まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2003年7月7日(月)のフジノ
● 少し先の予定

 3日連続の『福祉オンブズマン講習会』のおかげで
 上大岡まで電車で往復しています。

 ふだんはバイクで移動していますから
 ゆっくりと考えを整理する余裕もないのですけれど、
 時々ならば電車はいいものですね。

 3月末まで丸5年間の会社員時代も
 電車の中は(混んでるのを耐えれば)まとまった時間をとれる
 いい場所でした。勉強したり、読書をしたり、考えを整理したり...。

 この文章も、京急の特急に乗りながら
 シグマリオンUというモバイルのパソコンで書いています。

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 さて、これから先の予定を少しだけ紹介します。

 まず、来週、『いのちの電話』を見学してきます。
 これはフジノの公約である、
 「夜間の相談窓口をつくる」ための勉強です。

 (後日談:これは実現しました!)

 在宅介護をしている方々や、
 思春期の悩みを抱えたこどもたちや、
 こころの病を持つたくさんの人々のためにも、
 24時間いつでも気軽に相談できる窓口が絶対に必要です。

 それは電話相談方式(Eメール相談もOK)がいいと思います。

 『いのちの電話』で福祉的なノウハウを見学したら、
 その次の週には一般企業のカスタマーサービスセンターを
 見学してきます。


 こちらはビジネスの世界ですから
 高いサービスと同時に、効率性も追求しているわけです。
 より安い人件費で高い満足度をお客さまに提供する。

 フジノは福祉とビジネスの両方の良さを吸収して
 いったいどんな形ならば夜間の相談窓口が可能なのかを
 探ってみたいと思います。

 次に、今月中に『マザーズA』を見学します。
 
 だいぶ前に『マザーズB』を見学してから
 すっかり時間がたってしまいました。
 ずっと『A』も行きたかったので、これで願いが叶います。

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 それから、8月後半には
 大和市を訪れて『地域通貨』について視察します。

 地域通貨とフジノのつながりは実はけっこうあって、
 大学時代のゼミの先生(行動心理学)は
 よく地域でのもよおしに講師として呼ばれている人なのですね。

 また、慶応大学のゼミにも潜らせてもらっていたのですが
 ここで学んだ行動分析学という心理学こそ
 地域通貨の根っこだと僕は考えています。

 地域通貨は、より良い福祉を支えていくための
 有効な手段になると思います。

 だからこそ、大和市のしくみをじっくりと見てきます。


● まちかどに立つということ

 今日はオンブズマン養成講習会を終えて
 18時に横須賀中央駅に着きました。

 そのまま、駅の下のエスカレーターのところで
 ちらしを配りながら
 美術館建設反対の署名をおこないました。

 110枚用意していたちらしは30分で無くなってしまい、
 メガフォンも何も用意していなかったので
 とりあえず帰ることにしました。

 仕事帰りのみなさんはきっと疲れているだろうから
 ちらしなんて受け取ってもらえないだろう、
 署名もムリだろうなあ、
 そう思ってちらしもほとんど持っていかなかったのですね。

