しろうとが挑戦してみることにした

一緒に横須賀を
もっとおもしろくしようよ!
マスコット


藤野英明
  思うところあって
  政治という『手段』に挑戦することになりました。
  ネガティブなイメージばかりの
  政治という業界に
  しろうとがどこまで通用するのか?
  その挑戦の一部始終、
  ありのままの姿を
  このコーナーでは伝えていきます。

       (2003年1月31日・藤野英明)


2003年2月12日(水)のフジノ
● 名刺ができあがりました!

 「名刺をつくりたいんだけど、お金が無くて困ってるんだよね」

 昨日の夜
 そんな話を電話で友達と話したら
 なんとその彼が今日、名刺を作ってくれました!

 見て!

 
フジノの名刺です。


 かわいい!カッコいい!
 『おもしろくする会』の雰囲気がよく出てるよ〜。

 これを作ってくれたのは
 『横須賀をおもしろくする会』の会長・ごくつぶしくん。
 会長みずからが作ってくれたのでした。

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 それにしても、さすがプロ

 昨日の真夜中(3時くらい?)に話をしてから
 数時間後に会社に着いてメールを見たら
 もうデザインが届いてました。

 しかも、何も伝えてないのに
 僕のイメージしてた感じのとおりです。
 やっぱり友達ってすごい。
 僕のこと、よく知ってくれてるんだなあとつくづく思いました。


 仕事を終えてから、ごくつぶしくんに会いにいって
 完成した名刺をうけとりました。
 (これは寄附ですな)

ごくつぶしくん&フジノ。  なんか写真うつりが悪い2人。



 独立してフリーになって
 めちゃくちゃ忙しいのに本当にありがとう!
 彼は早くも雑誌に載ったりしてて、活躍しているんですよ〜。
 すげー。同じ世代のがんばりにはいつも刺激を受けます。
 おれも負けずにがんばるぞ〜!オー!


● 郵便口座をひらきました

 『横須賀をおもしろくする会』の
 団体としての正式な郵便口座を開設いたしました。

 これで、カンパなどを受けても
 きちんと口座に入れて管理することができます。

 えーと、ちらしも名刺も
 『おもしろくする会』の入会申込書もそうですが
 僕たちは無差別に配りまくるつもりは一切ありません。
 というわけで、
 それと全くおんなじ主旨で
 カンパのための郵便口座番号は
 ここには書きません。

 もしも、僕や会の考え方に共感される方がいて
 奇特にも「カンパしてもいいな」と思った方がいらっしゃいましたら
 メールをくださいませ。

 そうしたら、郵便口座の番号をご連絡させていただきます。

 ちなみに、それと全く同じ理由で
 匿名でのカンパも全てお断りしていますので
 あらかじめご了承くださいませ。

 顔が見える相手から受け取ることで
 そのおカネの重みも増す、ということですね。



2003年2月11日(火)祝日のフジノ
● 駅前で想いを話しました

 今日は夕方4時半から約1時間、
 横須賀中央駅前のYデッキにてメガフォンを持ちました。
 フジノの想いを伝えるためにお話をさせていただきました。

 4時前に友人たちにケイタイからメールして
 「4時半頃から駅前に立つよ」と連絡をしたところ
 なんと、到着した時にはもう友達が来ていてくれたのでした。

 もんず、ありがとう!

 連絡のメールが届いた時、彼は鎌倉にいたのです。
 それなのに僕からのメールを読んで
 「これは行かねば!」と思って
 高速道路をつかって横須賀まで来てくれたのです。

 これを聞いて、本当に感激しました。

 心づよい仲間の支えをうけて
 夕闇の深まっていく中央駅前でお話をしました。

 途中から井上23も合流してくれて
 さらにはつい昨日、パパになったばかりの友達までもが
 応援に来てくれたのでした。

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 今日はとても寒かったこともあり、
 前回ほどには立ちどまってくださる人も少なかったです。

