まちの政治家は、こんなことしてます


2010年1月24日(日)のフジノ
● 自殺未遂へと追い込まれた方々の支援がスタートします!

 自殺予防対策をメインの政策とする政治家フジノにとって
 『自殺未遂』へと追い込まれた方々への支援は、重要な課題です。

 このまちでは、自殺対策への様々な取り組みが先進的に行われています。

 例えば自殺対策関係者のネットワーク組織づくりや
 広報・啓発活動にはかなり力を入れてきましたし、
 自死遺族の方々への支援にも取り組んできました。

 しかし、残念ながら、『自殺未遂へと追い込まれた方々への支援』だけは
 ずっと提案を続けてきたのですがほとんど実現してきませんでした。

 今フジノ自身が憶えているだけでも、
 本会議では03年12月06年5月06年9月09年3月
 委員会では05年12月と、様々な角度から具体策を提案してきました。

 なかなか動き出せない『自殺未遂へ追い込まれた方々の支援』は
 いつもフジノにとって重要な課題として存在してきました。

 昨年のタウンニュース紙(09年3月)『市政展望』でのインタビューでも

 > 今後は、自殺未遂をした方の再発防止に取り組み、
 > さらに自殺対策の専門窓口を設置、コーディネーターを配置したい。


 と答えています。

 さらに過去の活動日記を見ても、数ヶ月に1度は必ず
 「未遂者対策が必要だ」「全く不十分だ」と記しています。

 けれども、ようやくみなさまに『大きな進展』を報告できます!

 それは

 『自殺未遂者対策検討会』の設置と開催

 です!


● 未遂へと追い込まれた方々の『生きる支援』に向けて

 自殺未遂へと追い込まれてしまった方々が
 救急で搬送される時こそが
 再発を防ぐ為の最大の危機介入のタイミングなのだから、

 救急と、搬送先の病院や救急救命センターと、保健所とが
 搬送された直後から連携してサポートできる体制を作るべきだ
 と訴えてきました。

 この『自殺未遂者対策検討会』はそうしたフジノの提案が
 ほぼ実現した形です(具体的にはこちらこちらをご覧下さい)。

 実現までに6年もかかってしまいましたが
 率直にうれしいです。


 この対策検討会は
 『自殺対策連絡協議会』の分科会としての位置づけです。

 対策検討会メンバーは、

 自殺対策連絡協議会から
 委員長である大滝先生(湘南病院副院長)と
 副委員長であり県立保健福祉大学の長雄順教授、

 さらに、医師会の救急部会長である江畑先生、
 横須賀共済病院の救急救命センターの鈴木センター長、
 同センターの山形看護師長、
 精神科の柴田部長、
 医療相談室の中田室長、
 横須賀市消防局の消防救急課から牛尾課長、