 だけど、それはまちがっていました。
 みなさん、本当によく受け取ってくださるので
 あっという間に終わってしまいました。

 署名は少しずつ順調に集まっています。
 明日もオンブズマン講習会の帰りに
 京急のどこかの駅で降りて署名を集めたいと思います。

 それにしてもほんとに
 まちかどに立つというのは不思議なものです。

 「おやまあ、今度の選挙に出るの?」と尋ねられたり
 「いえ、実はもうこのまちの政治家なんですよ」と答えたり(笑)。

 お客さんを待っているタクシー乗り場の運転手さんが
 わざわざちらしを受け取りに来てくれたり
 「え!美術館なんて作るの?」と署名をしてくれたり。

 あるいは外国人の方が話しかけてきて
 「なんのちらしを配ってるの?
  日本語は読めないからさ〜。説明してよ」って言われたり。

 中には

 「本当にフジノのことがキライでたまらない」

 という表情で避けていく人もいますけれど
 基本的にフジノはこうやって
 まちに立っているのが合っている気がします。

 まちで出会った人たちに僕は支えられているからです。

 フジノには後援会も無くて、
 友達もふだんはそれぞれの暮らしを生きていて、
 いろいろなことを僕は本当に1人きりで判断しながら歩いています。

 だから、答えに迷った時には
 とにかくまちに立つようにしています。
 そうすると、答えは見つかるような気がします。

 選挙の時も体調が悪くて熱が出てどうしようもない時も
 メガフォンを持って想いを伝えているうちに
 体調が良くなっていくということが
 何度もありました。

 フジノは、まちかどで生まれた政治家だと思います。

 「インターネット時代の政治家だ」と言われることがありますが
 僕自身はそんなことは無いと思っています。

 フジノは、まちかどで生まれた政治家だと思っています。


● 明日がまちどおしい

 6月30日のこのコーナーで書いたことを
 明日あたりには正式に発表できそうです。

 ものすごく楽しみです。

 それはあなたにとっては大したことじゃないかもしれない。
 だけど、フジノにとってはものすごく大きなことなのです。

 関係者のみなさんの、英断に感謝しています。
 ありがとうございます。


● すべてを終えて

 今は夜中の1時半。
 とりあえず今日は疲れて胸が痛いので
 あとは風呂に入って眠ることにします。

 さっき、夕飯(セブンイレブンの弁当です)を食いながら
 貸してもらった桜台中学の文化祭のための
 合奏の練習風景を撮影したビデオ
を観ていました。

 政治家になって良かったなあ、と思いました。

 だって、もしも僕が政治家になっていなかったら
 このビデオを観ることさえできなかったもの。

 フジノの気持ちは何も変わっていないけど、
 3月31日までの僕はただのサラリーマンという立場だったから
 なかなか行きたい場所も見学したいものも
 相手が警戒してダメなことが多かったのですね。

 だけど今は、市議会議員という立場が
 僕の行きたい場所へ行かせてくれる免許証みたいなものだ。

 気持ちは変わらないから、
 見たいものや行きたい場所はあきれるほどあふれてる。

 そうやって、自分がサラリーマンの頃には
 叶えられなかった想いを
 健康と交換しながら今は実現しているのだと思います。

 合奏の練習風景のビデオ、すごく良かったなあ。

 メシを食う間も時間が惜しくて
 ふだんは新聞読んだり本読んでるのですが
 今夜は一生懸命練習している第一教室のみんなの姿を見ながら
 温かい気持ちでごはんを食べることができました。

 今年の文化祭も、楽しみです。

 さあ、寝よう!
 明日でオンブズマン講習も最終日だ。がんばろうっと。
 おやすみなさい。



2003年7月6日(日)のフジノ
● くたくただ...

 土曜は1日ずっと市内をまわって署名活動、
 日曜は1日ずっと福祉オンブズマンの勉強会。

 うーん。土日のどちらかだけでも休みたいなあ。

 でも、世の中のたくさんの方々が
 土日もカンケーなく出勤して働いて
 残業しまくってることを思うと
 ぐちもあんまり言えないよなあと正直思ってしまいます。


● 現在の美術館建設計画へ反対の署名活動

 ぐち終了。次は美術館建設反対の件。
 大いに手ごたえを感じています。

 出会う人たちは、計画を全く知らない人が半分くらい。
 あとの半分の人たちは、署名活動のことも知っているという感じ。
 だから、きちんと計画を説明して知ってもらえば
 今このまちの人たちは
 美術館建設を望んでいないのだと思います。

 だから市の行なう説明会に
 たくさんの人が来るといいなあ、とつくづく感じた土曜日でした。

 土曜日は、バイクで市内をまわりました。
 さすがに荷物が多すぎて歩いてまわることはできなかったのですね。

 のぼりとメガフォンと大量のちらしが入ったカバンと
 署名用紙とかもろもろ。

 肩にくいこんで痛いストラップに苦しみながらも
 署名をしているのに気がついた人が
 わざわざ車を停めて
 降りて走って戻ってきてくれて署名をしてくれたりすると
 そんな痛さも吹っ飛んでしまいました。

 一騎塚の三叉路でメガフォンを持っていた時には
 本当にたくさんの人がわざわざ署名に来てくれました。

 歩道橋を渡って、あるいはバイクを停めて、
 信号の向こう側から...。

 またある人は、ケータイで友達を呼び出して、
 その友達もすぐに来てくれて(すごいね)
 署名をしてくれたりしました。

 買い物をしていたお店から重そうな買い物袋を持ったまま
 小走りに出てきて署名をしてくれた女性もいました。

 ほんとうにほんとうに、みなさんありがとうございました。

 そうだ、中学時代の友人が
 偶然にも通りかかって
 数年ぶりの再会なのにもうほとんど言葉も交わさないままに
 ちらしを配るのを手伝ってくれたのにも本当に感謝しています。
 ありがとね。

 土曜日は暑くてへとへとだったのですけれど、
 がんばって良かったなあと思いました。

 来週は、佐島とか長坂とか
 湘南国際村の方面に行こうと思います。


● このまちの福祉をもっと変えていくために

 今日は1日、福祉オンブズマン養成講座を受けていました。
 明日とあさっての合計3日間みっちり受けてきます。

 福祉オンブズマン活動は
 このまちの福祉の質をもっと変えていくために
 絶対に必要なものだと僕は考えています。

 できれば、来年中には
 NPO法人としての福祉オンブズマンが
 横須賀にも旗揚げすることができればいいなあと思います。

 政治にできること、行政にできること、
 まちに暮らしている人にできること、
 これらが全てそろった時に
 このまちの福祉はもっともっと良くなっていきます。

 福祉オンブズマン活動は、
 まちに暮らしているフツーの人たちの手で
 福祉をもっともっと良くしていくための大切な活動です。

 だから、じっくりと
 時間が例えかかってしまっても
 この活動の芽が出て花が咲いていくように
 今はタネまきに専念しようと思います。

 いや、まだタネをまくより前の段階かな?

