まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2005年9月14日(水)のフジノ
● メールへの返事が遅れています、ごめんなさい!

 みなさんから頂いているメールへの返事が
 かなり遅れてしまっています。

 頂いている量の多さに対して
 返事をしているのが当然ながらフジノ1人ですから
 答え切れていない状況です。

 明日の市議会本会議が終わったら、
 可能な限り早くみなさんに返事を出したいと思っています。

 もう少しお待ち下さい。すみません。


● 明日、市長への質問です。フジノは最後に質問をします

 明日は10時から
 市議会の本会議が行なわれます。

 蒲谷市長の所信表明に対する質問となります。

 フジノは、11人の質問のうち、11番目になりました。最後です。

  1.新政会
  2.研政21
  3.自由民主党
  4.公明党
  5.日本共産党
  6.自民市民クラブ
  7.一柳 洋
  8.改革よこすか
  9.吉田 雄人
 10.新生よこすか
 11.フジノ

 たぶん、18時頃に質問をすることになりそうです。

 蒲谷新市長のこれからの姿勢を
 確認する質問になります。

 だから、ふだんの一般質問に比べたら
 大味な質問にならざるを得ないのですね。

 ぜひ傍聴に来てみて下さい。


● 卒業見込みが出ました

 日本社会事業大学の卒業見込みが出ました!

卒業見込み証明書が届きました  僕はまだ実習が
 あと5日間残っているのですが、
 それを終えると
 国家試験の受験資格ができます。

 あとは来年の国家試験だ!



2005年9月13日(火)のフジノ(その2)
● アクセス数の異常な動き

 この『活動日記』コーナーは、衆議院議員選挙のあいだ
 更新を行なっていませんでした。

 再開したのは12日(月)からです。

 その5日前からのアクセス数と
 12日に再開してからのアクセス数の差を見て下さい!

 <このHPへのアクセス数>

 9月 8日(木)   5,655
 9月 9日(金)   5,399
 9月10日(土)   3,720
 9月11日(日)   5,927
 9月12日(月)3万7,654


 すさまじいものがありますね。

 少し気になって
 スタッフに原因を尋ねてみたのですが

 「選挙後に何を語るか見たかったのでは?」

 「まぁ、なんか、フジノ節がでるのを期待されていたのでは?」

 とのこと。そんなもんなのですか。

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 お気づきの方も多かったと思いますが、
 衆議院議員選挙の期間中も
 HPの『スケジュール欄』は毎日更新していました。

 選挙期間中も「政治家個人としての活動」は制限されておらず、
 その選挙に直接関わる内容で無ければ
 HPも更新可能という判断を
 雄人(吉田議員)のHPにならって
 (スケジュール欄のみとささやかですが)更新してみました。

 雄人と同じく、フジノも
 警察や選挙管理委員会から一切の警告はありませんでした。

 今後、何らかの選挙期間中であっても
 直接その選挙に関わらない話題であれば更新を続けたいと
 考えています。


● 願う会、ラウンド4に向けて活動スタート!

 詳しくは『民意が市政に生かされることを願う会』のHP
 直接に見てほしいのですけれども、
 今夜、市長選挙が終わってから
 初めての『願う会』の会合を行ないました。

 当選した蒲谷市長を相手に、
 わずか6,683票差という接戦を繰り広げた
 『願う会』です。もちろん、これからも活動を行なっていきます。

 ラウンド4の第1弾は、
 「蒲谷市長と直接に対話の機会を持とう」と決まりました。

 今後、時期などを含めて
 『願う会』HPで説明される予定です。

 勝手連として闘った『願う会』もフジノも
 5万7,862票の重みを決して忘れることはありません。

 市民のみなさまに対して
 大きな責任を持っています。

 だからこそ、僕たちの活動はまだまだ続いていきます。


● 記者としての在り方に疑問を感じます

 もうこんなこと書くのもバカバカしいくらいなのですが
 またも産経新聞の横須賀支局に、ウソの記事を書かれました。

 記事はこちらです。

 1度(8月4日)ならず、2度も同じ内容で、
 しかも意図的に書いているような悪意を感じます。

 すでに雄人もHPで反論しているとおりで、
 記事の中の以下の文章は
 明らかに間違いです。

 > 勉強会は市議選後、メンバーと
 > 市長選で同氏(木村さん)を支持した市議三人が合流、
 > 新たな政治グループを形成したいとしており


 フジノの反論は前回と全く同じなので
 あえて書くまでもありません。

 横須賀支局の産経新聞記者は
 何故、本人に取材もせずにウソ記事を書くのでしょうか?