 事務局は保健所健康づくり課です。

 現在の横須賀市の精神科救急における主要な方々が
 ほぼ入っており、フルメンバーと言って良い顔ぶれです。

 第1回目の検討会は、今月14日に開催されました。
 (PDFファイルでのプログラムとメンバー表はこちら

 この対策検討会は
 横須賀市の自殺と自殺未遂の実態についての
 リアルな実態が検討される場でして、

 事例の報告の内容などは個人が特定されかねない情報がとても多いので
 一般的な傍聴は基本的に不可です。

 また、同じ理由からいくつかの資料については
 フジノはここには掲載いたしません。

 けれども、リアルな実態からしか
 本当に有効な対策が打ち出すことはできません。

 対策検討会は今年度中(3月末まで)はもう1度開催される予定です。
 そこでは、『自殺未遂者ケアフローチャート』案
 正式に決定される予定です。


 なんとか亡くならずにすんだ未遂の方々に対して
 搬送先の病院やセンターに入院している時点で

 ご本人の同意が得られたならば
 保健所の精神保健福祉相談員がすぐに訪問をさせていただきます。


 未遂に追い込まれた方々の体の傷は回復したとしても
 そのまま同じもとのストレスフルな生活環境へと戻っていけば
 再び自殺へと追い込まれかねません。

 そこで保健所の精神保健福祉相談員が
 問題のある状況を解決する為に
 必要な専門機関に責任をもってつなげさせていただくのです。

 こうして、本人(ご家族も含めて)の生活環境の困難や問題を
 解決していくことで再発を防いでいくのですね。

 全国的に有名な岩手県の高度救急救命センター方式とほぼ同じ方法を、
 横須賀市の場合は、市と民間病院とが協力して行なう予定です。

 こうした取り組みがついに横須賀市で行なわれることは
 フジノは政治家として活動してきて本当に良かったと感じています。

 まだ具体的な実践に向けては解決しなければならないことがありますが
 自殺未遂へと追い込まれてしまった方々への支援は必ずスタートします。

 1人でも多くの方の救われるべきいのちが
 本当の意味で守られることをこころから願っています。



2010年1月23日(土)のフジノその2
● 池袋から横須賀中央へ、横須賀中央から池袋へ、悲しみの大移動

 今日は、『第1回ACT全国研修会』に夕方まで参加して
 大急ぎで池袋から横須賀へと戻ってきました。

 大切な方のお父さまのお通夜だったのです。
 (亡くなられたその方をAさんと呼ばせていただきます)

 Aさんが亡くなったのは
 数日前の朝5時すぎのことでした。

 連絡をいただき、僕は大急ぎで病院へ向かいました。

 そして、亡くなったばかりのAさんに
 ご家族と一緒に
 僕もお会いすることができました。

 僕は、政治家として無念の気持ちでいっぱいでした。

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 Aさんがお元気の頃からフジノは何度かお会いしていて
 書かれた著作(自伝)を頂いたこともあって、読ませていただきました。

 Aさんの体調が悪くなってからの日々、
 フジノは政治家としてご相談を受けていました。

 ご高齢のAさんは病気で入院してから
 しばらくするとごはんを口から食べれなくなってしまい、
 福祉施設から移ることをすすめられたのです。

 つまり、お腹に管を通して栄養を取る
 胃ろうをすすめられた訳です。

 フジノは

 「胃ろうにすると受け入れ先が見つからなくなるから
  どうかギリギリまで胃ろうにはしない方が良いと思います」

 と、お伝えしていました。

 僕の父さんと同じように受け入れ先が見つからない状況に
 すぐに追い込まれてしまうからです。

 実際、もはや口からごはんを食べられない状況が続くにつれて
 施設側からは医療への転院を強くすすめるようになりました。

 しかし、受け入れ先の病院は
 横須賀市内では市立うわまち病院しか見つかりませんでした。

 うわまち病院からは、療養病棟が個室ならば空いているから
 個室への入院ならばすぐにできるということでした。

 個室の入院料金というのはあまりにも高く、
 自己負担額は1ヶ月で30万円〜50万円なのです。

 (誰がこんなお金を出せるでしょうか!)

 金額が高すぎて、Aさんは入院を迷いました。
 当然のことだとフジノは思います。

 しかし、目の前に空きベットがあるにもかかわらず
 お金が高すぎるから入院ができないなんて...。

 政治家としてこの理不尽を許せなくて
 フジノは病院管理部に資料を要求しました。

 それは

 「個室の稼働率」と「4人部屋の稼働率」のデータです。

 稼働率とは、1年間でベットがどれだけ埋まっているか、というものです。
 これが100%に近いほど、入れ替わりがあってもすぐに
 次の入院患者さんがいらっしゃる訳です。

 出された資料によれば、4人部屋は90%台であるにもかかわらず
 個室の稼働率は80%台でした。

 やはり、個室は負担額がネックとなって
 空いている日数が4人部屋よりも多いのです。

 そこでフジノは改めて病院管理部に対して
 個室の料金設定を変えるように検討してほしいと提案しました。

 しかし、病院管理部からはゼロ回答でした。

 フジノはこのことに全く納得できませんでした。
 (それが2ヵ月後の予算議会での市長への質問につながります)

 福祉施設が足りない以上は、病院が責任をもって受けるべき。
 何故ならどちらも市の責任なのですから。

 福祉施設が足りないのも横須賀市の責任ですし、
 市立病院を持っている横須賀市ですから受け入れるべきです。

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 そんなある日、Aさんが亡くなりました。
 あっという間のことでした。

