フジノの提案です

 「僕はこうしたい!」


基本理念4.税金のムダ遣いを全てカットします、の進みぐあい

 毎日毎晩あなたは一生懸命働いています。
 子どものため、奥さんのため、家族のため。

 生まれたばかりの子どもの顔を見れないのもガマンして
 残業にあけくれて、上司とのストレスにも耐え、
 時には健康を崩しながらがんばっています。

 そのあなたの汗と努力が、あなたのお給料なのです。

 税金とは、あなたのお給料です。
 税金がムダづかいされているとしたならば、
 あなたのお給料がムダづかいされているということなのです。

 あなたの汗と努力がムダづかいされる、
 それはあなたの人生を否定しているのと同じです。
 僕はそう思います。

 僕はサラリーマンだから税金をずっと源泉徴収されてきました。
 年度末の道路工事にうんざりしても税金は取られてきました。
 もうそんなくだらないことに僕の給料を使うな!
 いつもそう思っていました。

 だから、僕が政治家になったならば
 絶対にあなたのお給料をムダにつかうことはさせません。


(税金のムダ・その1) 政治家の給料を60%以上、カット!

 市議会議員はいくらお給料をもらっているのでしょうか。

 
名目 回数 金額
 報酬 毎月 66万2,000円 
報酬の1年間合計  794万4,000円 
 期末手当
 (年3回)
3月 52万7,945円 
6月 153万5,840円 
12月 161万1,830円 
期末手当の1年間合計  367万5,615円 
 政務調査費(*) 毎月 11万4,000円 
政務調査費の1年間合計  136万8,000円 


 1年間の合計、つまり年収はいくらでしょうか。

 市議会議員の年収は1298万7615円です!

(*)政務調査費は給料じゃないという人もいますが
   一般企業のサラリーマンが何かを調べたり勉強する費用は
   自分自身が負担するのが当然のことです。
   自分の給料の中から仕事に必要な資料を買い揃えたりします。
   だから、政務調査費の存在は一般企業なら考えられません。


 はっきり言って、もらいすぎです。

 1人あたり1300万円ですから
 46人全員だと、1年間で6億円にもなります。
 もったいない...。

 6億円もあれば、どれだけ福祉にお金をまわせることか。

 だから、何よりもまず政治家のお給料をカットします。
 年収は500万円もあれば十分すぎるくらいなはずです。

 最低でも今よりも60%はカットすべきです。

 調査に必要な資料があるならば、
 市の図書館に行けばいいじゃないですか。
 ふつうの僕たちはふだんそうしているんですから。

 政治家の給料は最低でも60%以上カットすべきです。



(税金のムダ・その2) 僕が反対している横須賀市の計画 

 企業で働いてきた僕にとっては当たり前のことですが
 限られた予算の使い道は、
 厳しい予算会議でのチェックの結果、
 優先順位をつけてほんとうに必要なことから始めます。

 このまちに必要な優先順位は、
 『ふつうの暮らしが守られること』がトップだと僕は信じています。

 つまり、福祉・教育・自然を守ることです。

 その優先順位を考えると、下の計画はやめるべきです。

 (1) 東京湾口道路

 さらに横須賀の自然を破壊し、海の生態系も壊して、
 交通量の増加ばかりが起こって渋滞が増えます。

 (2) 美術館の建設計画

 必要なのは美術館では無くて、もっと充実した救急病棟です。
 今すぐに美術館が無ければ生活が困る人が
 果たしてどれだけいるのでしょうか。
 あなたは、自分のお給料のつかいみちが
 美術館の建設でほんとうにいいのですか?

 (3) よこすか開国祭

 ずらっと並んだ、企業と市のえらい人たちの名前。
 これがお祭りを実行する委員会の名簿です。
 不景気で明るくない時代には
 「たまにはババンと」イベントをやりたい気持ちもわかりますが
 お祭りとはほんらい庶民である僕たちのものです。
 市や企業が主導でおこなうものではありません。

 まちを明るくしたければ、子育てがしやすいまちにすべきです。
 教育を変えて子どもの笑顔があふれるまちにすべきです。

 花火のように数日だけイベントをやってもしかたありません。

 本当の『開国』はイベントなんかではなく、
 1人1人が本当にハッピーになった時だと僕は思います。

 いずれにせよ、今必要なのはイベントではなく、
 ケア=マネージャーの数を増やすことや
 独立起業をしやすい環境づくりや
 精神障がいのある人々が暮らしていかれる仕組みづくりです。

 (4) 平成埠頭への高級リゾートホテル誘致計画

 平成町のリヴィンとエイビィの間に
 横須賀市が高級リゾートホテルを誘致する計画があります。

 一体誰が泊まるのですか?
 そんなことに税金を使うのは間違いです!