 いずれにしても、明日あさってと
 しっかりと勉強してきます。


● やっぱり桜台中学はいい

 くたくた&もう真夜中なので
 また時間がある時にしっかりと書きたいと思うのですが
 桜台中学校へ再び行ってきました。

 理由は、あの国際交流の授業が
 今月も行われたからです。

 今回もとても充実していて、
 フジノ個人としてもすごく楽しかったです。

 このことはまた後日書きます。

 そうそう、それから桜台中学校の魅力は
 国際交流だけではなくて
 障がいのあるお子さんの教育にもあるんですね。

 交流教育(これも今度説明します)について
 校長先生にじっくりとお話をうかがうことができて、
 校内も見学させていただきました。

 今度、授業も見学させていただきます。
 今からすごくわくわくしています。

 とにかく、あくまでも外側から見ている視点ではありますが
 桜台中学校はすごくいいなあと思います。

 文化祭の発表も楽しみです。
 どれくらい楽しみかというと
 去年の演奏のビデオを借りてしまったくらい!

 桜台中学のとりくみは、これからも注目していきたいです。

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 うわ、少しだけ書いてすぐに寝るつもりだったのに...。
 また真夜中になってしまった。早く寝よう...。



2003年7月3日(木)のフジノ
● シングルファーザー/マザーの方、連絡くださいませんか

 誤解やプライバシーの侵害を恐れずに
 あえて書きたいと思います。

 シングルマザー/シングルファーザーの方、
 大募集します!


 離婚やさまざまな理由で、
 おかあさん1人きりでお子さんを育てている、あるいは
 おとうさん1人きりでお子さんを育てている
 そんな状況の方を僕は求めています。

 理由は、お話をぜひ聞かせていただきたいからです。

 先日、健康福祉部の『子育て支援課』に
 乳幼児健診についてのお話をうかがいにいきました。

 その時に、このHPの掲示板で話題になっていた
 シングルファーザー/マザーについてを
 ものすごくたくさん話し合いました。

 子育て支援課の方々は、
 事務方の人々も保健士さんなどの現場方の人々もともに

 「シングルファーザーへのケアや制度が十分ではない」

 という想いを強く持っていました。

 これはフジノHPの掲示板に書いてあった
 書き込みのとおりでした。

 もちろんいくつもの制度があります。
 しかし、まだまだ改善の余地がたくさんあるのです。

 そこで、この告知です。

 どんな施策も(いや美術館は違うな)、
 まちに暮らしている人の切実な想いが市役所へ届いた時に
 大きく動き出します。

 だから、シングルマザー/シングルファーザーの方々への
 さらなる制度や施策の充実のためにも
 ナマの声が必要なのです。

 フジノにその声を聞かせてください。
 あなたはどんなことに困っていますか。
 行政がすべてをクリアできるなんてもちろん思っていません。
 けれども、行政がお手伝いをできることがあるはずです。

 だから、連絡をください。
 そして、会ってほしいのです。話を聞かせてください。

 

 電話番号 : 080(6584)0010 または046(824)3162
 FAX    : 046(824)3162
 メール   : mail@hide-fujino.com


 これはフジノだけの動きではなくて、
 子育て支援課でもしっかりと動き出しています。

 すでに何らかの支援制度をうけている
 シングルマザーの方々とは
 アンケートをおこなったり
 自由に話し合える座談会をひらいたりしています。

 こうやって、みなさんの想いをくみとって
 まちの施策に反映していくために努力をしています。

 特に、今年は『ナマの声をききまくる1年』にするそうです。

 だからフジノは、フジノなりに、
 行政とか市役所にアレルギーがある
 若いシングルマザー/ファーザーの方々に
 声をかけまくりたいと思っています。

 子どもを家に置いたままで
 夜中まで仕事に出ている水商売をしている友達がいます。

 その友達はやっぱり行政ギライで
 1円も補助をもらおうとしないし
 ヘルパーの派遣もうけないでいます。
 こういう人たちは誇りが高いということももちろんありますが
 行政に対してのアレルギーがあるということを
 フジノは強く感じます。

 頼むから、お願いですから、
 お話を聞かせてください。

 もしもあなたのまわりに
 シングルマザー/シングルファーザーの方がいらしたら
 ちらっとだけこの話をしてみてはもらえませんか?

