まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2003年11月25日(火)のフジノ
● 僕も傍聴してます

 今日は『総務常任委員会』を傍聴しました。

 このまちの議員は
 誰もが1つの委員会に所属しなければならないのですが
 僕は『民生常任委員会』に入っています。

 議会では
 ものすごくいろんなことが話し合われます。
 このまちのこと全てが対象ですからね。

 全てのことを
 全ての議員で話し合うのは非効率的なので
 このまちの議会では、まず委員会で話し合うしくみになっています。

 それから、最後に本会議の場で
 『横須賀市議会』としての意思を決める多数決をおこないます。


 (1) 4つの委員会で、担当分野のことを話しあう
      ↓
 (2) 委員会としての結論を出す
      ↓
 (3) 本会議で『委員会の結論』についての質疑
      ↓
 (4) 本会議で『最終的な結論』を出す


 上のような流れですね。

 そんなわけで、
 僕のように1人きりで活動している無所属の場合は、
 他の3つの委員会でどんな話しあいがおこなわれたかを知るためには
 自分からどんどん傍聴しに行かなければ
 全く分かりません。

 傍聴で他の議員がおこなう質問を聞くことによって
 僕の視野も広がりますし、
 最終的に出す結論も深まっていきます。


● 世間のイメージとは、違うこともある

 今日の総務常任委員会では
 「え、全く知らなかった!」と自分の勉強の足りなさを痛感する
 そんな議論がありました。すっごく勉強になりました。

 先日お知らせしたとおり
 今回の議会では
 市役所職員の給与をダウンする条例案が出ています。

 僕は最初、こう考えていました。

 「こんな不況の時代なんだ。
  公務員の給料がさげられるのは当然のことだ」

 だから、議会事務局の担当者に
 「条例案には賛成ですか?反対ですか?」と尋ねられた時にも
 「今回はすべて賛成です」と即答しました。

 きっとあなたも僕と同じように
 公務員は給与がさげられるのは当然だ、と思ってませんか?

 たぶん、ほとんどの方々が
 そう考えていると思うのです。

 でも!

 総務常任委員会に出席して
 そんなカンタンなものでは無いことが分かりました。

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 井坂さん(井坂新哉議員)がおこなった反対討論を聞いて
 初めて知ったことがありました。

 それが、この2つのキーワードです。

 (1)不利益の遡及(そきゅう)

 (2)賃金の原則

 総務常任委員会が終わった後、
 すぐに井坂さんを追いかけていってお話をうかがいました。

 けっこう衝撃でした。

 僕なりに、この2つの考え方を
 ものすごくカンタンに説明してみますね。

 (1) お給料を下げる、というような不利益を受けることは
    日付をさかのぼっておこなってはいけない。


 例えば、あなたの会社が
 不況でボーナスカットをするとします。
 けれども今が11月ならば、
 12月のボーナスを減らすのはいいけれど
 もうすでにもらっている6月のボーナスまで返還させられるとしたら
 あなたの暮らしはどうなりますか?

 ローンも組んであるし、
 そもそもすでにもらっているお給料はつかってますよね?
 それを「返せ」と言われても、困ってしまいますよね?

 こういう状況を避けるためにも
 『不利益の遡及』はしない、という原則があるのです。

 今回の市役所職員さんの給与ダウンも
 不利益の遡及ではないか、と井坂さんは質問しました。


 (2) お給料は『働いたことへの見返り』なのに
    それを返せというのでは、おかしくないか。

 例えば、あなたがアルバイトをしているとします。
 バイトを決める時に、時給800円という約束をしたとします。

 そして、お給料日になって、
 働いた分だけ約束どおりにお金をもらいました。

 しかし!

 半年くらい経ったある日、
 いきなり店長が電話をかけてきて、こう言いました。

 「やっぱりきみの時給は750円にするから
  差額の50円分を返してよ」

 そんなこと言われたら、あなたはどう思いますか?

