まちの政治家は、こんなことしてます


2009年6月6日(土)のフジノその3
● 骨折!でも笑顔でマニフェスト配り/希望があるから人は生きていく

 今日はどうしても書いておきたいことがあります。
 街頭での演説でもフジノは語りました。

 勝手連のMさん、利き腕を骨折しています。

 かなり高い所から転落してしまい、
 骨が折れてしまっただけではなく裂傷によって出血もしました。

 全治2ヶ月。

 日頃からとても体を鍛えているMさんだったから
 とっさに利き腕で受け身を取れたからこそ
 骨折と2ヶ月の治療で済んだ、とも言えるかもしれません。

 もしも一瞬の受け身を取れずに
 バランスを崩してそのまま倒れてしまっていたら、と思うとゾッとします。

 Mさんは骨折から今日でまだ2週間しか経っていないのに
 早くも勝手連に復活してくれました。



 今日、僕は、Mさんがそこに立っている姿を見ただけで
 すでに半べそになってしまいました。

 新しいマニフェスト=解説版は、A4で15ページですから
 50部くらい持つだけでけっこう重いんです。

 それをMさんは骨折している右手に持ちながら、
 利き腕ではない左手で、配っているんです。

 固定して動かさなくても痛いのだから
 折れてる腕の上にマニフェストを載せて動き回ってたら
 痛いに決まっています。

 それなのに、僕たちは『希望の勝手連』ですから
 Mさん、笑顔で配ってくれています。

 痛みをこらえて、そして、笑顔です。

 Mさんが笑顔なのだから、僕が泣いてはいけないと思いました。
 だから、僕はずっと笑顔で配り続けました。

 そして、今日用意した大量のマニフェストを全て
 1時間も経たずにみんなで配り終えてしまいました。
 圧倒的なスピードでした。

 配ってくれたみんなの士気が高かったのは
 明らかにMさんの姿に、こころを打たれたからです。

 僕は最後まで涙をこらえましたが
 でも今は、この文章を推敲しながら涙が出てきました...。



 4年前の横須賀市長選挙の時、
 フジノは自然気胸で肺に穴があいたまま、選挙の7日間へと突入しました。

 本当に苦しくて、息をしても酸素が入ってこなくて、
 だけど、みんなの前ではずっと笑顔で居たくて、必死でした。

 だって、横須賀を変える為に闘っている僕たちが笑顔でなければ
 どうして市民のみなさまが『希望』を感じてくれるでしょうか。

 僕たちが最後の最後まで笑顔でいなければ
 どうして市民のみなさまが『新しい横須賀』を信じてくれるでしょうか。

 だから、4年前、必死に痛みをこらえて闘いました。
 あの日々を思い出しました。

 責任感、使命感、いろいろな想いで必死でした。

 あの選挙は、木村正孝さんに市長になってほしいというだけの選挙ではなく、
 横須賀を守る為に初めて市民が立ちあがった選挙でした。

 市民参加型の選挙が初めて行なわれたのが
 あの4年前の市長選挙だったのです。

 4年前のフジノと、今のMさんは、全く同じ気持ちなのだと思います。
 そんなMさんの姿に、僕は感動しています。

 もはや、この闘いは
 吉田雄人だけのものでは無くなったのです。

 このまちを変える闘いは、フジノの闘いであり、浜野さんの闘いであり、
 雄人後援会の闘いであり、勝手連のみんなの闘いでもあります。

 いや、街頭に立っている関係者たちの闘いではありません。

 この闘いは、
 全ての市民のみなさまの闘いなのです。

 明日を今日よりもっと良いものに変える為の闘いです。
 自分のまちを自分の手で変えていく為の闘いです。

 このまちで生まれて良かった、
 このまちで暮らして良かった、
 このまちで最期まで生きていて良かった、

 そんなまちに変える為の闘いなのです。

 絶望だらけのこのまちに、希望を取り戻す為の闘いなのです。

 しがらみだらけの腐りきった『安定』を選ぶのか、
 希望へと笑顔で突き進んでいく『変化』を選ぶのか、の闘いなのです。

 だからこそ、自分の痛みを堪えて笑顔になれるのです。



 明日への希望を信じられるならば、人は前へと進むことができます。

 どんな困難が待ちかまえていようとも
 必ず明日は今日よりも良くなるという希望があれば、
 人は前へ前へと歩き続けることができるのです。

 だから、僕はあなたに
 こころの底から伝えたいのです。

 新しい横須賀の為に、一緒に歩き出してみませんか。

 今このまちは財政危機に陥っており