 声を聞かせてもらったからといって
 今すぐにこの瞬間から何かが変わるということはありえません。

 けれども、少しずつではあっても
 あなたの声は確実にまちを変えていきます。

 だから、聞かせてください。届けてください。
 どうかお願いします!


● 掲示板でのやりとり

 この、そもそものきっかけになった
 掲示板でのやりとりを
 あらためてここに載せてみますね。


[1073] いかがお考えか? 投稿者:シングルファザー 投稿日:2003/06/20(Fri) 20:57:28
福祉について。
本当に必要な福祉はたくさんあります。
しかし、現在、なんの努力もしてこず、
何の努力もしない人が、生活福祉などの
補助を受けています。

勝手にシングルマザーになって、
補助(児童福祉)を受けているひともいます。

シングルファザーには補助はありません。

本当に必要な人には行き届かない福祉。
不要な人に行き渡る福祉。
そのあたり、いかがお考えか?
あなた方はどうしてくれるのか?


私が言うのもなんだけど・・  - 2003/06/20(Fri) 23:44:20
私が言うのもなんですが、ごめんなさい。
気になって・・・。

噂では
不正に生活保護を受給している人がいる
と聞いた事はありますが、
役所の審査ってそんなに甘いんですかね?

もし不正に受給してる人を見たら告発するとか、
されたらいかがでしょう?

「勝手にシングルマザーになって」の文が
気になります。

確かにシングルファザーには
何の手当てもありませんけど。

ただ、母子家庭の平均収入は
父子家庭の平均よりも少ないと思いますよ。

私個人的には
児童扶養手当て等は母子、父子関係なく
所得に応じて支給すればいいと思いますが。


こういう意見の存在は理解しています 藤野英明 - 2003/06/21(Sat) 02:37:01
>なんの努力もしてこず、
>何の努力もしない人が、生活福祉などの
>補助を受けています。

生活保護の現場における
そういった人々の存在は僕だって
十分に理解しています。

そして、あなたのような意見が出ていることも
はっきりと理解しています。

しかし、僕は心理学の学徒です。

物事には必ず原因と結果があり、
その人がそういう生き方、
つまり「努力をせずに生活保護のお金を
ぜんぶ飲んだくれてつかっている」ような人々に
至った理由は何なのか、
それを知らなければ無自覚に批判なんて
できないというふうに僕は
生きていく態度として学んできました。

政治家としての僕のスタンスは
もっと厳しくて
自助努力・自己責任こそ必要だと考えています。

しかしながら、ただ努力しないヤツは
生活保護を与えない、という切捨てだけは
したくありません。

どこまでがその人たちの生育歴や
環境の粗悪さによるものなのか、
そこを見極めたうえでその人にあった
自立を支援するプログラムを考えたいと思うのです。

1人1人を完全に
個別に調査をするというのは
現実問題として不可能なのが現実です。

しかし、受給の基準を厳しくすることや
飲んだくれている暮らしだからダメという
単純な方法ではなく、
あくまでも自立に向けた生活保護を
横須賀もすすめていると僕は聞いています。

その方向性を
僕はもっとすすめたいと考えています。

この点は勉強します 藤野英明 - 2003/06/21(Sat) 02:38:36
>シングルファザーには補助はありません。

この点は知りませんでした。
勉強したいと思います。

もし事実であるならば
チャコさんのおっしゃるとおり
男女の別なく所得に応じてという方法も
1つの手段としてはありだと僕も思っています。

Re: いかがお考えか? はるひち - 2003/06/21(Sat) 05:18:37
>シングルファザーには補助はありません。
>母子家庭の平均収入は
>父子家庭の平均よりも少ないと思いますよ。

「収入基準」という点では
やはり女性より
男性のほうが上回っているかもしれません。

ただ「家事支援」という点を含めてみてみたら
同じかなと思います。

確かに収入は
女性のほうが少ない状態が多いと思いますが、
私の知っているシングルファーザーは
家事一般がおろそかになるので
家政婦さんを頼んでいる方がいらっしゃいました。

また収入として家政婦さんを雇うお金が無い方は、
まず生きていくために仕事優先、
それから食事・洗濯、
しなくてもある程度生きていける掃除などは
後回しなど子供の家庭環境はがらりと変わります。

幼稚園の子供がホコリだらけの部屋で
毎日毎日インスタント食品で過ごしている事なども
ありました。
(いずれ慣れれば子供と分担して
 生活は立て直って行くのでしょうが)