 井坂さんは
 賃金の原則という観点から見ると
 今回の給与ダウンは問題があるのではないか、と質問しました。

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 本当はもっと詳しく説明したいのですが
 時間のつごうで省略します。
 (まだ読まないといけない決算資料が山積みなのです...)

 ともかく、今回の給与ダウンは
 問題があるかもしれない、そういう可能性もある、
 ということなのです。

 僕はこういうことを、全然知りませんでした。

 (参考のためにこちらこちらのHPなどをごらんください)

 井坂さんに教えていただいた後も
 会派にカンケーなく、何人かの議員に意見をうかがいました。
 また、市役所の職員の方にも話を聞かせてもらいました。

 議会は多数決ですから
 僕1人きりの賛否では大きな変化はありません。

 けれども、市に勤めている数千名の給与ダウンを決められる
 それこそ暮らしを変えてしまいかねないことを決められる
 そんな権力を持つ45人のうちの1人なのだ
 ということが
 改めてひしひしと僕のこころにのしかかりました。

 平均で、年額19万円のダウンです。
 19万円って、大きいですよね...。

 もちろん「これまでがもらい過ぎだ!」とか
 「横須賀市は他市に比べたら高い給料だ」という意見も分かります。
 「民間はもっともっと厳しい!」という意見も痛いほど分かります。

 けれど、市役所に勤めている方々だって
 このまちに暮らしているあなたと同じ『市民』なのです。

 そして、そのご家族には
 障がいのある方々や介護が必要な方々もいます。

 ものすごく悩みました。


 けれども、この『給与ダウン条例案』が
 可決されれば
 減らすことのできる金額はなんと、
 5億4800万円にもなります(一般会計分のみ)。

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 悩みに悩んだ末に
 フジノは、賛成することにしました。

 『市職員の給与ダウン』に賛成します。

 そのかわり、市議会議員の給与をダウンする条例案にも
 必ず賛成します。

 まだ『議員の給与ダウン条例案』が
 正式に提案されるかどうかは決まっていないのですけれど
 (たぶん明日には決まります)
 提案されたら、必ず賛成します。


● フジノの給与カットについて

 市議会議員になって半年が過ぎ、
 勉強の毎日でお金がすごくかかることが分かりました。

 「市議会議員の給与60%カット」

 を公約にかかげて立候補したフジノですが
 残念ながら今年は
 15〜20%くらいのカットしかできなそうです。

 現在の見通しでは
 この公約を今年は果たすことができなさそうです。

 約束を果たせない情けなさを痛切に感じており、
 みなさまにはお詫びの気持ちでいっぱいです。

 投票してくださったみなさん、
 本当に申し訳ございません。

 正式な数字は、1年が経過したところで
 出すことができると思いますが
 中間決算的な意味で
 半年が経過した今、報告をさせていただきました。

 投票してくださったみなさん、
 政治家への信頼を僕をつうじて持とうとしてくれたみなさん、
 本当に申し訳ございませんでした。

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 ただ、今年は議員になって最初の年ということもあって
 活動をするためにそろえなければならない用具などもたくさんあって
 出費がかさんでしまいました。

 また、本代、講演会や勉強会への参加費用、交通費、
 真剣に勉強すればするほどに
 今の議員報酬では
 生活が苦しいと感じることが
 本音の部分では、多くあります。

 勉強に力を入れれば入れるほど
 困っている方のお話をうかがえばうかがうほど
 政治家は本当にお金が無くなっていきます。

 フジノの『理想の政治家』

 ぼろ布をまとい貧窮の中で信念をつらぬいた
 田中正造さんなのですけれども、

 このままのペースで4年間働いたならば
 困窮や貧しさの面だけは
 田中さんに近づけそうな気がしたりします。

 けれども、たくさんの中小企業のみなさんが感じている痛みを
 政治家も分かち合わなければ
 切実な気持ちを持って仕事にのぞむことは
 できないと感じています。

 もしも『議員の給与ダウン条例』が可決されれば
 さらに年額で約20万円カットされる
ことになります。

 この条例案が提出されるかどうかは
 明日おこなわれる『議会運営委員会』で決まると思いますが
 提出された時には、必ずフジノは賛成します。


● 明日、本会議です!