 あらゆる困難がいくつも目の前に待ちかまえています。

 けれども、必ず僕たちは困難を乗り越えてみせます。
 やればできるのです。必ず僕たちはやりとげてみせます。

 その為には、僕たちだけではダメなのです。
 市民のみなさまの力が必要なのです。

 つまり、『あなた』が一緒に歩いてくれなければ、
 このまちは決して変わらないのです。

 このまちはずっと保守的だと言われてきました。

 けれども、あなたは何を保守しているのですか。
 あなたは何を守りたいのですか。

 あなたが守りたいものは、大切な人の笑顔ではありませんか。
 あなたの幸せ、それはあなたの大切な人の笑顔ではありませんか。

 大切な人の笑顔を守る為には、
 今こそ、このまちは変わる必要があります。

 あなたを、待っています。

 僕たちと一緒に歩いていきましょう!
 そうすれば必ず明日は今日よりも素敵な1日になるはずです。

 だから、あなたを待っています。
 一緒に歩いていきましょう!



2009年6月6日(土)のフジノその2
● 新しいマニフェストを配り始めました!/横須賀中央駅前広場

 本日から、雄人(吉田雄人市議会議員)
 『新しいマニフェスト』を配り始めました。

 正確に言うと、『新しいマニフェスト』ではなくて

 これまで20万部にわたって市民のみなさまにお届けしてきた
 ハガキの大きさの『マニフェスト骨子版』を
 『より詳しく解説したもの』なのですね。

 A4版15ページの小冊子になっています。



 これまで配っていた『マニフェスト骨子版』にはハガキが付いていて、
 市民のみなさまから生の声をいただけるようになっていました。

 そのたくさんのハガキの中から

 「ここをもっと詳しく知りたい」
 「もう少し分かりやすく説明してほしい」

 というご質問をいただいた政策は
 今までは街頭でマイクをつうじてお伝えしてきたのですが

 みなさまがまちかどを通行していく数秒間に
 演説で伝えきるのはなかなか難しくて

 「うー!もっと詳しく、さらに分かりやすく、説明したいのに...」

 と、もどかしく感じていました。

 政策をきちんとみなさまにお伝えすることこそ、
 『政治家の使命』です。

 そこで、その使命を徹底的に果たす為に
 この『解説版』を新たに作りあげました。

 15ページでも、まだまだ伝えきれないのですが
 まちかどで配る大きさは、これが限界サイズです。

 電車の中でもバスの中でも自宅でも学校でも
 気軽に、でも、じっくりと読んでいただけるはずです。



 これから毎日全ての駅をまわって
 みなさまにお届けします。ぜひ、この『解説版』をご覧下さい!



2009年6月5日(金)のフジノその4
● チェンジ!吉田雄人総決起集会に参加しました(その3)

 大成功に終わった、総決起集会。

 たくさんの市民のみなさまに参加していただきまして
 本当にありがとうございました。

 ところで、政治家に転職する前、フジノは映画会社に勤務していましたから
 いつもこういう大きな興行の時は、裏側から見ていました。

 試写会、華やかなスターたちが参加する舞台挨拶、などなど...。

 その華やかなステージの裏側には、
 観客のみなさまが決して見ることができないシーンが
 たくさんあります。

 今回の総決起集会も、まさにそうでした。

 フジノのケータイの写真と、
 舞台裏を全て取り仕切ってくださったAさんが撮ってくれた写真から
 そんな裏側を少しだけ、紹介したいと思います。


● 総決起集会の裏側を支えてくれたボランティアのみなさん

 こんな大規模の集まりが大成功に終わったのは
 本当にたくさんの裏方のみなさま、
 全てボランティアとして参加して下さった方々が存在して下さったからです。

 フジノが会場である文化会館に到着した時には
 すでにたくさんのボランティアのみなさまが
 何時間も前から到着して、活動してくれていました。



 本会議での市長への一般質問を作成していて
 フジノは総決起集会の事前の準備には全く参加できていません。

 でも、何日も何日も前から
 ボランティアのみなさまが事務所に詰めては
 マニフェストを封筒づめして下さったり、多くの事務作業をしてくれました。



 上の画像は、開場する前の大ホール入り口です。

 今日はかなり激しい雨だったので、
 来て下さったお客さまに少しでも快適に過ごしていただく為に
 いろいろな役割がボランティアのみなさんによって
 行なわれました。