そこで提案なのですが
藤野さんが理事をしていらっしゃる
健康福祉協会では
産後のおかあさんたちに
子育てヘルパーを派遣されていると思います。

同じ様にシングルマザー・ファーザーの家庭にも
安い利用料で最低限必要な部分だけの
ヘルパー派遣があればいいなと思います。

また、病気・障がいで両親のどちらかが若くして
介護が必要になったり
長期入院したりすることがあります。
そういう場合も治療費や介護費の為に働き、
家事が一番後回しになります。
そういう方たちにも適用されればとも思います。

民間サービスで無いわけではないので
難しいかも知れませんが
何かしら補助・支援があればと思います。

参考に杉並区の
ひとり親家庭ホームヘルプサービスの
リンクを貼っておきます。


補足です↑ はるひち - 2003/06/21(Sat) 05:24:18
杉並区のひとり親家庭ホームヘルプサービスは
「ひとり親家庭」のひとり親が
疾病等の理由で家事が出来ない場合
(つまり元気な親がゼロになる状態)での支援です。

私が希望するものとは少々違いますが
こんな制度が日常使えたらとおもって
貼ってみました。

Re: いかがお考えか?  - 2003/06/22(Sun) 00:15:10
杉並区のひとり親ホームヘルプサービスは
横須賀市では
家庭奉仕員派遣制度になるのかなと思います。

10日間まで無料で家事一般をしていただける制度です
(理由や所得で有料かもしれませんが)

この制度は母子、父子関係ないので
シングルファザーの方でも使えますよ。

大人の勝手な事情で サン - 2003/06/24(Tue) 16:15:59 No.1102 
>勝手にシングルマザーになって

シングルマザーだろうとファザーだろうと、
勝手にシングルになったのはお互い様でしょう。

もっとも死別されていたり、
そのほかにも何か事情がある場合は別ですが。

このスレを読んで書き込もうかどうしようか
散々迷ったのですが、結局書いてしまいました。

つまり私の思いとしては
特別な事情がない限り、
所得がどうこう言う問題ではなく
補助なんていらないんじゃないか、
ということです。


Re: いかがお考えか? Mona - 2003/06/27(Fri) 17:40:42 No.1111 
どんな事情があるにせよ、
運命だったにせよ、いいかげんだったからにせよ、
自分の人生は自分で責任を取るのが
大人ってものですが、子供はどうでしょう。

たまたま、そういった環境に
生まれついてきてしまっただけのことです。

そういう子供たちに
責任をもって、収入が少なくても、
または収入を家政婦雇用に使わなくてはならなくても、精いっぱいのことをするのは、
親になったからにはその大人の責任です。

でも、親だけではどうにも出来ないことは、
子供のために、公共の福祉で補助をすべきです。

親が勝手だからといって、
その子供の生活環境を放っておいていいということにはなりません。

そのシステムを悪用する人がいたら、
悪用しにくいように、
でも必要なひとまで削除してしまわないように、
注意深く管理をするのが役所の仕事です。

勝手に人を殺した人(と告訴されている人)にだって、国選弁護人をつける義務があります。

誰にでも、人権はあって、
勝手な親のもとに生まれた子供にも、当然あります。

福祉の観点からの保護は、
生活が成り立たないひとに対してされているもの
と理解しています。

母親でも父親でも、
子供を養って生活していくだけの収入が得られない場合には、それを得て保護を受けなくても済むように子供を安全な場所に預けて
仕事を探せるようにしたり、
職業技術の取得に補助をしたり、
生活費の補助をすべきです。

ただ、補助をする際には
必ずその大人に対して心構えのようなものを持たせるようにしなければ、せっかくの補助も有効に生きない可能性が高くなるかもしれません。

もし補助が性別によってのみ、差別されているなら、すぐに修正しましょう。

システムに問題があったら修正すること、
でも何より大切なのは
ひとりひとりの人間が自立して生きる努力をすることです。

そういう努力ができる人間になるように、
今、子供たちをしっかり教育し、
心を育てていかなければ、
根本は解決しないと思います。

いかがお考えか?と問われてお応えしましたが、
あなたのお考えはいかが?

 ここに書かれていたことは
 いくつもいくつも僕に「やらねばならないこと」を教えてくれました。

 はるひちさんの提案どおり、
 こないだ行われた(財)横須賀市健康福祉協会の理事会で
 この話題をフジノはとりあげました。

 それから、生活保護の件については
 生活福祉課ともお話をしました。

 それらについては
 時間のつごうで(ごめんなさい、もう出発しないと)
 ここに書ききることができないのですが
 掲示板に書かれた質問や意見などはどんどん調べています。

 だから、あらためて。

 みなさん、このHPの掲示板をどんどんつかってください。
 覚えていますか、僕の選挙ポスターのキャッチフレーズを。

 おれを、こきつかえ!

