今、税金で「美術館」を作る必要はありますか?
   このまちの政策で、「これはおかしい!」と感じるものに対して
   徹底的に闘いたいと思うのです。
 


『美術館』問題についての経緯

 2003年4月27日に
 横須賀市議会議員45人を選ぶ選挙がおこなわれました。

 フジノは、何も無いゼロからのスタート。
 お金も無い、政党ともカンケーない、知名度なんてゼロどころかマイナス。

 しかも立候補を決めたのが
 選挙のたった2ヶ月前。

 ある方からは
 「ふつうの人は1年以上前から準備しているよ」
 「絶対に落選するからやめときな」
 と言われました。

 けれども、『福祉のまち、よこすか』を実現したいという想いを
 このまちに暮らしている人に伝えました。

 そして、そのためにも
 不況・財政難の現在の横須賀市では「ハコモノはいらない」と
 強くアピールをしました。

 下の画像が『選挙公報』の右半分なのですが
 はっきりとこう書いています。

 「このまちの福祉は不十分です。
  今この瞬間だって困っている人がたくさんいるのに、
  必要なサービスが必要な人のところへ届いていません。
  それなのに、税金のムダづかいばかり。
  市は借金が多いのに
  美術館の建設や千葉まで橋を渡そうとしたり、
  夏の開国祭(大八車レースや開国ダンシングです)には3億円も
  税金がつかわれてしまいます。
  物事の優先順位がまちがってすすめられているのです。
  そんなこのまちを、僕は変えていきたいのです。」


 福祉の必要性をうったえて
 ハコモノや税金のムダづかいはやめるべきだと訴えました。

 そして、選挙公報の左半分で
 はっきりとこう宣言しています。

 

 「無くても誰も困らない公共事業はストップ
  美術館、東京湾口道路の建設は中止。」


 このまちに暮らしてきた
 ふつうの市民であったフジノの率直な想いは
 人々のこころに届いたのだと思います。

 選挙の結果は...

順位 党派 氏名 得票数
1 無所属 吉田 雄人 5,911
2 自由民主党 竹折 てるたか 5,233
3 無所属 青木 てつまさ 5,204
4 無所属 藤野 英明 4,967
5 無所属 いとう 順一 4,806

 大方の予想(フジノは落選)をくつがえして
 なんと4位で当選をしました。

 やはり、横須賀市民は『ハコモノはいらない』と
 考えているのだと改めて確信しました。



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