 上に挙げたどれもが
 一般企業であれば優先順位のランク外にはずれるものです。
 僕はこれらの計画に反対します。
 その分の税金をカットして、福祉にまわしたいのです。



(税金のムダ・その3) 必要なサービスが必要な方のもとへ

 ハコモノ行政の一方で、
 このまちは『とても良い取組み』もたくさんしています。

 けれども、その情報を知らない方がものすごく多いのです。

 例えば、『認知症状(旧・痴呆症)の方を
 介護している方々のつどい』があります。

 これは、認知症の高齢者を
 自宅で介護をしている方々のメンタルケアの1つとして
 毎月1回集まって、自由に想いを語り合ったり
 保健師からアドバイスを受けられる、というものなのです。

 フジノは市議になってから
 ほぼ毎月参加(見学)させていただいていますが
 これは本当に素晴らしい取組みなのです。

 それなのに、僕のまわりにいらっしゃる
 在宅介護をしている方々に
 「この集まりを知っていますか?」と尋ねると、誰も知らないのです。

 これはつまり、市の広報(宣伝)がダメなのです。

 どれだけ良い商品であっても
 それをお客さまに知ってもらわなければ
 買ってもらえない、という企業の仕組みと全く同じです。

 市も、どれだけ良いサービスを行なっていても
 それをきちんとお客さまである市民のみなさまに
 知ってもらえなければ意味がありません。

 必要なサービスを必要な方がいつでも利用できる、
 これこそが最大の税金のムダを無くすことです。

 そのために、フジノは
 広報機能の強化をめざします。

 マーケティングをきちんと行なって
 ターゲット(伝えたいのは誰?年齢は?性別は?属性は?)に
 求められている情報を
 その方に届く手段を使って
 確実に知ってもらえるようにします。

 『広報よこすか』や『市のHP』だけでは
 情報はあなたのところへ届きません。

 徹底して、あらゆる手段を使って
 あなたの必要な情報(行政のサービス)をお届けします。




(税金のムダ・その4) 外郭団体の廃止

 時代のニーズに合わない市の外郭団体は
 全て廃止するか、整理・統合すべきです。

 これらの外郭団体は、部長らが定年退職した後に
 事務局長・理事長などに就職しており『天下り先』になっています。

 こんなことは全てやめるべきです!


(大切なこと) サービスに見合った税金かを考えるために

 「行政のサービスに見合った税金か?」を
 ぜひとも市民のみなさまに考えていただきたいと思います。

 これを「受益と負担のカンケー」と言います。

 受益と負担のカンケーを
 みなさんに考えていただく機会をどんどん提供していきます。


政策提言 結果 備考
(1)行政コスト計算書をもっと分かりやすく作り直す

04年予算議会の本会議にて市長へ一般質問を行ないましたが、前向きな答弁はえられていません。
(2)公共施設などにどれだけコストがかかったかを表示する
・04年予算議会・総務常任委員会にて、総務部から『行政活動のコスト表示の実施について』という報告がなされました。

・報告に基づいて、04年4月1日から、「広報よこすか」や様々な「工事の看板」には税金がどれだけかかっているかの表示がスタートしました。

(3)決算の結果をより分かりやすくHPに掲載する

前向きな答弁がえられて、現在検討中


(財源の確保) 新しい財源をつくりだします

 このまちだけではなく、この国全体が人口減少していきます。

 かつて横須賀市は人口が50万人を超えると
 みこまれていた時代があります。

 けれども実際には42万人、もっと減っていきます。

 人の数が減れば、市に入る税金も減っていきます。
 これまでと同じサービスの質と量を維持していく為には
 当然ながらお金が必要です。

 しかし、増税(税金を増やす)のではなく
 市役所にも民間企業のような『経営マインド』を取り入れて
 新しい財源をつくりだすことが必ずできるのです。

政策提言 結果 備考
(1)市の配布物などに、民間企業の広告を印刷することにより、広告料収入を得る 実行中  H18年10月から『横須賀市の広告事業』がスタートしました。市のHPに広告を掲載したり、市の事業に企業広告を入れたり、市民病院の領収書の裏面に広告を掲載することなどで収入を得ています。

 現在は利益としてはまだ大きくありませんが、これからさらに努力を重ねていきます。

 H20年10月からはさらに『広報よこすか』に有料広告を載せることをすすめていきます。



(財源の確保) 寄附文化を横須賀に生み出します!


政策提言 結果 備考
(1)寄附文化を横須賀に生み、根づかせます

 現在あらたに基金を設けて、市民の方々が寄附をする際に使ってほしいNPOなどを指定して、寄附ができるようになりました。

 今後は、NPOだけではなく市の事業を直接に指定できるようにする、寄附を個人だけでなく法人が行なっても控除を受けられるようにする、などの改善をはかって、寄附収入をさらに増やしていきたいです。


(まだまだ続きます)



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