 明日26日(水)の本会議は
 雄人(吉田雄人議員)が一般質問をおこないます。

 傍聴に来られる方はぜひおこしください。
 インターネット生中継もありますので、
 ぜひご覧下さいね。

 それから、もう1つ報告です。

 かねてからフジノも問題視している
 『長井海の手公園』の件について
 木村正孝議員があらたにアクションを起こされました。

 木村さんのHP、ぜひ見てください。


 みなさん、今日も1日おつかれさまでした。



2003年11月21日(金)のフジノ
● 体調管理も『公務』であるということ

 昨日の人間ドックの結果をうけて、
 今日は朝から病院に行くことにしました。

 いつもなら可能なかぎり
 『議会運営委員会』を傍聴しているのですけれども
 今日だけは大事をとって傍聴をあきらめました。

 病院に行き、みなさんと同じように
 診察券を出して、ロビーの待合室で順番を待ちました。

 実は、人間ドックの検査結果を聞いた時に
 すでに肺に穴があいているということもあって
 あらかじめ名前をなのれば予約をとることも可能ですよ、
 と先生に言ってもらっていました。

 けれども、ふつうは予約はできません。

 フジノは議員だからといって
 特別扱いがイヤでした。

 みんなと同じように、
 外来で順番を待って治療を受けたかったのです。

 そうやって、意地をはって
 ふつうに診察券を出して、
 議会運営委員会の傍聴をあきらめて
 ロビーで待っていました。

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 その結果、フジノは診察を受けられませんでした。

 当日は、外来の患者さんが
 いつもよりもすごく多くて
 僕まで順番がまわってこなかったのです。

 出席する義務のある本会議にまにあうためには
 もう病院を出発しないと間に合いませんでした。

 だから、せっかく病院に行ったのですが
 売店で買った『横浜ウォーカー』をロビーで隅から隅まで何度も読んで
 ヘルパーに付き添われている高齢者の方々を眺めて
 時にはイライラしながら、大あくびをしたりして、
 そして時計を何十回も見て
 やがてあきらめて議会へと向かいました。


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 この話のオチは、こうです。

 僕はマジメすぎた。
 すでに公人であるにもかかわらず
 ふつうの人でありたいと意識しすぎたために
 公人としての義務を果たすために最も基本的に大切な体調管理さえ
 小さな意地でおろそかにしてしまった。

 議員として忙しく働いて
 病院に行くスケジュールが組めないくらいにがんばってるならば
 もしも予約をさせてもらえたとして、
 それをとがめる人がいるはずがないだろう...。

 「あらかじめ電話していただければ」と
 言ってくださった病院の方も
 僕が忙しいと分かってくれているからこそ
 あえてそう言ってくださったはず。

 すでに公人であるにもかかわらず
 私人と変わらないようにして
 私人と同じように痛みも喜びも感じたいというのは
 つごうが良すぎるのかもしれません。

 次に病院に行かれるチャンスを見つけたら
 電話で予約をさせてもらいたいと
 今は思っています。

 大切な公務を果たすために。
 僕は公人だから。



2003年11月20日(木)のフジノ
● 明日から議会です!

 明日、21日(金)から議会が始まります。

 議会で話し合われることはすべて
 あなたと僕の暮らしているこのまちについてです。

 もちろん今回も、市議会のHPから
 インターネットでの『生中継』も行なわれますし、
 数日後には、見たい時にはいつでも見られるようになります。

 来られる方は、ぜひ傍聴に来て下さいね!


