 子ども・子育て支援新制度
    • 子ども・子育て支援事業計画
    • 放課後児童クラブの設備及び運営に関する条例(省令)
    • 放課後児童支援員
    • 放課後子ども総合プラン
  2. 自己紹介も兼ねて各地域の現状と課題を出し合いましょう。
    横須賀市、逗子市、三浦市、葉山町
  3. これからの働きかけ

ついおとといの本会議で、横須賀市では『放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例(通称・学童保育条例)』が成立しました。

(まさに)ずっとこの条例(学童クラブの設備や運営の最低基準を法律で定めること)をフジノは追いかけ続けてきました。

第6分科会へ参加しました

第6分科会へ参加しました


それにもかかわらず、横須賀市議会ではフジノ1人だけが反対票を投じ、反対討論にまで立ちました。

何故そうした決意を持つに至ったのか、率直な想いを語りたいという気持ちもありました。

また、三浦半島の他市町はこの条例を議会に提案していません。だから、他のまちの方々にも参考にしてほしいという想いもありました。

意見交換が続きました

意見交換が続きました


この分科会は、約25名の参加でした。

横須賀は約15名、三浦・葉山・逗子からは約5名です。

メンバーは、学童クラブの指導員の方々、保護者の方々、行政の担当者の方々、そして政治家。

しかし、1つ、とても残念なことがありました。

三浦・葉山・逗子からは、こども家庭福祉カンケーの行政担当者の方々が出席されていました。

けれども、横須賀市役所からの参加はゼロでした(涙)

市議会議員の参加は、横須賀からはフジノ、葉山町からは長塚かおる議員でした。

とても良い意見交換ができました。フジノもどんどん発言しましたし、他のまちの方々に質問もたくさんしました。

休憩時間もありましたが、そこでもフジノも意見交換を続けました。



次の勝負は「子ども・子育て支援事業計画」づくりです!

現在の学童クラブを、こどもたちが健やかに安心して暮らしていかれる場にする為に、これからも改善しなければならないことばかりです。

今日の研修は、『その為にやらねばならない多くのこと』をフジノにたくさん教えてくれました。

「子ども・子育て支援事業計画」策定作業

「子ども・子育て支援事業計画」策定作業


『条例』は成立しましたが、次は『子ども・子育て支援事業計画』づくりです。

下は、横須賀市の計画づくりのスケジュールです。

日程内容
平成26年10月第8回分科会
審議内容: 計画案(パブリック・コメント手続案) について
平成26年11月パブリック・コメント手続
平成27年1月第9回分科会
審議内容: パブリック・コメント手続の結果
平成27年1月児童福祉審議会
市長へ計画案の答申
平成27年3月議会報告・計画公表

計画の事務局案はすでにほとんど出ています。

フジノとしては先日の一般質問でも、計画事務局案に足りない視点を指摘しました。

今回の『学童クラブ条例』策定で盛り込めなかったことは、計画の中にしっかりと位置づけるように努力したいです。

学童クラブ関係者のみなさま、12月議会に向けてもう1回、意見交換しましょうね!

ということで、今日の研修は本当に素晴らしい機会となりました。

こどもたちの健やかな暮らしを守る為にがんばっている三浦半島のみなさんと、来年も再来年もぜひこの場でお会いしたいです。

本日はありがとうございました!



横須賀市教育委員会による「体罰の実態を把握する緊急調査」

横須賀市でも教職員による体罰の調査を実施します

1月30日の活動日記でお知らせした通り、横須賀市でも『体罰の実態調査』を行なう方針となっていました。

その具体的な内容について、本日、教育長から報告がありました。

「部活動及び学校生活全般における体罰の実態把握に関する緊急調査」について

本市教育委員会では、市立学校における体罰の実態を把握し、緊急事案に対しては適切な対応を講ずるために下記の要領で調査を実施します。

この調査により児童生徒が安全かつ安心して学校生活を送ることができるように、また、各学校において教職員間の体罰に関する議論を深め、その根絶に向けた取組を推進するための契機とすることを目指します。