 それでも、防衛大学の制服を着た方が1人、
 最初から最後まで聞いてくれていたのが見えました。

 また、約1時間の話を終えた後に
 1人の男性から
 声をかけていただきました。
 「応援したいんです」と言ってくださり、名刺を頂いたのです!
 うれしかったです。感激しました。


 その後、友達から
 「フジノの角度からは見えなかったと思うけど
  おばさんたちの5人組くらいの人が
  ずっと聞いてくれてたよ」と教えてもらいました。

 今日偶然に駅前を通りがかって
 僕の話を聞いてくださった方々、ありがとうございます。
 そして、集まってくれた友達のみんなに
 こころから感謝してます。
 寒くてたまらない時間帯だったのに
 ありがとうございました。


● のぼりの文字は、なんとプロのデザイナーさんが...

 
昨日の夜中は
 のぼり用のはたを一生懸命、手で縫っていました。
 日頃、お裁縫をやらない僕なのでダメですね。
 5分たっても数センチ。
 なんか悲しくなってしまって...。

 ちゃっぴーさんがミシンを持っているので
 ミシンを貸してもらって縫うことにしました。

 ほんと、これからは
 縫いものをきちんとできる人間になるようにがんばります。
 ふつうのことができない人間に、政治なんてできないものね。


 ところで、この旗にはフジノの名前を書くのですが
 なんとこの文字を
 プロのデザイナーさんが
 無償で書いたくださることになりました。

 すごい!
 人のご好意に感謝、感謝です。

 この旗は来週までにはお披露目できると思います。



● すごい事務所の人がいるものですね

 
今日は、地元である武山に行き、
 バイクで友達の家を1軒ずつ訪ねてまわりました。

 そこで見たものは、大通りにドカーンとドデカイ
 事務所をひらいている人たちの姿でした。

 組合のたちが集まって、
 元ファミリーマートだったところに何枚もポスターを貼って
 ガラスを磨いていたり、楽しそうにお茶を飲んでいました。

 こういう組織のささえがある現職の政治家の人たちは
 すごいですね。これだけの大きな事務所で、
 おカネは一体いくらかかるのかなあ。

 かたや僕はといえば、
 愛車のLEAD90(原付よりちょっと大きなバイク)にまたがり
 たった1人きりで友達の家を訪ねて、寒さに震えてる。
 おカネも無い。準備も足りない。

 でも、全然、悲観なんかしませんでした。

 僕はこのバイクに乗って
 どんな山の奥にいる人にだって会いにいかれるし、
 信頼という絆だけでつながっている仲間がいる。
 おカネなんかいらないし。

 あらためて自分の気持ちを確認させてくれて
 ドデカイ事務所をもってる昔からいる政治家の人に感謝。



2003年2月10日(月)のフジノ
● 次の内閣・厚生労働副大臣から励ましを受けました!

 個人的に尊敬している国会議員(衆院議員)の方から
 電話で励ましの言葉をもらいました!

 山井和則さんです!

 彼は本当に真剣に福祉にうちこんでいる政治家で
 その熱意と政策に
 以前から惚れこんでいました。

 というのも山井さんが政治家になる前から僕は知っていて
 彼の書いた福祉の本は、ほとんど読んでいました。

 いつも現場を直接訪れて、現場で体験して
 そして小さな声にこそ耳を傾けていく彼の姿勢は
 もっと高く評価されるべきだと思います。

 精神保健福祉の世界は理解が低くて
 「票にならないどころか減っていく」と
 言われています。
 そんな政治の世界で彼は
 精神保健福祉の改善をうったえている、
 本当に唯一といっても過言ではない政治家なのですね。

 そんな山井さんはまだ40歳と若いのに、
 民主党の『次の内閣』では
 厚生労働副大臣をしていらっしゃいます。

 その厚生労働副大臣に
 直接、お電話で10分くらい激励の言葉をいただき、
 「お互いに福祉のためにがんばろう」
 と言っていただきました。

 もう感激です。

 僕は民主党員でも何でもありません。
 あくまでも山井さんとは
 精神保健福祉のことだけでつながっている『同志』なのですね。

 お互いに「票とは無関係の世界」を土俵にして闘っていく
 精神保健福祉を良くしていく仲間なのです。

 あらためて、がんばろうと思いました。ファイト、自分!