 ・初めて文化会館へいらっしゃる方々をご案内する為に
  文化会館の坂の下で誘導する係

 ・文化会館の駐車場の
  空いているスペースへ速やかに誘導する係

 ・途中で駐車場は全て埋まってしまいましたので
  近隣の駐車場へご案内する係

 ・駐車場から入り口まで少しでも雨に濡れないようにご案内する係

 ・雨で濡れてしまった方にタオルをお渡しする係

 ・受付でお客さまに封筒をお渡しする係

 ・受付でみなさまに記帳をしていただく係

 ・みなさまをロビーにご案内する係

 ・開場後に場内の空いている席へとご案内する係

 ・お化粧室をご案内したり、場内でご質問にお答えする係

 などなど、1人で何役もボランティアのみなさんが
 こなしてくれました。本当にボランティアのみなさま、ありがとうございました。



 もちろん、司会をしてくださった方もいらっしゃいますし、
 全てのボランティアさんをマネジメントして下さった方も忘れてはいけません。
 本当にありがとうございました。

 こうして600人を超えるお客さまに少しでも快適に過ごしていただけるように
 ボランティアのみなさんはスタッフとして一生懸命に駆け回ったのでした。



 そして、全てが終わった後は
 大ホールの客席に落し物やお忘れ物が無いかを
 全てチェックしてまわりました。



 こんなみなさまのおかげで、
 当日は総決起集会を大成功に終わらせることができました。

 フジノは終了後またフジノ事務所へ向かって
 9日の本会議での市長への質問原稿を書く作業に戻ったのですが

 ボランティアスタッフのみなさまは
 その後、事務所に戻って反省会を行なったそうです。

 (この画像は後日いただきました)


 こんなボランティアのみなさまに支えられているおかげで

 雄人(吉田雄人市議会議員)は、
 新しい横須賀を市民のみなさまと一緒に創る為に
 毎日、全力でこのまちを駆け回ることができているのですね。

 総決起集会、ボランティアのみなさま、本当におつかれさまでした!


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 フジノはもう政治家という立場なので
 メガフォンで市民のみなさまに語りかけたりすることや
 表の場面に出る立場になることの方が多くなってしまいました。

 でも、もともとが映画会社で華やかな舞台を支える裏方の仕事でしたから
 その裏方の『大変さ』と同時に、『楽しさ』も誰よりも知っています。

 こうしたボランティア活動って
 本当に新しい体験が毎日できて、すごく楽しいです。

 まだまだ僕たちには人手が足りません。

 ぜひあなたも一緒に参加してみませんか?

 みんな笑顔の仲間たちですが
 最初は、誰もがもともとはお互いに知らない同士でした。

 僕たちは組織が無いので、誰もが最初は1人きりで参加して、
 活動をとおして少しずつチームの一員になっていくのです。

 今からでもぜひあなたにも一緒に
 『チーム雄人』の仲間になってもらえたら、うれしいです。

 ぜひいらしてください!



2009年6月5日(金)のフジノその3
● チェンジ!吉田雄人総決起集会に参加しました(その2)

 『吉田雄人総決起集会』のつづきです。

 応援の言葉を終えたフジノたちはそのままステージの脇にひかえて
 壇上に上がった雄人(吉田雄人市議会議員)の姿を見つめていました。



 パワーポイントを駆使しながら、
 市民のみなさまに分かりやすく自らの政策を語る彼の姿は

 「彼こそが、このまちの新しいリーダーにふさわしい」

 とフジノに強く感じさせました



 さて、フジノも客席側の真正面からは観ることができなかった雄人の姿を
 カメラの映像でとらえた真正面の映像でご紹介します。

 30分の演説のうち、動画は最初の4分間だけしかありません。

 だから、フジノが本気の涙をこぼした
 彼の素晴らしい演説のラスト5分間は観られないのですが
 (本当に素晴らしい演説でした!)