1.調査対象
横須賀市立学校(小・中・高等学校・特別支援学校)の全児童生徒及び保護者、全教員
※ 小学校及び特別支援学校については、保護者の協力を得るなどして、実施する。


2.調査内容
部活動及び学校生活全般における教員等による体罰について


3.調査用紙

  • 調査用紙は、質問用紙と回答用紙を別々にする。
  • 質問用紙及び回答用紙は、各校在籍児童生徒数分を配付する。



4.調査期間
各校種の行事等を考慮し、配布日を設定した。

高等学校1・2年生2月8日(金)配布
小学校・特別支援学校2月13日(水)配布
中学校2月20日(水)配布
高等学校3年生2月27日(水)配布

5.調査方法

  • 各担任より、児童生徒に調査用紙を配布し、自宅に持ち帰らせる。
  • 児童生徒が体罰を受けたり、見たりしたことがある場合、その状況を回答用紙に記入し、指定の封筒にて市教育委員会に郵送する。(該当がない場合は郵送しない)



6.結果の公表
調査結果については、平成25年4月30日までに文部科学省に報告する県教委は、文科省に合わせて5月頃公表する予定。

どのようなものであっても体罰はダメだとフジノは考えています。

調査によって可能な限り実態を明らかにして、現状が変わっていくことを願っています。



横須賀市でも「体罰の実態調査」を行なう方針が決まりました

全国で体罰の実態調査へ

大阪の市立高校における『体罰』による生徒の自殺がきっかけで、マスメディア・政府が『体罰』について連日取り上げています。

文部科学省は全国調査を行なうことを決めました。

それを受けて、神奈川県教育委員会では今日1月30日に記者発表を行ないました。

『県立学校の「部活動および学校生活全般における体罰の実態把握に関する緊急調査」を実施します』

というものです。

調査の目的

県立学校における体罰の実態を把握し、緊急事案に対して適切な対応を講ずることで、児童生徒が安全かつ安心して学校生活を送ることができるようにする。

また、各学校において教職員間の体罰に関する議論や認識を深め、体罰の根絶に向けた取組みを進めるための契機とする。

調査を行なう対象は、生徒・保護者・教職員です。

調査内容

文部科学省への報告項目に即して、調査項目を設定

(1) 児童生徒、保護者向け調査
平成24年度(4月からこれまで)中の部活動及び学校生活全般における教職員による体罰について

調査項目

  • 体罰を受けた、又は見たことの有無
  • 体罰を受けた場合、その態様、行なった者、状況(場面、場所)、被害状況
  • 体罰を受けての影響、対応
  • 体罰を見た場合、その態様、行なった者、状況(場面、場所)
  • 体罰を受けた、又は見た場合の具体的内容
  • 保護者の意見等

(2) 教職員向け調査

  • 平成24年度(4月からこれまで)中の体罰行為の有無、行なった場合の具体的内容
  • 他教職員による体罰行為を見たことの有無、見た場合の具体的内容

1月31日から2月13日までが調査期間です。

心配なのがプライバシーが守られるかという点だと思いますが、調査方法は下の通りです。

調査の方法

(1) 児童生徒、保護者向け調査
原則として、児童生徒・保護者が回答用紙に記入して、県教育委員会に直接郵送する。

【具体的な流れ】

  • 県教育委員会から、各学校に質問用紙及び回答用紙を配付。
  • 各学校において、児童生徒に質問用紙及び回答用紙を配付。
  • 自宅で回答用紙に記入。その際、学校名と学年の記載は必須とするが、氏名は無記名でも可とする。
  • 回答用紙を3つ折りして厳封し、2月13日までに投函。

