まちの政治家は、こんなことしてます


2009年11月22日(日)のフジノ
● 吉田雄人後援会・総会へ/「選挙対策本部」が正式に解散しました

 今日は、夕方4時から横須賀中央のセントラルホテルにて
 吉田雄人市長の後援会の定例総会が行われました。



 フジノは、総会の後の『懇親会』に来賓として招かれていました。
 でも、その前の『総会』から参加することにさせてもらいました。

 というのも、

 あの市長選挙にあたって吉田雄人後援会が発足させた
 『選挙対策本部』が正式に無事に解散したとの報告がある、
 と、プログラムにあったからです。

 何度も何度もこの活動日記に書いてきましたが
 (例えばこちらですね)

 市長選挙においてフジノは
 『事務局』にも『選挙対策本部』にも一切、入っていません。

 あくまでもマニフェストに賛同した『勝手連』の1人として
 吉田雄人候補の応援をしました。

 ただ、選挙対策本部が解散されるという報告を聞くことによって
 ようやくフジノの中で勝手連も一区切りすることができる、と感じたのです。



 開会されて、雄人本人からあいさつがあったり、
 後援会長からあいさつがあったりして、
 いくつものプログラムが行なわれていきました。

 その中で、選挙対策本部長であった方から
 解散の報告が正式になされました。



 これで、市長選挙に関わることは、全て終わりです。

 フジノの毎日の仕事の中では
 とっくにあの市長選挙は『過去のもの』になっていますが
 こころの中でも正式に区切りが付きました。これでもう終わりです。

 フジノの勝手連への呼びかけに参加して下さったみなさまにも
 正式に報告させて下さい。

 手続きの上でも、完全に市長選挙は終わりました。


● フジノのスピーチ/吉田市長への厳しい批判をしました

 フジノは後援会を作っていません。

 政治家は『政策』で選ぶものであって
 誰か1人の政治家を『常に応援しつづける会』という概念は
 フジノの中には、ありえないからです。

 そんな信念の持ち主であるフジノが
 他人の『後援会』に招かれるのは場違いなのですが

 けれども雄人の後援会に2回目の参加となりました。
 1回目は選挙前、2回目が選挙後の今日です。

 選挙前は、一緒に闘う意味や必然性をみんなで共に分かち合う為に
 後援会の場でフジノがスピーチをすべき理由がありました。

 けれども、今日は出席すべきなのかどうか、迷いました。
 なにしろフジノには後援会という『場』そのものが
 そもそもなじまないからです。

 ただ、一部のマスメディアや悪意のある人々は
 フジノと吉田市長とのカンケーを
 ワイドショー的な関心で大げさにとりあげることが多いので

 市長選挙で雄人を応援した政治家たちが
 みな来賓として集まる以上、

 くだらない誤解を避ける為にも
 きちんとフジノも来賓として出席することに決めました。

 ただ、スピーチをしてほしいと頼まれていたのですが
 話すべき内容については...正直、悩みました。

 現在の吉田市長の姿勢に対して
 フジノはこの数ヶ月間とても批判的だからです。

 『後援会』というのは『雄人を愛している人々の集まり』のはずです。

 その『暖かい場』でフジノが批判的なスピーチをすれば
 きっと大きな不興を買うことでしょう...。

 あえて嫌われる為に出席をするというのは変ですし、
 大人として常識的に温かい言葉で話すべきですが...うーん。

 そこで、来賓としての招待を受けることを決めた数日前から、
 本日開催の『自殺予防団体交流会in盛岡』への参加をキャンセルして
 スピーチすべき内容を考え続けました。

 昨日の夜にようやく出した結論は

 「いま感じている批判は活動日記に記すことにして
  後援会の場では雄人へ暖かい励ましの言葉を述べることにしよう」

 というものでした。

 そうして昨日の活動日記には、副市長人事にまつわる
 密室政治への厳しい批判の言葉を記しました。

 「これで、明日は厳しいことは言わないで
  励ましの言葉だけを言おう」

 そう、決めたのでした。



 でも、ダメでした。

 結局、フジノは昨日の活動日記以上の厳しい内容のスピーチをして
 楽しいはずの懇親会場をイヤーな空気に変えてしまいました。

 あーあ。ごめんなさい。

 でも、どうしても納得できないことがたくさんあったのです。

 例えば、総会のステージの上や
 懇親会が始まるまでの会場での会話として出ていた話といえば、

 2期目、3期目をめざしてこうするああするみたいな
 気の早いお話ばかりな訳です。

 1期目の成果が何も出てないのに
 何を考えているんですか!?