● 人間ドックの結果(涙)

 11月6日に行なわれた人間ドックの結果について
 病院の先生と、1対1で説明をうかがいました。

 その結果。

 フジノは肺に穴があいています(涙)

 明日から議会なのに...。

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 自然気胸という病気があります。
 僕の場合はすでにとてもかかりやすい状態になっていて
 これまでにも2回手術したことがあります。

 体質的になりやすいタイプがいる、ということで
 僕と同じような体型の方々は
 けっこう自然気胸で苦しんでいることが多いと思います。

 それにしてもつらいのは、
 原因不明でしばしば穴があいてしまうことです。

 手術に至らないレベルの穴あきは
 僕はもう何回も体験しています。
 だから、レントゲンを撮らなくても
 自分自身で『痛み』によって『破れた』のが分かるんですね。 

 だけど、今回の場合には
 もうずうっと忙しかったし
 体調はいつも悪いし
 気にしてなんかいられなかった、というのがありました。

 背中のコリがずっと取れないとは思ってたけど
 気胸の痛みだとは気づかなかった。

 前回からもう2年くらい経っていたし
 まさか再発するとは思いもしませんでした。

 ...ああ、人間ドックに行っておいて良かった。

 右の肺は破れているし、
 左の肺も、すでに破れる前の状態になってました。

 片方の肺だけ破れているなら
 倒れるまでは仕事できるんですけれども
 両肺だと呼吸できなくなっちゃうから生死にかかわってくるし
 そうなる前に分かって良かった。

 12月17日に議会が終わるまでは
 ちょっと検査も治療も時間的に取れないので
 少しだけ仕事の量を
 抑えぎみにさせていただきたいと思います。

 うーむ。



2003年11月19日(水)のフジノ
● 12月議会が始まります!

 あさって、21日(金)から議会が始まります。
 今回の議会は、
 『決算』についての議会です。

 企業では毎年
 1年間の経営がどうだったかの『成績表』を発表します。
 あるいは、『健康診断表』みたいなもの、
 と言っても良いかもしれません。

 決算というのはとても大切なもので
 その数字しだいで企業の株価も大きく左右しますし
 株主もとても強く関心を持っているものです。

 企業にとっては、大イベントなのです。

 その決算を『市』も行ないます。

 企業にとってだけでなく、
 『市』にとっても決算は大イベントです。

 市の株主にあたるのは
 あなたです。

 どうか、あなたがこの大イベントに注目して下さいますように!

 ちなみに議会では何をするかというと
 「今回の決算の内容が適切であるかどうか」の
 認定をおこないます。

 日程はこちら
 ぜひ傍聴におこしください!


● 市長から提案されること

 決算だけではなくて
 他のことも、もちろん話し合われます。

 議会には、毎回、市長側から提案される『議案』があります。

 今回の議会では
 次の5つの条例を一部改正する、という提案です。


 (1) 一般職の任期つき職員の採用などに関する条例

 (2) 常勤特別職員の給与条例

 (3) 職員の給与条例

 (4) 教育長の、給与・勤務時間・その他の勤務条件に関する条例

 (5) 市立高校・市立幼稚園の教育職員の給与などに関する条例


 これらについても話し合っていきます。


● 入札制度改革の勉強を始めました

 今日は、財政部契約課におじゃまして
 電子入札の現場に立ち合わせてもらいました。

 全国から高く評価されている
 このまちの『電子入札』ですけれども
 実際におこなわれているところは見たことがありませんでした。

 そこで、僕から親しい仲間に声をかけて
 一緒に勉強をしていこうということになりました。

 横須賀市からは、
 雄人(吉田雄人議員)と絵美さん(岩崎絵美議員)と僕。

 他市からは、
 野崎くん(野崎孝男・練馬区議会議員)
 江口さん(江口友子・平塚市議会議員)