なお、希望により、各学校の教頭に直接提出することも可とするが、学校では、未開封のまま県教育委員会に持参する。

(2) 教職員向け調査
各教職員が記入し、校長に提出。校長がとりまとめ、事実確認を行ったのち、県教育委員会に報告する。

結果の公表

調査結果については文部科学省に報告(4月30日期限)。同省の公表に合わせて公表を予定。




横須賀でも実態調査を行なう方針

横須賀市教育委員会でも、実態調査を行なう方針が決まりました。

具体的な内容については調整中と聴いていますが、ほぼ神奈川県と同じ方法で行われるのではないかとフジノは考えています。

神奈川県の調査票はこのようなものです。

県教育委員会の調査票

県教育委員会の調査票


県教育委員会の調査票

県教育委員会の調査票


以下、合計4ページにわたって続きます。

この調査票は、文部科学省の質問項目に基づいていますが、横須賀市はさらに独自の質問を加えることもできます。

回答は、回答票に記入します。のりづけをして提出します。

県の教育委員会の回答票

県の教育委員会の回答票


教職員に向けても調査を行ないます。

県の教育委員会の調査票

県の教育委員会の調査票





体罰を無くす為に

当然ながら、調査をするだけでは終わりません。

実態を把握したら、次は対応です。

神奈川県教育委員会では次の方針を発表しています。

調査結果への対応

  • 調査により寄せられた全案件について、県教育委員会から各学校に事実確認を指示し、結果の報告を求める (事実確認にあたっては、必要により県教育委員会が関与)。
  • 緊急事案に対しては、迅速な対応を行なう。
  • 各学校において教職員間の体罰に関する議論や認識を深め、体罰の根絶に向けて教職員自らが考える契機とする。

こうした対応についても横須賀市教育委員会でも同じく行なうはずです。



体罰は無くさねばならない

上の世代では体罰を容認する発言や考え方が根強く残っていますが、フジノは全く賛成できません。

大学時代、フジノは教育学部に在籍していました。学校教育法において体罰はハッキリと禁止されていることは学部生でも知っています。

また、2007年2月5日の文部科学省初等教育局長通知においても、

「児童生徒への指導に当たり、学校教育法第11条ただし書きにいう体罰は、いかなる場合にも行なってはならない」

と明記されています。

そして、大学時代のフジノの専攻は心理学ですが、発達心理学の観点においても、どのような理由があってもこどもたちを教育する上で体罰に効果はありません。

体罰は無くすべきです。絶対に。



フジノが行なう一般質問の内容はこちらです/2011年12月議会

12月議会でフジノが行なう一般質問はこちらです

まもなく11月29日から12月議会がスタートします。
 
市長への一般質問は11月29日・30日の2日間と決まりました。

一般質問の為にあらかじめ質問の内容を通告することになっていますが、けさがその締め切りでした。

フジノが今回の一般質問で行なう質疑の発言通告書は、下の通りです。

1.放射能からこどもたちの健康と安全を守るための横須賀市の様々な取り組みの必要性について

(1)高い濃度の放射性物質を含む側溝汚泥などが学校敷地内に放置された問題の原因究明について

教育委員会からの通知に基づいて各学校は夏休みに側溝や雨どい等の清掃を行なったが、発生した汚泥などの処理方法に対する周知が十分でなかった為に鶴久保小学校をはじめとする複数の学校において、放射線量の高い汚泥や落ち葉などが学校敷地内のこどもたちが日常的に接触しうる場所に数ヶ月にわたって野ざらしになっていた。

この過ちによって、本来ならば避けることができた被曝(外部・内部とも)をこどもたちが受けた可能性がある。

放射性物質に関する対応の主管課は市民安全部だが、市民安全部と教育委員会が連携して正確な知識に基づいた対応を行なっていればこのような事態は起こらなかったのではないか。

