まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2006年12月30日(土)のフジノ
● 大晦日イブに『一人自殺予防キャンペーン』

 今日も夕方から横須賀中央・Yデッキにて
 『1人自殺予防キャンペーン』を行なってきました。

 365日年中無休の『横須賀こころの電話相談』について
 ひたすら(830)5407を知ってもらう為の告知をしてきました。

 「28日の御用納めをもって
  もう今年は演説はやめようかな」

 と思っていたのですが
 (だって、メガフォンはうるさいし迷惑ですよね...)

 市民の方からお昼に頂いた相談の電話に

 「やはり最後までやらなければ」

 と思い直しました。


 その電話とは

 「自分はうつ病で苦しくてたまらない。
  年末でみんなが楽しそうにしているのに自分は外出もできない。
  こんな自分が生きている価値はあるのでしょうか

 という苦しみの声でした。

 (守秘義務があるので詳細は一切書けません)


 師走のクリスマス・忘年会シーズンなど
 とにかく大勢の人々がわいわい過ごしている時期には
 人のこころの中にある孤独が
 さらに深まっていきます。


 多くの方々が孤独をかみしめながら何とか乗り切ろうとしている
 『現実』をフジノは市民の方からの相談を通じて
 毎日のように痛感させられています。

 本当ならば、まわりの人々がどれほど騒ごうが
 マイペースにいつもどおりの1日を送ればいいわけです。

 でも、何だか師走になると世の中全体が浮かれたような
 何となく騒がしいというかお祝いムードというか
 いつもとは違った空気に包まれます。

 誰もが他人と一緒に過ごしているような
 友達や家族や恋人と過ごしているような
 そんな楽しそうな感じ。

 けれども、本当は違う。

 本当は嫌々に忘年会に参加しているだけだったり、
 クリスマスだって日本では商業主義の産物でしかなくって
 無理やりこの時機に恋人を作ったりとか
 本末転倒になっていることも多かったり
 けっこう情けない現実の姿もあります。

 それなのに、この国は本当に雰囲気に流されやすい。

 そしてこの『全体の雰囲気』の中にいないと
 多くの人々は、不安に感じてしまうのです。

 こうした結果、上に書いたように
 市民の方から「生きている価値はあるのだろうか」という
 言葉が漏れてしまうのですね。

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 30日だろうが大晦日だろうが
 ただの365日の中の同じ1日でしかありません。

 けれども、今の時期には
 孤独なこころの闇は確実に深くなります。

 そんな状況に対して、
 自殺予防対策・精神保健福祉の向上を
 メインの政策とする政治家フジノは
 きちんと「そうではないよ」「苦しむ必要は無いよ」と伝えて
 決して自殺には追い込ませない為に
 別の選択肢を提示しなければいけません。

 それが『一人自殺予防キャンペーン』なのです。


● たくさんの方々が自殺予防対策の必要性を理解してくれている

 クリスマスイブイブ(23日)から
 連日のように行なってきた、この活動。

 「たぶん大半の人々は
  イヤな気持ちになるのではないかな?」

 と、思っていました。

 けれども、すでに23日以降のこのコーナーに書いたとおりで
 毎日多くの方々が好意的な対応をしてくれています。

 横須賀こころの電話相談の電話番号を
 メモしていくご夫婦や親子づれの姿なども見られました。

 そんな姿を見るにつけても

 「ああ、やっぱり多くの人々が
  自殺予防対策の必要性を理解してくれているのだなあ」

 と、感慨深く感じます。

 さすがに大晦日や元旦は
 静かなまちの雰囲気を守りたいのでメガフォンは無しにして
 それでもチラシ配布などによって
 1月7日くらいまでは
 自殺予防キャンペーンをやり続けたいと思いました。

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 今日もすさまじい寒さでしたが
 Yデッキでの演説を
 じっと聴いてくれているたくさんの方々がいらっしゃいました。

 本当にありがとうございます。

 そしてどうかお体に気をつけてください。
 風邪がはやっていますし、どうか温かくしてくださいね。

 みんなで元気に来年を迎えましょうね。

 ではでは、また明日。

 りらっくす&ふぁいと、ですよ。



2006年12月29日(金)のフジノ
● マサラ、ラストデー

 「あのマサラが29日で閉店してしまう!みんな、『マサラ』へGO!