 フジノHPを見ている数万人の方が
 「なんだ、産経新聞の記事はウソなのか」と知るわけです。

 そうして、自分の会社の信頼性とブランド価値を下げていくのです。
 そんなリスクを犯してまで
 この記事を書く意図は何なのでしょうか?

 横須賀支局のこの記事を書いた1人の記者に対して
 記者としての在り方に疑問を感じます。

 フジノは産経新聞社そのものを批判しているのではありません。

 自殺予防について熱心に取材をしている
 産経新聞の記者を個人的に知っています。

 産経新聞社にも当然ながら
 プライドのある良い記者がいます。

 けれども、1人の記者がウソを書けば、
 産経新聞そのもののブランドが堕ちるわけです。

 そんなことでいいのですか?

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 フジノ個人について言うならば
 産経新聞のこの記事を読んだ市民の方々から
 早朝から確認の電話が何本も入りました。

 本会議の質問原稿を書いた徹夜明けで
 やっと眠ろうとしていた時間のことです。

 指摘された部分を確認するために
 急いで産経新聞のインターネット版を読んで
 改めて市民の方々に否定の連絡をしました。

 こういう作業の時間は
 とても不毛です。迷惑です。

 さらに、フジノたちの誤ったイメージを
 市民の方々に植え付けます。とても迷惑です。

 雄人は記者本人に直接に抗議したようですが、
 僕はあえてこうやってHPに書いて
 不名誉な行動が残るようにすることで反省を促したいと思います。



2005年9月13日(火)のフジノ
● 本会議での質問はこんなです

 15日(もしくは16日)に行なう
 市長へのフジノの質問は次のとおりです。


 <発言通告書>

 1.市長の所信表明について

 (1)市長選挙で、次点との差が6683票と僅差であったこと、
   他候補者の得票合計(7万3640票)が
   蒲谷市長の得票(6万4545票)を上回ったこと、
   これらの投票結果が示した有権者の想いを、
   市長はどのように受け止めているのか。


 (2)市長選挙での大きな争点であった美術館建設問題に対して、
   所信表明でのささやかな言及で、
   見直し派・反対派の理解が得られたと市長は考えているのか。


 (3)所信表明中の
   「私自身が積極的に街に出て市民の声を聞きたい」とは、
   具体的にいつどのような方法でどんなことを行なうのか。


 (4)市長が政策の基本目標として掲げた
   「元気な横須賀」とは何をもって達成されたとするのか、
   リーダーとしてきちんと定義を行ない、
   達成の指標を示すべきではないか。


 (5)何故、所信表明で「数値目標」を挙げなかったのか。
   少なくとも、市長が特に重視していく4分野
   および「行財政改革」については
   数値目標を掲げるべきではないか。
   また、市長選挙で掲げたマニフェストの進行管理は
   どのように行なっていくのか。


 (6)「財源の確保・拡大は必要不可欠」とは、
   前市長が駐車場の有料化を行なったように、
   さらなる市民負担を求める、
   有料化の範囲の拡大を意味しているのか。
   具体的にどのようなことを指しているのか。


 (7)市政100周年事業が単なるイベントの羅列で
   記憶に残らないものにしない為に、
   また「行財政改革」に逆行しないように、
   市長はどのような方針を考えているか。


 (8)所信表明では全く触れられなかった、
   障がいのある方々の福祉に対して、
   市長は今後どのような方針を持って取り組んでいくのか。
   市長の目指す「元気な横須賀」の中で、
   障がいのある方々の福祉は
   どのような位置づけになっているのか。