 それでも、はじめの雰囲気だけは
 感じていただけるはずです。

 それでは、再生ボタンを押して、ぜひご覧下さい!




(つづく)


2009年6月5日(金)のフジノその2
● チェンジ!吉田雄人総決起集会に参加しました(その1)

 今日はあいにくの雨でしたが、
 夕方から熱気あふれる
 『チェンジ!吉田雄人総決起集会』へ参加してきました。

 場所は、文化会館大ホールです。



 開催を決定してから当日まで、
 時間があまり無くて広報もほとんどできませんでした。
 (フジノ自身もHPでお知らせすることさえ行いませんでした)

 さらに今日は、かなり厳しい雨だったので、
 どれだけの市民のみなさまが来てくださるのか、心配でした。

 けれども、600人以上もの方々が来てくださいました。
 これはすごいことです。

 一切の動員をかけませんでした。
 例えば、僕は、頼めば喜んできてくれるであろう家族にさえ
 全く声をかけませんでした。

 今日来てくれた方々は誰もがみんな完全に
 『自分の意思』で参加しようと考えた方々ばかりなのです。

 自立した『市民』が雨の中を600人も参加した、という事実は
 たとえ1000人のホールを満席にできなくとも
 フジノには大きな喜びを与えてくれました。


● このまちに『希望』をとりもどす為の闘いには、組織はいらない

 はじめのご挨拶や、
 今後に向けての具体的な事務連絡の後、

 雄人の応援にかけつけた政治家5名があいさつをしました。

 ・松尾くん(松尾崇さん・神奈川県議会議員)

 ・長友さん(長友よしひろさん・神奈川県議会議員)

 ・久野さん(久野晋作さん・千葉県我孫子市議会議員)

 ・フジノ

 ・浜野さん(浜野まさひろさん・横須賀市議会議員)

 の5名です。



 5分ほど時間をいただいたので
 フジノからは、

 「ただ1人さえも見捨てない横須賀へ」

 について、語りました。

 勝手連での活動を通じて雄人と一緒にこのまちを
 くまなく歩き回っている日々の中で

 ホームレスの方々に話しかけられた時(よく話しかけられます)に
 雄人は彼ら/彼女らの声にも
 しっかりと耳を傾けてきたことをお話ししました。

 これまでの政治家は、『選挙で投票ができる有権者』の声にしか
 耳を傾けようとしてきませんでした
 (聞こうとする姿勢があるだけマシかもしれませんが)。

 けれども雄人は違います。

 くりかえし書いてきたとおり、
 たくさんの10代のみなさんが話しかけてくれるのですが
 彼ら/彼女らの声にいつもじっくりと耳を傾けてきたのが雄人です。

 そして同じく、駅のそばで、あるいはガード下で、
 本人の意に反してやむなくホームレスへと追い込まれてしまった人々の、
 その声にも耳を傾けてきたのが雄人です。

 有権者かどうかなんてことはカンケーないのです。
 このまちに暮らしている方々は、誰もが同じまちを愛する仲間だから。

 今までの政治家は、ホームレスの方々の姿を見ても
 シカトして通り過ぎていったでしょう。

 けれども雄人は違います。

 お1人お1人の身の上に耳を傾けて
 何故、ホームレスという状況に追い込まれてしまったかを
 雄人は聴かせてもらってきたのです。

 好んでガード下で暮らしている人々はいません。

 ケガや心身の不調などささやかなことがきっかけとなって
 やがて失業、貯金の取り崩し、住居から退去しなければならなくなる、
 居場所を失う、やむをえずホームレスになる、といった
 ある種のコースがあります。

 このどこかの時点で、セーフティネットがしっかりと機能していれば
 つまり、政治がしっかりと機能していたならば
 ホームレスにならなくても大丈夫だったはずなのです。

 僕たちは、有権者かどうかなんてカンケーが無いのです。
 このまちを愛する人々をみんなを笑顔にしたいのです。

 働きたい人々に仕事をしっかりと提供できるまちへ。
 働きたいのに働くことができない人々をしっかりサポートできるまちへ。

 望んでホームレスになる人もいなければ、
 喜んで生活保護を受け取っている人もいません。

 このまちの未来の姿は、活気と笑顔のあるまちです。
 そんなまちへと僕たちは必ずこのまちを変えていきます。

 フジノはそんなお話をしました。



 そして、大トリを務めたのは
 浜野まさひろ議員です!