 当選から4ヶ月も経っているのに 
 市長選挙が始まる前に僕たちが描いた未来は
 こんなものではなかった。

 『新しい横須賀』なんて、何も始まっていない。

 あくまでもこの4年間、しっかりとマニフェストを実現すること以外に
 吉田市長には成すべきことは無いはずだと信じています。

 2期目とか3期目とか、そんな不確かな未来のお話はどうでもいい。

 今、1秒でも早く、市民のみなさまの暮らしが良い方向に変わるように
 必死で24時間365日闘い続けることだけが
 市長に求められていることのはず。

 選挙の当選なんて、ただの闘いのスタートに過ぎない。

 今まさに闘いのまっただなかにいるのです。

 みなさん、もっとしっかりして下さい。
 雄人を応援した/これからも応援するということは、
 厳しく彼のマニフェストの実現をチェックし続けることです。

 応援した側の人間にも大きな責任がある訳ですから
 意識を変革していただきたいのです。

 選挙の時よりも、今こそしっかりと闘うべきなのです。
 応援した側のみなさんも、一緒に今こそ闘って下さい。

 そんな内容を、厳しくスピーチしてしまいました。

 あーあ。

 話した内容は正しいと信じていますが、
 話す場所と時間を完全に誤ってしまいました...。

 総会とか懇親会ってとても準備も大変だろうし
 お祝いの場なんだろうなあ。

 それなのに、フジノのスピーチで台無しだ...。

 もう来賓として招かれるのは、イヤだ。
 というか、呼ばれることも無いだろう。

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 そんな訳で、スピーチが終わるとともにフジノは帰ろうとしたのですが
 引きとめてくださったこころの広い後援会の方々がいて下さり
 最後まで会場のはじっこで
 市政の今後について激しく語り合いました。

 結局さらに懇親会が終わった後も
 その方のお宅に場所を移して8名ほどで集まって
 23時半頃まで、今後の市政の在り方について語り合ったのでした。

 フジノのような厳しい意見(=でも市民感覚からすれば当たり前の意見)を
 率直に受け入れて下さるような後援会の方々がいるということは
 吉田市長にとってすごく大きな財産だ、とフジノは感じました。

 どうか優しく温かい言葉ばかりではなく
 こうした方々の意見に率直に耳を傾けて

 マニフェストの実現の為に吉田市長には
 全身全霊で活躍していただきたいと願っています。

 吉田後援会のみなさま、本日はありがとうございました。
 『新しい横須賀』の実現の為に、どうか市長を支えてあげて下さい。
 よろしくお願いします。



2009年11月21日(土)のフジノその1
● 密室で政治をやるな!市長よ、「公の場」で闘え!

 9月議会での失敗に続いて、まもなく27日に開催される臨時議会でも
 「副市長を誰にするか」という議案が

 『提案』そのものがされない

 という事態になりました。

 そもそも副市長ポストの人事が決定となるには、
 市長が辞令を出せば
 それだけで決まるのではありません。

 市長が正式に『人事の議案』として市議会へ提案をして
 その議案を市議会が『可決』して初めて決定となります。

 しかし、前回も今回も吉田雄人市長
 そもそも正式な提案を行ないませんでした。

 そうした経緯を報道した神奈川新聞の記事を引用します。


 (2009年11月21日・神奈川新聞より)