 質問の原稿を徹夜して作りました。
 ふう〜。疲労困ぱい。



2005年9月12日(月)のフジノ
● 選挙結果について

 どうか絶望しないで下さい。

 現在は12日(月)になったばかりの
 深夜1時過ぎなのですが
 たくさんの方々から
 今回の選挙結果への絶望の電話をもらいました。

 自民党の圧勝。
 小泉首相の17万票。

 けれども、どうか絶望しないで下さい。

 フジノは何も諦めていません。

 この国に希望を持って
 今日も胸をはって進んでいきたいと思っています。

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 フジノの考えを書きます。

 天木直人さんに対して、6874票が入ったことを誇りに思います。

 小泉首相のメディア戦略に負けずに
 この保守的な横須賀のまちで
 流されなかった人々が約7000人もいたことを誇りに感じます。

 平和・外交、という一般受けが悪いテーマを真っ向から唱えた
 天木さんの政策に1票を投じた人々をフジノはいとおしく思います。

 天木さんはご自分の立候補を
 「自分自身の総決算だ」とおっしゃっていました。

 演説でも

 「私に入る投票数は
  小泉首相の10分の1にも満たないかもしれない。

  けれども、私に投票されるその1票1票は
  何よりも重い平和を愛する1票です」

 と語られていました。

 フジノもそう思います。

 フジノスタッフの多くのメンバーが
 天木さんに投票をしました。

 僕が押し付けたのではありません。

 「天木さんを応援したい」とフジノが話をしたら
 「自分もそう思ってた」というメンバーがすでにたくさんいました。

 彼ら/彼女らの投票を誇りに思います。

 これだけのメディア戦略の中でも
 物事を見抜く目を持っている流されない人々がいたことを
 素晴らしいと思います。

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 阿部知子さんが当選したことには
 障がいのある方々の率直な想いが反映されていると思います。

 自民党の圧勝という結果を受けて
 すぐに『障がい者自立支援法案』が提出されるでしょう。

 またすぐにこの法案と
 闘わなければなりません。

 郵政民営化ばかりに目をくらまされた人々の陰で
 本当に大切な社会保障の問題が
 どんどん悪い方向へと進んでいきます。

 それと闘う上で、阿部さんの存在は大きい援軍です。

 また、福祉のために闘っている
 山井和則さんも当選しました。

 このこともまた日頃の活動を
 誠実に行なっている国会議員が当選したという証明です。

 今回は、確かに小泉首相の
 メディア戦略の前に
 敗北感を覚えた人々がたくさんいることでしょう。

 けれども、今回の結果を受けて
 メディア戦略の重要性を多くの政党も認識するでしょう。

 やがてメディア戦略が行き着くところまでいけば
 イメージによる闘いではなく、
 政策こそが争われる選挙になるはずです。

 あと数回の選挙があれば必ず変わります。

 諦めないで下さい。
 絶望しないで下さい。

 僕は何も諦めていません。

 この国が変わっていくために
 これまで以上にがんばっていくだけです。

 だから諦めないで下さい。
 一緒にがんばっていきましょう!



2005年9月11日(日)のフジノ
● 投票をしてきました

 昨日の『世界自殺予防デー』緊急フォーラムが大成功だった
 その喜びをじっくり味わう時間も無いままに
 小学6年生が首をつるという
 悲しきニュースが飛び込んできました。

 やるべき対策は分かっている。

 けれども対策を実施しても
 その効果が出るまでには時間が必要である。

 この事実が改めて気持ちをひきしめさせました。

 これからも、努力を続けて
 活動をしていきます。

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 小学6年生が自死へと追い込まれる
 そんなひどい現在の日本を変えるためにも
 大人としての責任を果たすために、投票へ行ってきました。

投票所  武山市民プラザ。

 フジノがどのような投票したのか、
 何故そうしたのかという理由を
 政治家として『説明する責任』があると思いますので、書きます。


 <フジノの投票した候補者と政党>

 ・小選挙区:天木 直人さん

 ・比例区:阿部知子さんを当選させるために社会民主党
      (南関東ブロックで社会民主党の名簿1位が阿部さんです)