 と言い続けてきましたが、ついに今日がラストデー。
 ちゃんと最後はチキンでしめてきました。

チキンカレー&マンゴージュース  フジノにとっては
 マサラといえば
 これでした。

 辛い!

 でもうまい!

 今日はわざとランチの時間をはずして
 14時過ぎてから行ったのに、めちゃくちゃ混んでました。

チキンカレーとフジノ  こんな風に過ごせるのも
 今日で最後だなんて(涙)。

 このまちにはムリヤリに
 まちの名物にしようとした
 ニセモノがあふれています。

 そんな「作られた横須賀らしさ」は
 このまちの人間として恥ずかしい。

 老若男女が自然に支持してきた
 「本当の横須賀らしさ」を持ったお店が
 野比でも平坂上でも若松町でも
 今年は姿を消してしまいました。

 本当に本当に残念です。

 『まちづくり』、という言葉があります。
 フジノは4年前に政治家になって初めてそんな言葉を知りました。

 「まちをつくる」というゴーマンな言葉が
 行政や都市計画の研究者には当たり前の考え方になっています。
 あー、気持ち悪い。

 悪いけど「行政のまちづくりのほとんどはむしろまちを壊している」と
 フジノは政治家になった今も感じています。

 フジノが愛する『本物の横須賀』がまた1つ消えていきました。

 本当に本当にすごく残念です。
 『マサラ』、ごちそうさまでした!いつもおいしかったです!



2006年12月28日(木)のフジノ
● 一人自殺予防キャンペーンに応援がやってきてくれました

 今日も夕方から横須賀中央・Yデッキにて
 『1人自殺予防キャンペーン』として
 365日年中無休の『横須賀こころの電話相談』について
 告知をしてきました。

 いつもいつも一人きりで活動をしているのですが
 今夜は応援にかけつけてくれた人がいます。

 『民意が市政に生かされることを願う会』(通称:願う会)代表の
 野村たかひろさんです。

 野村さん!

 すさまじく寒い夕方に
 自殺予防対策への
 ご協力、
 本当に本当に
 ありがとうございました。

 つい先日、かねよ食堂にて野村さんと密談を行なったのですが

 「自殺予防対策をどうしてもやりたいんです!」というフジノに対して
 「なら、おれが1回応援に行くよ」と応えてくれた野村さん。

 そして今日、実際に野村さんが来てくれたのですね。

 いつもは
 完全にフジノだけで
 ひとりきりで
 やっていますから
 なかなかうまく
 告知ができない時も
 あったりします。

 でも、2人だと
 こころづよいですね〜。

 野村さん、ありがとうございました。

 ちょっと上の写真だと野村さんの顔が
 分かりづらいなあ...。

 もう1枚、載せておきます。

お茶目なチョイワルオヤジ。  お茶目なチョイワル
 オヤジです。

 野村さん、お互いに
 がんばっていきましょうね!

                 

● 毎年恒例の忘年会


 政治家って年末年始は忘年会・新年会めぐりをするもの、
 みたいなイメージが大キライです。

 「忘年会に限らず、地域のお祭りに参加すると
  市民の方々の生の声が聴ける」

 みたいなことを言う政治家がいます。へえ。

 人それぞれだと思うんですけれども、
 そんなことしなければ市民の方々の生の声は聴けないかなあ。

 まあ、そういうやり方もあるってことなのでしょうけれど、
 そのせいで『政治家は12月は忘年会で大忙し』なんて
 情けないイメージが業界全体につくられてしまうのは大迷惑です。

 『忘年会・新年会まわりなんてやって得られる支持』なんて
 『政策への支持』とは全くカンケーないものだ、とフジノは感じます。

 そんな訳で、フジノは政治家になってから出会った人々や団体の
 忘年会・新年会には絶対に100%出ていません。

 (だから招待状も送らないで下さいね)

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 さて、そんなくだらない話は置いておいて...。

 昨年も書いたのですが、
 家族ぐるみでお世話になっているご夫婦の主催している忘年会に
 今年もおじゃましてきました。楽しかった!