 副市長人事がまた挫折、背後に市長不信


 横須賀市の吉田雄人市長は
 20日の同市議会議会運営委員会で予定していた
 副市長の人事案内示を取りやめた。

 候補者に対する議会側の反応が芳しくなかったためだが、
 その背景には吉田市長への不信感が影響しているとみられる。

 予算編成を控えた大事な時期だけに、
 副市長の不在による市政運営の停滞が心配される。

 吉田市長は9月の市議会定例会で市職員OB2人の起用を目指したが、
 手続き上の問題で議案を出さなかった。

 そのうちの1人は

 「在任中の業務執行の姿勢に問題点が多すぎる」

 などと議会側から指摘されたため、
 今回は元収入役(66)だけを内々示した。

 元収入役の起用については
 当初、大半の会派は肯定的だった。

 「副市長がいないと市政が回らない。一番困るのは市民」

 と、少なくとも1人は置くべきだという見方が後押ししていた。

 しかし、内々示に対して
 最大会派の新政会が

 「その後の調査で、人選に問題があることが分かった」

 として反対を表明。

 他会派も難色を示し、提案しても同意を得られない可能性が高まった。

 「会派によって都合のいいことを言っている」
 「地ならしが足りない」...。

 7月の就任以来、吉田市長に対する厳しい評価も影響したとみられる。

 9月の定例会に続く2度目の人事案提出見送り。
 人選は白紙に戻す形となり、早期の人事案提出を危ぶむ声も。

 市職員の間には

 「予算編成の大事な時期をどう乗り越えるか」

 と動揺が広がっている。

 一方、市議の間にも

 「市議会への市民の風当たりが強くなる」

 と影響を懸念する声が出ている。

 (引用終わり)
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 人事案件は、議案として提案する前に
 あらかじめ『内内示』という形で
 議会側の意向を確認するという長年の『慣習』があります。

 これは、正式な議案として名前が出た後で
 仮に『否決』された場合に、
 その方々の名誉が傷つくことを防ぐことを目的とした『慣習』だそうです。

 けれども、フジノからすれば、

 「そんな『慣習』はもはや全く不要だ」

 と断言します。

 かつてのような、ある程度の先がはっきり見えるような
 予定調和の政治が続いている時代だったら
 波風を立てないようにそうした古き『慣習』も必要とされたことでしょう。

 けれども、時代が変わったのです。
 激しい選挙の結果、政権交代が成されたのです!

 しかも、圧倒的な勝利などではなくて、
 『わずかな差』での勝利だったのです。

 だから、何をやるにも簡単にいくはずが無いのです。
 そんなことは分かりきっていたことなのです。

 毎日の全てが闘いなのです。

 絶対に負けてはならない闘いが
 24時間休むことなく365日ずっと4年間、続くのです。

 当然、副市長になるべき人間も
 あらかじめ、あらゆるプライバシーが世間にさらされたりすることや
 こころが削られるような想いをせざるをえないのは分かりきっていたことです。

 そんな覚悟がない人間は、
 新しい横須賀の副市長にはなるべきではないのです。

 何故ならば、36年間の官僚政治を打ち破ったのです。
 『新しい横須賀』をめざして、『新しい政治』を実現していくのです。

 それにも関わらず、吉田市長は、誰に、何を、遠慮をしたのでしょうか?

 市議会の多数派でしょうか。
 副市長候補の方でしょうか。

 もしそうならば、吉田市長は完全に間違っています。
 1番最初に大切にしなければならないのは、『市民のみなさまの暮らし』です。

 来年度予算案をつくっているこの時期に
 しかも財源が全く足りない危機的な状況であるのに
 『市民のみなさまの暮らし』以上に大切にすべきものはありません。

 市民のみなさまの暮らしは今も待ったなしの状況なのに
 副市長人事さえも決着を付けられないならば、

 本当の闘いの場である『来年度予算案』の審議なんて
 乗り切れるわけがありません。

 こんな状況が続くならば、予算案の否決だってありうるでしょう。

 フジノは吉田市長に言いたい。
 「闘え!」と。

 しかも、市民のみなさまの目が全く届かない
 密室でのやりとりは、もうやめるべきです。

 堂々と開かれた公の場(市議会・本会議/委員会など)で
 市民のみなさまに説明責任を果たしていくべきです。

 市議会側が理不尽な言いがかりで可決をしないのか、
 それともまっとうな理由があって提案に反対なのか、

 このまちの主役である、市民のみなさまに判断していただくべきです!