 政策で決めました。

 命を守るために政治家をしているフジノですから
 投票の基準は、とてもシンプルです。

 命を守ることができる人に政治家になってほしい。

 イラク戦争に反対して小泉首相に直言して
 外交官を辞めさせられた天木直人さん。

 フジノが彼に投票するのは、必然です。

天木直人さんと応援演説をするフジノ  応援演説をさせていただいたことも
 こころから誇りに感じています。

 天木さんから

 「藤野市議のような若者が
  私の想いを
  応援してくれたことだけでも
  立候補した価値がありました」

 と言っていただけたのは
 涙が出る気持ちでした。

 また、障害自立支援法案に反対しているフジノは
 国会での議論をネット中継でずうっと観てきました。

 郵政民営化ばかりをとりあげる
 テレビや新聞ばかりのマスコミ総崩れの中で目立たなくても
 しっかりと大切な仕事をしている
 国会議員が確かに存在しました。

 僕の尊敬する山井和則さんをはじめとして
 何人かの国会議員がこの法案としっかりと闘ってきました。

 ラッキーなことに、フジノが投票できる比例区(南関東ブロック)に
 このひどい法案と闘ってきたメンバーの1人である
 阿部知子さんが立候補をしています。

 彼女はこの法案に対して
 問題点を明らかにしながら、政府と闘ってきました。

 こういう人こそ、国会に残らなければならない。

 だから、彼女が当選するために
 彼女が所属している社会民主党に投票をしました。


● 政党なんかじゃない。その人の『活動』だけが全てだ。

 フジノは、今の2大政党制の流れに
 自分を曲げてまで
 ついていくつもりは全くありません。

 先日も書きましたが、
 行き過ぎた市場経済至上主義でもなく共産主義でもなく、
 過度な社会保障の大きな政府でもまやかしの小さな政府でもなく、
 この国には進むべき『第3の道』がある、と信じています。

 『第3の道』を目指しているフジノにとって、
 今回の衆議院選挙は、自分の方向性を探す選挙でした。

 はじめの頃、横須賀・三浦という11区の候補者は、
 小泉首相(自民党)と
 斉藤つよしさん(民主党)との
 一騎うちになりそうでした。

 その時は、フジノは白票にするつもりでした。

 そこに直前になって天木直人さん(無所属)が立候補をして
 政策を読んでその想いに強く共感をして
 やっぱり2大政党なんかじゃない、と確信しました。

 また、比例区という政党名を書かなければならない方も
 直前までかなり悩みました。

 イヤイヤで民主党と書くか、
 自民党よりはマシだから共産党と書くか、
 比例区は白票にして投票をするか、と考えていました。

 けれども、比例区の名簿をじっくりと読み直して
 また大切な友人である平塚市議の江口さんのアドバイスもあって
 政策で阿部知子さん(社会民主党)に投票することにしました。

 やっぱり、政策です。

 天木直人さんも阿部知子さんも
 投票して良かった、とすごく実感を持っています。

 フジノの信じる『第3の道』
 まだおぼろげで
 はっきりと「こうだ!」と言えるイメージがありません。

 けれども、はっきり分かることは
 今の自由民主党と民主党しか選択肢が無いような
 イメージ戦略に飲み込まれたり騙されたりは絶対にしない、ということ。

 フジノみたいに市議会議員であっても
 この国がどうあるべきか、
 世界の中でどう在りたいのかを考えるのは
 絶対に必要なことだと思います。

 加えて、市議会議員でなくても
 つまり政治家なんかじゃなくても
 誰もがこの国の未来がどうあるべきなのかを
 ビジョンを持つ必要があると思います。

 それは、ハッキリとしたものじゃなくてもいいんです。

 毎日の暮らしの中で感じることを信じて
 大切にしてほしいと思うのです。

 そして、それを実現しようと活動している人を
 自分の代理人として選挙の時に選ぶ。

 リアルな意味で、信じられる人を選んでいけば
 必ずこの国は変わると思うのです。

 選挙結果が真夜中に出ますが
 その結果は結果として受けとめながらも
 未来に希望を持てる国として
 この国が生まれ変われるように
 1人の人間としてこれからも進んでいきたいと思います。



