まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2004年5月14日(金)のフジノ
● 教育研究所へ

 今日は『教育研究所』に行って、所長にお話をうかがいました。

 (1)教育研究所のしごと

 (2)不登校へのとりくみ

 について、詳しく聞かせてもらいました。


 (詳細は後日...)



2004年5月13日(木)のフジノ
● 明日、横須賀がロケ地のドラマが放送されます!

 フジノが応援している
 『横須賀ロケサービス』(フィルムコミッション)によると

 明日、横須賀がロケ地になったドラマが放送されます!

 夜23時15分〜24時10分
 テレビ朝日『霊感バスガイド事件簿』です。

 どこで撮影されたか、
 ぜひ観てくださいね。


● 民生常任委員会でした・くじ運は無かった...

 今日は『民生常任委員会』でした。
 (詳しい内容はこちらに書きました)

 残念ながら、『健康福祉協会の理事』には
 くじ運がなくてダメでした。
 2期連続はやっぱムリだった...。

 委員会が終わった後に
 (財)横須賀市健康福祉協会に電話をして
 去年1年間お世話になったお礼を事務局の方に伝えました。

 働いている方々もとても気持ちの良い方ばかりで
 本当にいろいろなことを勉強させてもらいました。

 でも、まだまだ訪問看護・訪問介護について
 教えて欲しいことがたくさんあります。

 果たせていない約束もあって
 「これからも一市民としていろいろ教えて下さい」と
 お願いをしました。

 1年間お世話になったみなさま、
 本当にありがとうございました。

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 元理事として、最後の仕事をしますね!

 今年、健康福祉協会は10周年なのです。
 そこで市民のみなさまへの感謝の気持ちをあらわすために
 ちょっとしたイベントを夏以降におこなう予定です。

 もちろんただの記念式典なんかではなく
 在宅でのケアに関する講演会のように
 実際に役に立つものをおこなう予定です。

 広報もおこなわれますので
 その時にはぜひご参加くださいませ。

 よろしくお願いします。


● 次世代育成の特別委員会がスタートしました

 次世代育成支援の特別委員会がスタート!

 ...は良いことなのですが
 無所属の議員は
 特別委員会に入れずにカヤの外です。

 これまで市がおこなってきた検討部会
 その前におこなわれた市民から意見を聞く地区懇談会
 僕はずっと参加してきたのになあ。

 雄人だって僕と同じく
 検討部会や地区懇談会へこれまで参加してきたのに
 2人とも特別委員会には入れずに
 意見さえ言えません。

 なんだかなあ...。

 今日の次世代特別委員会は、フジノだけが傍聴しました。
 港湾特別委員会は雄人だけが傍聴してました。

 なんだかなあ...。

 会派とかカンケーなく、
 その問題に強く関心を持っている議員が立候補制で手を挙げて
 特別委員会に入ればいいのに、と僕は思います。


● 作業所を見学してきました

 さて、市議会が終わったところで
 バイクに飛びのって
 東逸見にある『アトリエ夢喰虫』へ行ってきました。

 ここは、精神障がいのある方々の地域作業所です。

 バザーにはお邪魔したことはあったのですが
 作業所の中に入らせてもらったのは
 今日が初めてでした。

アトリエ夢喰虫  『アトリエ夢喰虫』は逸見にあるのですが
 地域ともすごく良いカンケーを
 保っている作業所です。

 僕は午後からお邪魔したのですけれど
 午前中はみなさんで
 ポスティングなどをしたそうです。

 逸見はかなりキツイ坂があるのですが
 丘の上の家にもポスティングをします。

 こういう作業をつうじて
 リハビリテーションの効果と、もちろんお給料をもらえます。

 僕が到着した時間には
 1日の作業が終わった後の時間で
 自由な雰囲気の中でみんなが
 それぞれの時間をくつろいで過ごしていました。

 みなさん1人ずつにお話を聞かせてもらえて
 ものすごく貴重な時間を過ごすことができました。

 もちろん切実な問題のお話もうかがいましたが
 笑いがどっとわきおこる楽しいお話も
 たくさん聞かせてもらいました。

 守秘義務がありますから何も書けないのですけれど、

 「ああ、本当に愛情で結ばれてるんだなあ」

 と、うらやましく感じたお話も
 たくさんありました。

 バイオリンの素敵な演奏も聴かせていただきました。

 もしかしたら、精神障がいがあると
 暮らしはいつも悲しみに満ちているというイメージが
 あなたにはあるかもしれません。

 でも、全然そんなことは無いんですよ。

 フツーにまちの中で暮らして
 友達や恋人や家族と
 旅行に行ったり、毎日の暮らしを楽しんだり、
 あなたと同じように暮らしているのが今の精神保健福祉なのです。

 笑い声がたくさんあふれている作業所、
 それが『アトリエ夢喰虫』さんでした。

 今日は見学させていただいて
 本当にありがとうございました。

 また何度も通わせてください。
 よろしくお願いします。

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 ちなみに、今日の見学は
 横須賀市ボランティアセンター主催の
 精神保健ボランティア講座の
 第6期生グループ『ろっきー』の活動でした。