 何故こんな市民不在の『密室政治』
 よりによって吉田雄人がやっているのか。

 あまりにも、おかしいです。

 (*後日談:12月2日の議会運営委員会で市議会議長から正式に報告があり、
        内内示という仕組みは今後「廃止」すべきことを11月27日付けで
        市長に申し入れて、それが決定しました。詳しくはこちらをご覧ください)
                 

● 公開の場で、市長と議論がしたい/副市長人事

 9月に提案される予定だった2名(2人とも官僚OB)についても
 今回提案される予定だった1名(官僚OB)についても

 正式に市議会へ提案されていたとしたならば、
 フジノは反対するつもりでした。

 何故ならば、36年間続いたこのまちの官僚政治を破りたくて、
 つまり、『脱・官僚』を目指したからこそ
 フジノは吉田雄人候補を信じて選挙を闘ったのです。

 (09年6月23日・追浜駅にて)


 しかし、最終的に反対票を投じる前に
 もちろん公の場(本会議)で、市長へ質疑をするつもりでした。

 つまり、最低でもこの5つの質問をして
 吉田市長の考えをうかがうつもりでした。


  (質問1)
   『脱・官僚』を市長選挙のテーマにしてきた吉田雄人が
   何故、あえて官僚OBを副市長に選んだのか?

  (質問2)
   たとえ官僚OBであっても、その人のサポートがあれば
   必ずマニフェストが実現できると言えるのか?


 また、市民の方々の多くは、吉田市長であれば
 次のようなイメージを持っていたはず。


  (質問3)
   副市長は、『外部』から『民間出身』の人を選ぶべきではないか?

  (質問4)
   男女共同参画社会の実現を目指す上で
   2名の副市長のうち1名は女性を選ぶべきではないか?

  (質問5)
   市職員にも優秀な若手がたくさんいる中で
   マニフェスト実現に全身全霊をかけるやる気のある若手職員を
   副市長に抜擢すべきではないか?


 そして、吉田市長がその全てに対して
 フジノの疑問を解消させてくれるような答弁があったならば

 つまり、官僚OBであろうがマニフェスト実現に最もふさわしいのだと
 フジノだけでなく、市民のみなさまを納得できる説明責任を果たせば

 反対票ではなく、賛成票を投じることにするつもりでした。

 それが、『民主主義』というものです。

 お互いに分かり合えない立場からスタートしているのだからこそ、
 開かれた公の場での議論を通して、分かり合っていくのです。

 けれども今の状況は、全く密室での出来事であって
 市民のみなさまには何も見えない。こんなことはおかしい!

 絶対に次の12月議会では、副市長人事を正式に提案すべきです。

 吉田市長、市民のみなさまの為に
 開かれた公の場で堂々と説明責任を果たすべきです。

 市議会がどれだけ反対しようとも、闘えばいいのです。

 あなたの意見が正しければ、市民のみなさまはあなたを応援するでしょう。
 あなたの意見が正しければ、市民のみなさまは市議会を批判するでしょう。

 しかし、今のような不透明な状態では
 あなたのことを応援することなんて、とてもできない。

 こんな不透明な現状は、最悪です。
 市長、今こそ闘うべきです。



2009年11月20日(金)のフジノ
● 来週27日(金)、臨時議会がひらかれます!

