生徒を無視した「桜台中の統合」に反対です
   このまちの政策で、「これはおかしい!」と感じるものに対して
   徹底的に闘いたいと思うのです。
 


2004年9月15日:PTAが市議会に陳情を提出しました

 9月14日に市議会に提出された陳情を
 今日、僕たちも受け取りました。

 この陳情は、
 9月23日の教育経済常任委員会で話し合われます。


 

陳情第15号 桜台中学校統合の見直しについて


      桜台中学校統合の見直しについての陳情


 日頃より、教育環境の向上にご尽力いただき深く感謝申し上げます。  さて、昨今、子ども達を取り巻く、生活・教育環境は多様化が進み、心の教育の 重要性が強く訴えられる中、昔では見られなかったような様々な問題に対して、集団教育の有り方も、柔軟な対応が求められ始めています。  

 どのような状況にある子どもも、等しく義務教育を受けられる権利を保障する為には、学校規模を含め、多様な教育環境を確保してゆく教育行政の柔軟性と包容力が今ほど求められている時代はないように思われます。学校の特色がより生かされ、様々な子ども達を抱擁できる教育環境の多様化が確保されてこそ、学校選択制も真に意味を持つのではないでしょうか。

 学校選択制試行2年目において、桜台中学校の新入生の数は減少しましたが、当校におけるきめ細かな指導・特殊性を生かす教育活動を一層進める取り組みを 続けていく事は、上記の要請に応える方策としても、有効なのではないでしょうか。そのために、学校関係者や地域住民などが行政と協働し、小規模校が持つ特 殊性・可能性を最大限に活かす様々な方策の試行・検証を行っていく為の充分な時間が必要だと考えます。

 つきましては、市民の代表である議会におかれまして、下記の陳情事項につきご議論頂きたく、よろしくお願い申し上げます。  
 尚、同様の主旨の要望書を7,302名の署名と共に市長にも提出しております。


              記

1.桜台中学校と坂本中学校の統合方針を全面的に見直し、当事者、地  域住民との綿密な議論・検討を行いながら、小規模校の特殊性・可  能性を生かすための学校運営計画を基礎から再構築すること。

 2.学校選択制により学校の特色を活性化していくためには、生徒数  を含む多様性を確保する必要があり、児童・生徒数で一律に「適正  規模」を判断する平成9年作成の小・中学校の統合方針では、現状  に対応できない為、これを抜本的に見直すこと。

  3.今後、教育方針に関わる事業については市民協働で行い、生徒・  保護者・教育関係者・地域住民を交えた上で計画段階から充分な検  討を行うこと。


                          以 上                          平成16年9月14日
横須賀市議会議長  神保 浩様                

                  陳情者                           住所:横須賀市西逸見町(藤野略)                 氏名:南 将美



 書かれていることの1つ1つは完全にもっともなことばかりで
 これが採択されないようなことがあれば
 市議会の常識が問われることになると思います。

 子どもたちのためにも
 教育経済常任委員会のメンバーのみなさんには
 ぜひ採択していただけるようにお願いしたいと思います。



→はじめのページに戻る