 つかってください。
 政治家は「先生」でも何でもなく、
 このまちの「サービス業」なのですから。

 あなたが関心を持っていること、知りたいこと、
 どんどん掲示板に書いてください。

 いただくメールの量が多すぎて
 なかなか個別のお返事が遅れているのですけれど、
 メールも気合で返事を書いています。

 けれども、メールというのはあくまでも1対1のカンケーです。
 だから、どれだけ努力をしても
 その方へのお返事だけで終わってしまいます。

 しかしながら掲示板でのやりとりであれば
 たくさんの方が見ることができますから、
 1人の方の質問が
 多くの方への回答やヒントになることがあるのですね。

 掲示板は匿名ということもあります。
 だから、本当にプライバシーにかかわってまずい、ということ以外は
 できれば掲示板に書いていただけると助かります。

 どうぞ、よろしくお願いします!



2003年7月2日(水)のフジノ
● 『市議会だより』を発行しました。届きましたか?

 昨日から、『よこすか市議会だより』をお届けしています。
 『広報よこすか』の中にはさまっているはずです。

 わずか4ページだけのものですが
 フジノも含めた7人の『市議会だより編集委員会』でつくりました。

 内容は、きっとつまらないかもしれません。
 政治家になる前の僕ならば、きっとつまらないと言うでしょう。

 でも、本当にがんばって作りました。

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 この編集委員会は、次のメンバーで構成されています。
 各会派から代表として選ばれた人たちです。

 委員長  伊藤 順一  新政会
 副委員長  ねぎし かずこ  共産党
 委員  佐久間 則夫  研政21
 委員  若山 豊  自由民主党
 委員  鈴木 真智子  公明党
 委員  沢田 佳男  議会事務局
 委員  藤野 英明  無所属

 僕たちの船出は
 最初からものすごく厳しかったんです。

 7月1日には発行しなければならないという
 しめきりがものすごく近い、という制約がまずありました。

 その中で、メンバーが集まれるチャンスが
 わずか4回しかありません。

 けれども、僕たちは絶対に妥協はしたくなかったのですね。

 だから、伊藤委員長のリーダーシップに引っ張られながら
 メンバーの妥協したくないという姿勢が
 最後までつらぬかれた、
 僕にとってはすごく充実した委員会でした。


 とはいうものの、そもそものスタートは
 僕にとっては不満だらけだったんですよ〜。

 <フジノの不満>

 ・文章はすべて議会事務局が書いている。
  ならばこれは『議会だより』じゃなくて『事務局だより』だ。
  僕たち委員にできるのは「てにをは」を直すだけ。
  それではダメ!
  議員が全てゼロから作らなければいけない。

 ・年1回しか発行されていないから、
  載せられる内容がすごく限られてしまう。
  今回のフルカラーを2色刷りにしてでも1回の予算を下げて
  最低でも年4回発行にするべきだ。

 ・選挙が終わって最初の『議会だより』だから
  全員の顔写真や紹介コーナーを載せなければならなくて
  まるでカタログみたい。
  まちに暮らしている人たちが知りたいのは、
  誰が議員になったかということよりも(それは報道で知ってるはず)、
  どんなことが市議会で議論されたか、ということなはず。
  もっと内容を充実させなければいけない。

 けれども、こんな僕の不満も
 伊藤委員長がガンガン吹き飛ばしました。


 <伊藤委員長の見解>

 ・今回はスケジュール的に厳しい。
  全てをリセットして
  どのテーマを掲載して誰が執筆するかを決めて
  実際に今から書いていくという作業では
  どうしても時間が足りない。
  だから今回はゼロからはできないけれども
  可能な限り、文章は議員が作っていこう。

 ・今年は年1回の発行ということは飲み込むしかない。
  けれども、この発行が無事に終わったらすぐに解散するのではなく、
  今感じている問題点を
  来年度以降の『議会だより』のために
  話し合いを続けることにしよう。

  例えば「年4回の議会が終わるごとに発行する」とか
  「議会でのやりとりを載せられないか」とか
  「コストを下げるために2色刷りにできないか」とか
  課題を話し合う場を作ろう。

 ・たとえカタログみたいであっても
  まちに暮らす人たちにどんどん話しかけてもらうためにも
  今回は議員の紹介につとめる。
  しかし、4年間ずっと手元に置いておけるくらいの
  『保存版』なみのグレードのものを作ろう。

 伊藤委員長のリードで、
 今年の編集委員会の方向性がはっきりと示されました。

 だからフジノの不満は消えました。
 今はまず全力を尽くすだけです。

 こうやって、編集委員会はスタートしました。
 議論は毎回かなり白熱しました。

 フジノはいろんな委員会を傍聴してますが
 現在までのところ、編集委員会が1番いつも白熱してます。

 伊藤委員長は決して『議事進行役』なんかでは無く、
 自ら積極的に意見を言い、内容にも鋭く切り込んでいきます。

 (ちなみに今回の編集後記は伊藤委員長によるものです。
  僕たちメンバーの想いを組んでくれた、
  伊藤委員長の、本音の文章だと感じます)