 「私は、自民党を『離党』しました」

 との報告に文化会館大ホールがどよめきました。

 雄人を応援するにあたって、
 議会内の会派である会派『自由民主党』を離団したのは
 すでにフジノの活動日記(4月28日)には書きました。

 しかし、さらに『党籍』さえも離脱して
 浜野さんは完全に自民党を離党したのですね。

 完全な無所属、という状態があるとすれば
 今の浜野さんがまさに完全な無所属(党にも会派にも所属していない)です。

 僕たちの闘いは全てのしがらみを捨てたところにあります。

 浜野さんの姿は、まさにその象徴です。
 大きな政党に在籍すれば、きっとラクだと思います。
 けれど浜野さんはその安定を捨ててきたのです。

 その理由は、新しい横須賀を市民のみなさまと創る為には
 どんな組織や団体も必要が無いからです。

 必要なのはただ1つ、『市民のみなさんの力』だけだからです。

 僕たち政治家は、言葉を使います。
 けれども、言葉だけでは足りません。

 行動によって、その言葉を証明するのです。

 浜野さんの姿は、僕たちみんなの闘いを象徴していると感じました。


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 さあ、ついに吉田雄人本人からの
 新しい横須賀にむけての想いが語られます!



 次の活動日記ではその様子を動画で届けします!


(つづく)


2009年6月5日(金)のフジノその1
● 発言通告書を提出しました/6月9日本会議での市長への質疑

 本会議で市長に質疑をする為には
 あらかじめ、発言通告書を提出しなければいけません。

 そのしめきりがけさ10時だったのですが
 けさ9時すぎまで必死に徹夜でしあげた
 フジノの今回の一般質問(6月9日)の発言通告書を載せますね!

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 答弁を求める者:市長

 件名および発言の要旨:


 1.核兵器廃絶・平和都市を宣言した横須賀市民の代表として市長は、
  北朝鮮の核実験に対して明確に抗議すべきだったのではないか


 北朝鮮が2006年10月に続いて
 2度目の核実験を5月25日に強行したことに対し、
 5月28日に横須賀市議会は全会一致で抗議を決議した。

 本市は1989年5月23日に
 「核兵器廃絶・平和都市宣言」を宣言しており、

 これまで本市議会は
 全ての核実験に対して常に抗議の意思を示してきた。

 一方、市長は今回の核実験に対して
 北朝鮮に対する抗議を全く行なっていない。
 市長の姿勢は問題ではないか。


 (1)何故、北朝鮮の核実験に対して市長は正式に抗議しないのか

 隣接する三浦市・逗子市などの市長は、
 核実験に対する抗議を書面(日・英・ハングル語)により、

 北朝鮮の金正日国防委員長と国際連合の申善虎大使に送付し、
 正式に抗議の意思を示した。

 また、非核宣言を行った自治体で構成される
 日本非核宣言自治体協議会も、同様に抗議を行っている。

 一方、本市は「核兵器廃絶・平和都市宣言」を行っているにも関わらず、

 市長は今回の核実験強行に対して
 何らアクションを起こしていない。

 核兵器廃絶を願う横須賀市民の代表として
 市長は抗議のメッセージを示す必要があったにも関わらず、
 市長は行動を起こさなかったのは何故か。


 (2)今からでも市長は、北朝鮮に抗議すべきではないか

 抗議文を北朝鮮と国連にエアメールで郵送しても
 約2000円と費用は決して大きくない。

 しかし、42万人の本市市民を代表して
 市長が正式に抗議を行う意味は大きい。

 市議会が全会一致で抗議を決議しているにも関わらず、
 市長が何も行動しないのは問題ではないか。
 今からでも市長は北朝鮮に抗議すべきではないか。


 2.20才から全ての女性が子宮頸がん検診を
  定期的に受診しやすくなる為のさらなる対策が必要ではないか


 ヒトパピローマウイルスが原因で
 誰もが罹患しうる子宮頸がんは、
 本来、ワクチンと定期的な検診によって予防可能ながんである。

 わが国で特に20才から30才の発症率が急増している理由は、
 検診の受診率の低さが原因である。

 世界109カ国で使用されているワクチンが
 本年度中に日本でも承認される可能性があると共に、

 先日成立した国の補正予算によって、
 一定年齢の女性に対して
 無料の検診クーポンが配布される予定である。

 こうした動きを好機に検診の受診率が低い現状を改善すべく、
 20才以上の全ての女性が定期的に受診をしやすくなるような
 仕組みづくりが必要ではないか。

 (1)正しい知識と定期的な検診の必要性を
  さらに積極的に広報していくべきではないか


 妊婦検診時に同時に行う子宮頸がん検診は、
 国が示した標準的な検診項目に指定されており、
 さらなる受診率の向上が望まれるが、

 妊娠の喜びの中で子宮頸がんを発見することは
 精神的にも肉体的にも大きなダメージとなる。

 また、国の補正予算による無料検診は
 20〜40才の5才刻みの上に
 単年度でしかなく、対象外となる人も多い。

 したがって、早期発見・早期治療の為に、
 20才から誰もが定期的に検診を受けやすい仕組みづくりこそ
 必要である。

 ア.正しい知識と定期的な検診の必要性を広報する為に、
  毎年の成人式での啓発資料・検診手帳の配布や、
  高校・大学への出前授業など、
  受診率向上のキャンペーンを積極的に行うべきではないか。



 イ.発症のピークの年代の女性をターゲットにするのは当然だが、
  同時に同世代の男性・母親の世代への啓発活動も行って、
  共通認識を高めていくべきではないか。



 (2)クラスVなどで経過観察となった場合の、
  検診間のメンタルケアが必要ではないか


 検診の結果がクラスVなどで経過観察となった場合、
 検診と検診の間の数ヶ月間に精神的に不安定になる方も多い。

 しかし、産婦人科医の少なさから
 メンタル面のケアまで病院では対応しきれていないのが現状である。

 したがって、保健所がメンタル面のケアをすべきではないか。

 保健所での検診後に要精密検査となって
 病院に紹介した後も、本人が希望すれば、
 保健所が継続的に関わりを持って
 メンタル面のサポートに応じるようにすべきではないか。

 また、保健所以外での検診の場合にも、相談に応じていくべきではないか。


 3.現下の厳しい経済社会状況において
  「ひとり親家庭」はさらに厳しい状況に追い込まれているが、
  2年間をかけて作成された「ひとり親家庭等自立支援報告書」で
  提言された支援策を、早急に実現する必要があるのではないか


 2年間かけて開催された
 「ひとり親家庭等自立支援のあり方に関する検討会」が終了し、
 今年3月には「ひとり親家庭等自立支援報告書」が提出された。

 かねてから「ひとり親家庭」へのサポートの必要性を訴えてきたが、
 現下の厳しい経済社会状況においては、
 「ひとり親家庭」が直面している困難は
 これまで以上に厳しさを増している。