 今日、吉田雄人市長から『市議会の召集』の告示が出されました。

 これによって、来週27日(金)に
 臨時議会が開催されることとなりました。

 今日の時点では、4つの議案が予定されています。
 (さらに議会側から追加される可能性があります)


 1.議案第102号 常勤特別職員給与条例中改正について

 2.議案第103号 職員給与条例等中改正について

 3.議案第104号 教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する
             条例中改正について

 4.議案第105号 市立高等学校及び市立幼稚園の教育職員並びに
             市立中学校の任期付教育職員の給与等に関する
             条例中改正について


 これら4つは全てひとことで言うと、
 『市職員の給与カットの為の改正』です。

 1については、
 『特別職報酬等審議会』が10月30日に出した答申のうち、
 「市長・副市長」の給与カットの部分について
 実際に条例を変える為のものです。

 (答申が出ただけでは、給与カットは実現しません。
  実際に条例を改正して、議会が可決しなければいけません)

 答申の残りの部分である「市議会議員」については
 今後の『議会運営委員会』で
 市議会としての対応が決められて

 議員提案によって、
 条例改正案が出されるはずです。

 2〜4については、国の人事院勧告に合わせる形での
 横須賀市職員の給与をダウンする為の改正です。


 以上、報告でした。



2009年11月18日(水)のフジノ
● 初めて書評を執筆しました/精神病院を捨てたイタリア、捨てない日本

 フジノのヒーローである大熊一夫さんの
 最新の著作である『精神病院を捨てたイタリア、捨てない日本』
 書評を書いてほしいという依頼をいただきました。

 下の写真でフジノが持っている本が、それです。
 そしてフジノの左にいらっしゃるのが大熊一夫さんです。

 (11月7日・東京ソテリアのイベントでのひとこま)


 依頼をしてくれたのは、NPO地域精神保健福祉機構(略称コンボ)
 月刊誌『こころの元気プラス』来年1月号の分です。

 講読制(あらかじめ購読登録しておかないと買えない)の雑誌なのですが
 マスメディアでとても多くとりあげられたこともあって
 全国的に大変人気な本なのです。

 かつてこの雑誌で1度だけ、
 今年1月号の特集で執筆させていただきました
 その後も反響をかなりいただきました。

 某大学でフジノが講演することが決まったのも
 この雑誌での特集を読んでいただいたからなのですね。

 この雑誌に文章を書くことは、フジノの夢の1つでしたので
 こころからうれしい、とても光栄なことです。

 しめきりまで1週間しかなかったのですが、
 すでにフジノはこの本を3回も繰り返し読んでいました。

 さらに、編集者の方の

 「フジノさんは昨年会った時にも、
  バザーリア(イタリア精神医療改革の父)について熱く語っていたから、
  この本の書評を書くのはまさに適任だと思うんです」

 と言われました。

 確かにイタリアの精神病院廃止の取り組みを起こした
 リーダーの1人であるバザーリアについてだけでなく

 イタリアの動きにはとても注目し続けています。

 さらに、大熊一夫さんの40年間のジャーナリスト活動を
 こよなくリスペクトしているフジノにとって

 書評を書くなんておそれおおい気持ちもありましたが、
 同時に、大きなうれしさもありました。

 そこで、引き受けることに決めました。

 決して「安請けあい」ではなくて、
 あらかじめ、何パターンかの原稿を思い浮かべてから
 引き受ける決心をしました。

 それから1週間...。

 思いっきり、『難航』してしまいました。
 大熊さんへの思い入れがフジノには強すぎました。

 単にこの本の書評であると同時に、
 大熊一夫さんのジャーナリストとしてのこれまでを詰め込んだ
 すごい分量になってしまいました。

 依頼された文字数を2倍以上も超える状態から
 いくら推敲を重ねても、いっこうに文章を削ることができません...。

 そこで、最後は編集の方にお願いして
 ざっくりとカットしていただくことにしました。

 さすがプロの編集の方はお見事で
 フジノの伝えたい意図は尊重してくれたままに
 分量を半分にしてくれました。

 ありがたいことです。

 こころからリスペクトしている大熊さんの著作が
 少しでも多くの方々に読んでもらえて

 精神病院が無くても地域精神保健福祉サービスの充実で
 重い精神障がいのある方々でも誰もが地域で暮らしていかれる

 という常識が、日本にも根付いていくことを願っています。

 『こころの元気プラス』1月号は、
 来年1月15日頃に届く予定です。



2009年11月17日(火)のフジノ
● 政治家のお給料はこんなです(11月分)