再発を防止する為には今回の事態が起こった原因を必ず検証すべきだが、市長はどこに問題があったと分析しているか。


(2)放射性物質・測定機器・除染などに関する正確な知識を学ぶ機会を設ける必要性について

放射性物質などに関する基礎的な知識が無いままに行動をすることで、善意に基づいた行動であっても、逆に被曝リスクを高めてしまうことが起こりうる。

例えば、公園や道路の側溝や側溝升などを清掃して下さる町内会やボランティアの方々は放射性物質や適切な除染の知識と手法を理解していなければ、今回の鶴久保小学校と同じ事態を起こしうる。

したがって、放射性物質に関する基礎的な知識や測定機器の使い方や適切な除染方法などに関する正確な知識を学ぶ機会を設けて、保護者や児童生徒をはじめとする市民のみなさま、市職員、教職員、用務員、学童保育や市民開放している体育館利用者や地域スポーツチームなどの学校関係者などあらゆる関係者に広く啓発すべきではないか。


(3)市が行なっている除染の基準値を引き下げる必要性について

本市では11月から全市立学校を対象に側溝土砂中心の放射線量の再測定を開始して毎時0.59マイクロシーベルトを超える線量が検出された場合には除染を行なっている。

基準値を地表高1センチメートルで毎時0.59シーベルトと設定した理由は市長が自らのブログにて説明をしているが、 「1日8時間校庭での活動を210日間続けた場合に1ミリシーベルトに達する線量」という計算に基づいている。

しかし、これはあくまでも外部被曝の基準値であって乾燥した土ぼこりを吸い込んだり、泥だんごで遊ぶこどもたちの内部被曝リスクを考えれば、値が0.1違うだけで除染をしないというのでは不十分な対応である。

したがって、毎時0.59マイクロシーベルト以上の値が検出された場合には、例え0.59マイクロシーベルトより低い値であっても、その地点を含む一連の側溝土砂や落ち葉なども一括して除染の対象とすべきではないか。


(4)除染により埋設した土などを学校敷地内から早急に移動させる必要性について

11月15日現在で市立20小中学校の再測定と除染を終えているが、除染の方法は、土砂などの処分先が決まるまでの処置として学校敷地内に埋設している。

しかし、そもそも敷地内に埋設することに保護者の理解は得られておらず、学校ごとに立入禁止の表示やロープの有無など対応がばらばらなことも含めて、全く不安感は拭えていない。

ア.学校敷地内への埋設は仮置きであることの確認について

教育長は「処分先が決まるまでの仮置き」だと明言しているが、市長も敷地内への埋設はあくまでも仮の対応だと明言していただきたい。


イ.埋設場所の統一的な管理対応を取る必要性について

市民安全部が教育委員会としっかり連携して、埋設場所へこどもたちや近隣地域の方々が立ち入ることの無いように全ての学校で統一的な管理対応を取るべきではないか。


ウ.埋設した土のう袋を早急に学校敷地外に移す必要性について

保護者・教職員をはじめとする学校関係者の想いは最終的な処分場が決まるまで学校敷地内へ埋設しておくことでは無く、こどもたちが決して接触する可能性が無い学校外の別の場所に一刻も早く移すことである。

しかし、この問題は教育委員会だけでなく、市長部局の判断が必要である。

したがって、学校敷地外へ移す為に市長の早急な決断が求められているが、市長はどのようにお考えか。


(5)可能な限り全ての情報をオープンにする必要性について

かねてから市長は 「安全は届けられないが安心は届けたい」という趣旨の発言をしてきたが、学校の再測定・除染のスケジュールを知りたい、立ち会いたい、という保護者の願いを無視している。

保護者の不安を拭い、信頼を高めるには事前に情報をオープンにすべきである。

市長が本当に安心を届けたいと考えるならば、スケジュールを含めたあらゆる情報をオープンにすべきではないか。

2.市民自らの手で測定できる体制づくりへの支援の必要性について

(1)放射線量測定機器の市民への貸出の必要性について

すでに全国の多くの自治体で放射線量測定機器の市民への貸出が行なわれているが、市民のみなさまが身近な場所の放射線量を自ら測定が可能になることで不安を拭うことにつながるだけでなく、市職員の測定だけでは限界がある中、実態把握に市民の協力を得て、きめ細やかな放射線量の監視体制の強化の効果も得られる。