● 郵便局へ行きました
 
 今日は昼休みをつかって郵便局へ行きました。
 『横須賀をおもしろくする会』用の口座を開くためです。

 団体の口座をつくるためには
 正式に認められた規約(原本)と代表者の免許証と
 印鑑が必要だそうです。

 規約の原本を持っていなかったので
 今日は口座を開くことができませんでした。

 郵便局は平日しかあいていないので
 祝日をはさんで次に動けるチャンスは水曜日。

 こんなふうに
 準備はかたつむりのようだから
 まわりの人々には前に進んでいることが
 なかなか実感できないかもしれません。

 でも、僕も僕のまわりにも
 あせりはありません。
 
 何故なら、かたつむりは確実に進んでいます。
 その歩みがとても遅く見えてもね。

 福祉だけでなく、
 世の中のいろいろな状況というのは
 すぐには変わりません。だからあせっても仕方ない。
 たとえ歩みがかたつむりでも確実に前に進み続けることが
 大切なことだと僕は考えて生きています。

 「ドキドキしながらこのコーナーを見てます」、
 というメールを何通もいただきました。

 でも、大丈夫だから。
 僕たちはきっとうまくやってのけます。
 だから、安心して観てて下さいね!



2003年2月9日(日)のフジノ
● 人の優しさにふれる日々

 昨日今日と、活動に必要な物を買い歩いてました。
 そんな中で出会う人々の優しさに、感謝することばかりでした。

(1) ハンコ屋さん

 領収書に使用する
 『藤野英明と横須賀をおもしろくする会』のゴム判を
 注文しました。

 そのハンコ屋さんが、とてもいい人でした。

 「とにかくお金が無くて、とにかく早く欲しいんです」という
 めちゃくちゃな注文をしたすかぽちに対して
 店長と2人で少し考えた後に
 「分かりました」と笑顔で返事をしてくれました。

 納期が6日間で1980円かかるところを、
 納期が3日間で1980円で
 仕上げてくれることになったのです!

 『藤野英明と横須賀をおもしろくする会』という名前は
 いったい何の団体なんですか、と尋ねられて
 すなおに「政治団体なんです」と答えたら
 大いにうけてました。


(2) のぼり旗の竿を買ったトロフィー屋さん

 のぼり、って知ってますか?
 名前を書いた、たてながの旗のことです。
 よくプロレスの会場で『男・天龍源一郎』とか『風雲昇り龍』とか
 書いてある旗のことですね。

 あれを持って駅に立つことで名前を知ってもらおう
 という作戦なのですが、
 お店に頼んで作ってもらうと
 こいつがまたものすごく高い値段らしいのです。

 それで手づくりすることにしました。

 ただ、竿だけはL字型なので買うことにしました。
 こういう特殊な竿はトロフィー屋さんに売っていると聞きつけて
 上町の中里通り商店街のつきあたりにある
 トロフィー屋さんに行きました。

 おじいさんとおばあさんがやっているお店。
 ストーブが暖かくて、ずっと居たい雰囲気でした。

 おばあさんに事情を話して、竿を探してもらいました。
 そうしたら、ありました!

 フジノカラーの青い竿!(青二才の青ですな)
 しかも、1000円とまあまあ安めです。

 このお2人もとてもよい人で
 しばらく雑談を楽しんでしまいました。

 それから、竿につける布の話になったのですが
 おばあちゃんが「安く買えるお店を探してあげる」と言って
 いろいろと調べてくださいました。ありがとうございます!