 僕は、自分の父親が亡くなったように悔しくてたまりませんでした。
 そして、お詫びをしなければならない気持ちでいっぱいでした。

 亡くなった朝、家族でもないにもかかわらず
 すぐに手を合わせにうかがったのも

 政治家としての力不足をお詫びしたかったのと同時に
 自分の父に対する気持ちと同じ悲しみを感じたからでした。

 そういう強い気持ちだったから、だから今夜もお通夜に参加しました。

 Aさん、本当に申し訳ございませんでした。
 必ずかたきはとりますから、どうか許して下さい。

 改めてお通夜の遺影を前にして
 こころに誓いました。

 フジノは横須賀への滞在時間はほんの1〜2時間で
 またすぐに池袋へと往復4時間かけて戻っていきます。

 体力の負担を考えれば、そのまま横須賀に滞在すれば良いのですが
 『ACT研修会』もどうしても大切なので池袋に戻らざるをえません。

 それでも、精神保健福祉も高齢者福祉も
 政治家フジノのライフワークだから、
 そして政治家である以前に僕個人の負けられない闘いだから
 どちらからも逃げる訳にはいかないのです。

 Aさん、お力になれなくて、本当にごめんなさい。

 このまちの医療・福祉は不十分です。
 それを変えていくことだけがAさんへのお詫びだと考えています。
 だから、全力を尽くします。



2010年1月23日(土)のフジノその1
● ACT全国ネットワーク立ち上げ記念の全国研修会へ

 今日は、帝京平成大学の池袋キャンパスで開催された
 『第1回ACT全国研修会』に参加しました。

 そもそもACTとは、1970年代のアメリカでスタートした
 『Assertive Community Treatment』の頭文字を取ったものです。

 重い精神障がいのある方々を対象に
 精神科病院での入院ではなく地域で暮らしていかれるように

 精神保健福祉士・看護師・精神科医などの様々な職種によるチームが
 24時間365日の体制で必要なサービスを提供していきます。

 そのスタイルは病院に来るのを待つのとは対極の、
 徹底して地域での生活をサポートする為に訪問をしていくものです。

 日本では『包括型地域生活支援プログラム』と訳していますが
 その効果の高さから、ACTは世界各国で広がっています。

 日本では、初めて国府台病院で『ACT−J』がスタートしてから
 7年間が経ちました。今では全国で12の事業体がACTを展開しています。

 そうしたACTの実践を行っている方々の全国組織
 『ACT全国ネットワーク』がついに正式に立ち上がりました。

 今回は、その立ち上げ記念と銘打っての研修会です。

 来日して下さったリチャード・J・ゴスチャさん(カンザス大学)による基調講演、
 2つのセッション、大熊一夫さんらによる記念シンポジウムをはじめ、
 さらに15ものワークショップが開催されます。

 どれも受講したいけれども時間が重なっていて取れない、という
 とても豪華で豊富な研修メニューでした。

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 フジノはまず、西尾雅明さんによるワークショップを受講しました。

 ACTについて日本語で書かれた文献を読む時に
 誰もがまず読むのが西尾先生の本です。

 (『ACT入門〜精神障がい者のための包括型地域生活支援プログラム』
  西尾雅明著、金剛出版、2004年)

 その著者みずからの講義を受講できるすごい機会でした。



 『ACTの概要』のタイトルで、
 国府台でのACT−J、仙台でのS−ACT、などの現場の体験をもとに
 ACTの理念やシステム、その科学的な根拠などをお話していただきました。



 次に、お昼休みをはさんで午後最初のワークショップとして
 『ACTの立ち上げ方』のタイトルで
 梁田英麿さん(S−ACT)のお話をうかがいました。

 ACTを自分のまちで実現したいフジノのような人間は
 全国にたくさんいるはずですが、そんな我々にとって
 『ACTの立ち上げ方』って本当に魅力的なタイトルですよね...。



 2008年4月、東北福祉大学せんだんホスピタルにて
 梁田さんたちは『S−ACT』(サクトと発音します)を立ち上げました。

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 この後、今大会のメインイベントである
 リチャード・J・ゴスチャさん(カンザス大学)による基調講演がありました。
 講演は『リカバリー志向へのサービスの転換』というタイトルでした。

 フジノたちが『リカバリー全国フォーラム』を行なって
 全国にリカバリーという価値観を広めようと活動をしているのも

 この国の新しい精神保健医療福祉として
 リカバリーを中心に置いた姿を目指しているからです。

 まさに、ど真ん中のタイトルでしたが、フジノは聴講せずに、
 大切な方のお通夜がありましたので
 いったん横須賀へと戻らせていただきました。

 次の来日の機会があることを信じています!



2010年1月22日(金)のフジノその2
● 必要な情報はどんなことをしてでも伝える努力をしなければダメだ!