 この活動日記のページを
 『お気に入り』『ブックマーク』に直接に登録している方々は、
 あまり他のコーナーのページは観ていない、
 というデータが出ております。

 そこで紹介させていただきます。

 『政治とカネ』について、フジノは自分の給与明細を公開して
 具体的に細かく紹介しているコーナーを作っています。



 ぜひこちらもご覧になって下さいませ。


● 写真家・岡原功祐さん、さらにノンフィクション作家へ

 フジノと同世代でありながらすでに世界的に高い評価を受けている
 写真家・岡原功祐さんについては
 これまでもこの活動日記で紹介をしてきました。

 その岡原さんが自らの写真と共に執筆をした
 ノンフィクション作『Ibasyo 自傷〜存在の証明〜』が

 なんと、第7回開高健ノンフィクション賞
 ベスト3に選ばれました!

 最終選考の結果、受賞こそ逃したものの
 これはすごい快挙です。

 (集英社のHPより)


 実は、彼の作品の原稿を読ませていただいたのですが
 自傷行為についてのリアルな現実がそのまま描かれていました。

 自傷が美化される訳でもなく、かといって否定されるのでもなく、
 ただ現実にその行為が存在している今の社会の姿。

 読みながら、胸が苦しくなるような想いを感じつつも、
 僕は決して絶望を感じることはありませんでした。

 現実から始まるしかない。

 それが『僕たちの世代』なのです。
 どんな現実であろうと、そこからしか前に進むことはできないのです。

 そうした想いが岡原さんの文章の底にも流れている気がして
 とても深く共感しながら読み進めました。

 審査委員の1人である佐野眞一さんは、
 岡原さんの作品をこのように評していました。


  > リストカットがやめられない女性たちの日常を
  > これほど丹念に取材した作品は例がない。
  >
  > 現代日本の根に潜む精神最深部の病にメスを入れたという意味で
  > このアクチュアリティーは、他の作品を圧倒している。
  >
  > ここに定着されているのは、
  > これまで誰もが聞こえないふりをしてきた
  > 魂の奥底から絞り出した痛切な叫びである。
  > それをあぶり出した勇気だけでも、受賞に値する。
  >
  > だが、インターネットのmixiを取材の入口にするなど、
  > 筆者は“安全地帯”にいるのではないか、との批判があり、
  > 受賞には至らなかった。
  >
  > ただし、本にする価値は十分あるので、
  > 読者には受賞作同様、応援をいただきたい。



 「リストカットがやめられない女性たちの日常を
  これほど丹念に取材した作品は例がない」

 という佐野さんの講評に同感です。

 たぶん「mixiを取材の入り口に」していることなどが
 安全地帯にいるのではないかという指摘は、
 世代間の『差』なんだろうなあと感じます。

 「本にする価値は十分あるので、
  読者には受賞作同様、応援をいただきたい」

 という点にも強く同感します。

 そこでフジノは

 「集英社さん、ぜひ出版をして下さい!」

 というメールをさっそく送りました。

 この作品は、自殺予防対策の観点からも
 世間に対してきちんと本として送り出してほしいと願っています。

 市民のみなさま、実はこのノンフィクションには
 フジノも1ページほど登場しています。

 どんな風に登場しているのかを読んでみたいなあという方も
 ぜひ集英社さんに「出版してください!」メールを送って下さいな。



2009年11月15日(日)のフジノ
● 学童保育まつりへ/こどもたちの成長は素敵ですね

 今日は、風こそあったものの、とてもいい天気でしたね。
 お昼に、汐入のヴェルニー公園へ行きました。

 第12回学童保育まつりを見学してきました。

 横須賀市内の学童クラブは51ヶ所へと
 かつてよりその数は増えたものの、
 よりいっそう設置数を増やしていく必要性があると同時に

 障がいのある子もない子も
 共に放課後を過ごせる体制づくりをはじめとする
 様々な質的な充実も政治・行政の果たすべき大切な課題です。

 学童クラブで働く職員の方々の
 安定した雇用労働環境を守ることも重要な課題です。

 さて、今日は横須賀市学童保育連絡協議会の方々をはじめ、
 学童クラブを利用しているこどもたちとそのご家族が集まって、

 さらには、ダイエーに買い物に来た方々や
 ヴェルニー公園を散策している一般の方々も来場して、
 本当に大にぎわいでした。



 毎年開催されているイベントではありますが、
 市民の方々の生の声を聴かせていただく貴重な機会でもあります。
 (学童保育の課題だけではありません)