(3) 文房具屋さん

 その布には自分で手書きしようと思ってるのですが
 雨にぬれても大丈夫なように
 塗るのはポスターカラーを使うことにしました。

 そこで文房具屋さんに行ったのですが、
 領収書をもらう時に名前をなのったら
 「いいお名前ですね」と言われてしまいました。

 僕は自分の本名が大好きで
 だから、それだけでハッピーな気持ちになれました。

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 いろいろな物を買ったりして大変なのですが
 行く先々でお店の人の親切さに触れて、疲れも吹き飛びます。
 ほんとに感謝、感謝です。



2003年2月8日(土)のフジノ
● 初めての駅前体験

 今日はお昼の3時半から4時半まで
 横須賀中央駅のYデッキに立ってお話をさせてもらいました。

 全く見ず知らずの、通り過ぎていく人たちを前に
 メガフォンをもって立つということ。

 僕は本番に強い性格なのですが
 それでも最初の5分間くらいは
 どう切りだしたら良いのか全く分からなくて、おどおどしてました。
 心臓がドキドキしました。

 Yデッキに座っているのは
 僕とは何にもまったく関係が無くて
 せっかくの土曜日に友達とまちあわせている人たち。

 原稿はいっさいなし。

 昨日も今日もずっといろいろ駆けずりまわってて
 何を話そうかと考える時間がありませんでした。

 だから、ずっと想いつづけていることを
 1つずつ丁寧に話しかけました。

 この街の福祉を良くしたいこと、
 この街をおもしろくしたいこと、
 この街で暮らしている人の声を全て聴きたいということ。

 ただのなんでもない僕が
 よりによって何故、政治を志すことにしたのか。

 これらを1つずつ、きちんとお話しました。

生まれて初めての駅前でみんなに話かけました。


● 感動の体験

 そうしたら、ものすごく反応が良くて
 僕はとても感激しました。

 40分のうち、ある時は
 僕のまわりに輪ができる感じで人々が集まってくださり、
 たくさんの方がお話を聞いてくださいました。

 特に、10代から年配の方まで
 男女どちらもが、足をとめて僕の話を聞いてくださったのが
 本当にうれしかったです。

 お話が一段落したところで拍手をしてくれた方。
 「HPやっているならアドレスを教えて」を尋ねてくれた方。
 高校生のカップルが足をとめてくれたこと。

 ビギナーズラックだと思うのですが
 ものすごく恵まれた体験でした。


 そして、偶然に出会った
 高校時代の他のクラスの人が声をかけてくれました。
 現在は保育園に勤めているということで
 子どもの福祉について
 話を聞かせてもらうことになりました。

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 最後に、お礼を伝えたいのです。

 Ittekiくん、ありがとう。僕の初めての駅前体験のために
 いきなり30分前に電話をしたのに
 わざわざ横浜から駆けつけてくれたこと、ありがとう。

 彼は『横須賀をおもしろくする会』の副会長をしてくれていますが
 もしも僕が彼の立場だとしたら
 土曜日のお昼にいきなり電話がかかってきて
 横須賀まで飛んでくるなんてきっとできないと思います。
 厚い友情に、ほんとうに感謝しています。
 ありがとう。

 そして、井上23。
 井上さんが、かわいい姪ごさんをつれて
 お話を聞きにきてくださったのも、強く励まされました。

 さらに、激しく感動したことがあります。
 パニック障がいという病のせいで
 なかなか外出もできない日々が続いたある方が
 僕の話を聞くために、わざわざ駅まで来てくれたのです。

 この病気は本当に苦しくて
 他人にはなかなか理解できないことかもしれませんが
 外出することさえも、ままならなくなってしまうのです。

 その方が、わざわざ出てきてくれたのです。
 僕はその方の姿を目にした時、
 絶対に逃げない決心を改めてしました。

 今だって全力で生きていますが
 もっともっと、この体にある全ての力をふりしぼって
 僕はみんなの代弁者になりたいと思いました。

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 これからは、たぶん毎朝、
 横須賀中央駅あたりに立って
 僕の考えていることをお話させていただきたいと思っています。

 どうかお時間のある方は、ちょっと足をとめて
 そして僕の想いに耳を傾けてくださいね。


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