本市でも早急に放射線量測定機器を市役所や行政センターに増台配備して市民のみなさまへの貸出を行なうべきではないか。


(2)放射線量測定機器の学校・幼稚園・保育園などへの配備の必要性について

市立学校での再測定が開始して以来、多くの学校関係者から放射線量測定機器を配備してほしい、との要望が出ている。

福島第一原発事故が完全に終息していない以上、今後に備える意味でも、学校・幼稚園・保育園など、こどもたちに関係する公共施設に早急に測定機器を配備すべきではないか。


(3)食材などを持ち込んで測定ができる市民放射能測定所の設置の必要性について

肉や野菜や飲料水などからの内部被曝の不安を解消する為にも、一定の使用料を徴収されても食品の放射線量を測定できる場所が身近に設置されることを望む声が市民の間に増えている。

保健所や健康安全科学センターなど身近な場所に、市民が食材を持ち込んで放射性物質の測定をできる体制が必要ではないか。

3.東京電力に対して求める損害賠償の検討状況と今後の対応について

福島第一原発事故に起因する様々な安全確認の費用は東京電力に対して本市は損害賠償を請求すべきだが11月17日付けの読売新聞で本市も賠償を求める方針だと報道された。

本市の賠償請求についての検討状況と今後の対応はどのようなものか。

4.市の在るべき姿勢として「現場を訪れること」の必要性について

9月議会での一般質問において、市内浦郷にある天然ガスコンバインドサイクル発電所を市長及び担当部局は実際に視察されたかと問うたが、敷地の外から眺めたのみとの答弁だった。

その後、担当部局はこの発電所を視察に訪れたのか。

5.セクシャルマイノリティとされる方々への支援について

9月議会での一般質問において、いわゆるセクシャルマイノリティとされる方々への理解と支援を求める提案を行なったが、それを受けて本市はさっそく11月16日に『かながわレインボーセンターSHIP』への視察を実施した。

セクシャルマイノリティとされる方々への支援について『SHIP』への視察も含めたその後の検討状況はどのようなものか。



以上です。

質問の順番は、11月28日の議会運営委員会で決まります。



がんばれ、逗子高校吹奏楽部!必ずこの危機を乗り越えていけるはず。

「神奈川の公教育を考える会」@逗子へ参加しました

今日は夕方から雨の中、逗子へ。

県立逗子高校のOB・OGの方々に招かれて『神奈川の公教育を考える会』(第1回)に参加してきました。

この集まりの主旨をフジノ的に要約すると

  • 神奈川県は、こどもたちの関心にそった高校に進学できるように『学区』を撤廃した
  • 各学校の『特色を』もとに、こどもたちは受験する高校を選んだ
  • しかし、進学してみたら、その特色の1つである部活動の顧問が異動してしまった
  • 『教職員の人事異動制度』と、『学校の特色をうちだすこと』との両立が実際には今、実現していないのではないか
  • 『生徒たちの想い』がないがしろにされていないか

 
というものです(そうであってほしいです)。

具体的には、逗子高校の吹奏楽部の顧問であったA先生が今年4月に『異動』になってしまったことがきっかけで、その『異動』に納得ができない現役の生徒たち、OB・OGたち、保護者たち、地域の方々が立ち上がった、というものです。

フジノはかねてから逗子高校の吹奏楽部の演奏を高く評価してきたことから、
 
「参加してほしい」

と連絡を受けました。



稚拙な運営にはとても戸惑いました。でも「熱意は本気だ」と感じて参加しました

けれども(あえて書きます)、その稚拙な運営に、実はフジノはとても戸惑いました。

「来てほしい」

との連絡をいただいたのは2日前の夜中。

詳細が全く分からない内容だったので、もう1度詳しい連絡がほしいと返事を出しました。

それに対するお返事をいただいたのが今日のお昼で、誰が参加するのかとかプログラムも全く分からず。

再度の返事にも責任者も連絡先も会場のどの部屋でやっているかも書いてありませんでした。

当日そこに行くまではフジノの他に誰が来ているのかも分からない、という始末。

ふだんだったら数週間前くらいに正式に依頼していただかなければ事前の準備も必要ですし、あらゆる人々へのヒアリングもしたいですし、それができないままでは横須賀市議会議員として責任ある発言もできません。