 来週もまた『ろっきー』のみんなと
 見学に行ってきます。

 とても良い仲間たちに恵まれて
 すごく僕はラッキーだなあ、とつくづく思いました。

 人はみんなつながっていかれる、と僕は信じています。



2004年5月12日(水)のフジノ
● 市議会議員がなる委員会は19あります

 さて、『5月の人事議会』は
 いろいろな役職をわりあてるシーズンです。

 今日の議会運営委員会では
 今年の『議員がメンバーになる議会の外の委員会』を確認しました。

 ぜんぶで19あります。
  ↓
名前 議員の数 誰がなるか
 芸術文化財団 2人  議長・副議長
 都市施設公社 7人  議長・副議長・4常任委員長・議運委員長
 土地開発公社 7人  議長・副議長・4常任委員長・議運委員長
 三浦半島地域高速道路
 建設促進期成同盟
4人  議長・副議長・建設正副委員長
 観光協会 3人  議長・副議長・教育経済委員長
 よこすか開国祭実行委員会 1人  議長
 社会福祉協議会 2人  民生正副委員長
 青少年問題協議会 1人  総務委員長
 社会福祉審議会 1人  民生常任委員
 民生委員推薦会 1人  民生常任委員
 健康福祉協会 1人  民生常任委員
 港湾審議会 2人  議長、建設委員長
 運輸港湾振興会 4人  議長、建設委員長、建設常任委員2
 公園緑地協会 2人  建設正副委員長
 社会教育委員 1人  教育経済常任委員
 スポーツ振興審議会 1人  教育経済常任委員
 都市計画審議会 5人  4常任委員長、建設副委員長
 衣笠町地区住居表示審議会 4人  衣笠管内居住市議
 佐島2丁目地区住居表示審議会 7人  西管内居住市議

 あなたは上の名前の中で
 どれか聞いたことがありますか?

 それにしても、いろいろありますね...。

 ちなみにフジノは
 去年、健康福祉協会の理事に『くじびき』で決まって
 1年間活動をさせてもらいました。

 明日の民生常任委員会(フジノはこの委員です)で
 『くじびき』がおこなわれて、
 運が良ければ

 ・社会福祉審議会
 ・民生委員推薦会
 ・健康福祉協会

 の、どれかのメンバーになります。


● 審議会と、政治家

 フジノが政治家になる前の市議会で
 『議会の課題』を解決していこう、という委員会がありました。

 そこで、いろいろな課題を挙げていって
 1つずつ変えていこう、という結論を出したそうです。

 その中の1つに、

 市議会議員の『審議会への参加』をみなおしていく

 という項目があります。

 こういう審議会に
 あんまり市議会議員が出るのはどうか、という議論があったそうです。

 そこで、実際に昨年(確か21の審議会でした)よりも
 今年の方が2つ減っています。

 あなたは『審議会』と『政治家』のカンケーを
 どう考えますか?

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 僕はまだ結論を出せずにいます。

 去年、政治家になって
 初めての5月人事議会の時にはこう考えていました。

 「政治家が毎年ポストだけついてお給料もらうのはダメだ!」

 でも、フジノ自身が
 昨年1年間、健康福祉協会の理事として働かせてもらって
 ものすごく勉強になりました。

 大切な人との新しい出会いもありました。

 だから、実は今年も
 健康福祉協会の方々と一緒に働きたくて
 明日の『くじびき』が当たらないかなあと願っていたりします。

 あるいは、
 社会福祉審議会をいつも傍聴に行っているのですけれども
 『傍聴』では意見を言うことができないので
 『委員』になって意見を言いたい!
 といつも思います。

 そうすると、

 「政治家がこういうポストにつくのは大切だよな」

 と考えたりもします。

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 こういう審議会に市議会議員がメンバーになる理由は

 市議会議員=市民代表

 ということなのですね。

 けれども、もっともっと
 このまちに暮らしているたくさんの方々が
 無作為抽出で選ばれたりして
 順番に誰もがこういうのを経験するようになればベストなのに。

 そんな風に考えたりもします。

 あなたはどう考えますか?