 例えば、2人の幼いおこさんがいるお母さんからは

 「こどもを預けることができた保育園のそばに、引っ越しました」

 というお話をうかがいました。

 職場と自宅と受け入れ可能となった保育園の3つが
 それぞれ離れていて、

 それではあまりにも不便なので、
 保育園のそばに
 引っ越さざるをえなかったそうです。

 こうしたお話をうかがったのは、初めてではありません。

 本来ならば、暮らしている地域の身近な保育園で
 全てのこどもたちの保育ができることが在るべき姿です。

 しかし、現在はそれは実現できていません。

 保育園の待機児童数を減らす、という問題だけではなくて
 身近な地域でこどもの保育が可能になるような取り組みも必要だと
 改めて感じました。



 会場で、子育て中の後輩にたまたま出会いました。

 彼女のお子さんがまだ赤ちゃんだった頃にはしばしば会っていたのですが
 もう小学校2年生にすくすくと成長していて、うれしかったです。

 下の写真も、小2になったお子さんが撮ってくれました。
 ばっちり撮れていますよね。



 カフェトークに来てくれたこともあったりして、
 その頃にはビー玉で遊ぶのが大好きで
 ケータイなんてまだまだ操作すらできなかった幼い子が

 あっという間に成長して、今では会話の受け答えも
 しっかりできているのですから
 こどもが大きくなるのって本当に劇的で、とてもうれしいことですね〜。

 でも、お子さんはフジノのことを全く覚えていませんでした(涙)。

 残念だけど、赤ちゃん時代にしか
 会えてないんだからしかたないですよね...。うーん。
                   

● 朝日新聞・論説委員の方から取材を受けました

 その後、上町のカフェ『RRROOM』へ移動。
 自殺予防対策の取り組みについての取材を受けました。

 話はそれてしまうのですが、
 マスメディアとのカンケーについてフジノは誤解を与えてしまっているので
 改めてきちんとここで説明をさせてください。

 雨宮処凛さんにしていただいた取材を最後に
 「しばらくマスメディアとの接触を絶つ」と書きましたが

 それは『僕個人』に関する取材をお断りする、という意味です。
 今年はあまりにも多くのマスメディアに露出しすぎてしまいました。

 もともと『個人』としての僕に関する取材は拒否をし続けているのですが、

 自殺予防対策の推進をはじめとする『政策』については
 政治家(公人)としての義務の1つである『説明責任』を果たす為に
 マスメディアの取材はきちんと受けています。

 公人としての責任を放棄して
 フジノが取材拒否をしている訳ではありませんので

 どうかご心配なさらないで下さいね。

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 さて、今日取材をして下さったのは、なんと『論説委員』の方です。

 『論説委員』というのは、
 新聞の『顔』である『社説』を書いている方々です。

 かつて新聞記者を目指していたフジノにとって、
 論説委員っておそれおおいイメージで
 今日は取材を受けるのが、ちょっぴり恐ろしかったです。

 つまり、『現場の記者』→『本社の報道部長』→『論説委員』みたいな
 出世をしていく訳ですが、もちろん全員がなれる訳ではありません。

 これまでのフジノの人生で
 本物の論説委員にお会いしたことって、2人しかありません。

 あくまでも会ったことがあるだけであって
 もちろん取材を受けた経験はゼロです。

 そんなドキドキした気持ちのままに、朝日新聞の論説委員である
 石橋英昭さんの取材を受けました。



 論説委員ってみんな定年近くにならないとなれないと思っていましたが
 リアル論説委員・石橋さんは予想外の45才と若い方だったのでした。
 (きっと超エリートなのでしょう!)