お断りするつもりでした。
 
けれども、現役の高校生たちが強い問題意識を持っているということに、とても好感を抱いたので、急遽スケジュールをやりくりして参加することにしました。

結局、政治家で参加していたのは県議会議員の近藤大輔さん(民主党)と横須賀市議のフジノ、という他の集まりでは絶対にありえないフシギなタッグでした。



「顧問の先生が人事異動で逗子高校からいなくなったから助けて」がテーマ?

会場は、50人くらい来ていたでしょうか、
 
まず、現役の逗子高校吹奏楽部の生徒たちがぎっしりと居て、そのOB・OG、保護者会の方々、逗子高校体操部の保護者の方々、池子愛好会の方などが参加されていました。

フジノはよく分からないままに、発言者席へ座らせられました。
 
「むう。やっぱり発言するんだな」と思いながら配布された資料を全て読みまくりました。

当日に配布されたたくさんの資料

当日に配布されたたくさんの資料


さて、プログラムはこんな感じでした。

(1)逗子高校吹奏楽部の実態のプレゼンテーション
(2)高校生たちによる主張
(3)OB・OGによる主張
(4)保護者たちによる主張
(5)一般の方々の主張
(6)問題提起・ディスカッション

 
下の写真は、司会の石橋さん(逗子高校の吹奏楽部OB)。

司会の石橋さん

司会の石橋さん


(1)~(5)を、あえてひとことで言います。

私たち吹奏楽部は輝かしい成果も残しているし、地域に対する貢献もとても多く行なっている。

それを生み出したてここまで築きあげたのは顧問のA先生だ。

私たち吹奏楽部メンバーは、顧問のA先生を大好きだ。

A先生の異動によって伝統ある吹奏楽部のレベルは、維持できない可能性がある。

A先生が顧問であることを信じて逗子高校を受験したのに神奈川県教育委員会にだまされた。

この異動はおかしい。

このような内容を、高校生たちが涙ながらに語りました。

「それだけ生徒や保護者に愛されているA先生は幸せ者だ」と感じながらも、フジノは反論したくてたまりませんでした。



あえて厳しいことを大人がちゃんと伝えることが「愛情」だとフジノは信じています

(6)でようやく近藤県議やフジノも発言するチャンスが回ってきたので、あえてフジノは厳しいことを言わせていただきました。

・まず、逗子高校の吹奏楽部の様々な活躍は理解しています。ショークワイヤーが好きで、定期演奏会にもあえて聴きにいくほど好きです。その前提で、反論します。

・僕は横須賀市の政治家ですが、現在の本市に教職員の人事権は無く、神奈県に『人事権』があります。

・しかし、地方分権によってまもなく中核市・横須賀にも教職員の人事権が渡されることになります。

・したがって今回の問題は、将来的に横須賀にも起こるべく問題として自分の問題として捉えて責任をもってお答えしたいと思います。

・「顧問の先生に戻ってほしい」という署名活動まで行なったほどに正しいと信じる自らの活動を「自分たちの活動はエゴです」などと自己卑下すべきではありません。

・また、今日はたくさんお話をうかがいましたけれども「涙を流しながらの感情論」には僕は1つのお話にもこころを動かされませんでした。

・感情論をふりかざしたり、自らの活動に酔わないで、「大人を説得できるように」「しっかりと論理的」に「今回の活動の意味」を「説得」してほしいと政治家として僕は考えています。

・僕は自殺予防と精神保健福祉が政策のメインで教育行政についてはかなり弱いけれども、それでも政治家として5年以上活動してきた僕ですから、『行政』や『官僚』というものがどんなかよく分かっています。

・だから、これから僕が行なうみなさんへの反論をぜひみなさんは論破してほしいと思います。

・僕を説得することさえできなければ、それ以上にガンコな教育委員会や県知事を動かすなんて事は不可能だからです。

・みなさんには感情論以外に教育委員会に対して、「今回の異動がダメだ」と論破できる『論理的な根拠』は無いのですか?