2004年5月11日(火)のフジノ
● 本会議でした!

 今日は、毎年恒例臨時会がひらかれました。

 毎年5月になると、
 『市議会の人事交代』があって
 そのために議会が「臨時に召集」されるのですね。

 でも、毎年やるならそれは『臨時』では無いはず。
 ハッキリ言っておかしいです。

 正式には『平成16年第1回臨時会』というのですが
 そもそも臨時では無いので、フジノはそう呼びたくありません。

 フジノは毎回、本会議のことを
 『3月の予算議会』とか『12月の決算議会』とか
 かってにニックネームをつけて呼んでいます。

 そこで、今日の本会議は
 『5月の人事議会』と呼ぶことにしました。


● こんな人事が決まりました

 (1)副議長の交代

 (2)広域水道企業団議会議員の交代

 (3)競輪組合議会議員の交代

 (4)農業委員会の交代

 (5)議会運営委員会のメンバー

 (6)4つの常任委員会のメンバー

 (7)2つの特別委員会のメンバー

 (8)監査委員の交代

 この中で、(8)の監査委員の交代については
 フジノの信念として『反対』をしました。

 詳しい理由はこちらに書いてあります。
 ぜひご覧下さい。

 反対したのが僕1人だけだったので

 「フジノくん、よく反対したね。勇気あるね」

 と、ある議員から言われてしまったのですが
 たった1人になっても
 僕は信念は曲げたくないのです。

 だから、無所属なのです。

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 先日も書いたことではあるのですが
 やっと今日、正式に決まりました。

 フジノは、本日付けで
 今年も『民生常任委員会』のメンバーになりました。

 福祉・医療・環境・消防と救急のために
 2年目も委員会を全力でがんばります。


● 痴呆や介護や高齢になるということの勉強会やりましょう

 10代から30代のみんなに呼びかけたいのですが
 1度でもいいから、勉強会やりませんか?

 内容は、

 ・高齢になっていくと、体とこころにどんな変化が起こるの?

 ・痴呆って、どんなことなの?

 ・痴呆の症状が出ている方と、どんな風に接すればいいの?

 ・介護保険って一体どんなしくみなの?

 こんなことを考えています。

 いつもいつもいつも伝え続けていることなのですが
 精神保健福祉でもうつ対策でも自殺予防でも
 あらゆる基本は、早期発見・早期治療なのですね。

 そのためには、ちゃんとした知識や情報が大切!

 若い世代のみんなに
 『高齢になること』ってどんなことだろうか、ということを
 もっともっと知ってもらえたらなあ、と願っています。

 参加者が5人くらいでも集まったら
 講師を招いてお話を聞く機会をつくりますね。

 「参加してみよっかな」と思う方、
 ぜひメールください。よろしくお願いします!


● 働くのはラクだ...

 働いていると、本当に気持ちがラクです。

 自然気胸にかかってしまったせいで
 ゴールデンウィークは暦どおりに休んで
 安静にしないといけないので1日中寝ころんで過ごしたので
 本当に苦痛でした。

 しかも、ワーカホリックの典型的な症状なのですが
 僕は休んでると罪悪感が出てきて
 つらいんですよね...。

 だから、「議会があるから」って 
 多少の体調不良でも意地で動いている方が
 気持ちは全然ラクなんです。

 まだ肺のせいでセキが出るんですけれど
 本会議だとか講演会だとか
 そういう時にはセキも出ないんです。
 きっと気合が入っているから。

 だけど、控え室にいたり家にいる時には
 セキも出まくってしまうのですね。

 働ける、ということは
 僕にとっては(体はきつくても)すごくラクです。

 でも、こういう暮らし方だと
 リタイアした後、本当に何もできない人間になってしまうから
 今のうちから仕事をやらなくても
 気持ちが痛まない暮らしに
 少しずつ慣れていきたいなあ...。

 そんな風に最近は強く感じています。


● 電話をかける時には、番号表示を!