 以上の計5名でした。

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 実際の現場は
 驚くほどシンプルでした。

 たぶん、このまちに暮らしている
 ほとんどの人々が『入札』そのものが一体何なのかを
 知らないままに過ごしていくものだと思います。

 僕も、政治家にならなければ
 一生見ることが無かったと思います。

 電子入札とはどんなものなのか。
 そもそも入札とは何なのか。

 これについては
 僕自身がもっとかみくだいて説明できるようになったら
 きちんと紹介したいと思います。

 いずれにしても
 「驚くほどあっけなかった」というのが第一印象です。

 いろいろ考えることはたくさんありましたが
 今後も勉強会を続けていく予定です。


● 盟友・野崎くん

 午前中は、市の説明を聞いたので
 午後は、実際に電子入札をおこなっている業者の方々に
 お話をうかがいました。

 電子入札は、確かに全国的な評価を得ています。

 けれども、何事についてもそうですが
 1つの側面からしか物事を見ないのはダメです。

 そこで、企業の方々にお願いをして
 大変お忙しい中を
 4つの会社の方々にお話をうかがうことができました。

 目からうろこが落ちる、という表現がありますが
 本当に「初めて知った!」と驚いて
 考えさせられることがたくさんありました。

 勉強の成果を活かせるように
 今後とも努力していきたいと思います。
 本当にありがとうございました。

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 さて、今日は実はうれしいことがありました。

 野崎孝男・練馬区議会議員
 実際にお会いすることが初めてできました。

 5月頃にフジノHPを見てくれた野崎くんからメールをいただいて
 これまで約半年間、なかなか直接に会えないままに
 メールでやりとりをしてきました。

 かねてからみなさんご存知のとおりで
 僕は同じ業界の人間を
 そう簡単には全く信用しません。

 政治家からメールをもらって「会いたい」と言われても
 ほとんどお断りしてきました。

 若手には、政治ゲーム的な話ばかりするのが
 好きな人間がたくさん存在します。

 そういう人は若くても
 僕には古い政治家と変わらずに見えます。

 けれども、野崎くんは例外で
 熱い想いをもって呼びかけ続けてくれました。

 彼のHPを見るにつけても
 ものすごく勉強家で
 つねに一生懸命に努力していこうという姿勢が貫かれていました。

 実際に、彼のHPですすめられている本をチェックしては
 僕もそれを買って勉強をする、というように
 とても刺激を受けることがたくさんありました。

 そんなわけで、いつか直接に会えないかと願っていました。

 それがついに今日、実現しました。
 実物もHPやメールの印象と違わない熱い人でした。

フジノと野崎くん  29才コンビです。
 野崎くん(右)とフジノ(左)。

 『踊る大捜査線』の
 青島のような2人組ですね(笑)


 これからもお互いに刺激しあって
 もっともっと勉強してお互いを高めあって
 そして、もっと人々のためになる、そういう仕事をしていきたい。

 彼に会って、そう感じました。

 横須賀のみなさん、
 練馬区議会議員の野崎孝男くんをどうか覚えておいて下さいね。

 野崎くん、今後ともよろしくお願いします。

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 おまけで、写真をもう1枚のせましょうね。
 野崎くん、フジノ、江口さん、の3人です。

野崎くん、フジノ、江口さん。  少しずつではありますが
 こうやって
 若手同志の信頼のネットワークを
 築いていくことができたら、と願っています。

 そして、お互いに全力で勉強して
 切磋琢磨しあっていくカンケーでいたい、
 そう思っています。

 これからもがんばります!



2003年11月16日(日)のフジノ
● ご迷惑をおかけしたみなさま、申し訳ございませんでした

 久しぶりにひどい熱が出てしまい、
 予定をいくつかキャンセルさせていただいて
 お休みをいただきました。

 歩いていても震えが来るくらいの風邪で寝込んでいたのですが
 それでも2つほど良いことがありました。

 まず1つは、体調不良で僕がいなくても
 僕の勉強会のメンバーはばっちりと動いてくれている
 というのを聞いて、とても安心しました。

 2つ目は、小学校からかかりつけの病院に
 数ヶ月ぶりにおじゃまして、先生のお元気そうな姿を見れたことです。
 先生は本当に地域に根づいた医療をされている方で
 土曜日も日曜日も診療をされています。