・ぜひそうした論理的な根拠をみなさんには調べてほしいです。法的な根拠でもいいし、制度的な問題点でもいいです。とにかく大人を説得できる論理をあえて語って下さい。

・みなさんが絶対に忘れてはいけないのは、顧問のA先生だって、そもそも異動によって逗子高校に来たということです。

・人事異動という制度が無ければA先生が12年前に逗子高校に来なかったということです。『人事異動制度』そのものは必要な制度です。

・みなさんはこれから先の人生において、大学に進学しても大学院に進学しても指導教授が変わってしまう、途中で退任してしまうようなことは当たり前に体験します。

・僕自身が会社員として働いてきた経験からも自分自身がいきなり人事異動させられてしまうことはありましたし、上司が異動してしまうことだって日常的に行なわれることです。

・大切なことはそうした新しい環境の中であっても自分や組織をしっかりと今まで以上にうまく回していくことなのです。

・顧問の先生が変わったことだけで、「もう自分たちはダメです」というのは『甘えの言葉』にしか受け止められません。

・人事異動は『経営学』の観点からも組織を効果的なものにしていく為に、非常に大切な雇用管理の1つです。

・人事異動によって、組織は活性化されるし、異動した本人もそのまわりのメンバーももっと良くなっていきます。

・教育と経営を一緒にするなという考えもあるかとは思いますが、組織運営という観点では全く同じです。

・学校は生徒たちのためにあるのはそのとおりですが、だからといって、教育委員会が先生方の人事異動を事前に生徒たちに全て話すことは基本的にできません。

・異動について教育委員会が生徒や保護者の声を聴くのは当然ですが、その全ての要望を受け入れれば人事異動はできなくなってしまいます。

・僕の意見がみなさんにとって不快でたまらないことは分かりますが、僕の意見を1つずつ全て論理的につぶしていってください。

・法律や制度のどこに不備があるのかを必ず指摘してください。身内だけで集まって悲しい悲しいと言ってても何も変わりません。
  
・現実を本気で変えたいならば、本気で行動すること。1度発令された人事異動を『感情論』だけで撤回させるなんてことは不可能です。

・問題意識を持ったみなさんのことが僕は大好きです。だからこそあえて厳しいことを言わせてもらいました。
  
・僕の反論を、全てのりこえて、論理的に戦略性を持って闘ってください。



部員のみなさんは、顧問だけに頼りきりじゃなかったはず。部活の成功はひとりひとりの努力の賜物のはず

みなさんが異動に反対している人々でいっぱいの会場でしたから、もともと「誰あんた?」みたいに完全アウェーな逗子に1人でのりこんできてるフジノは

泣きながら顧問の先生を戻してほしいと訴えていた女子生徒たちに、すさまじい怒りの表情でニラみつけられまくりでした。

会場中から嫌がられているという空気はとても重いものがありました。

保護者の方々も、OB・OGの方々も、「何でこんなヤツを呼んだんだよ」状態になりました。

終わった後も、誰からも名刺をくれとも言われませんでした。

会場中からフジノへのイヤな空気を感じましたが、「この意見をハッキリと言おう」というのは依頼をもらった時から決めていました。

「自分の部活動の顧問の先生が異動したら部活動がもうできない」なんて泣き言は、顧問の先生にも失礼です。

「顧問が変わったら一気にレベルダウンするようなそんな程度の部活動しかしてこなかったのか、そんなに他人任せで活動してきたのか?」、と感じたからです。

僕は小学校時代にやりたい部活が無かったから新しく作りましたし、高校時代の部活動には顧問の先生が実質的にいませんでした。

でも、どちらでも全力を尽くしましたし、成果としても良い結果を出せました。

指導者とか顧問の問題じゃなくて、個人や仲間たちの努力でやれることはたくさんあります。

だから、いち個人の人事異動の話なんかで泣き喚くのではなく(あえてそう書きます)