 (注:今回の活動日記は、あえて「傲慢な文章」を書きます。
    不快に感じる方もいるのでしょうが、僕は「正しい」と信じていることを書きます)


 毎年のことですがフジノは昨年もクリスマスイブから
 『ひとり自殺予防キャンペーン』を行ないました。

 特に、徹底的に市民のみなさまにお伝えしたことは
 初めて御用納めの後(12月29日と30日)に開催された
 ハローワークによる『年末の緊急職業相談』についてでした。

 ひたすら「利用して下さい」と訴え続けました。

 その理由は、12月26日の活動日記のとおりです。


  > だからこそ、必要な情報を必要な方に届くように
  > 少しでもがんばらなければと感じています。
  >
  > 前回・前々回のワンストップサービスも
  > 利用者がそんなに多くありませんでした。
  >
  > 試みとしては正しくても、その情報が伝わりきっていないことを
  > 市議会の質疑でもフジノはとりあげました。
  >
  > だからこそ、広報は少しでも多く自ら動くことで
  > 積極的に行なっていかなければならないと責任を感じています。
  >
  > これから年末年始にかけて
  > まだまだ市内を回らせていただきます。



 そうなのです。

 11月30日と12月21日に開催された『ワンストップ・サービス』は
 あまりにも利用者数が少なかったからです。

 先日発表された利用者数は、こんなでした。

 ・11月30日 10名
 ・12月21日  7名  2日間合計17名


 フジノはこれを「ひどすぎる結果だ」と感じています。

 どれだけ大切な取り組みであっても、
 必要な情報が必要な方のもとに届いていなければ、
 完全に無意味です。

 その意味では失敗だった、とフジノは考えています。

 『ワンストップ・サービス』の失敗の原因は
 2つだと断言します。

 (失敗その1)政府が本当にギリギリになって発表したこと。

 (失敗その2)情報が必要な方々へ情報を届けなかったこと。



 今回、『ワンストップ・サービス』を開催するにあたって
 政府は本当に何もかも取り組みが遅すぎました。

 政府の無能ぶりはいつものことですから
 グチを言っても始まりません。

 だからフジノは自分が成すべきことをひたすらやるしかありません。

 そこで、(失敗その2)を繰り返さないために
 『ひとり自殺予防街頭キャンペーン』のテーマとして
 『年末緊急職業相談窓口』の利用をひたすら街頭で呼びかけたのです。


● 必死に情報を伝えた結果は確実に数字であらわれる!

 その結果、『年末緊急職業相談窓口』での
 ハローワーク来所者数はこのようになりました。

 ・12月29日 197名
 ・12月30日  98名  2日間合計295名


 いかがですか?
 ワンストップの17倍もの方々が来所してくれました。

 フジノはこの『成果』を「おれだけの力だ!」とは言いません。
 もちろん、県をはじめとする多くの方々の広報もありました。

 けれども、『ワンストップ・サービス』の方が
 参加した方々には受けられる相談メニューも多くて
 メリットは大きかったのです。

 『ワンストップ・サービス』ではこころの健康相談も受けられたのです。
 だから、こっちに来た方がもっと得だった訳です。

 かたや、フジノが広報してまわった『年末緊急職業相談』は
 職業相談・雇用相談・住宅相談の3つだけしか
 サービスはありませんでした。

 にも関わらず、これだけの『大きな差』が出たことは

 ・どれだけ本気で情報を伝えようと努力したかの差だったのだ

 と、あえてフジノは断言します。

 フジノはクリスマスイブもクリスマスもカンケーなく
 必死で声を枯らしてまちをこの情報を訴えました。

 フジノの想いと行動がこの数字に影響を与えたのだ、とあえて言います。

 もしも行動が無ければ
 ここまで数字はあがらなかったはずだ、と。

 いち市議会議員が必死になってメガフォンで訴え続けるだけでも
 17倍もの大きな差が出るのです。

 政治・行政は、救うことができる人々のいのちを救うのが
 最も大切な最初に成すべき仕事のはずです。

 ならば、もっと政治・行政は謙虚になって、
 どうすれば情報を必要な方々のもとに届けられるのかを
 必死に考えて、全身全霊をかけて実行すべきです。

 フジノは忘年会や新年会まわりは一切しません。
 仕事を失って苦しんでいる方々の為に働きたいのです。

 いのちを救うのです。
 政治・行政の仕事はいのちを救うことです。

 やるべきことをやるのが当たり前なのです。
 いのちに年末年始はカンケーありません。

 だから、僕たちは動かねばならないのです。

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 雇用・労働情勢の厳しさは全く変わらないにも関わらず
 これから先、政府が『ワンストップ・サービス』を再び行うのかどうか、
 全く未定だそうです。