 毎年恒例でビンゴゲームをしています。

 フジノは景品として『かぶりもの』とか『カツラ』が
 すごく欲しいのですけれども、
 4年目の今年は『アイマスク』でした。うーむ。フツー過ぎる。

 さっそく着けてみたのですけれども
 周囲にいた女性の方々から

 「あー、フジノさんのイメージ、
  ガタ落ち。サイテー」

 「フジノさんってそういうのが
  おもしろいんだ。バッカじゃないの」

 とブーイングの嵐でした。

 ブーイングの嵐ではあったのですが、
 ごはんの配膳をしてくださった仲居さん(?)のうちのお2人から

 「わたしは毎日フジノさんのHPを読んでますよ」

 「私はYデッキで演説しているフジノさんに声をかけたことがあります」

 という言葉をいただいてしまいました。

 アイマスクかぶってる場合じゃないですね(笑)。

 そこで

 「このまちについてどんなことがおかしいと思いますか?」

 「ふだんの暮らしの中でまちのどんなことが変わったら
  もっと暮らしやすくなると思いますか?」

 「フジノHPのどの問題に関心がありますか?」

 などなど、たくさん聞かせていただきました。
 ありがとうございました。

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 どうか市民のみなさま、年末年始は
 親しい方々と共にゆっくりと過ごしてこころと体を休めて下さい。

 景気は良くなっていると言いますが
 フジノは実感が全くできていません。

 この数年間で最もマシな予算を政府は組んだ、
 税収の大幅な伸びがあった、というけれども
 過去最大827兆円の借金大国ニホンに対して
 フジノは危機感しかありません。

 こんな国です。いくつもいくつも問題が山積みです。

 それでもあえて、せめて年末年始は
 ご家族のみなさんでゆっくりと休んでほしいのです。

 そして、来年からの激動の日々に
 しっかりと向き合っていかれるように英気を養って下さい。

 フジノも来年も全力でがんばりますからね。



2006年12月26日(火)のフジノ
● 豪雨と雷と停電

 今日は夕方からひどい雷雨でしたが
 みなさんは大丈夫でしたか?

 フジノ事務所のある上町では雷によって
 数分間ほど停電をしてしまいました。

 懐中電灯もろうそくもすぐ手元に用意してあって
 しかも停電もすぐに済んでしまったので、フジノは大丈夫でした。

 みなさんもいつでも防災グッズを手元に置いておいて下さいね。

 さて、夜、市民の方からの相談をうかがう為に
 移動する時にタクシーの運転手さんといろいろとお話をしました。
 (さすがにこれほど雨がひどいとバイク移動はムリです)

 「横須賀は雨量がこれくらい強いと
  (土地の高さが高いというイミでの)上町でも
 下水が処理しきれなくて吹き出ているね」

 「ただでさえ豪雨で運転に気をつけているけれども
  忘年会シーズンで酔っ払いが平気で道路に飛び出てくるから
  よけいに運転が危なくて困っているよ」

 今年は1年間、本当に豪雨が多かったです。

 上下水道局を所管する教育経済常任委員会に
 今年は配属されていたので
 雨が降るたびに道路から歩道にまであふれてしまう雨水や
 坂や階段を激流のように流れてくる雨水を見るにつけても
 「何とか早い対策をとらなければ」と
 いつも思いました。

 残念ながら上下水道局については
 まだフジノは勉強があまりにも足りなくて
 十二分な議論が行政側とできません。

 もっと勉強しなければ!


● 人は必ず死ぬ、という当たり前の事実

 今夜は、大学時代の最後の時期にしていたバイトの
 当時の仲間たちが集まって、忘年会をしてくれました。

 でも、重要な相談メールを市民の方からいただいたので
 忘年会は途中で抜けることにして(残念。でもプロだから仕方ない)
 豪雨の中を市民の方のお宅まで向かいました。

 いつも守秘義務があるので内容を全く語ることができないから
 これを読んでいるあなたには
 「フジノは何を伝えたいの?」という感じだと思います。

 けれども、その方から受けた相談を
 あえてひとことでまとめるならば

 「人は必ず死ぬ、という事実をどれだけの人が理解しているだろうか」

 という想いを強く持ちました。

 フジノはできる限りやれることを全て行ないたい、と
 こころに誓いました。

 年末年始、カンケーない。

 もっと勉強して、もっと政治・行政がしっかりと取り組んで、
 市民の方々の暮らしを守れるようにしていきたい。

 もっとがんばろう。


● マサラ、ラスト2日ですよ!

 29日のラストまで、あと2日となってしまいました。
 今日は行かれなかった。でも、明日こそ行くぞ!
 『マサラ』へGO!

 チキンカレーが食べたい!


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