「この学校の特色はこの部活動だ」とか「この学校の特色はこの分野が強いから」だとか

今ではそういう情報によって中学生たちは高校の受験校を選んでいるのですから

それを信じて受験したのに、入学したらその学校の『特色』である部活動や様々な活動の先生方が異動していたとか後継者の先生も育っていなかっただとか

つまり、特色として中学生たちを惹きつけておいて、実際にはその高校の中身にウソがある、というような状況が他の生徒たちに2度と起こらないように

教職員の人事異動制度にこどもたちの声、保護者たちの声、現場の先生の声がもっと反映される仕組みをつくるべきだ

と、問題をもっと大きく考えていくべきだとあえてフジノは政治家として断言します。

最初のきっかけは好きな先生が異動でいなくなることだったかもしれない。
 
今はただその先生を取り戻したい気持ちだけしかないかもしれない。

でも、人事異動という制度は組織を運営していく上で必要不可欠な制度なのです。

そこに、どれだけ生徒・保護者・現場の先生の声が反映できるか。

それが問題の本質であるはずです。



がんばれ、逗子高校吹奏楽部!ずっとフジノは見守り続けるから

そんな訳で、政治家フジノの逗子デビューは、「スケジュールをせっかくやりくりして電車代払って逗子まで雨の中わざわざ嫌われる為に来たというイタいだけのものに終わるか」と思いました。

そうしたら、すでに大学生で法学部で学んでいる学生からいくつかの法的な側面からの反論がありました。

フジノの言わんとすることを受け止めてくれた学生が1人だけでも存在した訳で、とてもうれしかったです。

僕はこの1人の学生が理解してくれただけで行ったかいがあったと感じました。

フジノは政治家として、横須賀市民の方々に媚びることはありません。
 
相手がたとえ逗子市民であっても誰であっても同じです。

「よし、じゃあ、異動を撤回する為に全力を尽くします」

なんてセリフは死んでも言えません。

問題の本質は、一体どこにあるのか。
 
それは本当に問題なのか。

問題ならばどこを変えていくべきなのか。
 
どうやって変える為の活動をすべきなのか。

涙をたくさん流せば世の中が変わるなら、障がい福祉はもう完璧な日本になっています。

けれどもそんな世の中じゃない。
 
闘わなければ、絶対にこの国は変わらない。

必要があれば、一緒に知事のところでも教育委員会のところでもいつだって行ってあげるのはかまわない。

でも、それが本当に意味のあることでなければ自分たちで自分たちの行動を「エゴ」だと言ってるレベルなら、そんなのにつきあうのは絶対に政治家の仕事では無い。

けれども最初に書いたとおり、僕は高校生たちが自ら問題意識をもって政治家まで呼んで話し合いの機会を持ったことを高く評価しています。

だからこそ、『こども』だとは一瞬も考えずに『大人』を相手にする時と全く同じ態度で向き合いました。

「過去に1度も撤回されたことがない『人事異動』の発令を『涙』だけで変えられるはずが無い。もっと違う闘い方を考えろ」と語りました。

帰りの電車で

「ああ、厳しいことをたくさん言ったからこれでまたおれは敵を増やしたなあ...」

と感じつつ、

でも、「いつか高校生たちは気づくはずだ」と僕は彼ら彼女らのことを信じたいと思いました。

がんばれ、高校生たち。
 
がんばれ!

夢にときめけ!明日にきらめけ!