 久しぶりにお会いして、質問もしました。
 「どうしてそんなに休みなしで働けるのですか?」

 先生の健康の秘訣もうかがってきました。
 大きな注射もしてもらってきましたので、
 明日からは復活してがんばります。


● それでも語り合える場があるということは大きい

 今夜は夕方から、 
 『知事と語ろう!神奈川ふれあいミーティング』でした。

知事と語ろう、の会場の様子  会場である保健福祉大学の講堂は
 ほぼ満員という盛況さでした。

 質疑応答の時、市民の方々が
 美術館問題についてと
 芦名の産業廃棄物処分場問題について
 質問されました。

 僕も強く関心を持っていることなので
 どんな返事かと耳をそばだてました。 

 しかしながら、その返事は
 ほとんど毒にも薬にもならない回答でした。

 美術館問題については
 県知事宛にも手紙が何通も届いているけれど
 横須賀市の問題だから横須賀市民で十分に議論すべきだ。

 芦名の処分場については
 県内のごみを100%県内で処理することをマニフェストに載せた、
 県内のどこかに必ずごみ処理場は作らなければならない、
 芦名には十分に説明をおこなった。

 うーむ。

 自分が議員になってから
 批判するだけの立場が
 いかにラクで無責任であるかが分かったけれども
 それでも松沢さんの流暢だけれどそれだけで終わってしまう返事に
 とてもがっかりしました。批判したいです。

 美術館問題について
 「県知事宛に、問題だという手紙が何通も来ている」と言ってた
 そのうちの1通は僕が出しています。

 それに対する返事も
 2ヵ月経ってからやっと来ましたけれど、
 何故2ヶ月もかかるのか分からないような返事でした...。

 そうは言っても、
 それでもこうやって実物の県知事を前にして
 僕たちふつうの市民が直接に話をできるということを考えれば
 それはすごいことなのかもしれない。

 学童保育の問題などをはじめとして
 このまちに暮らしている人たちの声を直接に聞いてもらえる
 そういう場があるということは、すごいことなのかもしれない。

 そう、思うことにしました。


 12月議会が終わったら
 フジノもまちかどに立っての演説だけではなくて
 毎月定期的にいろんな町内会館や公民館などをまわって
 タウンミーティングのように
 座談会みたいなのをやりたいと思いました。
 (→これが現在行なっているカフェトークになりました)

● 壁...

 いつも読ませていただいているHPがいくつかあります。
 その中には、障がいのある方々やご家族の方々のHPがあります。

 小さなお子さんが
 赤ちゃんから少しずつ大きくなっていく姿を
 写真つきで載っているのを見ていると
 本当はヴァーチャルな世界でのつきあいでしかないのに
 ずっと成長を見守っている一員のような気持ちになってしまいます。

 そういうHPを拝見しながら
 一体何をすれば
 どうしたら
 このコのためになることができるのだろう、と
 インターネットを見ながら叫びたくなる衝動にかられます。

 政治家って、何でこんなに力が無いのだろう。

 おれがバカで無力なだけならば、
 どうしたらもっと有能になって
 もっと力を持てるようになるのだろう。

 ごめんなさい。本当にごめんなさい。
 いつもHPを拝見しているだけで
 なんにも力になれていなくて、本当にごめんなさい。

 今、すごく大きな壁にぶつかっているような気がします。

 議員として、議会での質問の原稿を作りながら
 時々「これが本当にあのコたちのためになっているのか」と
 自問自答する瞬間が何度と無くあります。

 目に見えた変化が起こるまでには
 そもそも変化というものには時間がかかるものだけれど
 人の成長や人生の時間の流れというものは
 いつも一瞬一瞬が全てだから
 理性で理解している変化のゆっくりさかげんと
 感情が求めている大きな変化との
 その整合性が自分の中で取れなくなることがあります。

 難しい...。

 本当に難しい。


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