 何をちゅうちょしているのか理解できません。
 さっさとやるべきです。

 そして、全身全霊をかけて知恵をしぼって広報すべきです。

 ネットカフェ難民の方々や暮らす場所さえ無くて困っている方々のもとへ
 どんなことをしてでも必要な情報を届けるべきなのです。

 『ワンストップ・サービス』と『年末緊急職業相談窓口』の
 大きな差がついた結果を見て、そんな想いを改めて強くしました。

 政治家はいのちをかけていのちを守らなければならない。
 これからもずっとがんばっていかねければ。



2010年1月22日(金)のフジノその1
● 吉田市長の駅立ち@北久里浜駅

 けさの吉田雄人市長の駅立ちは、京浜急行の北久里浜駅前でした。
 吉田市長の体調はすこぶる良好、とても元気です。

 まだ1月下旬の朝6時はとても暗く、
 けれども出勤をしていく市民のみなさまの数はとても多くて

 先日に続いて、『職住接近』による様々なメリットを考えるにつけても
 市内での働く場を創りだすことの必要性を痛感させられました。



 これまでも記してきましたが
 フジノが勝手連として吉田市長の駅立ちをサポートするのは
 来年度予算をつくることが市長の最優先順位だから、という想いからでした。

 また、市長への安全上の配慮ということもあって
 とにかくどんな事態にも対応しなければならないという責任からでした。

 ただ、これまでの7日ほどの様子を身近で体感してきて、
 少しずつ「大丈夫なのかもしれない」と感じるようになってきました。



 吉田市長の体力は無尽蔵だとは思いませんが、
 健康管理は十分にできていることを間近で感じています。

 毎日の市長としての責務を果たしながらも
 早朝の駅立ちがダメージを与えている様子はありません。

 むしろ、直接に市民のみなさまと市長本人との生の対話を
 日常的に行うことができる、という本来のメリットが
 少しずつ大きくなっていることも感じます。



 もちろん、吉田市長の最優先順位が
 来年度予算案づくりにあることは変わりません。

 ただ、これまで吉田市長に対して
 厳しく「駅立ちに来ないでほしい」と批判し続けてきたことを
 フジノはもうやめようかと思いつつあります。

 その理由は、上に記したとおりです。

 吉田市長の健康管理はとても良く成されており、
 来年度予算づくりへの影響はほぼ無いのではないかと感じるからです。

 あるいは、これから2月にかけて疲労が蓄積されてくるのかもしれませんので
 もうしばらくだけは、サポートし続けたいと考えています。

 (市長の身辺の安全上の配慮は、フジノだけでなく
  後援会の方々や勝手連メンバーも日常的に注意していますので
  大丈夫だと思います)

 いずれにせよ、まもなく出される来年度予算案こそが
 市長としての吉田雄人のマニフェスト実現にかける本気度が試されます。

 市民のみなさまに実感していただける『チェンジ』を
 吉田市長が示せるかどうか、全ては来年度予算案にかかっています。

 『駅立ち』がコミュニケーション戦略としてプラスに機能するのか、
 単なるパーマネントキャンペーンとしてパフォーマンスに堕すのか、
 これもまた来年度予算案の中身しだいだ
 とフジノは考えています。

 吉田市長にはマニフェスト実現に向けた予算づくりに
 全力を傾けていただきたいです。



2010年1月19日(火)のフジノ
● 『ぱど』に吉田市長が登場、自殺予防対策への意欲を語る!