 ここ数日、毎日お電話くれる方がいるのですが
 タイミングが悪くて毎回出られません。

 留守番電話に吹き込んで下さったので
 お名前は分かったのですけれど
 番号表示をしてないので
 こちらから折り返し電話ができなくて困っています。

 184を押してから電話すると
 番号表示されないんですよね。

 「政治家に電話番号なんて知られたくない」

 っていう気持ちはよく理解できるのですが
 フジノにかけてくる以上は
 フジノに用事があるからかけているはず。

 折り返しで電話かけられないから
 毎日、僕はもどかしく過ごしています。

 番号表示して
 電話をかけて下さい。

 以前にも、電話のルールを書いたのですが
 基本的にこのルールどおりでやらせて下さい。

 よろしくお願いします!



2004年5月10日(月)のフジノ
● ついに署名を提出しました!

 長井海の手公園の問題で
 『外部監査』を求めるための署名をついに今日、提出しました。

 最終的に集まった署名の数は、なんと


 1万6815名です!


 7152名あればOKのところを
 その2倍もの署名が集まりました。

 わずか1ヶ月で、この数。

 しかも、署名、ハンコ、生年月日まで書かなければならない
 かなり厳しい条件での署名でした。

 署名期間中にゴールデンウィークという大型連休があって
 ものすごく不利な条件だったのにこの数です!
 
 いかにこのまちに暮らしている人々が
 この問題に強い関心を持っているかを
 示していますね。

 署名の提出

 上の写真は、提出は
 選挙管理委員会に署名を受け渡しているところです。


集まった署名

 こんなにたくさんの署名をいただきました。

 みなさまのご協力に改めて感謝いたします。
 ありがとうございました。

 ちなみに、選挙管理委員会に提出した書類はこちら

 今後のスケジュールについては
 また詳しくご報告いたします。



2004年5月8日(土)のフジノ
● だまされないために

 大和市長の土屋さん
 アメリカから帰ってきて報告をしたことが記事になってます。

 大和市では、アメリカ軍の戦闘機が
 すさまじい騒音で訓練をしています。

 その戦闘機を積んでいる空母は
 横須賀の米軍基地にいます。

 だから、大和市長は
 横須賀以上にアメリカ軍の問題にとりくんでいます。

 今回、大和市長の土屋さんは
 アメリカ軍の動きについて情報収集するために
 アメリカを訪れて、そして帰ってきて記者会見をひらいたのです。

 そして、こんな報告をしました。

 「空母キティホークは2008年までは続投する」
 
 「2008年よりも前倒しで交代することは無い」

 「原子力空母を横須賀に配備することは、日米の合意では無い」

 「これらの内容をアメリカの副司令官に確認した」

 それを新聞各紙が記事にして報道しています。

 でも、フジノ的には
 この記事に書かれていることを信用しないでほしいです。


 アメリカのやり方にダマされないために、
 みんなに知っていてほしいのです。

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 アメリカは、交渉ごとにおいては
 『公的な場での発言のみ』を重視します。

 今回、土屋さん(大和市長)が
 話をしてきた相手は
 あくまでも何人もいる副司令官のうちのたった1人です。

 そして、公的な意味での文書には
 残っていません。

 日本の新聞が記事にして
 土屋さんの発言がただ載っただけのことです。

 だから、もしも突然に
 2005年とかに
 「キティホークは前倒しで交代。原子力空母にする」と
 アメリカが決めたとします。

 その時に、
 「あの時、副司令官が約束したじゃないか!」
 と抗議しても、アメリカは絶対にとりあうはずがありません。

 アメリカの公式文書にも残っていないし
 副司令官の1人が勝手に発言したことだとされて
 終わりです。

 そんな国がアメリカです。

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 それに対して、ファーゴ司令官があの発言をしたのは
 アメリカの下院・軍事委員会(公聴会)という
 公の場所です。

 ファーゴ司令官の発言は
 公式の文書に残ります。

 今回のグリーナ副司令官の口約束(リップサービス?)と
 前回のファーゴ司令官の公聴会での発言とでは
 重要度が全く違います。

 僕たち横須賀市民が信じるべきなのは

 「キティホークは08年ごろ交代する予定であり、
  最も能力のある空母の1つに代えたいと思っている」 

 という、原子力空母の配備をほのめかした
 ファーゴ司令官の発言のみ。


 これだけが事実なのです。

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 だから、今回の新聞記事は
 信じないで下さい!

 原子力空母を母港化しようとするアメリカの動きは
 決して止まってなんかいません。

 僕たちみんなで最後の最後まで

 「原子力空母は来るな!」

 と言い続けなければいけません!