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 時には、本会議終了後、
 ぶっとおしで夕飯も食わずに夜遅くまで編集作業は続きました。

 そうやってできあがったのが
 今回お届けした『市議会だより』です。

 あなたにとって、これはつまらないかもしれない。

 けれども僕たちは伊藤委員長のもとで
 わずか4日間という本当に限られた短いしめきりで
 全力を尽くしたと思います。

 これは本当に快挙だと僕は思っています。
 たとえ手前ミソと言われてもいい。

 今の編集委員会のメンバーは、すごくいいです。
 そんなメンバーみんなで作った『市議会だより』をぜひご覧下さい!


● そして、約束どおり

 無事に発行された『市議会だより』ですが
 約束どおり解散なんかしないで、今も作業を続けています。

 僕たち編集委員会が今とりくんでいるのは
 『ギカイでゲンキ!』という
 市内の中学3年生に社会科副読本として配るための本づくりです。

 この『ギカイでゲンキ!』づくりも白熱しています。

 傍聴者がいないのが、悔しい...。
 来てよ、傍聴。
 すごい議論が活発なのになあ。

 (注)7月2日追記:
 
残念ながらこの編集委員会は傍聴できないことが分かりました。
 理由は、主に2つです。
 第1は、開催日時が不定期なこと。
 第2は、そのために市民のみなさんへ開催日時をお知らせするのが難しいこと。
 こんな理由から、傍聴が残念ながら現時点ではできません。ごめんなさい。

 たとえばどんなことが素晴らしいか。
 予算を60万円カットしました。

 伊藤委員長をはじめとするメンバーみんなの意思で
 表紙のデザインなどの
 コンサルティング委託をやめることにしました。

 この決定で、予算よりも60万円も安く作れることになりました。

 編集委員会は、内容に妥協しないだけでなく、
 財政のことにも強い関心を持っています。

 こうやって、税金のムダづかいをカットしながら
 まちに暮らしている人に
 もっと身近に感じてもらえる市議会をめざしている広報担当の、
 『市議会だより編集委員会』なのです。

 『ギカイでゲンキ!』が終わったら、
 来年以降の検討課題の話し合いがおこなわれます。

 他のまちでは、
 市議会が終わるたびに質疑応答が実名で紹介されて、
 どの議員がどんなことを発言したのかが
 きちんと分かるようになっています。

 僕はそういう時事性を持たせた『議会だより』をめざします。
 どうかこれからの活動を見ていてくださいね!

 『市議会だより編集委員会』メンバーのみなさん、
 まずは『議会だより』発行おつかれさまでした。

 『ギカイでゲンキ!』も真夏の編集作業ですが
 白熱していきたいですね。どうぞよろしくお願いします!



2003年7月1日(火)のフジノ
● 市側のおこなう説明会にみんなでGO!

 今日、教育長の名前で発表されたことがあります。
 それは、これです。

 <市内10ヶ所で美術館トークを開催します>

  7/29  追浜公民館4階集会室
  7/31  田浦公民館3階集会室
  8/4   浦賀公民館3階集会室
  8/5   衣笠公民館3階集会室
  8/7   西公民館3階集会室
  8/15  北下浦公民館3階集会室
  8/18  逸見公民館3階集会室
  8/25  大津公民館3階集会室
  8/26  久里浜公民館3階集会室
  8/27  ヴェルクよこすか6階第1会議室

 すべて時間帯は
 19時から20時半まで、です。

 入場料は無料です。

 4ページにわたるパンフレットをつかって
 美術館建設についてわかりやすく説明する会だそうです。

 「美術館の必要性」
 「美術館を今つくる理由」
 「建設費はこうなっています」などを説明してくれます。

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 雄人(吉田議員)
 市がおこなうこの説明会についての感想を
 神奈川新聞にインタビューされてたので
 明日あたりこの件が記事になるかもしれません。

 インタビューしてもらえなかったフジノの
 感想はこうです。

 「市がまちに暮らしている人たちに
  美術館建設の計画について
  ちゃんと知ってもらおうということはとても良いことだと思います。

  何故なら、あまりにも誰もこの計画を知らないから。

  署名を集めていてもひしひしと感じるのは
  美術館建設の計画そのものを知らない人が多すぎる、
  ということです。

  このまちの大切なことを決めるのに
  このまちに暮らしている人が知らないというのは
  とてもまずいです。

  だから、この美術館建設の問題をつうじて
  まちに暮らしている人には市がおこなっていることを知ってほしい。
  市にはまちに暮らしている人にもっと説明をしてほしい。