 昨年12月議会での一般質問においてフジノは
 『自殺予防対策』の取り組みを
 もっと適切な媒体でより効果的な広報をすべきだと提案しました。

 『広報よこすか』や『市のHP』に掲載しただけで
 情報を発信したとは言えません。

 必要な情報が必要な方に届かなければならない、
 その為には利用できる手段を全て利用すべきだ、と提案しました。

 このような内容です。

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 (09年12月4日本会議でのフジノ一般質問より)

  市長マニフェストU−1(7)Aにあるように
  施策への認知度を高めることが緊急の課題です。

  そこで「広報よこすか」や公的施設へのポスター掲示など
  従来の公的な広報の枠組みにとらわれずに

  現実の暮らしの中で市民の方々が
  リアルに目にしている媒体に本市が広告を出すなど
  積極的な取り組みが必要ではないでしょうか。

  例えば、失業率と自殺は強く関係している為に
  政府はハローワークに総合相談窓口を設置して
  住まいや生活保護やメンタルヘルスなどを
  ワンストップで対応できる取り組みを始めました。

  しかし、僕が受けてきた相談からの実感では、
  これだけでは届きません。

  例えば、失業をした若い人々はハローワークに行く前に
  派遣会社に登録して携帯サイトで仕事を探しています。

  また「広報よこすか」は全く読まれていない一方で、
  地域密着型の情報がすさまじい量で掲載されている
  フリーペーパー「ぱど」はどこでも手に入るので
  非常に読まれています。

  こうした携帯サイトやフリーペーパーなどの媒体に
  本市の相談先などの情報を掲載する方が
  本当に支援が必要な対象である方々に対して
  情報が届く可能性が高くなるはずです。

  すでに行なわれている重要な取り組みへの認知度を本気で高める為に
  きれいごとではない、リアルな広報へと
  積極的に乗り出すべきではないでしょうか。


 (引用終わり)
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 もちろん、『ぱど』だけでなくて『BERRY』『タウンワーク』なども
 多くの市民のみなさまに愛読さている訳ですが
 象徴的な存在として
 『ぱど』をフジノは挙げた訳ですね。

 こうしたフジノの提案に対して吉田市長は

 料金を支払って広告を出すことには検討が必要だとしつつも
 情報発信に対しては同じ問題意識を持っている

 との主旨の答弁をしました。

 さらに、昨年暮れに非公式に意見交換をした際にも
 このように述べてくれました。

 「今度、一般質問でご指摘いただいた
  フリーペーパー『ぱど』から年始のインタビューを受けます。
  その際、必ず自殺対策についての言及をしたいと考えています」

 それから1ヶ月くらいが経ったでしょうか、
 1月8日号の『ぱど』に吉田市長のインタビュー記事が載りました。


 (『ぱど』2010年1月8日号の表紙)

 1ページ全てが吉田市長に対するインタビューです。

 (『ぱど』2010年1月8日号より)


 そして、インタビューの最後の部分で
 確かに吉田市長は自殺対策について述べてくれていました。


 (インタビューの最後の部分より)

 インタビュアー:
  そのほかに、力を入れたいことはありますか?

 吉田市長:
  あとは、自殺対策にも力を入れたいと思っています。

  横須賀市では年間100人も自殺でお亡くなりになっています。
  自殺の原因はいくつもありますが、
  社会的に追い込まれた故に、
  というのが大きな要因だと思います。

  例えば派遣切りにあったり、借金で身動きがとれなくなったり、
  原因はさまざまあるので、
  その都度ごとに市役所として相談できる窓口やメニューを
  用意していくことが大事なのではないかと思っています。

  今年は何をどこに相談したらいいか分かる資料を
  作成したいと思っています。

  相談体制を徐々に用意していきますので、
  困りごとがある時はどんどん頼っていただきたいですね。

 (引用終わり)
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 これだけの文章ではありますが、
 フジノにとってはとても高く評価したいです。

 (1)市民のみなさまのうち、
   特に若い層の方々にとても読まれているフリーペーパーの中で

 (2)新年号という明るい内容が自然と求められるにも関わらず
   あえて自殺予防対策への取り組みの決意を述べた


 こうした新しい動きは、きちんと評価されるべきです。

 もちろん、情報発信に100点はありえず、
 より効果的な方法で日常的に発信し続けなければ
 何の意味もありません。

 加えて、これだけ小さな文字の上に文字数も多くて
 どれだけの方々に読んでもらえたかの効果は疑問です。

 (たぶん、流し読みされて終わりだったのではないかと思います)

 それでもこのインタビュー記事での吉田市長の言葉というものは
 一般質問での提案者であるフジノは決して見過ごすことなく
 きちんと評価したいと思います。

 『いのちを大切にする横須賀』の実現に向けて
 ささやかではありますが、大切な一歩だったとフジノは評価しています。

 みなさまはこの『ぱど』の記事を
 読んで下さいましたか?


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