2005年9月9日(金)のフジノ
● 天木直人さんの応援演説をしました

 昨晩、けさ、と2回も
 天木直人さん(衆議院議員選挙候補者です)から
 「応援演説をしてほしい」と頼まれました。

 1度目の電話ではリップサービスだと思ったのですが
 2度目の電話で本気なのだと分かり、
 人として意気に感じて、
 僕で良ければ、と
 やらせていただくことにしました。

 外交官生活35年間の方を
 市議会議員生活2年半のフジノでは力不足ではないかと
 とても不安に感じました。

 応援演説は、お昼12時半からで、
 その後すぐ14時から市議会本会議なのですが
 ぶっちゃけ天木さんへの応援演説の方が
 フジノは緊張していました。

 朝から緊張しまくって、

 「いったい何を話したらこのまちの人々に
  天木さんという存在の持つ
  大きな意義を理解してもらえるだろうか」

 と、悩みました。

 さらに、街頭演説そのものもフジノは
 6月の市長選挙ぶりなのです。

 失敗したらどうしようかと心配でたまりませんでした。

 結局、スタッフに相談して

 「そのままフジノさんの思うように
  お話すれば、必ず伝わるはずですよ」

 という言葉をもらって、
 そうしよう、そのままでいこう、と決心しました。

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天木直人さんとフジノ

 「日本は世界に尊敬される国になれる力があるのに
  このままの外交政策ではムリだ」

 「本当は誇りある自衛隊が
  アメリカの間違った戦争に従う小泉首相の政策によって
  イラクに送り込まれている」

 昨日に続いて間近で聴く
 天木さんの演説は、まさにその通り、という想いでした。

 そして、フジノの応援演説です。

天木直人さんを応援演説するフジノ

 緊張しまくりましたが
 自分の想いを伝えました。

 「横須賀出身の小泉首相の誤りを正す役割は
  本当ならば、横須賀市の人間こそが果たすべきでした。

  それを横須賀市の人間ができずに
  天木さんがしてくださった。

  このまちに生まれた人間として恥ずかしく思っています」

 と話しました。

 「同時に、相手が総理大臣であろうと権力に怯えることなく、
  自分の立場も捨てて、この国があるべき姿をハッキリと主張したのは
  天木さんしかいません」

 フジノの平和に対する想い、
 命を守ることこそが政治の最も大切な仕事であること、という信念、
 郵政民営化よりも成さねば成らない切実なことがあること、
 一生懸命に伝えました。

 「横須賀のみなさん、目を覚ましてください!」

 と叫びました。

 あとで聞いた話なのですが、
 フジノの応援演説を聴いていた市外から来られた女性が

 「天木さんの息子さん、あんなことを言って大丈夫なの?」

 とスタッフに話しかけたそうです。
 (ちなみに、息子さんじゃ無いことには気づいたそうです)

 市外の方には
 驚かせてごめんなさい(笑)

 でも、演説の時には
 フジノはいつも市民のみなさんに向かって
 へっちゃらで「目を覚まして下さい!」って言ってます。

 本心から叫びました。

 たくさんの方々が
 現実から目をそらされている、目をつむっている、と思います。

 小泉首相の広報戦略の巧みさに
 現実から目をそらされていると思うのです。

 だからこそ、このまちの人々には媚びる必要は全くありません。

 本気の本心からの想いでなければ、
 巧みな広報戦略にからみとられている人々のこころには
 届かないからです。

 フジノの言葉を受け止めてくれるのがこのまちの人々だ、
 と信じています。

 どうか今までフジノを応援してきてくれた方々が
 天木さんという人を少しでも理解してくれたら、と願っています!


● 9月議会、スタートしました!

