常任委員会での「市民による意見陳述」、ついに実現します!/保育園給食の放射性物質の測定を求める請願

請願を出した市民の方が常任委員会に出席してじかに陳述できるように議論しました

本会議(1日目)の終了後すぐに、教育福祉常任委員会が開かれました。これは特別なことで、1週間前に急きょ開催が決まりました。

議題は『請願を出した市民の方々の意見陳述を行なうか否かについて』です。






今まで横須賀市議会では、『請願』『陳情』を出して下さった市民の方々から、正式な議会の場でじかにその声を聴かせてもらう機会はほとんどありませんでした。

フジノの記憶では本会議で1回、委員会で2回だけしかありません。

その為、これまで『請願』『陳情』を出して下さる市民の方々は、議員ひとりひとりに電話したり手紙を書いたりして、大変な手間と労力をかけてその想いを伝える努力をしてきました。

一方で、他のまちの議会ではより積極的な取り組みが行なわれているところもありました。

提出者の方々は自らの想いを正式な場で公的な記録に残る形で発言することができたり、提出者の方々に議員が質疑をすることができたり、積極的に生の声に耳を傾ける為の方法をとっていたのです。

そうした他のまちの議会をフジノはうらやましく思ってきました。



議会改革が進みつつある今の横須賀市議会

それが今、横須賀市議会は大きく変わりつつあります。

2010年、横須賀市議会は『議会基本条例』を作りました。

その中で、新しい横須賀市議会の在るべき姿は、市長と行政をチェックしていくだけではなく、「市政の課題を的確に把握し、積極的な政策立案・政策提言を行える政策形成能力の向上を図っていかなければならない」と自らを規定しました。

『請願』『陳情』についてもその定義を大きく変えたのです。

横須賀市議会基本条例

(請願及び陳情)
第12条 議会は、請願及び陳情を市民による政策提案と位置付け、真摯に取り扱うものとする。この場合において、請願者若しくは陳情者の求めに応じて、又は議会自ら、請願者又は陳情者が説明や意見陳述を行う場を設けることができる。

そして今回、『議会基本条例』が作られてから初めて市民の方から「意見陳述をしたい」という求めがありました。

『議会基本条例』では説明や意見陳述を行なう場を設けることはできるとの規定は入れたものの、その具体的な方法までは細かく決めていませんでした。

そこで、急きょ委員会を開いて、「意見陳述を認めるか否か」「認めるならばそれは初めてのことなのでどのような方法で行なうのか」を話しあうことにしたのです。



全会一致で「意見陳述を認める」ことに決定!

結果は、もちろん全委員が一致して「意見陳述を認める」ことになりました!

これによって来週月曜日に開かれる教育福祉常任委員会では、請願を出して下さった市民の方による意見陳述が行なわれます。

その方法については下のように決まりました。

     

  • 時間は15分間
  •  

  • 議員からの質疑はなし
  •  

  • 意見陳述をする場所は、書記席の隣
  •  

  • インターネット中継は行なう

フジノとしては質疑も行なうべきだと思いますが、何よりもまずは「実施すること」が大切だと考えています。

意見陳述をする市民の方にとっては、とても緊張してしまうかもしれません。委員会には独特の雰囲気がありますし、歴戦の強者である市の部長でさえも「インターネット中継もあるし、答弁するのは毎回緊張する」と話してくれた方もいます。何とかできるだけリラックスしてその想いのたけを述べることができますように願っています。

12月3日(月)の教育福祉常任委員会、とても注目ですよ!



たんぽぽ舎でフジノが講師をしました!/脱原発、PPSの活用について

たんぽぽ舎でフジノが講師をしました!

予算説明会が終わると、フジノは事務所に大急ぎで戻って、夜に行なう講演に向けてひたすら資料作りをしました。

今夜は、東京都千代田区にある『たんぽぽ舎』でフジノが講師の1人となって、講演を行なうのです。

水道橋駅から徒歩5分くらいの所に『たんぽぽ舎』はあります

水道橋駅から徒歩5分くらいの所に『たんぽぽ舎』はあります


『たんぽぽ舎』は1989年に誕生しました。
 
それ以来25年にわたって、『脱原発』と『環境破壊のない社会』をめざして活動しています。

そもそものきっかけはチェルノブイリ原発事故が起こった時に

放射性物質による食品の汚染を心配した市民の方々が、食材の測定などを行なったのがスタートだそうです。

まさにフジノたちが福島第一原発事故で直面している問題を、25年前から取り組んできてくださった大先輩方ですね。

活動は広がっていって、今では、下の3つの活動をメインに行なっています。

  1. 原発の根本問題を広く指摘し、廃止を目指す活動
  2. 原子力のゴミで造られる劣化ウラン兵器の廃止
    イラクの子供への医療支援
  3. 核兵器の廃止

さらに、6つのネットワークと4つの研究会を開催していたり、ニュースの発行、パンフレット・小冊子約100点の発行など、様々な活動を続けている団体です。

今夜の講演は、下のプログラムです。

【連続講座】第11回・役立つ反原発基本講座

自治体は反原発が一番
PPSの活用で財政軽減・実践報告3つの例
  

  1. 東海村・相沢一正議員
  2. 横須賀市・藤野英明議員
  3. 羽村市・門間秀子議員

日時:2月14日 (火)19:00~21:00
場所:「スペースたんぽぽ」

まず、東海村の相沢一正議員の講演からスタートしました(配布された資料はこちらをご覧ください)。

相沢一正議員による講演

相沢一正議員による講演


続いて、フジノの講演でした(フジノの配布資料はこちらです)。

とても好評で、持ち時間20分を10分延長してお話しさせていただき、さらに質疑応答も予定時間を大幅に上回って活発に行なわれました。

(横須賀の取り組みに関心を持っていただいた『サンデー毎日』記者の方から後日改めて取材を受けました)

羽村市議の門間議員

羽村市議の門間議員


続いて、羽村市の門間秀子議員の講演でした(配布された資料はこちら)。

最後に、『たんぽぽ舎』代表の柳田真さんからお話がありました。

柳田真代表のお話

柳田真代表のお話


『たんぽぽ舎』からの配布資料はこちらです。

今回、フジノは初めて『たんぽぽ舎』を訪れて。その取り組みを垣間見ることができて、とても感激しました。

もともと脱原発・反原発の活動において『たんぽぽ舎』の名前はとどろいていました。

ただ、フジノは政治家として、あらゆる活動において『Old school』というか、長い歴史を持つ団体とはあえて距離を置いてきました。

長い歴史を持つということはどんなに良い活動であっても、その活動を継続することそのものが目的になってしまっていたり、いろいろなしがらみにとらわれてしまっていることがあるからです。

でも、『たんぽぽ舎』にはそんなことは全く感じられませんでした。

今もその活動は新しく、最前線で闘っている活気と熱意が感じられました。

これからも機会があれば、ぜひ連帯させていただきたいと感じました。

代表の柳田真さんとフジノ

代表の柳田真さんとフジノ


今日は本当にありがとうございました!



後日談

後日、『たんぽぽ舎』のメーリングリストの記事で講評が掲載されていましたので、こちらをご覧くださいませ。