● フジノは沢田市長を守ろうとなんかしていません

 フジノが5月1日の活動日記

 フジノは、今回の原子力空母の問題については
 沢田市長の要請書を、完全に支持します。

 と書いてから、いくつか批判をされました。

 「何故、市長の肩を持つのか」

 「自民党に支持されてる沢田市長の立場なんかを
  フジノがあえて考慮してあげる必要は無い」

 「このまちの市長ならば、原子力空母はダメだと
  はっきり言えなければ無能だ。
  それなのに何故、フジノはそんなヤツを支持するのか」

 こういう批判です。

 けれどもこれらの批判は的外れです。
 フジノは反論します。

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 『福祉のまち、よこすか』をめざすフジノにとって
 横須賀市民だけでなく
 関東地方全域の人々の生命を奪いかねない
 原子力空母は絶対にダメです。

 母港化どころか、
 ちょっと修理で寄るのもダメです。

 もちろん、最終的には
 日本からアメリカの軍隊は全て撤退すべきです。

 けれども、革命が決して起こらないのと同じで
 一瞬にして解決できるような物事は
 何もありません。

 「はい、明日からアメリカ軍は消えてなくなります」

 なんて、絶対にありえない。

 だからこそ、僕たち政治家がやらなければいけないのは
 少しずつでも確実に
 現状を良い方向に変えていくことだと信じています。

 ゼロをプラスに変えることができなければ
 少なくともマイナスを食い止めることが政治家の仕事です。

 アメリカ軍が日本に居座っている問題は
 明日すぐに解決するなんてことは
 絶対にありえません。

 だからこそ、今、横須賀市の政治家であるならば
 成すべきことは1つです。

 「原子力空母の母港化は絶対にさせないこと!」

 これだけでも相当に難しいことです。

 日本政府とアメリカを敵にまわしても
 横須賀市民はみんなが「ノー」なんだとアピールしなければ
 勝てるみこみはありません。

 だからこそ、沢田市長とフジノのたくさんの違いをのりこえて
 今回の原子力空母の問題については
 沢田市長の要請書を
 完全に支持する、とフジノは書いたのです。

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 このまちに暮らす人々の暮らしと命を守るためならば
 市議会議員45人は全員一致して
 この問題に立ち向かうべきです。

 沢田市長の

 「横須賀市は通常型のみを認める」

 という発言は、確かにまわりくどい。

 けれども、それは
 イコール「原子力空母はノー」です。

 これを、43万人の市民の命をあずかっている政治家として
 「全面的に支持する」とフジノが書いたことは
 決して沢田市長の肩を持っているとか
 そんなくだらないレベルの話ではありません。

 オール横須賀で闘わなければいけないことがあるのです。

 それが政治家の責任です。

 まず、原子力空母の母港化を止める
       ↓
 次はあらゆる空母の母港化をやめさせる。
       ↓
 それができたら、次はアメリカ軍基地を横須賀から撤退させる。
       ↓
 それができたら、日本からアメリカ軍基地を無くす。
       ↓
 それができたら、日米安全保障体制をみなおす。

 こういうステップを全て飛ばして
 「アメリカは日本からいなくなれ!」と言うことは
 政治家になったフジノには
 絶対に言えません。

 ちなみに、個人としてのフジノは
 小学校4年生の時に
 NEPAの会の活動に参加しようと決心したくらいに
 そもそも『アメリカ軍が日本にいることそのもの』に反対です。

 だから、沢田市長の肩をもっているのでも何でもありません。

 このまちに暮らす人々のために
 政治家として最も効果的で有効な手段を選んでいるだけです。

 以上、反論終わり。


● 命を守ることは福祉の最大の根っこ

 フジノのまわりでは今、
 原子力空母のことが実はよく話題にあがります。

 みんな、若い人たち。

 これまで全然このことは知らなくて
 だから、少しずつお話をして
 原子力空母のことを知ってもらっています。

 みんな、知れば知るほど
 「怖い!」「イヤだ!」「どうにかしないと」という反応です。

 アメリカ軍の基地反対!とかいうと何でも
 「共産党の人とかデモの人がやってることでしょ」と
 避けられることが多かったのですが
 そんなことないよ。

 イデオロギーなんか知らない。

 そんなの80年代に僕は捨ててきた。
 赤でも黒でも右でも左でも勝手に騒いでくれ。

 そんなことよりも大切なのは
 命を守ること。

 福祉の最大の根っこは
 まず命の危険から身を守ること。

 このまちに暮らしているみんなに

 「美術館問題や長井海の手公園問題と同じくらいに
  いや、もっともっと切実にヤバイことなんだよ」
 
 って、知ってもらえたら、と願いながら
 いろいろな場所でお話しています。


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