  とてもそう感じています。

  だから『美術館トーク』、ぜひどんどんおこなってください。

  僕も可能な限り、
  全ての会場に行きたいと考えています」

 これは皮肉でも何でもなく、本気でそう考えています。

 今の美術館建設計画に賛成であれ、反対であれ、
 このまちの問題を知っていることはとても大切だと思います。

 1番恐ろしいのは、何も知らないことです。
 1番避けたいのは、無関心という状態です。

 だから、市側の今回の行動は
 どんどんやるべきだと思います。

 この日程を見るかぎりでは 
 美術館開設準備室の方々は夏休みは取れなさそう...。

 賛成と反対という
 お互いの立場の違いはありますけれども
 共にこのまちのために働いていることには変わりはありません。

 市側のみなさんにエールを送りたいと思います。
 お互いに健康に留意して、最後まで熱い夏にしましょうね!


● おかあさんのひとやすみサービス

 福祉の用語で『レスパイト=サービス』という言葉がありますが
 僕にはどうしてもなじみがわかないので
 このHPでは僕は遣うのをやめることにしました。

 『おかあさんのひとやすみ』と呼ぶことにしますね。

 さて、『おかあさんのひとやすみ』のための
 どんなサービスがこのまちにはあるのでしょうか。

 このHPの掲示板で
 ビッグママさんから質問がありましたので
 さっそく障がい福祉課をはじめ、いろいろ教えてもらいました。

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 <まずは、健康福祉部にご連絡ください>

 このまちに暮らしているあなたには
 このまちが届けているサービスをぜひ利用してほしいのですね。

 そこで、まずは公的機関を紹介します。

 最初に、市役所にどんどん相談してみてください!

 健康福祉部 障がい福祉課
 電話番号 046(822)9488まで

 もちろん窓口にいらしてもOKです。

 この相談をつうじて
 それぞれのお子さんの体調などなどをお話した上で
 『おかあさんのひとやすみ』のために 
 どんなサービスがあるかを紹介してくれたり、
 さらにはそのサービスの申し込みまでしてくれます。

 そんな『おかあさんのひとやすみ』サービスを
 少しだけ紹介しますね。


 (その1) お子さんだけお預かりする場合

 ・ 県立 三浦しらとり園(横須賀市長沢4−13−1)
 ・ 県立 ひばりが丘学園(横浜市港南区芹が谷2−1−1)

 (その2) おかあさんと一緒、の場合

 ・ 七沢学園(神奈川県厚木市七沢516)
  「母子短期入所」という仕組みがあります。


 もしもお子さんが療育手帳を持っていたら
 これらの施設の利用には支援費制度をつかえるそうです。
 ぜひともまずは健康福祉部へ相談してみてくださいね。


 <やっぱりボランティアのパワーが大切!>

 上で紹介したものはとても遠くて
 なかなか利用しづらいかなあ、というのが僕の本音です。

 だから、より身近な環境での
 『おかあさんのひとやすみ』を望む場合、
 現在の状況ではボランティアを利用するのがベストだと思います。

 これまで僕自身が個人として活動してきて感じるのは
 行政よりもボランティアやNPOには
 より柔軟性があるということですね。

 だから、あなたの暮らしているところのすぐそばの
 ボランティアセンターに電話をして相談してみるのもいいと思います。

 それから、こないだ見学をさせてもらって
 フジノが個人的に信頼している
 ボランティア活動をあらためて紹介しますね。

 ・ サポートホリデー

 ぜひともこの活動のHPをご覧くださいね。

 サポートホリデー全体での活動以外にも
 個人個人の方の相談に応じて、
 ボランティアとして来てくれることもあるそうです。
 『サポートホリデー』HPの掲示板などで相談してみてくださいね。


● 市議会議員のできること=知らせること

 掲示板へのビッグママさんの書き込みのおかげで
 今日は本当にいろいろなことを知ることができました。

 たとえば、学童保育でも
 障がいのあるお子さんの放課後をサポートしているところが
 このまちにも4ヶ所あります。

 市議会議員のところには
 いろいろな情報が集まってきます。
 市議会議員はそんな情報を届けるのが仕事です。
 また、情報と情報をつなげていくのも仕事です。

 ですから、どんどん質問をしてください。

 フジノもただの29才ですから
 分からないことばかりです。

 分からないことを分からないことは、恥ずかしくありません。

 だから、どんどん質問してほしいのです。
 このまちのしくみだとか、あなたがつかえるサービスのことを。

 僕なりに一生懸命に調べて、それを伝えたいと思います。

 どうか、政治家をこきつかってください。

 市議会議員にできることは
 実はイメージとは違って本当に少ないのですけれども
 情報をどんどん伝えることはできます!

 メールでもOKですし、
 緊張しないでどんどん掲示板にも質問してくださいね。


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