 (1)提言された支援策を具体的にどのように実現していくのか。


 2年間もかけて作成した提言だが、
 「体制を考える必要があります」
 「考えていきます」などの抽象的な多く、

 実際にいつどのような取り組みとして予算化されるのか、
 そもそも実現するのか、全く明確ではない。

 この報告書で提言された支援策を
 具体的にどのように実現していくのか。

 今後の実現の見通しを
 ロードマップのように具体的な形出示すべきではないか。


 (2)老朽化が著しい母子生活支援施設を
  具体的に今後どのように対応していくのか。


 あらゆる困難から再スタートをはかる為に
 母子生活支援施設は不可欠の存在だが、

 本市の母子生活支援施設は昭和46年に建設され、
 施設は老朽化し、耐震基準にも問題がある。

 居室は狭く、風呂とトイレはそれぞれ各階で共同使用となっている。
 警備も万全とは言い難く、
 DV被害から逃れてきた方々の不安を
 完全には拭えない状況にある。


 ア.市長ご自身は、この母子生活支援施設を訪れたことはあるか。


 イ.様々な困難からの再スタートの場として、
  ハードの観点から見て、
  この施設の現状がふさわしい空間と言えるか。



 ウ.耐震基準や老朽化の観点から建て替えか移転による新築などの
  対応が必要だと考えるが、市長はどのようにお考えか。



 4.蒲谷市政の4年間に対する市長の自己評価はどのようなものか

 2005年の市長選挙において、蒲谷市長は
 選挙公報において「元気な横須賀へ」のキャッチコピーと共に、
 このように記した。

 『横須賀市は近年、「電子自治体」「国際海の手文化都市」
  「中核市」という高い全国評価を確立してきました。
  私はこれから少し視点を変え、地域経済の発展に心を注ぎ、
  市民の思いに光をあてていく「温もりある行政」をめざします。』

 本定例会をもって蒲谷市長の1期目の4年間は最後となるが、
 自らの市政運営をふりかえってどのように評価しているのか。


 (1)市長ご自身が「蒲谷市政の4年間で最大の成果」と
  考えていることは何でしょうか。


 (2)蒲谷市長が目指した「温もりのある行政」とは、
  この4年間に実施してきた取り組みの中で、
  具体的にどのような取り組みを指しているのでしょうか。


 (3)「希望」の定義は人それぞれに異なるのを承知でうかがいますが、
  蒲谷市長は今の横須賀市の政治・行政が、
  市民のみなさまに
  「希望」を示すことができているとお考えでしょうか。



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 以上です!



2009年6月4日(木)のフジノ
● 浅野史郎さん、必ず元気になってジョークを聴かせて!

 もともと知らない人と話すのが好きでは無い僕は
 かなり人見知りで政治家という仕事自体がつらいのですが

 カフェで昼メシや夕飯を食べてる時やら
 静かに1人で読書をしたい時でも

 知らない市民の方からいきなり話しかけられても
 「政治家に休みはないのだから」とあきらめて

 どんな話題でもお話をうかがってきたけれど
 今日だけは、どうしてもダメでした。

 浅野史郎さんの発病と入院についてのニュースは
 あまりにも僕には衝撃が大きすぎて
 ひどい対応をしてしまいました。

 ニュースを知った僕はとても仕事が続けられず
 いつものカフェ『RRROOM』に避難して

 コーヒーを飲みながら
 村上春樹さんの『1Q84』を読んでるふりをしながら
 何とか浅野さんのことを
 考えないようにしていました。

 9日の本会議に向けて
 市長への質疑の為の発言通告書を
 今日はとにかく徹夜してでも
 完成させなければいけません。

 しめきりは、明日朝10時なのです...。

 でも、ダメでした。

 知らない市民の方「フジノさんですか?」

 フジノ「(かなりぶっきらぼうに)...はい」

 知らない市民の方「本、村上春樹の『1Q84』ですか?」

 フジノ「...そうです」

 知らない市民の方「おもしろいですか?」

 フジノ「...まあまあです」

 もう放っておいてくれよ!

 浅野さんが急性白血病で入院したんだぞ!
 ニコニコなんてできない。

 八当たりだと分かっているのにムゲに対応した自分が嫌で
 とにかく会計を済ませてカフェを出ました。

 (夜、店長さんに謝りに行ってきました...)

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 浅野史郎さん、いや、アサノ知事は
 僕にとって15年以上前から大切な僕のヒーローです。

 横須賀に講演しに来てもらったこともありました。
 東京都知事選挙の応援に行ったこともありました。

 どんな状況でもいつもジョークでみんなを笑わせてくれる
 浅野さんのことだから、今もきっと僕たちの心配をよそに
 ジョークを飛ばしてるはず。

 それとも、入院先で大好きなプレスリーを聴いているかな。

 早く完治して、いつもの笑顔を見せてほしいです。

 白血病、不治の病ではありません。
 だから、きっと浅野さんは大丈夫なはず。

 でもダメだ、僕はもう大切な人々を失いたくない気持ちが強すぎて
 浅野さんのことがアタマから離れない。怖い...。

 ドナー登録をすることと、
 祈ることしかできない。

 あとは、とにかく全力で仕事をすることだろうか...。
 涙が出てきそうだ。


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