あなたが望む「死の在り方」をサポートしていきます/みんなで支える在宅療養シンポジウム2014

樋口恵子さんによる基調講演

午後から汐入のベイサイドポケットへ向かいました。

今日は、フジノからみなさんにぜひ参加してほしいとお願いしてきた『みんなで支える在宅療養シンポジウム』です。

会場にて

会場にて

第1部は、樋口恵子さんを講師にお招きして、『人まかせの終末期医療でいいんですか?』のタイトルで基調講演が行なわれました。

講師の樋口恵子さん

講師の樋口恵子さん


自分がどのような最期を迎えたいのかをきちんと意思表明しておくことの大切さについて、樋口さんは

死にゆく人の「最期の身だしなみ」「家族に対する身だしなみ」ではないか

と、おっしゃいました。

『リビングウィル』(生前の意思を紙に残しておくこと)ですね。

現在の日本の状況では、その意志のとおりになるとは限らないけれど、自分の意思はしっかりと表明させておくべき、という樋口さんの言葉はとても強く印象に残りました。

考えよう、話しあおう、できれば文章に残そう。年をとった我々世代の看取りについて、こどもたちの世代がケンカをせずに見送れるようにしよう

との言葉は、まさにそのとおりだと思いました。



キーパーソンによるパネルディスカッション

第2部は、パネルディスカッションです。

地域医療推進課長による横須賀市の取り組みの報告

地域医療推進課長による横須賀市の取り組みの報告


横須賀市では様々な取り組みを進めてきましたが、新年度はさらにみなさまに身近に感じて頂ける取り組みをスタートしていきます。

ぜひあなたにも語り合ってほしいです

ぜひあなたにも語り合ってほしいです

千場先生から横須賀市医師会の取り組みを報告して頂きました。

どこで亡くなりたいか「分からない」という方々がまだまだ多いのが現状です。

どこで亡くなりたいか「分からない」という方々がまだまだ多いのが現状です。

昨年ずっと県内の在宅療養を取材して連載記事を書き続けてくれた朝日新聞横浜総局の佐藤洋記者もパネリストを勤めて下さいました。

在宅での看取りについて取材し続けておられる佐藤陽記者

在宅での看取りについて取材し続けておられる佐藤陽記者

階段の多い横須賀の地形について語る大澤さん

階段の多い横須賀の地形について語る大澤さん

樋口恵子さんとフジノ

樋口恵子さんとフジノ


シンポジウムの終了後に、控室で樋口恵子さんとお茶を飲みながらお話させていただきました。

つい先日亡くなったばかりの祖父と『生きることと死ぬこと』について長年語り合ってきたことや、父が8年半にわたって植物状態であることなどをお話ししました。



「みんなで支える在宅療養シンポジウム」へのお誘い

在宅療養シンポジウムへどうかいらして下さい

この数年間、政治家としてフジノは『看取りケア』『看取り支援』の推進に取り組んできました。

『看取り』に熱心に取り組んでこられた特別養護老人ホームや有料老人ホームの職員の方々をはじめ、たくさんのご家族の方々のお話を伺ってきました。

尊厳のある生き方=死に方について、いつも考え続けてきました。

また、個人としては祖父とも生きることと死ぬことについてたくさん語り合ってきました。

そのおかげで、こころの準備もずいぶんできていたのだと思います。

先日もブログに書いたばかりですが、『生きること』と『死ぬこと』について考えることは本当に大切だと感じています。

ぜひこどもから大人までみんなに機会をとらえて語り合ってほしい、と強くフジノは願っています。

そこで、あなたにぜひ来てほしいシンポジウムがあります。

在宅療養シンポジウムのチラシより

在宅療養シンポジウムのチラシより


横須賀市による『みんなで支える在宅療養シンポジウム』です。

テーマ:最期まで住み慣れた場所で~在宅看取りを叶えるために~

プログラム:

  1. 基調講演
    『人まかせの終末期医療でいいんですか?』

    • 講師:NPO法人高齢社会をよくする女性の会・理事長 樋口恵子氏
  2. 横須賀市からの報告
    『在宅療養・在宅看取りを選択できるまちづくりへ向けて』
  3. パネルディスカッション
    『在宅看取りを叶えるために』

    • コーディネーター
      神奈川県立保健福祉大学教授 加納佳代子氏
    • パネリスト
      横須賀市医師会副会長 千場純氏
      田浦・逸見地域包括支援センター施設長 大澤愛子氏
      朝日新聞横浜総局記者 佐藤陽氏
    • 報告者
      横須賀市健康部地域医療推進課長 惣田晃
    • コメンテーター
      樋口恵子氏

日時:1月13日(月)13:00~16:15(開場12:30)

会場:ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(横須賀芸術劇場小ホール)

定員:当日先着500名(事前申し込みは必要ありません)

その他:入場無料、手話通訳つき

横須賀市の取り組みは、『医療と福祉の連携』という観点で専門家の方々からは全国的に注目されています。

この年末には、横須賀の在宅療養が朝日新聞の特集記事としてシリーズで報じられました。

2013年12月21日・朝日新聞・特集記事の反響編より抜粋

2013年12月21日・朝日新聞・特集記事の反響編より抜粋


でも、まだまだそれは専門家やマスメディアなどの関心が高い方々に限られているとフジノは感じています。

僕は、市民のみなさまひとりひとりが生きることと死ぬことを語り合えるまちに変えていきたいと願っています。

今、多死社会に突入しています。

『死』は遠いものではなく、目の前で起こる、もっと身近な出来事になります。

あなたのご家族や、あなた自身の『死』に際して、みんなが悲しみだけでなく笑顔でいられるようになってほしいと僕は願っています。

そうした取り組みのひとつがこのシンポジウムです。

どうかぜひみなさまに参加してほしいです。お待ちしております!

2014年1月8日・朝日新聞より

2014年1月8日・朝日新聞より