 石橋さんは韓国の取材を終えて日本に戻ってきたばかりなのに、
 今日は横須賀まで来てもらってしまいました。

 取材は13時からスタートして16時40分すぎまで約4時間(!)、
 しかも、内容もすごく濃い取材でした。

 取材されているフジノもせっかくの機会なので
 逆に、石橋さんにいろいろなお話をうかがってしまいました。

 石橋さんは国会議員を相手にした取材経験が
 かなり豊富な方なので

 国レベルでの自殺予防対策をさらに推進させていく為には
 どういうアプローチが有効なのか、といったお話を聞かせていただきました。

 覚悟を決めてフジノもまだやるべきことがたくさんあるな、と
 改めて感じさせていただいた取材でした。

 たぶん、石橋さんは良い意味で
 『流行を追わざるをえないマスメディア』の
 多数派では無いような気がします。

 実際、鋭い質問ばかりでキツい取材でしたが
 「精神的にきつかったらお答えなさらなくて大丈夫ですよ」と
 気遣って下さる優しい方でした。

 (マスメディアの方は、決してそんなことを言ってくれません...)

 マスメディアでの自殺の報道というのは、
 自殺対策基本法が成立した頃はひたすらたくさんありました。

 けれども今では「11年連続3万人」とか「今年も3万人突破か」とか
 そういう悲しいデータが発表された時にしか、取材をしてくれません。

 今日の取材みたく、決して特別な出来事があった訳でも無いのに
 ふだんから自殺予防対策について取材をして下さる方というのは
 本当にありがたい存在です。

 どのような記事になるのか、いつ掲載されるのか、
 そもそも記事になるのかどうかも含めて分からないのですが

 掲載された時にはぜひみなさまにもご紹介いたしますね!

 それにしても、論説委員という硬い存在のイメージが
 がらりととても良い方向へと変わりました。

 石橋さん、ありがとうございました!



2009年11月14日(土)のフジノその3
● 東京ソテリアが紹介されました!/JANJANニュース

 フジノが11月7日に見学させていただいた
 NPO東京ソテリアが運営している『ソテリア・ハウス』について

 インターネット新聞の『JANJAN』
 ドーンと記事を載せて下さいました。

 「東京ソテリア」精神的疾患を持つ人のためのグループホーム誕生

 です。

 執筆して下さったのは、三井マリ子さんです。

 それにしても...

 お風呂場であまりにもうらやましそうな顔をしているフジノを
 三井さんにバッチリと撮影されてしまいました!

 記事にも

 >一緒に見学した藤野英明さん(横須賀市議)は
 >特に浴室が気に入ったのか、「すごい!」と声をあげた。

 と書かれてしまった(笑)

 さすが三井さん、フジノが何に惹かれたのか
 ばっちり見ていましたね...。

 確かにフジノ宅のお風呂の面積の2倍以上もあるからって
 どんだけお風呂がうらやましいんだよ〜、おれ!


 (JANJANの記事より引用)

 たぶん訪れたみなさまがソテリアで1番好きな場所は、
 見晴らしの素敵な屋上か、
 バーベキューもできるウッドデッキのどちらかだと思いますが
 僕はお風呂が1番好きです!

 それにしても、写真のフジノ、
 「温泉いきたい...」という無言の欲求があふれでてますね。 


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 フジノは『東京ソテリア』に本気で期待しています。

 今月25日には、フジノは再び見学に訪れるのですが
 1人で行くのはとてももったいないので

 NPO地域精神保健福祉機構(コンボ)の方々3名と、
 ソテリアの所在地である江戸川区の区議会議員の方1名を、
 一緒にお誘いしました。

 大熊一夫さんがずっとイタリアの精神保健医療福祉改革を追いかけたように
 フジノはできればずっとソテリアを定期的に訪れたいと考えています。

 ソテリアのみなさま、がんばって!
 こころから応援しています。


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