 お昼14時から、ついに9月議会がスタートしました。

 今日の内容はたった2つだけ。

 1.新しい市長になった蒲谷市長の『所信表明』

 2.議案「沢田前市長を市政功労者にする」への採決

 1.については
 あとで書くとします。

 2.については、
 反対したのはフジノ1人だけでした。

 賛成は起立、反対は座ったまま、という多数決だったのですが
 フジノが座ったままだった時の
 本会議場のヤジと怒号の多さと言ったら...。

 これまであれだけ横須賀市をダメにしたと
 批判を続けてきた沢田前市長がやっと引退してくれて
 高い退職金も支払いました。

 やっといなくなったと思った途端に
 『顧問』という制度(批判が多く延期になりましたが)を新しくつくって
 そこにおさまろうとしている沢田前市長を
 さらに『市政功労者』になんか
 フジノは絶対に推薦できません。

 反対した根拠は、市政功労者条例第3条(2)の
 「その他功労者とすることが不適当と認められる者」に該当する
 とフジノは判断したからです。

 美術館問題、長井海の手公園問題、
 平成町への高級リゾートホテル誘致問題、
 浦賀火葬場問題、
 その他にも
 数多くの問題で
 このまちに暮らす人々に与えた損失を考えれば
 功労者にふさわしくないのは当然です。

 たとえ残りの全議員が賛成しようとも
 反対すべきものには絶対に反対をしていきます。

 フジノの政治姿勢は、
 絶対に曲がりません。

 あの市長選挙で木村候補がとった票を
 フジノはいつも両肩に感じながら活動をしているのだから。

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 蒲谷市長の所信表明については
 後日に全文を掲載しますので、読んでみて判断してください。

 フジノは15日の本会議で
 この所信表明について市長に質問をします。


● 再び、天木直人さんの応援演説をしました

 夕方、再び天木さんと合流しました。

 今回の衆議院選挙では
 もう絶対に誰の応援もしないと決めていたのですが
 天木さんの応援のためなら
 ぶっ倒れてもいいと思って行きました。

 Yデッキ下の広場、
 ヤジマ前、と2ヶ所での演説をしました。

 この国がどうしてこんな風になってしまったかといえば、
 『権力にもびびらず物を言える人』=天木さんみたいな存在の人が
 減ってしまったからだと思います。

 そんな侍のような人と
 ほんのわずかな時間でしたけれど
 応援演説をさせてもらえて本当にうれしかったです。

 たった1人でも、正しいことは貫く。

 この生き方を僕は続けたい。

 天木さんと事務所でお話しながら
 ボランティアスタッフの方々とお話しながら、
 改めて想いを強くしました。

 明日は選挙の最終日なのに
 フジノは手伝うことができません。

 日本初の世界自殺予防デーのイベントを
 国連大学で行なうのです。
 フジノの政治家としての最大のテーマなので
 それをキャンセルするわけにはいきません。
 (ただでさえ、友達の結婚式をキャンセルしているのですから)

 でも、フジノスタッフや
 全国からの勝手連が天木さんを応援してくれるはず。

 ラスト1日、天木さんを最後まで走り抜けさせてください!

 どうか1人でも多くの方々が
 彼が立候補した意味を理解してくれますように。



2005年9月8日(木)のフジノ
● 天木直人さんの生き方と主張を応援します

 フジノは、この2週間、衆議院選挙から逃げてきました。

 これまでものすごくたくさん
 小泉首相の政策には反対していると言い続けてきました。

 HPにも「フジノは小泉首相の政策に反対している」と
 書き続けてきました。

 朝日新聞8月30日の社会面(全国)にも
 フジノのインタビュー記事が出て
 「小泉首相の政策の伝え方は間違っている」との主旨の
 フジノ発言が掲載されています。

 それなのに、フジノを日頃から応援してくれる方から

 「フジノくんを応援する気持ちと
  小泉さんを応援する気持ちは同じなんだよ」

 と言われて、もうげんなりしていました。

 どうしたら、このまちの人々は

 「おらがまちの先生」

 みたいな思考から抜け出してくれるのだろうか、と。
 何故、彼の政策を見抜けないのか、と。

 ●

 確かに小泉首相はかつて僕も好きでした。

 今でも横須賀の人間という同郷心が
 心情的には小泉首相を「キライではない」と思わせます。

 けれども彼の政策は間違っています。

 それなのに、いくら説明してまわっても
 フジノを応援してくれる人たちの中にも
 小泉首相を応援するという人がいたのです。

 あまりのメディア洗脳作戦にやられていて
 フジノのまっとうな説得ではもう通用しないと思いました。

 がくぜんとしました。

 これが権力か、と恐怖を覚えました。

 もう関わりたくないと思いました。

 スクーリングで所沢に滞在して
 横須賀をしばらく離れなければならないことを口実にして
 衆議院選挙から向き合うことを避けてきました。

 一切のワイドショー的テレビ報道を観ず、
 新聞も可能な限り選挙報道は読まず、
 政策について語られている記事だけを読みました。

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 でも、このまちに帰ってきて
 選挙公報を目にして、それぞれの候補者の演説も聞きました。

 そろそろフジノ自身の投票相手を
 きちんと決めなければならない時期になりました。

 あとは、天木直人さんの演説だけ
 まだ聴けていませんでした。

 数日前すでに書いたとおり
 彼の在り方は素晴らしいと考えてきました。

 選挙公報でもその主張に賛成しました。

 あとは、直接に演説を聴くだけです。

 お昼ごろ、天木さんの事務所に電話して尋ねると
 18時に横須賀中央に行けば
 演説が聴けるだろう、ということでした。

 市議会の仕事を終えて、
 事務所での事務作業を途中で放り出して
 18時、Yデッキに向かいました。

 すると、本人がいました。

 横断歩道で信号が変わるのを待っている
 僕のすぐ横に(笑)。

 でも、Yデッキでは演説せずに
 どんどん歩いていってしまいます。

 その足取りの速いこと!

 結局、三笠通り前・かわしま前・横浜銀行脇と
 戻りながら演説をして、最後にYデッキ前の広場でした。

 ビール瓶を運ぶケースを裏返して
 その上に立って、メガフォンで演説をする。

 僕はその姿に、僕自身を重ねて見ました。

 演説の内容も、僕自身の想いと同じでした。

 この時、投票する相手を決めました。
 自信をもって「天木直人」と投票することにしました。

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 演説を聴いてまわっていたら
 なんと天木さんのスタッフの中に
 フジノスタッフと友達だという方がいました。

 そんな縁もあって、天木候補とお話しすることができました。

 そのまま、若いボランティアの方々と一緒に
 天木さんの事務所へと行きました。

 本当に手弁当で活動をしている、
 本当の無所属なんだ、と事務所に行って感じました。

 フジノ事務所もクーラー無いけど、
 天木さんの事務所もクーラーが無い!

 窓全開にしてる!

 こういう姿を有権者は知っているのだろうか。

 これが政治家の原点だと僕は思いました。

 事務所で天木さんやスタッフの方々と
 さらにいろいろなお話をすることができて、貴重な時間をもてました。


● 僕は横須賀市民として恥ずかしい

 本当なら、地元出身の小泉首相に対して
 物申すのは横須賀市民であるべきだと僕は思います。

 精一杯、僕なりに
 様々な場で発言をしてきました。

 けれども、実際の選挙になった時、
 横須賀出身の人間が
 誰も直接には小泉首相と戦わなかった(立候補しなかった)。

 そして、その役割を
 天木直人さんが行なっているのです。

 僕は、横須賀市民として
 恥ずかしくなりました。

 僕に国会議員の器は無い。

 けれども、小泉首相の政策に反対する1人の人間として
 この選挙にきちんと立候補して
 市民のみなさんに
 想いを伝えるべきだったのではないか...。

 特攻精神、侍魂、そんな忠臣蔵的な気持ちが
 僕の日本人としてのこころの中にも
 流れています。いや、日本人なら誰もがそうだと思うのです。

 僕は、あと2日の選挙期間、
 自分のまわりの方々やスタッフに
 天木さんを推薦してまわります。

 実際には、明日は本会議、あさっては国連大学、と
 横須賀で演説をするとかそういうことはできません。

 けれども、永久にこのまちが地縁血縁のしがらみを守るのか、
 ワイドショー型の政治に流されていくのか、
 僕は天木直人さんの姿を通じて
 横須賀市民(もちろん三浦市民にも)に尋ねてみたい。

 この国の行方を守るためにも
 このままではいけない。

 そんな想いが
 今回の選挙は公人として誰の応援もしないと
 決めたフジノを変えました。

 政治家フジノは、天木直人さんを応援します。


天木直人さん出馬を報じる新聞記事
(毎日新聞2005年8月26日朝刊より)


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